【 Stand By Me セッションで邪道だけど役に立つ 】
ベン・E・キングのスタンダード・ナンバー、セッションの定番曲『 Stand By Me 』。
この曲のオリジナルのコード進行は
A→F#m→D→E→A の繰り返しです。
これをポジションを変えないで弾ききってしまおうと言うものです。
先ず『 A 』はこれ
『 F#m 』は
『 D 』は
『 E 』は
どうしても7thの音が許せない人は『 D 』をスルッと2フレット上げて下さい。
この押さえ方の良いところはポジション移動不要、全て5フレットで完結するところです。
すると何が便利かというとどのキーにも即座に対応出来ます。
キーが C だと従来の押さえ方でも
C → Am → F → G → C と分かりやすいですが、
例えばキーが G# (=A♭) になった時
G#→ Em♭ → C#→D#→G#
となりますね。
ディグリーで I→ VI→ IV→ V→ I
と分かっていてパッとコードが浮かぶ人は良いですが、不馴れな方には便利な押さえ方ではないかと思います。
まぁ、キーが D とか E になるとハイポジションでキンキンしてくるので12キー全てにお勧めはしませんが、やってやれない事はないというお話でした。