マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ (5.マーベルナイツ)
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マーベルナイツ
オーバービュー
オーバービュー AD-02 ディフェンダーズのはじまり
✕[取り巻く人びと]タイタン人のゼムヌ
○ゼムヌ・ザ・タイタン
(Xemnu the Titan。この場合のタイタンは「巨人」を表わし、ゼムヌがタイタン星出身という意味ではない)
オーバービュー AD-04 ディフェンダーズ 入れ替わりの激しいチーム
▵[スコードロン・シニスター]ウィーザー
○ウィザー
(Whizzerの表記揺れ)
オーバービュー AD-04 ディフェンダーズ アンダイイング・ワンズ
※[ハーモニカ・オブ・デスティニー]デスティニー・フォースが具現化したもの
(劇中ではこの「デスティニー」はコズミック・ビーイングのような人格を持った力として描かれており、後にリック・ジョーンズが行使したデスティニー・フォースとの関連は疑わしい。とは言え、同一のものと解釈することも可能ではあり、誤りには含まれない)
オーバービュー AD-05 ディフェンダーズ サンズ・オブ・ザ・サーペント
▵[取り巻く人々]トリクシー・スター
○トリッシュ・スター
(他項との表記揺れ)
オーバービュー AD-06 ディフェンダーズ ヘッドメンとボゾス
▵[ハワード・ザ・ダック]「アメリカよ、本気になれ!」というスローガン
○「アメリカよ、覚悟しろ!」というスローガン
(有名なハワードのスローガン「Get Down, America」の訳を可能なかぎり穏当かつスローガンらしく汲んだと思われるが、ハワードにこのような啓蒙的な意図があったとは考えにくい。これは本来get downの当たり前の意味通りに敵対的な表現であり、およそ大統領選のスローガンらしくないからこそジョークとして成立するのだと思われる)
▵[ヘッドメン]ジェリー・モーガン
○ジェロルド・モーガン
(表記揺れだがジェロルドの愛称がジェリーであり、アベンジャーズ ヴィラン HM-01 ヘッドメンの項では併記されている)
▵[取り巻く人々]ルドバーダイツ
○ルドベルダイツ
(Ludberditesの表記揺れ)
オーバービュー AD-06 ディフェンダーズ 悪党たちの出現!
▵[エッグヘッド]ソラー
○ソラール
(Solarrの表記揺れ)
▵[ジャック・ノリス]ニック・フューリーに拉致されたが、別のフューリーには仕事を打診された。
○ニック・フューリーに拉致されたはずが、本物のニックに仕事を打診された。
(同ページにジェイク・フューリーがいるため誤解を招くが、ノリスを拉致したのはニック・フューリーを騙ったマックス・フューリー。この事件の後、本物のニックがノリスをSHIELDにスカウトする)
オーバービュー AD-07 ディフェンダーズ 新たな神々と原子の悪夢
▵[取り巻く人々]リンジャー
○リンガー
(Ringerの表記揺れ)
オーバービュー AD-07 ディフェンダーズ ゼノジェネシス
✕[デビルスレイヤー]リーパー・オブ・ソウルズは彼の訓練を裏切った。
○彼ことリーパー・オブ・ソウルズは訓練を受けた組織を裏切った。
(前後関係が分かりづらい文章だが、リーパー・オブ・ソウルズはデビルスレイヤーの異名で、元はカルト・オブ・ハーベスター・オブ・アイズに所属していた)
▵[取り巻く人々]ハーベスター・オブ・アイズ
○カルト・オブ・ハーベスター・オブ・アイズ
(省略にせよ、表記揺れしている。Cult of the Harvesters of Eyesを「ハーベスター(ズ)・オブ・アイズを名乗る集団による教団」と解釈する事は可能で(事実単にハーベスターズ・オブ・アイズと呼ばれる事もある)、誤りではない)
オーバービュー AD-08 ディフェンダーズ・フォー・ア・デイ
✕[トーピード]元サッカー選手
○元アメフト選手
(footballの誤訳)
オーバービュー AD-08 ディフェンダーズ コスチュームを着たカオス!
✕[ハリコフ将軍]プレザンス
○プレゼンス
(誤字)
オーバービュー AD-09 ディフェンダーズ ヴァルハラのヴァルキリー
▵[ヘラ]ヒロイック・デッド
○死せる勇者たち
(特定の人物のコードネームではない)
オーバービュー AD-09 ディフェンダーズの最期?
▵[取り巻く人々]アライズン・ティルク
○アリセン・ティルク
(Arisen Tyrkの表記揺れ)
▵[ルナティック]ティルク・フラグメント。
○ティルクのかけら。
(本名という訳ではない)
オーバービュー AD-10 ディフェンダーズ 世界大戦
✕[図版ミスター・ローゼンブラム]
(この人物はインクエスト審問会の名も無き証言者で、審問会とローゼンブラムは無関係。本物のローゼンブラムは眼鏡と髭の恰幅の良い中年男性である)
オーバービュー AD-11 ディフェンダーズ シックス・フィンガード・ハンド
✕[クレア]ディフェンダーズをだまして地獄におびき寄せた。
○ディフェンダーズを地獄におびき寄せるためだまされ捕らえられた。
(誤訳か)
オーバービュー AD-18 ディフェンダーズ オーダー
✕カーズ
○オーダー
(呪い curseにかけられた初代ディフェンダーズはオーダー Orderを自称した)
オーバービュー AD-19 アルティメット・ディフェンダーズ
▵ソーをヴァルハラから連れ戻すために、彼女に命を与えた
○ソーをヴァルハラから連れ戻すために、彼女の命を与えた
(誤字か。ヴァルキリーはUltimate New Ultimates Vol.1 #3で、死に身を任せることでヴァルハラのヘラに囚われたソーを解放した)
オーバービュー AD-20 最後のディフェンダーズ
(解説は未来と現在の時制・時間軸が入り交じっているが、これはラスト・ディフェンダーズ Last Defendersが「未来から現在に来たチームであり、現在で結成されたチームでもある」というタイムパラドックスによるもので、文法的誤りではない。
イニシアティブ版ディフェンダーズ解散の後、アース-89125の未来から現代にやって来たラスト・ディフェンダーズはカイルを救って再び未来に戻る。物語の最後でカイルはその未来を実現させるためラスト・ディフェンダーズを結成した)
オーバービュー MA-01 マギア
✕[シルバーメインファミリー]「シルバーバック」という異名
○「シルバーメイン」という異名
(よく類似したキャラクターではあるが、シルバーバックと呼ばれたのはMC2ユニバースのシルビオ・バラッカ)
オーバービュー PO-01 パワーレス
※スーパーヒーローのいない世界
(言うまでもないが、この物語の舞台はマーベルユニバースとは別次元。本文はこのアース-40081のウィリアム・ワッツがなぜマーベルユニバースの知識を持っているかの「オチ」については言及せず、2P目の図版で暗示するにとどめている。この図は劇中では鏡に映ったワッツで、すなわち「ワッツ Watts」=「ウォッチ Watch」、彼はこの世界の「超能力を持たないウォッチャー」だったということが暗に示されている)
✕[コラム:ピーター・ジョンソン]ワンダフル・サウンド・アンド・ビジョン
○ワンダーランド・サウンド・アンド・ビジョン
(誤記)
ヒーロー
ヒーロー AR-01 ARMOR
✕[初登場]
○『Marvel Zombies 3』#1(2008年12月)
(キャプションが無いため号数が分からない)
ヒーロー AT-01 エージェント
▵[初登場]『Marvel Graphic Novel: The Agent』
○『Marvel Graphic Novel: Rick Mason, The Agent』
(正式題)
✕南アフリカのコスタ・ブラバ
○南アメリカのコスタ・ブラバ
✕香港と南アフリカの事件は
○香港と南アメリカの事件は
(コスタ・ブラバは南アメリカ大陸にあるとされる架空の国)
✕[コラム:ジェームズ・D・ハドナル]のちにグラフィックノベル『The Agent』を引き継いだ。
○のちにグラフィックノベル『The Agent』を手がけた。
(このMarvel Graphic Novel: Rick Mason, The Agent Vol.1 #1は読切かつエージェントの初登場号であり、誰かから引き継いだものではない)
ヒーロー BI-01 バイブル・ジョン
✕[主な敵]マギア、ドワイト・パーセル(FBI)
○ドラキュラ、マリー・ラビュー、ディーコン・フロスト
(これらはビッグ・ベン・ドノバンの敵でありバイブル・ジョンとは無関係)
✕ジョンは、自分がブレイドと力を合わせ、復活したばかりの吸血鬼王ドラキュラがニューヨークを修羅場に変えるのを阻止する予知夢を見た。ジョンはブレイドを探し出すが、
○ジョンは、復活したばかりの吸血鬼王ドラキュラがニューヨークを修羅場に変える予知夢を見た。阻止するため力を合わせようとジョンはブレイドを探し出すが、
(本文末「予知夢が実現するのを防いだ」と矛盾する記述。実際の夢は前出のナイトストーカーズ壊滅の幻視と連続するものの、予知自体の中にはジョンもブレイドも登場せずドラキュラがニューヨークを地獄絵図に変えている。ジョンはこの実現を阻止するために、幻視したナイトストーカーズの生き残りであるブレイドを訪ねた)
ヒーロー BK-01 ブラックウルフ
✕[初登場]全9号のシリーズ
○全10号のシリーズ
(誤記)
ヒーロー BL-01 ブレイド
✕[初登場]ブレイドは (…) 吸血鬼の王に木の杭を打ち込んだ。
○ブレイドは (…) 吸血鬼の王に手痛い一撃を与えた。
(この号でブレイドの攻撃は物理的にはドラキュラに当たっていないし、木の杭を使ってもいない。比喩表現か?)
✕[コラム:ジーン・コーラン]1973年から『Tomb of Dracula』の連載を開始した。
○1972年から『Tomb of Dracula』の連載を開始した。
(コーランがペンシラーを務めたTomb of Dracula Vol.1 #1は1972年刊)
ヒーロー BL-02 ブレイド
✕ハンニバル・キング刑事
○探偵ハンニバル・キング
(私立探偵 private detectiveと刑事 detectiveとの誤訳か)
▵ヴァーネイ
○ヴァルネ
(Varnaeの表記揺れ)
ヒーロー BL-03 ブレイド
▵ノスフェラトゥと関わりのある、伝統的な吸血鬼
○一般にノスフェラトゥとも呼ばれる、伝統的な吸血鬼
(マーベルユニバースの吸血鬼ノスフェラトゥ個人とはあまり関係が無い)
✕自分自身の手を噛むことを選んだ。
○自分自身の手を噛みちぎることを選んだ。
(前後の文脈からは自分の血を吸うようにしか読めないが、手錠を外すために手首を切り落としている。次ページ参照)
ヒーロー BL-04 ブレイドとヴァンパイアハンターズ
✕彼女は結局、ひとりで生きることを選んだ。
○彼女は結局、自ら死を選んだ。
(甚だしい誤り。かろうじて肉体的に回復したエリザベスだったが同時にドラキュラの恐怖がフラッシュバックし、直後に命を絶っている)
※[コラム:ノア・ヴァン・ヘルシング]生き延びたのは、ブレイドとテリング・ストーンだけだった。
(このエピソードの出典である全4号のミニシリーズTomb of Dracula Vol.4では奇妙な作画ミスが起こっている。#1と#2~4との間で、ネイティブ・アメリカンの呪術師ルーカス・テリング=ストーンと神学者のエンツォ・フェラーラのキャラクターデザインが入れ替わっているのである。このいずれが正しいのか特に説明が無かったため、#4で運良く爆心地から離れた場所にいたため生き延びたこの人物が、エンツォなのかルーカスなのか断定は難しい。
主要人物のデザインを完全に取り違えるというのは珍しいケースだが、#1でのノアが語る各人の紹介と作画が微妙に食い違っている所を見ると、おそらく編集上のミスで本来エンツォを紹介するセリフがルーカスのページに、逆にルーカスを紹介するセリフがエンツォのページに配されてしまったと思しい(ビル・シンケビッチによる#1の表紙でも、劇中エンツォとして紹介されている人物がここではネイティブ・アメリカン風に描かれており、セリフの配置ミスを裏付けている)。
そう考えるならば、#4で生き延びた人物は(#1でエンツォと“誤って”紹介されたデザインであるため)ルーカスだったと言えるだろう。またこの人物は#4でのセリフ上は常にルーカスとして描写されており、少なくともライターの意図としては生き延びたのはルーカスの方だったと考えられる)
ヒーロー BL-05 ブレイド
✕自分自身の手を噛むと、
○自分自身の手を噛みちぎって、
(掛けられた鎖から自由になるために手首から先を噛みちぎっている。吸血ではない)
ヒーロー BN-01 ブライド・オブ・ナイン・スパイダーズ
✕ヒマラヤに呼び出される
○北京に呼び出される
(誤記)
ヒーロー BR-01 ブラザー・ヴードゥ
[コラム:ジャン・マルク・ロフィシェル]
▵『Doctor Strange』
○『Doctor Strange, Sorceror Supreme』
(Doctor Strange Vol.2の後継誌として創刊されたチームアップ誌Strange Tales Vol.2のさらに後継誌がDoctor Strange, Sorceror Supreme Vol.1であり、一連のシリーズではあるものの適切な表記とは言えない)
✕付録記事
○巻末話
(ロフィシェルらによる"The Book of the Vishanti"はコミックであり、文章記事ではない)
▵映画の脚本
○TVアニメの脚本
(メビウスのコミック、The Airtight Garageアニメ映画版の脚本を手がけたのは事実だが、公開には至らなかった。実際のロフィシェルのフィルモグラフィはテレビアニメに限られる)
ヒーロー BR-02 ブラザー・ヴードゥ
✕[図版P2右下]『New Avengers Vol.2』#7
○『New Avengers Vol.2』#6
(誤記)
ヒーロー BU-01 ベン・ユーリック
✕[図版P2上]1980年3月
○1980年5月
(誤記)
ヒーロー BZ-01 アルティメット・ブレイド
✕[初登場]『Ultimate Spider-Man』#63(2004年10月)
○『Ultimate Spider-Man Special』#1(2002年7月)
✕[スタッフ]ペンシラー:マーク・バグリー|ペン入れ:スコット・ハンナ|カバー:マーク・バグリー&リチャード・イザノーブ
○画:ダン・ブレレトン|カバー:マイケル・ゴールデン
(誤記。Ultimate Spider-Man Vol.1 #63は二度目の登場回であり、書影も誤りとなる。なお、このUltimate Spider-Man Special Vol.1 #1は総勢26名のアーティストが別々の数ページを担当するという特別号で、このまま表記すると膨大なスタッフ欄になるのだが、ここではブレイドが登場するページを担当したダン・ブレレトン Dan Breretonの名前だけ記載した)
?[身長、体重、POWER GRID]
(出典を確認できなかった。恐らくこのバージョンのブレイドにはこれらの設定は本来存在せず、マーベル・ファクト・ファイルでは代わりに本家アース-616のブレイドの設定を書いているのではないか)
ヒーロー CA-01 カダバー
✕[初登場]カバー:ロン・リム&キース・エイトケン
○カバー:ロン・リム&キース・エイケン
(Keith Aikenの誤記)
※ドクター・ストレンジのクローン
※ストレンジのクローン
※ストレンジは興味を失って
(紛らわしいが、上2つのクローンと最後の「ストレンジ」は同一人物。このドクター・ストレンジの魔術的クローンはその名も「ストレンジ」と呼ばれていた。後に「パラドックス」に改名される)
※ヴィシャンティに永遠の眠りを与えてもらったのかもしれない。
(シビル・ウォー直後のCivil War: Battle Damage Report Vol.1 #1では、トニー・スタークによるヒーロー調書の中でカダバーが「(イニシアティブに)採用見込みあり」と記されている。この時期カダバーがひそかに活動を再開していたのか、それともトニーの調査網といえどカダバーが永遠の眠りについた事までは分からなかったのか、あるいは単なる編集部のミスは定かでない)
▵[コラム:サイモン・ロングリー]クロークのマントからダーク・ディメンションに落ちると、体の膨張と満たされることのない空腹が(つかのま)消えた。
○クロークのマントからダーク・ディメンションに落ちた後ダガーに救われると、体の膨張と満たされることのない空腹が(つかのま)消えた。
(一旦はクロークのマントに閉じ込められたものの、ダガーの温情でダークフォース・ディメンションから解放され、ダガーのライト・フォースを与えられている)
ヒーロー CB-01 コード・ブルー
✕[初登場]『Thor』#426
○『Mighty Thor』#426
(長らく表紙ロゴが「The Mighty Thor」だったThor誌は#407以降Mighty Thorに改名されていた。これは#490まで続く)
ヒーロー CD-01 クローク&ダガー
※[出身]オハイオ州クリーブランド、シェイカー・ハイツ
(マーベル公式サイトでもこのように記述されているが、実際はクリーブランド市もシェイカー・ハイツ市もオハイオ州カヤホガ郡の中にある隣り合った市であって、クリーブランドがシェイカー・ハイツを内包している訳ではない。マーベルユニバースでは異なるのか、それとも「クリーブランド市近郊のシェイカー・ハイツ市」という意味なのかは不明)
✕ダークホース・ディメンション
○ダークフォース・ディメンション
(誤字)
▵[コラム:リック・レオナルディ]1984年のリミテッドシリーズ『Secret Wars』
○1984年のリミテッドシリーズ『Marvel Super Heroes Secret Wars』
(2015年のSecret Wars Vol.1とは別のシリーズだが、1984年とある以上自明なので省略として誤りではない)
ヒーロー CD-02 クローク&ダガー
▵サンスポット、ウルフスベイン、ドクター・ドゥーム、ビヨンダー、サノスといった恐るべき敵
○薬物で狂わされたサンスポットとウルフスベイン、ドクター・ドゥーム、ビヨンダー、サノスといった恐るべき敵
(名だたるヴィランと並んでヒーロー2名がいるのは、敵に捕らえられ薬物で自我を失った事件のため)
ヒーロー CH-01 チェイスト
✕[初登場]『Daredevil』#189(1982年12月)
○『Daredevil』#187(1982年10月)
(誤記。横の図版も誤り)
ヒーロー CM-01 チャンピオンズ
✕ロサンゼルス大学
○カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(いわゆるUCLAの誤記)
✕スパイダーマン、アイアンマン、(…)たちと力を合わせ、名声を獲得した。
○アイアンマン、(…)たちと力を合わせ、名声を獲得した。
(スパイダーマンとチャンピオンズが共闘したのはChampions Vol.1が打ち切られストーリー上も解散状態となった後の事で、それも登場したのはアイスマンとエンジェルの2名のみ)
ヒーロー CO-01 コリーン・ウィング
✕[出身]アメリカのどこか
○不明
(各種公式キャラクター事典による。マーベル公式サイトによれば日本)
✕[主な敵]チョウ・チェン
○ゾウ・チェン
(Zhou Chengの誤記か)
▵[瞳の色]グリーン
○ブルー
(確かにグリーンに塗られているカットも多いのだが、設定上はブルーとされる)
✕アメリカで生まれたが、
○[削除]
(前述)
✕ヒーローズ・フォー・ハイヤーのメンバーであり、スパイダーマンと一緒に働いたこともあった。
○ヒーローズ・フォー・ハイヤーの協力者であり、スパイダーマンと一緒に働いたこともあった。
(文脈からアイアンフィストとパワーマンによる初代ヒーローズ・フォー・ハイヤーもしくはオラクル社による2代目ヒーローズ・フォー・ハイヤー
と思しいが、コリーンはどちらにも所属していない。初代の時点でコリーンはナイトウィング・レストレーションズに所属しており、立場としては「協力者」が適切。なおスパイダーマンと共闘した件はMarvel Team-Up Vol.1 #64を指すと考えられるが、この時点では初代ヒーローズ・フォー・ハイヤーはまだ結成されていない)
[コラム:ラリー・ハマ]
▵『G.I. Joe』
○『G.I. Joe: A Real American Hero』
(正式題)
✕ドラマ『M★A★S★Hマッシュ』
○ドラマ『マッシュ』
(TVドラマ『M*A*S*H(邦題マッシュ)』とその映画版(同名、邦題M★A ★S★Hマッシュ)という関係だが、ハマが出演したのはTVドラマ版のみ)
ヒーロー CT-01 クレア・テンプル
▵[初登場]『Luke Cage, Hero for Hire』
○『Hero for Hire』
(表紙ロゴはこの通りだったため誤りではないが、正確な書誌上は単にHero for Hireだった)
?[身長、体重、POWER GRID]
(典拠が見当たらなかった。POWER GRIDの数値は一般人らしい数値ではあるが、ヒーローコミュニティに信頼されるほど腕の確かな医師であるクレアの知能が2(通常)止まりで、3(知識人)や4(才人)ではないことに違和感はある)
✕カール・マルス博士が狼男に変身した際、サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)に
○カール・マルス博士によって狼男に変身させられたサム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)に
(対象が逆)
[コラム]
✕レンガ職人の傭兵スティレット
○自警団員を気取るスティレット
(意味不明。スティレットは傭兵でもなければましてレンガ職人でもない。後段にある通りラックハムの家を破壊した事が、何らかの形で誤訳されたのか)
※ウソの告白
(ジェンクス夫人が代わりに牢に入ったように読めるが、この時夫人はスティレットが壊した家の下敷きになって瀕死だった。死を覚悟した夫人は最期にクレアを救ったのである)
ヒーロー CZ-01 コールドブラッド7
[コラム:ポール・ガラシー]
✕『Shang-Chi: Master of Kung-Fu』
○『Master of Kung Fu』
(Vol.1のほぼ全巻にわたり表題は「The Hands of Shang-Chi, Master of Kung Fu」だったものの、奥付によれば単にMaster of Kung Fu。どちらにせよShang-Chiから始まった事は無い)
ヒーロー DA-01 ダキム
▵『Adventure Into Fear』
○『Fear』
(再録アンソロジー怪奇誌だったFear Vol.1は、#10から巻頭話にマンシングの新作を掲載するようになり、表紙タイトルが「Adventure into Fear with the Man-Thing」に変更された。さらに#20で主役交代し表題も「Adventure into Fear with the Man Called Morbius..the Living Vampire」に変更されたが、奥付では一貫して「Fear」が誌名である。もっとも書名としては#10以降のAdventure into Fearとしてよく知られており、マーベル公式ウェブでもこの書名で登録されている)
✕[主な敵、本文、コラム各1回]バズーカ・ジョー
○バーサーク・ジョー
(この悪魔は名をBzzk'johといい正確な発音は不明だが、初登場時にハワード・ザ・ダックによりバーサーク・ジョー Berserk Joeと呼ばれている)
ヒーロー DD-02 デアデビル
✕[忍術の訓練]ゴールディジム
○フォグウェルのジム
(Fogwell's Gym。ロケーション HK-01も参照。マーベル・シネマティック・ユニバースのGoldie's Gymとの混同か)
ヒーロー DD-03 ボーン・アゲイン
✕ニュークを人質に取った。
○ニュークを捕縛した。
(アベンジャーズとしてごく当たり前の逮捕)
✕十字砲火
○集中砲火
(ヘリ1機による射撃だったので、十字砲火にはあたらない)
[コラム:デビッド・マズウッチェリ]
▵デビッド・マズウッチェリ
→デビッド・マツケリー
(David Mazzucchelliの表記揺れ)
▵『Master of Kung Fu』の単発作品
○『Master of Kung Fu』の一話
(読切誌ではなく、Master of Kung Fu Vol.1のうち#121)
▵『Batman: Year One』
○『Batman』の「Year One」
(Year Oneはストーリーアークの名前で、誌名としてはBatmanの#404~407)
ヒーロー DD-06 デアデビルの信仰
✕ニューレデンプションという町
○レデンプションバレーという町
(アラバマ州のRedemption Valley)
ヒーロー DD-09 デアデビル
✕[図版P1中央]『Daredevil』#3
○『Daredevil』#7
✕[図版P1下]1971年1月
○1972年1月
(誤記)
[コラム:グッドマン、リーバー、カーツバーグ・アンド・ホリウェイ]
✕事務所の判例ファイルは、古いコミックブックの形式で
○古いコミックブックは、事務所の判例ファイルとして
(誤訳か。GLC&H法律事務所ではマーベルコミックス(劇中世界の)を資料として保管している)
✕地下の長い箱
○地下の通称ロング・ボックスと呼ばれる区域
(甚だしい誤訳。ロング・ボックスとはアメリカンコミックスの保管に使われる箱のこと。GLC&H法律事務所ではコミックはニューススタンド形式で保管されており、ロング・ボックスは資料庫の通称に過ぎない。これらは日本語版『シーハルク:シングル・グリーン・フィメール』に詳しい)
ヒーロー DD-12 デアデビル
[コラム:カリー・ハムナー]
✕『Spider-Man』
○『Spider-Man Unlimited』
(Spider-Man Vol.1はSpider-Man Unlimited Vol.1と並行して発行されていたスパイダーマン系コミックの一つで、ハムナーの執筆当時(Spider-Man Unlimited Vol.3)は休刊していたとはいえ適切な省略ではない)
▵『Flash』
○『The Flash Annual』
(The Flash(アメリカンコミックに珍しく、書誌上でも頭にTheが付く)の増刊誌がThe Flash Annual。なおハムナーの執筆歴ではThe Flash Giant Vol.2の方が数が多いが、マーベル・ファクト・ファイル原書の刊行時ではAnnualしか担当していない)
ヒーロー DD-13 『FALL FROM GRACE』
✕元SHIELDエージェントのエディ・パッシム
○元国防総省エージェントのエディ・パッシム
(誤記)
✕[コラム:デアデビル・アーマー]ハンド
○ワイルド・パック
(テクノロジーDA-01にもある通り、ここでデアデビルのコスチュームを切り刻んだのはケンコイ将軍に雇われたワイルド・パックのクリップラーら)
ヒーロー DD-16 デアデビル『Child's Play』
✕アワ・レディ・オブ・ホープ・パロキカル・スクール
○アワ・レディ・オブ・ホープ・パロキアル・スクール
(Parochialの誤字)
ヒーロー DD-18 デアデビル
?ブルズアイ、インデストラクティブルマン、忍者集団ハンド
(デアデビルとブラック・ウィドウの破局後にインデストラクティブルマンと再戦したエピソードが確認できなかった。ミスター・フィアー(ラリー・クランストン)等ではないか?)
