マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ (1.アベンジャーズ②ヴィラン〜テクノロジー)

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アベンジャーズ②ヴィラン〜テクノロジー

ヴィラン

ヴィラン AB-01 アブゾービングマン
[初登場]クリールは『Journey into Mystery』#114(1965年)でパワーを授かり、ソーと戦った!
(基本的にはこの通りだが、2001年のDaredevil: Yellow Vol.1 #1において、1964年のDaredevil Vol.1 #1にもクラッシャー・クリールが登場していたと後付けされている。そこではマットの父バトリン・マードックと対戦したボクサー、ロッキー・デイビスが実はクリールだったとされた。ちなみにこの本名と似ても似つかないリングネームはクリールの仲の良いいとこ、その名もロッキー・デイビスにちなんだためと2007年のShe-Hulk Vol.2 #22でさらに後付けされている。
 いずれにせよ後付けを別にした当時の作家の意図としてなら、アブゾービングマンの初登場はJourney into Mystery Vol.1 #114に他ならない)
[POWER GRID]2-2-2-3-1-4
2-2(7)-2(7)-3(7)-1(7)-4
(公式百科事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #1によれば、多くの項目は能力によって7まで上昇する余地があるという。後にこれらを平均化したのか2-6-3-6-4-6に改められた。マーベル公式サイト参照)
薬の効能はこの囚人にはめられていた鎖付き鉄球にも及び、魔法の力で永遠にクリールの手から外れなくなった。
薬の効能は魔法の力でこの囚人にはめられていた鎖付き鉄球にも及び、クリールにとって永遠に手放せなくなった。
(投擲武器として体から離れたことも多い。きわめて便利な武器なのは確かで、ヴィランとしては肌身離さず行動している)

ヴィラン AC-01 アメリコップ
[コラム:デイブ・フーバー]
✕『He-Man』や『Masters of universe』『Tarzan』『Lord of the Jungle』
○『He-Man and the Masters of the Universe』『Tarzan, Lord of the Jungle』

(andとカンマ記号を作品名の区切りと誤訳している)
計4号の『Night Thrasher』
計4号の『Night Thrasher: Four Control』
(Night Thrasher Vol.1~2とは異なる。全4号のNight Thrasherといえばこれしか無いとはいえ、不正確な記述)
『Wilde Knight』(2013年)というクリエイター・オウンドの成人向けのシリーズ
『Wilde Knight』(2003年)というクリエイター・オウンドの成人向けの作品
(刊行年は誤記。同誌には#1とあったものの、結果的に1号しか刊行されなかったためシリーズと呼ぶと語弊がある)

ヴィラン AD-01 アンドリュー・フォーソン
[初登場]『Fantastic Four』
○『FF』

(表紙にある通りで、そもそもこのFFはFuture Foundationの略であってFantastic Fourの略ではない)
次元間ゲートウェイ、オージェ
次元間ゲートウェイ、オージャー
(スペルはAuger)
フォーソンはAIMの一支部の技術を導入することでバーブーダの急速な成長と拡大を監督し、20年後に
フォーソンは未来のAIMの技術を導入することで20年分のバーブーダの急速な成長と拡大を監督し、
(甚だしい誤り)
「フォーソン」は、アイアンマンがロボット(爆発を起こし、何十人も殺した歩く爆弾)だと暴露した。
「フォーソン」はロボットだと明らかになり、爆発を起こし、何十人も殺した上にアイアンマンにその責任を着せようとした。
(甚だしい誤り。コミックを読んでいれば到底このような間違いはできない)
[コラム]スーペリア
○モニカ・ラパチーニ

(誤記)

ヴィラン AE-01 アレス
[初登場]『Thor』#129
(ライターの意図として初めてマーベルユニバースにアレスが登場したのがこの号なのは事実だが、後年に遡及的にこのアレスと同一人物と認定された(あるいは黙認された)過去の例は2つある。
 最初の例はComedy Comics Vol.1 #10(1942年6月)掲載の、地上に降りた巨神モンストロの活躍を描く短編「Banished To Earth」である。モンストロはオリンポス神話のマルスの息子という設定で、オリンポスがマーベルユニバースに「実在」すると決まった現代の設定を当てはめるなら、この父親マルスはアレスと同一人物という事になる。
 2つ目のより公式性の高い例はVenus Vol.1 #4(1949年4月)及び#13(1950年4月)で、やはりオリンポス神マルスが登場する。このVenus誌の主人公である女神ヴィーナスは後に正式にオリンポスのアフロディーテとしてマーベルユニバースに組み込まれた。すなわちこのマルスもアレスと考えて間違いないのである。
 とはいえこのVenus誌にソーも登場してはいるがそれが「ソーの初登場」とは言いがたく、やはりスタン・リーとジャック・カービーによるJourney Into Mystery Vol.1 #83が広く初登場と考えられるように、Thor Vol.1 #129をもってアレスの初登場と呼ぶのは誤りではない)
[身長]約210.8cm
185.4cm
(誤記。6フィート1インチ)
▵ウォーホークを創立した。
○ウォーホークスを創立した。
(前ページの所属欄との表記揺れ)
[図版P2左下]核爆発の引き起こした嵐に乗るアレス。
○旋風のようにミサイルに乗るアレス。
(文章としておかしいし、核爆発は起きていない。このミサイルは着弾して地面に局所的な穴を開けただけで、核爆弾であるとは考えられない)
[コラム:キーロン・ギレン]『Iron Man and Revolutionary War』
○『Iron Man』と『Revolutionary War: Dark Angel』
(andの誤訳か。Revolutionary Warは8編からなるミニシリーズだが、1号ずつサブタイトルが付いており、ギレンが担当したのは2号目にあたるRevolutionary War: Dark Angel Vol.1 #1)

ヴィラン AG-01 アボミネーション
✕こん棒の
一撃
○こん棒のような
一撃
(比喩表現か? 紛らわしい記述)

ヴィラン AG-02 アボミネーション
[コラム:ジョー・ステイトン]
✕オールスター・スコードロン
○ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ

(All-Star Comics Vol.1のタイトルからの誤解か。ステイトン期の同誌の主役チームはジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカで、オールスター・スコードロンは登場しない)
✕『World’s Finest: The Superman-Batman Adventure』
○『Batman and Superman Adventures: World's Finest』
(誤記)

ヴィラン AI-01 アドバンスド・アイデア・メカニクス
✕カウント・ボーラング・ロワイヤル社
○ボーラング・ロワイヤル伯爵

(社名ではなく人名で、カウント countは伯爵の意。当時まだ犯罪性が世に知られていなかったAIMの重役として活躍した)
✕アルダコ・コーポレーション
○アダルコ・コーポレーション
(Adarco Corporationの誤記)
ケイデンス・インダスチリーズ
ケイデンス・インダストリーズ
(Cadence Industriesの誤記)
インターナショナル・データ・インテグレーション・コントロール
インターナショナル・データ・インテグレーション・アンド・コントロール
(International Data Integration and Control、通称IDICの誤記)
[スーパーアダプトイド]アナイアラス (…) などに成り済ましていたが
アナイアラス (…) などの配下として使われていたが
(様々なヴィランによって戦いの道具として使われた。ここにあるようにマスターズ・オブ・イービルの全員に変身したわけではない)
[ビル](ボブはすでに死んでいる)
○[削除]
(ボブは現在も存命)

ヴィラン AL-01 アルケマ
[初登場]『Avengers West Coast Vol.2』#90(1990年1月)
『Avengers West Coast』#90(1993年1月)
(West Coast Avengers Vol.1の直接の続編(号数も継承)ではあるが、誌名が変更されているためVol.2とはならない。刊行年は誤記)
[瞳の色]なし
○可変

(誤記か)
[本文P2上から3回]アベンジャーズ
○ウエストコースト・アベンジャーズ

(初登場からアルケマ-2になる直前までは、ウエストコースト・アベンジャーズとしか対戦していない。もっともアベンジャーズの支部ではあり必ずしも誤りではない)
ふたりを核ミサイルに縛りつけて
ふたりをミサイルに縛りつけて
(劇中で通常弾頭だった事が強調されている)

ヴィラン AM-01 アンフィビオン
✕隣接する次元のビドセロス
○近隣のビドセロ星
✕ビドセロスの住人
○住人のビドセロス
(ビドセロス Bidocerosは住人の呼称で、母星の名前はビドセロ星 Bidocero)

ヴィラン AN-01 アンチ・キャップ
[別名]スーパーソルジャー
○スーパーセーラー

(セーラー sailorは海兵の意)

ヴィラン AX-01 アクスム
[コラム]自分たちのスパイダーマン・リベンジ・スクワッド
自分たちのスパイダーマン・リベンジ・リーグ
(このマン・キラーが召集した4名に劇中で特定の呼び名は無かったが、公式キャラクタープロフィールにはスパイダーマン・リベンジ・リーグ Spider-Man Revenge Leagueとして記載されており、スポットやカンガルーらによるスパイダーマン・リベンジ・スクワッドとは区別されている。ここでは「自分たち流のスパイダーマン・リベンジ・スクワッド的なるもの」という意味で書かれているとすれば誤りではない。
 コラムはリーグのその後について書かれていないが、マン・キラーのそもそものスパイダーマンとのいさかいが(正当防衛を理由に)無罪放免となり、戦う理由を失くしたマン・キラーもリーグを抜ける事になる。2人になったリーグはそれでもスパイディに挑むが、その戦いにはわずか1コマも使われずあっさり敗退した姿だけが描かれている。以後は自然消滅したようだ)

ヴィラン AZ-01 アーニム・ゾラ
[図版P2右下]ゾラが生み出し、洗脳したキャプテン・アメリカのクローンは復讐を果たす。
○ゾラに洗脳され、利用されたキャプテン・アメリカ(ウィリアム・バーンサイド)は復讐を果たす。
(このキャプテンは1960年代のキャプテン・アメリカことウィリアム・バーンサイドであり、ゾラが生み出したクローンではない)

ヴィラン BA-01 バロン・ジモ
ヴァーミンによって、野獣のようなプリムスを自身に向けて仕掛けられて報いを受けた。
ヴァーミンによって、野獣のような報復を受けた。
(プリムスは無関係。ヘリで逃走したジモは操縦席の後ろに隠れたヴァーミンに気付かず、奇襲を許してしまう)
▵マシェット
○マチェット

(Macheteの表記揺れ)

ヴィラン BA-02 バロン・ジモ
[コラム]『Zemo Born Better』
○『Thunderbolts Presents: Zemo - Born Better』

(正式題)

ヴィラン BD-01 ブリザード
✕新たにサンダーボルツというグループ
を創設し、
○サンダーボルツの新グループを創設し、
(当時解散状態になっていたサンダーボルツを新結成したもの。この誌名がNew Thunderbolts Vol.1だったためチームをニュー・サンダーボルツと呼ぶこともでき、おそらく原文のNew Thunderboltsを誤訳したのではないか)
[コラム:ランディ・マックリン]刑務所暮らしへと戻った。
刑務所暮らしへと戻りかけた。
(劇中にそのような描写は無く、アイアンマン(トニー)に罪を不問にされそのままスターク社に採用されたものと見られる)

ヴィラン BK-01 デサック
✕レイジング
○レイニング
(アース-3515のソーの統治期をThe Reigningと呼ぶが、一般にこの読みはレイニング)

ヴィラン BL-01 ブラック・ウィドウ(イリーナ・ベロワ)
[初登場]キャットスーツを初着用したのは、
キャットスーツを読者に初めて着てみせたのは、
(後に刊行されたBlack Widow: Pale Little Spider Vol.1等で、これ以前にもキャットスーツを着ていた事が明らかになっている)

ヴィラン BN-01 BADガールズ・インク
[コラム]フェミゾン島
○フェミゾニア島
(フェミゾンズの拠点は主にフェミゾニア・アイランド Femizonia Islandまたはアイランド・オブ・フェミゾニア Island of Femizoniaと呼ばれる。これらはサンドラの出身地として知られる未来世界アース-715のフェミゾニアに倣ったもので、この未来のフェミゾニアを現実にするのがスーペリアの悲願だった)

ヴィラン BS-01 バロン・フォン・ストラッカー
[初登場]『Sgt. Fury and His Howling Commandos』
○『Sgt. Fury』

(奥付による。表紙ロゴとしては誤りではない)
[能力]デス・ヘッド・ウイルス
デス・スポア・ウイルス
(本文における「死の胞子ウイルス」の誤記。デス・ヘッド・スコードロンとの混同か)
アンドロイドの複製としてよみがえり、その後、ヒドラの科学者たちによって死の胞子ウイルスを移植された。
○アンドロイドの複製としてよみがえっては破壊され、その後、ヒドラの科学者たちによって死の胞子ウイルスで本当によみがえった。
(2体のアンドロイド版ストラッカーと、ウイルスで蘇生されたストラッカーは直接は無関係)
[コラム]バロン・ジモとも手を組んだ。のちにジモも関わることになるチーム、サンダーボルツにも、
○バロン・ジモとも手を組んだ。のちにそのジモの息子も関わることになるチーム、サンダーボルツにも、
(この文のバロン・ジモは前者がハインリッヒ・ジモ、後者は息子のヘルムート・ジモ)

ヴィラン BT-01 バトロック
[図版P2左下]#42でバトロックは傭兵の一団を率いて国連ビルを襲う。
○#43でバトロックは傭兵の一団を率いて国連のビルを襲う。
(号数は誤記。このビルは一般に国連ビルと呼ばれる事務局ビルではなく、United Nations Scientific Research Facility 国連科学研究施設とされる)
✕ミーチャム夫妻に雇われた。夫妻は、我が子が死んだのは
○ジョイ・ミーチャムらに雇われた。彼女は、が死んだのは
(死亡したのはハロルド・ミーチャムで、バトロックを雇ったのは娘ジョイとその叔父ワード)
[コラム]
『Deadly Hands of Kung Fu』のアンソロジー
○アンソロジー誌『Deadly Hands of Kung Fu』
(別冊誌の類ではなく、Deadly Hands of Kung Fu Vol.1自体がアンソロジー誌)
同誌のスターであるシャン・チー、アイアンフィスト、ホワイトタイガーらと対戦させることにした。
同誌のスターであるシャン・チー、アイアンフィスト、サンズ・オブ・タイガーらと競演させることにした。
(当時まだホワイトタイガーは登場していない。後述するが、同誌でバトロックがこれら主要キャラクターと絡んだ訳ではない)
『Deadly Hands of Kung Fu』#4にバトロックとキャプテン・アメリカの初対決を再録した。
『Deadly Hands of Kung Fu』#5にバトロックとキャプテン・アメリカの初対決を再録した。
(誤記)
イザベラはその後、1974年10月の『Deadly Hands of Kung Fu』#5に掲載するため、作家ダグ・モエンチ、画家キース・ポラードにバトロックが登場する新作を描くよう依頼した。
イザベラはその後、1975年1月の『Marvel Premiere』#20で画家アーベル・ジョーンズとともにバトロックが登場する新作を描いた。
(前記の通り#5は再録された号であり、少なくともこの後Deadly Hands of Kung Fu Vol.1にバトロックの新作が掲載された事実は無い)

ヴィラン BU-01 ブルーストリーク
✕SHIELDに潜入して破壊工作をおこなうべく設立された犯罪組織、コーポレーションの任務を請け負った。
○犯罪組織コーポレーションから、SHIELDに潜入して破壊工作をおこなうという任務を請け負った。

(コーポレーションは多国籍犯罪組織で、その設立とアメリカの組織SHIELDとの間に直接的な関係は無い)

ヴィラン BY-01 モーラー
✕大企業コード
○大企業コードコ
✕コード社
○コードコ社

(スペルはCordco, Inc.)

