マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ (6.コズミック)
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コズミック
オーバービュー
オーバービュー AG-01 『Age of Ultron VS. Marvel Zombies』
▵1872年(アース-15513)のハンク・ピム
○1872年(旧アース-51920)のハンク・ピム
(この時点の「1872」すなわちバレー・オブ・ドゥーム領はバトルワールドに属するためアース-15513の一部で、その意味では間違いではない。しかしバトルワールドに併合される以前の1872世界はアース-51920だったため、このハンク・ピム自身は「アース-51920出身のハンク・ピム」である。そもそもバトルワールド全土がアース-15513と言え、ここで1872領だけをアース-15513と注釈する意味が無い)
オーバービュー BA-01 バデューン
✕[出身銀河]カペラ
○天の川銀河
(設定に揺れはあるものの、カペラは銀河ではなくその中の星系の名前として扱われている)
▵あるとき、惑星ゼン・フーベリの全人口が
○ある未来では、惑星ゼン・フーベリの全人口が
(これはアース-9223の未来で起こった事件とされるが、諸説あり現在も定説が定まっていない。
Warlock Vol.1 #10で最初にガモーラの「20年後(アース-7528)のゼン・フーベリ星をチャーチに滅ぼされ、サノスに育てられ現代に送られた」というオリジンが明かされた直後、#11ではメイガスとの戦いに決着が付き(当時はそう思われた)チャーチが存在する未来が消去された。ここでその未来からやって来たガモーラがまだ存在する事は矛盾になるが、「時間改変の一因だったために存在し続けた」という理由が与えられている。
そして17年後、Warlock and the Infinity Watch Vol.1 #11ではこの問題にさらなる解決を与えようとしている。ここではガモーラは「ゼン・フーベリ星をバデューンに滅ぼされ、サノスが育てた」とされたのだ。つまり未来のチャーチが消えた結果、今度はバデューンがゼン・フーベリ星を滅ぼす別の時間軸に移動したと考えたのである。ちなみにこの説明の中には「未来から現代に送られた」という要素が無いが(マーベル・ファクト・ファイル本項が過去の出来事のように書いているのはこれに拠るのだろう)、しかし現在の時間改変で過去が変化すると考えるのは難しいため、時間移動については言外に示唆されたものと思われる。
事実さらに16年後の事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #4で、この事件はまだ起きていない未来、アース-9223の出来事だと定義されている。一方、ガモーラはあくまでゼン・フーベリ星がチャーチに滅ぼされたアース-7528の出身だとされており、アース-9223はパラレル的に脇に追いやられていると思しい(過去のアース-9223への言及は時間改変による記憶の混乱とされている)。
ここからはマーベル・ファクト・ファイル原書の刊行後の事になるが、2019年のThanos Vol.3 #1では、ガモーラは「ゼン・フーベリ星をサノスに滅ぼされ、そのままサノスが育てた」という事にされた。やはり時間移動に言及が無いが、今回は大幅な後付けであるためあるいは過去に起きた出来事なのかもしれない。つまり、タイムパラドックスその物を無効化しようとする試みである。一方、現在のマーベル公式サイトでは逆にバデューンがゼン・フーベリ星を滅ぼした事になっている)
?クリー人は、インヒューマンズ、ケンタウリ人、ダイア・レイス、キメリア人といった、さまざまな種族とも同盟を結んできた。クリー人がテリジェン・ミストの効果に対して自分たちが抵抗力を持つようにしてほしいと要請すると、バデューンはアンフォゲンの名で知られる突然変異誘発物質を用いた処置をクリー人に施した。
→クリー人は、ケンタウリ人、ダイア・レイス、キメリア人といった、さまざまな種族に対しインヒューマン化実験を行なってきた。バデューンに対してはテリジェン・ミストの効果に似たアンフォゲンの名で知られる突然変異誘発物質を用いた処置をバデューンに施している。
(具体的な出典が見当たらなかった。アンフォゲンはそもそもクリーがバデューンに与えたものであり、何らかの混同のようにも思えるのだが……)
オーバービュー BR-01 ブルード
▵ウナ
○ユーナ
(Unaの表記揺れ)
オーバービュー CC-01 コンテスト・オブ・チャンピオンズ
※タリスマン
(このタリスマンは、アルファフライトのマイケル/エリザベス・トゥーヤングメン親子とは無関係な新キャラクター。
コンテスト・オブ・チャンピオンズは元がオリンピック企画だった名残で国際色豊かなチーム編成を強く意識しており、このオーストラリアのタリスマンはじめアルゼンチンのディフェンサー、フランスのペレグリン、ドイツのブリッツクリーク、アイルランドのシャムロック、中国のコレクティブマンなど各国から新キャラクターが続々登場してアメリカのおなじみのヒーロー達としのぎを削った)
✕インビジブル・ウーマン
○インビジブル・ガール
(当時はまだインビジブル・ガール。スーザンがインビジブル・ウーマンを初めて名乗るのはこの3年後のFantastic Four Vol.1 #284)
[コラム]
▵『Treasury Edition』
○『Marvel Treasury Edition』
✕『Secret Wars』
○『Marvel Super Heroes Secret Wars』
(ともに正式題。後者はSecret Wars Vol.1と区別される)
オーバービュー CE-01 セレスティアルズ 第四波
✕ネザールは爆弾の弾道を逆転させ、飛行機を破壊した。
○ネザールは爆弾の弾道を逆転させる幻覚を見せ、軍人たちの精神を破壊した。
(甚だしい誤り。爆弾は単体飛行するミサイルだったので、ここでなぜ「飛行機」が出てきたのかも不明)
オーバービュー CG-01 カウンシル・オブ・ゴッドヘッズ
✕[ピンナップ図版上]⑧アヌ(アナンヌキ)
○⑧アヌ(メソポタミア)
(アナンヌキはアヌらメソポタミアの神々の総称で、地域ではない)
✕[最高会議の責任者たち]コロンカットカ
○コロンカックタ
(スペルはKoronkakkta)
▵[オシリス]セト
○セス
(非常に紛らわしいがエルダー・ゴッドのセト Setではなくエジプトの神セス Seth。セスがセトを騙りエジプト人の崇拝を得たという事情もあり、セスをセトと呼ぶ事はできるがあまり適切ではない)
※デミウルゴス
(デミアージのこと。ギリシャ語のデミウルゴス Demiourgosの英語読みがデミアージ Demiurgeである)
✕ケルトを崇拝するダーナ神族
○ケルト人が崇拝するダーナ神族
(誤記)
✕[コラム:ゴッド・スクワッド]スクラル人の神々シャラとキスリ
○シーアー人の神々シャラとカイスリ
(2柱を信仰しているのはシーアー人。キスリ/カイスリはK'ythriの表記揺れ)
オーバービュー CO-01 コタチ人
▵ジャック・デュケイン
○ジャッカス・デュケイン
(ジャッカスの愛称がジャックであり必ずしも誤りではないが、表記揺れ)
▵[コラム:コイ]ロト
○ロット
(Rotの表記揺れ)
オーバービュー DB-01 ブク
▵宇宙評議会
○銀河評議会
(Galactic Councilの表記揺れ。他にIntergalactic Council 銀河間評議会とも)
オーバービュー DI-01 ダイア・レイス
※[ハイブリッド]ジェームズ・マークス
→ジミー・マークス
(ジェームズ・“ジミー”・マークスであり誤りではないが、アベンジャーズ:オーバービュー AR-39 アベンジャーズ・アカデミーの項と不統一)
✕スプリーム・レイスナイツ
○スプリーム・レイスナイト
(劇中の呼称による。なお、本文でスプリーム・レイスナイトを倒した「セントリー」はアベンジャーズのセントリーではなく、スペースナイツのセントリーことヴァル)
✕黒い太陽をガラドルに差し出し、この惑星の太陽と融合させ、
○黒い太陽をガラドル太陽系に転移させ、この太陽系の太陽と融合させ、
(黒い太陽は強制的にテレポートされた)
[コラム:ファンタズマ]
✕最高会議
○スプリーム・ソビエト
✕人民保護領
○ピープルズ・プロクリエイト
(甚だしい棒訳。Supreme SovietsとPeople's Protectorateはどちらもそもそもは確かにソビエト最高会議と人民保護領を指す言葉だが、マーベルユニバースではこの用語を転じてヒーローチームの名前にしている。ファンタズマが所属したのは明らかに後者)
オーバービュー EM-01 クリー/スクラル戦争 帝国への道
※「我々は地球に向かう!」
(この項目はマーベル・ファクト・ファイルでは例外的に2020年の最新のイベント、Empyreを扱っている。ここで解説される読切Road to Empyre: The Kree/Skrull WarはEmpyreイベントの序章的な位置づけでしかないが、クリーの歴史を簡単に追っており「まとめ」として採用したのだろうか?
実際にはこの後に本筋であるEmpyre Vol.1 #1~6があり、ハルクリングの宣言は地球侵略を企むコタチに対抗するためクリーとスクラル、地球の同盟を促すメッセージであったことが明らかになる。銀河から動物種を根絶しようとしたコイ率いるコタチは、アベンジャーズとファンタスティック・フォーに敗れた)
✕アーマーを着た巨大な怪物
○硬い鱗に覆われた巨大な怪物
✕アーマーを着た怪物
○硬い鱗に覆われた怪物
(armorの誤訳か)
オーバービュー HG-01 ヘラルド
▵[本拠地]ギャラクタスのワールドシップ、タァ
○ギャラクタスのワールドシップ、タァⅡ
(ワールドシップと並列してタァ星を指すのではなく、ワールドシップの別名としてタァⅡを指しており、単にタァと書くと紛らわしい)
[コラム:フォールン・ワン]
✕プロエミナルの神
○プロエミアル・ゴッズ
(Proemialの誤字。proemialは形容詞であり「プロエミアルの神」という表現は不自然)
✕テネンバウス
○テネブラス
(Tenebrousの誤字)
オーバービュー KO-01 クロナン人
✕グラビトン
○グラビトロン
(スペルはGravitronで、ヴィランのグラビトン Gravitonとは異なる)
▵スタージャマーの船
○航宙船スタージャマー
(「スタージャマーズの一員の船」ではなく、アスガルドの宇宙を駆ける船の名。2P目上の図版にある通り、帆船の姿をしている。スタージャマーズも同名の宇宙船スタージャマー号を駆るが、別の船)
オーバービュー KR-01 クリー
▵[スプリーム・インテリジェンス]初登場:『Fantastic Four』#64
○初登場:『Fantastic Four』#65
(スプリーム・インテリジェンスはFantastic Four Vol.1 #65で初めてキャラクターとして姿を見せる。ただし#64に初登場したセントリー459は自分の創造主として「スプリーム・クリー The Supreme Kree」の名を挙げており、これを初登場とするなら誤りにはあたらない)
オーバービュー MM-01 マーベルのモンスターたち
✕ドルーム、リビング・リザード、タイタノ、ときを忘れたモンスター、モンストロム、黒い沼に住むもの、グロップ、ロンブー。人類を震え上がらせた彼らの名前を忘れることなど不可能だ。
○ドルーム・ザ・リビング・リザード、ときを忘れたモンスターことタイタノ、黒い沼に住むものことモンストロム、グロップ、ロンブー。人類を震え上がらせた彼らの名前を忘れることは難しい。
(リビング・リザードはドルームの異名。Droom the Living Lizardで1体を指す。ときを忘れたモンスター The Monster That Time Forgotはタイタノの別称。黒い沼に住むもの The Dweller in the Black Swampもモンストロムの別称である。
グロップはほぼ同時にデビューした同名のモンスターの2体がいるが、このどちらも初登場時はグロップという名前ではなかった。1体はTales to Astonish Vol.1 #21 (1961年7月) に登場した「ハルク」。これは10年後のWhere Monsters Dwell Vol.1 #8に再掲された際にブルース・バナーことハルクと紛らわしいためグロップに改称された。もう1体はJourney Into Mystery Vol.1 #72 (1961年9月) に登場したグロブで、こちらもIncredible Hulk Vol.1に登場したグロブ(ジョー・ティムス)との混乱を避けるためかやはり10年後Where Creatures Roam Vol.1 #7に再掲された際にグロップに変更されている。つまり、本文に書かれているように「彼らの名前を忘れることなど不可能」ではないのである)
✕別のエイリアンに生命を吹き込まれた、生きている山スプラッグ
○別のエイリアンである生きている山スプラッグ
(スプラッグは長い時間をかけて自己進化した宇宙の胞子生物であり、他者に干渉されていない)
✕心得違いの科学者は「巨大化装置」を発明し、図らずも都市を破壊できるパワーを備えた、不死身の巨大なタコ、スポールを出現させた。
▵心得違いの科学者は「巨大化装置」を発明し、図らずも都市を破壊できるパワーを備えた不死身の巨大なタコを生み、生物兵器スポールを出現させた。
(巨大化装置とタコとスポールはそれぞれ別のモンスターで、おそらく前2者はブルットゥとモンストロを指していると思われる)
✕[脚注:コロッサス]X-メンのメンバーではなく、ギリシャ神話に登場する巨像
○X-メンのメンバーではなく、その名の由来である古代ギリシャに存在した巨神像
(コロッサスは歴史書に記される、ロドス島に存在したとされる巨大なヘリオス神の像。これが転じてコロッサスとは「巨人」「巨大像」を意味するようになり、X-メンのコロッサスの由来となった)
※[コラム:グルート]彼はサイボーグ異星人の侵略者、ファランクスとの戦いでまたもや死んだと思われた。
→また彼とは別の株は、サイボーグ異星人の侵略者、ファランクスとの戦いで死んだと思われた。
(このガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのグルートは当初地球を侵略したグルート(通称キング・グルート)と同個体として描かれていたが、Annihilators Vol.1 #1でキング・グルートを騙った偽の株だったと後付けされた。
もっとも、そもそも地球を襲ったのはキング・グルートだったのかそれともキングを騙ったガーディアンズのグルートなのかはこの描写ではまだ定かでなく、マーベル・ファクト・ファイル原書刊行時点の記述としては妥当である)
オーバービュー PH-01 ファランクス
✕[ダグロック]サイバー
○サイファー
(ダグラス・ラムゼイことサイファーの誤り。サイラス・バーことサイバーではない)
オーバービュー SE-01 シークレット・ウォーズ
✕モレキュールマンはスーパーヴィランたちを地球の遮蔽されたエリアに戻した。
○モレキュールマンはスーパーヴィランたちを遮蔽された元地球のエリアに戻した。
(モレキュールマンが運んだのは惑星バトルワールド上のかつて地球の一部だったエリアであり、地球ではない)
オーバービュー SE-02 シークレット・ウォーズ2099
✕[アイアンマン]CEOのミゲル・ストーンから
○創立者のタイラー・ストーンから
(サニー・フリスコをアベンジャーズに勧誘したのはミゲルの父タイラー。当時CEOの座にあったかは不明だが、アルケマックス版アベンジャーズを設立した事は間違いない)
オーバービュー SH-01 シーアー
✕[出身銀河]アンドロメダ、M31としても知られる
○M31
✕かつてアンドロメダ銀河で
○かつてM31銀河で
(まず前提として、シーアー銀河は別名M31銀河とされる。そこでマーベル・ファクト・ファイルのこの記述は現実のM31銀河の俗称がアンドロメダ銀河である事によると思われるが、マーベル世界ではアンドロメダ銀河=スクラル銀河と設定されているため、シーアー銀河はアンドロメダ銀河ではあり得ない。
この矛盾は恐らくマーベルの設定ミスと思われるが、今のところマーベルユニバースでのM31銀河はアンドロメダ銀河とは別のものと考える他ない)
✕[コラム:リランドラ]ウォー・オブ・キングス後に死亡
○ウォー・オブ・キングス中に死亡
(リランドラが死亡したのはWar of Kings Vol.1全6話のうち#4)
オーバービュー SN-01 スナークス
✕[出身銀河]不明。おそらく大マゼラン雲
○天の川銀河
(Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #10による)
✕ニューキメリアンに定住していた。
○ニューキメリアに定住していた。
(キメリアンはキメリア人の意)
▵[コラム:スキャナー]戦闘中、巨石に押し潰された。
○戦闘中、落石で叩きのめされた。
(死亡したように読めるが、ニッキが起こした落石で痛めつけられただけで5号後には再登場している)
オーバービュー SP-01 スペース・ファントム
✕[出身銀河]天の川の一部とみられているファルボ
○あらゆる銀河
✕[母星]現在は時間の管理人ことイモータスが棲む、テンポラル・リンボに位置するファンタス
○現在は時間の管理人ことイモータスが棲む、テンポラル・リンボ
✕母星ファンタスがテンポラル・リンボに捕らえられ、種族がイモータスの手中に落ちる
○テンポラル・リンボに捕らえられ、イモータスの手中に落ちる
✕イモータスはハエを誘い込むクモのように、知性生物をリンボ内に閉じ込めることを楽しみ、囚われの身となった生物は以前の生活の記憶を失い、イモータスの時間的陰謀を支援するしもべになる。
○リンボはハエを誘い込むクモの巣のように、知性生物をリンボ内に閉じ込め、囚われの身となった生物は以前の姿も生活の記憶も失い、イモータスの時間的陰謀を支援するしもべ、スペース・ファントムになる。
(この項ではソーを騙すため(コラム参照)にファンタス星を利用したものの、ファントムスの母星としてファンタス星は実在したという観点を採っている。しかし、スペース・ファントムの設定が一新された(そしてファンタス星の欺瞞が明かされた)Avengers Forever Vol.1 #8によれば、テンポラル・リンボに囚われた人々は永い時を経て皆がスペース・ファントム化すると描かれている。この画の中に明らかに地球型のヒューマノイドの姿もあれば、イモータス自身も本来はファントムス化する運命だったともされる。従ってファントムスに一定の母星があったとは考えられない)
オーバービュー TE-01 テクナーキー
✕[タイロ]自身の非攻撃的なトランスモード・ウイルスを感染させた。
○ウォーロックが自身の非攻撃的なトランスモード・ウイルスを感染させた。
(文法的誤り。感染させた主体はウォーロックであってタイロではない)
オーバービュー UE-01 アルティメット・エンド
✕[リード文]マイルズ・モラレスとアルティメットマーベルのヒーローたちは、
○マイルズ・モラレスともうひとつのアルティメット/マーベルのヒーローたちは、
✕通常のマーベルユニバース(アース-616)とアルティメットマーベルユニバース(アース-1610)
○通常のマーベルユニバースによく似た世界(以下アース-616)とアルティメットマーベルユニバースによく似た世界(以下アース-1610)
✕アース-616の大部分が元通りに修復された。
○真のアース-616の大部分が元通りに修復された。
(マンハッタン王国はアース-61610という独自のユニバースで、アース-616/1610のどちらとも異なる。
