タジキスタン旅行🇹🇯
……草ァァ!!
なんもねえし誰も居ねえじゃねえかこの国境😂
こんばんは🌙
アフガニスタンからシルハン国境を超えてタジキスタンにやって来ましたのでその様子をお伝えしようと思います!
宜しければご覧下さい😊
タジキスタンはどんな国?
タジキスタンは中央アジア(外務省の地域区分に則ってマガジン上は欧州にカテゴリーします)に位置する内陸国で、周りを中国、アフガニスタン、キルギス、ウズベキスタンに囲われています。
1人あたりのGDPは旧ソ連構成国で最下位、日本の1/30程度です。タジキスタンは山岳地帯が多く、国の平均標高は3000mで世界一高い値です。首都のドゥシャンベは国内だと比較的低い位置にありますが、それでも標高800mです。
1日目 国境から一向に動けない
無事に入国審査を終え17ヶ国目、タジキスタンに入国しました🇹🇯アフガニスタンからタジキスタンに入国するには特別な許可証が必要だという情報をどこかで見た気がするのですが、特に何も必要ありませんでした。
ただご覧の通り国境を出ても何もなく誰もいないので、とりあえず先に続いている道を進んでみようと思います。
奥の方に軍人さんがいたので話を伺ってみます。とりあえず両替ができる場所がないかと聞いたのですが、この辺りにはないと。
トランシーバーで誰かに連絡をとるとタクシーがやってきてドル払い受け付けてますと言ってきたのですが、乗り合いで80ドルだのとふざけた金額をふっかけてくるので不貞腐れてたら一応30ドルまでは下がりました。しかしこの国境…
本当に過疎ってるんですよ🤣人通りは30分に1,2回くらいです。
私が乗ろうとしているバンの他にもう1台バンが止まっていたのですが、団体様が乗って、そこにこれまで仲良さげにやってきた一緒にタクシーに乗ってアフガニスタン-タジキスタンの国境を越えたパキスタン人のおっちゃんが「俺も乗せてくれ」と言ったところでちょうど満員になってしまい、不幸なことにたった1人置いていかれました。
その後もちょこちょこ乗客がやって来たのですが、皆このまま待っていても集まらないと知り合いの貨物タクシー(アフガニスタンからタジキスタンに大量の荷物を運んでいるタクシー)に交渉して乗っけてもらっているようで、私の乗っているバンに関しては全く出発する兆しがありません。
2時間ほど経過し、軍人さんが運ちゃんたちにお菓子を配り始めました。私は貰えませんでしたが、運ちゃんがお前これ食べろと自分の分のお菓子をくれました。見た目通りの味です。
そのまま4時間ほど経過し、凄い玄人な見た目をした西欧系のバックパッカーがアフガニスタン側から出国してきました。彼は2分待ってくれと一服し始め、タバコの火が消えると「そうだな。俺も乗ろう。」ということで暫定メンバーが1人増えました。
ちなみに私が支払った運賃は30ドル(≒4500円)ですが、彼が支払ったのは言い値の80ドル(≒12000円)でした。
彼に超ぼられてるよと言おうか迷いましたが、運転手に「え、ワシ30ドルでええんよね?」と再び聞いたら「えええい!そうだけど黙っとけ!!」みたいな感じでせっかくのデカい魚を逃がしたくなかったようなので、まあ双方80ドルで納得しているならいいかと黙っておきました。
本当なら7,8人くらい乗れるバンでしたが、彼が多く支払ってくれたおかげか、私と彼と謎のアフガニスタン人のおっちゃんの3人で出発しました。
国境を出てからもしばらく荒野だったのですが、20kmほど進むとぼちぼち家が現れました。いや、綺麗やなぁと思いました。
もちろん日本の家と比べると大したことな…いや、日本の家と比較しても結構いい家ですが、更にこの直前に訪れたアフガニスタンの平均的な家がこんな感じであることを加味するとそのギャップに卒倒してしまいそうな程です。
恐らくアフガニスタンの土地にタジキスタンのようなちゃんとした家が1棟でも建っていようものなら、タリバンが嫉妬して破壊しに来るでしょうね。(アフガニスタン出国したからって好き勝手言うな)
あと川を渡っただけなのに人の感じも全然違います。女性はシャイラ(頭を覆うスカーフ)を身につけているか何もつけてない人もいますし、男性に至ってはイスラム教を感じさせない西欧風の格好をしています。アフガニスタンのようにブルカなんか身につけていたら相当浮くでしょうね。あまり詳しくないですが人種もヨーロッパに近い気がします。
そしてタジキスタンは旧ソ連構成国の1つなのでキリル文字が普及しています。日本でも馴染みがあるこの顔文字👉(・Д・)の"Д"の部分はキリル文字です。読み方は分かりません。