ヴィラン BZ-01 バロン・(ヘルムート・)ジモ
[体重]81.5kg
○81.6kg

(180ポンド=約81.64kg)
[能力、図版P2左上、本文2回]接着剤X
○アドヘシブX

(表記揺れ。Adhesiveの訳が「接着剤」であり誤りではない)

ヴィラン CB-01 クロスボーンズ
[出身]アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク
(正確にはクロスボーンズの出身地は不明とされる。しかし若い頃にニューヨーク市で活動していた事は確かであり、厳密な出生地という意味でなければ誤りではない)

ヴィラン CF-01 クロスファイアー
※[コラム:デスTHROWS]

(特に記載が無いが、記事コラムでボムシェルらが結成したチーム名はデススロウズ Death-Throws。この記述が無いため、デススロウズを踏襲して後のデスTHROWSが命名されたというニュアンスが伝わっていない)

ヴィラン CN-01 カウント・ネファリア
[POWER GRID]5-6-5-6-4-3
(典拠が見付けられなかった。頻繁にPOWER GRID値の増減するキャラクターであり、この数値にも説得力はある。2005~08年のデータでは3-7-5-6-6-3。現在のマーベル公式サイトでは7-7-7-7-7-6とあるが、さすがに高すぎるのでミスと疑わしい)

ヴィラン CR-01 クリムゾン・ダイナモ
[初登場]ロバート・バースタイン
ロバート・バーンスタイン
(Bernsteinの脱字)
✕ロシアのスーパーチーム、タイタニック・スリー
○ロシア・中国混成のスーパーチーム、タイタニック・スリー
(ラヂオアクティブマンは中国のヴィラン)
※スーツ着用者13人目となる人物はガリーナ・ネミロフスキー
(ガリーナはマーク13アーマーを着用したが、13人目のクリムゾン・ダイナモなのかは疑問の余地がある。これは登場順で7番目と9番目にあたるクリムゾン・ダイナモが別人か同一人物かはっきりしないためである。2者は「姓名不明でロシアに所属しない傭兵」とキャラクター性が共通しているが、アーマーのデザインは異なっており、ニック・フューリーは前者がキャプテン・アメリカの敵だと知っているはずなのに後者をアイアンマンの敵と見なしている。
 以下に簡単に歴代のクリムゾン・ダイナモを記しておく(併記の初出は「クリムゾン・ダイナモ」としての初登場号))

  1. アントン・ヴァンコ Anton Vanko
    (Tales of Suspense Vol.1 #46 - 1963.10)
    クリムゾン・ダイナモ発明者。アメリカに亡命後、ボリス・ツルゲネフと交戦し死亡。

  2. ボリス・ツルゲネフ Boris Turgenov
    (Tales of Suspense Vol.1 #52 - 1964.04)
    ヴァンコの始末に送り込まれたKGB。その過程でアーマーを着用したがヴァンコと相討ちで死亡。

  3. アレックス・ネフスキー Alex Nevsky
    (Iron Man Vol.1 #21 - 1970.01)
    工作員としてアメリカに潜入、アーマーを新造した。タイタニック・スリーとしてベトナムに協力した後、KGBにより暗殺。

  4. ユーリ・ペトロヴィッチ Yuri Petrovich
    (Champions Vol.1 #8 - 1976.10)
    家族を国家に翻弄された過去を持つ工作員。任務失敗により強制収容所送りとなる。

  5. デミトリ・バカーリン Dimitri Bukharin
    (Iron Man Vol.1 #109 - 1978.04)
    政府エージェント。政治的陰謀により立場を追われエアストライクとなる。後にガリーナ・ネミロフスキーと入れ替わりで再びクリムゾン・ダイナモとしてウィンター・ガードに所属、現在まで活動中。

  6. ヴァレンティン・シャタロフ Valentin Shatalov
    (Iron Man Vol.1 #255 - 1990.04)
    バカーリンを追い落としダイナモの地位を得る。政治闘争に敗れ解任。

  7. 不明(Captain America vol.3 #42 - 2001.06)
    詳細不明の新ダイナモ。ロシア圏クハミスカンでアンサー(デビッド・フェラーリ)の下で働いた後、ディアブロに雇われるがアイアンマンに敗北。その後の消息は不明。

  8. ゲンナジー・ガヴリーロフ Gennady Gavrilov
    (Crimson Dynamo Vol.1 #2 - 2003.11)
    マークⅡアーマーを入手した学生。ヒーロー活動を計画していたがその後の動向は不明。

  9. 不明(Secret War Vol.1 #3 - 2004.10)
    ルシア・フォン・バルダスに雇われた傭兵(7と同一人物か?)。ラトベリア当局に逮捕。

  10. 不明(Iron Man vol.4 #7 - 2006.06)
    闇市場で旧モデルアーマーを入手した強盗犯。パニッシャーにより殺害。

  11. 不明(The Order Vol.2 #1 - 2007.09)
    冷凍保存されていたアルファ世代ソビエト・スーパーソルジャー。オーダー(イニシアティブの)との戦闘で自爆死。

  12. ボリス・バディム Boris Vadim
    (Hulk Vol.2 #1 - 2008.03)
    ウィンター・ガード。一時アメリカに亡命した後再びウィンター・ガードに所属。プレゼンスにより殺害。

  13. ガリーナ・ネミロフスキー Galina Nemirovsky
    (Hulk: Winter Guard Vol.1 #1 - 2010.02)
    ボリス・バディムの後任ウィンター・ガード。命令違反により解任され、個人でウルトラ・ダイナモとして活動した後、マンダリンに雇われる。その後の消息は不明。

  14. レヴィ(姓不明) Levi(Iron Man: Legacy Vol.1 #4 - 2010.09)
    トランシアの治安維持に派遣されるもラトベリア軍に圧倒され敗退。その後の消息は不明。

  15. 不明(Domino Annual Vol.1 #1 - 2018.11)
    マークⅠアーマーのヘルメットを盗んだドミノ逮捕のため交戦し敗北。その後の消息は不明。デミトリ・バカーリンとも考えられるが、バカーリンは同時期にウィンター・ガードとしてマークⅣアーマーで行動しており、マークⅦアーマーを着たこの人物は別人と考える方が自然である。

ヴィラン CT-01 コントローラー
ヘルメットをトニー・スタークに製作させようとしたが、トニーは拒み、
ヘルメットをトニー・スタークに製作させたが、
(この時トニーはスーツも無く直接コントローラーに監視されていたため手の出しようがなく、一般人の技術者らしく脅されるままヘルメットを改良している)
✕この試みが失敗に終わると、
○この失敗に終わった試みと前後して、
その後またしてもクリニック開設事業に失敗した彼は、
その後先述のクリニック開設事業に失敗した彼は、
(クリニックを開設したのは1999年1月のIron Man Vol.3 #12で、マインドストームの事件 (Iron Man Annual Vol.1 #15、1994年7月) やマスター・オブ・ワールドとの事件 (Heroes for Hire Vol.1 #1~4、1997年7~10月) よりも後。クリニック事業の失敗は一度しか起きていない)

ヴィラン DA-02 ダークアベンジャーズ
[項目ナンバー]DA-02
○DA-01

デアゴスティーニ社の訂正による。ただし、本項は初任務であるモーガン・ル・フェイ及びドクター・ドゥームの一件については冒頭の一文だけで片付けられており、結成の経緯や初登場号、メンバー紹介などチームの「01」頁に通常ある要素が欠けているため、これが本当にDA-01の誤記だったかは疑わしい)
彼女を殺すようブルズアイ(ホークアイを名乗っていた)に命じ、ラトベリアのテロリストを装って、アベンジャーズ・タワーを攻撃させた。
○ラトベリアのテロリストによるアベンジャーズ・タワー攻撃を偽装して、その最中に
彼女を殺すようブルズアイ(ホークアイを名乗っていた)に命じた。
(リンディはドクター・ドゥームの物と見せかけたドローン群のアベンジャーズ・タワー攻撃から脱出するヘリの機内で殺された。ドローン攻撃をホークアイが実行したとは考えにくい)

ヴィラン DE-01 デスアダー
[主な敵]ハルク
○シング

(誤記か。知る限りハルクとの戦績は存在しない)
✕大西洋の深海から
○太平洋の深海から
(サンフランシスコの近海とされる)
✕次にデスアダーは新生サーペント・ソサエティに加わり、
○この後登場した二代目デスアダーは新生サーペント・ソサエティに加わり、
✕最近彼は、
○一方初代デスアダーは、
(死亡したデスアダーの穴を埋めるため新たに生み出された新デスアダー、セオドア・“テッド”・スコット Theodore "Ted" Scottが初代本人と誤って書かれている。
 この人物は不運が重なって、設定だけ作られたもののそれからコミック誌面に登場するまでに2年強の雌伏を強いられた不遇のキャラである。本来はThunderbolts Vol.1 #104で(無数のヴィランの中に混じって)初登場すると脚本では指定されていたが、作画上省略されてしまったのだ。ところがこの脚本に基づいて書かれた同時期の副読本Civil War Filesやキャラクター事典All-New Official Handbook of the Marvel Universe A to Z: Update #2では、サンダーボルツのメンバーとして名前だけが登場するという逆転現象が起きてしまう。翌年のAvengers: The Initiative Vol.1 #1でようやく表紙に(これまた無数のヴィランの中に)登場するはずだったが、今度はタイトルロゴの下に隠れてまたも機会を逃してしまう。新デスアダーのコミック誌登場がかなうのはこれからさらに一年半後、Nova Vol.4 #19の事であった。
 このNova Vol.4 #19 (2009年1月) と、初代デスアダーが死から復活するPunisher Vol.8 #5 (2009年7月) は時期がほど近く、二者に外見上特に違いが見られない(ことにデスアダーは言葉も発しないためますますパーソナリティが分かりづらい)ためにこれ以後の登場はどちらのデスアダーなのか混乱を呼ぶ事になる。
 もっとも、初代が死んでいる間に二代目が「新生サーペント・ソサエティの新メンバー」として登場した以上、特に説明が無い限り以後もサーペント・ソサエティのデスアダーは常に二代目と考えるのが妥当ではあろう。だとすれば、これ以降で初代が登場する場面というのは非常に限られる。フッドに蘇らされた後は、クライムマスターにサベッジ・シックスとして雇われた結果ヴェノムに殺されるだけで出番は終わっているのだ。
 マーベル・ファクト・ファイルはこの点を混同しているか、意図的に無視していると思われるのだが、ヴェノムに殺されたVenom Vol.2 #20 (2012年9月) より後のElektra Vol.4 #6 (2014年11月) 以降にもデスアダーは登場しており、二代目の存在を無視するのはやや無理がある(死んだはずの二流ヴィランが説明も無く「実は生きていた」となるのが通例のアメコミ界ではあるが)。なお、ヴェノムに殺されたデスアダーは劇中で「元フッドのギャング」とされているので明確に初代である。
 2009年7月以降のサーペント・ソサエティのデスアダーを二代目テッド・スコットと考えた場合、彼はソサエティのメンバーとしてノヴァやX-メンの若手、ニック・フューリー・ジュニアらと戦ったが(記事中にある、デッドプールと初遭遇したのはこのニック・フューリー・ジュニアとの諍いの最中の事)、この後暗殺者ギルドと関わりを持ったのが運の尽きだったのか、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンらにサーペント・ソリューション(旧サーペント・ソサエティ)が敗れた後、暗殺者ギルドに雇われた結果ギルドと敵対したデッドプールに殺される事となる。ちなみにサーペント・ソリューション登場時には顔を見せていたデスアダーだが、またも作画ミスか次号の戦いには登場していない。どこまでも不遇のキャラクターなのである)
[コラム:サーペント・ソサエティ]
✕バジリスク、
○[削除]

(ハ虫類系ヴィランではあるが、バジリスクはサーペント・スクワッド/ソサエティに所属した事は無い)
デスアダーはどちらかといえば本来は水生生物系であるにもかかわらず、
デスアダーはどちらかといえば本来は水生系ヴィランではあったが、やはり
(少々紛らわしい書き方だが、動物の「デスアダー」は蛇(ハ虫類)の一種であり、ここで水生とされるのはヴィランのデスアダーの能力だけを指している)

ヴィラン DS-01 デストロイヤー
[初登場]1964年、
○1965年、

(表紙ロゴが紛らわしいがこの初登場号はJourney into Mystery Vol.1 #118で、カバーデイトは1965年7月)
[POWER GRID]3-3-2-3-3-5
○2~7-7-5-7-6-4

(2011年刊のキャラクター事典Thor: Asgard's Avengerによる。INTELLIGENCEの値は乗り移った人物による可変)
寺院を隠していた高原を焼きつくしてしまった
寺院を隠していた高原を見つけてしまった
(高原を焼いた描写は無い)
▵アスガルドのすべての神々 (…) の生命エネルギーをまとめ、
○地球のすべての神々 (…) の生命エネルギーをまとめ、
▵アスガルドの神々の魂は
○地球の神々の魂は
(第四波にデストロイヤーで立ち向かったのはオーディンを筆頭とした世界中の神々、カウンシル・オブ・ゴッドヘッズ)
[コラム:セレスティアルズの到来]
第二波は25,000年前に
第二波は18,000年前に
(誤記か)
第三波は (…) アスガルドの神々がセレスティアルズに立ち向かい、
第三波は (…) 地球の神々がセレスティアルズに立ち向かい、
(第三波でもカウンシル・オブ・ゴッドヘッズが召集され、代表してオーディン、ゼウス、ヴィシュヌがエリシェムと相対した)

