ミャンマー旅行🇲🇲
※当記事は無料です!スパチャ感覚で購入してくださると泣いて喜びます😭
こんばんは🌙
マレーシアからのフライトで、ただ今ミャンマー最大の都市ヤンゴンに来ております!よろしければご覧ください😊
ミャンマーはどんな国?
ミャンマーは独立当初からしばらく軍事政権の続いた国でした。国の主要な企業にルーツを持っていたり、議会における議席の25%を保有していたりなど、国に対する影響力は非常に高かったのです。しかし周辺諸国が民主化の波にのまれる中で、次第にミャンマーにも民主化の風が吹き始めます。その象徴たる人物がミャンマー独立の父アウン・サン将軍の娘、アウン・サン・スー・チーでした。
彼女はイギリス、オックスフォード大学での留学経験がある他、日本やアメリカにも訪れておりミャンマーの民主化に非常に協力的でした。2016年、彼女は国民投票により国の最高権力者になりましたが、2021年に国軍により軟禁され今に至ります。民主化勢力と国軍との衝突が現在も続いており、情勢は不安定です。
1日目 謎の国ミャンマー
ミャンマーに到着しました!
空港に入ると「写真撮影はしないように!」とアナウンスが流れていたので写真はしばらくありません。
特に問題なく税関を通り、アライバルゲートに到着しました。空港には個人情報を入力して繋げるタイプのフリーWifiがあったのですが、インフォメーションボックスに色々入力しようと頑張っても文字が入らなかったので断念しました。
🧔♂️「こんにちは。両替をご所望かい?」
🤓「両替も良いんだけど、先にSIMが欲しいんだ。(レートを確かめるため)」
🧔♂️「おっけー、SIMはあっち(販売所)だね。」
👨🦱(隣の男)「やあ、SIM売ってるんだけどどうかな?」
ん?どういうシステムなんだろうか?両替所を案内してくれた男性と、隣のSIM売りの男性は同じ服を着ていますが言っていることが違います。
🤓「と、とりあえずあっちのカウンターでSIM買っても良いかな?」
👨🦱「ええで。」
カウンターに移動しSIMを購入しようとしたところ、クレカは使えないと言われたのでVISAの使えるATMからお金を引き下ろそうと思いました。
🏦「エラー、お金を引き下ろせません。」
ん?もう一度試しましたがやはりダメでした。仕方なくイマイチレートが不明な両替所で1万円=180,000チャットで両替し、SIM売り場に向かいます。
👩「30日間3GB30000チャット(=1700円)、5GB35000チャット(=2000円)です。」
🤓「5日間しか居ないんですけど、1週間プランとかないですか?」
👩「ないですね。」
🤓「じゃあ5GBで…」
SIMはどこの国に行ってもだいたい7日間800円前後で購入してたので、日数割で買えない分だいぶ高かったです。あと大抵色んなキャリアが並んでるので比較して買っていたのですが、ヤンゴン国際空港のSIMキャリアは1ヶ所しかありませんでした。これは両替所も然りです。
SIMの設定を済ませたかと思いきや、一緒にVPNアプリをダウンロードさせられました。理由として考えられるのは
①ミャンマー国内で使えないアプリにアクセスできるようにするため
②国の検閲を避けるため
もしくはその両方なのですが、特段やましい通信をするつもりもないですし、何より位置情報があやふやになるのはGrabや地図アプリを使う際非常に不便なので、せっかくダウンロードしていただいた中申し訳ないですがVPNアプリは消しました。
ということで晴れてネットが繋がったのでレートを調べてみると、180,000チャット≒9000円との事だったので空港の両替所としては割と普通のレートでした。
空港の中にハンバーガー屋さんかあったのでミャンマーで初めての食事をしました!味は普通でした。お値段800円位だったのですが、謎の税金とサービス料が足されて1000円くらいになりました😇空港の食事はどの国も外国人価格なので特段びっくりもしませんけどね。
こちら空港の外です。タクシーがめっちゃ客引きしてきますが、Grabを呼んで宿に移動しました。12キロで800円くらい、ぼちぼちです。
こちら移動中の様子です。Grabの運転手さんに話しかけられたの初めてなのでびっくりしました🤣動画を見ていただいた方の中で何か気づいたことはありますでしょうか?街が全体的に暗いのもそうなのですが、ほかの東南アジアに普及していてヤンゴンにないもの…そう、バイクが1台も走ってないのですね。
バイクを禁止することで、交通事故やインフラの麻痺を防ぐ狙いがあるようです。後日談ですが、ミャンマーもあまり横断歩道がなく、あったとしてもあまり車は止まってくれません。しかし、バイクがいないだけで精神的に何倍も安心しながら道路を横断することができます。これは歩行者的に神制度です。
加えて必ず知っておかなければならないことですが、ヤンゴンでは地域により午後10時〜午前5時、午前1時〜午前3時に外出禁止令なるものが出されています。これは国民だけでなく、外国人であっても例外なく守らなければならない法令ですので気をつけましょう。
そしてこちら、4泊させていただきますホテルヤンキンさんです!