ドライバーから両替をせんかと言われ、1アフガニ=0.1ソモニで両替しました。公式レートが1アフガニ≒0.16ソモニなので2/3以下のありえないゴミレートですが、もうアフガニを両替できる場所はないと思われるので両替して貰えるだけありがたいと考えるしかありません。
両替したお金でタジキスタンのコーラを買いました。糖分は結構控えめです。
隣に座っていたアフガニスタンのおっちゃんからワッフルも貰いました。結構美味しいです。
こちらがタジキスタンの国旗です。これは色褪せてないしちゃんと開いているのでタジキスタンの国旗だと分かるのですが、ちょっと萎れてたり色あせてたりするとめちゃくちゃインドの国旗に見えます🇮🇳
3時間ほどのドライブを経てドゥシャンベに入りました。
実は私、タジキスタンに来るにあたってホテルもsimも全く気にしておらず、運ちゃんから「そんで、君どこで降りるの?」と聞かれたのですが、「🤪」みたいな感じでした。
80ドルの彼がいい感じのホステルを知っているというので付いていきました。
とりあえず持ち金がゼロだったので、受付の方に両替してから宿泊できないか聞いてみたところOKが出ました。
公式レート1ドル=10.63ソモニに対し両替レートが1ドル=10.60ソモニ、好レートです。個室が1泊210ソモニ(≒3000円)、ドミトリータイプが75ソモニ(≒1100円)ということだったのですが、実は最後の最後でアフガニスタンの食事に当選し💩が近かったので、とりあえず初日だけプライベートルームを選択しました。
宿のwifiを使ってesimを購入したのですが全然繋がらず、仲介業者とトラブってたらすっかり日が暮れてしまいました。回線がないのでGoogleマップのオフラインモード(回線の繋がっている状態で特定の場所を切り取ってダウンロードできる)を使って外出します。最近知りましたが結構便利です。
ほう?
ほほう、綺麗じゃないか。キミ本当に旧ソ連最貧国なのか?
とりあえず目についたのが韓国料理屋だったので、タジキスタンに着いて一発目が隣国の料理というのもなんですが入っちゃいました。なんだかんだ最後のちゃんとした食事が朝にアフガニスタンの宿で食べたパンと砂糖をまぶした卵だったのでお腹が空いていました。
パキスタンからアフガニスタンにかけて野生的な飯しか食べてこなかったので、久しぶりのちゃんとした飯に心踊りました。普通にめっちゃ美味しかったです。ただ一等地のレストランだったので値段は71.5ソモニ(≒1000円)でした。
帰りに水を買って帰ったのですが、レジの少年に英語でどこから来たのか聞かれ、日本だと言うと「オー、ニャポニャ。」と、日本はタジク語でニャポニャというらしいです。可愛いな😂
宿からの景色も良好です。普通にヨーロッパやん。行ったことないけど。
2日目 ドゥシャンベを散策
おはようございます☀️
近くにカフェがあったので食べ物を求めて入ったのですが、「あ、今コーヒーしか出せないよ。」と言われ、コーヒー飲めない人間なのですがそのまま出るのも気まずかったのでエスプレッソMサイズ13ソモニ(≒180円)を注文しました。苦いです。
ただタジキスタンは本当に景観が良い国です。マジでほぼヨーロッパです。行ったことないですけど。
ただ1点街の景観に対して重大な欠点を挙げるとすれば、とにかく鳥の糞がえぐいくらい落ちてます。私が鳥糞恐怖症であることは以前からボチボチ話しているのですが、大通りを中心に地面の1/3が鳥の酸尿で白色に染まるくらい落ちてます。避けようにも大量すぎて無理なので、眉と息を顰めながら渡りました。
とあるレストランがやっていたので入ってみました。チーズドッグ28ソモニを頼もうとしたら、エナドリ付ける?って聞かれて合計39ソモニ(≒550円)です。ここらの人達は本当にエナドリが好きですね。
その足で考古博物館に来ました。
入場前に足袋をはきます。たびじゃなくて文字通りのあしぶくろです。
入場料はGoogleマップに書いてあった3.5ソモニ(≒50円)だと思っていたのですが、よく見たら3.5£(イギリスポンド)だったので円換算すると約700円です。Googleマップくん気分で勝手にイギリスポンド表記にしたりタイバーツ表記にしたりするので訳がわからなくなります。初めから入場料が700円だと分かっていたら入らなかったでしょうが、足袋も履いて準備万端の中やっぱり帰りますというのは気まずいので渋々入ります。
写真撮影して良いか尋ねたところ、フラッシュを炊かなければOKとの事でした。
こちらは1500年前に石を削って作られたそうです。下半身は発掘され、上半身は復元されました。全長13mでそこそこでかいです。
シルクロードを通じて仏教文化が流通したことがあり、現イスラム教国家で仏教遺跡が多く見つかっているのは面白いことです。