ヴィラン FI-01 フィクサー
[POWER GRID]5-2(4)-2(4)-6-2-2
5-2(4)-2(4)-2(4)-1(6)-2
(DURABILITYとENERYGY PROJECTIONの値が入れ替わっており、後者ではテック・パックの有無が記載されていない)
ナチスの元エージェントで戦争犯罪者のバロン・ジモ
ナチスの戦争犯罪者の息子、バロン・ジモ
(このジモはハインリッヒの息子ヘルムート・ジモ)
[図版P2上]バトル・オブ・シカゴという出来事で、
○シカゴでの戦いで、
▵壊滅的な出来事、バトル・オブ・シカゴ
○シカゴでの壊滅的な戦い

(歴史上のバトル・オブ・ブリテンthe Battle of Britain等と事なり、劇中この戦いは小文字のthe battle of Chicagoと書かれており、マーベルユニバースで事件の代名詞として扱われてはいない事が伺える)
[図版P2左下]ジャック・ザ・リッパー
(この人物は同じくタイムスリップしたサンダーボルツのミスター・ハイド(カルビン・ザボー)で、フィクサーらは始めから彼をハイドとして認識していた。しかし、ハイドはこの時点でジャック・ザ・リッパーを意識して行動し、フィクサー等も最終的にジャックの犯行という“歴史”を崩壊させないために彼がジャックだったという事にしたため、ここでハイドをジャック・ザ・リッパーと呼ぶことは誤りではない)
誤って未来を変えてしまったせいで、記憶も消去された。
誤って未来を変えてしまわないように、記憶も消去された。
(歴史を守るためフィクサーは殺してしまった「若い頃のフィクサー」の代わりに行動する必要があり、記憶を消して体を若返らせる事で「若い頃のフィクサー」そのものになった)

ヴィラン FP-01 ファイアーパワー
マンダリン、エゼキエル・ステイン、ジャスティン・ハマーが、
マンダリン、エゼキエル・ステイン、ジュスティーン・ハマーが、
(ジャスティンの娘ジュスティーンの誤記)

ヴィラン FS-01 フラッグ・スマッシャー
[コラム]
しかし一方で、
しかしこの事件では、
✕手を組んだこともある。
○手を組んでもいたのだ。

(甚だしい誤り。二つは同一の事件で、時系列上はフラッグ・スマッシャーによる宮殿爆破未遂の方が後ですらある)
✕国民の個人主義に対する健康的な抵抗
○国家主義に対する健康的な抵抗
(EUの解釈としてあまりにも意味不明)

ヴィラン GH-01 ゴースト
✕バックラッシュ
○ブラックラッシュ

(BlackをBackと読み間違えたか)

ヴィラン GI-01 グリフィン
?ボリビアの研究施設

(この「脱出」が描かれるNamor the Sub-Mariner Vol.1 #13では(ニューヨークから見て)「a hemi-sphere away 地球の裏側」とあるだけで特定の国や運ばれる対象は描写されなかった。異なるエピソードの中でより詳細に描かれたのだろうか?)

ヴィラン GS-01 ゴッドストーム
✕ロングボートを空中に放り投げて、ソーを窒息死させかけた。
○船の乗員は空中に放り投げ、ソーは竜巻に巻き込み窒息死させかけた。

(ロングボート longboatに適訳は無いものの、むしろここで描かれたのはロングシップ(中世スカンジナビアの軍船)と思われる。劇中の描写を見るかぎり空に飛ばされたのは船ではなく乗船していた兵士。ソーが窒息したのは竜巻に巻かれたからで、船と直接の関係は無い)
▵タンカー
○タンクローリー車

(英語ではタンカー船とタンクローリー車いずれもtankerだが、ここでは後者)
✕尖った岩を雷神の頭上に落とす。
○尖った岩場に雷神を叩き落とす。

(ゴッドストームはムジョルニアで飛ぶソーを雷撃で墜落させた。からくも岩をすり抜けて着地したソーは、逆に岩を破壊しゴッドストームに叩きつけ反撃している)

ヴィラン GV-01 グラビトン
スカイ・ライダーズ
スカイ・レイダース
(スペルはRaidersで侵略者の意)
✕マイクロバースで囚われの身となってから、ピター族の支配者となった
○マイクロブラックホールと化した体に囚われ転移した別次元で、
ピター族の支配者となった
(ピター族 P'Tahは別次元の住人だがマイクロバースではない)

ヴィラン HL-01 ヘラ
▵外套を羽織ることで隠された。
○魔法の外套を羽織ることで無効化された。

(マントで衰えた体を隠しているのではなく、マントの呪力によって健康体に変化している)

ヴィラン HL-02 ヘラ
ヘラはX-メンと対立する。
ヘラはニューミュータンツと対立する。
(このエピソードにX-メンは登場しない。ただしニューミュータンツはX-メンの下部組織であり、広い意味ではX-メンとも言える)
ヘラはヴァルキリーを支配下に置く
ヘラはヴァルキリオールを支配下に置く
▵ヴァルキリーがドゥーム・メイデンズに対抗するヴァルキリア
○ヴァルキリー(ブリュンヒルダ)
がドゥーム・メイデンズに対抗するヴァルキリオール
(文中に複数の意味のヴァリキリーが登場して紛らわしい。ヴァルキリアはValkyriorの表記揺れ)

ヴィラン HM-01 ヘイト・モンガー
[見出し番号]HM-01
(ヘッドメンと重複している)
✕[図版P1中央、右上]
(この図で示されているのは、コラムで「名前も知らない外国人嫌いの人物」と書かれているヘイト・モンガーで、明らかに別人。本来のヘイト・モンガーは紫の三角帽の姿で知られる)
アクシスX
ナチ-X
(Nazi-Xの誤記)
[コラム]
✕企業もあったが、

○人物もいたが、
(誤訳か。後にアニムスとして知られる人物)
クローンを見つけたこともある。そのほか、エドモンド・ハイドラーは
クローンを見つけたこともある。その人物、エドモンド・ハイドラーは
(同一の人物を指している)
✕枢軸国のシンボルマーク
○ナチスのシンボルマーク
(描かれているのはナチス・ドイツの鉤十字であり、他の枢軸国のシンボルは見当たらない)

ヴィラン HM-01 ヘッドメン
[見出し番号]HM-01
(ヘイト・モンガーと重複している)
▵[人物情報]

(なぜかこの項ではシュレマーマン(コンドゥ)とルーベンスタイン(ルビー・サーズデイ)だけ異名を併記して、ナガンとモーガンについては本名しか書かれていない。それぞれのコードネームはゴリラマンとシュランケン・ボーンズである)
▵ホワイトハウスの模型
○ホワイトハウス周辺の模型
(作画ではかなり簡略化して描かれているが、この時ディフェンダーズは官邸の庭にあたる通称エリプス近辺に立っていると思しい。この庭も「ホワイトハウス」の一部であり間違いではないが、文章から想像される建物内部とは異なる)

ヴィラン HO-01 フッド
右腕である女性レイピア
右腕であるマダム・レイピア
(Madam Rapierの誤訳か)

ヴィラン HO-03 フッドが率いるイルミナティ
若返ってパワーがやや低下したエンチャントレス
若返ってパワーがやや低下したというエンチャントレス
(このエンチャントレスの正体はシルヴィー・ラッシュトン。彼女はロキに力を与えられ、エンチャントレスが若返ったという体を装っている。ヤング・マスターズの一員となってヤング・アベンジャーズと小競り合いを繰り返した(ヒーロー YA-01 ヤング・アベンジャーズ〜ヤング・マスターズのコラムも参照)後は居場所を転々とし、フッドのイルミナティに拾われたがここで本物のエンチャントレスに見つかり罰を与えられている)
隠れ家がヘルにあることが
隠れ家が地獄にあることが
(ヘラが統率するニフルヘイムのヘル Helではなく、地獄 Hell)

ヴィラン HY-01 ボブ
[本名]ボブ
(マーベル・ファクト・ファイル原書のこの項刊行時にはまだ「ボブ」としか呼ばれていなかったが、後に「ボブ・ドバリナ Dobalina」が本名だと設定された。
 All-New Captain America Vol.1 #1でノーマッドに倒された哀れなヒドラ党員のIDがボブ・ドバリナだったのだが、刊行間もなく作家リック・リメンダーが意図的にボブをゲスト出演させたものと認め、これが正式にボブの本名となった。ちなみにこのドバリナ姓はラッパーのデル・ザ・ファンキー・ホモサピエンによるラップ『ミスタ・ドバリナ Mistadobalina』に由来するという)
[人物情報]身長:177.8cm/体重:82.1kg
身長:172.8cm/体重:79.4kg
(Deadpool & Cable: Split Second Vol.1 #1の劇中で5フィート8インチ・175ポンドと明記されている。身長177.8cmというのは確かにこれより以前、キャラクター事典Deadpool Corps: Rank and Foulに記載されマーベル公式サイトにも使われた数値だが、同時にそこでの体重は183ポンド(83kg)でありやはり符合しない)
彼はガールフレンドに、
彼はに、
ボブのガールフレンド、アリソン
ボブの、アリソンに
(一躍ニューヨークのヒーローとなった場面で、アリソンからの着信に「嫁からメールだ…… Message from my wife…」と言っている事から、当時すでに結婚していたと考えられる)

ヴィラン HY-02 ヒドラ
[爆弾の数々]ストラト・マイン中和剤
ストラト・マイン機雷
(Strat Mineは直訳すれば戦略機雷。劇中では衛星軌道からオーバーキル・ホーンを直撃するミサイルのように使用された)

ヴィラン HY-03 ハイル・ヒドラ
[P2後半]バロン・ジモ
○バロン・フォン・ストラッカー

(この世界のアイアン・バロンことバロン・フォン・ストラッカーの誤り)
[コラム:ローラン・ボスキ]
『Ghost Rider』、続いて
『Ghost Rider』、その後
(以降は順不同なので「続いて」はあまりふさわしくない)
✕『Punisher』
○『Punisher』系誌

(Punisher MAX: X-Mas Special Vol.1、Untold Tales of Punisher MAX Vol.1、Punisher: In the Blood Vol.1等。ボスキはメインストリームのPunisher本誌は手がけていない)

ヴィラン IN-01 アイアンマニアック
[初登場]2005年9月
2005年1月
(誤記)
[所属]元AIM
アベンジャーズ(アース-5012)
(AIMとは無関係)
SHIELDのエージェント、ダイヤモンドバックのコピー人間LMD
SHIELDが保管していた、ダイヤモンドバックのコピー人間LMD
(ダイヤモンドバック本人はこの時点ではSHIELDに所属しておらず、LMDもレッドスカルの手先だった)

ヴィラン IO-01 アイアンネイル
シェンは逃走すると、のちに中国の指導者である毛沢東を失脚させようとして失敗し、追われる身となった。
シェンは逃走すると、直前に中国の指導者である毛沢東に近付こうとして失敗していたために、東西両国から追われる身となった。
(本文で直前にSHIELDから受けていた尋問は、シェンが毛沢東に処刑されかけた一件について。本文前頁末で中国に潜入した事と直接繋がっていると思われるが、この時点ではシェンの目的は毛沢東の失脚工作ではなく諜報のための接触にあった)
スーパーソルジャー試験に失敗した被験者で、
スーパーソルジャー計画に参加した科学者で、
(ドクター・マインドバブルはその名の通り博士。最終的に自らが自分の研究の実験台となって能力を獲得した)
シェンはマインドバブルを使ってニュークの胸の爆発物を起爆し、数人のエージェントを乗せたSHIELDのヘリキャリアもろとも排除した。
シェンは遠隔地からニュークの胸の爆発物を起爆し、数人のエージェントもろともSHIELDの基地を爆破して、囚われのマインドバブルを解放した。
(この時シェンはリモコンで起爆しており、当時基地に捕らわれていたマインドバブルが移送間もないニュークに接触できていたとも考えにくい。爆破されたのは明らかにヘリキャリアではなく、グランド・キャニオンにあるSHIELDの基地である)

ヴィラン IR-01 アイアンモンガー
古の英雄ドミニク・フォーチュンで、彼は射殺された。
古の英雄ドミニク・フォーチュンで、彼は射殺されたかに見えた。
(Iron Man Vol.1 #212~213のエピソード。ドミニク・フォーチュンことドゥヴィッド・フォルチュノフはアイアンモンガーに殺されたかに見えたが、これは黒幕サイモン・スティールによるドゥヴィッド誘拐の偽装だった。そうとは知らず復讐に燃える息子ジェリーは2代目ドミニク・フォーチュンとしてアイアンマンと共に敵に迫るが、父親の解放と引き替えに命を奪われてしまう)

ヴィラン KC-01 キング・コブラ
✕時空を歪める武器
を開発し、ソーをオーディンのもとへ送り返そうとした。しかし、このハイテクな計画は、
○ある時は過去をのぞき見る機械を開発し、またある時はソーをオーディンのもとへ送り返そうとした。しかし、これらの計画は、
(2つは別の事件。時間逆行光線 Time Reversal Rayは名前は勇ましいかもしれないが、武器ではない)
バイパーを裏切ってキャプテン・アメリカに引き渡したことから、ならず者の仲間たちは彼に「キング・コブラ」の称号を与えた。
バイパーを裏切ってキャプテン・アメリカに引き渡したことなどから、ならず者の仲間たちは彼に「キング・コブラ」の称号を与えた。
(キング・コブラと初めて名乗ったのはバイパーへの裏切りから約1年半後で、この間にもソサエティは浮き沈みを経験しており、改名とこの一件との関わりは薄い。当時のボーヒーズは成り行き上ソサエティのリーダーとなっていたもののその器ではなく、仲間から尊敬を勝ち得ていたとは言いがたかった。この事に一念発起したボーヒーズはあえて彼を恨むミスター・ハイドと対決し、恐怖を克服し残虐な勝利を得たことで一皮剥け、初めてキング・コブラを名乗るようになる)