このUltimate End Vol.1は2015年のSecret Warsイベントのタイインであり、ブライアン・マイケル・ベンディスがアルティメットユニバースの総決算として終焉を描いたものではあるが、ライター間の連携が取れなかったのかシークレット・ウォーズ本編と齟齬のある内容だった。Ultimate Endから読み取れる設定はアース-616・1610がインカージョンで消滅し、ドゥームがアース-15513(バトルワールド)を再構成した結果、アース-616・1610は新たにマンハッタン王国という所領として再生し、そこで両アースの融合という事件を経てSecret Wars本編の最終決戦に続く──というものである。しかし、Secret Wars本編ではマイルズ同様アース-616のピーター・パーカーも別のライフラフトでバトルワールドに漂着し、インカージョン以前の記憶を持ったまま最終決戦に参加する。一方、Ultimate Endでは「アース-616の」ピーター・パーカーはインカージョンの記憶を持たず、マンハッタン王国のヒーローとして活動している。こうした矛盾は(インカージョンからのアース-1610の生存者がマイルズ一人だったことから)「マンハッタン王国はアース-616風の別の世界で、そこにアース-1610が融合した」と解釈することも可能だったが、イベント完結の直後に刊行された公式ハンドブックAll-New, All-Different Marvel Universeにおいて、マンハッタン王国は完全に独自の2つのユニバースを内包する世界だったと設定された)
オーバービュー WA-01 ウォッチャーズ
✕[タルマッジの図版]
(タルマッジは赤ん坊であり、この図版とは一致しない)
✕[タルマッジ]初めて生まれたウォッチャーズの赤ん坊。
○まれに生まれたウォッチャーズの赤ん坊。
(他のウォッチャーがかつては赤ん坊だったように、タルマッジが最初の赤ん坊ではない)
✕イコーの子孫ウアトゥ
○イコーの息子ウアトゥ
(ウアトゥはイコーを父 fatherと呼んでいる)
オーバービュー WE-01 ウィアードワールド
※[P1下欄]『MARVEL PREMIER』#38
(P2コラムにある通り、実際のサガの始まりは読切誌Marvel Super Action Vol.1 #1 (1976年1月) にパニッシャー等とともに掲載された短編"An Ugly Mirror on Weirdworld"だが、この欄では省略されている。この時点で既にティンダルとヴェランナの出会いが描かれているものの、約2年後のMarvel Premier Vol.1 #38ではこのエピソードを膨らませる形で描き直しており、解説で「ヴェランナと出会う」とあるのは誤りではない)
[コラム:ウィアードワールドの奇妙な歴史]
▵『Marvel Super Special』
○『Marvel Comics Super Special』
(これは奥付によるが、表題は「A Marvel Super Special!」や「A Marvel Comics Super Special!」など一定していない。ウィアードワールド・サガ掲載時の表紙ロゴは「WARRIORS OF THE SHADOW REALM」で、副題として「A Marvel WEIRDWORLD Super Special」と添えられていた)
※こうした複雑な事情
(解説は掲載誌を転々とした事にのみ言及しているが、実際にはアーティストのマイク・プルーグの契約問題も発生していた。
サガはダグ・モエンチ作、マイク・プルーグ画によるMarvel Super Action Vol.1 #1の短編に始まり、続くMarvel Premiere Vol.1 #38で連載の軌道に乗るかに見えた。しかしこの直後プルーグの原稿は締切から大きく遅れ、ようやく「前編」だけが完成した段階でさらにマーベルとの関係が悪化し、プルーグは雇用契約を更新せずマーベルを去ってしまった。結局この前編の原稿は刊行されず「お蔵入り」となる。
モエンチは約1年後、新たにジョン・ビュッセマをペンシラーに迎え、サガを新シリーズ「Warriors of the Shadow Realm」として再開する(Marvel Comics Super Special Vol.1 #11~13)。ダークレンズ・ジェムにまつわるこのストーリーでは、冒頭からすでに道連れにマッド・バットが唐突に加わっていたが、それはマッド・バットが初登場するはずだったプルーグ担当分を棚上げにしていたためだったのだ。
サガは約2年の間を開けてEpic Illustrated Vol.1 #9~13でも新章「The Dragonmaster of Klarn」を更新している。スタッフは引き続きモエンチとビュッセマで、前シリーズの直接的な続編としてブラック・マジスターとの戦いが描かれた。
それから約3年半後の1986年、Marvel Fanfare Vol.1 #24~26でついに8年前の幻のストーリーが日の目を見る。第1話の作画はマイク・プルーグが担当(おそらく完成済みだった分)、残り2話はパット・ブロデリック Pat Broderickが担当した。読者の視点ではここでついにマッド・バットがパーティー入りした経緯が描かれたことになる。
サガはこれを最後に終了し、2015年のシークレット・ウォーズでウィアードワールドが地球のバミューダ・トライアングルに統合されるまでティンダルは再登場しなかった)
ヒーロー
ヒーロー AB-01 アビゲイル・ブランド
✕クリー星の首都を築く
○クリーの首都を築く
(クリー星という星はおそらく存在しない)
ヒーロー AG-01 アガモット
✕[初登場](書影)
(この図はドクター・ストレンジコレクターのハワード・ハリス Howard Hallisによる「もしもドクター・ストレンジ連載当時のStrange Tales誌の表紙がヒューマン・トーチやシング、ニック・フューリーではなくストレンジをフィーチャーしていたら」という二次創作プロジェクトの一部。もちろん非オフィシャルであり販売・頒布されてもいなかったが、スティーブ・ディッコのアートをコラージュしており出来も非常に良かったため、現在では時々ファンブログ等でオフィシャルの表紙と誤解して引用される場合もある。しかしマーベル公式のこの場で本作が使われている経緯には疑問を抱かざるを得ない。あるいは優れたファンメイドに対する編者なりのリスペクトなのかもしれないが)
✕[初登場]すべてを見通すアガモットの目は、
○すべてを見通すアガモットの名は、
(この#115は「アガモット」という名前が初登場した号であって、この文で指しているであろう護符は#110から登場していた。これはアガモットの護符と呼ばれる、アガモットの目とは似て非なる物で、アガモットの目自体は#127で初登場する。なおアガモットが名前だけではなく姿を現わすのはMarvel Premiere Vol.1 #5 (1972年11月) が最初である)
ヒーロー AN-02 アンジェラ
✕シークレット・ウォーズ終結後
○シークレット・ウォーズ
✕POST SECRET-WARS
○SECRET-WARS
(本文は主にシークレット・ウォーズ中の1602 Witch Hunter Angela Vol.1のストーリーを解説している。シークレット・ウォーズ終結後の1602ユニバースのアンジェラはAngela: Queen of Hel Vol.1の中に登場する)
※ファウスト
(コミックではFaustian ファウスティアン。意訳の類と思われるが念のため)
ヒーロー AN-03 アンジェラ
✕ふたりは二度と会えなくなることになった。
○ふたりが一度も出会わなかった人生を体験する。
(甚だしい誤り。「苦痛」の試練とは、最愛のセラがどの場面にもいない人生を体験するというものだった)
ヒーロー AT-01 デモゴージ
▵ガイアは、若き神々が
○ガイアは、若き神々が
(ヤング・ゴッズは事実若き神々なので誤りではないが、紛らわしい)
[コラム:カウンシル・オブ・ゴッドヘッズ]
✕ハート・オブ・ユニバースとして知られる
○別の次元ではハート・オブ・ユニバースとして知られる
✕不幸にも、カウンシルは
○不幸にも、この次元のカウンシルは
(この事件はアース-4321で起こっている)
ヒーロー AW-01 アダム・ウォーロック
✕マン・ビーストと部下のアニ・メンは
○マン・ビーストと部下の獣人たちは
(同じ獣人系のヴィランではあるが、アニ・メンは地球由来の犯罪者集団でマン・ビーストとは無関係。このマン・ビーストの部下たちはおそらくハイ・エボリューショナリーが生んだニューメンの一種と思われるものの、詳しい事は分かっていない)
ヒーロー AW-02 アダム・ウォーロック
※[大見出し]ソウルマン
(アダム・ウォーロックがソウルマンと呼ばれた事は無く、マーベルユニバースでソウルマンと言えばIncredible Hulk Vol.1に登場したジェイソン・マッコール Jason McCallことソウルマンである。もっとも比喩表現として誤りではないだろう)
▵[図版P2右上]『Marvel: The End』
○『Marvel Universe: The End』
(奥付による。表紙ロゴにUniverseの字は無く、誤りではない)
✕[図版P2右中]2009年9月、『Guardians of the Galaxy』#19
○2009年11月、『Guardians of the Galaxy』#19
(誤記)
[コラム:ジム・スターリン]
✕『サノス・サーガ』
○サノスのサーガ
(このストーリーラインに特定の名称は定められていない。便宜上サノス・ウォーと呼ばれる事はある)
✕『Shang Chi, Master of Kung Fu』
○『Master of Kung Fu』
(奥付による。表紙ロゴは『The Hands of Shang-Chi, Master of Kung Fu』でありいずれとも異なる)
▵『The Death of Captain Marvel』
○『Death of Captain Marvel』
(奥付による。表紙ロゴにはThe表記があり、誤りではない)
ヒーロー BG-01 バグ
・ほぼ不滅の専制君主 → バロン・カルザ Baron Karza
・反逆者たちのグループ → マイクロノーツ Micronauts
・狂気の科学者 → トイマスター Toymaster(フィリップ・プロメテウス Phillip Prometheus)
・10代の少年 → スティーブ・コフィン Steve Coffin
・その父親 → レイ・コフィン Ray Coffin
・ギャングを率いていた父親 → ウォートスタッフ Wartstaff
・最愛の人 → ジャスミン Jasmine
・狂った科学者 → オッド・ジョン Odd John(ジョン・ジャドソン John Judson)
(バグはハズブロ社の玩具『マイクロノーツ Micronauts』(元は日本タカラ社の『ミクロマン』)を原作とするコミックMicronauts誌が初出で、権利関係からかこの記事では同誌由来の固有名詞が不自然に登場しない。記事に登場するエニグマ・フォースの前身がマイクロノーツで、レイ・コフィンはキャプテン・ユニバースの正体でもある)
ヒーロー BR-01 ベータ・レイ・ビル
▵体重:218kg
○体重:218kg(ウォルターズ:59.9kg)
(身長欄と不統一。サイモン・ウォルターズ時は132ポンドと設定されている)
✕偽のラグナロク
○ラグナロク
(この時起きていたのは予言されたラグナロク)
▵オメガ・レイの姿をしたアステロス
○姿を変えオメガ・レイとなったアステロス
(アステロス以前にオメガ・レイがいた訳では無い)
▵彼らを殺した。
○自らと共に彼女を殺した。
(おそらく同じ事を書いてはいるが、代名詞が曖昧で分かりづらい。この時死んだベータ・レイ・ビルの魂は(明言はされていないがおそらくワン・アバブ・オールによって)地球人サイモン・ウォルターズの肉体で蘇る)
✕オメガ・フォース
○オメガフライト
(誤記。シビル・ウォー時に結成された新オメガフライト)
▵ギャラドリアンズ
○ガラドリアンズ
(他項との表記揺れ)
[コラム:ウォルト・シモンソン]
✕アーチー・グッドウィン作『Manhunter』のバックアップ・ストーリー
○マンハンターが主役のアーチー・グッドウィン作によるバックアップ・ストーリー
(掲載誌はDetective Comics Vol.1。当時の巻頭話はバットマンで、グッドウィンとシモンソンは併載作のマンハンター(ポール・カーク)を担当したが、タイトルがManhunterだった訳ではない)
▵ジョン・ウォークマン
○ジョン・ワークマン
(スペルはWorkman)
▵何年にもわたり、ソーがベータ・レイ・ビルと出会い、カエルに変えられてしまう壮大な冒険譚を
○何年にもわたり、時にソーがベータ・レイ・ビルと出会い、時にはカエルに変えられてしまう壮大な冒険譚を
(この2エピソードはシモンソンが描いたうちの一部であり、かつ連続しない別のエピソード)
ヒーロー CM-01 コスモ
✕[身長]68.6cm
○58.4cm
(2フィート3インチ≒68.58センチとして書いているが、実際は23インチ(1フィート11インチ)=58.42センチ)
▵ルミナールからの政治的圧力
○ルミナルズからの政治的圧力
(Luminalsの表記揺れ)
ヒーロー CO-01 コンテンプレーター
▵植物的種族ハイルスリによる
○植物的種族ヒルスリによる
(H'ylthriの表記揺れ)
ヒーロー CU-01 キャプテン・ユニバース
?[主な敵]サノス
(マーベル・ファクト・ファイル原書の刊行時期より以前に目立った戦績が見当たらなかった。2015年のDeadpool vs. Thanos Vol.1 #4ではデッドプールがユニパワーを受けてサノスと戦っており、少なくとも現在の視点では誤りではない)
✕[初登場]1980年11月『Marvel Spotlight Vol.2』#9でレイ・コフィンは初めてユニパワーの宿主となった。
○1979年8月『Micronauts』#8でレイ・コフィンは初めてユニパワーの宿主となった。
(Marvel Spotlight Vol.2 #9はレイの息子スティーブが宿主になった号であり、ユニパワーの初登場号でもない。従って書影も誤りで、画・カバーはマイケル・ゴールデンである)
✕リトル・エディーという名の幼児
○エディー・プライスという名の幼児
(名前はエドワード(エディー)・プライス。劇中リトル・エディーと呼ばれた事は無い)
ヒーロー DE-01 デビル・ダイナソー
✕帰り道を見つける前に、赤いアパトサウルスが登場するハリウッド映画に影響を与えてしまう。
○ハリウッド映画に登場する赤いケラトサウルスよろしく帰って行った。
(デビル・ダイナソーに酷似した赤い恐竜が登場する映画といえば2001年の映画『ジュラシック・パークⅢ』と思われるが(ただしアパトサウルスではなくケラトサウルス)、このストーリーが描かれたDevil Dinosaur Vol.1 #9の発行も劇中時間も1978年であり映画とは無関係。実在する映画のクリエイターに#9のストーリーが影響を与えたという意味だろうか?(確認が取れなかった) あるいはデビル・ダイナソーがアース-616から早々にダイナソー・ワールドに戻った事を、映画のケラトサウルスが登場してすぐに逃げ出し退場した事に例えたのかもしれない)
✕[初登場]カバー:ジャック・カービー、マイク・ロイヤー
○カバー:ジャック・カービー、フランク・ギアコア
(クレジット表記が無いものの、Grand Comics Database等によればペン入れはフランク・ギアコア)
✕別の雷竜をデビル・ダイナソーの世界に送り込んでしまった。衝突のあと、コンビはなんとかこの雷竜を
○別の怪獣をデビル・ダイナソーの世界に送り込んでしまった。衝突のあと、コンビはなんとかこの怪獣を
(これは東宝映画怪獣のゴジラの事。おそらくマーベル・コミックス側の版権が切れて久しいために名前を出していないと思われるが、ゴジラは雷竜(大型草食恐竜)ではない)
[コラム:クローン恐竜の襲撃]
✕彼は祖先から地球を受け継ぎ、ムーンボーイを食べてしまった霊長類の抹殺を望んでいた。
○彼は祖先から地球を受け継いだ霊長類の抹殺を望み、ムーンボーイを食べてしまっていた。
(この世界(後述)でのデビル・ダイナソーとムーンボーイの間に友情はなく、デビル・ダイナソーは最終的に憎んだムーンボーイを殺して食べたという)
※このデビル・ダイナソーとムーンボーイはクローンだったことが明らかになった。
(マーベル・ファクト・ファイル原書の発行時はこの通りだったが、近年になってデビル・ダイナソーらはクローンではなくアース-63163の別人だと後付けされている。
もともとNextwave Vol.1 #12で登場したデビル・ダイナソーの背景に特に説明はなく、わざわざDevil Dinosaur Vol.1 #1の表紙を引用している事からも、作家ウォーレン・エリスは本物のデビル・ダイナソーという意図で描いていたと思われる(このデビル・ダイナソーがダイナソー・ワールド(アース-78411)ではなく最初からアース-616の地球由来のように描かれている矛盾について、エリスは後書きの中で「気にするな」と記している)。
デビル・ダイナソーとムーンボーイの間に友情が無かった──デビル・ダイナソーが言葉を喋れないために今まで明らかにならなかった──がためにムーンボーイを食い殺すというNextwave誌らしい新解釈は、しかしさすがにやりすぎだったのか、2年後の動物系ヒーローの解説書Marvel Pets Handbookで公式に「クローン」という扱いでマーベルユニバースの脇に追いやられており、マーベル・ファクト・ファイルはこの基準で解説している。
さらに6年後の2015年、Captain America and the Mighty Avengers Vol.1 #6でネクストウェーブの舞台そのものが別世界(アース-63163)だったと再設定されたため、デビル・ダイナソーもこの世界由来のデビル・ダイナソーつまり別人(別恐竜)であり、矛盾や性格の激変もアース違いゆえの「パラレル設定」として吸収される事となった。マーベルナイツ ヒーロー NW-01 ネクストウェーブについての注釈も参照)
ヒーロー DR-01 ドラックス
✕[人物情報]身長:185.4cm/体重:90.7kg
○身長:193cm/体重:308.4kg
(それぞれ6フィート4インチ/680ポンド。アーサー時代の設定は約175.3cm /約73kgでありどちらとも異なる)
✕サノスが復活すると、メンターはドラックスを生き返らせ、
○サノスが復活すると、メンターの父クロノスはドラックスを生き返らせ、
(誤記)
[コラム:マイク・フリードリック]
※彼の初仕事は『Batman』#202に掲載された
(フリードリックの初刊行作がBatman Vol.1 #200であるため誤解を生みやすいが、彼がプロとして初めて出版社に買い取られた原稿は少し間を置いて同#202に掲載された。従って「初仕事」は#200でも#202でも誤りではない)
▵『The Power of Warlock』
○『Warlock』
(同誌は創刊から#8で打ち切られるまでの間、表紙ロゴにはThe Power of... Warlockと書かれていたが、書誌上はWarlock。2年後に再開した#9~15では表紙でもWarlockに統一されたが、二度目の最終回が近付いた#14のみ表紙にThe Power of Warlockと記された)
ヒーロー EE-01 エターニティ
▵[初登場]作:スタン・リー|画:ジョン・セヴェリン
○作:スタン・リー/スティーブ・ディッコ|画:スティーブ・ディッコ