ヒーロー DD-20 デアデビル
✕『Daredevil Vol.4』#0.1(2004年9月)で、
○『Daredevil Vol.4』#0.1(2004年9月)より。
(Daredevil Vol.4 #0.1はサンフランシスコに移る前の物語で、舞台はウィスコンシン州ミルウォーキー。図版がDaredevil Vol.4 #0.1の表紙なのは事実だが、そもそも#0.1は電子コミックDaredevil: Road Warrior Infinite Comic Vol.1 #1~4を紙版で纏めたものであり、本来は図版の初出も同#1 (2014年4月) になる)
✕[コラム:ハビエル・ロドリゲス]マーク・ウェイドがストーリーを担当した一部のクラシック版『Daredevil』
○マーク・ウェイドがストーリーを担当した『Daredevil』の傑作群
(これらはどれも当時の現行シリーズ(Daredevil Vol.3/4)だったが、classicの訳出ミスだろうか? Daredevilでマーク・ウェイドとハビエル・ロドリゲスの共作話は常にロドリゲスがカラリストを兼任しているため「一部の」はあたらない)
ヒーロー DE-01 デスロック(ルーサー・マニング)
▵[初登場号/コラム]ダグ・メンチ
○ダグ・モエンチ
(Doug Moenchの表記揺れ)
[コラム:リッチ・バックラー]
▵予備の原稿
○おまけの短編
(back-up stripの誤訳か)
※1973年にはマーベルで『Fantastic Four』を描く
(Fantastic Four Vol.1 #142は1974年1月刊(カバーデイト)だが、リリースデイトで言えば1973年10月であり当然バックラーの執筆はこれ以前になるため、この記述は間違いにはあたらない)
ヒーロー DE-02 デスロック(ルーサー・マニング)
▵[ピンナップページ図版左下]ルーサー・マニングの身体は『Deathlok Vol.4』#2でアップグレードされた。
○別世界でもルーサー・マニングの身体は『Deathlok Vol.4』#2でアップグレードされた。
(Deathlok Vol.4はこのページで解説されるアース-7484とは別の世界アース-10014を舞台にしている(「マーベルナイト・デスロック」のコラム参照)。従って図のルーサー・マニングも別人)
✕[時空を超えた戦い]ジェネラルの正体は、初代デスロック、すなわちマニング本人だった。
○ジェネラルの正体は、初代デスロック本人だった。
(このコラムは主にアース-10511からやって来たデスロック軍団について紹介している。アース-10511における初代デスロック(通称デスロック・プライム)はアース-7484とは違ってエヴァン・ワコウスキの身体をベースに造られた)
▵スティーブ・ロジャースが運転する車にぶつかった。
○スティーブ・ロジャースが運転する車にぶつかりかけた。
(実際にはロジャースの運転する車は寸前でマニング(クローン)をかわしている)
ヒーロー DF-01 ディフェンダーズ
▵[デビルスレイヤー]ハーベスター・オブ・アイズ
○カルト・オブ・ハーベスター・オブ・アイズ
(デビルスレイヤー本人の記事DV-01と表記揺れしている。カルト・オブ・〜をひと続きの固有名詞と見なすかそれともハーベスター・オブ・アイズだけが固有名詞にあたるのかは解釈の余地があるが、単にハーベスター・〜と呼ぶことはある)
ヒーロー DF-02 ニューディフェンダーズ
✕[ガーゴイル]第二次世界大戦
○第一次世界大戦
(誤記)
ヒーロー DF-03 フィアレス・ディフェンダーズ
✕アスガルドの女戦士が消えてしまったことで、彼女たちに代わる、オール・マザー・アスガルディアを編成する任務を負ったのは、
○アスガルドの女戦士が消えてしまったことで、彼女たちに代わる女戦士軍団を編成する任務をオール・マザー・オブ・アスガルディアから負ったのは、
(オール・マザー・「オブ」・アスガルディアの誤記。ヴァルキリー(ブリュンヒルダ)は全滅したヴァルキリー軍団の再編成をオール・マザーに命ぜられた。オール・マザーはこの時点で健在)
✕アマゾネスのクイーン・ヒッポリュテー
○アマゾンズのクイーン・ヒッポリュテー
(マーベルユニバースでのいわゆるアマゾネスはアマゾンズと呼ばれる)
✕[ブリュンヒルド]オーディンから彼の戦乙女のリーダーになるために選ばれ、アスガルド人となった人間の女性である。
○オーディンから彼の戦乙女のリーダーになるために選ばれたアスガルド人の女性である。
(ブリュンヒルダは最初からアスガルド人)
▵ヴァルキリーはダニ・ムーンスターの力を抽出し、彼女をベルセルクのような怒りの戦士に変身させ、
○ヴァルキリーはダニ・ムーンスターの力を抽出し、自身をベルセルクのような怒りの戦士に変身させ、
(指示語が曖昧だが怒りの戦士となったのはヴァルキリー自身で、ダニではない)
ヒーロー DF-04 シークレット・ディフェンダーズ
✕[小見出し]最初のメンバー
○最初期のメンバー
✕最初のシークレット・ディフェンダーズは、
○本格的に始動した最初のシークレット・ディフェンダーズは、
(このメンバーはSecret Defenders Vol.1 #1のチームを指しているが、その1月前にDoctor Strange, Sorcerer Supreme Vol.1 #50で一時的にシークレット・ディフェンダーズが結成されている。当時のメンバーはドクター・ストレンジ、ハルク、ゴーストライダー(ダニー・ケッチ)、シルバーサーファー)
ヒーロー DH-01 デスヘッド
✕『Zoids』
○『Spider-Man and Zoids』
(対象となるおもちゃシリーズはZoidsだが、ここで説明に挙げられているマーベルUKのコミックはSpider-Man and Zoids Vol.1。同誌はマーベルUKによるUS版スパイダーマンの再録誌Spider-Man Comics Weeklyシリーズ(たびたび誌名変更を重ねていて、当時はSpidey Comic Vol.1だった)がさらに模様替えして、ゾイドのUKオリジナル新作とカップリングしたもの)
✕2006年に『Death’s Head 3.0』で復活を果たし、マーベルがネットで、読者に最も出版を再開してほしいキャラクターを投票してもらったところ、デスヘッドがトップになったのだ。サイモン・ファーマン原作の続編シリーズは全5号のアンソロジータイトル『Amazing Fantasy』となった。
○2005年にマーベルがネットで、読者に最も出版を再開してほしいキャラクターを投票してもらったところ、デスヘッドがトップになり、デスヘッド3.0として復活を果たしたのだ。サイモン・ファーマン原作の続編シリーズはアンソロジータイトル『Amazing Fantasy』に計5号掲載された。
(甚だしい誤り。2005年、マーベルはアンソロジー誌Amazing Fantasy Vol.2の中で復活させたいキャラクターのネット投票を呼びかけ、4キャラの選択肢の中でトップ当選を果たしたのがデスヘッドだった。同誌は全20号のアンソロジー誌で、このうち2006年の#16~20でデスヘッド3.0の連載が続いた。Death’s Head 3.0というコミック誌は存在しない)
✕『Marvel Super-Heroes』シリーズで『Hulk Vs. Death’s Head』の特別読み切りを掲載した。
○『Marvel Heroes』誌でハルクと初代デスヘッドが戦う特別読み切りを掲載した。
(誌名は誤記。このエピソードのタイトルはThe Brute and the Bounty Hunterで、文脈からは分かりにくいが登場したのはデスヘッド3.0ではなく初代デスヘッド)
▵次にデスヘッドに再び光を当てたのは、
○こうした中でデスヘッドに再び光を当てたのは、
(前記Marvel Heroes Vol.1 #33は2011年3月刊だが、ギレンのS.W.O.R.D. Vol 1 1は2010年1月刊で約1年早い)
✕ギレンのスターは好評で、
○ギレンの配役は好評で、
(意味不明。star(主役を与える)の誤訳か)
✕[図版最終P下]殺しの仕事を獲得したのは、『Death's Head』#3。
○殺しの仕事を獲得したのは、『Death's Head』#2。
(誤記)
[コラム]
✕2006年のマーベルによるネット投票
○2005年のマーベルによるネット投票
(誤記)
✕『Marvel’s What If?』
○マーベルUSの『What If…?』
(誌名は表紙では「What If...」、奥付では「What If...?」で、あえてMarvel'sを付けたのは当時の主なデスヘッド掲載誌の版元であるマーベルUKとの区別か)
✕ミニオンはバロン・ストラッカー(別名チャーネル)の船となった。
○ミニオンはバロン・ストラッカー(別名チャーネル)の肉体となった。
(意味不明。bodyの誤訳(船体)か?)