ヴィラン KI-01 KIA
✕祖父
エイブラハム・アースキン博士
○曾祖父エイブラハム・アースキン博士
(誤記)
✕大戦中、ナチスの遺伝学者バロン・フォン・ブリッツシュラークが、
○大戦中はナチスに所属していた遺伝学者バロン・フォン・ブリッツシュラークが、
(時系列の誤り。当然だがMVPのクローン化は現代に起きた)
[コラム]幼い少女ヴァイオレット・ライトナー
○少女ヴァイオレット・ライトナー
(当時のヴァイオレットは思春期の少女)

ヴィラン KN-01 カーニラ
✕宇宙的存在
インフィニティ
○その魂の片割れインフィニティ
(同名のコズミック・ビーイングそのものではなく、そのインフィニティの力のごく一部を得たオーディンの、さらに魂のかけらを元に生まれた存在。HL-01 ヘラ参照)
[コラム:ノルン・ストーン]フッド率いるギャングたちの力
○ギャングたちを率いるフッドの力
(直接ノルン・ストーンの効果を得たのはフッド自身)

ヴィラン KR-01 キラーシュライク
※新生シニスター・シックスに加わる

(この新生シニスター・シックスに加わったキラーシュライクがサイモン・マディックス本人だったのかは疑問の余地がある。
 これより約1年前、Superior Spider-Man Vol.1 #26 (2014年1月) でロデリック・キングスレーが名義を貸した2代目キラーシュライクが誕生し、2代目はその後ブラックキャットのギャングメンバーとしてAmazing Spider-Man Vol.3 #1~18の間 (2014年6月〜2015年7月) 散発的に登場した。彼はこの間のAXIS: Hobgoblin Vol.1 #2~3 (2015年1~2月) では主役ホブゴブリンことフィル・ユーリックとも共演し、名義貸しヴィランとしては異例の好待遇を受けている。
 この2代目台頭期にSpider-Man and the X-Men Vol.1 #4 (2015年5月) で現われたのがオール・ニュー・シニスター・シックス All-New Sinister Sixで、その一員として数コマ「キラーシュライク」が登場した。本文ではこの人物を初代サイモン・マディックスとしているが、数コマ暴れて逮捕されただけでほとんど情報が無いため本当にマディックスが隠居状態を脱した姿だったのか、あるいは当時活躍していた2代目だったのか断定は難しい。
 Spider-Man and the X-Menで逮捕されていてはSuperior Spider-Manに出演できない、という意味では初代説もうなずけるが、2代目説であってもすぐに脱獄したとも刊行時期と作中時間にズレがあったとも説明はつく)

ヴィラン LE-01 リーダー
[初登場]1969年
○1964年

(誤記)
▵[初登場]
○カバー:ジャック・カービー
(抜け)
▵両生類生物
○アンフィビオン

(確かにAmphibionの訳は「両生類」でありここで登場するのも両生類生物だが、これはコードネームとしてのアンフィビオン(クナックス)を指している)

ヴィラン LE-02 リーダー
[図版P1右下]2010年4月の『Incredible Hulk』#607
2010年5月の『Incredible Hulk』#608
(誤記)

ヴィラン LL-01 リビングレーザー
アイアンマンによって空中に放り上げたとき
アイアンマンによって空中に放り上げられたとき
(文法の誤り)

ヴィラン LO-01 ロキ
[初登場]『Journey into Mystery』#85
(設定上はこれより13年前のVenus Vol.1 #6が初登場になる。これは当時マーベルユニバースの世界観がまだ大らかだったため、Venusに登場したロキとは無関係にJourney into Mystery #85に新たなロキを登場させてしまった事に起因する。後に設定が整理され2人のロキは同一人物だったと定められるのだが、「現在のロキ」が初登場した号とすればJourney into Mystery Vol.1 #85を指して誤りにはならないだろう)
[P2図版右下]ボルダーの兄弟
(この人物はホーダー Hoder。ボルダーとホーダーは双子の兄弟とされるのだが、奇妙なことにボルダーはオーディンの息子、ホーダーはヴィリ(オーディンの兄弟)の息子でもある。ホーダーが養子に取られたか、あるいは父が違うものの双子として育てられたかと思われるが詳しい設定は決められていない)

ヴィラン LO-02 ロキ
ヘイムダルに悲しみの涙を流させて
ヘイムダルに偽りの「悲しみの涙」を流させて
(ロキが放った木の葉に目を打たれて涙を流した。本来ロキを封じた木は彼を憐れんだ涙で封印が解けるはずだったが、ロキは封印のいわば「判定基準の甘さ」につけ込んだのである)

ヴィラン LR-01 ローレライ
[コラム]
ヘラがローレライの魂をデストロイヤーから離れることを許したのち、彼女は数ヶ月間、グレート・ビーストと戦い、
○ヘラがローレライの魂をデストロイヤーから離れることを許すまで、彼女は数ヶ月間、大いなる獣ニーズヘッグと戦わされていた。
(デストロイヤーと化したローレライはヘラを陥れたものの、シフによって逆転され、以来ニフルヘイムでニーズヘッグと戦わされ続ける責め苦を受けていた。その後ヘラはデストロイヤーを再び使うためローレライを赦しヘルに送り返している。ニーズヘッグは確かにGreat Beastと呼ばれてはいるが、アルファフライトの敵であるカナダのグレート・ビーストとは無関係の、北欧神話の怪物)
プルートは、自分のためにヴァルキリーをひとり用意してくれたら、人間としての力を与えようと約束。彼女は元ヴァルキリーのサマンサ・パリントンと懇意になった。しかしプルートとの取引は結局、ローレライをヴァルキリーの身体の中に閉じ込め、プルートが彼女を捨てたディフェンダーズと戦うために死者の軍団をよみがえらせた。ほかのヴァルキリーの魂が、新しくパリントンに与えられた身体を制御できるよう力づけた。
プルートは、自分のためにヴァルキリーをひとり用意してくれたら、人間界の権力を与えようと約束。彼女は元ヴァルキリーのサマンサ・パリントンを差し出した。しかしプルートとの取引は結局、ローレライを新たなヴァルキリーの身体の中に閉じ込め、ディフェンダーズと戦わせ死者の軍団をよみがえらせた。しかしパリントンの魂はヴァルキリーの身体の制御を取り戻し、加勢に現われたヴァルキリー軍団も彼女を力づけた。
(文意が汲み取りにくい上に間違っている。
 プルートは地上の権力をえさにローレライに、ヴァルキリーを生み出し従わせる呪文を要求した。ローレライは過去にその呪文でアモラのヴァルキリーにされた事のあるサマンサ・パリントンを、今度はプルートのヴァルキリーに仕立て上げたが、裏切ったプルートはローレライをも彼のヴァルキリーに変える。サマンサの力で蘇らせた死者の軍団でプルートはディフェンダーズを攻撃するが、ヴァルキリーの魔力でローレライは元の自分を取り戻す。さらに本家ヴァルキリーであるブリュンヒルダが率いるヴァルキリー軍団がディフェンダーズに加勢、サマンサも意思の力で2人の制御をはね返した。戦いの後、サマンサはブリュンヒルダの励ましを受けてディフェンダーズに加入する)
✕復讐に燃えるゼウス
○処罰を迫るゼウス
(ここでゼウスはプルートが盟約を破り人間界に侵攻した事やローレライの罪を問うており、個人的な報復をしているのではない)

ヴィラン ME-01 マスターズ・オブ・イービル
✕アラゴーン
○エレンディル
(ブラックナイトことネイサン・ギャレットの黒い愛馬の名前はエレンディル。アラゴーンは別のブラックナイト(デーン・ウィットマン)の白い愛馬の名前)
※アッティラ・ザ・フン
※魔術師マーリン
(ゴライアスやハーキュリーズと違って特に記述が無いが、これらAvengers Vol.1 #10でイモータスが召喚した伝説的人物はすべてマーベルユニバースの同名のキャラクターとは別人。
 例えばこのマーリンと、後にExcalibur誌を中心に活躍するマーリンはどちらも同じイギリス伝説上の魔法使いその人のはずだがキャラクター性が大きく異なっている。この矛盾を解決するために36年後のAvengers: Forever Vol.1 #8で、この召喚された英雄らはイモータスに協力するスペース・ファントムが変身した姿だったと後付けされた)

ヴィラン MG-01 モーガン・ル・フェイ
✕サイトラックス
のクリムゾンバンド
○サイトラックのクリムゾンバンド
(Crimson Bands of Cyttorakの誤記)

ヴィラン MH-01 メンタロ
✕メンタロがかつてヒドラに忠誠を誓っていたことは、彼にとって有利に働いた。
○それでもメンタロがかつてヒドラに忠誠を誓っていた頃は、大仕事を果たしている。

(このSpider-Woman: Origin Vol.1のエピソードが他のエピソードより後にあるのは刊行順としてなら正しいが、ユニバースの歴史上はキャリア最初期のエピソードである)
▵フィクサーからの申し出を受け入れ、
○フィクサーを模した映像からの
申し出を受け入れ、
(この時メンタロに接触したのはフィクサーの立体映像で、その正体はモードック)
✕スパイダーマンに接触しようとしたが、このスパイダーマンの正体は変装したスーパーアダプトイドで、彼は銃弾の雨を食らってしまった。
○スパイダーマンの変装とみてチームメイトのカメレオンに接触しようとしたが、その正体は変身したウルトラアダプトイドで、彼は炎に焼かれてしまった。
(1ページ目に登場したスーパーアダプトイドとは同じ技術を使っているが別の個体で、ウルトラアダプトイドと呼称される。
 メンタロは自分と同じくモードック11に雇われたカメレオンの様子を怪しんでいたが、ほどなく彼がスパイダーセンスを使うのを目撃し、潜入捜査中のスパイダーマンの変装だと思い込み交渉を図る。しかしその正体はアダプトイドの変身で、スパイダーセンスもコピー能力だった。正体に近付かれたウルトラアダプトイドは、ヒューマン・トーチの発火能力を使いメンタロに大火傷を負わせる)

ヴィラン MI-01 マンドリル
[体重]340kg
○122.5kg

(270ポンドの誤記)

ヴィラン MM-01 マダム・マスク
[初登場]『Tales of Suspense』#98(1968年2月)でビッグMとして
○『Tales of Suspense』#97(1968年1月)でビッグMとして
(影に隠れた謎のビッグMとして登場したのが#97。続く#98ではトニー・スタークのガールフレンド、ホイットニー・フロストとして登場する)
✕マイダス島
○マイダスの島
(マイダス島は南極にある実在の島で、エーゲ海にあるモルデカイ・マイダスの島とは無関係)
✕トニーの別のガールフレンドのベサニー・ストレイカーを誘拐し
○再びトニーのガールフレンドのベサニー・ケイブを誘拐し

(マダム・マスクは愛するトニーの恋人ベサニー・ケイブに執着し、2度の誘拐劇を起こした。「ベサニー・ストレイカー」なる人物はおそらくマーベルユニバースに登場していない)
▵バロン・ヘルムート・ジモが率いるマスターズ・オブ・イービルに参加
○マックス・フューリーの下でバロン・ヘルムート・ジモが率いるマスターズ・オブ・イービルに参加
(このエピソードはAvengers Undercover Vol.1に基づくが、この時期のマスターズ・オブ・イービルはマックス・フューリーが組織のトップにあった。この後マックスは失脚し、ジモが再び権力を握る)

ヴィラン MO-01 モードック
[マインドレス・モードック](…) 使われていた。
(…) 使われていた。しかしモードックは自我を取り戻し、人間のサイボーグボディに乗り移る。
(説明と図版が噛み合っていない。図版はモードックが麻薬王ダモクレス・リヴァスの体に乗り移った姿)
[ナンバー・ナン]フルサイズのモードックの偽者を操っていた
フルサイズの人間ボディに入って操っていた
(ベビー・モードックはロボットの人間ボディの中からボディを操作し、仮面の男「ナンバー・ナン」として行動していた)

ヴィラン MP-01 マスター・パンデモニウム
※ロアとメフィストの手駒
(このロアはブードゥーの悪魔Loaではなく、別次元のスカーレット・ウィッチであるLore。なおロアおよびメフィストに手駒として使われたのは、それぞれ別個の事件である)
✕ハルク
○ハンク・ピム
(このAvengers West Coast Vol.2 #51のエピソードにハルクは登場しない)

ヴィラン MS-01 マシンスミス
▵ウォリアーズ
○ニューウォリアーズ
(「ウォリアーズ」はニューウォリアーズの略称ではあるが、SHIELDのクエイクによるウォリアーズというチームが別にある)

ヴィラン MX-01 マンゴッグ
10の30乗の生命体
10の18乗の生命体
(原語ではbillion billion。例えばthousand=1,000(10の3乗)に対しthousand thousandなら見た目のゼロの数を倍にした1,000,000(10の6乗)であり、billionは10の9乗なのでbillion billionでは10の18乗になる。本文がなぜこのような計算になっているのか理解に苦しむ)
[所属]サノス
○サノス(サノシ)

(本文に書かれている事ではあるが、本文に書いてこちらに書かない理由も無い)
[本文4回]バニル神族
○種族

✕神族を解放したあと
○種族を解放したあと
(マンゴッグの種族は不明とされており、バニル神族は無関係。そもそもバニル神族はオーディンに滅ぼされてはおらず、恐らくセガ社のゲームThor: God of Thunderでのマンゴッグの設定と混同したと思われる。同作はマーベル・シネマティック・ユニバースことアース-199999をベースにしたオリジナルストーリーで、アース-616との関連は無い)

ヴィラン MY-01 ミスター・ハイド
ハイドライカーズ島の監獄に投獄されるよう仕向けた。
ハイドライカーズ島の監獄に置き去りにした。
(コブラはハイド共々収監されたが、一人だけ脱獄しハイドを助けなかった)

ヴィラン MZ-01 モーダム
マリア・トロヴァナ
マリア・トロヴァヤ
(スペルはMaria Trovaya)
▵パワージェム
○パワーを制御するジェム

(インフィニティ・ジェムの1つであるパワージェムとは無関係。劇中ではシンセティック合成・ジェム Synthetic Gemと記述されるこのジェムは、モーダムの超常パワーに指向性を与えるものだという)

ヴィラン NS-01 ナイトシェイド
この“新キャプテン”は、
この“キャップウルフ”は、
(生まれ変わった新生キャプテン・アメリカという意味で誤りではないが、どこか違和感の残る描写。訳出時に本来のニュアンスが失われたのではないか。この狼男化したキャプテンはキャップウルフという呼び名がある)

