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ベトナム旅行🇻🇳

※当記事は無料です!スパチャ感覚で購入してくださると泣いて喜びます😭

こんばんは!

ラオスの続きになります!宜しければご覧下さい。


ベトナムってどんな国?

Travel risk 0

インドシナ半島の最東端に位置し、南シナ海に沿うようにして発展した細長い形が特徴的な国です。首都は北部のハノイですが、最大の都市は南部のホーチミンです。

ベトナム戦争で共産主義勢力の北ベトナムが勝利したため、ラオスと同じ社会主義国家になりました。

1日目 ベトナム人は優しい

なんやかんやあってラオスから陸路でベトナムに到着しました!とは言ってもここから目的地のハノイまでも相当時間がかかるので、まだしばらくバスに揺られて待つことになります。

しかしハノイに到着する前に主に運転手の仲間たちと思われる人達がいつの間にか姿を消し、気付けば乗客は半分ほどになっていました。

そんな訳で到着しました、こちらベトナムの首都ハノイになります!実に23時間半のバス移動でしたお疲れ様でした😇

当然所持金はゼロなのでバス停のどこかで少額両替してから宿に向かおうと思っていたのですが、バス停には両替所がありませんでした。なのでとりあえず宿までの道中でいい感じの両替所があったらそこで両替することにします。

それにしてもバイクの量が凄いですね。私の行った国の中で最もバイクの交通量が多かったのは恐らく台湾か中国なのですが、割合としてはその3倍くらいバイクが走ってるんじゃないでしょうか?

横断歩道のないただの道路を横切る難易度は間違いなくトップクラスに高いですが、幸い信号機がタイやマレーシアと比べて多いのでそこは助かります。まあドライバーが信号を守るかどうかは別の問題ですけどね。クラクションは若干うるさめです。

路地裏

両替所が1件あったのでとりあえず寄ってみました。

🤓「両替をしたいのですが、日本円対のレートはありますか?」

👨‍🦱「すみません。米ドル対しか扱ってないんですよ。」

🤓「米ドルもあります!米ドル対だとどうなります?」

👨‍🦱「100ドルに対して2,250,000VND(≒88ドル)ですね。」

正直早朝のフォー以降Zippoパンしか食べてなくてお腹も空いていたので一刻も早く何か食べたい感じでしたが、空港並みのレートの悪さだったので止めました。

ドブ川

とりあえず宿にカバンを置いたらGrabを使ってレートの良い両替所まで行き、ついでにちょっと観光して戻ってこようと思います。

今回泊まる宿が民宿になるのですが、それらしい場所が見つからず悪臭を放つドブ川の周辺を右往左往していました。すると近くにいたフォー屋のおばちゃんが声をかけてくれました。

👵「民宿だろ?多分ここだからピンポンしてみなさい。」

🤓「ありがとうございます!」

シャッターの閉まった大きめのお家のインターホンを押すと、ガラガラと音を立てながら別のおば様が出てきます。

👩‍🦳「こんにちは。今日の宿泊客さんかい?」

🤓「はい!ここがPrada Homeさんで合ってますよね?」

👩‍🦳「…いや、違うねぇ、」

🤓「え?!」

👩‍🦳「もしかしてこの裏の路地かもしれないし、川を渡った向こう側かもしれないねえ。」

🤓「本当ですか…すみませんありがとうございます💦」

かくして重いバックパックを背負ったまま裏道や対岸もくまなく探してみたのですが全く見つかりませんでした。周辺の写真がTrip.comのページに出ていたのでそれを頼りに再度探してみると、辿り着いたのは先程と同じおば様の家でした。おば様にも写真を見せながら再度確認してみます。

🤓「あれ、やっぱりここじゃないですか?」

👩‍🦳「あらほんとね、ごめんなさい。」

そう言う(おば様は英語が全く話せないのでGoogle翻訳頼り)と私を中に招き入れ、冷たいお水を出してくれました。

👩‍🦳「香港からお客さんが来るなんて聞いてなかったけど、娘があと20分くらいで帰ってくると思うので待っててくれます?お金は払ってるどのことですから、私たちにはそれを遂行する義務があります。」

