炎のダイスの取扱説明書
はじめに
こんにちは、インコマンです。
今回は今まさに旬を迎えているダイスである「炎のダイス」の取扱説明書……と銘打って、炎のダイスを使用するにあたって知っておくべきことについて纏めました。
なお、以下は本noteを執筆するにあたって大変参考にさせてもらった動画、note記事、サイトです↓↓↓
▲ セージさんの最新の投稿動画。炎のダイスのやばさが一瞬で分かる。強い。
▲ へくさんが執筆した炎のダイスのクリティカル判定についてのnote記事。詳しい。
▲ リャノさんが管理されてるランダムダイスの攻略サイト。導線が良いので、探してるものがワンクリックで見つかる。今回もお世話になりました。
※炎のダイスのクリティカルの詳細な仕様については、既に上のへくさんのnoteで纏められているので、本記事ではさらっと記載するに留めます。興味ある方は、是非へくさんのnoteをご覧ください。
カタログスペック
【炎のダイス】(英雄)
基本ダメージ:500(+50x(クラス-5))(+100x(レベル-1))
攻撃速度:1s
ターゲット:先頭
攻撃力減少量:2%
範囲ダメージ:30%
以上が炎のダイスの性能です。
炎のダイスが発生させるダメージには、実弾ダメージと範囲ダメージの2種類があり、実弾ダメージは基本ダメージと攻撃力減少量を元に計算されます。
炎のダイスの実弾ダメージは、最初は基本ダメージと等しく、実弾を1回発射(着弾の必要はなし)するごとに、基本ダメージから攻撃力減少量、すなわち2%が引かれていきます。
1発目:100%
2発目:98%
3発目:96%
:
:
:
49発目:4%
50発目:2%
こんなふうにね。要するに、炎のダイスは何もしなければ50回攻撃できるダイスというわけです。50回攻撃した炎のダイスは燃え尽き、置物と化します。攻撃はしません。
▲ こんなふうにね。
ただ、先日のアップデートで炎のダイスを、まだ攻撃できる状態の炎のダイスの上にかざすことで、攻撃力を回復させることができるようになりました。
また最近のアップデートで、回復中の炎のダイスが突然燃え尽きてしまうという不具合も修正され、非常に使いやすくなった印象です。
とまあ、このように、炎のダイスの実弾ダメージは、基本ダメージからの割合減算を行って決定されます。
そして範囲ダメージは、その決定された実弾ダメージの30%になります。
実弾ダメージと範囲ダメージは、それぞれクリティカル判定が行われるため、範囲ダメージはクリティカルが二重に掛かる可能性があり、現在炎のダイスが旬を迎えているのはその仕様が理由でもあります。
詳しくはへくさんのnoteをご参照ください。
回復判定の位置
さて、炎のダイスが回復することができることは先述の通りですが、その詳しい仕様について迫ってみましょう。
まずは、回復判定を得る条件です。
回復判定を得るには、攻撃可能な、あるいは攻撃不能な炎のダイスを持ち(ホールドし)、攻撃可能な炎のダイスの「上」にかざすのが条件です。
では、この「上」とは具体的に何を指すのでしょうか。
検証してみたところ、掴んでいる炎のダイスの中心が、かざす攻撃可能な炎のダイスの「当たり判定」に重なるとき、回復判定が得られるようです。
当たり判定については以前まとめた記事があるので、そちらをご覧ください。
つまり、炎のダイスを回復させるためには、例えば完全にダイスを同じ位置に重ねる必要はなく、かといって当たり判定の外側に持っているダイスの中心が来るようなかざし方では十分でないということです。
このように、ダイスの実描画上にかざすだけでは回復は発生せず、当たり判定上にかざすことで初めて回復が発生するわけですね。
回復量
これで、回復判定を得るための条件は分かりました。
では、回復を受けたダイスは直ちに100%の状態に回復するのでしょうか。
いいえ、違います。
回復には、時間が掛かります。というよりも、時間当たりの回復量が設定されているため、回復が発生した時間に応じて回復量が決定されます。
回復量について検証した結果、どうやら0%→100%に回復するためには1秒間の回復が必要であることが分かりました。