一応安全も確保したいということで、今回の東南アジア一周の中で最も高い1泊2750円(朝食付き)の宿になっております。お部屋も結構ちゃんとしてます。
一息ついたので、今のミャンマーのネット環境で何が規制されていて何が規制されていないのか見ていこうと思います。
Google(Chrome、map、Youtube)▶︎使える
Grab▶︎使える
LINE▶︎使える
Discord▶︎使える
Pixiv▶︎使える
ソシャゲ(雀魂、プロセカ、シャドバ)▶︎使える
note▶︎使える
Twitter▶︎使えない
Instagram▶︎使えない
不特定多数と意見交換できるオープン型SNSの中でも特にメジャーなものが規制されているようですね。私はどっちもあまり使ってないのでVPNがなくてもほぼ無傷ですけどね(陰キャ)
2日目 ヤンゴンを散策
午前4時頃に起床し、4時55分頃から5時頃まで短い停電がありました。
午前7時、ホテルから見た風景はこんな感じです。遠くのほうに高いビルが立っていますが、街全体で見ると無難に発展途上国といった感じです。
朝食付きと書いてあったので一体何が出てくるのだろうと特に考えもせずに予約してしまったのですが、いやバイキングかいな🤣
ブースは今映っている場所だけなので択はそんなにないですが、4日間毎朝これ食べれるのはなかなか豪勢ですね。味はあまり口にした事のないエキゾチックな料理が多く新鮮味があって良いです。
食事を終えて外出しようと思った途端スコールが始まったので、勿体ないですが雨が止むまでしばらく宿の中で待機します。
全然雨がやまないのでGrabを呼んで移動しました😇初めにやってきた場所はミャンマーで2番目に大きなショッピングモール、ミャンマープラザです!
特段なにか買いたいものがあった訳でもないですが、その国の雰囲気や国民性、治安をある程度安全に把握するのにショッピングモールという場所は適していると思っています。
今日は何かイベントをやっていたようで、コスプレをした姐さんの写真撮影をしていました。モール内に関して言えば、なんとなくショッピングモールというより商業施設(伝わらない)という感じで、建築デザインは至ってシンプルであるべき場所にあるべきものがあるみたいな印象です(伝わらない)
日本ストアもそこそこ賑わっていました✌️両替レートから言えば100円=1800チャットになるのですが、永谷園のふりかけが5400チャットで売られてたりしたのでかなり割高感はありますね。現状輸入も労力がかかると思うので仕方がないですが。
ということで、なんとなくですがミャンマーの治安ってもしかして思っていたほど悪くないのではと思ったので40分ほど歩いて次の目的地へむかいます。
途中に日本食レストランがあったので入ってみました。チャーシュー定食お値段900円くらいです。
味はあまり期待していなかったのですが、かなり本物の日本食に近かったです!米もちょっとぺちゃぺちゃしてましたが、今まで東南アジアで食べた白米の中ではダントツ美味しかったです😋
途中で日本人のお客さんもいらして、ミャンマー国内でまだ日本人に出会った(すれ違っただけ)ことがなかったのでちょっと感動しました。ヤンゴンに来た際はぜひ!