ヒーロー DK-01 ダコタ・ノース
※ホルト探偵社
(公式設定にこの名があるものの、コミックには詳しく描写されていない。というのもホルト探偵社とは本来TVドラマRemington Steele(邦題『探偵レミントン・スティール』)に登場する探偵事務所の名であり、マーベルはちょっとしたお遊びとしてこの名前を紛れ込ませたようだ。もっとも読切New Mutants Special Editionにも同ドラマの主役陣はやはりお遊びでカメオ出演を果たしており、マーベル世界にも(非公式に)ホルト探偵社は実在するのかもしれない)
✕[髪の色]ブラック
○レッド
(マーベル公式サイトによる。マーベルユニバースの赤毛の代表格であるMJと共演した時には2人の髪の色は同様に描写されていた)
✕実業家クレオ・バンダーリップと衝突した。彼は
○実業家クレオ・バンダーリップと衝突した。彼女は
(クレオ・バンダーリップは女性)
✕この事件後、SJは12歳になったリッキーをダコタのもとへ送った。
○この事件に前後して、SJは12歳になったリッキーをダコタのもとへ送った。
✕[コラム:SJ・ノース]一件のあと、SJは息子をダコタに預けることにした。
○一件に前後して、SJは息子をダコタに預けることにした。
(リッキーは事件が起こる前にダコタの元に送られており、事件の後にダコタとSJが実質的な絶縁状態となったため本格的にリッキーとの共同生活が始まった)
ヒーロー DL-02 デスロック(マイケル・コリンズ)
✕[初登場][書影]
○[Deathlok Vol.1 #1の書影]
✕[初登場]ペンシラー:デニス・コーワン|ペン入れ:マイケル・マンリー|カバー:デニス・コーワン
○ペンシラー:ブッチ・ガイス|ペン入れ:スコット・ウィリアムス|カバー:ジョー・ジャスコ
(マイケル・コリンズの初登場はDeathlok Vol.1 #1だが、書影とスタッフがDeathlok Vol.2 #1のものと入れ替わっている)
?[主な敵]モーセ・マグ
→モーゼス・マグナム
(モーゼス・マグナムの省略と思われるが、出典が確認できなかった)
ヒーロー DS-01 ドクター・ストレンジ
✕[コラム:フランク・ブルナー]第9号(1973年9月)
○第9号(1973年7月)
(誤記)
ヒーロー DS-03 ドクター・ストレンジとスパイダーマン
[コラム:スティーブ・ディッコ]
✕『Wondrous World of Dr. Strange' in Amazing Spider-Man Annual』#2(1965年10月)
○『Amazing Spider-Man Annual』#2(1965年10月)掲載の「The Wondrous World of Dr. Strange」
(Strangeの後にクォート記号が残っている事からも分かる通り、エピソードタイトルと誌名を混同した誤訳)
✕キャプテン・ユニバースとスピードボールの共同原作者でもある。
○キャプテン・ユニバースを手がけ、スピードボールの共同原作者でもある。
(キャプテン・ユニバース(スティーブン・コフィン)の原作者はビル・マントロとマイケル・ゴールデン。ディッコがMarvel Spotlight Vol.2 #9でキャプテン・ユニバースの作画を担当した事との混同か)
ヒーロー DS-04 ドクター・ストレンジ
✕建物は、外からはコーヒーショップにしか見えなかった。
○建物は、外からは廃屋にしか見えなかった。
(廃屋に偽装した建物には「スターバックス北地区店予定地 NOTHERNEIGHBORHOOD STARBUCKS COMINGSOON!」と垂れ幕がかかっていたが、あくまで取り壊し予定地でありどう見てもコーヒーショップではない)
ヒーロー DS-05 『THE OATH』
[コラム:マルコス・マーティン]
✕『Spider-Man』
○『Amazing Spider-Man』
(別にSpider-Man誌があるため不適切な省略)
▵オリジナルのコミック・ブックを出版した。
○オリジナルのデジタルコミックを発表した。
(The Private Eyeはデジタル専売で、望むだけ支払う方式のDRMフリーという点が画期的だった。後にイメージ・コミックスから紙版で発行されたが、この文脈では関係ない)
ヒーロー DS-07 『Last Days of Magic』
✕[P2図版右下]ストレンジは『Doctor Strange Vol.4』#10(2016年10月)で、エンピリカルと戦う態勢を整える。
○『Doctor Strange Vol.4』#6(2016年5月)より。ストレンジはエンピリカルと戦った。
(この図版はDoctor Strange Vol.4 #6の表紙(バリアントカバー)。しかし#6の時点では戦う準備ができていない。キャプションの通り#10で戦闘準備は整ったが、図版と違ってマントや斧は装備していない。つまり図版と態勢が整う事の間に相関関係は無い)
ヒーロー DV-01 デビル・スレイヤー
✕エリック・ペインの大甥にあたる
○別世界のエリック・ペインの大甥にあたる
(ダニー・シルバ版デビル・スレイヤーはDead of Night featuring Devil-Slayer Vol.1誌に登場するが、これはDead of Night featuring Man-Thing Vol.1誌を引き継ぐ形で創刊された。Dead~ Man-Thing誌では従来と異なるマンシングのオリジンが描かれアース-85133の物語と定義されたが、この誌面的後継にあたるダニー・シルバ版デビル・スレイヤーおよびその大叔父エリック・ペインらも同様にアース-85133の住人とされている)
ヒーロー DY-01 デストロイヤー
✕[身長]185.5cm
○185.4cm
(6フィート1インチ≒185.42センチ)
✕ドイツ陸軍を再び崩壊させ、
○[削除]
(誤記か。この間にドイツ陸軍は登場しない)
✕マザー・シング
○マザー・ティン
(スペルはMother Ting)
ヒーロー EB-01 エルサ・ブラッドストーン
✕[初登場]カバー:マイケル・ロペス&スコット・ハンナ
○カバー:マイケル・ロペス
(表紙画にはロペスのサインだけがあり、ハンナの関与は疑わしい)
▵[主な敵]ビヨンド
○ビヨンド・コーポレーション
(省略にしては不自然)
✕[コラム:カレン・ブラッドストーン]ブラッドストーンの銀の指輪のセット
○ブラッドストーンの指輪
(意味不明。恐らく「ブラッドストーンを嵌めた指輪 ring set with a Bloodstoon」の誤訳か。なぜ「銀」なのかは不明だが、少なくとも作画上では指輪の腕(基部)は金色)
ヒーロー EC-01 エコー
✕[初登場]作:アン・ノセンティ|ペンシラー:ジョン・ロミータ・ジュニア|ペン入れ:アル・ウィリアムソン|カバー:ジョン・ロミータ・ジュニア&アル・ウィリアムソン
○作:デイビッド・マック|ペンシラー:ジョー・カザーダ|ペン入れ:ジミー・パルミオッティ|カバー:デイビッド・マック
(これらはタイフォイド・メアリーやブラックハートの初登場号のスタッフ。次ページのコラムにある通り、マックとカザーダが正しい主要スタッフである)
✕[コラム:デイビッド・マック]同人誌『Kabuki』
○オリジナル作品『Kabuki』
(Kabuki: Fear The Reaperに始まるKabukiシリーズはキャリバー・プレスから発行された商業誌)
ヒーロー EL-01 エレクトラ
※[主な敵]連合
(連合 CoalitionはElektra Vol.3の中に数度だけ登場した組織。マーベル・ファクト・ファイルにはこの欄にだけ記録されていて、他には出て来ない)
✕ヒドラに洗脳されたウルヴァリンにエレクトラが殺される
○ウルヴァリンを洗脳したヒドラにエレクトラが殺される
(この時エレクトラを殺したのはヒドラのゴーゴン(トミ・シシド)。ウルヴァリンはエレクトラをおびき出す囮として使われた)
ヒーロー EL-02 エレクトラ
[武術]
✕9歳から武術の修行をはじめ、
○10歳から武術の修行をはじめ、
(Elektra: Root of Evil Vol.1 #1のモノローグによれば、12歳より2年前)
✕12歳で黒帯まで上達した。
○12歳で免許皆伝まで上達した。
(師は「もう教える事は何もない There was no more he could teach」と考え、エレクトラにチェイストを紹介した)
ヒーロー FR-01 フランケンシュタインの怪物
▵[初登場]『Monster of Frankenstein』#1
○『Frankenstein』#1
(奥付による)
※[初登場]『Monster of Frankenstein』#1で生命を宿した。
(歴史上初めてマーベル・コミックスにフランケンシュタインの怪物が登場したのは1950年のMarvel Tales Vol.1 #96。しかしここで語られるオリジンは後のFrankenstein Vol.1 #1と大きく食い違うため、現在の視点で見れば別ユニバースの事件として「なかったこと」になっていると考えられる。
さらにMarvel Tales Vol.1 #106 (1952年)、Strange Tales Vol.1 #10 (1952年)、Menace Vol.1 #7 (1953年)等にもフランケンシュタインの怪物が登場しており、これらを初登場に数える事は可能かもしれないが、公式には認められていない。
今のところマーベルで公式に正史として認められている最初の登場はFrankenstein(表紙ロゴに従えばMonster of Frankenstein)Vol.1 #1であり、また同誌で初めて「生命を宿した」という表現も事実であるため、この記述は間違いにはあたらない)
✕[初登場]作:マイク・フリードリッヒ
○作:ゲイリー・フリードリッヒ
(誤記)
ヒーロー GA-01 ガーゴイル
✕ヘビに取り憑かれて
○サーペントに取り憑かれて
(アスガルドの神サーペント(カル)の甚だしい棒訳)
✕スーパーヒーローたちを“飼育”する浮遊動物園
○超人たちを“飼育”する水上動物園
(アリョーシャが捕獲した半分以上はスーパーヴィラン。次節にある通り、彼らは船の中に監禁されていた)
▵最近では、アットゥマ率いるアトランティス軍を倒すために、
○近年ディフェンダーとしては、サーペント戦でアットゥマ率いるアトランティス軍を倒すために、
(この事件は、前の段落でヒーローズ・フォー・ハイヤーとしてシングと戦った事件とまったく同時期に起こった)
ヒーロー GP-01 グウェンプール
✕ソーを倒しさえして、その偉大さを語り継いだ。
○その正体をえさにソーを引き止めさえした。
(甚だしい誤り。グウェンプールは当時の新ソー(ジェーン・フォスター)が秘密にしていた本名を呼ぶことで注意を引きつけ、その隙に仲間が事態を解決に導いた)
ヒーロー GR-01 ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)
[コラム:ゲイリー・フリードリック]
✕『Kid Colt』
○『Kid Colt Outlaw』
(表題・書誌ともこのタイトル。元々同誌はKid Colt Vol.1(表紙ロゴはKid Colt Hero of the West)として創刊されたが、#3で表紙ロゴをKid Colt Outlawに変更、追随して#5で書誌上もKid Colt Outlawと改めた。この変更が浸透しなかった#6だけ書誌上ではKid Coltに逆戻りしたが、#7以降は#229で休刊するまで長きにわたりKid Colt Outlawが誌名だった。フリードリックが担当したのはこの誌名変更後のKid Colt Outlaw Vol.1)
▵『Monster of Frankenstein』
○『Frankenstein』
(Frankenstein Vol.1誌は書誌上は最初から最後までFrankensteinで、表紙ロゴだけThe Monster of Frankenstein(#1~5)からThe Frankenstein Monster(#6~18)へと変化している。フリードリックはこの両方の期間、#1~11を担当したためいずれか片方だけ指すのはあまりふさわしくない)
▵『Sgt. Fury and his Howling Commandos』
○『Sgt. Fury』
(Sgt. Fury Vol.1誌は創刊#1から表紙ロゴ上はSgt. Fury And His Howling Commandosだったにも関わらず、#120までの長期間奥付では単にSgt. Furyとして扱われた。#121からは奥付もSgt. Fury and his Howling Commandosに改められ表紙と書誌が一致するが、ほどなく#133で表紙ロゴはBlazing Battle Action With Sgt. Fury And His Howling Commandosに刷新され、以降#167で休刊するまでの大半はこの表紙ロゴが使われた。
フリードリックが担当したのは改名前のSgt. Fury Vol.1)
ヒーロー GR-02 ゴーストライダー(ダニー・ケッチ)
[コラム:マーク・テクセイラ]
▵視覚芸術専門学校
○スクール・オブ・ビジュアル・アーツ
(他項との表記揺れ)
✕最初に請け負ったのが、
○マーベルで最初の著名な仕事は、
(ここで挙げられるGhost Rider Vol.3以前にもマーベルやDCで多くの作品を手がけている)
✕その後はDCコミックスの『New 52』イベントの一環である『Ravagers』を手がけた。
○その後はDCコミックスではワイルドストームの『Stormwatch: Team Achilles』を手がけた。
(Ravagers誌にテクセイラは関わっていない。Ghost Rider Vol.3でテクセイラと組んだハワード・マッキーがRavagers Vol.1を担当した事との混同か。
該当する時期でマーベル・ファクト・ファイル原書販売以前では、DCコミックスならばStormwatch: Team Achilles Vol.1 #7等が適切か。もっともGhost Rider Vol.3以降もテクセイラはマーベルを中心に活動しており、あえてDCから挙げる意義はあまり見当たらない)
ヒーロー GR-03 ゴーストライダー(ケイレブ)
?[身長、体重、POWER GRID]
(典拠が見当たらなかった。身長がケイレブ状態とゴーストライダー状態で別に書かれているのに対し、体重が一律というのは不自然。POWER GRIDも歴代ゴーストライダーと比べてもずば抜けて高く、SPEED:6などは光速と同等に位置づけられており正確性が疑わしい)
▵[コラム:クレイトン・クライン]『Ghost Rider: Road to Damnation』
○『Ghost Rider Vol.5』
(Road to DamnationはVol.5通してのエピソード名だが、タイトルには使われていない。ただし単行本の題名に使われており、その意味では間違いではない)
ヒーロー GR-04 ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)
※[チャンピオンズ]チームは謎の呪いの餌食となり、
(意味ありげな記述だが、実際に劇中でオカルトヒーロー的な「呪い」が発生した訳ではない。これはChampions Vol.1打ち切りに伴い、宙に浮いたチームを清算するため別誌で語られた顛末の、あまりの不自然さの表現と思われる。
Champions Vol.1最終号である#17は最終回という決定が執筆に間に合わなかったのか、次回に続きそうな流れで終わっていた。最終ページの隅と読者コーナーではAvengers Vol.1へ続くと予告されていたが、調整が付かなかったのかこの予告は結果的に嘘になってしまう。結局3ヶ月後のPeter Parker, The Spectacular Spider-Man Vol.1 #17でチャンピオンズのその後が語れるのだが、最終号の戦いの直後その場でゴーストライダーは争いの連続に疲れ離脱し、ダークスターも故国ロシアへの思いからチームを離れる。おまけに燃え上がりかけていたアイスマンとの恋もきっぱり終わらせ、傷心のアイスマンまでが脱退。このありさまにハーキュリーズも自由と見聞の旅に出る機会と考え、当時付き合っていたブラック・ウィドウも彼に同行。エンジェル1人が残されるという結果になってしまった。
唐突すぎる打ち切りは当時のアメコミでは珍しい話ではないにせよ、それなりに団結していたチームが場面転換も含まないわずか10コマで解散となるこのスピード展開をマーベル・ファクト・ファイルの当欄では「謎の呪い」の影響だと皮肉に書いているのだろう)
▵[ディフェンダーズ]その後、ゴーストライダーは
○その後、別のゴーストライダー(ダニー・ケッチ)は
(シークレット・ディフェンダーズに参加したゴーストライダーはこのページで主に語られるジョニー・ブレイズではなく、ダニー・ケッチ)
ヒーロー GR-05 ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)
※[コラム]未来の並行宇宙でも、ゴーストライダーの炎は明るく燃え続けている。
(ここで紹介されるワイリーダス・アウトリュコスは(コラム内で書かれる通り)「スピリット・オブ・ベンジェンス」を名乗っているが、実は「ゴーストライダー」と呼ばれた事は一度も無い。この文章は確かに彼をゴーストライダーと呼んでこそいないが、少々紛らわしくはある)
ヒーロー GR-06 ゴーストライダー(アレハンドラ・ジョーンズ)
▵異世界の侵入者を見て怒ったアレハンドラは、
○異世界の使者から選ばれなかった事に怒ったアレハンドラは、
(シーカーには次期ゴーストライダーを選出する使命があり、アレハンドラは彼に選ばれなかった。(アダムの歪んだ教えにより)これを不服としたアレハンドラはシーカーに掴みかかる)
▵罪業を永久に滅ぼす過程で全人類がゾンビになった
○罪業を永久に滅ぼした結果、全人類が心を失った
(思考力や人間性を失えば罪を犯す事もないという理屈。文字通りのゾンビではない)
ヒーロー GR-08 ゴースト・レーサーズ
✕エゼキエル
○ザドキエル
(Zadkielの誤記)
ヒーロー HC-01 ハウリング・コマンドーズ
▵OSSのエージェントでのちにミスター・ファンタスティックとなるリード・リチャーズ
○OSSのエージェントでのちにミスター・ファンタスティックとなるリード・リチャーズの祖父
(このキャラクター「“ジョー”・リチャーズ少佐」は当時(Sgt. Fury Vol.1 #3、1963年)は公式に劇中の注釈で若き日のリード・リチャーズその人と認められていた。しかしマーベルユニバースが時を重ねるにつれてリードの年齢がさすがに高くなりすぎてしまった(キャプテン・アメリカと同年代で、しかもキャップと違って冷凍睡眠もしていない)。
この問題を解決するため2004年の4 Vol.1 #4で「第二次世界大戦で活躍したリードの祖父、ジョン・リチャーズ」という新キャラクターが作られた。言うまでもなくハウリング・コマンドーズに協力したリチャーズ少佐はジョンだったと強く示唆しているのだ。ただし、この設定はさらに後に2010年のS.H.I.E.L.D. Vol.1 #1で劇中1953年にリードの父ナサニエル・リチャーズが成年として登場した事と矛盾を起こしてもいる(もっともナサニエルがたびたび時間を移動している事と考え合わせれば矛盾とは言い切れないが)。
ともかく今となってはリードが第二次世界大戦に参加した過去は「無かったこと」にされ、大学を卒業後、世界で冒険を繰り広げたという過去にすげ替えられている。従ってハウリング・コマンドーズに協力したリチャーズ少佐がリードとは考えにくいのだが、これは後付けであり当時の意図としてはリード本人だったとは言える)
ヒーロー HE-01 ヒーローズ・フォー・ハイヤー
✕[初登場]『Iron Fist』#54
○『Power Man』#54
(Iron Fist誌に#54は存在しない。この号は表紙ロゴ上はPower Man and Iron Fist、奥付の書誌上はPower Man Vol.1 #54)
▵[初登場:スタッフ欄]
○カバー:キース・ポラード&フランク・ジャコイア
(本項には記載が無いが、この号の表紙はKeith Pollard, Frank Giacoiaによる)
✕[コラム:リー・イライアス]1943年からタイムリー、DC、ハーベイでコミックを描きはじめる。
○1943年からフィクション・コミックスでコミックを描きはじめ、1946年以降タイムリー、DC、ハーベイに移る。
(イライアスのデビューはフィクション・コミックスで、3年後同社を辞する)
ヒーロー HE-02 ヒーローズ・フォー・ハイヤー
[コラム:エド・ハンニガン]
✕『クローク&ダガー』
○クローク&ダガー
(これが指すのはPeter Parker, The Spectacular Spider-Man Vol.1 #64に初登場したクロークとダガーであって、Cloak and Dagger誌ではない)
✕『スパイダーマン』
○『Peter Parker, The Spectacular Spider-Man』
(Spider-Man誌ではない。他にAmazing Spider-Man Vol.1等も手がけているが、特に多く活動したのはPeter Parker, The Spectacular Spider-Man Vol.1)
✕デザインした。
○作画した。
✕デザイナーとして、
○イラストレーターとして、
(デザイナーは本来イラストレーターが仕上げた画やロゴ等グラフィック要素の配置、文字とのバランス等を設計する職業を指す)
ヒーロー HE-03 ヒーローズ・フォー・ハイヤー
✕ディフェンダーズに何度も手助けを要請された|ヒーローズ・フォー・ハイヤー《雇われヒーロー》は、
○ディフェンダーズに何度も手助けを要請された|ヒーロー・フォー・ハイヤー《雇われヒーロー》は、
(このページではヒーローズ・フォー・ハイヤーとしてチームを結成する以前の、ヒーロー・フォー・ハイヤーことルーク・ケイジについて書かれている)
▵[コラム]第二期の同社のパートナー
○第一期〜二期の同社のパートナー
(ジェリン・ホガースが第二期(オラクル社期)にもヒーローズ・フォー・ハイヤーと提携したのは事実だが、そもそもは第一期(ルーク・ケイジ&アイアンフィスト)からのパートナーであり、ここで書かれている内容も第一期に基づく)
ヒーロー HH-01 ハワード・ザ・ヒューマン
✕アース-616のハワード・ザ・ダック
○アース-616に暮らすハワード・ザ・ダック
(ここで指すハワード・ザ・ダックはアース-791021出身)
✕ヘルズキッチン
○ヘンズキッチン
(Henは雌鶏の意で、実在のヘルズキッチン地区のもじり)
ヒーロー HK-01 ハンニバル・キング
✕[髪の色]ブラック
○ブラウン
(誤記か、このような設定がどこかにあるのだろうか? Official Handbook of the Marvel Universe Master Edition Vol.1 #25によればブラウン)
✕フレッド・ブラウンの殺人
○エイドリアンの夫フレッド・ウォルターズの殺人
(エイドリアン・ブラウンの夫である事からこう書かれたと思しいが、劇中でブラウンはエイドリアンの旧姓で、結婚してウォルターズ姓になって間もないと明白に示されている)
✕[図版P2中央]1976年6月の『Tomb of Dracula』#45
○1974年10月の『Tomb of Dracula』#25
(甚だしい誤記)
ヒーロー HO-01 ハワード・ザ・ダック
※本名:ハワード(姓は不詳)
(マーベル・ファクト・ファイル刊行より後の2019年、War of the Realms: War Scrolls Vol.1 #1で本名ハワード・ダックソンだと新しく設定された)
▵[主な敵、本文2回]トグ
○ソグ
(Thogの表記揺れ)
✕[初登場]『Adventure into Fear』#19掲載の『Man-Thing』
○『Fear』#19「with Man-Thing」
(Fear Vol.1誌は途中から表紙ロゴが「Adventure into Fear with 〜」という形式に変わったが、書誌上は最後までFear。この#19はAdventure into Fear with Man-Thing期だったが、エピソード名は「The Enchanter's Apprentice!」であり「Man-Thing」ではない)
▵身長:78.7cm
○身長:82.3cm
(マーベル公式サイトによる(2フィート7インチ)。2008年のOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Zでは68.6cm(2フィート3インチ)とされており、あまり設定が安定していないようだ)
✕ハワードがディフェンダーズとともにドラキュラと戦った際には、
○ハワードはディフェンダーズとともに戦い、またドラキュラと戦った際には、
(ディフェンダーズと共闘したMarvel Treasury Edition Vol.1 #12の敵はバンド・オブ・ザ・ブランド。単身ドラキュラと戦ったのは4年後のHoward the Duck Vol.2 #5であり無関係)
※スパイダーマンのクローン、ベン・ライリー(スカーレット・スパイダー)とチームを組んだときには、超次元のアヒル生命体のひとりと勘違いされていた。
(この「アヒル生命体のひとり」とは、作家スティーブ・ガーバーが生んだもう1匹のアヒルキャラ、デストロイヤー・ダックのこと。権利上マーベルのキャラクターではないためか、ここでは名前が出ていない。
この事件は毎号スパイダーマンとマーベルヒーローが共演するチームアップ誌、Spider-Man Team-Up Vol.1 #5(1996年)の併載作の出来事だが、ライターはハワードの生みの親スティーブ・ガーバーで、彼はこの中にとある大仕掛けを仕込んでいた。
ハワードとビバリーのコンビは、クリーブランドで久々の再会となったスパイダーマン(もっともこの時期はピーター・パーカーのクローン、ベン・ライリーと役目を交代しており、ピーターはその相棒として登場)と共にサーカス・オブ・クライムの陰謀を打ち砕く。そう言えばよくあるストーリーのようだが、この戦いの中には意味ありげな謎の背びれのある緑の警官と、もう1匹の喋るアヒルが(顔を影で隠して)登場する。
顔を隠していると言っても読者には明らかだが、2名はイメージ・コミックスのヒーロー サベッジ・ドラゴンと、ガーバーが生んだアヒルヒーローのデストロイヤー・ダック。しかも単なるお遊びのカメオ出演ではなく、このストーリーは前月にガーバーが書きイメージから刊行されたSavage Dragon/Destroyer Duck Vol.1 #1と密接に繋がっていたのだ。
同書ではサベッジ・ドラゴンと異世界から迷い込んだデストロイヤー・ダックが悪のヴィシャス・サーカスを追って、やはりクリーブランドで大立ち回りを繰り広げる。そこで2つのストーリーが交差し、ハワードとスパイダーマンも(顔を影で隠して)戦いに参加する。
問題はこの先で、黒幕エルフ・ウィズ・ア・ガンはハワードとデストロイヤー、2匹のアヒルにインスピレーションを得て、状況を混乱させるため超能力で無数のクローンアヒルを生み出すのだ(この時期スパイダーマン関連誌が悪名高いクローン・サガを展開していた事も忘れてはならない)。スパイダーマンはこのクローン版ハワードの1匹を本物と思い込んで救出。一方オリジナルのハワードとビバリーはサベッジ・ドラゴンらと共に戦場を脱し、その後証人保護プログラムで別人(別アヒル)レナード・ザ・ダックとロンダ・マルティーニとしてイメージ・ユニバースで生きることになる。
──つまり、Spider-Man Team-Up #5の途中から、マーベル・ユニバースのハワードは本人の記憶を持つクローンとすり替わっており、本人(本アヒル)はイメージ・ユニバースに移っていた事になるのだ。
なぜライターのガーバーはこんなストーリーを用意したのか?
