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私の目はアナログかな?

若いとき写真に熱中していました。東松照明、森山大道などのモノクロのストリート写真です。何か荒削りでも活力があって魅了されていました。森山は文章も書いていたので、文字と映像のコラボレーションに夢中。藤原新也もそうでしたね。写真が詩的だったように思います。

私自身もモノクロフィルムの現像も好きで暗室作業もしていました。暗室で寝たこともあったかな。現像液から浮かび上がるあの瞬間がたまらなくよかったです。お金がなかったのにフィルムを無理して買っていたことを思い出します。

さて、現在はどうか。簡単に撮れてすぐに見られるデジタル写真になってから、あまり写真を撮らなくなりました。その理由はいろいろ思いつくのですが、結局のところよくわからない。きっと、なにか、退屈で、物足りないんだろうと思います。

こんなのデジタル・ネイティブ世代には分からない話ですね。今でも私の目はアナログなのかなと思っています。



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