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印鑑、はんこの掃除やお手入れはどうする?

<目次>
1.印鑑掃除の基本
2.保管方法は素材によって異なります
3.掃除やお手入れで印鑑を長持ちさせましょう

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印鑑を長く使用しているうちに、だんだん綺麗に押せなくなってきた…という経験をされている方は多いと思います。

こちらではそんな印鑑の掃除やお手入れ方法について、詳しく記事にしてご紹介しています。


1.印鑑掃除の基本


まず印面を覗き込み、汚れがないかを確認してみましょう。

印面彫刻の種類には、字の部分を凸状に残して周囲を彫る朱文(しゅぶん)と、字の部分を凹に彫る白文(はくぶん)の2種類があります。

普段皆さんが使用されている一般的な印鑑は「朱文」の印鑑になりますが、凹の部分(文字以外の彫られている部分)に朱肉やごみが溜まりやすくなります。


印面が朱肉の油を吸いすぎてしまうと、印鑑に負担がかかり劣化の原因になるので早めに拭き取るようにしましょう。

汚れを拭き取るにはティッシュや柔らかいガーゼなどが最適です。使用後、まだ日が浅いうちは簡単に汚れを拭き取ることができます。


汚れた朱肉を放置したままにしておくと、乾燥して取れにくくなります。

特に印面の狭い窪みに朱肉が入り込むと、ガーゼでは掃除しきれず、汚れがこびりついてしまう場合もあるので注意しましょう。

狭い部分の掃除には印鑑専用のお掃除ブラシを使うのが適しています。専用ブラシは花を活ける剣山のような形をしていて、ブラシに印面をこすりつけるようなイメージです。


専用ブラシはこびりついた朱肉やホコリ、紙粉も取り除けるため、印鑑だけでなく、ゴム印の掃除にも役立ちます。

毛先の柔らかい歯ブラシがあれば代用もできますが、汚れをきちんと落としたい場合は専用ブラシを使う方が効果的。

注意点としては、つまようじや針など、先が固くて尖ったもので掃除しようとすると、印面を傷つけて破損してしまう可能性があるので注意してください。


また、輪ゴムを使った掃除方法も手軽に出来ておすすめです。

紙の上に輪ゴムを複数本並べて置き、上から印面で輪ゴムを押し付けるように転がしてみましょう。

これにより輪ゴムに印鑑の汚れが付着し、印面が綺麗に掃除できるんです。

輪ゴムには弾力があるので、掃除をしながら印面を傷つける心配も無く安心です。


他にも掃除方法として、消しゴムの「練り消し」を柔らかく練り印面の汚れに押し付ける方法などがあります。

この練り消しには「印鑑掃除用」として販売されているものもあるので、おすすめです。

こういったお掃除アイテムを上手く使うことで、より効果的に印鑑のお手入れができます。


そして注意したいのが「水洗い」です。

チタンなどの一部の印材は大きな影響を受けませんが、多くの印材は水洗いによって劣化などの影響を受ける場合がほとんどです。

天然印材などは特にデリケートなため、水に濡らすことで乾燥やひび割れなどを引き起こし印鑑を劣化させる原因となってしまいます。

また、印面保護の役目として塗っている朱墨や墨が剥がれてしまう恐れ等もあるため、水洗いは避けるようにしましょう。


2.保管方法は素材によって異なります


印鑑の掃除やお手入れはもちろんですが…



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匠印章辞典|「印鑑、はんこの掃除やお手入れはどうすればいい?」
https://www.inkan-takumi.com/dict/oteire.html

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