飽き性で面倒くさがりなウェブデザイナー。
ウェブデザインっていう職業を初めてふと考えることがあるんだよね。
「どんなウェブデザイナーでありたいか」って。
ウェブデザイナーといっても昔は「ウェブサイトのUI係」みたいな位置付けだったらしいんだよね。プログラムやコードはできなくて、デザインソフトを使ったウェブサイトのUI作成。
でもボクの考えるウェブデザイナーってのは、ヒアリング・マーケティング・ウェブサイトUI・コーディング・プログラミング・SEO・サイト運用までぜーんぶできる。それに加え、名刺やチラシ・ロゴデザインなんかのグラフィックデザインのスキルもある人のことだと思ってる。
いわゆるコンピュータで何でも作れる人みたいなね。
というわけで、一言でウェブデザイナーといっても範囲が広いのでいろんなカテゴリに分かれているなって思うんだ。
今回はそんなウェブデザイナーっていう職業を「デザイン」「プログラム」の2つの視点で4分類してみようと思う。
そもそも、ボク自身がどんなウェブデザイナーでありたいかを客観的に把握したいだけなんだけどね。
ウェブデザイナーには4種類いる
ウェブデザインのべーすは「デザインとプログラミング」。
これをマトリクスにすると、さっき言ったように、ウェブデザイナーは4種類存在していることになる。
デジタルのデザインが得意な人。
リアルなデザインが得意な人。
フロントエンドが得意な人。
バックエンドが得意な人。
フロントエンドとデジタルデザイン
ボクがまさにこれだと思うんだけど、デジタルデザインとフロントエンドの掛け合わせ。
「絵とか苦手だし、プログラムの実装も好きじゃない」
でも
「デバイスを使った作品や、魅せ方にこだわったウェブサイト開発は大好き」
そんな人がこれに当たるのかなと思う。
美大とか出てない文系で、飽き性な人とかはこれじゃないかな。
感受性が豊かで、飽くなき探究心でいろんなことにチャレンジするフットワーク軽めな人間が多い印象だね。
フロンドエンドとリアルデザイン
これは美大の人に多いイメージだね。
美大や絵の学校を出てるからすごく絵が上手だし、とても細部にこだわるような人が多いイメージだね。
こちらも感受性豊かでこだわりが強い反面、効率化とかは少し苦手な印象です。
バックエンドとデジタルデザイン
普通の学校を卒業後に職業としてウェブデザイナーになった人が多いイメージだね。
それまで全くデザインやプログラムを触ったことがないけど、社会人になっていきなり学んだから絵は得意じゃない。最低限のデザインソフトの操作はわかるけど、作品を作るほどじゃない。
効率よく物事を考えるのが得意で、ウェブデザインは数あるスキルの中の一つとして捉えているから視野が広いっていう印象。
バックエンドとリアルデザイン
美大とか絵の学校を出てるのに、プログラムに目覚めちゃったパターンじゃないかな。あんまり見たことはないけど、職場では結構希少な存在なんじゃないかな?
芸術やデザインに関する知識を備えていて、論理的な思考が得意だから、安定したクオリティでデザインもプログラムもそつなくこなしていくイメージだね。
一方で、マーケティングとか新規事業とかブランディングとか抽象思考が苦手な印象です。
ざっとこんな感じでウェブデザイナーを特技別に4分類してみました。
ボクは私立文系の大学を出てて、独学でウェブデザインを学んだので絵の知識や興味は皆無です。プログラムは多少やったけど飽き性な性格なもんでスピード感のあるフロントエンドがやっぱり好きだね。
フロントエンドってプログラム初級みたいな感じでレッドオーシャンだから、他のウェブデザイナーと差別化するのがとても難しいと個人的には思ってます。
だからこそ、デザインとプログラミング"以外の何か"が重要かなって思いながら日々研鑽しています。
まあでも、自分のことをたまに客観的にみてみるっていうのも大切なことだよね。