🤓「(重要ではなかったので香港はスルーした)分かりました!ありがとうございます。」

どうやら宿の管理は娘さんが行っていて、お母様はそこに関してあまり関与していない様子でした。

しかし20分経っても娘さんは帰ってこず、結局お母様が部屋の掃除をして1部屋空けてくださいました。その後も両替をしに行くんだと言うと「連れてってあげようか?」とか、「ここがフォー屋で、こっちは別のものも色々食べれる」だとか色々教えてくださいました。

しかし地元民があまり両替所のレートまで気にすることはないでしょうから、お気持ちだけ頂いてGrabに乗ってベストレートの両替所に向かいます。

Grabの悪いところなのですが、自分の位置情報がリアルタイムではなくかなり遅れて反映される上あまり正確ではないため、自分が今どこにいてどこに向かっているのかよく分からないことがあります。

宿の前あたりにGrabバイクを呼んだつもりだったのですが、一向に見あたらないためあっちこっち走り回って探していました。

??"Can I help you?"

振り返ると、整備士の青年が声をかけてくれたようでした。

🤓「あ、ありがとうございます!実はGrabバイクを探してるんですけど、右か左かどっちに行けば良いか分かりますか?」

👷‍♂️「あー、この位置情報は正確じゃないね。スマホ貸して。運転手に電話したげるよ。」

👮‍♂️「#&#/#&/&&##@/@」

👷‍♂️「_&&#_&#&#&#&_&a&」

👷‍♂️「運転手をここに呼んだよ。ちょっとまっててね。」

いや神!!本当は気持ちとしてチップでも渡したいところですが、ワシ一文無しなんや…

お礼を言って噂の両替所のあるハノイ旧市街まで向かいます!

やってきたのはQuang Huyさんです!(お隣のGiang Sonさんも同様にレートが良いそうです。)私がふらっと訪れた両替所の公定レート対が0.88倍でしたが、こちらは脅威の1.01倍(しかも日本円対)でした!

とりあえずお腹がすいたので適当なレストランに入ります。フォーとパイナップルジュースで900円くらいだった気がします。やっぱり観光地のレストランは普通に高いですね😇

中国っぽい史跡が残っていたりしますが、全体的にはヨーロッパの雰囲気を感じる街並みです。まあヨーロッパ行ったことないんですけどね(?)

ハノイの名物、水上人形劇があったので入ってみようとしたのですが、この時の時刻20:08、最後のショーが20:00開始だったので入れない…かと思いきや、今からでも良ければ入れんで。との事で入ってみます。値段は1等席1250円、2等席938円、3等席625円です。

ダメ元で「写真とか動画とかってもちろんダメですよね…」と聞いたところ、

「フォト、ムービー、OK」

との事でしたので1部動画を撮影してきました。

5分くらいの短編ストーリーが10話くらいあって、魚を追いかけていた子供たちがお互いを網で捕まえて終わったり、鳥同士で戯れていたら子どもができたり、1話1話にオチがあって結構面白かったです。

暗くなってきたのでカスタードアップルティーを飲みながら帰路に着きます。この辺りで何かに当たっていることに気が付き始めます。時間的に恐らくZippoパンか国境のフォーかどちらかです。