歴史を辿ればこの16年前の1980年、彼が生み育てたハワードを他の作家やスピンオフ作品に使われる事を嫌ったガーバーは、ハワードの著作権をめぐりマーベルに対し訴訟を起こしている(もともとデストロイヤー・ダック自体が訴訟の資金集めのコミックのために生み出されたキャラクターであり、名指しこそ避けているが「巨大企業に利用され殺された親友アヒル」──つまりハワード──の復讐を誓っていた)。しかし訴訟はガーバーがマーベルの権利を認める形で和解。この結果として悪名高い映画版『ハワード・ザ・ダック〜暗黒魔王の陰謀』が生まれるという後味の悪い結末となる。この後もマーベルとガーバーはハワードの新作を誰が書くかをめぐってたびたび危うい綱引き合戦を繰り広げることとなる。
……これらを念頭に置けば、Savage Dragon/Destroyer Duckでガーバーが目論んだのは、ハワード・ザ・ダックとビバリー・スウィッツラーを法律的にはともかく、精神的にマーベルから取り上げてしまう事にあったと言えるだろう。
このすり替え劇は、単なる2誌の非公式クロスオーバーとだけ思っていたマーベルにとっては青天の霹靂だった。しかもガーバーの巧妙なことに交代劇そのものはイメージ・コミックス側にだけ(姿や固有名詞はぼかして)描かれているため、マーベルとしては事件を黙殺せざるを得なかったのだ。
もっともガーバーにとってはこの勝利だけで十分だったのか、それともガーバーの意欲に反してコミック自体の売上が芳しくなかったためか、これ以後レナード・ザ・ダックというキャラクターをガーバーが表立って大きく扱うことはなく、イメージ・コミックス内でもレナードはわずかなカメオ出演にとどまっている。
逆にガーバーは6年後のHoward the Duck Vol.3で公式なマーベル版ハワード・ザ・ダックを執筆しており、これがクローン版ハワードなのか、それともオリジナルのハワード(レナード)が結局マーベルユニバースに戻ってきたのか、そもそもすり替え劇そのものが「なかったこと」にされたのか、ガーバーの意図は明らかではない。
2015年、Howard the Duck Vol.5(邦訳版『ハワード・ザ・ダック:アヒルの探偵物語』)の脚本を担当したチップ・ズダースキーはガーバーのすり替えを引き合いに出して、どうせ今のハワードはクローンなのだから自分の好きなように描かせてもらったという趣旨の発言をしているが、先達へのリスペクトを示すジョークに過ぎなかったとも取れる。少なくとも今のところオフィシャルな見解ではないようだ)
※神秘のペンション
(原語はBoarding House of Mysteryで、DCコミックスの「神秘の館 House of Mystery」のパロディ。神秘のペンションの中にはDC/バーティゴのパロディキャラクターが多数登場する)
✕[コラム:スティーブ・ガーバー]ルビーシアーズ社
○ルビー・スピアーズ社
(スペルはRuby-Spears Productions)
ヒーロー HO-02 ハワード・ザ・ダック
✕リベッター
○リバータス
(スペルはLibertasで、ローマ神話の自由の女神リベルタスを意味する)
ヒーロー HT-01 ヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)
✕[初登場]マーベル社初のコミックである
○初のマーベル・コミックである
(当時はマーベル社ではなくタイムリー社)
ヒーロー IF-01 アイアンフィスト
✕[所属]アルティメット・ナイツ
○[削除]
(アルティメットユニバースでのアイアンフィストが所属したナイツの事と思われるが、本文のアイアンフィスト自身は参加していない)
▵[主な敵、本文]スティール・サーパント
○スチール・サーペント
(他項との表記揺れ。英語の発音としては前者の方が近く、誤りではない)
✕[主な敵]マスター・ジャーン
○マスター・カーン
(Khanの誤字)
✕モストロイド
○モンストロイド
(Monstroidの脱字)
ヒーロー IF-02 アイアンフィスト
▵ユチ
○ユー・チ
(Yu-Tiの表記揺れ)
✕秘密結社ヒドラの歩兵やユチの聖職者の双方を送り出していた。
○秘密結社ヒドラの歩兵やユチの聖職者の双方を押し返していた。
(文意が逆。なお固有名詞が出ていないが、この「女性軍」の名称はアーミー・オブ・サンダー)
✕崖を下って生きおおせた。
○崖から飛び降りた。
(アイアンフィストに追い詰められたシャオは下山したのではなく、高い崖から飛び降りた。生死は現在も確認されていないが、少なくともマーベル公式に認められている通り自殺行為である)
▵クンルンの魔の手から逃れた。
○クンルンの運命から逃れた。
(クンルン自体がアイアンフィストを害した訳ではない)
ヒーロー JK-01 ジェニファー・ケール
▵[初登場]『Adventure into Fear with the Man-thing』
○『Fear』
(表紙にはこの通りにあるが、奥付の書誌上は単にFear)
✕バズーカ・ジョー
○バーサーク・ジョー
(Bzzk'joh(発音不明)をハワード・ザ・ダックはバーサーク・ジョー Berserk Joeと呼んだ。本文には「人間には〜として知られる」とあるため、この通称を指すと思しい)
✕天使トパーズと悪魔サターナ
○天使のようなトパーズと悪魔のようなサターナ
(各人の項目に詳しい通り、トパーズの正体は不明で、サターナも悪魔と人間の混血。比喩表現か)
※ダニエル・ドラムに襲われた。
(本文は奇妙な終わり方をしているが、マーベル・ファクト・ファイル原著の発行時ジェニファーは行方不明で、安否も明らかではなかった。
New Avengers Vol.2 #31 (2012年12月) でジェニファーはダニエル・ドラムが操るビクトリア・ハンドに不意打ちされて消失する。FBIとSHIELDが「失踪」したジェニファーを捜索するが、ストーリーはダニエル・ドラムとニューアベンジャーズの戦いにシフトしてしまい、ジェニファーの安否は不明なままだった。
ジェニファーはこれから2年後のElektra Vol.4 #9 (2015年2月) でようやく再登場し、詳細は不明だが「黒魔術」によって死から復活し、その代償に顔の右半分から皮膚が無くなったような大きな傷跡が付いたと明かされた。もっとも次の登場であるS.H.I.E.L.D. Vol.3 #5 (2015年6月) では特に何の説明も無く完治しており、何らかの方法で元の姿を取り戻した模様である)
ヒーロー KA-01 ケイザー
✕[図版P2左下]『Ka-Zar the Savege』#39
○『Ka-Zar the Savege』#29
(誤記。なお図版は#29のものではなく、後のイメージカットと思われる)
ヒーロー KA-02 ケイザーとザブー
✕一緒に捨てられた。
○どちらも孤児だった。
(後述されるように、捨てられてはいないし諸共にそうなった訳でもない)
✕ケイザー同様、ザブーも小さいころに親から見捨てられた。
○ケイザー同様、ザブーも小さいころに親を失った。
(ケイザーの父は殺害され母は既に病死していた。ザブーの父親については詳しい事は分かっていないが、能動的にザブーを捨てたとも考えにくい)
▵[本文5回]マンエイプ
○マン・エイプス
(マンエイプことエムバクではなく、「類人猿」といった意味合いで、直前の項KA-01では「マン・エイプスという部族」とある。厳密には旧人類、ネアンデルタール人とされる)
?[本文2回]ミストランド
→霧の地
(ミストランドという表記が見当たらなかった。プレース・オブ・ミスツ Place of Mistsまたはランド・オブ・ミスツ Land of Mistsとは呼ばれている)
[コラム]
※ケイザーを主人公にした新しいコミック
(なぜかタイトルが出てこないが、Ka-Zar the Savage Vol.1の事)
✕シャンナ・ザ・シーデビルのようなザブーとケイザーの複雑な関係にフォーカスを当てた。
○ザブーとケイザー、そしてシャンナ・ザ・シーデビルの複雑な関係にフォーカスを当てた。
(意味不明)
▵『Tales of Zabu』というフォローアップするシリーズ
○「Tales of Zabu」という外伝シリーズ
(フォローアップは一種のアメコミ用語で、本編の後に2話目として比較的短いページ数で掲載される外伝作品の事。Tales of Zabuは前述のKa-Zar the Savage Vol.1に#11~26の間連載された)
ヒーロー LC-01 ルーク・ケイジ
▵[初登場、図版P2]『Luke Cage: Hero for Hire』
○『Hero for Hire』
(書誌上はHero for Hire。表紙ロゴはLuke Cage, Hero for Hireとカンマ記号で分けている)
✕[初登場]カバー:ジョージ・タスカ&ジョン・ロミータ・シニア
○カバー:ジョン・ロミータ・シニア
(ロミータの作とされており、タスカはクレジットされていない)
ヒーロー LC-02 ルーク・ケイジ
▵[ファンタスティック・フォー]
(図版と解説はどちらもケイジとFFのエピソードではあるが、内容が食い違っている。図版は解説と違って、ケイジが一時的にシングとメンバー交代した際のもの)
✕[アベンジャーズ]彼はチームからの脱退期間(この間はサンダーボルツを率いていた)を経て、スペクトラムやブレイド、ブルーマーベル、サム・ウィルソン、シーハルク、ホワイトタイガー、そして新たなパワーマンとともにマイティ・アベンジャーズを組織した。最終的に、スーパーヒーローとしての人生と、夫や父親としての責任は両立し得ないと考えたルークはチームを脱退した。
○彼は再結成されたアベンジャーズに再び加入した(この間はサンダーボルツも率いていた)が最終的に、スーパーヒーローとしての人生と、夫や父親としての責任は両立し得ないと考えたルークはチームを脱退した。脱退期間を経て、スペクトラムやブレイド、ブルーマーベル、サム・ウィルソン、シーハルク、ホワイトタイガー、そして新たなパワーマンとともにマイティ・アベンジャーズを組織した。
(脱退とマイティ・アベンジャーズ結成の順序が逆。
解説前半にある大規模脱獄を期に新結成された(ニュー・)アベンジャーズを経て「反登録法派のキャップのチーム」(シークレット・アベンジャーズ)在籍期間の後、シージ・オブ・アスガルドによるダークアベンジャーズ崩壊とニューアベンジャーズ再結成により、ケイジはニューアベンジャーズに再加入しているが、この点が解説からは抜けている。サンダーボルツのリーダーを務めたのはこの時期であり、図版もこの当時のもの。AVX事件でヒーロー業と家庭について思うところあってニューアベンジャーズを脱退したケイジはしばらくの後、自身で新マイティ・アベンジャーズを結成する)
ヒーロー LC-03 ルーク・ケイジとダニー・ランド
▵ハイルスリに捕らえられていた
○ヒルスリに捕らえられていた
(H'ylthriの表記揺れ)
✕[図版P2右上]ハンドを率いるデアデビルと対決した。
○ハンドを率いるデアデビルと対決したが、後に和解している。
(この図版は対決が起きたシャドウランド事件から2年後のNew Avengers Vol.2 #30で共闘した時の表紙であり、キャプションと噛み合っていない)
ヒーロー LI-01 リリス
✕グリニッチ・ビレッジ通りで
○グリニッチ・ビレッジ地区で
(劇中の描写による。グリニッチ・ビレッジ通りという地名は実在せず、恐らく記者がグリニッチ・ビレッジ地区とその中を走るグリニッチ通りを混同したと思われる)
ヒーロー LO-01 ローナーズ
✕[コラム]年齢を重ねたバージョンのレッド・ローニン
○旧バージョンのレッド・ローニン
(誤訳。巨大ロボットのレッド・ローニンを指す)
ヒーロー MB-01 マーベルボーイ
✕マーティン・オスクナー・バーンズ
○マーティン・オクスナー・バーンズ
(スペルはOksner)
※ハーキュリーズの遺体
(この遺体の身元は「ハーキュリーズ」とされるが、後にマーベルヒーローとして登場するオリンポスのハーキュリーズだとすれば遺体となった(そして再登場までに生き返った)経緯が不明であり、言行もオリンポスのハーキュリーズらしからぬために、別人と考えられる)
ヒーロー MC-01 マシンマン
※[初登場]『Machine Man』#1
(次ページのコラムにある通り、コミック上の初登場は2001, A Space Odyssey Vol.2 #8だがこれは別ユニバースの物語であるため、ここで解説されるマシンマンではない(なお『2001年宇宙の旅』はマーベルの知的財産権が及ぶ所ではないため、アース番号は振られていない)。
Machine Man Vol.1に登場する、生みの親であるブロードハースト博士やアベル・スタック、敵クラッグ将軍など多くのキャラクターや設定は2001, A Space Odyssey Vol.2 #8~11で初めて出てきたものであり紛らわしいが、「マーベルユニバースのマシンマンも2001, A Space Odyssey Vol.2とほぼ同じ人生を歩んできた(ただし原作『2001年宇宙の旅』由来の事物を除く)」という事なのだろう)
※[所属]ARMOR、オペレーション・ライトニング・ストーム、ネクストウェーブ
(日本版マーベル・ファクト・ファイルの当号刊行よりも後になる特別号Marvel Comics Vol.1 #1001で、実はこれらの時期のマシンマンは別人だったと後付けされている。あくまで後付けでありこの時点の記述として誤りではなかった)
ヒーロー MD-01 ミッドナイト
✕[体重]68kg(ジェフ)
○72.6kg(ジェフ)
(160ポンドの誤記)
ヒーロー MG-01 マギー・マードック
✕[図版P2右上]カレン・ペイジの赤ん坊
○謎の赤ん坊
(この乳児の母親はグウィネスといって、カレン・ペイジと直接の関係は無い)
✕[コラム]DCコミックスの『Batman: Year One』
○DCコミックス『Batman』の「Year One」
(Year OneはBatman Vol.1 #404~407のサブタイトル。後の単行本ではBatman: Year Oneのタイトルで纏められたが、マツケリーの代表作として挙げるのは不適切)
ヒーロー MH-01 モンスターハンターズ
✕[ネイモラ]1950年
○1958年
(誤記)
▵[本文7回、図版P2上、コラム1回]ゴヂラ
○ゴーギラ
(Gorgillaの表記揺れ。これを「ゴヂラ」と読むのは少々苦しいが、時期的にクリエイターのスタン・リーは意図して東宝特撮怪獣のゴジラに似せてネーミングしたと思しく、その意を汲んだ訳としては理解できる)
ヒーロー MI-01 マイクロチップ
※[図版P2右中段、P2左下]
(この図は本文末で紹介されるアース-20011のマイクロチップである事に注意)
✕10年以上にわたりパニッシャーに協力し、
○10年近くにわたりパニッシャーに協力し、
(マイクロチップがパニッシャーと対立するのは、発行年月にして初登場から約7年後)
✕[コラム:カルロス・クルス]犯罪者を処刑しないことを願った。
○犯罪者を処刑することを願った。
(誤記か)
ヒーロー MK-01 ムーンナイト
※[所属]元イニシアティブ
(ムーンナイトは50ステイト・イニシアティブ計画のチームには所属していない。しかし超人登録法に従った登録はしており、その意味でイニシアティブに属していたと言って間違いではない)
✕[所属]マーベルナイツ・アベンジャーズ
○マーベルナイツ、ウエストコースト・アベンジャーズ、シークレット・アベンジャーズ
(「・」と「、」記号の誤字。またいずれも広い意味ではアベンジャーズではあるが、ムーンナイトが所属したのはウエストコースト・アベンジャーズと、スティーブ・ロジャースが組織した秘密工作班としてのシークレット・アベンジャーズ)
※[主な敵]ジグソウ
(マーベル・ファクト・ファイル日本語版のこの項(25号)刊行時点ではジグソウとムーンナイトの間に戦績は無い筈だが、現在では2者は手合わせしているため間違いにはならない)
✕コミッティーに潜入すると、彼はジャック・ラッセルに捕らえられ、組織への忠誠心を証明せよと迫られた。
○コミッティーに潜入すると、彼はジャック・ラッセルを捕らえ組織への忠誠心を証明せよと迫られた。
(誤記)
ヒーロー MK-02 ムーンナイト
[コラム:デクラン・シャルヴェイ]
▵『Moon Knight』に掲載された、「From the Dead」の物語
○『Moon Knight』での「From the Dead」の物語
(シャルヴェイが手がけたMoon Knight Vol.7 #1~6は後に「Moon Knight: From the Dead」の題で単行本化されたが、掲載当時のシリーズ名ではない)
✕『Injection』(2015〜18年)
○『Injection』(2015〜17年)
(最終号#15のカバーデイトは2017年11月)
ヒーロー MO-01 ムーンガール
[コラム:エイミー・リーダー]
▵『Supergirl』と『Batwoman』の両方で作画を務めた。
○『Supergirl』と『Batwoman』の両方でイラストレーションを務めた。
(Supergirlに関してはカバーアーティスト)
ヒーロー MS-01 ミス・ペイトリオット
✕[初登場]『Human Torch Comics』#4
○『Human Torch』#4
(表紙・奥付とも)
✕[初登場]作&画:カール・バーゴス
○作:レイ・ギル|画:ジョージ・マンデル
(バーゴスは同誌の巻頭話を担当したが、これはミス・ペイトリオットと無関係なヒューマン・トーチのストーリーであり、彼女が初登場する"The Yellowshirts Turn Yellow!"は巻末話である)
?[身長、体重、POWER GRID]
(典拠が確認できなかった)
✕[図版P2上]戦争のための資金調達に力を貸す。
○敵国の侵入者撃退に力を貸す。
(誤記か)
✕「マスクド・サイキック」として
○「マスクをつけた透視能力者」として
(文脈からCloaked Clairvoyantの意訳と思われるが、固有名詞のように書かれていて紛らわしい)
ヒーロー MT-01 マンシング
✕[初登場]1977年
○1971年
(誤記)
▵[初登場]作: ジェリー・コンウェイ
○作: ジェリー・コンウェイ、ロイ・トーマス
(ロイ・トーマスが共同クレジットされており、主にトーマスが原案、コンウェイが脚本と考えられる)
ヒーロー MT-02 マンシング
✕ローリーはマンシングをジョージアに連れて行った。彼はそこで
○ローリーはマンシングをジョージアに連れて行った。帰ってきたエバーグレイズでは
(Man-Thing Vol.1 終盤ではエバーグレイズ沼地から解放されたマンシングがアメリカ各地を転々とするが、コレクターと戦うRampaging Hulk Vol.1 #7では既に沼地に戻っている)
✕ミスター・ターミナス
○ミスター・テルミネウス
(ヴィランのターミナス Terminusではなく、Termineus)
✕敵対するダークアベンジャーズに打ち負かされたとき、
○敵対するダークアベンジャーズを打ち負かしたとき、
(誤記)
▵[コラム:ファンタスティック・フォー(アース-9033)]『What If? Vol.2』
○『What If…?』
(このシリーズはWhat If? Vol.1の後継誌だったものの、表紙ロゴ上では「WHAT IF…」、奥付ではWhat If…? Vol.2とタイトルに違いがあった。厳密にはリーダー記号付きのWhat If…?にVol.1は存在しないため、これを奥付通りWhat If…? Vol.2とすべきか、それとも事実上のVol.1と見なすべきかは難しい所がある。なお表紙ロゴは#1のみWhat Ifで、ロゴに「?」マークが付くのは#87以降。デザイン上は「? What If…」のような表記だった)
ヒーロー MY-01 ミスティ・ナイト
※[初登場]ミスティが初めて描かれた(名前はまだない)のは1972年3月の『Marvel Team-Up』#1でのこと。
(これは設定としては正しいが、作家の本来の意図ではなかった。
「コリーン・ウィングの親友ミスティ・ナイト」が初めて描かれたのは、1975年のアイアンフィストが主役を務めたMarvel Premiere Vol.1 #20~21でのこと(#20では名前のみ登場)。これを契機にミスティは後のIron Fist Vol.1 (1975~77) でレギュラーキャラクターとなる。Iron Fist誌は#15で打ち切りになるのだが、未解決プロットの補遺としてスパイダーマンのチームアップ誌Marvel Team-Up Vol.1の#63~64でアイアンフィストと共にミスティが登場。この中で「実は」Marvel Team-Up #1でスパイダーマンとヒューマン・トーチによって暴漢から助けられた一般人女性がミスティだったと後付けされた。
従ってこの記述も間違いではないが、マーベル・ファクト・ファイルではこうした後付けは初登場号に含まないか、作家の意図による初登場号の付記として書くのが通例であり不統一ではある)
✕[POWER GRID]2-3-2-2-2-3