(この当時のStrange Tales Vol.1誌はそれぞれ独立した二話構成で前半がニック・フューリー、後半がドクター・ストレンジという形式になっており、エターニティが初登場したのは後半なのだが、本欄では前半のスタッフが書かれている。なおストーリーの原案がディッコ、脚本がリー)
※[別名]エントロピー
(本来はエントロピーはエターニティの子にあたる別個の存在。しかしエターニティの死後エントロピーが新たなエターニティとなって再びエントロピーが生まれるという、一種の輪廻が発生しており「エターニティに転生する以前の人格(名前)」という意味ではこれを別名とするのも誤りではない)
✕[POWER GRID]FIGHTING SKILLS: 7
○FIGHTING SKILLS: 2
(誤記。Fighting Skillsは格闘戦の技能を示す数値で、最大の7は「あらゆる格闘術の達人 Master of all forms of combat」を意味する。エターニティをはじめとするコズミック・ビーイングの場合、そもそも格闘術を修める意味も格闘戦になる場面も無いため、この数値は総じて低い)
✕[図版P2右上]1972年12月の『Defenders』#3より。
○2005年11月の『Defenders Vol.3』#3より。
(Vol.1とVol.3を混同している)
ヒーロー ET-02 エターナルズ
[ETERNALS #7]
✕地球は分裂する。
○地球は救われた。
(甚だしい誤訳。spareは「(時間・金などを)割く」という意味もあるが、ここでは明らかに「救われる」という意味で使われている)
✕スプライトへの判断を避けた。
○スプライトへの審判を下した。
(pass the judgementの甚だしい誤訳。ズラスはスプライトを自らの手で殺している)
ヒーロー EY-01 エリシウス
✕惑星タイタンの植民地で
○衛星タイタンの植民地で
(タイタン星は土星という惑星を周回する衛星)
ヒーロー GA-01 ガイア
✕神々の中で最古参のアタムを創るため、ガイアを無理やりデミアージと交接させた。
○最初の新世代の神となるアタムを創るため、ガイアはデミアージを喚び出し交接した。
(アタムはエルダー・ゴッドに対するニュー・ゴッドの中では最古参だが、当然エルダー・ゴッドから見れば新参となる。エルダー・ゴッズには敵となるアタムを創る必要はなく、ガイアはエルダー・ゴッズに対抗しうるアタムを生むため自ら望んでデミアージと交接した)
✕[POWER GRID]3-3-7-7-7-1
○7-7-7-7-7-1
(上記の通りアタムを生んだのはガイアに戦闘能力が無かった事が主な理由だが、だとしても知性が3(勉学に励んだ地球人と同程度)というのは考えにくい。訂正値はマーベル公式サイト等による)
✕セレスティアルズの団長
○セレスティアルズの第一波
(First Hostの誤訳か)
▵タイタン人を産んだ。タイタン人のひとりクロヌスには
○タイタン族を産んだ。タイタン族のひとりクロヌスには
(タイタン星の住人ではなく、巨人族という意味のTitans)
※[コラム]マニトゥと交接して、キャリュメットらネイティブ・アメリカンの神々を創り出した。
(正確にはキャリュメットはガイアとマニトゥの孫であり、ここで紹介される神々と同様のガイアの子としてはキャリュメットの父エバンギシモグ E-bangishimogらが適切である。しかし間接的ではあるにせよ「創り出した」のは事実であり、誤りにはあたらない)
ヒーロー EB-01 エターナル・ブレイン
[コラム:ブレインの勇敢な最期]
✕そしておそらく最も有名な個体が、(…) ダッキー・ダズンのメンバーだろう。
○そして前者を最も有名にしているのが、(…) ダッキー・ダズンのメンバーという事だろう。
(前段に登場するエターナルズのエターナル・ブレインと、ここで語られるダッキー・ダズンのエターナル・ブレインは同一人物)
※エターナル・ブレインはほかの並行世界にも存在する。
(ここで紹介された2者が本当に並行世界の(アース-616以外の)エターナル・ブレインなのかは諸説ある。
アベンジャーズに所属したエターナル・ブレインの登場はAvengers: Forever Vol.1 #11~12である。ここではリック・ジョーンズがデスティニー・フォースを使って並行世界のアベンジャーズメンバーを召喚するのだが、その中にあったのがこのエターナル・ブレインの姿である。つまり並行世界出身なのは明らかで、読者の知る限りエターナル・ブレインがアベンジャーズメンバーだった事もない以上、他に解釈のしようもないように見える。
ところが同#12の脚注(同誌に登場した全ての並行世界キャラクターの“出典”が示された)によれば、これはRed Raven Comics Vol.1 #1に登場したエターナル・ブレインだとされる。言うまでもなくアース-616の元祖エターナル・ブレインであり明らかに整合性を欠くが(作家が同#1を並行世界の物語と解釈たのかもしれない)、とは言え「こう書かれている」以上それが公式見解であり、読者が異を唱えるのは難しい。
あるいは“元々アース-616由来のエターナル・ブレインが歴史の分岐を経て並行世界でアベンジャーズのメンバーとなった……という設定だが、それはコミックに描かれていないため初出としてはRed Raven Comics #1を挙げざるを得なかった”と受け取る事もできるだろう。
かたや、ダッキー・ダズンに所属したエターナル・ブレインの登場はMarvel Zombies Destroy! Vol.1である。この#3でエターナル・ブレインは自分が本来は別の姿を持つエターナルズであり、敵をあざむくために人間の体を造り擬態し、殺されたものの脳だけは生き残った……という過去を話す。作家の意図としてはアース-616のエターナル・ブレインに「実はエターナルズだった」という新たな経歴を与える後付けにあったと思しい。
しかし従来のエターナル・ブレイン像では自らを人間ウィリアム・カーモディだと信じていたのも確かであり、同#3でさらりとエターナルズだと言い切る(ゾンビ相手に見せた能力によれば事実のようでもある)様子とは矛盾がある。たとえば同チームのタクシー・テイラーが2代目だったように同じコードネームの別人であったとも、もちろん並行世界の住人だった(チームが所属するARMOR自体、並行世界管理が任務である)とも考えられるだろう。
逆に作家の意図通りにこのエターナル・ブレインをアース-616と同一人物として考える事もできる。人間の肉体に入った結果なんらかの作用や事故でエターナルとしての記憶を失い(エターナルズが記憶を失い人間として暮らすというモチーフはEternals Vol.3/邦訳版『エターナルズ』でも主要なテーマだった)、自分をウィリアム・カーモディと思い込んだままファーストラインに所属し、そうとは知らずに人間体をクローン技術で作り直し、スクラル戦の爆発で死亡したかに見えたが、エターナルの生命力で復活し記憶も取り戻した……とすれば大きな矛盾は無い)
ヒーロー EO-01 イオン
?[POWER GRID]
(出典が確認できなかった。いずれにせよINTELLIGENCE(知性)が2というのは一般人レベルであり、宇宙認識を持つイオンの数値としてはなはだ疑わしい)
✕最初に選ばれた守護者は、クァンタムバンドを作り出したグラカンダーだ。
○最初に選ばれ、クァンタムバンドを手にした守護者はグラカンダーだ。
(クァンタム・バンドの製作者がイオンなのかエターナルズのクロノスなのかは現在でもはっきりとしていないが、少なくともグラカンダー自身がクァンタムバンドを生んだとは考えにくい)
ヒーロー EP-01 エポック
✕[正体]地球人のほとんどは知っている。
○地球人のほとんどは知らない。
(誤記か)
✕サノスがもうひとつのコズミック・パワーの源泉、ハート・オブ・インフィニットを手に入れたときだ。彼女はサノスの身体を蛹の中に入れ、そこにコズミック・エネルギーを注入しようと計画していた。ところがギャラクタスがエポックを飲み込もうとしたので、彼女は無理やりグラビティを逃がす。ギャラクタスはグラビティの力を食らうことで飢えを満足させた。
○サノスがもうひとつのコズミック・パワーの源泉、ハート・オブ・インフィニットを手に入れたときだ。またあるときは、彼女は死亡したヒーロー、グラビティの身体を蛹の中に入れ、そこにコズミック・エネルギーを注入しようと計画していた。ところがギャラクタスがエポックを飲み込もうとしたので、彼女は無理やり計画を早めて、グラビティにパワーを与える。ギャラクタスはグラビティからパワーを分け与えられて飢えを満足させた。
(サノスとハート・オブ・インフィニットの事件(Marvel Universe: The End Vol.1、2003年)とグラビティの事件(Fantastic Four Vol.1 #544~546、2007年)を混同している。コズミック・エネルギーを注入し新たなプロテクター・オブ・ザ・ユニバースに任命されたのはサノスではなくグラビティで、この件にサノスは登場しない。文は説明不足でエポックがグラビティをギャラクタスのエサにしたようなニュアンスが出てしまっているが、実際はグラビティが新たなパワーをギャラクタスに注入して飢えをしのがせた)
[コラム:グレッグ・カプロ]
✕『What If?』
○『What If…?』
(三点リーダーの無いWhat If?は1977~84年のシリーズで、What If…?は1989年に新たに始まった第2シリーズ。カプロが手がけたのは後者)
✕『New 52』再発行
○『New 52』でのリブート
(誤訳。言うまでもなくコミック用語のリブートは再販を意味しない)
ヒーロー ET-01 エターナルズ
※アジアにタイタノスという壮大な都市を
(タイタノスの所在の設定は安定していない。1980年刊行のWhat If? Vol.1 #24では北極、2010年の公式事典Official Handbook of the Marvel Universe A-Z Update Vol.1 #2では北アジアにあるとされていたが、2021年のEternals Vol.5 #1に描かれた地図では現在のカナダ、ブリティッシュコロンビア州の辺りだった。現在のところどれが正しいもと言い切れない状況だが、「最新の描写が常に正しい」という不文律に従うならカナダになるだろうか)
ヒーロー EX-01 エグザイルズ
✕[ミミック]X-メンの能力をコピーする能力
○他人の能力をコピーする能力
(最初にコピーした能力こそX-メン(アース-12の)だったが、その後はX-メンに限らず様々な人物の能力をコピーしている)
✕[スパイダーマン2099]アース-928でマスクをはぎ取られ、
○アース-6375でマスクをはぎ取られ、
(このスパイダーマン2099はおなじみのアース-928の存在だったが、プロテウスがアース-928に干渉したことでアース-6375に分岐した)
▵[ヘザー・ハドソン]エグザイルズの飛行管制官
○エグザイルズの司令塔
(必ずしも誤りとは言えないが、的を射ているとも言いがたい)
ヒーロー FI-01 ファイアーロード
▵[出身]トランタ・システム
○トランタ星系
(表記揺れ。日本語訳としてあまり分かりやすい表現でもない)
✕宇宙船ウェイファインダー
○宇宙船ウェイオープナー
✕ウェイファインダーの指揮を執り、
○ウェイオープナーの指揮を執り、
(アース-7614のウェイファインダー王子との混同か)
ヒーロー GG-01 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(アース-691)
✕ケンタウルス座ベータ星と惑星ケンタウリⅣ
○ケンタウルス座ベータ星を周回する惑星ケンタウリⅣ
(2つの星を同時に目的地にしてしまっているが、実際に到着したのはケンタウリⅣ星)
✕バブーン
○バドゥーン
(スペルはBadoon。bとdを混同したのだろうか)
✕シャロン・カーターという地球人が偶然、我々の世界にタイムスリップした際、彼女はガーディアンズがニューヨークをバブーンから取り戻すのに加勢するため、キャプテン・アメリカとシングを連れて31世紀に戻る。
○タリンというこの世界の地球人が偶然、我々の現代にタイムスリップした際、彼女はガーディアンズが未来のニューヨークをバドゥーンから取り戻すのに加勢するため、キャプテン・アメリカとシング、シャロン・カーターを連れて31世紀に戻る。
(甚だしい間違いであり、表現も紛らわしい)
✕[P2図版上]ギャラクティック・ガーディアンズ
○宇宙を股にかけるガーディアンズ
(図版はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーであり、ギャラクティック・ガーディアンズではない)
※若き日のヴァンス・アストロ
(当時の彼は改名前で、ヴァンス・アストロヴィク(この項ではヴァンス・アストロビク)という名前だった。「31世紀におけるヴァンス・アストロが少年だった頃」という意味で間違いでは無い)
✕イエロージャケット(ジャネット・ヴァン・ダイン)
○イエロージャケット(リタ・デマラ)
(アベンジャーズに敵対した20世紀の元ヴィラン。ジャネット・ヴァン・ダインがイエロージャケットを名乗った事は無い)
▵[タロン]パニッシャー
○パニッシャーズ
(現代のパニッシャーに影響を受けた31世紀の自警団)
ヒーロー GG-02 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
▵ノヴァ・コーズ
○ノヴァ・コァ
(他項との表記揺れ。Nova Corpsの発音としては一般に後者)
ヒーロー GG-05 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
▵[コラム:ジェイソン]スパルトイとも呼ばれるジェイソンの臣民は、
○国名のままスパルタクスと呼ばれるジェイソンの臣民は、
(スパルトイは旧設定でのジェイソンの帝国名(種族名はスパルタクス)だが、後にこの設定は放棄され、新たに別人ジェイソンが別の帝国スパルタクスの皇帝として新設された。このスパルタクス帝国の国民はそのまま「スパルタクス」又は「スパルタクシアン Spartaxian」と称される。ヴィラン JS-01 ジェイソンについての注記も参照)
ヒーロー GG-07 ガーディアンズ・オブ・インフィニティ
※[チームメンバー:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー]
(この欄で紹介されているのは本文とは無関係なGuardians of the Galaxy Vol.4でのメンバー。本文で解説されるGuardians of Infinity Vol.1は同時期の刊行ではあるが、このうちロケット・ラクーン、グルート、ドラックスの3名しか登場しない)
ヒーロー GL-01 グラディエーター(カラーク)
✕[主な敵]オンスロート
○X-メン
(カラークはオンスロート事件の直後に地球を訪れているものの、オンスロートと直接対面してはいない)
ヒーロー GM-01 ガモーラ
✕[所属]ユナイテッド・ウォッチ
○統一戦線(ユナイテッド・フロント)
(誤記。またユナイテッド・フロントはマーベル・ファクト・ファイルでは主に統一戦線と記述されている)
▵[主な敵]タイラヌス
○タイラナス
(本文と表記揺れしている)
✕やがてガモーラは再び宇宙へ向かい、ギャラクタスが全能のエターニティを復活させるのを支援した。これにより、
○やがてガモーラは再び宇宙へ向かった。ウォッチ時代にギャラクタスが全能のエターニティを復活させるのを支援したことが原因で、
(ガモーラがエターニティ復活に手を貸したのはインフィニティ・ウォッチ在籍時代、インフィニティ・ウォーの最中。この結果インフィニティ・ガントレットが再起動し一時的にアダム・ウォーロックがその力を手にしたのだが、この時ウォーロックは無意識に善の心を分離。生まれた別人格「ゴッデス」が後にインフィニティ・クライシスを引き起こした)
ヒーロー GM-02 ガモーラ
✕ガーディアンズ・オブ・トゥモローに殺され、
○チルドレン・オブ・トゥモローに殺され、
(誤記)
ヒーロー GR-01 グルート
※その後は再び宇宙を旅するも、
→彼と別の株は宇宙を旅するも、
※[所属]ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、元ハウリング・コマンドーズ(モンスター版)
→ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、(キング:)元ハウリング・コマンドーズ(モンスター版)
(Guardians of the Galaxy Vol.2で再登場したグルートは当初、1960年に地球を襲ったキング・グルートと同一人物として描かれていた。
しかし本文にもある通り、Annihilators Vol.1 #1 (2010年) でガーディアンズのグルートは「キングを騙った別株」と設定される。これはグルートから悪役の過去を帳消しにするための措置とみられるがそれは不十分で、地球を襲ったのが結局キング自身なのかキングを騙ったグルートなのかは不透明のままだった。
2016年のGroot Vol.1 #6で地球を襲ったのはガーディアンズのグルートではなく、彼はむしろそうした野蛮な行為を嫌っていたと説明され、初めて明確に2者が別株として設定された(ただしこの説明でも厳密には、地球襲撃以後〜ガーディアンズ以前のコレクターに捕まりハウリング・コマンドーズに入ったグルートが全てキングと同一株なのかはまだ定かではないとも言える)。
マーベル・ファクト・ファイル原書のこの項は2013年刊であり、キングを騙ったグルートが地球を襲い、その後ガーディアンズに入ったという解釈で書かれている)
✕[地位]プラネットXの元君主
○(キング:)プラネットXの元君主
(上記の通りマーベル・ファクト・ファイルの解釈では、グルートは君主を騙った事はあっても君主であった事は無いため、この記述は誤りになる)
ヒーロー GY-01 ガニメデ
✕スピンスターフッドはギャラクタスが初期に作り出した強力な存在であり、全銀河の征服を狙うタイラントにとって強敵となった。
○ギャラクタスが初期に作り出した強力な存在であり全銀河の征服を狙うタイラントにとって、スピンスターフッドは強敵となった。
(文法の誤り。ギャラクタスが作ったのはタイラントであってスピンスターフッドではない)
✕[本文、コラム各1回]惑星ジュバット
○ジュバット星系
(原語ではJubat system)
ヒーロー IK-01 イカリス
✕[初登場]カバー:ジャック・カービー&ジョン・バポーテン
○カバー:ジャック・カービー&フランク・ギアコア
(Grand Comics Databaseによる)
▵地球の存続を認めるよう嘆願した。
○地球の存続を認めホードを止めるよう嘆願した。
(前段落の直接の続きで、フルクラムがホードを統率していたというニュアンスが抜けている)
[コラム:ジョン・バポーテン]
✕彼の最初の仕事は、
○彼の初期の仕事は、
(ここで挙げられる2作はそれぞれ1972年・1970年の作で、マーベル初仕事である1967年のDaredevil Annual Vol.1 #1より数年後)
✕『Inhumans』
○『Amazing Adventures』のインヒューマンズの連載
(誌名はAmazing Adventures Vol.2。同誌は数号〜十数号ごとにフィーチャリングする主役を変えており、バポーテンはこの#1~8であるAmazing Adventures featuring the Inhumans and the Black Widowの期間、インヒューマンズの物語を担当した)
ヒーロー IN-01 インフィニティ
▵彼らは、オブリビオン、(…) マスター・オーダーで構成され、
○彼らは、オブリビオン、(…) マスター・オーダーなどから構成され、
(他に主要なメンバーとしてエターニティやリビング・トリビューナルがいる)