ケツに限界を感じながらもGrabタクシーを呼んで帰っている途中、Grabの兄さんに声をかけられました。

👱‍♂️「どこから来たんだい?」

🤓「日本からです。」

👱‍♂️「日本か!申し訳ないけど漢字だから中国かと思ったよ。」

🤓「漢字のない国で名前を見分けるのは難しいから大丈夫ですよ。」

👱‍♂️「ありがとう。今何歳?」

🤓「23ですね。お兄さんは?」

👱‍♂️「23か、じゃあ俺らは同い年だな。」

🤓「兄さんも23なんですね。何されてるんですか?」

👱‍♂️「俺は軍に入るために5年間勉強してるんだ。」

🤓「軍ですか。かっこいいですね。」

👱‍♂️「キミは何をしてるの?ビジネスとかで来たの?」

🤓「(ニートですが観光しに来ましたとは言えねぇ…)」

そんな話をしながら宿まで送ってもらいました。宿の位置がなんとも言えない場所にあり、近辺で下ろしてもらって徒歩で向かおうと思っていたのですが、

「いいよいいよ。ちゃんと宿まで送らせてよ。」

との事だったので宿までちゃんと送ってもらいました。Grabタクシーの運賃ですが、8.5km走って280円とかいうとんでもなく安い金額なので、行きも然りでしたがチップとして50,000VND(≒310円)追加でGrabから送っておきました。

日本国内で非正規雇用で働いている外国人と言えばベトナム人(最近情勢不安によりミャンマー人も増えてきましたが)が圧倒的マジョリティーだと思いますが、さすがにこうまで安いと日本に出稼ぎにきたくなる気持ちも分かりますね。ベトナム人よ、日本語を覚えて日本に来なさい。

2日目 ハノイを散策

なんも見えねぇ…

「暑っつ…」

午前4時、あまりの暑さに目を覚まします。このモーテルは窓がない代わりに、エアコンと扇風機の2台体制で空調を整えていました。が、気付けば2台とも運転を停止していました。

とりあえず電気をつけようと思いスイッチもパチパチしてみますが電気は点かず、停電かブレーカーが落ちてるかの2択です。

ただ眠りに就いたのが24時くらいだったので、暑いのに耐えて二度寝しようと思います。

…いや、死ぬわ😇

東南アジアの気温で窓なしはさすがに死ぬので、とりあえず部屋のドアを開け、横になって待機していましたが一向に復旧する様子はありませんでした。とりあえず1階に行ってみます。

👨(ホストファザー)「すまないね。2時間くらい粘ってるんだが、一向に直らないんだ。知り合いの整備士が来てくれるからちょっと待ってくれ。」

🤓「大丈夫ですよ。分かりました。」

午前8時半、ようやく電力が復旧し少しの間二度寝をかましました。

さて、目を覚まし最初の目的地へ向かいます。地元のコンビニでパイナップルミルクみたいなのが売ってたので買ってみましたが結構美味しかったです。

ちなみに昨晩から得体の知れない倦怠感、頭痛、喉の痛み、咳、下痢、微熱、関節痛(ほぼオールスターズ)が続いてており、この症状はベトナム入国から最終目的地のインドネシア出国までずっと続くことになります。無保険なんや日本まで持ってくれ私の体🥶

この状態でホスト達と少し話して、モーテルを出てそこそこの距離歩いていたのですが、今頃になってシャツが裏表逆になっていることに気が付きました🤣

シャツを着たのが暗闇の中だったので気づかないのも仕方がなかったですが普通に恥ずいですね😇幸いベトナムには上半身裸でバイクに乗ってる人とかいるので私も普通に上半身裸になってシャツを直しました。

観光客でも入れそうなオシャレなカフェがショッピングモールの中にあったので入ってみました。(おぼん汚ry…))

パンみたいなやつはピザ味で、クリスピーだったのでピザの耳に味付けて食べてるみたいな感じでした。

上の飲み物はベースが無糖のお茶で、下にお団子と上にコーヒーフレッシュを大量に浮かべたみたいな感じです。うーん、イマイチですね😇

こちら本日最初の観光地として訪れました、ハノイのオペラハウスです!中に入れるものかと思っていたら全然そんな雰囲気じゃなかったので外観だけ見学してきました✋

こちらハノイ旧市街のアイス屋さんです。バイクは室内に停めるシステムで、駐車料金が20,000VNDかかるらしいです。ベトナムの女性がよく被っている円錐型の麦わら帽子をモチーフとした電気がユニークで良い感じです。

こちら昨日も訪れたホアンキエム湖になります。真ん中に立っているのは亀の塔と呼ばれるもので、かつて明が侵攻してきた時に王が亀から剣を受け取り、戦いに勝利した後に亀に剣を返納したことを記念して建てられた塔だそうです。陸続きでは無いので畔から見るだけです。