それにしても中々良い景観ですね。鶏糞が落ちている以外は。
イギリスのエコノミスト誌によるとタジキスタンは独裁政治体制であり、確かに独裁国家の典型とも言える独裁者の肖像画が国中至るところに散見できます。
しかしことラフモン大統領に至っては、タジキスタン国内で起こっていた内戦を終結させ国の安定化を計り、民主的な大統領選挙で9割近くの支持を得て再選し続けているため、国民公認の愛され独裁者と言っても良いかもしれません。なんならラフモン自身も、国民が自らを神格化しすぎていることに懸念を示しているという記事を目にしたことがあります。
タジキスタンは中国の一帯一路構想にかなり協力的な姿勢を示しており、ドゥシャンベ市内における土地開発も急速に進められています。
一帯一路は日本を含む西側諸国から借金漬けだの中国の罠だのなんだのと色々言われていますが、普通に考えてメリットの方が大きいので私はいい判断だと思います。
歩いて街の中心にやって来ました。彼は9〜10世紀にかけて活躍したペルシャ詩人ルダキです。
こちらは公園の中心です。街灯が鳥の形をしておりオシャンティーな感じです。奥の国旗は遠近法で小さく見えますが、実際は少し離れた別の公園にある国内で1番大きい旗です。定義が曖昧なので定かではないですが、一説には通年掲げられている国旗の中で世界一大きい旗であるとも言われています。
今日はほぼ無風なのであまり存在感がないですが、このあと実際に国旗が飾ってある公園まで足を運んできます。
こちらがフラッグ・ポール公園のフラグシュトクです!やはり近寄るとかなりでかいことがわかります。(ただし無風)
隣の人工湖ではボートを借りて周遊することができるようです。しかし湖はドブ川のようなかなりキツい臭いがします。
こちらは国立博物館です。入場料は35ソモニ(≒500円)らしいですが金欠なので今回はスキップします。どちらか入るなら先程行った考古博物館ではなく、確実にこちらの国立博物館でした。
ここから先に進んでも特段何もなさそうなので、一旦宿まで引き返します。
先程寄ったルダキ公園の売店で思想の強そうなアイスがあったので購入しました。4ソモニ(≒55円)です。コーンの下の方までアイスたっぷりで結構美味しいです。
現金をセーブした方が良さそうな気がしたので、オンライン決済ができそうなKFCでランチをとりました。チキンやらポテトやら色々入ったごちゃ混ぜトルティーヤ39ソモニ(≒550円)です。
ここから1度帰宅して、タジキスタンからどうやってウズベキスタンに抜けるべきか一人作戦会議をします(無計画)
ちなみに今日は同じ宿のドミトリータイプ75ソモニ(≒1000円)に泊まります。ランドリー乾燥込みが30ソモニ(≒400円)で使えるとのことで洗濯もしました。
ある程度考えが纏まったので夕食を食べに行きます。
やって来たのはとあるタジキスタン式レストランです。入り口で男たちが乾燥した怪しげな草を口に含んで快楽に浸っていましたが、見て見ぬ振りをして中に入ります。
ただタクシーの運ちゃんとかも普通に使ってたのでワンチャン違法じゃないのか、違法と分かっていながら広く流通しているのかはわかりません。
メニューを見たのですが全然分からないので、Googleマップのレビューにあった写真を指さしてこれをくださいと言いました。
めちゃくちゃ失敗したなと思ったのが、オシュ(タジキスタン式チャーハン)の量がとんでもなく多かったことです。多分2人分くらいあります。
あとオシュとはこういうものだと思うので決して店を批判している訳では無いのですが、マトンの臭みがオシュ全体に拡がっていてキツかったので、トマトとパクチーのサラダで相殺しながら食べましたが少し残ってしまいました。
結構豪勢な見た目の料理だったのでそこそこのお値段かと思っていましたが、40ソモニ(≒550円)しか取られませんでした。
あとこちらタジキスタンの宿なのですが、タジキスタンのお家は防犯対策なのか寒さ対策なのか分かりませんが、家全体が巨大なガレージに囲われていて、その中に家が入っているパターンが多いです。
3日目 何に乗るか
朝になったので、宿をチェックアウトしてとある場所に向かいます。
4kmほど歩いたのですが、重すぎて疲れてきたので残りはタクシーで移動します😇
パキスタンやアフガニスタンのタクシーには、メーター回してくれと言ってもそもそもそんなものねえよという感じでしたが、タジキスタンは色のついているタクシー
(画像だと上半分が緑色のタクシーと、黄色のタクシー)はメーター制です。もしかしたらメーターを回さずにぼったくってくるようなことがあるかもしれませんが、私の場合2回色つきタクシーを利用して2回とも何も言わなくてもちゃんとメーターを回してくれたので多分そんなに警戒する必要はないと思います。