目的地に近づくにつれ、赤信号で花を売りに来る花売りの少年少女が増えてきました。皆さん優しくて結構な割合で買われてる気がします。子供たちも車がビュンビュンと行き交う道路を行ったり来たりして、かなり危険の伴う商売です。
さて、そうこうしているうちに目的地に到着しました!マジでタイでもカンボジアでもミャンマーでもそうなのですが、仏教の教えなのかなんなのか分かりませんが神聖な場所の前にハトの餌を撒きまくる習性があるようで、前にちょっとお話しましたが鳥のフン恐怖症の私からすると身の毛がよだちます🥶
さて、中に入っていきましょう。ちなみにミャンマーに行くと顔に肌色のペイントをしている人たちをよく見にしますが、これはタナカと言って民族共用、男女共用、年齢不問のメジャーな化粧品です。
この寺院では階段を上がる段階から靴を脱ぐ必要があり、雨上がりでビシャビシャの階段を裸足で上がりました。ビニール袋はタイで購入したものを大量にストックしてあったのですが、持参し忘れてしまったところただのビニール袋1枚60円で売ってるハイパーぼったくり押し売り婆さんがいたので渋々彼女から購入しました。
花売りもいっぱいいて、無理やり持たされそうになったので押し返しました。
そういえば絶対タイで買った柄ズボン持ってこなかったの失敗だったよなと思いながら歩みを進めていると、案の定外国人用チケットカウンターで足を隠す布みたいなやつを600円くらいで買わされました。チケット代と合わせると1700円でした。
ちなみに外国人が入る際は名簿に国籍と名前を書くのですが、本日の観光客は私でたった2人目だそうで1人目の方も日本人でした。日本の外務省的にヤンゴンは渡航は控えた方が良いが退避するほどではないという見方ですが、西欧だとアフガニスタンやソマリアと同じレベルの「渡航するな」という勧告が出ているので、西欧からの観光客はあまりいないのかもしれません。
そしてやってきたのがこちら、シュエダゴン・パゴダです!黄金に輝く中央の大パゴダを周りの小パゴダがぐるりと取り囲む唯一無二の様式です。
👨🦰「やあ、ガイドはいらんかね?」
🤓「いらん。」
👨🦱「やあ、どこから来たんだい?」
🤓「(ガン無視)」
👴「こんにちは。ミャンマーにはいつ来たんだい?」
🤓「昨日やね。」
👴「そうかそうか。生まれは何曜日だい?僕土曜日なんだけど。」
🤓「おお、ワシも土曜日やね。」
👴「いいね。これも何かの縁だ。土曜日のパゴダを見に行こう。」
🤓「サーサー、ちなみに払うかねはないよ。」
👴「…見なさい、あれが土曜日のパゴダだ。あれは…」
🤓「じゃあの👋」
とにかく客引きが凄いです。観光客は入場料を払った時に胸に「観光客です!」みたいなシールを貼られて1発で見分けがつきますので、数少ない観光客を何とか引っ掛けようとガイド達は必死になって取り合います。
でも確かに、タイやカンボジアてみたどんな寺院よりも「おお」ってなったかもしれません。観光客が少ない分ムードがあるのも然りですし、写真はどこから撮ってもあまり代わり映えがないですが、空間としての異端性はピカイチです。
この後Grabで1度宿に戻り、突然眠くなってきたので寝て起きたら夜になってました😇
Googleマップで夕食を食べる場所を調べていたら600メートルほど先に良さげな場所があったのでそこに行こうと思っていたのですが、外に出るとすぐ近くに賑わっているお店があったのでそちらに入ってみることにしました。
うーん、分からん😇
店員さんにGoogle翻訳で「おすすめはありますか?」と聞くと、チャーハンの写真を指さしてくれたのでそれを注文します。
出てきたものがこちらです!チャーハンと付け合せのスープ、あと東南アジアのチャーハンにはだいたい付いてくるニンニクと唐辛子のソースみたいなやつです。ここはtea houseなのでお茶は頼まなくても出てきました。料金が書いてなかったのでサービスか有料かはわからないですが。(多分有料))
チャーハンを1口食べると、「ん?」と小さく声が出てしまいました。味は薄いんです。ですが凄く本格的な中華の味がします。中華度は台湾の高級中華鼎泰豊の方が上なのですが、かなりそれに近しいです。少なくともこんな辺鄙な場所(失礼)にあるただのお茶屋さんで出てきて良いクオリティではありませんでした。
お会計は5000チャット(≒270円)でした!ミャンマーの鼎泰豊Aung Kaung San Tea&food、イチオシなのでぜひ行ってみてください!
