【デジカ】新しい夜王の実力はいかに!ヴァンデモンX抗体運用会議
こんばんは、ゆきおと夜の街を遊びたいしばおまです。
3月よりテイマーバトルの景品が更新され、
従来の再録カードではなく完全新規のカードたちが収録されるようになりましたね。WINNERプロモとかも勝ち取った感が強くて思い出に残りますね。
その中でもとくに光る存在はこちら!!(超主観)
そうヴァンデモンX抗体です!
語りたいことは色々ありますが、とりあえず効果を見ていきましょう!
・登場時・進化時 レベル4以下の相手デジモン1体を消滅させる。
→この細かい焼き効果はメタ焼きに有効。どうしても効果登場によるコンボが主体のデッキになるのでメタデジモンがいると一気に失速します。そこにこの効果があると一旦ヴァンデXで焼いてから動き出す、ということも可能です。
・消滅時 このデジモンの進化元に「ヴァンデモン」/「X抗体」があったなら、自分のトラッシュから、名称に「ヴァンデモン」を含むレベル6のデジモンカード1枚をコストを支払わずに登場できる。
→????????いいんですか????????
ベリアルもヴェノムも関係もなくトラッシュからだしてもいいんですか?
名称の枚数関係なしに出していいんですか??
進化元に「ヴァンデモン」/「X抗体」が入ってるだけで?
…いけないいけない、取り乱しました。それぐらい今までヴァンデモンを使っていてむず痒い点を払拭する効果でした。
何がむず痒かったかというと、ベリアル関連とヴェノム関連のカードが上手く噛合わなかったからです。
ベリアルを軸に構築していくと、ゆきおさんでのリーサルを作る際にヴェノムがトラッシュにいるととくに蘇生できるわけでもなくただのトラッシュの肥やしとなり邪魔で、
ヴェノムを軸に構築すると、霧の結界などでBT8ヴァンデモンを含めたデジモンを消滅させながら新たなヴァンデモンを登場させつつ、ゆきおさんを出してコンボさせたりなど考えましたが、ゆきおさんはベリアルを、霧の結界はヴェノムをトラッシュから蘇生するので、トラッシュがそろってなければ「ああ!ベリアルがない!ヴェノムはあるのに!」「ああ!ヴェノムがない!ベリアルはあるのに!」という悲しいトラッシュ事故が起きることが多々あります。(実体験)
とにかくトラッシュのヴァンデモンの名称がばらけていると困る場面が多く、なかなかうまくかみ合わせることができませんでした。
そんななか登場したのがこのヴァンデXのこの効果!!
とくに名称の差異は関係なく、ヴァンデモン究極体なら何でも出せます!!
この上記のリストなら何でも出せます!!(全部強いとは限らない)
ヴァンデモンハイランダーみたいなのを組んでも面白いかもですね。
さらにヴァンデモンからコスト0で進化できるというのも強く、
従来、BT8のヴァンデモンの進化元効果
消滅時 このデジモンが名称に「ヴァンデモン」を含んでいたとき、自分の手札かトラッシュから「及川悠紀夫」1枚をコストを支払わずにレスト状態で登場できる。
本来この効果を使うためには究極体に進化する必要があり、その際大幅な進化コストを要求されるため、どうしても自発的にこの効果を使おうとすると次ターン以降になってしまいます。その間にバウンスなどされ無下にされたゲームは幾星霜…。
しかし!このヴァンデXを経由すればタイムラグなしで進化元効果を使うことができ、メギドフレイムやパンデモなどの自傷系オプションですぐさま消滅させ、相手の盤面に干渉しつつ自分のアドバンテージは広げていくことが可能です!
いやぁ…革命的ですねぇ…。
それではデッキ構築の視点へ少しずつ話題を移してまいりましょう。
ヴァンデモンのデッキを組むにあたって、タイプは大きく2つのタイプに分かれます。
ざっくりいうと、順当進化型とアルケニマミー型の2つです。
順当進化型はそのままの意味で、進化の過程で手札を捨てたりデッキをトラッシュに送り徐々にアドバンテージを稼いでいく型です。
アルケニマミー型は、BT16弾で収録されたこの3枚
このカードたちの登場効果をループさせ手札とトラッシュアドバンテージを稼いでいく型となっております。
ヴァンデモンX抗体を採用するにあたって、いったいどっちの型が有効か考えた結果、自分としてはアルケニマミー型が採用となりました。
なぜそうなったのか、ある程度流れを細分化していきながら見ていきましょう。
そもそもヴァンデモンX抗体から主に出したいのは、
BT16のベリアルヴァンデモンとBT15のヴェノムヴァンデモンです。
ベリアルは複数並べればリーサル性能は素晴らしいし、ヴェノムは焼き性能もブロッカーとしての壁性能も優秀です。
そこで性能を生かすためのコストなどの条件を考えると、
ベリアルヴァンデモンのアタック時効果で消滅させるデジモン/テイマーの準備が必要です。
その前提条件を考えると、順当進化で盤面を進めていった場合、
仮に条件を満たしたヴァンデモンX抗体を消滅させたとしても、
その場にはコストとなるデジモン/テイマーが残っていないことが予想されます。ゆきおさんが盤面に残ってたとしても、それをコストにすることはあまりおすすめではありません。ゆきおさんを消滅させることでつながる動きはないので自分の首を絞めるだけです。
それではアルケ二マミー型はどうでしょう。
ベーシックな動きの想定として、
①アルケニモン&マミーモン(テイマー)が1枚以上(2枚あれば最高)
②コスト3以上の状態(ミストメモリーとか、手札にニーズヘッグモンなどがあるとよし)
のような盤面を準備し、
③アルケニモンかマミーモンの登場宣言、テイマーを消滅させ登場コストを軽減
