DJ前にすごい体験をした
DJの日は家を出る前にばたついて時間がなくなり、慌てて駅前からタクシーに乗ってしまうことがあるんですよ。
前回、9月のイベント時もそうでした。
しかも、そのときは事件が起きましてね。
カーナビに住所を入れてもらい、「下北沢駅の近くです」と伝えているにもかかわらず、坂上二郎似の運転手さんが「下北沢ってことは環八だね」と左に行こうとするんですよ。
だから、「いや逆です。環七です。カーナビのとおりに行ってもらえれば大丈夫です」と伝えたのに、「カーナビがクルクル回ってわかんないんだよ。これ壊れてんだよ」とかおっしゃる始末。(いや、絶対に壊れてないよ)と思いつつ、口頭で伝えながらやっとの思いで下北沢にたどり着いたのでした。
挙げ句の果てには「運転手を50年ぐらいやってるけど、きょうは失敗しちゃって俺のプライドが許さないから、3000円でいいよ」などと、個人タクシーでもないのに割引してくれるし。さらに降りる際には、「お客さん、握手!」と手を差し出され、なんだか知らないけど握手することになったという不思議体験。
あれは強烈であった。
で、きのうは2か月ぶりに下北沢「メンフィス兄弟。」でイヴェント「Juicy」だったんですね。
また時間がなくなってタクシーを利用したのですけれど、僕が乗る車がドアを開けたまま走ってきたんですよ。しかも、乗ってからカーナビを入れてもらい、動き出してもまだドアが開いたまま。
「すみません、動いてるのに危ないんで、ドア閉めてください」
「大丈夫だよ、いま閉めるよ」
その時点で「もしや……」と思ったのです。
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