Đền Ngọc Sơn

こちらホアンキエム湖に浮かぶお寺です!料金は50,000VND(≒310円)でした。

寺の中に体長1.8mの伝説のカメの剥製があると聞きそれを見に来たのですが、どこを探しても見当たりませんでした。残念。

ちなみに同種のカメは2016年までホアンキエム湖で生き続け、剣を授けた云々は置いておくとしても実在していたことは確かなようです。この亀は依然絶滅危惧種ではありますがまだ絶滅はしていないようで、中国でも2020年に発見され種の生存努力がなされています。頑張れカメさん!

次の目的地に向かっている道中、靴磨きのおじさんに声をかけられたので100,000VND(≒629円)から70,000VND(≒435円)に値切って磨いてもらいます。

靴を磨き終えると何やら勝手にゴムの部分を縫い始め、水入ってくるやんけと思いながら「追加料金払わんで」と水をさしておいた(ダジャレ)のですが、あとから「靴磨きが70,000ドン、靴縫いが200,000ドンで合計270,000ドン(≒1680円)です」と言われたので100,000ドンだけ渡して無理やり帰ってきました。やはり向こうから声をかけてくるタイプの商人にはク〇みたいなのしかいません。

続いてですがベトナムのトレインストリートに来ております!人が普通に歩いていますが線路は廃線ではなく、今も実際に使われているものになります。

撮影する席を確保するためにずらりと並ぶカフェのいずれかに入りドリンクを1杯注文する必要があるのですが、単価がかなり高く私が注文したパイナップルジュースは1杯300円くらいしました。

電車が来る時間に合わせて各店舗の店員さん達が線路付近のイスを片付け始め、少し経って電車がやって来ました。

次にやってきたのはタンロン城跡です。タンロン城とは、11世紀に李朝によって建てられた城で、ユネスコの世界遺産に登録されています。

城自体は増改築のため、または補強のために初期状態から何度か手が加えられていますが、こちらのガラスの下にある瓦礫(失礼)は当時のものがそのまま保存されているそうです。説明書きによると強度を保つためにかなり工夫された造りになっていたようです。

城の前に植えられて(?)いる空想上の植物みたいなやつが結構好きです。

続いてやってきたのはホーチミン廟です。ホーチミンと言えばベトナム最大の都市を思い浮かべますが、実はベトナム統一の立役者ホーチミンにちなんで付けられた名前なのです。したがってこのホーチミン廟とは、英雄ホーチミンのお墓に当たります。

実際私がタイで知り合ったベトナム人の男性は昔の呼び方でホーチミンのことを「サイゴン」と呼んでいましたし、英語圏でもホーチミンのことを「サイゴン」と呼ぶこともあるそうなので、頭の片隅にでも置いておくとベトナム観光の際に混乱しないかもしれません。

営業時間がギリでしたがホーチミン廟から走ってなんとか入れました、こちらTemple Of Literatureです!その名の通り、学術や教育に大きな発展をもたらした学者を祀る場所として建てられました。

若干現代ベトナム語の面影のある文字ですが、めちゃかっこいいです。

剥製ではないですが、ホアンキエム湖で見たかった亀の黄金像がここに祀ってありました。

学がないのでよく分からないですが…学問の神様みたいなのが祀られてました(皮肉)

JEWEL TOWER

時刻は午後5時を回り、実は他にも行きたい場所があったのですがほとんどの場所がこの時間を境に閉まり始めたので残念ですが諦めることにします。

帰りに謎の何かを食べてきました。豚肉、パイナップル、大根と人参の酢の物、野菜みたいなやつはカンボジアのベトナム料理屋でも食べた巨大なハーブ味の植物、あとレタスが1枚、ソースは酸っぱいのと辛いのが1種類ずつ、いやどういう組み合わせ?