さて、今回約1ヶ月の旅程で1週間弱分の着替えしか持ってきてないので、ホテルのランドリーサービスで洗濯をしてもらおうと持っていったのですが、フロントに洗濯物を持っていったら
👩「料金は後でお部屋の電話でお伝えしますね。」
と言われ、数分後に
👩「お値段35300チャット(≒2000円)になりますね。明後日にはできあがってると思うので!」
と電話がかかってきたので
🤓「え、ん?ちょ、高くないですか?」
と言って結局返してもらいました😇実際近くのランドリーサービスのクリーニング&ドライ500gの料金が300円くらいなのでちょっと高すぎですね。
3日目 スラム街を散策
ホテルで食べた今日の朝食です。チップスみたいなのが謎野菜の揚げ物に変わっていたり、麺の味付けが昨日と僅かに違う気がしないでもないですが基本同じメニューです😇
今日はGrabに乗って昨日とはちょっと違う場所に行ってみます。
着きました!こちらHling Thar Yarです。恐らく皆さんHling Thar Yarとはなんぞやみたいな感じだと思うので補足させていただきますと、ミャンマーで最大の工業団地と人口を抱える郡区です。
はい、特に観光をするような場所がある訳でもなく、普通にただの工業団地です😇
なんでこんな場所に来たのかというと、ヤンゴン市内で特に犯罪発生率が高いという情報を聞きつけ、果たしてどれほど危ないものなのかと気なっただけです。
GrabでHling Thar Yarと検索し、適当な場所を選んで下ろしてもらいました。
すぐ近くに無名のパゴダがあったので交通安全をお祈りしていざ向かいます!
ちなみに私が今いる場所ですが、Google map上だとこの辺りになります。
この辺りは富裕層が住む区画らしく、私の実家よりもよっぽど綺麗で大きい一軒家に1〜3重の有刺鉄線が張ってあります。
というのも、この富裕層区画は検問所を通らないと入れないようになっています。全然知らなかったのですが、私の乗っていたGrabタクシーもこの区画に入る際入境許可証のようなものを受け取っていました。別の場所から出ましたが、その時もまた検問所を通りました。
Google mapを頼りに富裕層区画から出ようとしたのですが、ゲートが開いていなかったのでぐるっと回り込んで出てきました。そしてこちらがゲート外、ラインターヤーの工業団地へと繋がる大通りです。
街の雰囲気ですが、マニラのスラム街へと繋がる大通りに酷似しています。散乱されたゴミ、砂埃と排気ガスの匂い、大量の大型トラック、水溜まりで体を洗う人々、これですよ!タイでスラムと呼ばれる場所に泊まって、カンボジアの電車スラムに行って、でも全然ピンと来なかったのですが、ここに来てやっとフィリピンぶりのガチのスラムに訪れることができるような気がして興奮が止まりません。
ここがラインターヤー工業団地の入り口です。
街はこんな感じです。デカい工場がいっぱい立っていて、等間隔にローカルなごはん屋さんがポツポツと点在している感じです。普通にただの工業団地ですね😇
工業団地を北から南に縦断し、一応最南端にあったパン屋さんをめざして歩いていたのですが、中を覗くと瓦礫で埋まっていて、出てきたのはでかい野犬2匹だけでめっちゃ吠えられたのでそそくさと退散しました。
道路が整備されてない別の道があったのでこっちを探索してみることにしました。
これは…!