料金は4kmほど走って15ソモニ(≒200円)でした。
やって来たのはバスターミナルです。場所はここです。中心地からは少し離れています。まだタジキスタンに来て3日目なのではなから今日出国するつもりはありませんでしたが、情報が少なすぎてどこ行きのバスが出ているのか全く分からないので、国境に近い都市に行けたら行こうかなくらいの感じでとりあえず情報収集のために訪れました。
中は結構広くて迷子なりそうです。向かって右側の剥き出しのカウンターがチケットカウンターでした。
🤓「どうも、ホジェンド(タジキスタン第二の都市)行きのバスここから出てます?」
👩「出てないですよ。鉄道も通ってないので選択肢としてはタクシーしかないですね。」
第一都市から第二都市までの交通手段がタクシーしかないのは不憫なものです。
ちなみに完全に選択肢から外していましたが、SOMON AIR(タジキスタンの航空会社)の公式HPからホジェンド行きの国内線チケットが29€(≒4800円)で取れることに今(タジキスタン出国済み)気づいて、択としてはありだったなとちょっと後悔しています。
🤓「そうですか。国際バスとかも出てないですよね?」
👩「そうですね。かなり前になくなりました。」
🤓「ちなみにペンジケントはどうです?」
👩「出てますよ。朝7時に出発する形ですがよろしいですか?」
🤓「今そのチケット買えます?」
👩「いいえ、当日にならないと買えないので当日の早朝6時に来て買ってください。」
との事でした。これに関しては毎日運行していると思われるので、早朝なのがネックですが択としてはありです。
何も食べてなかったので朝食を食べて次の場所に向かいます。これで13ソモニ(≒180円)です。
再びタクシーに乗ってやってきたのはドゥシャンベ駅です。今日が月曜日、そしてウズベキスタン行きの鉄道が運行している唯一の曜日も月曜日で、値段によってはワンチャン今日か、1週間後の月曜日に出発する択もあるので一応来てみました。
🤓「こんにちは。今日はウズベキスタン行きの電車出てますよね?」
👩「…、、ええ。」
🤓「いくらかかります?」
👩「…520。」
そういうと姐さんは書類をまとめてどこかに消えてしまいました。なんやコイツ😇
とりあえず520ソモニという額ですが日本円に換算すると7000円ほどになり、個人タクシーだけを使って国境を超えるのとほぼ変わらず非常に高額です。
さて、どうしたものでしょうか。とりあえずesimのモバイルデータが切れたので近くの通信会社で物理SIMを買い、宿を探すことにします。
とりあえずバスを利用することを前提にそっち方面で宿を探していたら、同じ方向に行くという子連れの男性から声をかけられ、乗合タクシーを使うことになりました。値段は一律10ソモニ(≒130円)です。4人乗りの車に6人乗ってたので死にそうでした。
うろちょろしてたらなんやかんや昼になったので昼食を食べます。パクチーのかかったスープと、チキンとエナドリです。お値段40ソモニ(≒550円)でした。
パクチーは日本でもよくベトナム料理屋に行っていたので最初から嫌いではなかったのですが、中央アジアに来てマトンの臭みをいい感じに消してくれることを知りより一層好きになりました。
こちら今回の宿です。ベンガル人でほぼ埋まっている6人部屋で60ソモニ(≒800円)、ドミトリーだが今日は誰もいない部屋だと90ソモニ(≒1200円)、個室だと250ソモニ(≒3500円)との事で、誰もいないドミトリーを選択しました。
早朝起きなので早めに薬を飲んで寝ていたら、22時頃パスポートのコピー取るから来いと起こされました。
下の階には英語がペラペラのタジキスタン人の宿泊者の方がいて、少しお話をしてWhatsAppも交換しました。イスラム圏の人達は仕事の話が好きで、名前や出身国とセットで大体職業を聞かれるので控えめに「ホテルで働いています。」と応えるのですが、聞き返したところ彼は世界中に支社を持つ外資系企業で働いているらしく、給与は年収800万円くらいだと言っていました。
彼曰くタジキスタンの平均時給が300円くらいらしいので、日本だとしてもエリートサラリーマンですがタジキスタン国内なら尚更超エリートサラリーマンでしょうね。
完全に目が覚めたのでやってるお店がないかとフラフラしていたところ、割と歩いたところに1件明るいお店があったので入ってみました。
7upとチーズドッグとごちゃ混ぜトルティーヤで40ソモニ(≒550円)です。ホットドッグもトルティーヤも普通に1人前の大きさなのでヤバかったですが何とか食べ切りました。
最終日 まさかのスピード出国!