ヴィラン PO-01 ポーキュパイン
・回復途上の元ヴィランのための自助支援グループ
→ヴィランズ・アノニマス
(なぜか固有名詞が登場しない)

ヴィラン PT-01 プロトサイド
✕SHIELDのエージェントたち
は、ワシントンDC郊外の地下施設で保存されていた第二次世界大戦中のスーパーソルジャーを見つけた。
○AIMの科学者たち
は、ワシントンDC郊外の地下施設で第二次世界大戦中のスーパーソルジャーを蘇らせようとしていた。
?SHIELDによってバージニア州の押収物倉庫で発見される。
→SHIELDによって押収物倉庫で発見される。

(劇中に登場したのはAIMによるワシントンDC郊外の地下施設。ワシントンDCはオペレーション・リバースがアブラハム・アースキン博士のもと行なわれた場所であり、その前日には(具体的な地名は描写されていないが)博士が会議に出席した直後に実験が行なわれていることからオペレーション・プロトタイプもこの地で行なわれたと思しい。プロトサイドがSHIELDに発見された経緯は劇中に描写されていない)

ヴィラン PW-01 パウダーケグ
[コラム:マーク・D・ブライト]

✕『Power Man』や『Iron Fist』
○『Power Man and Iron Fist』
(それぞれの単独誌ではなく、2誌が合併して以降のPower Man and Iron Fist Vol.1誌を指している)
✕『Armour Wars』サガ、ライセンスされた『Transformers』作品のペンシラーとして活躍した。
○『Armor Wars』サガのペンシラー、ライセンスされた『Transformers』作品のカバーアーティストとして活躍した。
(Armourはイギリス英語で、アイアンマンのArmor Warsストーリーアークのスペルとは異なる。またマーク・D・ブライトはマーベル社におけるTransformersではカバーアートしか担当していない)
▵『Green Lantern: Emerald Dawn』の2作品
○『Green Lantern: Emerald Dawn』『Green Lantern: Emerald Dawn II』の2シリーズ
(Green Lantern: Emerald Dawnにおける2号分ではなく、2シリーズ計12号を担当している)

ヴィラン RI-01 リングマスター
✕ブルース・ザ・ストロングマン
○ブルートー
・ザ・ストロングマン
(本名はブルース・オラフセン Bruce Olafsenだが、芸名はBruto the Strongman)

ヴィラン RS-01 レッドスカル
[図版P2上]ヨハン・シュミットは生涯の敵キャプテン・アメリカと再び戦うため、墓からよみがえった。
○「レッドスカル」は生涯の敵キャプテン・アメリカと再び戦うため、コミックの世界によみがえった。
(この図のレッドスカルは、ヨハン・シュミットの影武者ジョージ・マクソン。この号は第二次世界大戦当時の回想編だったため、劇中時間ではレッドスカルは現役であり、実際に死(と思われた)から復活したのは3年後に刊行されるCaptain America Vol.1 #101である)
[コラム:フランス・エドワード・ヘロン]
✕1918年生まれ
○1917年生まれ
(誤記)
✕『Superman』や『Green Arrow』
○スーパーマンやグリーンアロー
(キャラクターとしてのスーパーマンとグリーンアローを多く手がけてはいるが、Green Arrow誌は手がけておらず、Superman誌もごくわずかである)

ヴィラン RS-02 レッドスカル
[見出し]レッドスカル復活!
○レッドスカル再来!

(この大見出しはRS-02では「レッドスカル復活!」、RS-03「レッドスカル復活」、RS-04「レッドスカル 復活」と重複している。これは原文がそれぞれ「THE RED SKULL RETURNS!」「RED SKULL RESURRECTION」「RED SKULL REBORN」とあり、似た意味でREから始まる語に統一されているものをそれなりに訳したと思われるが、全て「復活」とするのは文意を反映しておらず見出しとしての機能性にも欠ける。例えば「再来」「再臨」「再生」のように訳す事はできただろう)

ヴィラン RS-03 レッドスカル
[見出し]レッドスカル復活
○レッドスカル再臨

RS-02の注記参照)

ヴィラン RS-03 レッドスカル
[見出し]レッドスカル 復活
○レッドスカル再生

RS-02の注記参照)

ヴィラン RS-05 レッドスカル
[コラム]

▵シールドの向こうでレッドスカルが死んだとされてから
○はじめに
レッドスカルが死んだとされてから
(クロスボーンズによる2度目の殺害ではなく、デッドランズでの最初の死亡を指す。「シールドの向こう」は境界の内側から見てなのかデッドランズ側からか、視点が特定されないかぎり説明として意味をなさない)
▵シールドのウォッチャーズ
○シールド監視員「ウォッチャーズ」
(このウォッチャーズはウアトゥらユニバースを記録する宇宙的一族ではなく、アビゲイル・ブランドらシールドの監視者を意味する)

ヴィラン SA-01 スペース・パラサイト
[図版P2右中央]『Wolverine Vol.2』#138(1999年5月
『Wolverine Vol.2』#136(1999年3月
(誤記)

ヴィラン SC-01 スコーピオ
[初登場]『Sgt. Fury and his Howling Commandos』#68
○『Sgt. Fury』
#68
(奥付による。もっとも表紙ロゴでは通してSgt. Fury and his Howling Commandosと書かれており、#121以降奥付も同様に改められる)

ヴィラン SG-01 スカージ・オブ・アンダーワールド
?[POWER GRID]

(典拠が見当たらなかった。情報を頂ければ有難い)
「正義の裁きは下された!」と叫ぶ
「正義の裁きは下された!」と言い残す
(画面のニュアンスではあるが、大声で叫んだというよりは静かに言葉を発したように見える)
悪の忍者集団フッドは
悪の主催者フッドは
(ハンドとの混同か)
[コラム]とはいえ、今回はガイリックがヒドラに洗脳されていた
とはいえ、前回も今回もガイリックはヒドラに洗脳されていた
(モンローとダンフィーどちらのケースでも、ガイリックはそれぞれ別の事情でヒドラに洗脳されている)

ヴィラン SK-01 スピードフリーク
彼はこの薬物の中毒となり、稼ぎのほとんどをこれにつぎ込むようになる。
彼はこの薬物の中毒であり、稼ぎのほとんどをこれにつぎ込むようになっていた。
(この時点でスピードフリークは既にスナップ中毒であり、ラングは彼の要求に応じたにすぎない)
[2P左上]リック・ジョーンズを最初の標的にする。
リック・ジョーンズをまず標的にする。
(本文にある通り、本来の標的はジェファーソン・ウルフであり、それも数多くの標的より後の一人だった。スピードフリークはこの時薬物でハイになり、ウルフよりも先にその場にいたリック・ジョーンズに闇雲に襲いかかっている)
車に轢かれた
車に轢かれかけた
(ケイトは車道に投げ出されてしまうが、轢かれる寸前にハルクが車を止めている)
妊娠を疑ったベティは中絶クリニックに連れて行った
妊娠を疑ったベティはクリニックに連れて行った
(クリニックが妊娠中絶手術も提供していたのは事実と思われるが、ベティは正しい診察を受けさせ将来を考えさせるために受診させている)
✕ライカーズ島の刑務所
○ラフト刑務所
(ラフトはライカーズ島近辺にあると設定されているが、ライカーズ島刑務所とは異なる)

ヴィラン SM-01 ソーズマン
※彼は現在、活気に満ちた実り多い死後の人生を満喫している。

(未確認だが、公式キャラクター事典Marvel Avengers: The Ultimate Character Guide 2015年版において、ソーズマンはカオス・ウォーの最後に(描写されないまま)再び現世を去ったと解説されているという。もっともこれはマーベル・ファクト・ファイル刊行開始より後の記述であり、当時の視点としてソーズマンが蘇ったままでいると考える事はごく自然である)

ヴィラン SN-01 シン
✕シンを銃弾で傷つけた。
○シンの銃弾を阻んだ。

(バッキーはシンを撃っていない。シンが撃った銃弾をキャプテン・アメリカの盾で防いだ事の誤訳か)
サーペントのハンマーのうちの1本、スカディを手にした
サーペントのハンマーのうちの1本、スカディのハンマーを手にした
(このハンマーには名前が設定されておらず、スカディが使ったハンマーとしか知られていない。所有者の名を取ってスカディと呼ばれているという解釈か)

ヴィラン SR-01 スカージ
[能力]父親はの巨人、
父親はの巨人、
✕霜の巨人とアスガルドの女神の私生児
○嵐の巨人とアスガルドの女神の私生児
(Storm Giantの誤記)

ヴィラン SS-01 サーペント・ソサエティ
ロクソン・オイル社のJ・T・ジョーンズ社長
ロクソン・オイル社のヒュー・ジョーンズ社長
(J・Tの息子がヒューで、当時既にJ・Tは死去しておりヒューが後を継いでいた。次頁のコラムとも矛盾している)

ヴィラン ST-01 サンチュリオン
✕アレンタウン
○アランタウン

(スペルはAllantown。ペンシルベニア州には一文字違いのアレンタウン Allentownが実在するが、このアイオワ州のアランタウンは架空の地名)

ヴィラン SU-01 サーター
✕デスの次元
○死の次元
(ここで指す死の次元 Dimension of Deathはエジプト神話に由来するアビドス Abydosであり、死を司るデスの領域 Realm of Deathとは異なる)

ヴィラン SZ-01 スパイマスター
[人物情報]瞳の色: 不明/髪の色: 不明
瞳の色: ブルー/髪の色: ブロンド
(公式の設定によるが、もっともスパイマスターが全て謎に包まれたキャラクターとして造形されている以上、この「素顔」も変装である可能性は否定できない)
[図版P2左下]アイアンマン暗殺
○トニー・スターク暗殺
(厳密にはこの号でスパイマスターが暗殺を図った(本文にある「二度目の暗殺作戦」)のは素顔のトニー・スターク)
✕異星の遺物ゾディアック・キー
○異世界の遺物ゾディアック・キー
(本文にある通り、アンク次元の存在)
[コラム]ゴーストと接触のあったスパイマスターとは別人だったことが判明している。
(この文章からは少々分かりにくいが、ゴーストに殺されたスパイマスターは本文のテッド・キャロウェイとは別人のマーク・シャーレン。
 本来ここで「殺害」されたスパイマスターはテッド・キャロウェイ本人のはずだったが、使い捨てにするには惜しいキャラクターだったのかその後も散発的に新たなスパイマスターが登場し、最終的には死後22年後 (2009年4月) のデジタルコミックDark Reign: Made Men [Marvel Digital Comics Exclusive] Vol.1 #1の中で、ゴーストに殺されたスパイマスターも実はキャロウェイではなく彼は今も生きていると後付けされた。殺されたスパイマスターの正体については言及されなかったが、約半年後のキャラクター事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #11でマーク・シャーレンという名前だったと設定されている)

ヴィラン TB-03 サンダーボルツ
[チャコール]インペリアル・アーミー
インペリアル・フォース
(インペリアル・フォース Imperial Forceは、元はロイヤリティ・フォース Royalist Forcesとして1976年のCaptain America Vol.1誌に登場したアメリカ貴族制化を目論むテロリスト集団で、シークレット・エンパイアを自称した事もある。チャコールの父親がこの一員で、チャコールは組織のためにアーニム・ゾラによって能力を与えられた)
[スマグラー]グラビトンによって、自身のダークフォース・ディメンションのスーツから攻撃を受けた。
グラビトンによって殺されたかに見えたが、自身のスーツによりダークフォース・ディメンションに囚われていた。
(グラビトンはThunderbolts Vol.1 #56でスマグラーを太陽の直近に引き寄せて倒す。光に満ちて影のない世界で居場所を失い消失してしまったかに見えたスマグラーだが、#100で実際はダークフォース・ディメンションに避難したもののその力に拘束されていた事が明かされる)
[ジョルト]カウンター・アースのサンダーボルツに参加した。
カウンター・アースのサンダーボルツと戦い、この世界のヤング・アライズに参加した。
(次頁にある通り復活したサンダーボルツはカウンター・アースに転移し、この世界にも存在したサンダーボルツの野望を阻止した。やがて彼らは元の世界に帰還するが、ジョルトは次元間移動を補助するためカウンター・アースに留まり、その後意気投合していたこの世界のヤング・アライズに加入する)
✕異星人のムリール
○異次元人
のムリール
(P'tah ピター族のM'Reel ムリール。グラビトンはかつて能力を暴走させピターの次元に飛ばされていた。そこでピターを支配したと信じていたグラビトンだが、実態は逆でムリールに巧みに取り入られ地球征服の駒として操られていた)

ヴィラン TB-04 サンダーボルツ
✕エイジャックス
○アトラス

(アトラスことエリック・ジョストンがエイジャックスのコードネームを用いた事は無い)
ジモではなく、クリーの技術を用いたムーンストーンによって吸い取られていた。彼女は、
ジモではなく、クリーの技術を用いた秘石ムーンストーンによって吸い取られていた。その持ち主であるムーンストーンは、
(人名としてのムーンストーンとそのパワー源であるムーンストーンが混在して文法が怪しくなっている)

ヴィラン TE-01 テムジン
『Iron Man: Enter The Mandarin』#1
『Iron Man: Enter The Mandarin』#3
(誤記)
ジェイド・クロー(イエロークローの甥姪の娘
ジェイド・クロー(イエロークローの甥姪のひ孫
イエロークローの甥姪の娘であるスワン
イエロークローの甥姪のひ孫であるスーワン
▵スワン
はまだ
○スーワン
はまだ
(スワンはSuwanの表記揺れ。スーワンことジェイド・クローは登場初期Yellow Claw Vol.1当時はイエロークローの甥姪の娘 grand-nieceという設定だったが、時代が進むにつれジェイドの年齢設定が怪しくなってしまったため、50年後のAgents of Atlas Vol.1 #6で「正確には」甥姪のひ孫 great-great-grand-nieceと訂正された)