食べ方がようわからんまま、とりあえずハーブは最初豚肉に巻いたりして少しづつ消化していたのですが、量が多すぎてキャベツと一緒に食べようとしたらオエッ🤢ってなって結構残してしまいました。ベトナム人ならこの量のハーブ消化できるんか…

この別で頼んだいももちは結構美味しかったのですが、一応下のトゲトゲした葉っぱもワンチャン食べれるかもしれないと(どう考えても飾りやろ))思いながら2枚くらいかっさらって食べたらただの固い葉っぱだったのでそっとティッシュに包んでおきました。

3日目 ホーチミンへ

今日はハノイから国内線に乗ってホーチミンに行きます。私のモットーとして、1つの国の色んな場所に行くよりかは色んな国に行ってみたいという考えで動いてるので別にそこまでホーチミンに行きたかった訳では無いのですが、ベトナムから次の国インドネシアに行くにはどちみちハノイからホーチミンを経由する必要があったので、このようなルートになりました。

そんな訳で空港に到着しました。Grab bikeってそんな長距離で使うものではないと思っているのですが、午前5時に宿を出て、体調不良の中6kgのカバンを背負いながら、32kmの道のりを1時間かけて空港にやって来ました😇

途中ソンホン川やハノイの農村部の風景なども窓越しではなく生で見れてとても綺麗だったのですが、バイクが発進する度にカバンの重みで後ろに落ちそうになったり、落ちまいと凄く足を踏ん張っていたので到着する頃には足ガクガクでめっちゃ疲れました😂

ただこれだけ走っても運賃800円なのがベトナムGrabの恐ろしいところです。

こちら空港で食べたフォーです。ベトナム入国から体調不良で基本noteはインドネシア最終日辺りから書いているので値段は定かではないのですが、空港価格で結構高かった記憶があります。ただ麺のボリュームは結構多くて食べ応えがありました。

ホーチミン行きのフライトが9:15発の予定だったのですが、9:30発に変更になったとTrip.comから連絡が届きます。まあまあ、そのくらい誤差ですよ。

数十分ほど待ち再び確認してみると、9:30発から13:20発…いや遅れすぎぃ!!このまま出発ゲートで待っていても良いのですが、実は私には1枚切り札があります。

ドドン!プレミアムラウンジです!私にプレミアムラウンジなんかお金を払って利用する財力なんかないですが、私はTrip.comのダイヤモンド会員なので定期的にプレミアムラウンジ無料利用券が届きます。

今回利用させて頂いたのがSong Hong Premium Loungeさんというラウンジなのですが、食事の質がとてつもなく高くて驚きました。本来4000円強くらいで利用できるラウンジだと思うのですが、私の人生史で行ったどんなバイキングよりも雰囲気味共に圧倒的だったので非常におすすめします。シャワーもありタオル、シャンプー、石鹸も完備されています。

そんな訳で、結局13:50まで出発が遅延し搭乗開始しました。この後ハノイ▶︎ホーチミン▶︎ジャカルタでViet jet Airのフライトを2回利用することになるのですが、互いに共通して言えることはどうやらViet jet Airは出発ゲートから航空機に搭乗するまでの道のりをバスで移動するようです。1機の航空機に乗る乗客がたった1~2台のバスに分かれて移動するので、バスはかなり満員です。


ホーチミン

約2時間程のフライトでホーチミンに到着しました!空から見るだけでもハノイより格段に都会であることが見て取れます。

おっちゃん

2つ前の席のおっちゃんが上の荷物置きから私のカバンを取り出してあろうことか開け始めたので、おいおいおい何やってんねんと言いながら取り返しました。ワンチャンデザインが似てて自分のか確認するためなのかと思いましたが、おっちゃんのカバンJCがプライベートで持ってるタイプの激小さいやつだったので全然ちゃいました🤣

バカ体調不良なのでGrabタクシーで宿に移動します。大通りもそうでない場所も、やはりハノイと比べると都会であることがうかがえます。日本で例えるとホーチミンを東京とするならハノイは京都みたいな立ち位置でしょうか。