▵[本文3回]アトレツ
○アトレズ
(Atlezの表記揺れ。この後を継ぐのがアトレザ Atlezである事から、アトレズと読む方が日本語表記としては分かりやすいように思える)
▵[図版P2右]オリンポスのゼウスは、
○終焉の近い世界でオリンポスのゼウスは、
(厳密にはこれはアース-4321での場面で、インフィニティら全員が別人である。ただしこのアース-4321自体がアース-616から分岐した世界線であり、ほどなく分岐そのものが改変されアース-616に収束する(より正確に言えば読者の視点がアース-616に戻る)ため、そう的外れな図版とも言えない)
ヒーロー IO-01 アイコン
✕[主な敵:]ドクター・ドレッド、クロボク
○ドクター・ドレッド(クロボク)
(本文にある通り、このドクター・ドレッドの正体はクロボクであり同一人物。コラムに登場するスターシャイン(ブランディ・クラーク)と敵対したドクター・ドレッドとは別人)
▵スーパースクラルのクロボク
○スクラルのクロボク
(クロボクのスクラルとしての能力は変身に限られており、他の能力はダイア・レイスの知識から得た後天的な技術であるため、狭義の「複数の超能力を持つ」スーパースクラルの定義からは外れる)
ヒーロー IT-01 インターローパー
▵[初登場]『Defenders』#147
○『Sgt. Fury and His Howling Defenders』#147
(シリーズのうち#147だけは表紙ロゴ・奥付ともにこのタイトル。タイトルロゴが内容に合わせて副題を1号きり変える事はよくあるが、奥付までそれに合わせて変更されるのは珍しいケース。
元々Defenders Vol.1誌は創設メンバーのドクター・ストレンジ/ハルク/サブマリナーらを中心とした構成から、ヴァルキリーを筆頭にビースト/エンジェル/アイスマン/ガーゴイル/ムーンドラゴンらの新世代メンバーに代替わりした#125の時点で、表題を(The) New Defendersに変更していた。これに追随する形で奥付の書誌も#140からNew Defenders Vol.1に変更。本文にあるメンバーの多くが死亡した#152の休刊まで続いた。
……のだが、奇妙なことにこの#125〜152のNew Defenders期の中で#147だけが例外的にSgt. Fury and His Howling Defendersと題されていた。この号では確かにニック・フューリーがディフェンダーズを率いる場面もあるのだが、それは敵の生み出した幻影にすぎず出番も3ページに留まっている)
※コロラド基地
(当時ディフェンダーズに所属していたエンジェルの所有物件でロッキー山脈に位置する事から「エアリー(高巣)」とも呼ばれるディフェンダーズ・マンションは、設定が安定せず劇中でニューメキシコ州にあるともコロラド州にあるとも言われている。誤りではない)
✕[コラム]火・空気・水・土の精霊
○空気・水・土の精霊
(中央ウェールズの自然の中に現われた精霊の中に「火」の精霊はいなかった)
ヒーロー IW-01 インフィニティ・ウォッチ
✕ハイ・エボリューショナリーもオメガと呼ばれるようになったことで苦しんでいる
○ハイ・エボリューショナリーもオメガと呼ばれる謎の相手に苦しめられている
(誤訳か)
ヒーロー KG-01 キッド・グラディエーター
?[身長、体重、POWER GRID]
(典拠が見当たらなかった)
ヒーロー KI-01 キルレイブン
✕[初登場]カバー:ジョン・ロミータ・シニア&マイク・エスポジート
○カバー:ジョン・ロミータ・シニア&トニー・モルテラーロ
(Grand Comics Databaseによれば、ここで「M」のサインを署名しているのはTony Mortellaroとされる)
✕[図版P2左下]『Marvel Graphic Novel』#7(1983年7月)
○『Marvel Fanfare』#45(1989年6月)
(甚だしい誤記)
✕[図版P2中央]『Killraven Vol.2』#3で、悪魔の大群と戦うキルレイブン。
○別世界のキルレイブンも『Killraven Vol.2』#1でハンターと戦う。
(号数は誤記。このKillraven Vol.2は厳密にはアース-2120の別世界が舞台。また#3であれば悪魔が敵になるが、この場面で戦っているのは火星のハンター(エクスターミネーターズ)である)
ヒーロー LC-01 ロード・カオスとマスター・オーダー
✕[初登場]カバー:ジム・スターリン&ジョー・ルービンスタイン
○カバー:ジム・スターリン
(Grand Comics Databaseによる。この表紙画にはスターリンのサインしか無い点からもルービンスタインの関与は疑わしい)
ヒーロー LT-01 リビング・トリビューナル
✕ワン・アバブ・オールにのみ応答する。
○ワン・アバブ・オールにのみ従属する。
(次ページにある通り、応答(受け答え)は必要な相手に制限なく行なっている)
ヒーロー MA-01 マンティス
▵[本文2回、コラム2回]プリースト・オブ・パーマ
○パマの僧侶
(表記揺れ)
ヒーロー NC-01 ノヴァ・コァ
✕[図版P2左上]『Nova Vol.2』#1で、
○『Nova Vol.3』#1より。
(号数は誤記。これは回想シーンであり、実際にローマン・デイが地球にやって来たのはNova Vol.1 #1)
ヒーロー NG-01 ナイトホーク(アース-31916)
?[身長、体重、POWER GRID]
(典拠が確認できなかった)
✕[コラム:デビッド・F・ウォーカー]『Fury』
○『Fury: S.H.I.E.L.D. 50th Anniversary』
(省略にせよ、他にFury Vol.1~3があるため適切とは言えない)
ヒーロー NI-01 ナイトマスク
✕スターブランドが軌道周回中のサノスの戦闘艦隊を破壊する
○スターブランドが軌道周回中のビルダーズの戦闘艦隊を破壊する
(誤記)
ヒーロー NM-01 ナイトマスク
※元バラードのレイダーズ
(誤りではないが、これが指すのは超人チームのレイダーズとは無関係の、ルシアン・バラードが主催する単なる草タッチフットボールチームという事に注意)
ヒーロー NO-01 ノヴァ(サム・アレキサンダー)
▵[初登場]『Point One』#1(2011年11月)
○『Point One』#1(2012年1月)
(リリースデイトとしては正しいが、マーベル・ファクト・ファイルで使われるのはカバーデイト)
✕[図版P2上]チタウリの剣闘士たちと対峙する。
○チタウリの剣闘士たちを発見する。
(図はモニター画面で剣闘士を見ている場面)
✕かつて父も所属したスーパーヒーローチーム、ニューウォリアーズ
○かつて彼の前任者も所属したスーパーヒーローチーム、ニューウォリアーズ
(リチャード・ライダーとの誤記)
✕ハルクの新たな姿であるドクター・グリーン
○ハルクの新たな姿であるドク・グリーン
(同じ意味だが、固有名詞、コードネームとしては誤記)
✕[コラム:カエリン・アレキサンダー]サムの母親もこのヘルメットを被ってノヴァのふりをする
○カエリンが再びこのヘルメットを被ってノヴァのふりをする
(このノヴァは「引きの絵」で描かれているため、ノヴァに変身した母エヴァがカエリンを背負っているのか、それともノヴァに変身したカエリンが母エヴァを背負っているのか一見分かりにくい。しかし直後にヘルメットを回収したサムにカエリンが「No! Give it back.(やだ!返してよ!)」と言っているため、ノヴァはカエリンだったと明らかである)
ヒーロー NT-01 ノクターン
✕[初登場]作:ジェームズ・H・ウィリアムズ|画:多数|ペン入れ:ミック・グレイ
○作:多数|画:多数|ペン入れ:多数
(このシリーズは文章とイラスト計2ページ単位の組み合わせで多数のユニバースを紹介するもので、作家もインカーも2ページ毎に異なる。ここで挙げられているジェームズ・H・ウィリアムズとミック・グレイは巻頭作の担当というだけであり、ノクターンの登場ページは担当していないため二重の意味で不適切。ノクターン登場ページは作・画ジム・カラフィオーレ Jim Calafiore、ペン入れピーター・パルミオッティ Peter Palmiottiである)
✕レガシーウイルスがファランクスとあわさり突然変異したもの
○レガシーウイルスがウォーロックとあわさり突然変異したもの
(よく似た特性を持つものの、ウォーロックはテクナーキーであってファランクスではない)
ヒーロー NV-01 ノヴァ
▵[初登場、コラム]『Man Called Nova』
○『Nova』
(表紙ロゴではThe Man Called Novaだが、書誌上は単にNova Vol.1)
✕[初登場]カバー:ジョン・ビュッセマ&ジョー・シノット
○カバー:リッチ・バックラー&ジョー・シノット
(正確なクレジットは無いが、サインと画風からリッチ・バックラーとされる)
▵[所属]統一戦線
○ユナイテッド・フロント
(表記揺れ)
✕デスウェーブが地球を滅ぼすと脅したとき、
○デスストームで地球が滅亡の危機にさらされたとき、
(Deathstormの誤記。これはヴィランのデスストームとは別の、爆弾による破壊現象であり人間ではない)
✕[コラム]1974年にマーベルに移った
○1972年にマーベルに移った
(誤記か。なおウルフマンは1970年にマーベルでTower of Shadows Vol.1 #4を手がけてもいるが、本格的にマーベルに腰を据えたのは1972年から)
✕『Spider-Man』
○『Amazing Spider-Man』
(省略と思われるが、別のコミック誌にSpider-Man Vol.1があり適切ではない)
ヒーロー NV-02 ノヴァ
✕キッドノヴァと名乗ってチームに加わった。
○昔ながらの“キッド”ノヴァに戻ってチームに加わった。
(キッドノヴァという呼び名はまれに使われたものの、当時のリチャードがキッドノヴァを名乗った事は無い。ノヴァ・コァから離れて年相応のヤングチームに戻った表現の誤訳か)
✕TV局の契約にサインすると、幻滅してチームを辞め、地球を去った。
○TV局の契約にサインした後もチームに残ったが、
(ノヴァはNew Warriors Vol.3でリアリティ番組化したニューウォリアーズにも残留した。このミニシリーズの終了後は(詳しく描写されていないが)本文にある通りノヴァ・コァに召集されチームを離れている。従って、本文の「地球を去った」とある文章は重複である)
✕[図版P1左下]2007年1月の『Annihilation』#6より。クァンタム・バンドを失ったノヴァは、素手でアナイアラスの息の根を止めた。
○2007年3月の『Annihilation』#6より。ノヴァは素手で、クァンタム・バンドを失ったアナイアラスの息の根を止めた。
(刊行月はリリースデイトの誤記。アナイアラスはクァンタム・バンドで強化されていたが、フィラ=ベルによってバンドを奪われた)
✕ウォーロックとその子孫ティコ
○ウォーロックとその養子タイロ
(Tyroの誤記。タイロはウォーロックの養子である)
✕クリー/シーアー戦争
○ウォー・オブ・キングス
(この戦争にはインヒューマンズも参戦しているため、クリー/シーアー戦争と呼ぶのはふさわしくなく、オペレーション:ギャラクティック・ストーム時の戦争とも紛らわしい)
ヒーロー ON-01 ワン・アバブ・オール
▵[初登場]『Thanos: The Infinity Finale』#1(2016年4月)
○『Thanos: The Infinity Finale』#1(2016年6月)
(4月はリリースデイト。マーベル・ファクト・ファイルで一般に使われているカバーデイトでは6月)
✕[初登場]カバー:ロン・リム
○カバー:ジム・スターリン
(誤記)
✕[図版P2上段右から2つ目]『Fantastic Four』#1に登場した、復讐心が高く好戦的な神らしき者。
○『Shadowland: Ghost Rider』#1には、復讐心が高く好戦的な神らしき者が登場する。
(甚だしい誤り。誌名は誤記、この図はゴーストライダー自身が「天使軍団ども Angel Army dudes」と呼ぶ通り、神の配下である。なお、この直前にゴーストライダーは神(らしき者)に蘇生されているが、その姿はコマの外にあり画としては描かれていない)
ヒーロー OR-01 オリジン
▵クェーサーは、オリジンの胎児に別れを告げ、生まれ変わったら連絡を寄こすよう伝えた。
○クェーサーは、オリジンの胎児に別れを告げ、オリジンは生まれ変わったら連絡を寄こすと伝えた。
(Quasar Vol.1 #47で将来の連絡を約束したのはオリジンの側)
✕[P2図版右]『Quasar』#47で、強大な存在が宇宙に浮かぶ胎児として生まれ変わったとき、ウェンデルとオリジンは再会した。
○強大な存在が宇宙に浮かぶ胎児として生まれ変わる。『Quasar』#47でウェンデルとオリジンはふたたび再会した。
(オリジンが胎児として生まれ変わるのはこれより以前で、その時点で既にオリジンとクェーサーは再会している)
ヒーロー PI-01 ピップ
▵[POWER GRID]SPEED: 2
○SPEED: 2 / 7 ※テレポート能力
(この数値2はピップの肉体的なスピードを示しているが、テレポート能力を含めば7。通常マーベル・ファクト・ファイルではこうした場合両方が併記されている)
▵ガーディアン・オブ・エッグ
○エッグの守護者となったシルエット
(ガーディアン・オブ・エッグというキャラクター名ではなく、ゴッデスが味方につけたシルエット・コード)
✕[コラム]当局
○ヘラ
(この時登場したのはヘラ自身。当局者の意か?)
ヒーロー PV-01 フィラ=ベル
✕[出身]土星の第14衛星タイタン
○土星の第6衛星タイタン
(誤記。第14衛星はカリプソ)
▵[初登場]画:ポール・アザッケータ&クリス・ストマイヤー/カバー:バリー・キットソン&クリス・ストマイヤー
○画:ポール・アザッケータ/カバー:バリー・キットソン
(ストマイヤーはカラリストで、ここに掲載しても誤りではないがマーベル・ファクト・ファイルのこの欄では一般にカラリストは対象としておらず不統一)
ヒーロー QE-01 クイーン・オブ・ヌヴェール
※クイーン・オブ・ヌヴェール
→クイーン・オブ・ネヴァーズ
(マーベル・ファクト・ファイルではこの項を含めQueen of NeversのNeversを「ヌヴェール」と表記している。これはNeversのフランス語読みで、フランスの都市ヌヴェールと同じ読み方である。しかしクイーンは別名ネヴァー・クイーン Never Queen(あり得ざる女王)と呼ばれている事から、Neversも単純にネヴァー Neverの複数形(本来そんな用法は無いが)と考え、クイーン・オブ・ネヴァーズ Queen of Nevers(不可能性の女王)と読むべきだろう。一方、フランスの都市ヌヴェールはケルト語で「新しい都市」を意味するNoviodunumがNevirnumに訛って、最終的にヌヴェールと呼ばれているため、このクイーンの称号としてはあまりふさわしくない)
?[POWER GRID]
(初出を確認できなかった。クイーンの能力値としては適切に思える)
ヒーロー QU-01 クェーサー
▵[初登場]『Incredible Hulk』#234(1979年4月)でクェーサーとして姿を現した。
○『Captain America』#217(1978年1月)でマーベルボーイとして、『Incredible Hulk』#234(1979年4月)でクェーサーとして姿を現した。
(クェーサーとしての登場以前、SHIELDの新人ヒーローチーム、SHIELDスーパーエージェントの一員として暫く活動している)
✕破壊的なコズミック・フォースであるメイルストロムに仕える狂気のインヒューマン、オブリビオンだった。
○破壊的なコズミック・フォースであるオブリビオンに仕える狂気のインヒューマン、メイルストロムだった。
(誤記)
[コラム]
✕スティジャン・スターバインダー
○スティジャン・スターベンダー
(スペルはStarbender)
▵[リー]アーチオピア
○アーキオペア
(ギャラクタスに最初に食われた星として知られるArcheopiaの表記揺れ)
※トラントラ・オブ・トリルズ
(最初の登場時にはトラントラ・ザ・トリル Trantra the Trillと呼ばれていたが、次号ではトラントラ・オブ・ザ・トリルズ Trantra of the Trillsと書かれているため、誤りではない)
▵[マーベルボーイ]クァンタムバンドを最初に身につけた地球人男性で、クェーサーの前任者。
○クァンタムバンドを最初に身につけたクェーサーの前任者、地球人男性ボブ・グレイソンの影武者クルセイダー。
(コミック執筆当時の認識としてはこの通り(ボブ・グレイソン)だったが、後にこの人物はエターナルズが生み出したボブの悪の分身クルセイダー(セリウス)だったと後付けされた。
この旧設定と新設定についてマーベル・ファクト・ファイルではマーベルナイツ ヒーロー MB-01~02に詳しい。より詳細には次のノート参照)
ヒーロー QU-02 クェーサー
[コラム:スターブランド]
✕ケビン・コンネル
○ケビン・コナー
✕コンネルは
○コナーは
(ニューユニバースではケン・コンネル Ken Connellだが、アース-616ではケビン・コナー Kevin Connor)
ヒーロー RI-01 レコーダー211
※[図版P2左上]1966年7〜11月の『Thor』#130~134でレコーダー211は、神の活躍をデジタル記録に残した。
(前ページの初登場号に明らかだが、このうち#130~131にレコーダー211は登場していない。しかし#130はライゲリアンのタナ・ナイルが地球での諜報活動を本格的に開始した号であり(初登場は#129)、これをレコーダーが記録していたとして不思議はない)
ヒーロー RR-01 ロケット・ラクーン
※[初登場]ロケットの初登場は『Marvel Preview』#7だが、
(作家ビル・マントロの意図としてこの#7に登場したロケット(ロッキー)の流用が後のロケット・ラクーンだったのは事実だが、設定上は別のキャラクター。#7の舞台であるロッキーの出身地はアース-7614とされる)
✕[コラム:ビル・マントロ]『Rom the Spaceknight』
○『Rom』
(Rom Vol.1の表紙ロゴは時期によって「Rom」と「Rom Spaceknight(意図としてはおそらくRom: Spaceknight)」の2種類が使われたが、theが入った事は無い)
ヒーロー RR-02 ロケット・ラクーン
✕ディバイアンシーズ社
○ディバイニティーズ社
(スペルはDyvynities。図版P1左上のようにDyvyniciesと紛らわしい書体で書かれているが、この中でCとTは明らかに区別されている)
✕ブラックジャック・オハラ
○ブラックジャック・オヘア
(スペルはBlackjack O'Hare)
✕アンクル・ピコス
○アンクル・パイコ
(スペルはUncle Pyko)
ヒーロー RU-01 ランナー
✕[体重]147.5kg
○147.4kg
(325ポンド≒147.42kg)
ヒーロー RV-01 ラヴェジ2099
✕[出身]ニューヨーク州ニューヨーク市
○ヌエバヨルク州ニューヨーク市
(アース-928、2099年ではニューヨーク州はヌエバヨルク州に改称されている)
▵デクレッド・バリオ
○法定共同体であるバリオ
(バリオはかつて20世紀のスーパーヒーロー精神を敬愛する人々のコミュニティで、その名バリオはスペイン語で「隣人 (Neighborhood)」を意味する。このバリオは劇中"decred"なコミュニティといった表現で説明されていた。見なれない表現だがおそらく近未来ディストピアの語彙として法令(decree)によって「法的に規定された」という一種の造語なのではないか。少なくともデクレッド・バリオという一続きの固有名詞ではない)