住民の居住区に関しては本当になんの下調べもせずに行ったのですが、偶然通りかかった場所に巨大なスラム街がありました!
水上というか、沼地の上みたいな場所に立ってますね。
こちら動画バージョンになりますので宜しければご覧下さい。カンボジアやフィリピンでは外国人の私を見るなり子供たちが興味津々でワーっと寄っできたり、「ハロー」と笑顔で挨拶をしてくれましたが、ミャンマー人は全体的にかなりガードが固いというか、外国人に対して警戒心が強い感じで(それは居住区や大人子供に限らずですが)、ここの子供たちも遠目で私を発見するなり屋内に逃げ込んでしまいました。怖がらせちゃってごめんの😢
ここからGrabで帰ろうと思っていたのですが当然周辺にタクシーがいるはずもなく…
水のない猛暑の中40分間歩いて、大型マーケットOceanに来ました!
中にロッテリアがあったので入りました。何気に人生初ロッテリアです。バーガーとバナナミルクは美味しかったですがポテトはしなしなでした。
ホテルでもしばしば停電が起きていましたが、ショッピングモールでも停電が起きました。皆さん微動だにしてなかったので割と普通なのかもしれません。
服から仏具から食品や惣菜まで色々安く売ってます。品数は多いですが普通にスーパーマーケットって感じですね。
ミャンマー版ぜんざいみたいなのが140円で売ってたので買ってみました!レジの横に座るスペースがあったのでそこに座って食べます。ちょっと甘すぎですが水分と糖分が足りてなかったので調度良かったです。
カステラ以外は基本的にゼリーみたいな感じです。液体はココナッツミルクでした🥥
Grabに乗って次の目的地にやって来ました。ハトがたくさん、つまり仏教寺院です。
こちらチャウタッジーパゴダのヤンゴンで有名な寝釈迦像です。顎のあたりとか、ふくよかな感じでいいですね(失礼)
もう一箇所行きたい場所があったので向かいます。通りで兄さんたちがバンド活動をしていました。
ぶっちゃけ今のご時世海外のお土産くらいならオンラインで買えるのであまり意味はないと思っている所はあるのですが、母親からお土産を買ってくるよう言われていたのでヤンゴンで有名なお土産ショップに足を運びました。
しかし到着しても看板が見当たらず、近くの木にそれっぽい張り紙を見つけました。
「拝啓、我々は改装工事をしています。品数は少ないですが代わりの場所があるのでそこへ行ってください。」
マジか😇やっぱりミャンマー国内最新の情報が更新されてないので、検問所やパン屋さんの件もそうですがGoogle mapの情報があまり正確でない筋はあるかもしれないですね。移転場所の閉店時間もここと同じならあと30分くらいで閉まってしまうはずなので、とりあえず今日は帰りましょう。
4日目 ヤンゴン環状線
いつもと変わらない朝食を食べたら、Grabに乗って今日の目的地へ向かいます。こちらヤンゴン中央駅です。
実はここヤンゴン中央駅にはぐるっとヤンゴン市内を一周する、大阪環状線ならぬ「ヤンゴン環状線」というものが走っています。という訳で、ヤンゴン環状線に乗ってヤンゴンを1周してこようと思います。
事前に「ヤンゴン環状線に乗ったよ!」という方の情報を調べて行ったのですが、その方のブログが2019年に書かれたもので、クーデター前やないかいと思いながら乗れたらいいなくらいの気持ちで駅に向かいました。
情報通り7番線のチケット売り場に行ってみたのですが、チケットカウンターには誰もおらず、なんなら7番線とお隣の6番線は工場中だったのでワンチャンやってない説が出てきました。
1度駅構内から出て正面入口のチケットカウンターの方に話を聞こうと思っていたのですが、そもそもチケットカウンターにすら人がいませんでした。
👨✈️「どうしたのかね?」
駅を警備していたクソデカライフルを持った国軍の方に声をかけられました。
🤓「あの、えっと…」
👨✈️「環状線かね?」
🤓「あ、はいそれです!」
👨✈️「4番線だ。10時25分に出るぞ。チケットもそこで買いなさい。」
🤓「ありがとうございます!!」
ワンチャン様子のおかしい奴だと思われたかと思いましたが(様子はおかしくはある)、国軍さん、普通に優しかった…!!
