同音連打 でもヒット曲!
【 London Town 】Paul McCartney & Wings
ポール・マッカートニーの『 Another Day 』とこの曲には共通点があります。
【 Another Day 】Paul & Linda McCartney
それは何かと言いますと 聞いて頂ければお分かりと思いますが、どちらの曲も冒頭のメロディが「 同じ音程で続いて行く 」のです。
アレンジされた曲を聞いているので違和感が無いかと思いますが、例えば机の同じ個所をリズミカルに叩き続けてみて下さい。
出来ればそれを録音して少し時間をおいて聴き直してみて頂くと「なんだ?これ」となると思うのです。
そこに違和感を感じさせなくして、素晴らしい音楽に変えていっている要因は「コードが展開して行っているからなのですね!」と言い切らしてくれないのがポールの凄い所か?
『 Another Day 』は
Every day she takes a morning bath, she wets her hair,
Raps a towel around her as she's heading for the bedroom chair.
It's just another day
の
day she takes a morning bath, she wets her hair
wraps a towel a(round)~
が同じ音程です。その間にG→B7→Emと3つのコード展開が有るわけですね。
一方『 London Town 』は
Walking down the sidewalk on a purple afternoon,
I was accosted by a barker playing a simple tune ~
というメロディの中、同じ音程で
Walking down the sidewalk on a purple afternoon,
I was a
と、こんなに続けておきながらコードが E 1つ!
たった1つのコードで出来ている曲は幾つもありますが、一つの音程でここまで引っ張ることもやればできるのですね。
そう言えば!私の好きなあの日本人アーティストのあの名曲もそうだ! 長くなったのでいったんお終い。
お付き合いいただいてありがとうございます。