ヒーロー SA-02 スターブランドとナイトマスク
✕[リード文](…) バトルワールドで、スターブランドは自由のために立ち上がった。
(このリード文は本文と関わりが無い。リード文の中のスターブランドはSA-01の項末尾で死亡し後に復活するケビン・コナー(アース-616)ではなく、バトルワールドのニュートピアに存在したアース-14227のケン・コンネル。こちらのスターブランドはスコードロン・シニスターの脅威に立ち向かい死亡した。バトルワールドが崩壊し世界が再創造されるとともにアース-616のスターブランドも復活し、本文の大学生活が始まる)
ヒーロー SE-01 サーシ
▵オリンポス
○オリンピア
(いずれもギリシャ神話由来だが、マーベルユニバースの設定上はオリンポス Olympusがハーキュリーズらギリシャの神々の住む領域、オリンピア Olympiaが地球のエターナルズの領域と、それぞれ別の土地を示すことになっている。ただしどちらもギリシャのオリンポス山に入口があるため、オリンピアをオリンポス(山)やハイ・オリンポス High Olympusと呼ぶ事もあり誤りにはならない)
ヒーロー SI-02 シルバーサーファー
✕[カーネイジ]ミールを救おうとした際、ボードは精神を病んだヴィラン、カーネイジに盗まれ、一時的に彼と融合した。
○ミールを救った後、精神を病んだヴィラン、カーネイジのシンビオートに融合され、一時的にボードも盗まれた。
(カーネイジの宿主クリータス・キャサディ自身はボードを盗んでいない。シルバーサーファーはミール宇宙ステーションを救った後、近場のアメリカに旧交を温めに戻るが、精神病院を脱走していたカーネイジに遭遇。カーネイジのシンビオートは宿主を捨てて強引にサーファーと結合した。ボードを駆る「カーネイジ・コズミック」となったシンビオートだが、サーファーの精神に抵抗され思った力が出せず、元の宿主に戻る事となる)
ヒーロー SI-04 シルバーサーファー
▵サーフボードをケーブルに破壊されてしまう。
○サーフボードをケーブルに一度は破壊されてしまう。
(文章からはボードを失ってしまったように見えるが、粉々に破壊された直後にサーファーの能力によって修復されている。SI-02参照)
ヒーロー SI-05 シルバーサーファー
✕ハルクが神秘のハンマー、ワールドブレイカーを破壊した
○ハルクがブレーカー・オブ・ワールド(ヌル)の神秘のハンマーを破壊した
(ワールドブレイカーはハルクの別名。ヌルのハンマーには特に名前が設定されていないが、ヌルの別名がブレイカー・オブ・ワールドである事との混同か)
✕カウンシル・オブ・オメガ
○オメガ・カウンシル
(誤記か)
ヒーロー SJ-01 スタージャマーズ
※パンテオンのメンバーを救い出すため、トロイ人の領土を攻撃した。
→ヒーローチーム、パンテオンのメンバーを救い出すため、宇宙のトロイ人の領土を攻撃した。
(起きた事実はこの通りだが、ここでのパンテオンはハルクが所属したヒーローチームでギリシャの神々ではない。またトロイは宇宙帝国の名であり、古代地球の帝国とは異なる)
✕皇帝カリャーク
○皇帝カラーク
(元インペリアル・ガードのグラディエーター、Kallarkの誤記)
▵ワープしてきたX-メンと戦った。
○ワープしてきたキャンサーバース版X-メン、Ex-メンと戦った。
(紛らわしいがこのX-メンはキャンサーバース(アース-10011)におけるX-メンで、Ex-メン(発音は同様エックス・メン)と呼ばれた)
ヒーロー SJ-02 スタージャマーズ
※新たな船長カリックス
(この項はStarjammers Vol.2 全6話に基づくが、このストーリーでは船長コルセアら主要メンバーの多くが何の説明もなく消えて新キャラクターのカリックスらと入れ替わっている上に、主人公トロ・ホークはじめバックグラウンドごと見慣れないキャラクターや種族が主要な位置を占めていたため、別のユニバースの物語であろうと連載当時はしばしば見なされていた。従ってラザやヘプチバらスタージャマーズのクルーも並行世界の別人であり、時にはトロ自身がこの世界におけるコルセアだという解釈もなされたようだ。
しかし後の公式キャラクター事典Official Handbook of the Marvel Universe A-Zによれば、これらはコルセアが一時的にチームを離れた間に、ラザら残ったメンバーが別の銀河系でカリックス船長に協力した事件なのだという。もちろん詳しい事は何も分からないままだし、マーベル・ファクト・ファイルでもこの点をあえて追求はしていない。あるいはシリーズの1年前、Uncanny X-Men Vol.1 #426で息子ハボックの結婚式にコルセアが出席した間の物語だったのかもしれない)
ヒーロー SK-01 スペースナイツ
▵[本文2回]ギャラドリアンズ
○ガラドリアンズ
(表記揺れ。Galadorをガラドルと書いている以上、Galadoriansもガラドリアンズと書くのが適切)
※種族で最強の者/スペースナイツのリーダー
→ロム・ザ・スペースナイト
(不自然に名前が出ていないが、これはRom Vol.1がハズブロ社の玩具シリーズに基づくコミカライズで、現在はマーベルの権利が切れている事による)
✕有害なレイスワールドは、ギャラクタスの口に合わない
○有害なレイスワールドの太陽は、ギャラクタスの口に合わない
(惑星レイスワールドを含む太陽系の太陽、ブラック・サン)
ヒーロー SL-01 スター・ロード
✕[人物情報]ピーター・ジェイソン・クイル
○ピーター・ジェイソン・クイル(アース-616)
✕[本文冒頭]ピーター・クイルは、
○アース-791のピーター・クイルは、
✕ギャラクタスの元ヘラルド、
○いっぽうアース-616のピーター・クイルはギャラクタスの元ヘラルド、
(広く知られるスター・ロードには70年代に活躍したアース-791のピーター・クイルと、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで知られるアース-616のピーター・クイルがいると後付けされた(70年代のスター・ロードの物語の総集編Star-Lord: The Hollow Crown Vol.1 #1巻末の解説、2013年8月刊)が、2014年3月刊(マーベル・ファクト・ファイル原書)のこの項ではこの設定が反映されておらず、2者を同一人物として扱っている。
この項では人物情報欄と本文「ギャラクタスの元ヘラルド」以降がアース-616のスター・ロードであり、それ以外はアース-791のスター・ロード
について解説している)
✕[本文、図版P2上]スパルタクス人
○スパルタ人
✕スパルタクスに
○スパルタに
(アース-616のジェイソンはスパルタクス人だが、ここではアース-791のジェイソンについて紹介しており、母星の名はスパルタである)
✕[コラム:スティーブ・エングルハート]マーシャル・ロジャースと『Batman』を
○マーシャル・ロジャースと『Batman: Dark Detective』を
(エングルハートはBatman Vol.1も担当しているが、マーシャル・ロジャースと組んだ作品はBatman: Dark Detective Vol.1のみ)
ヒーロー SL-03 スター・ロードとキティ・プライド
[コラム:サム・ハンフリーズ]
▵『Ultimates』
○『Ultimate Comics Ultimates』
(Ultimate Comics Ultimates Vol.1。アルティメッツ主役誌の6作目にあたるシリーズでありUltimates Vol.1とは異なる。
2012年当時アルティメット・ユニバースを舞台にした作品はタイトルの頭に「Ultimates Comics」を付けるならわしだったものの、しばしば奥付には反映されず、このシリーズも最初の2号は奥付によれば単にUltimatesとされている。だとしてもハンフリーズが担当した時期にはUltimate Comics Ultimatesだった)
✕『Avengers World』
○『Avengers A.I.』
(Avengers World Vol.1とAvengers A.I. Vol.1は同時期のアベンジャーズ関連誌だが、別のシリーズであり前者にハンフリーズは関与していない)
✕『Kitty Pryde and Star-Lord』
○『Star-Lord and Kitty Pryde』
(誤記)
ヒーロー SL-04 スター・ロード
✕[リード文]最後のインカージョン(並行世界同士の衝突)で (…) すべてが一変した。
○[削除]
✕[本文]マルチバースが崩壊すると、(…) その結果、彼がスター・ロードとなる一連の出来事も微妙に変わった。
○[削除]
(この項が紹介するStar-Lord Vol.1 #1~5 (2016年) のエピソードはスター・ロードのオリジンがMarvel Preview Vol.1 #4 (1976年) とは大きく違っており、マーベル・ファクト・ファイルではこれをインカージョンとそれに続くシークレット・ウォーズ(2015年)の影響と解釈している。
しかし2013年刊行のStar-Lord: The Hollow Crown Vol.1 #1巻末の解説(後付け)によれば、そもそもMarvel Preview #4等に登場した最初期のスター・ロードはアース-791の存在で、現在のアース-616のスター・ロードとは別人とされる。つまり、オリジンの食い違いは当然の事でありインカージョンは関係ない)
✕スパルトイ帝国
○スパルタクス帝国
(ある一時期「スター・ロードの父ジェイソン Jasonはスパルトイ帝国出身」と設定されていたが、後にこの設定は切り捨てられ「父ジェイソン J'sonがスパルタクス帝国の皇帝」と改められた。つまりスター・ロードが後に皇帝となったのもスパルタクス帝国の方である)
ヒーロー ST-01 スターホーク
▵[本文2回]アークタラス
○アルクトゥルス
(Arcturusの表記揺れ)
ヒーロー SU-01 アルティメット・シルバーサーファー
✕[所属]ギャ・ラク・タスのヘラルドたち
○[削除]
(本文にある通り、この世界のギャ・ラク・タスのヘラルドはシルバーサーファーを模倣したものだが、サーファー自身はヘラルドではない)
✕[POWER GRID]3-3-2-6-6-3
○4-7-7-7-7-2
(SPEED(速度)の値が不自然に低いため誤りと思われる。訂正値は2008年のUltimate Secretsによる)
▵[本文2回、図版P2右上]リージェンツ
○リージェントたち
(サイコマンの部下には、リージェント(摂政)と呼ばれるやはりシルバーサーファーに似た黄金のキャラクターと、他にツー及びスリーと称されるキャラクターがいる。文はこれらを総称してリージェンツと呼んでおり、誤りとは言い切れないがやや疑問が残る)
▵[コラム3回]マール・ベール
○マー・ヴェール
(Mahr Vehlの表記揺れ)
ヒーロー TN-01 タナ・ナイル
✕スタージャマーズ
○スターマスターズ
(誤記。スタージャマーズとはまったく別のチーム)
▵[コラム:グレイズ]グレイズは (…)、死んだとされている。
○グレイズの多くは (…)、死んだとされている。
(ここで紹介されるメンバーのうちタナとスピリットはこの戦いで死に、グレイズに付き従ったゴッドサブ・オメガの原住民も多くが被害を受けたが、全滅してはいない)
ヒーロー TH-01 シナ
▵シナという名前を用いるよう提案した
○アテナ (Athena) から1文字除いてシナ (Thena) という名前を用いるよう提案した
(日本語訳する過程で原語のニュアンスが失われている)
※[初登場]『Eternals』#5(1976年11月)
(後になってRed Raven Comics Vol.1 #1 (1940年8月) に登場したミネルバ神は、(一般に同一とされるアテナ自身ではなく)アテナと混同されていたシナとされた。もっともこれは後付けであるし、説明にある「地球を初めて訪れた」のはEternals Vol.1 #5で間違いない)
ヒーロー VA-01 ヴァンス・アストロ
✕20世紀から逃亡してきたコーバックは、
○31世紀から逃亡してきたコーバックは、
(誤記)
✕太陽のエネルギーを拡大するために、太陽を超新星に送ろうとしていた。
○太陽のエネルギーを増大・吸収するために、太陽を超新星に変えようとしていた。
(誤訳か)
※20世紀の地球で超能力が覚醒し、別の時間軸が生まれたのだ。
(ここでは成長したヴァンスが若き日のヴァンスと出会ったために時間軸が分岐したと解釈しており、実際当時としてはその見方が正しかった。しかしマーベル・ファクト・ファイル原書のこの項が刊行されて間もなく、All-New Invaders Vol.1 #12でアース-616における火星人襲来は1907年前後・1917年の2度にわたると設定された。これはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで設定されたアース-691の火星人襲来の年──1901年・2001年の設定と大きく異なり、従って遅くとも1901年時点で時間軸は分岐していたと考えられる。当時の記述としては誤りではない)
[コラム:マイク・エスポジート]
▵1962年に編集者のボブ・カニガーとともに『Metal Men』を生み出した。
○1962年に編集者のボブ・カニガーとともにメタルメンを生み出した。
(これはShowcase Vol.1 #37に掲載されたメタルメンのストーリーを指しており、誌名のように書くべきではない。後にMetal Men誌自体もこのトリオによって創刊されるが、それは1963年である)
✕『Spider-Man』
○『Amazing Spider-Man』
(Spider-Man誌が別にあるため、省略としても不適切)
ヒーロー WA-01 ウォーヘッズ
[コラム:ゲイリー・アースキン]
✕アメリカで刊行されたふたつの号と、『Overkill』に連載された古いストーリーは、
○アメリカで刊行された2号のミニシリーズ『Warheads: Black Dawn』と、『Overkill』で先行連載された本編ストーリーは、
(前者は曖昧な記述だがWarheads: Black Dawn Vol.1 全2号と思われる。Overkill Vol.1は当時のマーベルUKのコミックを数ページ単位に短く切り出して1誌に纏めた雑誌形式の再録誌で、その中にはWarheads Vol.1もあった。
しかし再録と言ってもOverkill誌は隔週刊で本誌とのタイムラグは少なく、本誌より先にOverkillに掲載されるケースもあった。ここでアースキンがWarheads本誌ではなくOverkillを挙げているのは、おそらくこのように読者の目に触れるタイミングがより早かった事に拠ると思しい)
ヒーロー WR-01 レイス(ザック・デル)
✕[体重]66.6kg
○66.7kg
(147ポンド≒66.678kg)
ヒーロー ZU-01 ズラス
※[初登場]『Eternals』#5(1976年11月)
(コラムにもある通りエターナルズの神々は後にギリシャ神話の神々との関係を再定義されたが、一方ローマ神話の神々はその正体がエターナルズという設定にされた。これに従えば、さかのぼってRed Raven Comics Vol.1 #1 (1940年8月) に登場していたジュピター神もその正体はズラスとなり、これがマーベルユニバースにおけるズラスの初登場号になる。とは言え「エターナルズのズラス」としてなら初登場がEternals Vol.1 #5なのは間違いではない)
ヴィラン
ヴィラン AI-01 エアーウォーカー
✕[キャッチ]…混沌の天使の名を持つザンダー人!…
○…天使の名を持つ混沌のザンダー人!…
(誤訳か。大天使ガブリエルに混沌の象徴性は無い)
ヴィラン AK-01 アクエンアテン
✕恐ろしいファラオが地球に帰還してきたのは、『Incredible Hulk』#457
○恐ろしいファラオとなる可能性を持つ男が初めて現われたのは、『Incredible Hulk』#457
✕[出身]テーベ(アース-4321)
○テーベ
(Incredible Hulk Vol.1 #457に初登場したアクエンアテンはアポカリプスに翻弄される古代エジプトのファラオでしかなく、「恐ろしいファラオが地球に帰還してきた」という記述はまったく当てはまらない。ただしこのアース-616のアクエンアテンが後にセレスティアル・オーダーに拉致された結果世界がアース-4321に分岐しこの項で紹介されるミニシリーズMarvel Universe: The End Vol.1全6号の物語が始まるので、初登場号をIncredible Hulk #457とするのは間違いではない。一方同じ理由から、出身地はあくまでもアース-616のテーベとなる)
ヴィラン AN-01 アナイアラス
✕[初登場]ネガティブ・ゾーンの初登場もこの号だった。
○[削除]
(ネガティブ・ゾーンの初登場はこの2年以上前のFantastic Four Vol.1 #51 (1966年6月)。この時点では「ネガティブ・ゾーン」という呼称が使われなかったが、#61 (1967年4月) でネガティブ・ゾーンの名前が出ており、やはりFantastic Four Annual Vol.1 #6 (1968年11月) よりも早い)
[コラム:キース・ギッフェン]
✕1975年、『Marvel Preview』#4の白黒ページの作品でデビューした。
○1976年、モノクロ誌『Marvel Preview』#4の小説ページの挿絵でデビューした。
(Marvel Preview Vol.1 #4のカバーデイトは1976年1月(リリースデイトは1975年)。同誌は表紙以外全ページが白黒であり、特筆するならばコミックではなく挿絵という点になる)
※ストーリーボード
(日本語で言う絵コンテのこと)
ヴィラン AN-03 アナイアレーション・ウェーブ
✕[図版P1右下]『Annihilation』
○『Annihilation: Prologue』
(誤記。Annihilation Vol.1 #1の5ヶ月前に刊行されたプロローグ)
▵このミニシリーズからは (…)『Guardians of the Galaxy』が誕生した。
○このシリーズからは (…)『Guardians of the Galaxy』が誕生した。
(この新生ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの主要キャラクターの多くは、ここで指すAnnihilation Vol.1とそのタイインには登場していない。Annihilationの続編Annihilation: Conquestのタイイン、Annihilation: Conquest - Starlord Vol.1で初めて勢揃いしており、すなわちGuardians Galaxy Vol.2を生んだのはあくまでもAnnihilation: Conquestである。もっともAnnihilation無くしてAnnihilation: Conquestは存在せず、広い意味で誤りではない)
ヴィラン AN-04 アナイアラス
▵[大見出し]ボーン・アゲイン
○アナイアラス ボーン・アゲイン
(マーベル・ファクト・ファイルでは一般に解説の対象キャラクターの名前が見出しに入れられているのに対し、この項だけアナイアラスの名が無く不統一。マーベルで単に「ボーン・アゲイン」と言えばデアデビルの有名なストーリーアーク名であり紛らわしい)
ヴィラン AR-01 アリデス
✕ミュリエス
○ミュリウス
(前ページと齟齬がある。スペルはMurius)
ヴィラン BB-01 ブラッド・ブラザーズ
▵アイアンマンがコントローラーの居場所を包囲する中、