○3-3-2-2-3-6
(マーベル・ファクト・ファイル原書発刊より4年前のOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #6による)
ヒーロー NH-01 ナイトホーク
✕[コラム:キャム・スミス]『Motormouth』や『Killpower』で
○『Motormouth』や『Motormouth & Killpower』で
(単にKillpowerという誌名は存在しない。Motormouth & Killpowerの&を誤訳している可能性もあるが、最初に2人で手がけたのがMotormouth Vol.1 #1だったためどちらかと言えば「Motormouth &」が抜けていると考えるべきか)
ヒーロー NM-01 エヌスマン
✕ミサイルを無力化しようとするが、ミューテーションを引き起こすウイルスだけは止めることができなかった。
○ミサイルを無力化するが、かわりにミューテーションを引き起こすウイルスを放ってしまう。
(ミサイルには殺傷性の高いウイルスが込められていたが、アルフィーは意図的にウイルスを変異させ人類をミューテーション化するようにした)
✕孤児院のがれきの中に身を隠した。
○孤児院の残骸の中で顔を合わせた。
(グーチ、ビゴットの2人とジョンは敵対している。孤児院は次元がねじれ異様な姿となっていた)
ヒーロー NR-01 ナイトレイブン
▵[主な敵・本文、各1回]ドラゴン・タン
○ドラゴン・トング
(中国系マフィアの構成単位である「党 (tong)」はマーベル・ファクト・ファイルではほぼ一律「トング」と訳されている。ただしこのDragon Tongは「龍党」と同時に「龍の舌 (tongue)」のダブルミーニングが意図されているのかもしれず、その意味で「タン」と書く事は理解できなくもない)
?[初登場]カバー:ブライアン・ボーランド&ジョン・ロミータ・シニア
○カバー:ブライアン・ボーランド&サル・ビュッセマ
(諸説あるが、Grand Comics Databaseによればハルクの顔がビュッセマ、他はボーランドとされる)
▵[初登場]ニューヨークの空を飛んだ。
○ニューヨークの空を舞った。
(レイブンがカラスを意味する事からの比喩と思われるが、実際のナイトレイブンに飛行能力は無く、この号で飛行した描写も無い。ビルの窓からたちまち姿を消す場面はあり、「空を舞う」程度の表現が適切と思われる)
✕易占いの六芒星とナンバー23「ブレイキング・アパート」と記された封筒
○易の八卦占いで二十三番「山地剥」を示す記号が入った封筒
(六芒星はhexagramの誤訳。易で言う「八卦」は最大6本の横線(☷)で構成されることから英語でhexagram(強引に日本語訳すれば「六図」)と訳されるが、むろん星形をしている訳ではない。この八卦をさらに組み合わせてできる六十四卦のうち23番が䷖、「剥」または「山地剥」と呼ばれる卦で、作者のアラン・ムーアはこの山地剥をBreaking Apartと訳したと思われる。封筒の中の手紙(封筒そのものではない)に書かれていたのはこの記号䷖だけで、数字や文字が書かれてはいなかった)
ヒーロー NW-01 ネクストウェーブ
※ネクストウェーブ
(マーベル・ファクト・ファイル原書刊行より後の事になるが、ネクストウェーブの活躍は全て別世界アース-63163で起きた事だったと後付けされている。
この項に詳しい通りNextwave Vol.1はオフビートなギャグ満載のシリーズで、少なからず「キャラ崩壊」を含んでいた。このフォローとして、8年後のCaptain America and the Mighty Avengers Vol.1 #6で「ネクストウェーブのメンバーは全員、ビヨンド・コーポレーションによって知らない内にアース-63163に転移され、その間は記憶操作によって性格も変えられていた」と後付けされた。
彼らはNextwave Vol.1最終話の後、またも知らない間に元の世界に戻されたものの当然そこではネクストウェーブの大冒険は起こっておらず、記憶と現実のギャップに苦しんだ。Captain America~ #6で初めてビヨンド社が妄想などではなく実在すると気付いたモニカ・ランボー(当時マイティ・アベンジャーズ)は雪辱戦に身を投ずることとなる)
※アーロン・スタック
(上記に加えて、このキャラクターは実はアーロン・スタックを名乗る偽者だったと2019年の特別号Marvel Comics Vol.1 #1001でさらに後付けされた。ネクストウェーブのアーロン・スタックは解説にもあるように酒飲みのB級ヒーローで、あまりに過去のアーロン・スタックとイメージが違ったための措置とみられる。
この号で本物のアーロン・スタックが認める所によれば少なくとも「トレンチコートで走り回ったり」「ゾンビやら何やら」(2006〜10年頃か)は偽者の出番だったようだ)
✕錯乱したリーダー、キャプテン・ダークアンガー
○錯乱したディレクター、ダークアンガー
(ダークアンガーは「キャプテン」ではない。ネクストウェーブのメンバーであるキャプテンとの混同か)
✕[SILENTのコアセル]ジェネラル・サイレント
○ジェネラル・クワイエット
(誤記)
ヒーロー PH-01 ファントム・ライダー
✕賞金稼ぎと揶揄された
○賞金首にされた
(Ghost Rider Vol.1 #5の出来事)
ヒーロー PU-02 パニッシャー
✕[コラム:エリオット・ブラウン]『The Punisher Armoury』
○『Punisher Armory』
(イギリス英語のArmouryではない。なお表紙ロゴには頭にTheが付いているものの、厳密な書誌上は単にPunisher Aromory)
ヒーロー PU-04 パニッシャー
✕燃え上がるビルに投げ込んで、
○燃え上がる館に投げ込んで、
(building(建物)の誤訳か。この「建物」はグニッチの私邸)
[コラム:ジェイソン・アーロン]
✕『Wolverine』#175(2002年7月)
○『Wolverine』#175(2002年6月)
(誤記)
✕『X-Men』
○『X-Men』系誌
(アーロンはX-Men誌そのものを手がけた事は無く、X-Men: Schism Vol.1やWolverine and the X-Men Vol.1、後にはAmazing X-Men Vol.2等が主な作に挙げられる)
▵『Punisher Max』
○『Punishermax』
(あまり直観的ではないが、マーベル公式サイトや奥付によればPunishermax Vol.1)
✕数々のスーパーヴィランへの攻撃
○おなじみのスーパーヴィランとの決着
(Punishermax Vol.1に登場した主立ったヴィランはキングピン、ブルズアイ、エレクトラしかいない。このシリーズは別世界MAXユニバースを舞台にしており、主流のマーベルユニバースでは描かれる事の無いこれらヴィランの死を描写している)
ヒーロー PU-05 フランケン・キャッスル
[コラム:リック・リメンダー]
✕映画に参加。『ミュータント・タートルズ』の作画や『アベンジャーズ』『ターミネーター』といったコミックのペン入れ
○映画に参加。『Tales of the Teenage Mutant Ninja Turtles』や『Avengers』『Terminator 3』といったコミックの作画やペン入れ
(文脈上タートルズはアニメ版にも見えるが、これはコミックのTales of the Teenage Mutant Ninja Turtles Vol.3で、数本の作画を担当した。マーベル・ファクト・ファイルでは通例としてコミックの書名は原語で書かれているが、ここだけカナ表記になっている。他にリメンダーが担当したのはAvengers Vol.3およびTerminator 3 Vol.1で、後者はバケット・コミックスによる映画『ターミネーター3』のコミカライズ)
✕『Punisher: Warzone』
○『Punisher War Journal』
(誤記。Punisher War Journal Vol.2)
▵『Frankencastle』
○『Franken-Castle』
(正式題)
ヒーロー PU-08 パニッシャー
※『BORN』
(この項に特に記述が無いが、ここで説明される内容はミニシリーズBorn Vol.1に基づいており、その舞台はマーベルユニバースと似ているが超人のいない別世界アース-200111、通称MAXユニバースとされている。従ってここでのフランク・キャッスルらもアース-200111の別人である。
ただし、3年後のCivil War Files Vol.1 #1では現行世界アース-616のパニッシャーも「バレーフォージ砲兵基地全滅からの唯一の生還者」と記録されており、おそらくアース-616でもBorn Vol.1と似た事件は起こっていたと考えられる)
ヒーロー PU-09 パニッシャー
※ジュビリー
(奇妙なことに、この時パニッシャーに殺されているのは作画上はシャドウキャット。しかし後の裁判ではジュビリーが殺されたとセリフにあるため、作画ミスかさもなくばシャドウキャットと同時に画面外でジュビリーも殺されているのだろう)
✕衰弱したウルヴァリンを追って日本に向かい、
○日本でX-メン全滅の報を受け消沈したウルヴァリンを追って、
(パニッシャーはウルヴァリンを単身日本におびき出し、その間に残りのX-メンを全滅させた。悲嘆と自己嫌悪に酒びたりとなったウルヴァリンをパニッシャーは強襲するが、この戦いの舞台は画を見るかぎりアメリカか少なくとも英語圏と思われる)
✕『Punisher Vol.6』#33~37(2003年11月〜04年2月)
○『Punisher Vol.6』#33~37(2003年12月〜04年2月)
(誤記)
✕その後、(…)『Marvel Universe vs. The Punisher』で、パニッシャーへの復讐が果たされた。
○その後、別世界で (…)『Marvel Universe vs. The Punisher』では、パニッシャーの復讐が果たされた。
(コラムではこのシリーズのみ別次元が舞台。このアース-11080のパニッシャーはヒーローとヴィランを皆殺しにする)
ヒーロー PU-10 パニッシャーvs.ブルズアイ
▵彼がパトリロ一家のバチェラー・パーティーを襲撃した
○パニッシャーがパトリロ一家のバチェラー・パーティーを襲撃した
(代名詞がアルフォンソを指すのかパニッシャーを指すのか曖昧)
✕ブルズアイの後をつけたパニッシャーは、ロケットランチャーでニコとアルフォンスを始末したのだ。ブルズアイは、最初にアルフォンスの手下を襲って血みどろの争いをはじめたのは、自分ではなくパニッシャーだと言い放って姿を消した。
○ブルズアイは後をつけさせたパニッシャーに、ロケットランチャーでニコとアルフォンスを始末させたのだ。ブルズアイは、最初にアルフォンスの手下を襲って血みどろの争いをはじめたのは、パニッシャーではなく自分だと言い放って姿を消した。
(物語のどんでん返しが機能していない。ブルズアイのセリフは「I'm the one who shot up that bachelor party… not him. あのバチェラー・パーティーを片付けたのは俺なのさ……奴じゃない」。not him(奴じゃない)と言うコマにはパニッシャーが描かれている)
?レオ・ロッシ
→ロッシ一家
(レオ・ロッシの名前が確認できなかった)
ヒーロー PZ-01 スペース:パニッシャー
?[所属]元マーベルナイツ、アメリカ海兵隊、サンダーボルツ
→アメリカ海兵隊
(出典が確認できなかった。これは出身/身長/体重欄にも言えることだが、多くのプロフィールはアース-616のパニッシャーと同様と考える事はできる。しかしスペース・パニッシャーがある時点からはアース-616とは違った生い立ちを辿った事も間違いなく、アース-616同様にマーベルナイツやサンダーボルツに所属したかは疑わしい)
?[POWER GRID]
(同じく出典が未確認)
▵[初登場]画&カバー:マーク・テセイラ
○画&カバー:マーク・テクセイラ
(Texeiraの表記揺れ)
✕宇宙船マリア
○宇宙船マリー
(スペルはMarie。死んだ妻マリアに由来すると思われ、あるいは本名(正式名称)がマリアだったかもしれないが、少なくとも劇中では一貫してマリーと呼ばれている)
✕リーダーの衝撃波と同じ周波数を採用しているその武器が、グリーン・ゴブリンの機嫌にも作用したことをキャッスルは見ていたのだ。
○リーダーの衝撃波が緑の巨人の機嫌を狂わせたことにチップは気付いており、その武器と同じ周波数を再現したのだ。
(甚だしい誤り。グリーン・ゴブリンは無関係で、キャッスルはこの事実に気付いておらず、この時既にウォッチャーに破壊されていたチップが残していた秘策がこのハルクの召喚である)
ヒーロー RU-02 ランナウェイズ
✕超人登録法がなくなると、
○超人登録法が落ち着くと、
(この時期はRunaways Vol.3 #1以降にあたるが、実質的に超人登録法が失効するSiege Vol.1 #4はこの約1年半後である。Runaways Vol.3最終号である#14まで超人登録法は効力を持ち続けた)
✕[図版P2右下]『Runaways Vol.3』#1で、
○『Runaways Vol.3』#1より。
(ビクターはVol.2 #6時点で(メンバー兼監視対象として)ランナウェイズ入りしており、遅くともVol.2最終号#30の頃には十分仲間とも打ち解けていた)
ヒーロー RU-03 ランナウェイズ(チーム・ピュース)
▵ビクター・フォン・ドゥームの恵まれし子らの学園
○ビクター・フォン・ドゥームの恵まれし青年らの学園
(原語はVictor von Doom Institute for Gifted Youths。言うまでもなくエグゼビアの恵まれし子らの学園 Xavier's School for Gifted Youngstersと対比した名前で、言い回しに違いがある。ここではコズミック〜ロケーション BW-01の項にある表現に従ったが、本来は「学園」も言い回しが異なっている)
✕シミュレーションの敵として登場する相手が、ほかのチームのメンバーで殺された者たちだと彼は気づく。その中には、同じく1年生でジュビリーの親友のピクシーもいた。
○シミュレーションの映像として倒した相手がそう偽装されたほかのチームのメンバーであり、殺してしまったと彼は気づく。同じく1年生でジュビリーの親友のピクシーも相手チームに殺されてしまっていた。
(ピクシーはジュビリーらと同じチーム。ピクシーが敗北しシミュレーションのグリッチ(不具合)に避難したチームは、その影響で「シミュレーション」の正体に気付く)
ヒーロー SG-01 シャン・チー
▵[初登場]『Special Marvel Edition』#15
○『Special Marvel Edition』#15(1973年12月)
(この項だけ刊行年月が無く不統一)
?[主な敵]レッドウルフ
(目立った戦績が見当たらなかった。2015年のシークレット・ウォーズでシャン・チーが戦ったレッドサイ(エレクトラ)と混同があるのではないか? だとしても2者はアース-13116の別人であり、この欄に書くのは適切ではない)
✕[コラム:ポール・ガラシー]『The Hand of Shang-Chi』『Master of Kung Fu』
○『Master of Kung Fu』
(The Hand of Shang-Chiというコミック誌は存在しない。The Hand of Shang-Chi, Master of Kung Fuという一続きのタイトルのカンマを誌名の区切りに誤訳したと思われる。いずれにせよこのタイトル前半部は表紙ロゴの装飾的なものであって、正確な書誌では単にMaster of Kung Fu Vol.1である)
ヒーロー SG-02 シャン・チー
[コラム:ハーデン・ブラックマン]
※『Elektra』第3シリーズ
(解釈の分かれるところだが、1995年のミニシリーズElektra: Root of Evilは奥付ではサブタイトルの無い「Elektra Vol.1」とあり、これを正しいとするならその後1996~1998年に発行された「表紙にサブタイトルの無い最初のElektra」はElektra Vol.2という事になる。これを順に当てはめればブラックマンが担当したシリーズはElektra Vol.4すなわち第4シリーズになるのだが、狭義はさておき一般的には第3シリーズと称しても間違いではないだろう)
ヒーロー SH-01 シャンナ・ザ・シーデビル
▵[図版P2中央]『Shanna the She-Devil』#4(2005年7月)で、新世代のために生まれ変わる。
○[図版P2中央]『Shanna the She-Devil Vol.2』#4(2005年7月)で、新世代のスタイルで描かれたシャンナ。
(このVol.2はオリジンから描き直したほぼリブートに近いシリーズだったが、具体的に「生まれ変わった」という描写があった訳ではない。しかしマーベルユニバースとの時間設定と齟齬がある事から、おそらくアース-616とは別の時間軸と考えられてはいる)
✕アフリカに帰った彼女を待ち受けていたのはさらなる悲痛で、子ヒョウのイナとビリは殺されていた。
○アフリカに帰った彼女を待ち受けていたのはさらなる悲痛で、悪党との戦いの中で子ヒョウのイナとビリは殺されてしまった。
(二頭はシャンナとラガ・シャーとの戦いで殺された。なお、この争いはインドでの出来事だが、発端はアフリカだったためその点では誤りではない)
[コラム:ジョージ・タスカ]
▵『Luke Cage: Power Man』
○『Power Man』
(正確な書誌ではPower Manだが、当時の表紙ロゴとしては誤りではない。もっとも、正しい表紙ロゴはコロン記号ではなくカンマ記号のLuke Cage, Power Manである)
✕『Superman』『Superboy』『Challengers of the Unknown』
○スーパーマン、スーパーボーイ、チャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン
(タスカはSuperman誌自体には関わっておらず、本来ここではキャラクター名としてスーパーマンらの名が挙げられていると思われる。タスカがスーパーマンを描いたタイトルとしてはAction Comics Vol.1やSuperman Family Vol.1等がある)
ヒーロー SK-01 スカル・ザ・スレイヤー
▵ファンタスティック・フォー
○フューチャー・ファウンデーション(元ファンタスティック・フォー)
(当時のファンタスティック・フォーはヒューマン・トーチの行方不明により解体となり、代わりにフューチャー・ファウンデーションが結成されていた。このX-Men Vol.3 #17~18のエピソードでは、トーチの代わりにドクター・ドゥームを入れた4人が登場している)
✕スカルはウィアードワールドという地域にたどり着き
○別世界のスカルはウィアードワールドという地域で
(Weirdworld Vol.1 #3に登場したスカルはウィアードワールド(アース-23231)土着の存在で、アース-616のスカルとは別人とされる)
ヒーロー SL-01 スラップスティック
✕[主な敵、本文]ドクター・トゥモロー
○ドクター・イエスタデイ
(誤記)
[コラム:レン・カミンスキー]
▵『Hellstorm』
○『Hellstorm: Prince of Lies』
▵『Morbius』
○『Morbius: The Living Vampire』
✕『Doctor Strange』
○『Doctor Strange, Sorcerer Supreme』
(それぞれ正式題。Hellstormという誌名は存在しないため省略としてはこれで正しい。一方Morbiusという誌名はマーベル・ファクト・ファイル原書刊行当時には無かったものの、現在は別にMorbius Vol.1が存在するため注意が必要。Doctor Strange, Sorcerer Supreme Vol.1はDoctor Strange Vol.2の休刊から約2年後に創刊された実質的続編)
ヒーロー SQ-01 スコードロン・スプリーム
▵ディレクトレイト
○グローバル・ディレクトレイト
(グローバル・ディレクトレイトで一続きの組織名)
ヒーロー SS-01 サン・オブ・サタン
✕[体重]可変
○80.7kg
(180ポンド。魔術という「何でもあり」の能力者であるヘルストームなら体重が変化しても不思議はないが、ここで身長が185.4cmと固定されているのに体重だけ可変というのも不自然)
ヒーロー SZ-01 ゾンビ(サイモン・ガース)
▵[初登場、図版2点、コラム]『Tales of the Zombie』
○『Zombie』
(奥付による。表紙ロゴではこの通りであり誤りではない。