ヴィラン TG-01 タイガーシャーク
✕誤って、
ネイモアの人間の父親レナード・マッケンジーを殺してしまった
○愚かにも、ネイモアの人間の父親レナード・マッケンジーを殺してしまった
(タイガーシャークは計画を妨害された腹いせに背後からレナードを襲い殺害した)
✕スパイダーマンは海中施設を破壊し、ネイモアはタイガーシャークをドルカスに向かって投げつけた。タイガーシャークはドルカスではなく、オクト・メックというロボットに激突。これを倒して破壊した。
○2人は海中施設を破壊し、ネイモアはタイガーシャークを殴り倒した。
(事実と大きく異なる。ドルカスはこの時すでに逃げ延びており、オクト・メックというロボットは登場しない。スパイダーマンが一人で倒したタコ型アクアノイドとの混同としても、アクアノイドは生物である)
新たなマスターズ・オブ・イービルに参加。だが、ウルヴァリンは爪でタイガーシャークをズタズタに引き裂き、本物のサメの口に放り込んだ。
新たなマスターズ・オブ・イービルに参加したがそれも失敗。アクト・オブ・ベンジェンス事件ではウルヴァリンの爪がタイガーシャークをズタズタに引き裂き、本物のサメの口に捕らえられた。
(ウルヴァリンとの戦いはマスターズ・オブ・イービルとは無関係。ウルヴァリンに半殺しにされたタイガーシャークはヘリで脱出しようとするウルヴァリンにしがみつき海中に引きずり込もうとしたものの、偶然にも現われた鮫の群れに食いつかれ一人海中に没した)
✕マインドレス・ワン
○フェイスレス・ワンズ

(フェイスレス・ワンズはマインドレス・ワンズとは無関係な水棲の怪物)
[コラム:フランク・ギアコア]
1960年代から70年代にかけて、すべてのマーベルの原画を
1960年代から70年代にかけて、数多くのマーベルの原画を
(もちろんギアコア一人が膨大なマーベル・コミックを全てまかなうのは不可能。当時の主要タイトルの大半を手がけてはいる)
✕1941年に『USA Comics』#1
○1942年に『USA Comics』#3
(#1にもジャック・フロスト Jack Frostのストーリーは掲載されているが、ギアコアは関わっていない)
1960年代にはフランキー・レイのペンネーム (…) の原画を仕上げていた。
1960年代にはフランキー・レイのペンネームを使うこともあり、また、 (…) の原画を仕上げていた。
(ここに挙げられた作品のスタッフクレジットには全てフランク・ギアコアとして載っている)

ヴィラン TO-01 トキシー・ドキシー
[コラム]アベンジャーズの研究所
○トニー・スターク
の研究所
(この次元にもアベンジャーズに相当する自警組織はあるが「アベンジャーズ」というチーム名は出てきていない。この研究所もこの次元のトニー・スターク個人に帰属する)

ヴィラン TR-01 トロール
アスガルドが地球に激突した
アスガルドが地上に落下した
(空中都市として人間界に出現したアスガルドはソーの元で発展していたが、シージ・オブ・アスガルド事件で最終的に地表に落下した)
▵「トロールはバイキングの神ではない! アスガルドの女中ではない! トロール……トロールだ」
○「トロール、バイキングの神ちがう! アスガルドの女中ちがう! トロール……トロールだ」

(原文は「Troll NOT viking god! NOT Asgard wench! Troll...TROLL.」。ガンナは「is」の無いたどたどしい文で話しているため、後半の繰り返しに見える「Troll...Troll」も「Troll is… Troll(トロールは……トロールだ)」の意で語られている)

ヴィラン UI-01 ウリク
?[POWER GRID]

(出典が確認できなかった。知性INTELLIGENCEが5(天才級)というのは極めて疑わしい記述)
[出身、本文各一回]ノルドヘイム
○グンデルスヘイム

(ノルドヘイム Nordheimはマーベルユニバースではコナン・ザ・バーバリアンに登場する、かつて地球にあった国の名前。アスガルドのロック・トロールの土地はグンデルスヘイム Gundershelmの中にあるとされる。Gundershelmの読みは『マイティ・ソー:アスガルドの伝説』(沢田京子訳)に従った)

ヴィラン UL-01 ウルトロン
✕最初のメンバーはグリムリーパーことエリック・ウィリアムズ、続いて
○メンバーとして

(ウルトロンのマスターズ・オブ・イービルにグリムリーパーは無関係)

ヴィラン UL-02 ウルトロン
✕「アルティメット」ウルトロン6

○「オメガ級」のボディを持つウルトロン7
(6は7の誤り。ウルトロン7はアルティメット・ユニバースのウルトロンではなく、アンドロイドのオメガのボディに結合したウルトロン)

ヴィラン UL-03 エイジ・オブ・ウルトロン
[コラム]「もしピム博士がウルトロンを構築しなかったら、どうなっていた?」や、「もしワスプが死んでしまっていたら、どうなっていた?」といった、
「もしワスプが死んでしまって、ピム博士がウルトロンを違う思想で構築したら、どうなっていた?」といった、
(What If? Age of Ultron Vol.1の中に、「もしピム博士がウルトロンを構築しなかったら」というテーマの回は存在しない。#1でワスプが早逝した結果、ピムが計画を見直し「本来の」ウルトロンを製作しなかった事が誤読されたのか。他にも例えば「もしアイアンマンが死んでしまっていたら」といったIFの結果、ウルトロンを構築するどころではない世界になった回はあるが、これらはウルトロンが主要なテーマではない)

ヴィラン UN-01 ユニコーン
[コラム]
ソビエト・スーパーソルジャーには、新たなユニコーンが採用された。
ソビエト・スーパーソルジャーズは、新たなユニコーンと戦った。
(エゴール・バリノフ版ユニコーンはSoviet Super Soldiers Vol.1 #1で初登場し、ソビエト・スーパーソルジャーズと敵対する)
執事のクロードも、別のユニコーンのコスチュームを着た可能性がある。
執事のクロードも、別のユニコーンのコスチュームを用意している。
(Amazing Spider-Man Vol.1 #697でクロードは意味ありげに「新しいビジネス」のためにユニコーンのコスチュームを取り出して見せた。ホブゴブリンが一連のヴィランズに名義を貸す伏線と思われ、実際その中には新たなユニコーンも存在した。しかし新ユニコーンはクロードがノーマン・オズボーンと戦う場面にも登場しているため、明らかにクロードとは別人である)

ヴィラン UT-01 ウルティモ
▵マスターズ
○ウルティモの「主人たち(マスターズ)」
(ウルティモが〈所属〉するマスターズはチーム名ではなく、ウルティモの創造者、主人という意味のMasters。記事末尾にあるアイアンマンによるハッキングはトニーをこの「主人」に偽装するためのもの)

ヴィラン VA-01 ヴァンプ
[能力、本文]クリスタル・クラブ
○クリスタルのクラブ

(原語ではクリスタレン・クラブ crystalline club。公式事典Captain America: America's Avengerによれば語頭が小文字なので、固有名詞ではなくクラブ(杖)の形容と思しい)

ヴィラン VI-01 バイパー
痕を伸ばした髪で隠している。
痕を伸ばした髪で隠すようになった。
(鏡を直視できない、偽者との区別に使われる等、成人後も顔の傷跡は確かにあると描写されていたが、図版にあるようにこの設定は徐々に無効化していった)
✕さらにバイパーは、ある計画の一環として、
○その中でバイパーは、ある計画の一環として、
(この事件は時系列上はシルバー・サムライ雇用の直後に起きた)
[コラム:ジム・ステランコ]155号ライターも務めた。
○『Strange Tales』155号からライターも務めた。
(誌名が抜けている。Strange Tales Vol.1 #155以降は大半で作・画の両方をこなした)

ヴィラン VI-02 バイパー
※メリエム・ドリュー
(ジェシカ・ドリューの母親は現在ミリアム・ドリュー Miriam Drewとして知られるが、Spider-Woman: Origin Vol.1 #1より前はメリエム Merriemと綴られていたため誤りではない)

ヴィラン WB-01 ウィリアム・バーンサイド
✕ドクター・ファウスト
○ドクター・フォースタス
✕ファウスト
○フォースタス

(名前の由来である戯曲『ファウスト』ではファウスト博士はドイツ語読みでファウスト Faustだが、この場合はラテン語読みに由来する英語読みのフォースタス Faustus)
[コラム]1940年代後半から50年代に発表された『Captain America』
1940年代後半から50年代に発表されたキャプテン・アメリカのコミック
(1954年にCaptain Americaに改題されるまで、当時の誌名はCaptain America Comics。またこの時代には他誌に多く登場しており、単一誌を指すのは適切ではない)

ヴィラン WH-01 ウィップラッシュ
✕イワン・ヴァンコ
○アントン・ヴァンコ(クリムゾン・ダイナモとは別人)
(アントン・ヴァンコはクリムゾン・ダイナモの本名だが、これと別に新ウィップラッシュの本名も同姓同名のアントン・ヴァンコである。
 もともとイワン・ヴァンコという名前はTVアニメ『Iron Man: Armored Adventures(邦題アイアンマン ザ・アドベンチャーズ)』におけるクリムゾン・ダイナモの本名として設定されていた。この名前は映画『アイアンマン2』に輸入され、映画での科学者アントン・ヴァンコの息子としてのウィップラッシュの本名とされた。
 ところがこの映画のタイアップで映画版ウィップラッシュとアイアンマンの戦いを描いたコミックIron Man vs. Whiplash Vol.1 全4号では、ウィップラッシュ自身の名がアントン・ヴァンコに変更される。さらに後にはこのアントン・ヴァンコ版ウィップラッシュも正式に新ウィップラッシュとしてマーベルユニバースに組み込まれた。
 結果的にアース-616には2人のアントン・ヴァンコが存在する)

ヴィラン WN-01 ウィンター・ガード
✕中国のドラゴン(ドラゴン・オブ・ヘブン)の形をしたマンダリンの巨大な戦闘マシンと
○中国のドラゴンの形をしたマンダリンの巨大な戦闘マシン、ドラゴン・オブ・ヘブンと

(文法の誤り)
スーパースクラルと戦った。(…)ウォーマシン(ジェームズ・ローズ)を助け、囚われていたスクラル船から救出したこともある。
スーパースクラルと戦った。(…)ウォーマシン(ジェームズ・ローズ)の囚われていたスクラル船からの脱出を助けてもいる。
(スーパースクラル戦とウォーマシンの脱出は同時に起きた事件。ウォーマシンは独力でスクラル船を脱出したものの、周囲はスクラルの船艦に囲まれ一人では危険な状態だった。これをウィンター・ガードが助けている)
[ヴォストーク]元スプートニクのヴォストークは、
○スプートニクとも呼ばれた
ヴォストークは、
(登場時スプートニクだった名前が途中からヴォストークに変更されている。スプートニクというチームに所属していた訳ではない)

ヴィラン WR-02 レッキング・クルー
ビヨンダーのシークレット・ウォー
ビヨンダーのシークレット・ウォーズ
(シークレット・ウォーはラトベリアで起きた別の事件)
[図版P1右下]『Thor』#418
Mighty Thor』#418
(Thor誌は長年の表紙ロゴに追随する形で#407以降Mighty Thorに改題した)
✕キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース
○ミズ・マーベルことキャロル・ダンバース
(この時点ではまだキャプテン・マーベルを襲名していない)
[図版P2右]『New Avengers』#4
『New Avengers』#46
(誤記)

ヴィラン WW-01 ウィールウィンド
✕レッドスカル
の任務で
○バロン・フォン・ストラッカーを称するアンドロイドの任務で
(Captain America Vol.1 #130でバトロック率いるバトロックス・ブリゲードは謎の「フッド The Hood」(同名の緑頭巾のヴィランとは無関係)から任務を受ける。次号#131でこのフッドの正体が3年前に死んだ (Strange Tales Vol.1 #158) はずのバロン・ストラッカーだと明かされるが、これも10年後にストラッカーを模したアンドロイドだったと判明する (Captain America Vol.1 #247)。本物のストラッカーが死から復活するのはさらに10年後のNick Fury, Agent of S.H.I.E.L.D. Vol.3 #20の出来事)
マスターズ・オブ・イービルに参加するウィールウィンド(右上)。
マスターズ・オブ・イービルの歴代メンバーの中にはウィールウィンドもいる(右上)。
(このヴァル・ゼメキスによるイラストではエンチャントレスらと並んでいるが、実際にはメンバーの入れ替えを繰り返したマスターズ・オブ・イービルにおいてウィールウィンドがエンチャントレスと共演したことは無い。つまりこのイラストはイメージ画であって、ウィールウィンドの経歴の一部ではない)

ヴィラン YC-01 イエロークロー
中国の犯罪王たちを終結させることや、
中国の犯罪王たちを集結させることや、
(誤字)
IDニュートラライザーデバイス
IDパラライザーデバイス
(誤記)
[コラム:もうひとりのイエロークロー]
※モールマンの軍隊

(ここでは巨大な手を持った怪物的な工作員を示し、ファンタスティック・フォーの敵であるモールマンとは無関係(コミックでは主にモールメン Mole Menと呼ばれている)。「モーロイド」の語もモグラ人間といった意味で使われており、地底王国の住人ではない)
✕穴に落ちてしまい、キャプテン・アメリカと彼の戦時中の相棒バッキーとの最後の戦いで、全滅したようだ。
キャプテン・アメリカと彼の戦時中の相棒バッキーとの最後の戦いで穴に落ちてしまい、全滅したようだ。
(順序がおかしい。地下の地割れに落ちたのはクライマックスでの出来事)

ヴィラン ZA-01 ザーコ
✕ソーはアース-6297で世界を支配するマスターマシンと戦い、ザーコが勝った。
○ソーを脅迫したザーコはアース-6297で世界を支配するマスターマシンまで護衛させる。

(ザーコは未来の強力な採掘ロボットで市民を人質にとり、マスターマシンにたどり着くまでの間服従の誓いを立てさせた)
✕別の採掘ロボット
○採掘ロボット
(前記のソーを脅迫した採掘ロボットの類だが、本文ではこれが初登場)
✕タイムツイスターズに追放された。
○タイムツイスターズを阻止する時空改変の影響で追放された。
(時間をさかのぼりながら世界を破壊し続けるタイムツイスターズから自分の支配するアース-7613を守るため、ザーコはソー達に助力を求める。しかし力及ばず世界は滅ぼされたため、彼らはタイムツイスターズが生み出された未来に赴きツイスターズの誕生を阻止した。結果アース-7613は「ツイスターズが現われず滅ぼされなかった未来」アース-7635に分岐し、ザーコが戻った時には独裁者を必要としない安全で強固な社会に生まれ変わっており、ザーコは追放される)
[2P中央キャプション]ザーコとカーンは力を合わせたが、
○ザーコとカーンには共通の敵がいたが、