○アイアンマンがコントローラーを追い詰める中、
(この時アイアンマンはコントローラーを一時的に拘束できたものの、脱出されてしまい再び肉弾戦を繰り広げていた。かろうじてアイアンマンが優位に立つが、コントローラーにはブラッド・ブラザーズ(の一人)を脱獄させて味方につけるという秘策があった)
ヴィラン BY-01 ビヨンダー
▵[初登場]『Secret Wars』#1(1984年5月)
○『Marvel Super Heroes Secret Wars』#1(1984年5月)
(表紙・奥付ともに、Secret Wars Vol.1 #1とは別。ただし1984年刊とあるため2015年の同誌と異なる事は自明であり、誤りとは言い切れない)
✕[初登場]ペンシラー:マイク・ゼックー
○ペンシラー:マイク・ゼック
(誤字)
✕[所属]レスリング協会無差別級レスラー
○無差別級レスリング協会
(Unlimited Class Wrestling Federation(UCWF))
✕いくつかの惑星とデトロイトの小さな区域
○いくつかの惑星とデンバーの小さな区域
(誤記)
✕コスモスの力を恐れたサノスは、
○コスモスの力を恐れたシーアーは、
(コスモスは錯乱してメーカーとなり、シーアー人64000人を抹殺した。これを重く見てキリンに幽閉したのはシーアーであり、サノスは後にキリンを訪れメーカーの力を封印している)
✕その後、プロフェッサーXが
○ある時、プロフェッサーXが
(刊行順はともかく時系列上は最初のシークレット・ウォーズの後、ビヨンダーが初めて地球を訪れる直前であり、「その後」にはあたらない)
▵[コラム:ジム・シューター]短期間、宣伝の仕事を経験した後、編集助手としてマーベルに入社。
○短期間、編集助手としてマーベルに入社した後、別会社で宣伝の仕事を経験。ふたたびマーベルに入社して
(シューターはマーベルに入社後、経済的事情から3週間で職を辞し、故郷のピッツバーグで宣伝マンとして過ごす。数年後、コミックへの情熱が再燃したシューターはDCコミックスで働くが編集者と折り合いが悪く、1975年にマーベルで編集者の職を得る)
ヴィラン CA-01 キャプテン・アトラス
[コラム:ネガバンド]
✕バンドは地球に隠されたが、マー=ベルがゾーンから逃走する途中で発見し、リック・ジョーンズと結びついた。
○バンドは地球に隠されたが、マー=ベルをネガティブ・ゾーンから解放するためにリック・ジョーンズと結びついた。
(ネガティブ・ゾーンに囚われたマー=ベルは、スプリーム・インテリジェンスの指示のもとテレパシーでリック・ジョーンズにネガバンドを見つけさせる。ネガバンドを装着したリックはマー=ベルと体の場所を交換できるようになり、ヒーローの必要に応じて自身とネガティブ・ゾーンの虜囚の立場を入れ替えた)
ヴィラン CH-01 チャンピオン・オブ・ジ・ユニバース
▵[初登場]インカー:フランク・ギアコア
○インカー:ボブ・キャンプ、マイク・エスポジート、フランク・ギアコア、ダン・グリーン、アルマンド・ギル、チック・ストーン
(クレジット順)
✕[所属]元インフィニティ・ウォッチ、シークレット・ディフェンダーズ
○エルダーズ・オブ・ジ・ユニバース、元デッドプール・コァ
(直接の接点が見当たらなかった。エルダーズ・オブ・ジ・ユニバースが無い事からも疑わしい記述)
✕しかしチームに出し抜かれ、孤立した月に置き去りにされた。
○しかし何度となくチームに出し抜かれ、ひとり屈辱的に置き去りにされた。
(チャンピオンはコァに3度置き去りにされているが、「月」は登場しない。デッドプールがパンツを下ろして挑発した(mooning)事をmoonと誤訳したか)
[コラム]
▵ひとり、またひとりと「不合格」にしていった。
○訓練と試合の中でひとり、またひとりと「不合格」にしていった。
(文章は訓練施設の中で選抜が行なわれたように書かれているが、実際に訓練中に失格になったのはネイモアとドク・サムソンだけで、残りは試合中に起こっている)
✕ワンダーマンはひどくぶちのめされてリングの外に出たこと、
○ワンダーマンはひどくぶちのめされた苦痛からリングを破壊したこと、
(正面からは勝ち目がないと悟ったワンダーマンはリングを引き裂き武器にしようとしたが、反則行為として即座に失格となった)
ヴィラン CO-01 コレクター
※[初登場]ペン入れ: フランク・ギアコア
(コミックにはフランキー・レイとクレジットされているが、これはギアコアの別名義であり誤りではない)
✕ギャラクタス打倒と、アイアンマンを脅迫して
○ギャラクタス打倒を企てることもあれば、アイアンマンを脅迫して
(文法の誤り)
ヴィラン DC-01 ドリーミング・セレスティアル
▵ゴールデン・ガーディアン
○ゴールデン・ジャイアント/ゴールデン・ゴッド
(ゴールデン・ガーディアンとはセントリー(ロバート・レイノルズ)の異名として使われ、ドリーミング・セレスティアルを指して使われた例をあまり見ない。なおこの文章中でこうした異名に言及しているのは、サンフランシスコ沖合すなわちゴールデンゲート海峡になぞらえたものと思しい)
▵アークエンジェルは、進化を加速してもらい、次なるアポカリプスになることを約束されて、セレスティアルのデス・シードを使う許可を与えられた。
○次なるアポカリプスになることを約束されたアークエンジェルは、人類の進化を加速するためセレスティアルのデス・シードを使う許可をドリーミング・セレスティアルから与えられた。
(文章中にドリーミング・セレスティアルが登場しないため文意が汲み取りづらいが、ここではUncanny X-Force Vol.1 #15前後のストーリーを指す。当時X-フォースのメンバーだったアークエンジェルは死亡したアポカリプスの策略で人格が変貌し、次代のアポカリプスとして活動するためにドリーミング・セレスティアルに接触しデス・シードを与えられた)
ヴィラン DE-01 デス
※[初登場]『Captain Marvel』#26
(初めてヒーロー達と親和性のあるマーベルキャラクターとして意識されたのはこの号で間違いないが、実際には「死神」はこれ以前にもたびたび登場していた。中でも最も古い例は小説も含めればMarvel Mystery Comics Vol.1 #10 (1940年8月)、扉絵(イメージ図)での登場はCaptain America Comics Vol.1 #1 (1941年3月)、比喩表現の図像化としてはMarvel Mystery Comics Vol.1 #21 (1941年7月)、超自然的存在として描かれたのはHuman Torch Vol.1 #5 秋号 (1941年9月) がそれぞれ最初とされる)
✕[初登場]作、ペンシラー:ジム・スターリン
○作:ジム・スターリン&マイク・フリードリッヒ|ペンシラー:ジム・スターリン
(スターリン原案、フリードリッヒ脚本)
▵ウォルカー
○ウォーカー
(スペルはWalkerで「歩み渡る者」の意。一般にウォーカーと読む)
ヴィラン DI-01 ダイアモンドヘッド
✕ノヴァ・プライムの宇宙船に狙いを定めた
○ノヴァ・プライムの宇宙船に集められた
(ノヴァ自身やヒーローであるコメットらが宇宙船を狙ったわけではない。実際にはスフィンクスの奸計で集合させられていた)
✕再度登場するのは時間の問題だろう。
○再度登場するのは時間の問題だった。
(この下のコラムで再登場を果たしている)
✕地球に帰還した
○娑婆に出た
(ノヴァによるニューヨークでの逮捕の後に何らかの手段でユタ州モニュメント・バレーに現われて新ノヴァと交戦しているが、その間宇宙に出た形跡はない)
ヴィラン DM-01 ドクター・ミネルヴァ
✕サイキ・マグニトロン装置の存在を知り、キャロル・ダンバースにマー=ベルの能力を与えて彼女をミズ・マーベルに変えた。次にミン=エルヴァは装置を利用して自らを変異させ、
○キャロル・ダンバースにマー=ベル級の能力を与えて彼女をミズ・マーベルに変えたサイキ・マグニトロン装置の存在を知り、ミン=エルヴァは装置を利用して自らを変異させ、
(キャロル・ダンバースの変異とミン=エルヴァは無関係。
なおマーベル・ファクト・ファイル原書刊行後の事になるが、キャロルの能力の由来は彼女の中に眠るクリーの能力が開花したためで、マー=ベルと直接の関係は無いと後付けされた)
ヴィラン DU-01 デスアージ
✕『Marvel Ultimates』
○アルティメットシリーズ
(前文の「スパイダーマン」がAmazing Spider-Man誌やSensetional Spider-Man誌などスパイダーマン関連誌を総合しているのと同様、ここでのMarvel Ultimatesも特定の誌名やアルティメッツを指すのではなく、Ultimate Spider-Man誌やUltimate X-Men誌などアルティメットユニバース関連誌を総称している)
ヴィラン EG-01 エゴ・ザ・リビングプラネット
▵[エゴの起源・図版左上]エグロという科学者
○エグロスという科学者
▵[本文3回]エグロ
○エグロス
(スペルはEgros)
ヴィラン EL-01 エルダーズ・オブ・ユニバース
▵チャンピオンゲームの名で知られる
○コンテスト・オブ・チャンピオンズの名で知られる
(こうした言い換えはあるが、一般に広く知られているのはコンテスト・オブ・チャンピオンズ)
▵ニューサンダーボルツに
○新生サンダーボルツに
(ニューサンダーボルツは主にNew Thunderbolts Vol.1で再結成されたマッハ-Ⅳによるチームを(誌名にちなんで)指し、それがバロン・ジモの旧チームと統合された(Thunderbolts Vol.1 #100以降の)サンダーボルツとは異なる)
ヴィラン FF-01 フィン・ファン・フーン
✕[初登場]フィン・ファン・フーンが初めて地球に落ちてきたのは『Strange Tales』#89
○フィン・ファン・フーンが初めて描かれたのは『Strange Tales』#89
(この号ではフィン・ファン・フーンは謎の巨竜として描かれており、地球外から飛来したというオリジンは明らかにされていない。フーンの過去はたびたび更新されており、マーベルユニバースの歴史上これが最初の覚醒という訳ではないため、この号は単純に「刊行順で最初の登場」と考えなければならない)
※[コラム]おそらくもっとも不運なフィン・ファン・フェイカーは、謎のビヨンド・コーポレーションによって「大量破壊の異常な兵器」のひとつとして作られたものだろう。
(このフーンは劇中で特に説明が無かったものの前後のフーンとの整合性に欠けており(加えて殺されてしまったため)、公式事典等で「ビヨンド・コーポレーションによるクローンだった」とフォローされていた。もっともそれはNextwave誌がパロディ性の強いコメディ作品だった(そして本来の作家の意図としては別ユニバースが舞台の作品として描かれていた)ためで、実際の所あらゆる登場人物が意図的に前後のキャラクター性と整合性に欠けていたのだ。そこで後に、より説得力のあるアンサーとして設定が後付けされ「Nextwave誌の舞台は別世界アース-63163で、主役ヒーロー達だけはアース-616の存在ではあるもののそれも記憶を操作され性格を変えられていた」という形で性格や設定の改変、死亡などが大半「なかったこと」にされている。従ってこのフィン・ファン・フーンもアース-63163のフーン本人であって、偽者ではない。しかしマーベル・ファクト・ファイル原書のこの項が発行されたのはレトコンより以前であり、当時の記述としては間違いにはあたらない)
ヴィラン FI-01 フィン・ファン・フォー
▵[初登場、図版P2左上]『Fin Fang 4』
○『Marvel Monsters: Fin Fang Four』
(奥付による。表紙ロゴとしては誤りではない)
ヴィラン GA-01 ギャラクタス
✕[所属]コズミック・トリビューナル
○[削除]
(読切The Last Fantastic Four Story Vol.1 #1に基づくと思われるが、このストーリーはアース-71016が舞台で、ギャラクタスもここで解説されるギャラクタスとは異なる)
ヴィラン GA-02 ギャラクタス
✕もしマスター・オーダーとロード・カオスの作り出したもののためでなければ、
○もしマスター・オーダーとロード・カオスの介入がなければ、
(意味不明。誤訳か)
✕[図版P2右下]助けがあったにもかかわらず、
○助けによって、
(リード・リチャーズらはギャラクタスを復活させアブラクサスを倒した)
ヴィラン GA-04 ギャラクタス
✕無数のギャラクティを
○無数のギャラクタスを
(誤記か)
▵惑星ニュー・アース
○惑星ヌーアース
(原語はNu-Earthでどちらにも読めるが、マーベル・ファクト・ファイルではこの別名Nu-Worldをヌーワールドと記載している)
▵ガー・ラク・タスと合体した。
○ギャ・ラク・タスと合体した。
(Gah Lak Tusの表記揺れ)
ヴィラン GM-01 グランドマスター
▵[初登場]『Mighty Avengers』
○『Avengers』
(当時の表紙ロゴはThe Mighty Avengersだったが、書誌上は以前から変わらずAvengers)
✕しかしサノスに奪われると、スコードロン・シニスター、デアデビル、ディフェンダーズ、アベンジャーズたちを戦わせるといった予想を覆す試合を組んできた。
○それはサノスに奪われたが、彼の本領はスコードロン・シニスター、デアデビル、ディフェンダーズ、アベンジャーズといった予想を覆すファイターたちの試合を組むことにある。
(マインド・ジェムをサノスに奪われた件はこれらヒーロー達の試合よりも後で、ここに挙げた全員が一度に戦った訳でもない)
✕自身のシニスター・シックスを
○自身のスコードロン・シニスターを
(誤記)
▵デスにチャンピオンゲームで挑戦する
○デスにコンテスト・オブ・チャンピオンズで挑戦する
(正式名)
✕アベンジャーズをデスのリージョン・オブ・ジ・アンリビングと戦わせて再び勝利を収めると、
○デスを捕らえアベンジャーズを彼のリージョン・オブ・ジ・アンリビングと戦わせたが敗北すると、
(甚だしい誤り。デスを捕らえその力を得たグランドマスターは、死者を蘇らせたリージョン・オブ・ジ・アンリビングとアベンジャーズを戦わせるが、ホークアイの仕掛けたイカサマ勝負にかかり敗北した)
▵「コズミック・インディジェスチョン」
○「宇宙的消化不良」
(説明不足)
✕[図版P2右下]アベンジャーズはチェスの駒にすぎない。
○サンダーボルツはチェスの駒にすぎない。
(図版はThunderbolts Vol.1 #107の表紙で、描かれているのもサンダーボルツ)
ヴィラン GO-01 ゴッデス
✕[コラム:コズミック・エッグ]『Infinity』シリーズ
○『Infinity~』シリーズ
(Infinity Crusadeより前にスターリンが手がけたミニシリーズInfinity Gauntlet Vol.1およびInfinity War Vol.1を指し、20年以上後のInfinity Vol.1とは無関係。Infinity Warの結末でインフィニティ・ガントレットは破壊され、インフィティ・ジェムは一つ所に集まることを禁じられた)
ヴィラン HE-01 ハイ・エボリューショナリー
✕1930年代、イギリスのマンチェスターに生まれた。
○イギリスのマンチェスターに生まれた。
(図版にもあるX-Factor Annual Vol.1 #3によれば1928年時点で青年であり遺伝学の研究をしている)
ヴィラン HE-02 ハイ・エボリューショナリー
▵[図版P1中央]『Thor』#407
○『Mighty Thor』#407
▵[図版P2左上]『Thor』#475
○『Mighty Thor』#475
(Thor Vol.1誌は#407で書誌上も表紙ロゴに合わせてMighty Thorに改題した)
✕[図版P1中央]超越する段階まで進化した。
○超越する段階まで進化していた。
(この号は本文にあるブラック・ギャラクシーに閉じ込められた事件を指し、進化そのものは過去に起きている)
ヴィラン JS-01 ジェイソン
(原書版ファクトファイル刊行とほぼ同時期のことではあるがジェイソンは3バージョンが存在すると後付けされており、この項ではそれらを同一として紹介している。
最初の一人はアース-791のスパルタのジェイソン Jasonで、リニューアルされる以前のスター・ロードの父親であり、マーベル・ファクト・ファイルのこの項では主に2P目前半のメレディス・クイルとのなれそめから最初のスター・ロードとの邂逅までに関わっている。このスター・ロードがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員としてリニューアルされた後、過去のスター・ロードはキャラクター性や設定の食い違いからアース-791の別人だったと後付けされ、これに伴いその父であるジェイソンもアース-791の登場人物として吸収された。
もう一人はスパルトイ帝国の皇子ジェイソン Jasonで、1P目のインヒューマンズと関わった皇子である。元々これは最初のジェイソンの過去の姿として描かれていたのだが、最初のジェイソンがアース-791に組み込まれた一方、このスパルトイのジェイソンはアース-616由来のキャラクターとの関わりが深く切り離す事が困難だったことから、アース-616の存在として区別された。
最後の一人がスパルタクス帝国の皇帝ジェイソン J'sonで、リニューアル以降のスター・ロードの父親である。あいまいな状態だったスパルトイのジェイソンと新スター・ロードの関係を正式に解消して、リニューアル後のスター・ロードの父親として新造形されたのがこのスパルタクスのジェイソンである。
もっとも後2者に(スパルトイのジェイソン自体の出番が少ないこともあって)区別するほど大きな隔たりがある訳ではなく、表記が違うだけの同一人物とみなす解釈もある)
▵Marvel Preview #11
○Inhumans Vol.3 #2/Guardians of the Galaxy Vol.3 #0.1
(上記解釈ではMarvel Preview #11に登場したのはアース-791のジェイソンであり、スパルトイのジェイソン初登場号はInhumans Vol.3 #2、スパルタクスのジェイソンならGuardians of the Galaxy Vol.3 #0.1が初登場号になる)
ヴィラン KL-01 クラートゥ
▵[初登場]作:ロイ・トーマス
○作:ジェリー・コンウェイ&ロイ・トーマス
(ノンクレジットだが、ストーリー原案はコンウェイである。これは4号後、#140の読者コーナーで(#136のストーリーが散漫だという読者の声に対して)明かされたもので、慣れない二人体制が原因だったと暗に示している)
✕[体重]約1.3トン
○約12.6トン
(桁の間違いか)
✕[コラム:パフボール・コレクティブ]アンドロメダと同じ砂漠の惑星に置き去りにし、
○エンガライに荒廃させられたコレクティブの故郷に置き去りにし、
(アンドロメダが砂漠に漂着した時点では、この次元はコレクティブによって封印されており辻褄が合わない。砂漠次元と荒廃したコレクティブの故郷は明らかに別の次元である)
ヴィラン KR-01 クロー
✕レッド・レイブンとキャプテン・アメリカに
○ハリケーンことマーキュリー(マッカリ)に
(この2エピソードはそれぞれRed Raven Comics Vol.1 #1とCaptain America Comics Vol.1 #1~3に併載されたものだが、それぞれマーキュリーとハリケーンが主人公で、表題作の主役レッド・レイブンやキャプテン・アメリカは登場しない。マーキュリーとハリケーンは当時別人として描かれていたが、後に双方ともマッカリが正体だと設定された)
▵『Eternals』#1(1976年7月)で初めて登場する。