もっともこのシリーズのタイトルは混乱しており、4号目で唐突にTales of the Zombie #1としてリランチされたかと思えば、次号ではこの#1をZombie #4と数えて何事も無かったかのようにZombie #5として再開。最終号#10では再びTales of the Zombieの名に戻している)
※[初登場]『Tales of the Zombie』#1
(誌名の問題はさておき、本質的な意味でゾンビ(ガース)の初登場はMenace #5 (1953年7月) と言う事もできる。この#5の巻頭話"Zombie!"は名無しのゾンビを主人公にしているが、後にTales of the Zombie #1でサイモン・ガースの物語"Zombie! -- A Man Without a Soul!"として再掲されたからだ。
とは言え、改変されたのはタイトルだけではなく、サイモン・ガースに合わせてゾンビの髪形を変更、胸にダンバラのアミュレットをかけるといった作画の変更も行なわれている。そのためMenace #5はあくまでよく似た別次元の物語だったとするか、あるいはTales of the Zombie #1で「解像度を上げる」前の同一の事件だと考えるべきかは定かでない)
✕[初登場]画:パブロ・マルコス
○ペンシラー:ジョン・ビュッセマ|ペン入れ:トム・パーマー
(パブロ・マルコスもこの号で描いてはいるが、3本あるゾンビ主役作のどれにもタッチしていない。なお、ビュッセマの一部の作画を未クレジットでジョン・ロミータ・シニアが修正しているともされる)
✕[図版P2上]『Tales of the Zombie』#5
○『Zombie』#1
(誌名については前記参照。号数は誤記)
✕[コラム:パブロ・マルコス]『Tales of the Zombie』に掲載されたゾンビ作品の1本を除く、すべてを手がけた。
○『Zombie』に掲載されたゾンビ(サイモン・ガース)作品の2号を除く、すべてを手がけた。
(誌名については前記参照。同誌にはガース以外のゾンビも登場し、それらにはマルコスは関係しない。マルコスが手がけていないサイモン・ガース作品は#1の3作全て、そして#9の3作全てである)
ヒーロー TE-01 テラー
▵アース-88194出身のシャドウ・ドウェラーことドラギニャッツォと
○アース-88194でシャドウ・ドウェラーことドラギニャッツォと
▵アース-88194出身のシャドウ族の家門
○アース-88194のシャドウ族の家門
(ここでは彼らがアース-88194から現アース-616に移動してきたように書かれているが、実際にはこれらの冒険はアース-88194で起きたことであり、テラー・インク設立以後がアース-616の出来事とされる。
元々シュレック(後のテラー)はマーベルのサブブランド、エピック・コミッコスのSt. George Vol.1で初登場した。これは独自のユニバース「シャドウライン・サガ Shadowline Saga」を形成するタイトル群の一編で、この世界観は後にアース-88194としてマーベルユニバースに組み込まれる。
シャドウライン・サガはA Shadowline Saga: "Critical Mass" Vol.1で完結したが、サガのライターであり愛着を持つダン・G・チチェスターは2年後、Terror Inc. Vol.1でシュレックを「テラー」という名前でマーベルユニバース(アース-616)に再デビューさせた。もっともチチェスターはテラーをかつてのシュレックと同一人物であるという意図で書いていたものの、世界観の混乱を防ぐためか表向きはあくまでも別ユニバースの別の名前をもつ別人とされていた。
しかしTerror Inc.の完結後、約12年が経ち公式キャラクター事典Official Handbook of the Marvel Universe Horror 2005において、テラーはアース-88194の住人だったが「どういうわけか (somehow)」アース-616にやって来た、つまり旧シュレックとテラーは同一人物だとライターの希望通りに設定し直された。
もっともこの措置はテラーの長い人生の扱いを難しくしてもいる。実際この2年後に刊行された新シリーズTerror, Inc. Vol.1(Terror Inc. Vol.1と非常に紛らわしいが表紙ロゴではTerrorまでが大写しでIncの字は小さく、別作品である)ではかつて13世紀にテラーの妻だったタリタが敵として登場するが、13世紀当時テラーはシュレックとしてアース-88194に存在していたはずで、当然彼女も何らかの事情でアース-88194からアース-616にやって来たと考えなければ説明がつかない。さらに複雑なケースでは翌年のTerror, Inc. - Apocalypse Soon Vol.1では過去回想でテラーが14世紀に(という事はアース-88194で)魔王ザッハークを倒し幽閉した過去が明かされると同時に、アース-616において幽閉されたまま現代まで生き延びたザッハークも現われる。ここには明らかな矛盾があるが、この点について今のところ説明は与えられていない。
このためかマーベル・ファクト・ファイルではアース間の移動について明言を避けているが、それはドラギニャッツォらの説明に誤解の余地を生んでいる)
✕ウルヴァリンがヒドラのエージェントにだまされていた
○ウルヴァリンがヒドラのエージェントに濡れ衣を着せられていた
(ヒドラのエージェントは一般人を装い「ウルヴァリンに殺された娘」の復讐をテラーに依頼していた。テラーとウルヴァリンは戦いを通してペテンに気付きヒドラに代償を払わせる)
ヒーロー TH-01 シンマン
※[コラム:クラウス・ノルドリング]
(このコラムで紹介されるコミックの大半は誌名ではなくエピソード名あるいはサブタイトルであることに注意。掲載誌は次の通り)
・『Spark Stevens』→『Wonderworld Comics』掲載
・『Strut Warren』→『Fight Comics』掲載
・『The Barker』→『National Comics』掲載
・『Shot and Shell』→『Military Comics』掲載
・『The Three Aces』→『Speed Comics』掲載
・『Pen Miller』→『National Comics』掲載
・『Lady Luck』→『Sunday Newspaper』掲載
ヒーロー TP-01 トーピード
✕ブロックに避難するよう伝えた。
○ブロックを捕らえようとした。
(文章前段にある通り、デアデビルはこの時点でブロック=トーピードを犯罪者だと誤解している)
▵スペースナイト
→ロム
(ここでガラドルのスペースナイトという肩書きだけで不自然に名前が登場しない人物はロム Rom。彼と主役誌Rom Vol.1はパーカー・ブラザーズ社のトイのコミカライズだったため、権利関係で名前を出せなかったのか)
✕成りすましたちを殺害し、
○成りすまし元の人々を殺害し、
(この時ダイア・レイスは人間を殺して入れ替わっている)
✕[コラム]おじのスティバック上院議員が独裁政権を敷く東ヨーロッパから密出国した。上院議員は、
○独裁政権が敷かれる東ヨーロッパから密出国した。おじのスティバック上院議員は、
(マイケル・スティバックは東ヨーロッパで独裁政権下のユーゴスラビアから密出国したが、そのおじユージーン・クリッガー・スティバックはアメリカ上院議員であり東ヨーロッパとは無関係)
ヒーロー UB-01 ユリシーズ・ブラッドストーン
✕[主な敵、本文]ウルクシル・タエ・クワン・シン
○ウルクシル・クワン・タエ・シン
(誤記)
▵バロン・ジモが散り散りになった
○バロン・ヘルムート・ジモが散り散りになった
✕バロン・ジモは火山に落下し、
○父親バロン・ハインリッヒ・ジモは火山に落下し、
(2世代のジモが同じ「バロン・ジモ」として混在している)
✕ブラッドスジェム
○ブラッドジェム
(誤字)
▵クロスボーン
○クロスボーンズ
(Crossbonesの表記揺れ)
✕[コラム]北極
○南極
(誤記)
ヒーロー UD-01 アルティメット・デアデビル
✕[出身]コンソリデイテッド・エジソン発電プラント
○[削除]
(誤記か)
ヒーロー US-01 アルティメット・ドクター・ストレンジ
✕オーブ・ボブ・アクマンタタ
○オーブ・オブ・アクマンタタ
(誤字)
ヒーロー VI-01 ヴィシャンティ
▵髪のない女性の姿で現われた。
○様々な髪形の女性の姿で現われた。
(誤りではないが、本項の図版の通り長髪や、あるいは髪の代わりに緑の葉で覆われた姿がより一般的)
▵エイジド・チンギス
○古老チンギス
(ヒーロー AE-01 古老チンギス Aged Genghisの表記揺れ)
ヒーロー VM-01 ビクター・マンチャ
✕当初は実戦よりも監視を任されていたが、
○当初は保護観察状態で実戦は任されなかったが、
(監視されていたのはビクターの方)
ヒーロー WE-01 ウェアウルフ・バイ・ナイト
▵体重:90.7kg
○体重:136.1kg
(人間ジャック・ラッセルの体重として誤りでは無いが、他のデータは狼男に変身後の数値を示している。変身後の体重は300ポンド)
✕1785年、狼男リディアは
○1795年、人狼リディアは
(年数は誤記。リディアは女性で、werewolfの訳として狼男は誤りでは無いがあまりふさわしくない)
✕[コラム:マイク・プルーグ]『Frankenstein’s Monster』
○『Frankenstein』
(Frankenstein Vol.1の表紙ロゴは初期The Monster of Frankensteinで、後にFrankenstein’s Monsterに改められた。ブルーグは両方の時期で執筆しているため、表紙ロゴではなく奥付のFrankensteinに従う必要がある)
ヒーロー WH-01 ホワイトタイガー(アンジェラ・デル・トロ)
✕ジェイドタイガーを姪のアヴァ・アヤラに渡した。
○ジェイドタイガーをおばにあたるエイヴァ・アヤラに渡した。
(アヴァはAvaの表記揺れ。年齢を考えると逆に見えるが、年下のエイヴァが血縁上は叔母にあたる。アヤラ家は子だくさんで、ヘクター・アヤラ(初代ホワイトタイガー)の歳の離れた妹がエイヴァ、やはりヘクターの妹であるアウィルダの娘がアンジェラである)
ヒーロー WO-01 ウォン
✕[初登場]名前が明かされたのは同#147(1966年8月)。
○名前が明かされたのは同#119(1964年8月)。
(誤記。Strange Tales Vol.1 #119)
[コラム:マーベルの召使いたち]
✕元イギリス空軍兵士で、第二次世界大戦で戦った
○カナダ空軍兵士として、第二次世界大戦中のイギリスで戦った
(ジャービスはカナダ軍所属)
✕邪悪なサイボーグのナニー
○邪悪なアンドロイドのナニー
(サイボーグは人間にメカニック改造を施したもので、ナニーは全て人造のアンドロイドである)
ヴィラン
ヴィラン AR-01 アレンジャー
✕ニュー・エンフォーサーズ
○新生エンフォーサーズ
(このMarvel Team-Up Vol.1 #138のエピソードでエンフォーサーズが新メンバー2名を加えたのは事実だが、これと別にメンバー全員を一新したニュー・エンフォーサーズ New Enforcersが存在する)
ヴィラン BA-01 バロン・モルド
✕[所属]リーサル・リージョン
○リージョン・アカースド
(誤記)
✕[POWER GRID]ENERGY PROJECTION: 4
○ENERGY PROJECTION: 6
(ENERGY PROJECTION(エネルギー放射能力)4は「単体の放射、中程度の範囲と持続時間」であり地球最強クラスの魔術師としては心許ない。ドクター・ストレンジと同等の6(複数の放射)とするOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #1やマーベル公式サイトの記述が正しいと思われる)
ヴィラン BD-01 バラクーダ
(特に説明が無いが、このバラクーダはMAXユニバースことアース-200111の存在で、項目全体が基幹世界アース-616とは別世界である事に注意。コラムで「マーベルユニバース」とあるのはMAXユニバースとの区別の意味もあると思われる)
▵女装趣味のフィフティを誘って
○女装趣味のフィフティ・フィフティを誘って
(愛称として短くフィフティとも呼ばれるが、正確な呼称はフィフティ・フィフティ Fifty-Fifty(本名不詳))
✕[コラム]女性悪漢
○悪漢
(このバラクーダは少なくとも作画上は男性に見える(図版右端の黒いボディスーツの人物)。アーマーで鳩胸に見えるところからの誤解か)
ヴィラン BG-01 ビッグ・ベン・ドノバン
✕[初登場]『Luke Cage Hero For Hire』
○『Hero For Hire』
(奥付による。表紙では『Luke Cage, Hero For Hire』とCageとHeroの間にカンマ記号が入る)
✕[コラム:リトル・ベン・ドノバン]のちに、私立探偵の
○これと前後して、私立探偵の
(ダコタ・ノースが父親の真実をリトル・ベンに伝えたのは、事件の最中。事実を知ったリトル・ベンが和解のためマット・マードックと共に刑務所を訪れたことから、ビッグ・ベンは嘘の供述を覆した)
ヴィラン BH-01 ブラックハート
▵[所属、本文]スピリット・オブ・ベンジェンス
○スピリッツ・オブ・ベンジェンス
(単数形Spiritでは復讐の精霊であるスピリット・オブ・ベンジェンスと区別が付かない)
✕初代ゴーストライダーだったジョニー・ブレイズを苦しめる
○初代ゴーストライダーだったノーブル・ケールを苦しめる
✕ブレイズに親しかった人たち
○ケールに親しかった人たち
(コミック登場順としての初代ゴーストライダーはジョニー・ブレイズだが、ブラックハートが執着したのは歴史上の初代ゴーストライダーであるノーブル・ケール(もっとも後年さらなる後付けによってケール以前のゴーストライダーが登場する))
▵最後にはゴーストライダー、
○最後にはゴーストライダー(アレハンドラ・ジョーンズ)、
(ここで登場するのは先述された2名のゴーストライダーと異なるアレハンドラ・ジョーンズ)
ヴィラン BI-01 ヘルカウ
▵[初登場]ペンシラー:エド・ハンニガン|ペン入れ:ダン・アドキンス
○ペンシラー:フランク・ブルナー|ペン入れ:トム・パーマー
(この号のスタッフとしては誤りではないが、オムニバス全6話のうちヘルカウが登場するのは第5話で、ハンニガンらは第1話のスタッフ)
✕[初登場]カバー:エド・ハンニガン
○カバー:ギル・ケーン
(スタッフ欄の記載は無いが、表紙には「GK」というケーンのサインが確認できる)
ヴィラン BL-01 バロン・ブラッド
✕[POWER GRID]2-4-3-4-4-2
○3-4-3-4-6-3
(マーベル・ファクト・ファイル原書の約1年前に刊行された吸血鬼キャラクター総覧Vampires: The Marvel Undead Vol.1 #1による)
✕ケネス・クライトンの消息は現在、報告されていない。
○その後ドラキュラ率いるヴァンパイア・ネイションの一員としてMI13と激しい戦いを繰り広げた末に死亡している。
(Captain Britain and MI-13 Vol.1 #10~15 "Vampire State"の出来事で、マーベル・ファクト・ファイル原書の4年前にあたる)
[コラム:フランク・ロビンス]
✕10代のころ、ロビンスはボストン博物館から奨学金を授与され、ニューヨークのナショナル・アカデミー・オブ・デザインで学んだ。
○9歳のころ、ロビンスは奨学金を授与されボストン博物館で、15歳でニューヨークのナショナル・アカデミー・オブ・デザインで学んだ。
(ボストン博物館は修学先。早熟なロビンスは9歳にして奨学金を得、15歳では新たにロックフェラー財団からの奨学金でナショナル・アカデミー・オブ・デザインに入学した)
✕合計41号を作画した。
○合計41号のうち前半28号の大半を作画した。
(Invaders Vol.1 全41号のうち#29~41にフランク・ロビンスはタッチしていない)
ヴィラン BR-01 ブライノッキ
✕チーの元恋人
○チーの仲間であるクライブ・レストンの元恋人
(レイコ・ウーは後にチーともロマンスの火花を散らすが、このMaster of Kung Fu Vol.1 #33の時点ではチーとは初対面であり、クライブ・レストンの元恋人にとどまる)
✕[初登場号]Shang-Chi, Master of Kung Fu
○Master of Kung Fu
(正式な誌名はMaster of Kung Fu、表紙のロゴはThe Hands of Shang-Chi, Master of Kung Fuでありどちらとも異なる)
✕[インカー:ダン・アドキンス]タワー・パブリッシング
○タワー・コミックス
(Tower Comics タワー・コミックスは1960年代のコミック会社。親会社はTower Publications タワー・パブリケーションズだが、法律系出版社のTower Publishing タワー・パブリッシングとは無関係)
ヴィラン BT-01 ブラックアウト
✕ブルックリン市警の75番警察署
○ニューヨーク市警のブルックリン区75番警察署
(ブルックリンは市ではなく、ニューヨーク市が内包する区)
✕ニューアベンジャーズに対する攻撃や、ヘルファイアークラブとの再戦
○ニューアベンジャーズに対する攻撃や、ヘルファイアークラブ跡地での再戦
(当時ダークレインにより地下チームと化したニューアベンジャーズは、かつてヘルファイアークラブのあった廃屋を仮の拠点にしていた)
✕重武装した修道女たちの教団マザー・スーペリアに
○重武装した修道女たちガン・ナンズのマザー・スーペリアに
(マザー・スーペリアは個人名(レッドスカルの娘シンの別名とは無関係)で、ガン・ナンズに所属する)
ヴィラン BU-01 ブルズアイ
▵[所属]ペトリロ一家のリーダー(ドン)
○パトリロ一家のリーダー(ドン)が雇用
(Patrilloの表記揺れ。ブルズアイがドンなのではなく、ドンに暗殺者として雇われている)
ヴィラン BU-03 ブルズアイ
✕[図版P2左上]
○[削除]
(描かれているのは解体後に再結成された新チームで、ブルズアイは図版内に存在しない。紫のメンバーはバーニー・バートンである)
✕犯人と被害者、そして事件を撮影していたテレビクルーを殺す目的で路上強盗を食い止めると、
○路上強盗犯と被害者、そして事件を撮影していたテレビクルーを殺すと、
(ブルズアイは強盗を阻止するも、気に食わなかったという理由で被害者を殺害し、それを撮影していたクルーの存在に気付くとこれも殺害している)
✕[コラム]サンダーボルツ
○ダークアベンジャーズ
(後段にある通りこのチームはダークアベンジャーズ)
ヴィラン CM-01 コットンマウス
✕[所属]ファンのギャング
○牙ギャング
(本文中の牙ギャングと同じFang Gang。Fang(牙)を人名のファンと誤訳している)
▵ヴィクター・アルバレス
○ビクター・アルヴァレス
(1項目の中で表記揺れが起きている)
[コラム:マハムッド・アスラー]
▵ハジェテッペ大学
○ハシェテッペ大学
(スペルはHacettepe)
▵デジタル・ウェビングによるアンソロジー
○アンソロジー『Digital Webbing Presents』
(誌名を直訳したか)
✕シャドウランド、パワーマン(コットンマウスが登場する物語の部分)
○コットンマウスが部分的に登場する物語『Shadowland: Power Man』
(意味不明。固有の作品名を誤訳しているのではないか。アスラーはShadowland: Power Man Vol.1の#1~3までは全編を作画しており、コットンマウスパートのみ担当した訳ではない)
✕シーハルク、コリジョン・コース
○『She-Hulk: Cosmic Collision』
(コリジョン・コースの意味が不明。おそらくアスラーが作画したShe-Hulk: Cosmic Collision Vol.1を何らかの理由で誤訳している)
ヴィラン CO-01 コックローチ・ハミルトン
▵[初登場]『Luke Cage, Power Man』
○『Power Man』
(表紙ロゴとしては正しいが、厳密な書誌では単にPower Man)
✕ビタ・ブスケッタ
○ビタ・ブケット
(スペルはVita Buchetto)
ヴィラン CU-01 ジェイン・カッター
✕[初登場号]『Hellstorm』#12
○『Hellstorm: Prince of Lies』#12
(#12の表紙では一部隠れているが、Hellstorm: Prince of Liesが正しい題。Hellstormというタイトルでは他にミニシリーズHellstorm: Son of Satan Vol.1があるため副題も含めないと区別が難しい)
✕[フリージングガン]小人のスティーブン・ロス
○スティーブン・ロス
(スティーブン・ロスは身長約172cmとやや小柄ながら中肉中背であり、性格も狂気に囚われてこそいるが小物という風情には思いがたい)
ヴィラン DO-01 ドルマムゥ