(このMarvel Team-Up Vol.1 #9~11のエピソードはカーンがザーコの未来世界アース-6297を征服する事から始まる)
世界評議会はザーコを投獄するが、(…)カーンが彼を解放する。ザーコは次に、アース-616の時間軸を混乱させてアベンジャーズを誘拐したものの、カーンが介入してヒーローたちを捕らえた。ザーコは再び挑戦し、捕らえたアイアンマンとスパイダーマンを、
世界評議会はザーコを投獄するが、(…)カーンがこの世界に介入して彼は解放される。カーンは次に、アース-616の時間軸を混乱させてアベンジャーズを誘拐しヒーローたちを捕らえた。ザーコはカーンに挑むため、説得したアイアンマンとスパイダーマンを、
(このエピソードで、ザーコはカーンの支配を覆そうとアイアンマンらを説得し仲間にする。彼らが乗り込んだアース-6297のカーンの要塞にはアベンジャーズが捕らわれていた)
[2P左下キャプション]『Thor』#439
○『Mighty Thor』#439

(Thor Vol.1誌(旧Journey into Mystery Vol.1)は#407~490の間Mighty Thor Vol.1に改題していた。Journey into Mysteryから改題して以来#126~406の間も表紙上はMighty Thorと書かれてはいたが奥付では単にThorで、#407でようやく表題と書誌が一致したことになる。#491以降は表題も書誌もThorに再び改題された)
ザーコが数年後に再び現われると、SHIELDは(…)監禁した。
ザーコが数年後に再び現われた時、SHIELDは(…)監禁していた。
(Indestructible Hulk Vol.1 #11で登場したこのザーコは彼の主張によれば最初にソーと戦う以前のザーコで、彼自身はソーやアベンジャーズらと一度も関わることもないまま10年間監禁され続けていた。つまりこの事件の結果、ザーコは記憶を失って過去に戻りヒーロー達と様々な戦いを繰り広げることになる。ただしこの時期のマーベルユニバースはエイジ・オブ・ウルトロン事件の影響で時空に混乱が生じており、他の解釈の余地もあるだろう)
✕ザーコは、歴史を歪めるクロナーキスツと、時空を超えて戦うハルクに助言するよう強要されるが、
○ザーコはハルクに助言し、歴史を歪めるクロナーキスツと時空を超えて戦うよう強要するが、

[図版右下]時空を超えるクロナーキスツと戦うハルクを助けるよう強要される。
○ハルクに自分と共に時空を超えてクロナーキスツと戦うよう強要する。

(TIME監禁下のザーコはブルース・バナー(ハルク)と面会しクロナーキスツの危険を訴えた。ザーコを伴って戦う事を拒否したバナーだが時間旅行者の言の説得力についに折れることになる)

ヴィラン ZC-01 ゾディアック・カルテル
[図版P2上]パイセス
○ピスケス

(同一項目内でPiscesの表記揺れが起きている)

ヴィラン ZO-01 ゾディアック
✕『Hulk』
○『Incredible Hulk』
✕『Avengers』
○『Avengers: Earth's Mightiest Heroes Vol.2』
✕『Final Crisis: Dance』
○『Final Crisis Aftermath: Dance』
✕『Wildcats 3.0』
○『Wildcats Version 3.0』
(それぞれ誌名が違っている。特に前2誌は実際にHulk誌、Avengers誌が存在するため区別が必要)

ロケーション

ロケーション AM-02 アベンジャーズ・マンションの破壊
✕異星人
ギャザラーズ
○異次元人
ギャザラーズ
(ギャザラーズはマルチバースのアベンジャーズメンバーによるチーム)

ロケーション AM-03 インフィニット・アベンジャーズ・マンション
[コラム]ヤング・アベンジャーズの一員フィネス
○アベンジャーズ・アカデミーの一員フィネス
(当時生徒。フィネスがヤング・アベンジャーズに加入した事は無い)

ロケーション AS-01 9つの世界
[バナヘイム、本文]バナ神族、バナ
○ヴァニル族

(Vanirの表記揺れ。北欧神話の日本語訳ではヴァン神族とも呼ばれる)
[ムスペルヘイム]ウィザードの眼の強大なパワーを利用して、ラグナロクの到来を防ごうと
○ウォーロックの眼の強大なパワーの悪用を止めて、ラグナロクの到来を防ごうと
(ウィザードの眼はWarlock's Eyeの誤記。オーディンの意図は逆で、ウォーロックの眼を悪用し将来のラグナロクを招くとされるハロキンを止めるために、ソーとウォリアーズ・スリーを派遣した)

ロケーション AS-02 都市アスガルド
✕タイタン人
の寺院
○巨人たちの寺院
(Temple of Titansで、このTitanは巨人の意であってタイタン星人を意味しない)
▵ウォーロックの安息所
○魔術師の安息所
(Warlock's Haven。同様にヒーローのウォーロックとは無関係)
オーディンの大きな像
オーディンの大胸像
(Giant Bust of Odin。誤りではないがニュアンスを失している)

ロケーション AT-01 アベンジャーズ・タワー
[アベンジャーズ・アッセンブル!]スティーブ・ロジャース率いる最新のアベンジャーズのメンバーは、脱走したヴィランズを再び捕まえる戦略を練るために、作戦司令室に集結した。
スティーブ・ロジャース率いる最新のアベンジャーズのメンバーは、今後の戦略を練るために、作戦司令室に集結した。
(図版とメンバー紹介はAvengers Vol.4 #1に基づくが、これは結成間もないニューアベンジャーズが初めてスターク・タワーを本拠地としたNew Avengers Vol.1 #3の5年後。コラム前半はこのニューアベンジャーズについて、コラム中盤以降は5年後に新結成されたアベンジャーズについて書かれているとしても、ヴィランズの脱走はニューアベンジャーズの結成の動機であり時系列と合わない)

ロケーション AV-01 アベンジャーズ・アカデミー
※ジャストン・セイファート(その友人でセンチネルのローバーも一緒)
(本来このセンチネルには名前は付けられていない。しかし、アース-15104の未来でのトム・スカイラークのセンチネルことローバーと特徴が一致しているため、このジャストンのセンチネルはローバーの過去の姿ではないかと推測される。従って、このセンチネルをローバーと呼んでも誤りではない)

ロケーション CH-01 クロノポリス
[初登場]『Avengers Annual』#21(1992年10月)
○『Captain America Annual』#11(1992年10月)
(クロノポリスはこの2号およびThor Annual Vol.1 #17、Fantastic Four Annual Vol.1 #25の同時発売された計4冊に登場した。その意味でAvengers Annual Vol.1 #21も誤りではないが、ストーリーの順序で言えばCaptain America Annual Vol.1 #11が最初になる)

ロケーション OL-01 オリンポス
[堂々たる孤高]タイタン人たち
○神々たち

[神々の栄光]タイタン人の彫刻家
○彫刻家の神

[地図]タイタン人たちのエンクレーブ
○神々の包領
✕タイタン人、クロノス
○巨神クロノス
✕タイタン人たちへの反乱
○神々たちへの反乱
[プロメテウス]タイタン人プロメテウス
○巨神プロメテウス

(ギリシャ神話の神々Titansはサノスらタイタン星の出身者Titansと綴りは同じだが意味が大きく異なる。
 また神々が棲まうという「エンクレーブ」は飛び地を意味する。これはオリンポスの都市部からアルテミスの森で分断されている事を指していると思われる)
[地図]インフィニティへの通り道
○無限の通り道

(ハデスとオリンポスを繋ぐPathway of Infinityの事か(地図には別の場所にハデスへの門があるが、マーベルユニバースの設定とは矛盾しない)。これは言うまでもなくコズミック・エンティティのインフィニティとは無関係であり、「〜への」は誤訳)

ロケーション PP-01 プロジェクト・ペガサス
[施設の指導者]無名のHAMMER長官
○HAMMERの無名の施設長
(HAMMERの長官は常にノーマン・オズボーンだったため、これはオズボーンの誤記あるいは「長官」が誤記である)
▵トム・ライトナー博士
○トーマス・ライトナー博士
(他項との表記揺れ。本文中に記載が無いが、彼が変異した超生命体がエヌスマンである)
「エヌス・プロジェクター」の部品の中に潜り込ませた。
「エヌス・プロジェクター」の部品を手に入れるため、施設の中に潜り込ませた。
(ライトナーは部品を入手するための陽動としてサンドラ達を施設に侵入させた)

ロケーション RA-01 ラフト
[ハンマーの一撃]クルース
○クールス

(スペルはKuurth、読みは他項に基づく)
[パープルマン]ディフェンダーズに敗北後、
○デアデビルに敗北後、
(コミックに直接の描写は無いが、ジーン・グレイが語るところではパープルマンを逮捕したのはデアデビル。この時期のディフェンダーズにデアデビルは所属していない)

ロケーション SA-01 スターク・インターナショナル
✕社名をマイダス・インダストリーズに変更する
○社名のスタークをマイダスに変更する
(モルデカイ・マイダスによる2度目の買収は、本文では後に書かれている最初の社名変更「スターク・インダストリーズ」→「スターク・インターナショナル」よりも後の出来事。よってこの時社名は「マイダス・インターナショナル」に変更されている。ただしマイダスによる最初の買収劇はまだスターク・インダストリーズ時代の出来事なので、この位置に書かれている事自体はおかしくない)
[シンシナティ]スターク・インターナショナル
○スターク・インダストリーズ

(この事件もスターク・インダストリーズ時代に起きた)
[コスタ・ディアブロ]スターク・インダストリーズ
○スターク・インターナショナル

(この時点では既に改称後)

ロケーション TR-01 トリスケリオン
✕シニスター・シックス
○アルティメット・シックス

(アルティメット・シックスはマーベルユニバースのシニスター・シックスと対になる存在。言い換えればアルティメットユニバースには「シニスター・シックス」という名称は存在しない)

ロケーション UL-01 ウルトロンのラボ
[ウルトロン・セントラルコア]ウルトロンはさらに恐ろしい真実にたどり着く。
ウルトロンはさらに恐ろしい真実を明かした。
(誤訳か。ウルトロンは全てを知っており、この記憶を消去されたピムに改めて真実を教えている)

テクノロジー

テクノロジー AH-01 アントマンのヘルメット
[初登場]『Tales to Astonish』#27(1962年1月
『Tales to Astonish』#35(1962年9月
(#27はハンク・ピムの初登場だが、ここで説明するヘルメットはピムが#35で再登場するまで発明されていない)

テクノロジー BK-01 アトミック・スティード
[初登場]『Iron Man』#110(1978年5月)
○『Thor』#134(1966年11月)

(前者は2度目の登場)
謎の慈善活動家(インヒューマンとディヴィアントのハイブリッド、メイルストロム
謎の慈善活動家(インヒューマンとディヴィアントのハイブリッド、メイルストロムの父
(この人物はフェイダー)
6世紀の魔術師メイガス
6世紀の魔術師マグナス
(MagusではなくMagnus)

テクノロジー BW-01 ブラック・ウィドウのガントレット
[初登場]『Amazing Spider-Man』#86(1970年7月)
(初めてウィドウのガントレットが武装として登場したのはこれより以前、Tales of Suspense Vol.1 #64 (1965年4月)。しかしこの囲みでは電撃(ウィドウズ・バイト)に多く言及している事から、本来ロープ機能しか無かったガントレットに電撃機能を追加した号を初登場としていると考えられる。その意味では誤りではない)
?最初のブレスレットには少量の劣化プルトニウムが使われており、そのせいでナターシャは生殖能力を失った。
(典拠が見当たらなかった)
[コラム]アルティメット・ユニバースにおけるブラック・ウィドウは、モニカ・チャン・フューリーだった。
○アルティメット・ユニバースにおけるブラック・ウィドウには、モニカ・チャン・フューリーもいた。
(アルティメット・ユニバースにもナターシャ・ロマノワによるブラック・ウィドウは存在した。その死後に登場した新ブラック・ウィドウがモニカ・チャン・フューリーである)

テクノロジー CR-01 クリムゾン・ダイナモ
[赤の末裔の出現]

全高291.9cmの巨体を持つマークⅣからマークⅨアーマー
全高281.9cmの巨体を持つマークⅣ-Ⅹアーマー
(甚だしい誤り。ハイフン記号を〜記号と誤訳したと思われるが、このアーマーは5体あったのではなく、Ⅳ-Ⅹ4-10型の1体のみ。全高は9フィート3インチ)
[図版右上]上から時計回り:アーサ・メジャー、ダークスター、レッドガーディアン、クリムゾン・ダイナモ。
○ソビエト・スーパーソルジャーズとピープルズ・プロテクトレイトの流れをくむウィンター・ガード。

(この図はDarkstar and the Winter Guard Vol.1 #1の表紙イラストで、ここに登場するダークスター、レッドガーディアン、クリムゾン・ダイナモは本文に登場する同名ヒーロー/ヴィランとは別人。クリムゾン・ダイナモの搭乗者はガリーナ・ネミロフスキー)
レッドガーディアン(ジョセフ・ペルカス)、ファンタズマ、ペルン、ボストーク
レッドガーディアン(ジョセフ・ペトカス)、ファンタジア、ペルン、スプートニク
(レッドガーディアンのスペルはJosef Petkus。キャラクターの紹介として誤りではないが、ファンタズマとボストークは改名後の名前で当時は異なる)
[赤の連なり]
✕マークⅠ&Ⅱ
:アントン・ヴァンコ
○マークⅠ:アントン・ヴァンコ
(ヴァンコがマークⅡを開発したのは事実だが、図と紹介文には合致せず不適切)
[マークⅣ-Ⅹ]全高291.9cm、重量567kgのマークⅣ〜Ⅹは、
全高281.9cm、重量567kgのマークⅣ-Ⅹは、
(前述)
[マークⅣ-Ⅹ]科学者ルシア・フォン・バルダスの手で
ルシア・フォン・バルダスの科学者によって
(ルシア・フォン・バルダス自身は為政者)
✕未分類:ゲンナジー・ガヴリーロフ
○マークⅡ:ゲンナジー・ガヴリーロフ
(解説はマークⅡ用ヘルメットと機体を別バージョンのものとしているが、同一のもの。アントン・ヴァンコはセキュリティ面から操作系と機体を別の場所に配置していた)
[ゲンナジー・ガヴリーロフ]重量574.7kg
重量512.6kg
(1130ポンドの誤記)