○『Eternals』#1(1976年7月)で初めて正式に登場する。
(上記の通り、クローらのマーベルユニバース初登場はRed Raven Comics Vol.1 #1 (1940年8月) と言える。しかしそれは後になって再設定されたもので、作家の意識の上でクローがクローとして初登場したのはEternals Vol.1 #1で間違いではない)
ヴィラン KV-02 コーバック・サガ
✕[コラム:オットー・シュミット]『Green Lantarn』や『Batman Annual』(2019年)
○『Green Arrow』や2019年の『Batman Annual』
(Green LantarnはGreen Arrowの誤り。このGreen Arrow Vol.6は2016年創刊のシリーズで、次に挙げられている年刊誌Batman Annualとは刊行時期が異なる)
ヴィラン LU-01 ルナティック
✕[地位、本文]インターステル・チャーチ・オブ・パーペチュアル・アノイアランス
○インターステル・チャーチ・オブ・パーペチュアル・アノイアンス
(Annoyanceの誤記)
▵[本文1回、コラム3回]カオス・ミーテ
○カオス・マイト
(Miteはダニや小さき者の意で、バットマンの(一時期の)相棒バットマイトと同様マイトと発音する)
▵シー・ウルフのイクタス
○イクタス・ザ・シーウルフ
(Sea Wolf(海の狼)ではなく、シャンナ・ザ・シーデビルと同様のShe-Wolf(女狼)を意味する)
ヴィラン MA-01 メイガス
✕「ゴッド・スープリーム」と呼ばれるこの従者たちは、
○メイガスを「ゴッド・スープリーム」と称えるこの従者たちは、
(ゴッド・スープリームはメイガスの自称)
✕[初登場]1978年2月
○1975年2月
(誤記)
▵ダーク・ドメイン
○闇の領域
▵ダーク・ディメンション
○闇の次元
(ここでのダーク・ディメンション/ダーク・ドメインはドルマムゥの領域やそれが別次元と融合した冥界とは別の、人間には理解不能という意味の比喩的な表現)
ヴィラン NE-01 ネビュラ
▵[初登場]アベンジャーズと遭遇して
○キャプテン・マーベル(モニカ)と遭遇して
(アベンジャーズの一員ではあるが、この号で遭遇したのはキャプテン・マーベルことモニカ・ランボーひとり)
▵[コラム5回]ゾー
○ゾア
(Zorrの表記揺れ。ゾー Zoことザレクとは無関係)
ヴィラン NO-01 ノヴァ・オメガ
✕[主な敵]ヴォルクスコァ
○ヴォルクス
(ヴォルクスはダイア・レイスのクイーンではあるが、ガーサン・サアルと敵対した時は単体で活動しており、コァ(軍団)が敵とは言いがたい)
✕[所属]インペリアル・ガード
○[削除]
(一時的にシーアーのインペリアル・ガードと協力関係になった事はあるが、その時点のガーサン・サアル自身はザンダーのセンチュリオンという立場)
✕ノヴァ・コァの元メンバーで人間のリチャード・ライダーを見つけ、ノヴァ・フォースを取り戻す。
○ノヴァ・コァの元メンバーでノヴァ・フォースを取り戻した人間のリチャード・ライダーを見つける。
(後述されるようにサアルはリチャードからノヴァ・フォースを奪うことになるが、この時点ではない。リチャードはザンダー星破壊より以前にノヴァを辞しノヴァ・フォースを失っていたが、体に潜在的に残っていたフォースを発見し再びノヴァとしてニューウォリアーズで活動していた。サアルはタイムストリームに迷い込んだ間にリチャードの存在を知り、彼を倒さねばならないと思い込む)
ヴィラン OG-01 オルゴ
✕[初登場]カバー:ジャック・カービー&ディック・エアーズ
○カバー:ジャック・カービー&ジョージ・クライン
(GCD等によれば表紙のインカーはジョージ・クライン George Klein)
ヴィラン RD-01 レッドシフト
✕[初登場]カバー:ジョン・J・ムース&ビル・シンケビッチ
○カバー:ジョン・ビュッセマ
(クレジットは無いが、マーベル公式サイトによる)
✕ヴァーダントという生命が豊富な星
○生命が豊富な星
(ヴァーダント星はこの後に登場する星(GA-05参照)で、この時ギャラクタスに破壊された星とは異なる)
✕サーファーはギャラクタスのワールドシップを利用して彼のエネルギーを消耗させ、
○サーファーはギャラクタスのワールドシップに侵入して消耗した彼を説得し、
(この時点で既にギャラクスは食らった生命の中毒でひどく弱っていた。サーファーは再びヘラルドになり他の星を案内するという約束でギャラクタスを地球から遠ざける)
ヴィラン RE-01 レプタイル
✕サーペントのトゥース号
○サーペンツ・トゥース号
(大蛇の歯といった意味のSerpent's Tooth サーペンツ・トゥースは次の「サノスの宇宙船サンクチュアリⅡ」とは違って、サーペントが所有するトゥース号ではない。持ち主を含めて書くなら「レプタイルのサーペンツ・トゥース号」となる)
ヴィラン RO-01 ロナン
▵[所属]元ユナイテッド・フロント
○元統一戦線
(表記揺れ)
ヴィラン RO-02 ロナン
✕ロナンはナイルと話し、ナイルは彼の裏切りが本当だったと認めた。
○ロナンはナイルと話し、ナイルは彼女の裏切りが本当だったと認めた。
(ナイルは女性であるため、ここで「彼」と書くとロナンを指す事になる)
✕マジェストレーター
○マジェスター
(誤記。マジェスターは王威 majestyを転じたマーベルの造語)
✕チャーチ・オブ・ユニバーサル・トゥルース
○ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース
(誤記)
ヴィラン SE-01 セス
✕オシリス、アヌビス、ホルスをピラミッドに閉じ込める
○オシリス、イシス、ホルスをピラミッドに閉じ込める
(誤記)
✕ゴールデンブリッジから彼を投げ落とした。
○黄金の橋から彼を投げ落とした。
(この橋はヘリオポリスにある黄金の長大な橋で、ゴールデンブリッジという固有名詞がある訳ではない)
✕ベスを捕らえると、彼女の力を利用して、
○ベスを捕らえると、彼の力を利用して、
(ベスは男性神)
✕かつて敵対したトロール、ドワーフ、巨人たちが
○かつて敵対したトロール、ノルン(カーニラ)、霜の巨人たちが
(誤記か)
[コラム:デモゴージ]
✕[後半部4回]セス
○セト
(同じ蛇神だがエジプト神のセスではなく、エルダー・ゴッズのセト)
ヴィラン SQ-01 スコードロン・シニスター
✕西アフリカ政府
○ウガンダ政府
(ドクター・スペクトラムことキンジ・オバツはウガンダの大臣。ウガンダ共和国は地理的には東アフリカに属する)
ヴィラン ST-01 ストレンジャー
▵野蛮なエターナルズが
○野蛮なエユン星のエターナルズが
(地球のエターナルズではなく、エユン星のエターナルズ。同じセレスティアルズが生んだ超人類であり、誤りではない)
✕キャプテン・マーベル(モニカ・ランボー)、(…) らが含まれていた。
○(…) らが含まれていた。かつてはキャプテン・マーベル(モニカ・ランボー)すら誘拐されている。
(ミニシリーズBeyond! Vol.1の中でストレンジャーに連れ去られた主人公達の中にモニカはいないが、デスロック(マイケル・コリンズ)によれば同じように誘拐された前の世代にモニカがいたというので、この文章自体は必ずしも誤りではない。しかし、続くピムが勝利を偽装したという文章ではモニカが当てはまらないため、やはり誤りになる)
ヴィラン TA-01 サノシ
▵ニヒリズム・カルト
○ニヒリスト・セクト
(意訳と思われるが、原語ではNihilist Sect)
ヴィラン TH-01 サノス
▵[所属]虚無主義者
○ニヒリスト・セクト
(原語でNihilist Sect。ヴィラン TA-01ではニヒリズム・カルトとして解説されている)
ヴィラン TH-02 サノスとデス
▵ウォルカー
○ウォーカー
(スペルはWalkerで劇中でも「渡り歩く者」という意味で使われているため、一般に読みはウォーカー)
ヴィラン TH-04 サノス
✕[図版P1右下]シンク・ワークという現実を破壊する世界
○シンク・ワープという力で混乱した世界
(Sync-Warpの誤字。コズミック・キューブの力を得たサノスはドラックスを「シンク・ワープの世界」に引きずり込む。シンク・ワープの定義は語られなかったが、描写や会話からはサノスが精神と時間を操る技術と考えられる)
ヴィラン TH-06 インフィニティ・リベレーション
▵バデューンの故国世界であるモールド
○バデューンの故国世界であるムーアド
(Moordの表記揺れ)
ヴィラン TH-08 サノス
✕オメガ・クローン
○オメガ
(サノスのクローン群、サノシの最強の一体。固体名はオメガ)
ヴィラン TH-10 『Thanos: The Infinity Finale』
✕[項目ナンバー]TH-10
○TH-09
(デアゴスティーニ社の訂正による)
✕リンボに囚われてしまった
○存在のない領域に囚われてしまった
(劇中でこの領域は「テレポーテーション・リンボ teleportation limbo」と表現されているが、これは魔界リンボではなく名前の無い虚無空間を「転移の辺獄」と表わしたもの)
✕[2P図版右上]宇宙が再び創造されたあと、
○宇宙が再び創造される前、
(これらの場面はアダム・ウォーロックによって宇宙が消失する直前の出来事)
✕メフィストの口を奪った上にハデスに変身させ、災難をもたらす能力を制限する。
○メフィストの口を奪い災難をもたらす能力を制限した上で、ハデスに戻した。
(ここでのハデスはメフィストの領域(地獄)の別名であって、プルートーの名でも知られる人格神ハデス(ハーデース)ではない)
ヴィラン TI-01 ティム・ブー・バ
✕[初登場]1961年2月
○1962年2月
(誤記)
▵[P2図版左上]『Fing Fang Four』
○『Marvel Monsters: Fing Fang Four』
(奥付による。マーベル公式サイトではMarvel Monstersの題で登録されている)
▵[P2図版上中]『Iron Man Legacy』#9(2010年12月)
○『Iron Man Legacy』#9(2011年2月)
▵[P2図版右上]『Iron Man Legacy』#10(2011年1月)
○『Iron Man Legacy』#10(2011年3月)
(カバーデイト。リリースデイトとしては間違いではない)
✕[マイクロバースへの門]グログーム
○グーガム
(この章のグログームはすべてグーガムの誤記。グログームは読切Marvel: Heroes & Legends Vol.1 #1に登場したティム・ブー・バの副官)
✕[コラム]予想外の結末だったため、スタンとスティーブは (…) このコンセプトを改めて取り上げ、この惑星がピンポン球であることを暴露した。
○予想外の結末だったが、スタンとスティーブは (…) このコンセプトを既に使っていて、ある惑星がピンポン球であることを暴露している。
(ここで取り上げたTales of Suspense Vol.1 #13はティム・ブー・バの登場より1年前で、登場した惑星もデヴォクトスではない。
このアイデアは2人のお気に入りだったのか、同時期にTales of Suspense Vol.1 #9やTales to Astonish Vol.1 #18でも同様のストーリーが使われた)
ヴィラン UG-01 ギャ・ラク・タス
?[POWER GRID]
(出典が確認できなかった。内容自体は誤りとは思えない)
ヴィラン YO-01 ヨン・ログ
✕[初登場]ヨン・ログがマー=ベルに初めて会ったのは、
○ヨン・ログがマー=ベルと初めて敵対したのは、
(ヨン・ログとマー=ベルの初対面(本文にあるパマ号でのデブロス大提督の事件)は約30年後のUntold Legend of Captain Marvel Vol.1 #1で描かれた)
ヴィラン ZA-01 ザレク
✕宇宙船ハラの乗組員に
○宇宙船ヘリオンの乗組員に
✕ハラの乗組員
○ヘリオンの乗組員
✕宇宙船ハラの乗組員は
○宇宙船ヘリオンの乗組員は
(マー=ベルらが乗った宇宙船はヘリオン号 Helion)
ロケーション
ロケーション AP-01 エイプバース
✕ギャラクタス
○ギャラクトック
(この世界のギャラクタスの呼び名、Galactook)
✕ニック・フューリー
○ニック・ファーリー
(スペルはFurryで、元のスペルFuryよりrがひとつ多く「モフモフ」の意)
✕[エイプベンジャーズ]グローゴリラ
○グローリラ
(Gro-Rilla。「大きくなる」という意味のgrowとゴリラ Gorillaの語呂合せ)
✕[エイプベンジャーズ]シャン・チンプ(シャン・チー)、
○[削除]
(エイプベンジャーズにシャン・チーのエイプは存在しない。またこの世界におけるシャン・チーの名前は、キーキーという鳴き声に由来するシャン・チーチー Shang Chi-Chi)
▵[コラム:地球最後の日]アース-8101の猿たち
○エイプバースの猿たち
(これより少し前、ゾンビバースのゾンビ達がエイプバースを認識した時点でアース-8101は別の世界線アース-95019に分岐しており、ここでゾンビが戦う相手もアース-95019の猿たち(リアルマーベル オーバービュー AP-01についての注記も参照)。もっともアース-95019の猿がアース-8101に由来するのは確かで、「アース-8101の猿たち」が「タフ」なのも間違いではないだろう)
ロケーション BW-01 バトルワールド
✕『Armour Wars』#0.5
○『Armor Wars』#½
(Armourはイギリス英語。書名はArmor Wars Vol.1 #½だった)
✕キングダム・オブ・マンハッタンは、アース-616とアース-1610のマンハッタンの融合体だ。
○キングダム・オブ・マンハッタンは、アース-616とアース-1610のマンハッタンが融合したかのような領土だ。
(アース-616とアース-1610もバトルワールドに取り込まれたが、キングダム・オブ・マンハッタンはこれらと別にアース-61610がバトルワールドに取り込まれたもの。アース-61610は「アース-616に似た世界」と「アース-1610に似た世界」の2つがさらに合わさった特殊な世界だった。
シークレット・ウォーズ(2015)において、アース-616とアース-1610それぞれのスパイダーマンであるピーター・パーカーとマイルズ・モラレスのバトルワールドでの活躍はSecret Wars Vol.1で語られるが、一方同時に起きたキングダム・オブ・マンハッタンの戦いを描くタイイン誌Ultimate End Vol.1には本編とは別人格のピーターとマイルズが登場している。これは別アースの住人だったため)
✕「Future Imperfect」の次元の断片であるディストピア
○「Future Imperfect」の次元と良く似た領土ディストピア
(Hulk: Future Imperfect Vol.1に登場するディストピアはアース-9200だが、バトルワールドにおけるディストピアはアース-69413が元になっていると設定された)
✕2099は、ミゲル・ストーン(アース-928のスパイダーマン)が支配する
○アース-928と良く似た領土2099は、ミゲル・ストーン(アース-23291のスパイダーマン)が支配する
(西暦2099世界アース-928のスパイダーマンはミゲル・オハラで、父親が敵対するタイラー・ストーンだった。バトルワールドの2099領はこれと似てはいても別世界であり、スパイダーマンであるミゲルの設定も微妙に異なる)
ロケーション DF-01 デイズ・オブ・フューチャー・パスト
✕上院議員ロバート・ケリーを暗殺したときに生まれた。
○上院議員ロバート・ケリーを暗殺したときに決定的に変化した。
✕それは、アース-811とアース-616の歴史が枝分かれする、
○それは、アース-811とアース-616の歴史を大きく隔てる、
(ロバート・ケリー暗殺はセンチネルの台頭を決定付けた出来事だが、アース-616との分岐点ではない。
そもそもデイズ・オブ・フューチャー・パストの物語が最初に描かれた当時、直前にはダークフェニックス・サガが起こり、フェニックス・フォースを宿したジーン・グレイ(と思われていたフェニックス・フォース)が死亡しサイクロップスはX-メンを引退していた。このX-メンがアース-811からの警告を受けてケリー暗殺を阻止したため、アース-616ではセンチネルの独裁は発生せずに済んだ……というのがデイズ・オブ・フューチャー・パストの物語だが、この立役者の1人であるアース-811の強力なテレパス「レイチェル」が何者なのかは伏せられたままだった。
3年後、レイチェルがアース-616に渡りX-メンに身を寄せると、サイクロップスとジーンの娘レイチェル・サマーズという素性が明らかになる。しかしこの時点でもフェニックスは死亡したままであり、どうしてレイチェルが生まれているのかは謎のままだった。最終的にアース-616との大きな違いとして、ダークフェニックス・サガ正史では父親にフェニックスの力を拒絶された一方、レイチェルの世界線では父親がジーンの苦しみに気付き彼女に寄り添ったと説明された。この差が歴史にどのような変化を与えたかは定かではないものの、少なくともジーンが直後に死亡する事は無くなり、サイクロップスと結婚しレイチェルを生んだと考えられる。従って、アース-616とアース-811の分岐点はダークフェニックス・サガの途中だと言える。
ところがこのわずか2ヶ月後、死亡したフェニックスはジーン・グレイ本人ではなくフェニックス・フォースによる身代わりであり、本物は別に生きていたと新たな後付けが加えられた。しかしアース-811ではこの変更は採用されず、従来の「フェニックスとはジーン・グレイがフェニックス・フォースの力を得た姿」という設定がそのまま使われ続けた。レイチェルを「フェニックス・フォースの娘」にしない措置と思われるが、この結果アース-811への分岐点はダークフェニックス・サガよりさらに以前、フェニックス・フォースがジーン・グレイと出会った瞬間までさかのぼる事となった。
厳密にはフェニックス・フォースがジーンと融合した時点で確定的なのは「アース-616から分岐した」事であり、それが正確にアース-811なのかは議論の余地がある(その後さらに分岐を経てはじめてアース-811となったのかもしれない)。しかし、少なくともアース-616と811の分岐点がケリー暗殺とは言えないのは確かである)
✕[エイハブとハウンズ]狂犬計画
○猟犬計画
(Hound programの誤字)
ロケーション DW-01 ダイナソー・ワールド
✕[見出し、本文]アース-78441
○アース-78411
(誤記)
※放射能を帯びた凶暴で巨大なトカゲ
→ゴジラ
(マーベルが正式に東宝映画『ゴジラ』のライセンスを取得したコミック版Godzilla Vol.1 #21~22での出来事。現在はライセンスが消失したためかここでは曖昧な表現に留まっている)
✕[図版P2右下]
○デビル・ダイナソーはペット・アベンジャーズとも遭遇している。
(図は読切Lockjaw and the Pet Avengers Unleashedの表紙であり、コラムで解説するアニマル・アベンジャーズとは世界も顔ぶれも異なるし、この中にデビル・ダイナソーもムーンボーイもいない。ペット・アベンジャーズがサベッジランドでデビル・ダイナソーと出会った事との混同か)
ロケーション FI-01 フューチャー・インパーフェクト
▵[初登場]『Incredible Hulk: Future Imperfect』
○『Hulk: Future Imperfect』
(表紙ロゴにこう書かれ、当時のハルク主役誌もIncredible Hulk Vol.1だったにもかかわらず、正確な書誌ではHulk: Future Imperfect Vol.1とされ、マーベル公式サイトでも同様に表記される)
