見出し画像

【大人のインク書道】奥の細道 夏草や


奥の細道 夏草や兵どもが夢の跡

Wikipdiaによると、『おくのほそ道』は、元禄文化期に活躍した俳人松尾芭蕉の紀行及び俳諧。元禄15年(1702年)刊。

日本の古典における紀行作品の代表的存在であり、芭蕉の著作中で最も著名な作品である。「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」[* 1]という冒頭より始まり、作品中に多数の俳句が詠み込まれている。

とされています。Wikipediaでは『おくのほそ道』との表記が使われていますが、個人的には見慣れている感じがするので「奥の細道」と書きます。

最初は、「夏草や兵どもが夢の跡」にしました。特別の日、そして、8月は、特に多くの追悼・慰霊が行われる時期でもあります。

元の句では、”兵”は武士(軍人)なのでしょうが、この季節にこの句を見ると、今生きている人も含め、一人ひとりの想い(夢)に向けた歩(あゆみ・情熱・努力)が、思いに浮かびあがってきます。
一時の勢いが無くなって来る夏草に、時の流れを感じ始める季節です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?