30分ほど待ち、晴れて列車に乗ることができました。値段は300チャット(≒15円)です。いや安すぎぃ!!ちなみに車内を見て何か気づくことはないでしょうか?
実はこの列車、日本から寄贈されたお古なのだそうです!走行中ドアが開きっぱなしなことや、車内がバチバチに汚いという点で異国の電車感はありますが、本体は基本的に何も手を加えず丸々使いまわしてるので車内中が日本語で溢れています。駅にも「日本ありがとう!!」みたいな掲示板があって誇らしくなりました(誇らしいのはお前じゃなくて日本)
それでは以降、ヤンゴン1周3時間コースの様子です!
途中デカい白パゴダやエメラルド色の池に並ぶ水上スラムなどがあり、めちゃくちゃ写真に残したかったのですが人が増えすぎて写真どころじゃありませんでした😭
中間の駅くらいから結構ゴミゴミしてくるので全然快適ではないですが、もしご興味があれば行ってみてください!
環状線に乗って分かった事なのですが、かなり線路脇に住んでいるホームレスの方や、トタンを組み合わせて線路沿いに住居を構えてらっしゃる方が多い印象で、ぶっちゃけヤンゴン市内であまりホームレスの方を見かけたことがなかったのでこういうところに住んでいるんだという新たな知見がありました。
ということで、駅を離れミャンマーで最大のショッピングモールジャンクションシティに行きます!
ぼったくり確定演出
ジャンクションシティに向け歩いていると、日本語を話せるおっちゃんが話しかけてきます。
👴「こんにちは。」
🤓「こんにちは。」
日本語で話しかけてくるやつにろくな奴はいないのでそのままスルーしようとしましたが、追いかけてきました。
👴「どこ行くの?」
🤓「ジャンクションシティやね。」
👴「そうなん。ミャンマーはいつきたの?」
みたいな凄く自然な感じで無理やりガイドを始めようとしてきたので切り出しました。
🤓「お金は払いませんよ。」
👴「いいのいいの。しょうがない。」
その後も再三「お金は払いませんよ。」と言っていたのですが、「いいのいいの。しょうがない。」と全く同じ質問に全く同じ回答が返ってきました。ただ経験上こいつは絶対にぼったくりの部類なので、どういう手法で何をしてくるのか収めるためにカメラを回していました。
こちらその時の動画になります。(ボイスがコミュ障陰キャなのはお許しください)
何が起きていたのか補足させていただきますと、まず観光の途中で飲食店に入ろうと誘われます。
飲食店の店主とおっちゃんが顔見知りっぽかったので、例えばぼったくられるとか変なツアー組まされるとかあったらたまったもんじゃないと思い断ります。
その後も別のお店に入ろうと誘われますが全て断ります。しつこいので今日はありがとうございましたと別れようとしますが、いいのいいの、次はどこ行きたい?と強引に連れ回されます。
すると少しして、「私はガイドじゃないからお金はいらない、代わりにチップとしてアルコールを奢ってくれ」と言うので、特に得たものはないですがそこそこ長い時間一緒にいたのでコンビニでアルコールを1杯だけご馳走することにします。
コンビニに入り、おっちゃんアルコールを沢山買おうとして私オコ、結局1本だけ買わせて帰ったという流れです。ビール1本の値段は2600かと思ってましたがおっちゃんも言っていたように普通に3500チャット(≒200円)でした。
金は払わないよって最初から明言していたのが良かったのかもしれませんが、恐らく飲食店に入ったとてガバガバ飲み食いされて終わりの可能性は高かったので、こういう系統としては全然かわいい方かもしれませんね。皆さんも日本語喋れる奴には気を付けてください。