▵マインドレス・ワンズのような不浄の怪物を無数に従えている。[改段落]思考を持たない凶暴なこの怪物は、(…) すべてを破壊する。生の次元である (…) ドルマムゥは
○マインドレス・ワンズのような不浄の怪物を無数に従えている。思考を持たない凶暴なこの怪物は、(…) すべてを破壊する。[改段落]生の次元である (…) ドルマムゥは
(思考を持たないのはドルマムゥではなくマインドレス・ワンズであり、段落をまたぐべきではない)
✕[初登場]111号の時点で言及がある
○115号の時点で言及がある
(誤記)
✕ファルティネという強力な種族のひとつ、シニファーの末裔だ。
○ファルティネという強力な種族の末裔、シニファーの息子だ。
(シニファーは個人名で、ドルマムゥの父親)
✕3000年にわたって続く王国
○28000年にわたって続く王国
(オルナーの治世は28000年)
ヴィラン DP-01 デスパイア
[コラム]
✕『Marvel Team-Up』で初めてコンビを組んだ
○『Marvel Team-Up』であらためてコンビを組んだ
(クレアモントとバーンのコンビはMarvel Team-Up Vol.1 #59~70を担当する以前にも、アイアンフィストを主人公に据えたMarvel Premiere Vol.1 #35とその直接の続編と言えるIron Fist Vol.1全15号を担当している。発行順としてはIron Fist #13の次にMarvel Team-Up #59があり、数話のあいだ2シリーズの兼任状態となった)
▵最も評価の高いふたりのコラボは『Uncanny X-Men』で、『Marvel Team-Up』#53 (1977年1月) でバーンが描いたキャラクターたちを登場させた作品だ。
○最も評価の高いふたりのコラボは『X-Men』で、このキャラクターたちは既にバーンが描いた『Marvel Team-Up』#53 (1977年1月) や、ふたりによる『Iron Fist』#15 (1977年9月) でも登場していた。
(ジョン・バーンが最初にX-メンを描いたのはMarvel Team-Up Vol.1 #53で、その後クレアモントとコンビを組んだIron Fist Vol.1 #15にもX-メンが登場する。2人が揃ってX-メン主役誌を担当するのは同年12月のX-Men Vol.1 #108以降だが、同誌のタイトルは当時まだ改名前で「X-Men」だった。#114以降表紙には「Uncanny X-Men」と題されるようになるが、実際に書誌が変更されるのは#142以降で、バーンはこの次号#143で同誌を離れる)
ヴィラン DR-01 ドラキュラ
✕[初登場]ドラキュラが20世紀に初めて犠牲者に噛みついたのは1972年4月、『Tomb of Dracula』#1でのこと。
○ドラキュラがマーベルユニバースに初めて描かれたのは1951年3月、『Suspense』#7でのこと。
(Tomb of Dracula Vol.1 #1は、改名後のマーベル・コミックス社で初めてドラキュラが描かれた号で、それ以前のアトラス・コミックス時代にSuspense Vol.1 #7で初登場している(マーベル・ファクト・ファイルではキャプテン・アメリカのように社名変更以前の作であっても初登場号にカウントしている)。いずれにせよこれらは20世紀中盤以後のドラキュラの姿であり、Tomb of Dracula Vol.1 #48で1903年の回想が描かれているように「20世紀に初めて」にはあたらない)
?[初登場]カバー:ニール・アダムス、トム・パーマー
○カバー:ニール・アダムス
(クレジットが無いため正確でないが、トム・パーマーの関与を示す典拠が見当たらなかった)
✕[出身地]シギョシアラ
○シギショアラ
✕トランシルヴァニア地方のシギョシアラ
○トランシルヴァニア地方のシギショアラ
(Sighisoaraの誤記)
✕[POWER GRID]3-4-3-7-3-3
○3-4-3-6-6-4
(マーベル公式サイトによる。マーベル・ファクト・ファイル原書発刊より2年前の公式キャラクター事典Vampires: The Marvel Undeadでも同様)
✕[コラム:トム・パーマー]4号分を除きインカーを務めた
○6号分を除きインカーを務めた
(Tomb of Dracula Vol.1のうちトム・パーマーがインカーとしてクレジットされていないのは#1~2および#8~11の計6号)
ヴィラン DR-02 ドラキュラ
✕[図版P1中央]『X-Men』
○『Uncanny X-Men』
(当時はX-MenからUncanny X-Menに改称後)
✕[図版P2右上]2010年11月の『X-Men: Curse of the Mutants』
○Curse of the Mutantsイベント中、2010年11月の『X-Men Vol.3』
(X-Men: Curse of the Mutantsまたは単にCurse of the Mutantsはイベント名だが、X-Men: Curse of the Mutantsという誌名は存在しない。該当号はレギュラー誌のX-Men Vol.3 #3である)
ヴィラン DS-01 デス・ストーカー
✕それは、マットが自分の名前を捨て、マイク・マードックとして生きることを意味した。
○それは、マットが偽のアイデンティティを捨て、再びマット・マードック個人として生きることを意味した。
(甚だしい誤り。直前の文章でもマットはマイク・マードックが死んだと見せかけており、文意が噛み合っていない)
✕[図版P2右下]後年、デス・ストーカーは死から復活したかにみえた。彼はヴィランズ・フォー・ハイヤーに加わった。
○後年、デス・ストーカーは死ぬ以前の過去から現代に現われた。また同名を名乗る女性はヴィランズ・フォー・ハイヤーに加わった。
(図版は読切Daredevil & Captain America: Dead on Arrival Vol.1 #1からの引用だが、これは現在にやって来た過去の(生きていた当時の)デス・ストーカーで、再び過去へと送り返された。ヴィランズ・フォー・ハイヤーに在籍したデス・ストーカーは明らかに女性の姿で描かれており、フィリップ・スターリングとは別人と思われる)
✕[コラム:アンホーリー・スリー]彼ら3人はもともと、
○この名を名乗るヴィラン3人はもともと、
(冒頭で示されるデス・ストーカー配下の3名と、オーガナイザー配下の3名は別人。AM-01 アニ・メン参照)
ヴィラン DW-01 デスウォッチ
✕[所属]忍者集団デススポーン
○忍者集団、デススポーン
✕デススポーンという忍者集団と、
○デスニンジャ率いる忍者集団と、
✕[コラム:ハグ&トロール]忍者集団デススポーンの
○悪魔の一族デススポーンの
(デスウォッチが率いる忍者はデスニンジャを筆頭とするデスニンジャズ。デススポーンは悪魔の一族であり見た目からして忍者とは無関係だが、この項では二者を混同している)
ヴィラン EE-01 イール(レオポルド・ストライク)
✕[体重]81.5kg
○81.6kg
(180ポンド≒約81.647kg)
✕マダム・ヒドラがイールの弟の殺害を命じたのちに、
○マダム・ヒドラがイールの弟を殺害したのちに、
(誤記)
ヴィラン EI-01 エイトボール
✕[体重]約80kg
○約79.4kg
(175ポンド≒約79.379kg)
ヴィラン EL-01 イール(エドワード・ラベル)
▵[コラム:イール(サーフの)]アベンジャーズと衝突した。
○ウエストコースト・アベンジャーズと衝突した。
(誤りではないが、正確には西海岸支部)
ヴィラン ES-01 エクスタシー
✕[図版P2右上・中央]『Cloak & Dagger Vol.3』
○『Mutant Misadventures of Cloak and Dagger』
(Cloak and Dagger(&記号ではなくandである)Vol.2に続くシリーズだが、タイトルにはMutant Misadventures ofが付き新規タイトルとして扱われる)
[コラム:ディシプリナリアン]
✕標的を撃ち抜いて自らの領域に送り込む
○自らの領域に送り込んだ標的を撃ち抜く
(誤訳か)
✕彼の領域内でさえ、ダガーのライトナイフは光の速さで動き、
○彼の領域内でさえ、ダガーの光速のライトナイフは十分な速さで動き、
(ライトナイフがディシプリナリアンの能力を無効化した訳ではない。光速が数分の一、数十分の一まで減速したところで反応できないほど速い事に変わりはなかったという事)
ヴィラン GL-01 グラディエーター(メルヴィン・ポッター)
✕[図版P2左下]『Daredevil Vol.2』#6
○『Daredevil Vol.2』#68
(誤記)
✕[図版P2上中]『Daredevil』#18(1966年7月)
○『Iron Man』#7(1968年12月)
(甚だしい誤り)
▵スポットライト・コスチュームショップ
○コスチュームショップ「スポットライト・コスチュームス」
(意訳か)
ヴィラン HA-01 ハンド
✕[初登場]
○Daredevil #174
(書影をよく見れば分かるとは言え、誌名が書かれていない)
ヴィラン HM-01 ハングマン
✕[初登場]ハングマンの初登場は『’Roland’ in Tower of Shadows』#5
○ハングマンことローランドの初登場は『Tower of Shadows』#5
(書影を見ても分かる通りタイトルに「Roland in」の語は入っていない。サブタイトルも"The Demon That Devoured Hollywood!"であり異なる)
✕[初登場]ペンシラー:リー・スミス
○ペンシラー:バリー・スミス
(脱字)
▵[主な敵、本文]アベンジャーズ
○ウエストコースト・アベンジャーズ
(このハングマンがアベンジャーズ本隊と絡んだ事は無い。ウエストコースト・アベンジャーズもアベンジャーズの一部ではありこう呼んでも誤りではない)
✕冥府本部
○冥府のような本部
(この本部は影の塔(タワー・オブ・シャドウズ)と呼ばれる屋敷であり、冥府に存在するわけではない。屋敷はもともとTower of Shadows Vol.1 #1でデビューし、墓掘り人ロデリック・クルップとヘッドストーン・P・グレイヴェリーが住んでいた(二人は同誌のストーリーテラーとして登場した)が、この設定は3号でほぼ忘れられた。ジェイソン・ローランドがハングマンとして再登場した時点では、(やはり同誌でデビューした)ジェイソンがこの屋敷を受け継いでいるという体裁になっている)
▵[コラム]クルーガーは最後には、(…) 映画評論家の手によって“殺された”。
○クルーガーは最後には、(…) 映画評論家の手によって文字通り“殺された”ように見えたが、しぶとく蘇った。
(1982年のBizarre Adventures Vol.1 #31の中で脅しつけた評論家に逆襲され(物理的に)殺されたように描写されたが、特に説明無く翌年のSpider-Woman Vol.1 #50に登場しているため重傷を負ったものの生き延びていたと考えられる。クルーガーは後にIron Man: Legacy Vol.1 #6~7にも再登場し、このエピソードは過去を描いてはいるが1984年頃を舞台にしている。ただしBizarre Adventuresがこれらよりやや未来の時間軸を描いていた可能性が無い訳ではない)
ヴィラン IT-01 リビング・コロッサス
✕[リード文]反政府の象徴として作られ、
○政府の象徴として作られ、
(本文にある通り、巨像はソビエト政府の要請で造られた。製作者のペトロフスキーは内心で政府に強い反感を覚えており、像はどこか抑圧的な外見として造形されたものの、それは結果的にそうなったというだけで意図して反政府的なシンボルとして造られた訳ではない)
✕[主な敵]ストーンファイブの異星人
○鉱石群居型の異星人
(意味不明。異星人とあるので本文のキゴール族の事と思われるが、stone hive(石に棲む)の誤訳だろうか? だとしても操縦者を敵と呼べるかは疑わしい所があるが、本来の意図を違えて暴力的な行為をなすという意味では敵対的存在ではあるだろうか)
ヴィラン JS-01 ジグソウ
[初登場]
▵『Amazing Spider-Man』#162
○『Amazing Spider-Man』#161
(前号で既に正体不明の黒幕として小さなシルエットで登場している。正式にジグソウとして顔と名前を出したのは#162で間違いない)
✕カバー:ジョン・ロミータ・ジュニア
○カバー:ロス・アンドルー
(クレジットは無いが、Grand Comics Databaseによる)
[コラム:ロス・アンドルー]
✕オハイオ州で生まれた。
○オハイオ州で育った。
(出生はミシガン州ハイランドパーク)
▵「Tarzan」で下描きを担当した
○「Tarzan」で下絵を担当した
(ホガースのアシスタントとしてレイアウト Layoutを担当したが、これはコマ割りと人物や背景の配置を指定したもので、ホガースはアンドルーのレイアウトに大幅に手を入れて作画した。一般に下描き Pencilと呼ばれる、作画として完成していてインカーが忠実にペン入れするものとは異なる)
ヴィラン KP-01 キングピン
✕[初登場]スパイダーマンがキングピンの手中に落ちたのは1967年8月『Spider-Man』#51でのこと。(…) ペン入れ:マイク・エスポジート|カバー:ジョン・ロミータ・シニア
○スパイダーマンがキングピンの犯罪に関わるのは1967年7月『Amazing Spider-Man』#50でのこと。(…) ペン入れ:ミッキー・デミオ|カバー:ジョン・ロミータ・シニア&スタン・ゴールドバーグ
(初登場エピソードを誤っている。誌名もSpider-Man Vol.1誌と区別が付かない)
✕[所属]フジカワ・インダストリーズ
○フィスク・インダストリーズ
✕[主な敵]エンフォーサーズ
○[所属]エンフォーサーズの雇い主
(それぞれ誤記か)
ヴィラン KP-03 キングピン
▵[図版P2左上]頭蓋骨を粉砕する反撃を加えた。
○スカル(頭蓋骨)を粉砕するような反撃を加えた。
(この闘いでレッドスカルに勝利したものの、頭蓋骨は無事)
ヴィラン LB-01 レディ・ブルズアイ
▵[初登場]カバー:テリー&レイチェル・ドッドソン
○カバー:マルコ・ジュルジェヴィッチ
(ここで挙げられている書影とカバーアーティストは、バリアントカバーのもの。確かに誤りではないが、次頁でマルコ・ジュルジェヴィッチがカバーアーティストとして紹介されており一貫性を欠く)
✕[体重]53.5kg
○54kg
(119ポンド。118ポンドとの誤記か)
ヴィラン LU-01 ルシファー
✕『Marvel Previews』
○『Marvel Preview』
(ここで指すのはオリジナル短編集Marvel Preview Vol.1誌 (1975~1980) で、月々のマーベルコミックスの見所を紹介する文字通りのプレビュー誌Marvel Previews Vol.1誌 (2003~2011) とは異なる)
ヴィラン MA-01 マタドール
✕[コラム]マタドールを名乗ったふたり目のヴィラン
○現代でマタドールを名乗ったふたり目のヴィラン
(マタドールというヴィランはマニュエル・エロガントより以前、1948年のCaptain America Comics Vol.1 #65に1人登場している)
ヴィラン MD-01 マッドドッグ
[コラム:パッツィ・ウォーカー]
✕同作の連載は、
○同作から新創刊された『Patsy Walker』は、
(Miss America Magazineでのパッツィ・ウォーカーの連載期間は1944~1958年。ここで解説される1945~1965年まで続いたのは、スピンオフで生まれたPatsy Walker Vol.1誌)
✕姉妹連載の『Patsy and Hedy』
○姉妹誌の『Patsy and Hedy』
(同様にのれん分けの形で新創刊されたPatsy and Hedy Vol.1)
ヴィラン ME-01 メフィスト
※サタンのふりをして、ジョニー・ブレイズをゴーストライダーになるようにだました。
(ゴーストライダー、ジョニー・ブレイズの初登場号Marvel Spotlight Vol.1 #5(1972年)でジョニーは「サタン」と契約する。しかしこの悪魔の設定が固まるにつれ、Ghost Rider Vol.2 #76(1983年)でこのサタンの本名はメフィストだとされた。この時点では名前の言い換えに過ぎなかったと思しいが、おそらく当時マーベルユニバースに設定の異なる「サタン」があふれていたためか、後にサタンとメフィストは別人であり、サタンはメフィストによる詐称だったという事にされる。
結果的にジョニーと契約したのは「サタンのふりをしたメフィスト」になったのだが、さらに後年Ghost Rider Vol.6 #5(2006年)ではジョニーと契約したのはサタンを名乗るルシファーだったとして描かれた。マーベルユニバースではメフィストとルシファーは明確に別人なので、この新設定は矛盾をはらんでいる。実際Ghost Rider Vol.7(2011年)では再びメフィストが現われ、ジョニーと契約したかのようにふるまっている。
一見ちぐはぐなようだが、マーベルユニバースの悪魔たちは「サタン」の概念を借りる際に複数名が合体してその姿をとることがあるとされる。つまり、このサタンの正体はメフィストでありルシファーだったという事なのだろう)
※[初登場]『Silver Surfer』#3(1968年)
(Sensational Spider-Man Vol.2 #41の解説ページにおいて、メフィストの別名はSerpentとされている。これはアスガルドのサーペントことカルとは無関係で、メフィストが悪魔であることから聖書における悪魔「古き蛇 Serpent」を指すと思われる。とすれば、聖書の内容を子供向けにコミカライズしたBible Tales for Young Folk Vol.1 #1(1953年)に登場しキリストを誘惑した悪魔(Serpent)もメフィストだと言うことができるだろう。
もっともこれは初登場と呼ぶにはうがちすぎであり、作家の意図として初めて「メフィスト」が描かれたSilver Surfer Vol.1 #3を初登場としてなんら間違いではない)
▵ゲシュタルト・サタンというものを形成している。
○複数が集まりサタンの形態をとっている。
(誤りではないが意図が伝わりづらい。マーベル公式ウェブのヘル・ロードの項では「Under specific circumstances, several or all of the Hell-lords have existed as a gestalt Satan(場合によっては、複数または全てのヘル・ロードがサタンのゲシュタルトで現われる)」とあり、この場合ゲシュタルトとは「合体構造」を意味するだろう)
[コラム:地獄の王たち]
▵サタン(自称)
○サタン(自称者たち)
(本名が明らかになっていない、サタンと名乗る悪魔は複数名いる。特にゴールデンエイジ時代に顕著で、例えば……
・クレア・ヴォヤンを初代ブラックウィドウにしたサタン(Mystic Comics Vol.1 #4, 1940年)
・異世界ノーウェアの守護者サタン(Marvel Mystery Comics Vol.1 #34, 1942年)
・ソーサラー(バルサール)が召喚しキャプテン・アメリカと戦ったサタン(Captain America Comics Vol.1 #21, 1942年)
・マダム・サタンと契約しデストロイヤー(ロジャー・オーブリー)と戦ったサタン(All Winners Comics Vol.1 #8, 1943年)
・キャプテン・アメリカ(ジェフ・メース)が地獄で出会ったサタン(Captain America's Weird Tales Vol.1 #74, 1949年)
……といったサタンが登場している。これらは見た目も行動原理も様々で別人と考えられる。もっとも悪魔とは気まぐれで多様な姿を持つものとすれば、全て同一人物と考えることもできるかもしれない)
▵オリンピアにおける地獄、ハデス
○オリンポスにおける地獄、ハデス
(マーベル・ユニバースではオリンピアはエターナルズの本拠で、プルートらギリシャ神のそれはオリンポス)
✕ダミアン・ヘルストーム
○ダイモン・ヘルストーム
(誤字)
ヴィラン MG-01 マ・グヌッチ
✕[初登場]息子たちに2001年12月の『Punisher Vol.5』#4で銃の扱いを教えた。
○部下たちに2000年7月の『Punisher Vol.5』#4で銃の扱いを教えた。
(この号の時点で息子たちは死亡しており、回想で登場する訳でもない。発行年月は誤記)
?[出身]アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ
→不明
(2008年時点の公式事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #4で公式に「Unrevealed 不明」とされるが、別の典拠があるのだろうか?)