④テイマー消滅時効果でトラッシュのヴァンデモンを登場
⑤そのヴァンデモンにヴァンデモンX抗体を進化
ここまでの流れができれば十分で、そのまま別の動きをしてターンを返せば、テイマーの効果で登場したヴァンデモンは相手ターン終了時に消滅できますので、ヴァンデモンX抗体の消滅時効果までほぼセミオートで確定します。ゆきおさんを展開できていればさらなる連鎖も可能です。
相手の盤面を崩す必要があるのであれば、そのままヴァンデモン以外の完全体からベリアルヴァンデモンに進化することで、コストをヴァンデモンX抗体として消滅させ、相手の除去と自分の盤面の展開を進めることも可能です。スクランブルなんかも絡めるとリソースもコストも無駄ないですね。
このようにアルケニマミー型で構築を進めていくと無駄なくコストの準備や展開が可能であると推測できます。
なので自分はヴァンデモンX抗体を活かす型として、順当進化ではなく、アルケニマミー型を採用しました。
順当進化型も活かす道があればぜひ使ってみたいので、もし天才的な構築があったらぜひ教えていただけたら幸いです。
それでは今度は自分が組んでみたデッキリストをお見せいたします
固定枠の完全体以上のデジモンカードが多すぎて頭を抱えました。
アルケニマミー型のデメリットといえるところでしょうか。
アルケニモン・マミーモン・アルケニマミー(テイマー)は4枚づつ入れないと最大限機能しないので、なかなかの枠を消費します。
加えて、今回ヴァンデモン2種とさらにX抗体を採用するので、完全体だけで17枚にもなります。ベーシックなデッキの成長期の枠より多いですね。
とんでも事故を起こしそうな構築ですが基本的に完全体を登場させていくので意外とデッキは回転します。初手高コストは事故ではなく平常運転です、ご心配なく。
上記で一度説明した通り、
とりあえず序盤はアルケニマミー(テイマー)を置けるように動いてみてください。2枚置けたら最高です。
2枚置けなければ、コスト3を供給できるようにしましょう(ミストメモリーやニーズヘッグ、ヤマトの確保)
そうすれば簡単にアドバンテージを稼ぐことができるでしょう。
また、採用を迷っているカードとして、スクランブルがあります。
なんとも登場が多いので相性悪いかなぁ、と思っていたのですが、シンプルにベリアルを4コスで進化できるし、その後のディレイでトラッシュの任意のカードをトップに仕込めるのが相性よく、アルケニマミーの使い回しや、数少ない成長期の確保にも重宝しそうです。
ならば入れればいいじゃん?と思うかもしれませんが、いかんせん枠がないのです。
必須枠(アルケニマミー必須枠・自傷用カードなど)を入れたらぴったり50枚で困ってます。足りないぐらいです。
その中でスクランブルに枠を割くことができず断念しております。必須枠の削れるところが見つかれば積極的に入れたい1枚です。
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スクランブル必須かもしれません。
ヤマト・ゆきおさんを1枚ずつ減らして2枚採用したのですが、非常に良い働きを見せてくれました。
予想通り、ベリアルの1軽減進化、その後のアルケニマミー、もしくはヴァンデXの回収など、潤滑油としての役割を果たしてくれました。
しかし、手札速度が倍になるのがデメリット。最初3枚採用していたのですが、いつのまにか手札が1枚になってました。
でも、回収できるカードのパワーが強いのでそんなに手札が少なくて困ることはないかもです。ようは使い方ですね。さすがに3枚はやりすぎなので2枚に抑えてます。
あと今採用迷い出したのはギルモンですかね。
メギドフレイムのセキュリティ効果は捨ててる構築なのですが、やっぱり1%でも使える可能性は残した方がいいのかな、と思ってしまいました。
1枚ぐらいは採用したいですね。
このギルモンを採用しておけば、
ベリアルの詰めの盤面で、ベリアルアタック時効果でアルケニマミー(テイマー)を消滅させ、テイマーの効果でヴァンデモンACE登場、登場時効果でこのギルモンを蘇生すればトラッシュ枚数に左右されますが、速攻で1点増えますね。
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ちなみに、BT8のベリアルヴァンデモンは使わないの?って声があるかもしれません。
確かに登場時効果が強力で、一見運用できそうですが、ある理由で採用を見送っています。
それはヴァンデモン名称がなかなか5枚トラッシュに送れないからです。
アルケニマミー型のもう一つのデメリットと言ってもいいでしょう。アルケニマミーのシステムを動かそうとすると自然とアルケニマミー名称を落としがちです。(テイマーを出す流れを止めないために)
そうなるとよほど余裕がある時にしかヴァンデモン名称を落とすことができず、トラッシュにヴァンデモン名称が貯まることはありません。
なんならヴァンデXは手札に欲しいので、これまた落とすギミックとは噛み合わないので、BT8のベリアルが求めるところとは齟齬が出てきてしまいます…。
このような理由があり、進化で盤面に干渉する能力も持たず、トラッシュが肥えていない状況での登場になんの意味もないBT8のベリアルヴァンデモンは不採用としました。彼が輝く構築も見つけたいですね…。
いかがだったでしょうか?
結構自分のヴァンデモンに対する感触を主観で語ってしまったので、こんな運用あるよ!とかありましたらぜひ教えて頂きたいです。
お読みいただきありがとうございました!