ロケーション HC-01 ハーキュリーズ/アース-829
✕[本文4回]アポロン
○アポロ
(Apolloの誤記。本来アポロはローマ神話での名前で、このオリンポスのアポロもアポロンとする方が他のギリシャ神話の神々と統一が取れるのだが、原語がそうなっていない以上変えるべきではない)
✕[居住民]4世紀遅れている
○4世紀経っている
(laterの誤訳か)
▵オマクロン・スター騎兵隊
○オマクロン星間騎兵隊
(原語はOmacron Star-Cavalryで、「オマクロンのスター・キャバリー」という語の繋がりになっている)
ロケーション LA-01 ラーヴァル・アース
※[図版P1左]
(紆余曲折の末、この図がアース-8311である事に間違いは無くなったが、マーベル・ファクト・ファイル原書の発行当時はアース-25とされていた。スパイダーマン ヒーロー SH-01についての注記参照)
✕ベティ・ブラントとのデート
○バッティ・ブラントとのデート
(誤記。バッティ Battyはベティ Bettyのもじりで、「風変わりな」の意)
✕グリーン・ゴブラーによる拉致
○ホブゴブラーによる拉致
(誤記。それぞれグリーン・ゴブリンとホブゴブリンのパロディで、ゴブラー gobblerは七面鳥の意。素顔は色以外はよく似ており、特にホブゴブリンの正体は不明のため同一人物である可能性も無くはないが、少なくとも劇中ではホブゴブラーとして扱われている)
[コラム:アルティメット・スパイダーハム]
✕シビル・ウォーが勃発したときには、ピーター・ポーカーは
○ある別世界でシビル・ウォーが勃発したときには、この世界のピーター・ポーカーは
(Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #2で公式に別世界アース-7231と設定されている)
✕最初に訪れたのがアース-616で、
○この世界では
(前述のアース-7231はスパイダーハムとリアル頭身の人間が共存している世界で、この世界でシビル・ウォーが起きている)
▵「ハム」と呼ばれる場所
○略して「ハム」と呼ばれる国の戦争
(シャレが翻訳で失われておりイメージし難いが、原語では「'Ham」すなわちベトナム戦争のハム版である。後段の「私的な黙示録」も映画『地獄の黙示録』のパロディ)
ロケーション LI-01 リンボ
✕[初登場]1983年10月
○1982年8月
(誤記)
▵スプリーム・ソーサラー
○ソーサラー・スプリーム
▵スプリーム・ソーサレス
○ソーサレス・スプリーム
(マーベル世界での表現では一般にスプリームが後に付く。なお、ここでのソーサラー(ソーサレス)・スプリームはドクター・ストレンジやクレアら地球固有のそれとはまた別の、リンボ固有の称号である)
ロケーション MC-01 MC2ユニバース
▵[初登場]『What If..? Vol.2』
○『What If…?』
(厳密にはリーダー記号「…」は点が三つ。この前シリーズはリーダーの無いWhat If?だったため、ここにリーダーが付くならば後継誌Vol.2ではなくVol.1としてカウントすべきとする説のある一方で、このシリーズの奥付にはWhat If…? Vol.2とも書かれており、意見の分かれる所である)
✕[図版P2上]アース-616の守護者たちが、MC2ユニバースの並行ヒーローたちと対決する。
○かつてのMC2ユニバースの守護者たちが、現代のヒーローたちと対決する。
(ここに描かれているスパイダーマンらはアース-616でおなじみのヒーローだが、MC2ユニバース由来の別人。本文にある通りMC2ユニバースは最初からヒーロー史に15年のズレがあり、途中から分岐した訳では無い)
✕スパイダーマンは、デアデビルを襲撃した。
○スパイダーマンは、ダークデビルを襲撃した。
(誤記)
▵[コラム:アベンジャーズ・ネクスト]ジョン・フォスター(新セントリー)
○ジョン・フォスター(新世代のクリーセントリー)
(紛らわしいが、このセントリーはニューアベンジャーズのメンバーではなく、クリーのセントリーを指す。本文ではアース・セントリー)
ロケーション ME-01 アース-4321 ジ・エンド
▵[初登場]『Marvel: The End』#1
○『Marvel Universe: The End』#1
(表紙にUniverseの字は存在しないが、正式な書誌上はMarvel Universe: The End Vol.1。マーベル公式サイトでも書誌に従っている)
✕多くの次元で、
○この次元中の
(誤訳か。この時点で別次元は登場せず、舞台はアース-4321に限られている)
ロケーション MI-01 マイクロバース
※黒装束の専制君主
→バロン・カルザ
※自由の戦士の集団
→マイクロノーツ
(ミーゴ社(/タカラ)のトイシリーズのコミカライズという版権の問題か、不自然に固有名詞が登場しない)
▵[コラム:キャプテン・ユニバース]アークトゥルス・ランと融合した、ドクター・ストレンジとも結合した。
○アークトゥルス・ランとドクター・ストレンジとも融合して結合した。
(ランとストレンジが融合した事件が前段にあった訳ではなく、二人が同時にユニパワーを得て一人のキャプテン・ユニバースになった)
ロケーション MO-01 モンスター島
▵[見開き、野放しの生物、モンスターの土地]ギガント
○ジャイガント
(Gigantoの表記揺れ)
※[野放しの生物 - フィン・ファン・フーン]次元を超えてモンスター島にやってきたヒーローたち
(権利関係から名前を出せなかったと思われるが、このヒーロー達はDCコミックスのJLA(ジャスティス・リーグ・アメリカ)。企業間クロスオーバーJLA/Avengers Vol.1で起こった事件)
▵[野放しの生物 - グーム]地球の動物園
○コレクターの動物園
(地球の地下に存在したのは事実だが、いわゆる動物園ではなくコレクターが怪物たちを標本的に収集したトロフィールーム)
ロケーション MV-01 マンガバース
✕[初登場]『Marvel Mangaverse』 #1
○『Marvel Mangaverse: New Dawn』#1
(マンガバースは最初にプロローグである読切Marvel Mangaverse: New Dawn Vol.1 #1と、各ヒーローにスポットを当てたMarvel Mangaverse: Avengers Assemble Vol.1 #1等の読切5誌、さらにそれらヒーローが集結した読切Marvel Mangaverse: Eternity Twilight Vol.1 #1の合計7誌が同時刊行された。ここでは劇中の時系列上最初にあたるNew Dawnを初登場としている。
Marvel Mangaverse Vol.1はこれらの3ヶ月後に刊行開始されたミニシリーズで、初登場にはあたらない)
✕ライトブリンガー
○ライトギバー
(誤記)
▵[スパイダーマン]ベン先生の疎遠になった息子
○ベン先生の義理の息子
(この世界のメイ・パーカーにはベンと結婚する前の前夫シンジがおり、ヴェノムはメイとシンジの息子)
✕[X-メン、P2図版下]ミラージュ
○ムーンスター
(唯一の登場話である読切Marvel Mangaverse: X-Men Vol.1 #1の劇中に彼女の名前は出てこなかったが、この号のマーベルの紹介文によればムーンスター)
▵[X-メン]電気の悪魔メグナス
○電磁気の悪魔マグナス
(このキャラクターはマグニートーのマンガバース版で、名前もマグナス・レーンシャーと同じ綴りのMagnus)
✕[ファンタスティック・フォー]スーザン
○スー
(この世界でのスーザンの名前はスー Sioux)
▵4体のウォーマシン
○4体の戦闘マシン
(これらの乗り物は劇中「マシン」や「ビークル」と呼ばれたが、ウォーマシンと呼ばれた事は無い。4体合わせてアイアン・アベンジャーズとも呼称される)
ロケーション MX-01 ミュータントX
✕ゴブリン軍団
○ゴブリン・フォース
(Goblin ForceまたはGoblin Entityはフェニックス・フォースに似たエネルギー生命体であり、同じForceでも「軍団」の意味ではない)
ロケーション NZ-01 ネガティブ・ゾーン
✕[正式名称]アース-616の宇宙における次元
○アース-616の宇宙における反物質次元
(単に「次元」では曖昧すぎて説明になっていない。何らかの脱字か)
✕惑星タイナン
○タイナン族の惑星タイナ
(タイナン族はTyannansだが、その星の名前はTyanna)
▵発案者はリードとトニー・スタークだ。
○発案者はリードとトニー・スターク、ハンク・ピムだ。
(当時スクラルが入れ替わっていたハンク・ピムもプロジェクトチームの一員)
✕[コラム]サブ・シディ・ムーア
○サブ・シティ・ムーア
(誤字。スペルはSub-City Murr)
ロケーション NO-01 ノワール・ユニバース
✕[初登場]『Spider-Man Noir』#1(2008年12月)
○『X-Men Noir』#1(2009年2月)
(2008年12月はリリースデイトで、カバーデイトでは翌年2月。このカバーデイト上はX-Men Noir Vol.1 #1も同月発行だが、リリースデイトではX-Men Noirが2週間早い)
✕[図版P2上段中央]ベンおじさん
○ベン・ユーリック
(誤記。ベン(・パーカー)おじさんはこれより以前、スパイダーマンの能力を得る以前に殺されている。なお、本文でコスチュームの基になる服はベン・パーカーのもので正しい)
ロケーション PE-01 ピーク
✕[テレポーター・ベイ]異星人(コードネーム:オペレーション・グレイス)を強制排除したときは、
○異星人を強制排除(コードネーム:オペレーション・グレイス)したときは、
(オペレーション・グレイスは作戦名であり、異星人をこう呼んでいる訳ではない)
ロケーション SI-01 1602
▵[初登場]『1602』
○『Marvel 1602』
(表紙には「1602」とだけ記載されているが、奥付上ではMarvel 1602。マーベル公式サイトでも1602になっており誤りではない)
✕[ウォッチャーのウアトゥ]アース-313
○アース-311
(1602ユニバースであるアース-311。もともとこの世界は「ロージャズ」がやって来た事で変異したアース-616であり、アース-616のウアトゥが次元の亀裂が修復されるまでを見守っていた。修復によってアース-616は本来の歴史に戻り、ロージャズがいた世界は分岐次元アース-311となる。ウォッチャーズはウアトゥの功績を認めアース-311をポケット・ディメンションとしてウアトゥに与えた。アース-313はKnights of Pendragon Vol.2に登場した次元で、無関係)
コズミック SP-01 スーパーナチュラルズ
✕[初登場](1998年9月)
○(1998年12月)
(誤記)
✕フィン・ファン・フーン
○ドルーム
(よく似た外見で紛らわしいが、初登場時にドルームと書かれている)
✕パンプキン型マスクが粉々になると、ブラザー・ヴードゥはその正体が兄だと気付き、背筋が凍った。
○パンプキン型マスクが粉々になる直前に、その正体が兄だと気付いていたブラザー・ヴードゥは最後の別れを告げた。
(素顔を見るまでもなく、過去の儀式の経験からブラザー・ヴードゥはランタンの正体に気付いており、兄の罪の重さに怒りを感じていた)
ロケーション TW-01 アース-928
✕[初登場]『Amazing Spider-Man』#365
○『Spider-Man 2099』#1
(誤記か。前者に2099ユニバースは登場しない)
※[コラム:未来のその先]
(このコラムでは特に書かれていないが、ここで解説される2099: Manifest Destiny Vol.1 #1のストーリーはアース-928からさらに分岐したアース-96943が舞台)
✕[コラム:2099クロスオーバー]フジカワ・インダストリーズ
○ホライゾン・ラボ
(当時ピーター・パーカーの肉体を乗っ取っていたオットー・オクタビアスの実験による)
?[コラム:2099クロスオーバー]X-メン
(さすがに無いとは思いにくいが、このX-メンが2099年に来るストーリー自体が確認できなかった)
ロケーション UC-01 ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース
✕女性は殺害されてしまったため、ウォーロックの幻影が現われて、彼をなじった。
○女性は殺害されてしまい、メイガスの幻影が現われて、彼をなじった。
(ウォーロックは死んだ女性の精神にアクセスしてチャーチの正体に迫ったが、それを察知したメイガスの幻影が現われた)
✕[図版P2右中央]2010年4月の『Guardians of the Galaxy Vol.2』#24
○2010年5月の『Guardians of the Galaxy Vol.2』#24
(誤記)
✕[図版P2右下]『Annihilators: Earthfall』#3で、メイガスは子どもの姿で復活する。
○『Annihilators: Earthfall』#3より。メイガスは子どもの姿で復活した。
(図版は#3の表紙イラストだが、子供のメイガスが初めて現われたのは#2)
ロケーション ZV-01 ゾンビバース
✕[メリー・ジェーン]足をけがしたスパイダーマン
○肩をけがしたスパイダーマン
(肩を噛まれていた。後に足に重傷を負うが、別の件)
▵マルコム・コルテス
○マルコム・コルテッツ
(他項でのファビアン・コルテッツ(のアース-2149版)の息子)
✕[アース-8101]アース-2149への反撃
○ゾンビバースへの反撃
(この分岐世界におけるエイプベンジャーズが侵攻したのはゾンビバースの分岐世界アース-21050。リアルマーベル オーバービュー AP-01についての注記参照)
✕ダッキーズ・ダズン
○ダッキー・ダズン
(スペルはDucky Dozen)
テクノロジー
テクノロジー GS-01 タァⅡ
[コラム:アルディナ]
※シルバーサーファーのグラフィックノベル
→『Fireside Book Series』#11
(Marvel Fireside Booksとしても知られるFireside Book Series Vol.1はコミックの「傑作選」を豪華フォーマットで編集した先駆的存在で、各号異なったヒーローを扱った。Fireside Bookという名は奥付で誌名として扱われているものの実態はインプリント(レーベル)に近く、表紙にFireside Bookの名は出ていない。この#11も表紙ロゴは「All-New Stal Lee and Jack Kirby: The Silver Surfer」と書かれており、奥付と乖離している。こうした事情からかマーベル・ファクト・ファイルでも誌名が出ていない。
なおFireside Book Seriesは基本的には傑作選だが、#11は例外的にオリジナルストーリーを扱っており、読切グラフィックノベルの先駆としても知られている)
※この物語に、ファンタスティック・フォーは登場しない。
→この物語に、ファンタスティック・フォーは存在しない。
(特に説明が無いが、このストーリーの舞台はヒーローが存在しない世界アース-7888。この世界観は10年後、やはりスタン・リー著でメビウスが作画した事でも有名なSilver Surfer Vol.4前後編にも流用された)
テクノロジー GU-01 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙船
※この船に名前をつけるに至っていないが、
(マーベル・ファクト・ファイル原書でこの項が刊行される半年以上前のHoward the Duck Vol.5 #2で、スター・ロードはこの宇宙船をC.I.T.T.と名付けている。スター・ロードによればこの名は(明らかに後付けで)「いかした星間旅行用旅行船 Cool Interstellar Travel Travelship」の略だという。
もっともこれはシビル・ウォーⅡの後に起きた事であり、マーベル・ファクト・ファイルが方針として(一部の例外を除き)シビル・ウォーⅡ以前の出来事のみ採り上げている事から、意図的に無視されているとも考えられる)
[シップ]
✕スター・ロードの最初の宇宙船は、
○別の次元で活躍したスター・ロードの宇宙船は、
✕やがてふたりは再開を果たしたが、
○こちらの次元のスター・ロードもよく似たシップに乗っていたが、
✕そして、もうひとつの事実が明らかになっている。
○そして、別次元のシップについてはもうひとつの事実が明らかになっている。
(1970年代に活躍したスター・ロードは、2004年にリニューアルデビューしたスター・ロードとあまりにキャラクター性が変わってしまった事から、後付けで別次元の存在と設定された。旧スター・ロードとその周辺は全てアース-791の存在である)
✕シップは銀河の別の次元へとワープで移動し、
○シップはフォールン・ワンを止めるために「死亡」し、
(「シップはこれで死んだ Ship died in the act.」とスター・ロードが語っており、これより後シップは登場しない)
✕スパルタクス人の
○スパルタ人の
(前述のアース-791ではジェイソンはスパルタの皇帝)
テクノロジー KS-01 クリーセントリー459
✕大西洋の島の下にある
○太平洋の島の下にある
(誤記)
✕[セントリー9168]地球を破壊することになる、隠れた月の勢力を復活させる
○宇宙飛行士たちを破壊することになる、隠された月の力を復活させる
(誤訳か)
テクノロジー LI-01 ライフラフト
▵[初登場]『Secret Wars』#1
○『Free Comic Book Day 2015 Secret Wars』
(カバーデイト上は同じ2015年7月発行だが、実際の発行月日では数日早く、ストーリー上もこちらが先になる)
テクノロジー MM-01 金属
✕[アダマンチウム]第二次世界大戦中に、SHIELDに所属するマイロン・マクレイン博士に
○第二次世界大戦中に、アメリカのマイロン・マクレイン博士に
(当時SHIELDはまだ設立されていない)
✕[ヴィブラニウム]1万年ほど前
○100万年ほど前
(誤記か)
テクノロジー NB-01 ネガバンド
▵コーンノル
○クーンヌア
(Khn'nrの表記揺れ)
✕クリー星の秘密中間地点
○クリーの秘密中継地点
(中継地点があったのは地球)
✕[フィラ=ベル]マーターとなった。また彼女はサノスに殺される前のデスの化身でもあった。
○マーターとなった。その時、サノスに殺される前はオブリビオンの化身でもあった。
(サノスに殺されたのはフィラ=ベル。当時フィラはオブリビオンと契約し死の化身マーターとなっていた)
テクノロジー SH-01 スター・ロード
✕[ピンナップ1回、概要P設計者1回、本文2回、バリエーションP1回]スパルトイ
○スパルタクス
(スパルトイは旧設定で、現在はスパルタクスがスター・ロードのルーツである)
※[初登場]『MARVEL PREVIEW』#4(1976年1月)
(設定変更により、この時期のスター・ロードはアース-791の存在と後付けされた。従って、ここで解説されるアース-616のエレメント・ガンの初登場は厳密にはGuardians of the Galaxy Vol.3 #0.1 (2013年4月)という事になるが、広い意味での「エレメント・ガン」の初出としては誤りではないだろう)
テクノロジー SM-01 スタージャマー
✕[初登場]『Uncanny X-Men』#107(1977年10月)
○『X-Men』#104(1977年4月)
(初登場は#104。この時点での誌名はX-Men Vol.1であり、表紙ロゴではThe All-New, All-Different X-Menと書かれていた。ロゴがUncanny X-Menになるのは#114以降)