テクノロジー DR-01 ドレッドノート
[金属対金属]ステファニー・デ・ラ・スピノザ
ステファニー・デ・ラ・スピロザ
(スペルはStephanie de la Spiroza)

テクノロジー FR-01 フリーダム・フライト
[見出し]FREEDOM FLIGHT
○FREEDOM'S FLIGHT

(正式名称。日本語訳で「's」を省略する事は珍しくなく、カタカナで「フリーダム・フライト」と書くこと自体は誤りにはあたらない)

テクノロジー FW-01 ファルコンの翼
[ホロウィングのアップグレード]『Captain America and the Falcon』#6(2004年8月
『Captain America and the Falcon』#6(2004年10月
(カバーデイト。リリースデイトとしては正しいが、不統一)

テクノロジー GN-01 グングニル
[諸元欄]コードネーム:ウェポン・マイナス
○所属:ウェポン・マイナス
アイアンネイルがウェポン・マイナスを盗む
アイアンネイルがウェポン・マイナス計画の成果を盗む
(グングニルの別名がウェポン・マイナスと言うよりは、目的欄にある通りウェポン・プラス計画の安全装置として準備された計画全般がウェポン・マイナスであり、そのうち一プロジェクトがグングニルだった。ドクター・マインドバブルもウェポン・マイナスの一つである)
✕167人のエージェント
○166人のエージェント
(誤記。劇中マリア・ヒルが「hundred and sixty-six agents」と表現している。合わせて示されたニュークの死体を誤って足したのだろうか)

テクノロジー GU-01 ガーズマン
[誰がガーズマンを守るのか?]悪のスパイ組織の首領
○ヴィランのスパイマスター

(誤りではないが、訳す必要が無い)
[ガーズマンの変遷]犯罪者ミダス
犯罪者マイダス
(Midasの表記揺れ)

テクノロジー HH-01 HAMMERヘリキャリア
[初登場]『Captain America: Reborn』#1(2009年9月
○『Dark Reign: Elektra』#1(2009年5月
(誤記)
[ヘリキャリア潜入]ノーマン・オズボーンの超人クローン
ノーマン・オズボーンの取り巻き超人
(crony(ぐる、取り巻き)の誤訳か)
[アスガルド包囲攻撃]自分をグリーン・ゴブリンへと変身させた血清を
○セントリーを変身させた血清とされるものを

(少なくともノーマンはセントリーに、かつて最初にセントリーの能力を発現させた血清だと太鼓判を押している。一方でノーマンがそれをどうやって再現したのかは説明も描写も無いし、実際に再現に成功していればそれほどの強力な血清をノーマンが悪用しないはずもないので、これが事実とは考えにくい。だとすれば、その正体がゴブリン血清だったと解釈する事も確かに可能ではあるが、それも究極のパワーを持つセントリーに対してあまりに不用意な措置ではないか?
 かつてセントリーがウェポンX計画のコントロール下で、定期的に投与される血清(と称されるただの生理食塩水)で能力が維持できていると信じ込まされていた事から考えれば、この時も同様にセントリーに「パワーを取り戻したと思い込ませる」偽薬としてノーマンが本来効果の無い偽の血清を与えていたとするのが自然ではないだろうか)

テクノロジー IA-01 アイアンマン 兵器庫
[見開き・子見出し]ハルクバスター アーマー(マーク2
ハルクバスター アーマー(モデル36
[見開き]ハルクバスター マーク2は、初代アーマーから
○3体目のハルクバスターは、2体目のアーマーから
[見開き]初代ハルクバスター
○2体目のハルクバスター
[ハルクバスター・アーマー]公式なマーク2
○新型アーマー

(ここではアイアンマン・アーマーのそれぞれモデル13をハルクバスターのプロトタイプ、モデル31をマーク1/初代、モデル36をマーク2と呼んでいるが、正式な呼称ではない)
[ハルクバスター・アーマー]ハルクがタイムズ・スクエアで暴走するまで
○アーマーがタイムズ・スクエアで暴走するまで
(ハルクは無関係。このモデル31はホー・インセン教授の息子の陰謀により暴走した)
[見開き・子見出し]スペースバスター アーマー(マーク3)
○スペース
アーマー(モデル45)
[子見出し]スペースバスター・アーマー
○スペース・アーマー
[スペースバスター・アーマー]3体目となる宇宙仕様のスーツ
○4体目となる宇宙仕様のスーツ
(このタイプのアーマーは一般にスペース・アーマーと呼ばれる。宇宙仕様のアーマーはこのモデル45以前にはモデル5・10・18の3体があり、「マーク✕」という呼称は正式名称ではない)

テクノロジー IR-05 アイアンマン
✕このアーマーと、アース-1610のバージョンのトニーは、
この次元におけるアニメ番組のキャラクターにすぎないことが、のちに判明する。真のトニー・スタークは、
○このアーマーとトニーは、
この次元におけるアニメ番組のキャラクターにすぎないことが、のちに判明する。真のアース-1610のバージョンのトニー・スタークは、
(アース-1610におけるアイアンマン/トニーの存在が否定されたわけではない。従来アース-1610のアイアンマン/トニーと読者に思われていたキャラクターと物語(の一部)が、アース-1610に”実在”するアイアンマン/トニーをモデルにした劇中劇だと再設定された事を示す。
 そもそもアルティメット・ユニバースにおけるアイアンマンの初登場号はUltimate Marvel Team Up Vol.1 #4~5 (2001年7~8月)で、ここでは成人後にテロリストに捕らえられアーマー開発を強要され、逆にアーマーを身に着けヒーローの第一歩を踏み出すという従来のアイアンマンに近いオリジンが語られており、これを基にしてUltimates Vol.1 (2002~2004年) 等の主要誌にアイアンマンが登場していた。
 しかし初の主役誌Ultimate Iron Man Vol.1 (2005~2006年)および続編Ultimate Iron Man II Vol.1 (2008年)では、本文にあるようにトニーの先天性疾患を補うため幼少期からアーマーを纏っていたという大きく違うオリジンに変更される。この矛盾については、公式キャラクター事典Official Handbook of the Ultimate Marvel Universe: Ultimate X-Men-Ultimates 2005で「幼少時からハワード・スタークらが開発したアーマーを使用し、成人後テロリストに拘束されたトニー自身が新規にアーマーを再開発した」という解決が示された。
 しかしさらに後に、アルティメットユニバースを展開する上でトニーの先天性疾患の設定は不要だと編集部に判断され、Ultimate Avengers vs. New Ultimates Vol.1 #2 (2011年5月)において「劇中のテレビの中で『カートゥーン』としてUltimate Iron Man版のアイアンマンの活躍が描かれる」という表現でさりげなくUltimate Iron Manシリーズは劇中劇だったと後付けされた。この「アニメ番組」の世界はアース-55921と設定される)
[ヒーローズ・リボーン]レベル・ライリー
○レベル・オライリー

(スペルはRebel O'Reilly)

テクノロジー MZ-01 マンドロイズ
[図解]オムニマム
○オムニウム

(スペルはOmnium)
✕チェト・マニングCEO
○ウォルター・デクランCEO
(同じくマンドロイド・アーマーを利用したAIM幹部チェト・マッデンとの混同か)
[マンドロイド乱闘!]マグナス・モーゼズ
○モーゼス・マグナム

(誤記)

テクノロジー NG-01 ニードルガン
[図版P2左下]フューリーはニューアベンジャーズにライフルの照準を合わせたものの、彼らとチームを組むことになる。
フューリーにとってニューアベンジャーズはライフルの照準を合わせるような監視対象だが、彼らとチームを組むこともある。
(この図はNew Avengers Vol.2 #9の表紙だが、劇中ではライフルで狙う事はおろか互いに姿を見ることすらない。これはニューアベンジャーズとニックの双方が登場するという内容のイメージ画でしかない)

テクノロジー QJ-01 クインジェット
[初登場]『(Original) Avengers』#61
○『Avengers』#61(1号機)
(Original Avengersというタイトルのコミック誌は無い。恐らくクインジェットの初代機を指したoriginalを誌名と混同している)
XL-750ロケット・ハンター
XL-750ハンター・ロケット
(XL-750 ハンター・ロケット・プレーン。他に「ロケット・プレーン」や「ハンター・プレーン」とも呼ばれており、ハンターという愛称のロケット飛行機プレーンと考えるのが自然である)

テクノロジー QJ-02 クインジェットⅡ
XL-750ロケット・ハンター
XL-750ハンター・ロケット
(前項参照)
インフィニティ・クルセイドという出来事のために、
○それ以前にもインフィニティ・クルセイドという出来事のために、
(クインジェットⅡの初登場を前PではNew Avengers Vol.1 #4としているが、インフィニティ・クルセイドはその12年前の事件であり、ここでクインジェットⅡの改造型のように紹介するのは誤り)

テクノロジー RR-01 レッド・ローニン
[図版 概要P]
(この図版のレッド・ローニンの顎部に、製版上のミスと思われる「5」の字が乗っている。もちろん原画にこの字がある訳ではない)
※現代によみがえった巨大恐竜
(すぐ横の初登場欄に『Godzilla』とある事からも分かる通り、この恐竜とは特撮映画で知られるゴジラの事。マーベルコミックと東宝の契約切れの影響か、ここでは名前が出て来ない)
[ステイン&フジカワ]ステイン・インダストリーズ
ステイン・インターナショナル
(劇中の表現による)

テクノロジー SA-01 サタン・クロー
※アイアンマンと戦った。

(コミックに無い描写だが、バイロン・プレイス社の小説Iron Man: The Armor TrapとSpider-Man and Iron Man: Sabotageに基づくと思われる。マーベルの公式な許諾を得た同社の小説シリーズは、マーベルユニバースの一部として機能するとされる)
[コラム:ブラックキャット]極小国家Zガンボ
極小国家ズーガンボ
(スペルはZ’gambo。この国はヘブンの7つのキャピタル・シティの一部で、同じシティのK’un-Lunを「Kウンルン」ではなくクンルンと読むように、ズィガンボやズーガンボと読むのが正しいと思われる。ここではマーベルナイツ〜ヒーロー PI-01 プリンス・オブ・オーファンズの項の表記に従った)

テクノロジー SC-01 サーペント・クラウン
[コラム]ある並行宇宙においては、アベンジャーズはその世界版のサーペント・クラウンを信奉する秘密結社の企みを阻止している。のちに、ロクソン・オイルの社長ヒュー・ジョーンズが、自分の持っているクラウンを、
○並行宇宙アース-712においては、アベンジャーズはその世界版のサーペント・クラウンを信奉する秘密結社サーペント・カルテルの企みを阻止している。のちに、ロクソン・オイルの社長ヒュー・ジョーンズが、このクラウンを手にし、
(最初の文に固有名詞が登場せず、次の文との繋がりも書かれていないため非常に曖昧な文章になっている)

テクノロジー SL-01 ライフ・モデル・デコイ
[ライフ・モデル・ダイヤモンドバック]『Captain America: Disassembled』#31
○『Captain America Vol.4』#31
(表紙ロゴにはDisassembledの字があるが、これはAvengers: Disassembledイベントに際してタイイン誌の印として付けられたもので、Captain America誌のタイトルは変更されていない。当時のAvengers誌が表紙ロゴにDisassembledとあっても誌名を変更してはいないのと同様である)
[日常に潜む]『Secret Warriors: God of Fear, God of War』#8
『Secret Warriors』#8
(上記と同様に、God of Fear, God of Warはストーリーアーク名であって誌名ではない。Secret Warriors Vol.1は最終号を除いて常に表紙ロゴにストーリーアーク名が添えられていた)

テクノロジー SZ-01 スーパーアダプトイド
▵それから、HAMMERを介して、
スーパーアダプトイドの能力を手に入れた。
○その後権力の座を追われたものの、脱獄したオズボーンは犯罪組織化したHAMMERを介して、スーパーアダプトイドの能力を手に入れた。
(間が大きく抜けている。超人登録法施行期にノーマン・オズボーンはHAMMER長官の座に就くも、アスガルド包囲事件の失敗によって投獄。HAMMERは解体され超人登録法も廃止された。その後オズボーンは犯罪組織として再編された新生HAMMERに接触、脱獄する。スーパーアダプトイド化するのはこの先になる)
✕ビジョン、ルーク・ケイジ、ガンマ線で強化されたレッドハルクを含む、ダークアベンジャーズを手中に収める。
○新たなダークアベンジャーズを結成すると、ビジョン、ルーク・ケイジ、ガンマ線で強化されたレッドハルクの能力を手中に収める。
(前記のHAMMER解体に従いダークアベンジャーズも崩壊したが、新HAMMERに迎えられたオズボーンはメンバー一新したダークアベンジャーズを再結成する。しかしこのメンバーにビジョンらがいた訳ではなく、オズボーンは敵対した彼らの能力をスーパーアダプトイドとして吸収した)
✕彼は超人たちとの衝突で圧倒され、
○彼は吸収した超人たちのパワーの衝突に圧倒され、
(相反する能力を吸収するとスーパーアダプトイド化した体が耐えられなくなるというのがオズボーンの弱点であり、ニューアベンジャーズらはこの弱点を突くために一斉攻撃を行なってあえて能力を吸収させた)
彼の力を吸収し、コスチュームを模倣して“フリップサイド”になった。スパイダーマンとエイリアン・シンビオートであるヴェノムの常軌を逸したハイブリッドとなったフリップサイドは、
彼の力を吸収し、そのコスチュームからスパイダーマンとエイリアン・シンビオートであるヴェノムの姿を模倣して“フリップサイド”になった。常軌を逸したハイブリッドとなったフリップサイドは、
(フリップサイドの姿は初代スパイダーマンとヴェノムを模倣したもの。休眠状態で過去のデータしか持たないアダプトイドにはスパイダーマン2099に合致するデータが無かったため、データの中で近似する二人のコスチュームを合成した)

テクノロジー TM-01 チタニウムマン
[エメラルド色の幽霊]イワン・ヴァンコ
○着用者のグレムリン(コンドラティ・トポロフ)
✕ヴァンコの幽霊
○トポロフの幽霊
(甚だしい誤り。イワン・ヴァンコはアニメ版・ゲーム版・実写映画版にしか存在しないキャラクターであり、チタニウムマンではなくクリムゾン・ダイナモあるいはウィップラッシュである。コラムは新たなチタニウムマンという説明無く唐突に名前が出て来ており、チタニウムマン=ボリス・ブルスキーとして書かれた本文とそぐわない)