宿に到着しました。1泊1900円、個室シャワートイレ付き、アメニティ勢揃い、アリさん大量

使用済みコン〇ーム落ち、でかいメリットをでかいデメリットで消してるような宿でした。いやそれにしても使用済みコン〇ーム落ちてるのはヤバいやろ😂

コン〇ームは摘んで捨てて、アリさんは頑張って50匹くらい殲滅しましたがキリがないので共存することにしました🐜

そのまま薬を飲んで眠り、夜になって外食をするために外に出たらきりん寺があったので入っちゃいました。全部のせ油そばとチャーハンドリンクセットで1000円弱ほど、体調不良には日本食が効きます()

近くに有名な市場、ベンタイン市場があったので入ってみます。

もう結構夜遅いのでぼちぼち閉まっている店舗も多かったですが、お土産、家電、コーヒーやカシューナッツの量り売りなど色々ごちゃ混ぜで売ってました。

という感じで今日は帰ってまた眠ります。

4日目 ホーチミンを散策

翌朝、あまり歩き回れるようなコンディションではなかったのですが、翌朝にはベトナムを発つ必要があり実質最終日なので重い腰を上げて外に出ています。

朝食に選んだのはフォーの亜種みたいなやつです。スープは普通にフォーなのですが麺が平たいフォーとは異なり、うどんを細くしたみたいな感じです。左の草はよくわからなかったのでぜんぶぶち込んで食べたのですが、他のお客さんのお残しを見たらあまり使ってなかったのでワンアクセントとかで使う用だったのかもしれません😂

歩いてやってきたこちらはタオダン公園という場所です。子供たちが遊ぶというよりかは、地元の方々が集う憩いの場みたいな感じです。

仏教寺院

見るものは特にないですが、幼稚園児が散歩に来ていたり、学生たちが広場に座って先生の話を聞いていたりと、地元の人々にとって大切な場所になっているようです。

続いてやってきたこちらは統一会堂と呼ばれる場所です。名目上の民主主義を掲げていた南ベトナムの大統領は、かつてこの場所を大統領官邸として使用していました。

会堂の周辺には、実際に北ベトナム軍が使用していたと思われる航空機や戦車が展示されています。

室内には会議室や食堂、ショールームといった当時実際に使われていた部屋がある程度当時の形を残した状態で展示されています。

会堂の最上階から撮影したホーチミン

最上階までたどり着くと、次は地下に行くよう順路の案内があります。ここは当時実際に使われていた司令塔と思われる場所です。薄暗くじめじめとしていて、なんとなく当時の緊張感が伝わってきます。

40000VND(≒250円)の統一会堂本体の入場料に加え、少し離れた場所にある15000VND(≒100円)の展示室の入場料も合わせて購入していたのでそちらにも入ってみたのですが、スペース的には狭くてあまり見るものはありませんでした。

内容としてはベトナム戦争の残虐性やお偉いさんが人格者だったみたいなことが書いてありました。

あまりおなかはすいてないですが疲れたのでカフェによってから次の目的地に向かいます。ハンバーガーとイチゴシェイクのセットで125,000VND(≒780円)くらいです。ベトナムの観光客向けのおしゃれなカフェあるあるなのですが、食品に対してドリンクの値段がバカ高いです。陰キャで日本でもあんまりスタバとか入らないのでわからないんですがこんなもんなんですかね?

※このトピックには残虐な画像を含みます。

こちらはベトナム戦争証跡博物館です。こちらも軍用車両の数々にアメリカの国旗らしきものがデザインされているので、かつて南ベトナム軍側が使用していたものと思われます。