さて、めっちゃ忘れてましたが結局ジャンクションシティには行ってません。地元の富裕層や観光客が集まる場所なのでセキュリティチェックがあるのですが、怪しいガイドと怪しい陰キャのタッグだと入れないと思ったのかもしれません。
歩道橋を使って反対車線に渡ろうと思ってた矢先でした。突然とんでもない量の雨が降り始めます。傘も持ってない状態で歩道橋の出入口からは滝のように水が落ちてきているので、完全に歩道橋の中に閉じ込められました。
しばらくして若干降雨量が減ってきたので、隙を見てジャンクションシティに急ぎます。
そして到着したこちらがジャンクションシティです!階層は4階まであり、2日目に訪れたミャンマープラザよりもビジュアルに拘った建築様式をしています。
ぼちぼちお腹も空いてきたのでミャンマーのパン屋さんSeasonsに来ました!これでお値段500円くらいです。
左のツナたっぷりパンみたいなのがめちゃんこ美味しくてびっくりしました。ミャンマーを離れても別の場所で食べれるか調べてみたのですが、どうやら海外展開はしていないとのことです。入ったのは初めてなのですが、ミャンマー国内だとメジャーな飲食店なのでミャンマーにお越しの際はぜひ訪れて欲しいですね。
最上階に一風堂があったのでこちらも寄ってきました。というのもミャンマー国内でも意外とVISAが使えて現金が余り気味だったので、ちょっと豪勢めに食べています。一風堂の味を知らない(おい)のでなんとも比較しようがないですが普通に美味しかったです。お値段1100円でした😇
この後ミャンマーの中心都市にあるスーレーパゴダを見に行こうと思っていたのですが、そういえば600円で買った腰巻き(多くのミャンマー人が身につけている民族衣装みたいなやつ)忘れたやんと思い外観だけ見て帰ってきました😇
最終日 出国
重い荷物を背負って出歩くのはキツイので、12時のチェックアウトギリギリまで宿に滞在しヤンゴン国際空港に向かいました。飛行機の出発時刻は17:30です。
空港価格800円のツナサンドを食べチケットカウンターに向かいます。
チケットカウンターに並んでいると、出発カード(ミャンマーで初めて見ました)を書いて渡され、「マニー!」とお金をねだられました。ちょっと今所持金が乏しいので渡さなかったんですけどね😇
余ったチャットで家の人用のお土産を買おうと思い、税関を通って出発ゲートのお土産コーナーに向かいました。お土産の金額が全てドル表記で、レジの姐さんに「これチャットで買えます?」って聞いたら「1$=3900MMK(あんまり良くない)」で買わせたるよって言われたので、逆算して8$のお土産を探すことにしました。
ということで、31200MMK(=8$)のコップを購入しました。余ったお札はお土産として持って帰っても良かったのですが、色んな国のお札が混じってごちゃごちゃになりそうだったので、残りの50円を「チップです」って言ってお姉さんに渡したら苦笑してました🤣
まとめ
・バイクは走ってない
・食べ物は美味い
・かなり警戒心が強く物静かな国民性
・治安は他の東南アジアの国と比べて特別悪いという訳ではない
→危ない判定されてるのは情勢不安の問題
・ミャンマー特有の化粧タナカ、男性のスカートロンジー、特徴的な外観をしている
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