時刻は午前5時45分、今日はバスに乗ってウズベキスタンとの国境沿いの都市、ペンジケントに移動します。
6時に来いと言われたのでちょうどくらいに来たのですが誰もいません。チケットカウンターがある建物も完全に閉まっており、セキュリティのおっちゃんから「早すぎやろ、ココ開くの7:30くらいやで」と。
なんでそんなしょうもない嘘ついたんや🤣
とりあえずこんな早朝には待つ以外何もやることがないのでベンチに座って待ちます。
ぼちぼち売店も開き始めたのでパンとジュースを買いました。8ソモニ(≒110円)です。
午前7:15、とあるバス(どちらかと言うとバン)に続々と乗客が入っていきます。
運転手さんにどこ行きか尋ねるとペンジケントだと言うので乗り込みますが、チケットがないので英語が話せそうな若者2人組にチケットのことについて尋ねると、あとで大丈夫だとの事でした。
7:30頃屋内が解放され、8:00頃ようやくバスが出発しました。チケットの表記上だと本来私の席は1番前左側の帽子をかぶっている女性のところだったのですが、「早い者勝ちや、空いてるところに座れ」みたいなことを言われ後ろの方の席になりました😇
一旦トイレ休憩です。今は寒い時期なので天然の水でドリンクを冷却しています。なかなか風情があっていいですね。
小腹が減ったのでチョコパイを買いました。4つ入りで10ソモニ(≒130円)と言われ、タジキスタンの物価にしては高すぎで驚きました。もしかしたら輸入品かもしれません。
色々世話を焼いてくれたロシアの2人組にも1つずつおすそ分けしました。日本のチョコパイはシフォンケーキの間にクリームが入っていますが、海外のチョコパイは一般的にマシュマロが入っている印象ですね。
たまにご老人や子供たちが乗ったり降りたりしています。乗客がお菓子をあげていたりして和やかな雰囲気です。
バスがペンジケントのターミナルに到着しました。ただターミナルは中心地から離れていて、全員マルシュルートカ(旧ソ連の国々で乗られている乗合バス)に乗り換えたので私も一緒に乗り換えます。運賃は2ソモニ(≒30円)です。
街の中心に着くと先程のロシア人の2人組が手招きをしてくれて、私の前の席に座っていたインド人の観光客も加わってタクシー15ソモニ(≒200円)でどこかへ向かいます。いや、これどこ向かってんの😇
そして着いた先がこちら、いや国境😂
ただここまで来て引き返すのもアレなので、安く来れたから良かったと思うことにして出国します。
タジキスタンは入国審査も出国審査も非常に緩く、一応気持ちばかりに荷物をX線に通したり通さなかったりするくらいで逆に心配になったのですが、ウズベキスタンは荷物検査が非常に厳しいことで有名で、私の所持金3500ドルも税関申告せずに持ち込みが判明した場合やばい可能性があるので一応申告したのですが3500ならセーフとの事でした。
ということで特になんの問題もなくスピード出国&入国です。
ここまで読んで頂きありがとうございます👋
まとめ
・旧ソ連最貧国とは思えないほど綺麗な街並み、ほぼヨーロッパ
・公衆トイレは大抵有料でむき出しのぼっとん便所
・街タクシー、色つきタクシーはメーター制、乗り合いは10ソモニ(≒140円)固定(ただし他の乗客と方面が同じ必要あり)、マルシュルートカは2ソモニ(≒30円)か3ソモニ(≒40円)、あんまりぼってこない
・高そうなレストランに入っても40ソモニ(≒570円)くらいで物価も安い
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