博物館の横に設置されているここは、かつて南ベトナム政府が政治犯や戦争捕虜をとらえるために使っていたと思われる牢獄です。

拷問器具として、このような穴の開いた鉄板の上を走ったり、でんぐり返しさせたと記載がありました。皮膚が裂けて見た目以上に苦痛を伴う装置だったそうです。

処刑台

建物内に入ってすぐのブースでは、アメリカのベトナム侵攻に対する各国の抗議活動の写真が展示されています。

ヨーロッパや日本だけでなく、中東、南アメリカ、アフリカなどでも抗議活動があったことが記録されています。

2階のこちらのブースでは、エージェント・オレンジ(アメリカが北ベトナムに向けて撒いた枯葉剤)による健康被害についての展示がされています。

当初アメリカがエージェント・オレンジを使用した目的は、街中に生い茂る樹木を枯らして人々の隠れ場所をあぶりだすこと、農作物を枯らす、育たない環境を作ることで根本的に叩く狙いがあったようですが、このエージェント・オレンジの製造過程でダイオキシンが発生したことで身体的な健康被害も生み、長期間にわたってベトナムの人々を苦しめる事態になってしまいました。

ベトナム戦争の戦火から逃げるこの写真は学校の教科書でもおなじみですね。
建物の全体像

ベトナムは中国やソ連の支持する北側が勝利し事実上民主化こそしなかったものの、社会主義共和国としてベトナム戦争終戦後は平和的に発展してきました。今後も未来永劫平和な国であってくれるといいですね。

歩いて次の場所に向かいます。

聖マリア教会

こちら19世紀末にフランスによって建てられた歴史ある聖マリア教会…なのですが、現在大規模な改装工事中らしく残念ながら中に入ることはできませんでした。

途中のオフィスビルに観光客向けの綺麗な料理店があったので入ってみました。手前の謎の物体は豚肉とエビをゼラチンで包んだもので、左の飲み物はチアシードとかいろいろ入ったデザートです。エビは殻ごとで結構固かったです😇

こうしてる間もずっと体調不良がたたってるので、時間帯的にはまだそこまで遅くないですが一度帰って就寝しました。

最終日 夜のベトナムを散策

目が覚めると午前2時でした。夕飯という夕飯も食べてないので外に出て何か食べてこようと思います。

こちら宿から1kmほど離れた場所にあるフォー屋さんです。値段は忘れましたがそこまで高くなかった記憶があります。なんか肉赤くね?まあいいか()

すぐ角を曲がったところにブイビエン通りと呼ばれる有名な通りがあるということで行ってみようと思います。

こ…これは!

轟く音楽、踊るお姉さん、湧き上がるギャラリー、腕に絡みついてくる強引な客引き、こんな情熱的でな街を未だかつて見た事があっただろうか?

体調不良&金欠&陰キャのためクラブに入ることはありませんでしたが、同じ通りを往復しただけで謎の高揚感と満足感に駆られ意気揚々と宿に戻りました。


午前5時、Grabバイクでタンソンニャット国際空港にやって来ました。インドネシア行きの便は9:15発です。

いや待って、さすがに人多すぎでしょ!!

チケットはカウンターが沢山あったおかげでほぼノータイムでゲット出来たのですが、イミグレは抜けるだけでガチ1時間弱くらいかかったと思います。狂気。

出発ゲート前にオシャレなカフェ(?)があったのでフォーを食べます。高かったですがベトナムで食べたフォーの中でもかなり上位の美味しさでした。

定時からかなり遅れていましたが、例に倣って航空機までのバスが到着したので乗り込みました。ベトナム最大のハブ空港とは言ってもそんなに遠くはないはずなので5分もあれば到着するだろうと思っていたのですが、バスは20分程ぐるぐると旋回した後元の出発ゲートに戻ってきました。いやなんで😇

そこから更に1時間ほど立って(次のジャカルタ行きとシンガポール行きの乗客が待っている中返されたので、座る席などなかった)待たされ、ようやく航空機にたどり着くことが出来ました。Vietjet Airまだ2回しか使ってないですが今のところ相当信用出来ないです😂そしてずっと言ってますが体調不良に加え重い荷物を背負っているのでマジでキツかったです。

おかゆとコーラ(600円)

機内食にお粥があったので消化の良いもので滋養をつけつつ次の目的地インドネシアに向かいます!

ここまで読んで頂きありがとうございます👋

まとめ

・ホームレスがほぼいない
・バイクの交通量多め
・人は優しくフレンドリー
・食品衛生は微妙
・Vietjet Airは全然定時運行しない

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