従って、0%の状態から0.4秒間回復すれば40%の状態になり、70%から100%の状態に回復したい場合は0.3秒間回復すれば良いというわけです。
ただ、この検証結果は、録画のフレーム検証で行ったものであり、誤差が含まれる可能性があります。あくまで参考程度にお考え下さい。
減少VS回復
炎のダイスの回復が実装された直後は、回復中に炎のダイスが突然燃え尽きることが多発していました。
おそらく、回復中(ホールド中)に元々迎えるはずだった50回目の攻撃を迎えると、回復を無視して一気に燃え尽きてしまうような不具合が発生していたようです。
ただ、最近のアップデートでその不具合は修正され、炎のダイスは攻撃力減少を受けながらも回復し続けられるようになりました。
このことを詳しく調べるために、以下のような検証を行いました。
1.出目2の炎のダイスを出目1の炎のダイスにかざしたまま、燃え尽きるのを待つ
結果:2倍の速度で攻撃を行い、出目1の炎のダイスの半分の攻撃回数で燃え尽きるはずの出目2の炎のダイスは、出目1のダイスが燃え尽きるまで最大の炎を維持し、出目1の炎のダイスが燃え尽きた後から、攻撃力を減少させていった。
2.出目5の炎のダイスを出目1の炎のダイスにかざしたまま、燃え尽きるのを待つ
結果:出目1の炎のダイスが燃え尽きるまで最大の炎を維持し、出目1の炎のダイスが燃え尽きた後から、攻撃力を減少させていった。
3.出目7の炎のダイスを出目7の月のダイスに隣接させ、出目7時間のダイスのバフを与え最高速度で攻撃できる状態にし、出目1の炎のダイスにかざしたまま燃え尽きるのを待つ
結果:徐々に炎が小さくなり(回復していないときよりも緩徐)、燃え尽きてから再点火と燃え尽きを高速で繰り返した。
以上のことから、次のことが推測できます。
炎のダイスの「攻撃力減少」と「回復」は同時に発生し、攻撃力減少を回復が上回った場合、常に最大近いダメージを発生させられる。
具体的には、回復量が100%/1s=2%/0.02sであり、炎のダイスは攻撃速度が1発=攻撃力減少2%/1sなので、速度バフが無い場合常に回復量が攻撃力減少を上回ります。
また、出目毎の攻撃速度上昇バフとのかかわりを見ると、
出目1は速度上昇95%で2%/0.05sなので常に回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目2は速度上昇95%で2%/0.025sなので常に回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目3は速度上昇94%で2%/0.02sなのでそれ未満で回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目4は速度上昇92%で2%/0.02sなのでそれ未満で回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目5は速度上昇90%で2%/0.02sなのでそれ未満で回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目6は速度上昇88%で2%/0.02sなのでそれ未満で回復量が攻撃力減少を上回ります。
出目7は速度上昇86%で2%/0.02sなのでそれ未満で回復量が攻撃力減少を上回ります。
炎のダイスは、実弾ダメージ=基本ダメージとなるときが一番強いので、上のような速度バフを与えないように運用すると良いでしょうね。
おわりに
というわけで、炎のダイスの取扱説明書でした。
如何だったでしょうか。今回の初出情報としては、回復を得るための条件として当たり判定上にダイスの中心を持っていく必要があること、回復が大体100%/1sであること、最新のアプデでほとんどの場合において攻撃力減少に回復量が打ち勝つことの3点かと思いますが、対戦で(あるいは協力で)炎のダイスを用いるには、いずれも非常に重要な情報かとおもいます。
世はまさに大炎上時代。
皆さんも、今まさに旬である炎のダイスを活用し、対戦及び協力モードをエンジョイしましょう。
ではでは。