✕狂気の殺人マシンと呼ばれるロシア人
○狂気の殺人マシンと呼ばれるロシアン
(ロシア人なのは事実だろうが、ロシアンという通称、コードネームとして扱われているのは明らか。ヴィラン RU-01 ロシアン参照)
ヴィラン MI-01 マリー・ラヴュー
✕グラピオンとの関係は1835年に彼が死ぬまで
○グラピオンとの関係は1855年に彼が死ぬまで
(クリストフ・グラピオンは実在の人物で、1855年に死亡したとされる)
▵[初登場]『Dracula Lives』
○『Dracula』
(#1~3の間、表紙に「Dracula Lives!」とあったものの正式題はDracula Vol.1だった)
✕[P2図版]『Blade』#5
○『Blade: The Vampire-Hunter』#5
(ブレイドの最初の主役誌Blade: The Vampire-Hunter Vol.1)
ヴィラン MO-01 モードレッド・ザ・ミスティック
✕[初登場]アート:ビル・マントロ
○ペンシラー:エド・ハニガン&ヨン・モンタノ、ペン入れ:ジョン・ロミータ・シニア&フランク・ギアコア&ヨン・モンタノ
(誤記)
✕ヴィクトリア・モンテシ、ルイーズ・ヘイスティングス、サム・ブキャナン、ジンクスからなるダークホールド・リディーマーズと出会った。
○ビクトリア・モンテージ、ルイーズ・ヘイスティングス、サム・ブキャナンからなるダークホールド・リディーマーズと出会った。
(後に加入するものの、この時点ではジンクスは登場していない。ヴィクトリア・モンテシはVictoria Montesiの表記揺れ)
▵ンガライ
○エンガライ
(N'Garaiの表記揺れ)
✕ヴィクトリア・モンテシが妊娠すると、モードレッドは父親になった。モードレッドが最も恐れたのは、産まれてくる子どもをクトーンが支配することだった。
○ビクトリア・モンテージが現世のクトーンとなる胎児を妊娠すると、モードレッドは産まれてくる子ども(クトーン)を支配しようとした。この試みはドクター・ストレンジに阻止されたが
(甚だしい誤り。ヴィクトリア・モンテシの表記揺れは前述)
ヴィラン MR-01 ミスター・フィッシュ
✕[主な敵]ファンタスティック・フォー
○[削除]
✕[コラム]ミスター・フィッシュは過去に、
○ミスター・フィッシュだが別世界の彼は、
(このエピソードはFantastic Four Giant-Size Adventures Vol.1 #1に基づくが、これはMarvel Adventures Fantastic Four Vol.1の特別号。これを含むMarvel Adventuresシリーズは若年層向けにマーベルユニバースを整理した入門用のシリーズで、オリジナルの世界アース-20051を舞台にしている。従ってこのミスター・フィッシュも本文の人物とは別人)
※ノリスがどうなったかは、ときがくればわかるだろう。
→ぶじ復活したノリスだが、ヒーローズ・フォー・ハイヤーには敵わなかった。
(マーベル・ファクト・ファイル原書の刊行が連載に追いついてしまったと思われるが、こう勿体ぶるほどの遠大な展開にはならなかった。ノリスは次の号で何事も無く復活して現われたものの、あっさりと敗北している)
ヴィラン MT-01 マンスローター
▵[初登場]『New Defenders』
○『Defenders』
(Defenders Vol.1はこの時期タイトルロゴをThe New Defendersとしていたものの、書誌上は依然Defendersのままだった)
✕彼女を救うために、
○彼を救うために、
(言うまでもなくエンジェルは男性)
✕ドラゴン・オブ・ザ・ムーンという邪悪な組織
○ドラゴン・オブ・ザ・ムーンという邪悪な存在
(ドラゴン・オブ・ザ・ムーンは単体の邪竜)
✕その組織にはムーンドラゴンがいて、
○ムーンドラゴンがそれに憑依されていて、
(前記の通り「組織」ではない。ムーンドラゴンは思考をコントロールされた)
✕[図版P2右上]邪悪な組織は、
○インターローパーは、
(同上のうえ、利用した主体はインターローパー。彼はムーンドラゴンにマンスローターの狂ったとりとめの無い思考を流し込ませ苦しめた)
✕灰色の彫像に変えられてしまった。
○灰の塊に変えられてしまった。
(触れると砂のように崩れ落ちた。色も茶色)
✕彼らはなんとかヒマラヤへと逃げ延び、
○彼らはヒマラヤに現われたとき、
(この時は死者の魂を黄泉に送るヴァルキリーの責務のために現われた。台詞や前後の展開からは辺獄に囚われたままだったと思われる)
▵犯罪帝国の一員となったのだ。
○アサシンネーションの一員となったのだ。
(意訳として誤りとも言えないが、前ページの所属欄と表記揺れしている。アサシンネーションはカール・マルスが組織した傭兵的なヴィランチーム)
[コラム]
✕3人の部下を連れ
○知人たちを連れ
(この時シアンの道連れは彼女の教師であるロジャー・ルーミスとその友人のダフィド・アプ・ロワース教授の2名。他にトラック運転手のウィル・ファンショーと恋人から逃げてきたジュネヴィーブ・クロスが偶然に(あるいは運命的に)同じ場所に引き寄せられた)
✕ドラゴンから地球を守るため熱心な宿主は、ディフェンダーズにチームを引き継ぐことを許した。
○彼らはドラゴンから地球を守るため、ディフェンダーズの魂の宿主となった。
(ほとんど意味不明な文だが、この一般人ら(ダフィドを除く)4名はディフェンダーズに現世に戻るための肉体を貸し与える事になった。彼らは自分に何が起こるのか理解しておらず、「気が付いた時には変身した姿で体を使われていた」と言っていい状態だった。
彼らのその後はほとんど明かされておらず、この一件から7年後のNamor, the Sub-Mariner Vol.1 #61でアンドロメダが魂を奪われた際、一時的に元のジュネヴィーブの心と姿に戻ったのが唯一の再登場である。彼らがそのまま肉体を乗っ取られてしまったのでない限り(そして倫理的にその可能性は低いため)、最終的に何らかの形で分離に成功したと思われる)
✕このチームの志願兵は、英国の真の支配者であるペンドラゴンことダフィド・アプ・ロワースの顔見知りだった。
○彼女ら宿主は、英国の真の支配者であるアーサー・ペンドラゴンの魂を引き継ぐダフィド・アプ・ロワースの顔見知りでもあった。
(「志願兵」は提供者 volunteerの誤訳か。説明不足だが、このような事情で集まった5名のうち残った1人、ダフィド・アプ・ロワースはアーサー王の魂を受け継ぐ人物だった。当初は混乱していた彼もドラゴン・オブ・ザ・ムーンとの戦いの中で次第に王の資質に目覚め、最後はドラゴンにとどめを刺した。なお厳密には宿主たちのうちウィル・ファンショーとジュネヴィーブ・クロスはダフィドとは無関係だった)
ヴィラン MU-01 ミッドナイト・サン
※秘密結社の指導者
(この人物はフー・マンチュー。サックス・ローマーの人気小説『怪人フー・マンチュー』シリーズの悪役で、マーベルコミックスはライセンスを得てシャン・チーの父親という独自設定で登場させた。しかしシャン・チー主役シリーズMaster of Kung Fu Vol.1完結とともにマーベルはキャラクター名の使用権を失い、以来フー・マンチューは「シャン・チーの父」「結社の指導者」といった曖昧な表現でしか登場できなくなった。近年この問題を解決するため(そしておそらくはフー・マンチューの現代となっては人種差別的なニュアンスも避けるため)Secret Avengers Vol.1 #8においてフー・マンチューは偽名で、本名はジェン・ズー Zheng Zuだったと再設定されたものの、マーベル・ファクト・ファイルではこの新設定には触れていない)
ヴィラン NG-01 ナイトメア
✕[地位]ナイトワールドの支配者
○ナイトメア・ワールドの支配者
(脱字)
[コラム:ダン・アドキンス]
✕1967年までマーベルで仕事をしていた。
○1967年からマーベルで仕事を始めた。
(甚だしい誤り)
✕『Sub-Mariner』の1話分の作画を担当したのち、
○『Sub-Mariner』の2話分の作画を担当したほか、
(Sub-Mariner Vol.1では少なくとも#56と最終号#72の2号でペンシラーを務めており、それらは後述されるStrange Tales誌の連載よりも後である)
✕同シリーズでは、ライターのロイ・トーマスとタッグを組んだ。『Doctor Strange』#170(1968年7月)では、
○ライターのロイ・トーマスとタッグを組んだ改名後の同シリーズ『Doctor Strange』#170(1968年7月)では、
(ロイ・トーマスとの共著はStrange Tales Vol.1誌がDoctor Strange Vol.1に改題される#169から)
✕2013年5月8日に亡くなり、
○2013年5月3日に亡くなり、
(アメリカ社会保障局の社会保障死亡履歴による。しばしば誤解されるが、8日はアドキンスと親しいアーティストJ・デビッド・スパーロック J. David Spurlockにより公に死亡報告がされた日であり、この投稿内でも8日から見て「先週」と書かれている)
ヴィラン OR-01 オーブ
▵[瞳の色]ブラウン
○ブルー
(公式設定によるが、上の図版にある通り事実赤く塗られているコマもあり誤りとも言えない)
✕映画スタジオを乗っ取ってゴーストライダーを地滑りに巻き込む計画は失敗した。
○映画スタジオの乗っ取りやゴーストライダーを地滑りに巻き込んだ計画は失敗した。
(二つは二年ほどの開きがある別の事件。後者ではゴーストライダーは実際に崩れた土砂に埋もれたが、ヘルファイアーで土くれを吹き飛ばし逆転勝利した)
ヴィラン OW-01 オウル
▵イーリー
○エアリー
(Aerieの表記揺れ)
ヴィラン PE-01 プレゼンス
▵タニア・ベリンスカヤ
○ターニャ・ベリンスキー
(表記揺れ)
✕[コラム:デイビッド・ギャラハー]マーベルで『Darkstar』や『Winter Guard』などのシリーズを手がけた。
○2010年にはマーベルで『Darkstar and the Winter Guard』を手がけた。
(2誌ではなく1誌。前段と続けて2008年の作のようにも読めるが、2010年刊行である)
ヴィラン PR-01 パープルマン
✕[主な敵]ディフェンダーズ
○サンダーボルツ
(パープルマンとディフェンダーズの間に目立った戦歴は無い。パープルマンが支配下に置いたジュエルが(結果的に)ディフェンダーズと交戦した事はあったが、このきわめて間接的な敵対関係よりは直接敵対したサンダーボルツ等を挙げる方が適切)
ヴィラン RA-01 レイザーフィスト
※3人の男がレイザーフィストというコードネームを使用してきた。
(ここでは3人のRazor-Fistについて説明しているが、マーベルユニバースにはもう1人Razorfistというコードネームのキャラクターがいる。
Thor Vol.1 #497に登場したレイザーフィストことマルコ・サン・アントニオは名誉欲を抱く町の乱暴者で、ソーが力を失ったと聞きつけて彼を倒しアベンジャーズ入りしようと目論んだ。恋人サイドキックのスパイラル(これも同名の女性ヴィランとは無関係)ことエステル・ガイスともどもレンタルのコスチュームに身を包んでソーに勝負を挑むも、既に力を取り戻していたソーに一蹴されてしまう。その後悪戯心を出したソーによって、ストリートギャングによる人質事件に巻き込まれ、そこでは意外な活躍をみせ面目を施した。印象的な登場ながら、これ以降の出演は確認されていない)
✕[所属]元ブラッド・トング
○デルタイツ
(デルタイツに雇われたショックウェーブら(2P目序盤)がデルタイツの存在を隠すために雇い主と偽った香港マフィアの名前がブラッド・トング。つまりこれは偽称に過ぎず、彼らは実態としてはブラッド・トングに所属していない)
▵[2P左上キャプション]復活する。
○偽者ロボットとして復活する。
▵[2P右上キャプション]レイザーフィストが
○レイザーフィストのロボットが
(ここで登場したのはドクター・ドゥームが生んだレイザーフィストの複製ロボットで、厳密な意味でウィリアム・ヤングが復活した訳ではない)
ヴィラン RU-01 ロシアン
✕ミスター・バンポにロシアンの上に座ってもらい、
○ミスター・バンポにロシアンの上に飛びかかってもらい、
(次頁右上の図版にある通り、座ってはいない)
ヴィラン SA-01 シャザナ
※名のない国、時を超越した時間
(この次元は劇中ではNameless Place and Timeless Time等と呼ばれており、具体的な名称は名付けられていない。一方で、ファンコミュニティでは公然としてドラコス Drakosとして呼ばれている。
これにはやや転倒した事情があり、元々ドラコスの名はファンサイトMarvel Appendixで便宜上付けられたものだった。しかしこのサイトの正確性の高さからマーベルも暗黙に“準公式”として扱っている節があり、現にシャザナの妹ナザカやペットのウッブの名は本来同サイトがやはり便宜上付けた名前であったのが、後の公式事典でひそかに(Nazakkaは字をNazakaに変えて)採用されたという経緯がある。だとすれば、名のない次元もやはりドラコスと呼べるのではないかという理屈である。
もっともドラコスの名自体はコミックでも公式事典でも使われた事が無く、現時点ではあくまで半公式に留まっている)
※翼を持つピンク色の悪魔ヒョウ
(この生物はマーベル公式サイトから確認できるページではグレーに塗られている。しかしそれは初版(いわゆるFacsimile Edition)の際のカラーリングで、後の再録ではピンクに塗られている(日本語版ではマーベルグラフィックノベル・コレクション #39で確認できる)。マーベル・ファクト・ファイルのこの項では、この号に関しては図版を一律再録版から採用しており、解説も再録版に合わせてあるのだろう。
なおこの生物は小型のドラゴンのように描かれているが、胴から四足にかけては確かにネコ科動物の特徴を備えており、ヒョウと呼べなくはない)
ヴィラン SD-01 シルバー・ダガー
▵[P2図版右下]『Dr. Strange, Sorcerer Supureme』#32
○『Doctor Strange, Sorcerer Supureme』#32
(1988年に始まったDoctor Strange, Sorcerer Supureme Vol.1誌は#5~59の間、表紙ロゴを「Dr. Strange~」に変更していたものの、この間も奥付はDoctor Strange~で一貫していた。2020年にはDr. Strange Vol.1というシリーズが始まっているためやや紛らわしい)
ヴィラン SE-01 スティーブン・ロス
▵ファー・ジャーナル
○獣皮の日誌帳
(固有名詞ではなく、柔毛の残る獣皮で装丁されたロスの備忘録を指す。ロスの知識を記し魔術的な封印がされたこの書には特に具体的な書名が無く、エピソードタイトルでのみ「毛皮の聖書」と呼ばれていた。
本文にあるジェニファー・サイレンスが入手した書はFur Bibleと異なり人皮で装丁されており表紙の形状も明らかに違うため、写本または7冊あるとされる姉妹書のひとつと考えれられる)
[コラム:レオナルド・マンコ]
▵『Hellblazer: All His Engines』
○『John Constantine - Hellblazer: All His Engines』
✕『Batman』
○『Batman: Gotham Knights』
▵『Avengers』
○『Avengers Annual』
▵『Wolverine』
○『Wolverine Annual』
(全て正式題。マンコの描いたWolverineシリーズはWolverine Annual '97あるいはWolverine: Road to Hellで、文がどちらを指しているのかは不明だが、巻頭話という点では前者だろうか)
ヴィラン SH-01 シュマゴラス
▵[初登場]シュマゴラスが初登場したのは、
○シュマゴラスの名が初登場したのは、
(この号では悪魔たちが召喚しようとする存在の名前としてシュマゴラスの名が挙げられただけで、実際にコミックに姿を現わすのは#10になる)
✕何百年も前に地球を支配した。
○何百万年前も前に地球を支配した。
(誤記)
※未開人戦士との戦いとなり、
(この人物はコナン・ザ・バーバリアン。ロバート・E・ハワードの小説『蛮人コナン』シリーズの主人公で、マーベルコミックスでは1970〜90年代にかけてコミック化された。近年ふたたびライセンスが締結されたものの、マーベル・ファクト・ファイル原書刊行当時はダークホース・コミックスがコミック化権を握っていたためかここでは名前が登場しない)
✕[図版P2上]マイティ・アベンジャーズ
○インベーダーズ
(マイティ・アベンジャーズと戦った事もあるが、これは別の事件で図中にいるのも現代のインベーダーズ)
ヴィラン SO-01 スティレット
✕[体重]90kg
○91kg
(200ポンド≒90.719キロを四捨五入すれば91キロ)
[コラム]
✕スティレットは直後に、
○スティレットはその後、
(二つの事件は発行年月で7年の開きがある)
▵元犯罪王モーガン
○元犯罪王ボス・モーガン
(他項との表記揺れ)
▵スパイダーマンとのちょっとした戦いぐらいだ。(…) スティレットは、このごろはヴィランが集うバー・ウィズ・ノー・ネームでギャンブルに興じる姿が見られている。
○スパイダーマンとのちょっとした戦いぐらいだ。(…) スティレットは、この時はヴィランが集うバー・ウィズ・ノー・ネームでギャンブルに興じていた。
(二つは同じ場面)
ヴィラン ST-01 スティルトマン
✕[所属]元イニシアティブ、マーベルナイツ・アベンジャーズ、コミッティー、CIA、アメリカ海兵隊
○元ニューUテクノロジーズ、エミサリーズ・オブ・イービル、ギャング・オブ・フォー
(この欄は誤字含めヒーロー MK-01 ムーンナイトの記述であってスティルトマンとは無関係)
✕エレクトロと協力したり、ほかのヴィランとエミサリーズ・オブ・イービルを結成した。
○エレクトロと協力して、ほかのヴィランとエミサリーズ・オブ・イービルを結成した。
(このエミサリーズ・オブ・イービルはエレクトロが創設したチーム)
ヴィラン TA-01 タブー
※[出身]ルーマニア、トランシルバニア
(設定上この通りだが、これがコミックで実際に描写された事はない。
このトランシルバニアでカリオストロとルビアの間に生まれたという設定は、元々はライターのジャン・マルク・ロフィシェルによる未刊に終わったプロット、Book Of Vishanti / Cagliostro: King Of The Gypsiesに登場したもの。コミックとしては日の目を見なかったものの、ロフィシェルはファンサイトに原稿を公開。この原稿の設定が後にマーベル公式事典All-New Official Handbook of the Marvel Universe A to Zのカリオストロの項に採用され、初めて公式化された)
ヴィラン TD-01 タタードメイリオン
▵アベンジャーズ
○ウエストコースト・アベンジャーズ
(タタードメイリオンとナイトシフトが関わったのは一律ウエストコースト・アベンジャーズ。ウエストコースト・アベンジャーズもアベンジャーズの支部であり、アベンジャーズと呼ぶことは誤りではない)
ヴィラン TK-01 ターク
✕コード・コンソリデーティッド社
○コード・コングロマリット
(劇中の記述による。エドウィン・コード率いるコードコ社のグループ企業を指すと思われる)
✕ロード・デスストライク
○ロード・ダークウィンド
(時期から見てロード・デスストライクではなくその父親ロード・ダークウィンドことケンジ・オオヤマ)
ヴィラン TM-01 タイフォイド・メアリー
✕ウェポン・ゼロ
○ミュータント・ゼロ
(誤記。ウェポン・ゼロはイメージ・コミックスのヒーローチーム)
ヴィラン UM-01 ウマル・ジ・アンリレンティング
✕[コラム:スプリンター・レルムの魔王たち]ヘルストーム、サタニッシュ、ベラスコ
○ソグ
(この3名は地獄の魔王ヘル・ロードではあるが、この時召喚されたメンバーの中にはいない。実際に召喚に応じた中でほかに有名なキャラクターにはソグが挙げられる)
ヴィラン VA-01 ヴァルネ
✕いくつかのクトーンの巻き物を「ダークホールド」という1冊の本にした
○いくつかのクトーンの巻き物「ダークホールド」を1冊の本にした
(パオロ・モンテージが本に纏める以前、ばらばらの巻き物の時点でそれらはダークホールドだった。パオロが纏めた書は特に「罪の書 TheBook of Sins」とも呼ばれたがもちろんこれもダークホールドの一種であり、罪の書とダークホールドの区別はあいまいである)
▵ヴードゥの召使いバンブー
○ブラザー・ヴードゥの召使いバンブー
(省略として間違いではないが、前段に「ヴードゥ(教)の魔女マリー・ラヴュー」が登場しており紛らわしい)
✕[コラム:ナイト・テラー]標的にしていた吸血鬼集団ステッピン・レザー
○標的にしていた集団を率いる吸血鬼ステッピン・レザー
(ステッピン・レザーことゼドリック・デマチャーリャー Xedric Demacherlierは吸血鬼の麻薬王でヤーディーを率いた)
ヴィラン WW-01 ウィッチ・ウーマン
[初登場]
✕ウィッチ・ウーマンが初めてゴーストライダーに魔法をかけたのは1973年8月、『Marvel Spotlight』#11だ。
○ウィッチ・ウーマンが初めてゴーストライダーの前に姿を現わすのは1973年6月、『Marvel Spotlight』#10だ。
(初登場エピソードの間違い。#10では対面したのみで、「魔法をかけた」のは#11ではあるものの、初登場が#11になる訳ではない)
✕ペン入れ:シド・ショアーズ|カバー:リッチ・バックラー、マイク・エスポジート
○ペン入れ:ジム・ムーニー|カバー:ハーブ・トリンプ、フランク・ジャコイア
(上記#10のスタッフ)
ヴィラン ZO-01 ゾム
✕チェーンズ・オブ・リビング・ボンデージ
○リンクス・オブ・リビング・ボンデージ
(chainsもlinksも鎖を示すので意味は同じだが、劇中に登場した固有名詞としては後者が正しい)
▵アベンジャーズ
○ニューアベンジャーズ
(当時アベンジャーズは解散し、ニューアベンジャーズが新たに結成されていた。実質的な後継チームでありアベンジャーズと称しても間違いではないが、この時期はマイティ・アベンジャーズと分派している最中であり、区別としては明瞭でない)
ロケーション
ロケーション DB-01 マット・マードックの館
?[場所]東66番街448番地
?[リード文]東66番街
(典拠が確認できなかった。誤記にしては具体的すぎるため何らかの公式の記述があったと思われるが、ご存知の方はご連絡いただけると嬉しい)
ロケーション DR-01 ディフェンダーズの農場
✕ディフェンダーズから派生したチームの2代目オーダー
○ディフェンダーズから派生したオーダーと同名の新オーダー
(ここで指すイニシアティブのオーダーはトニー・スタークにより新人ヒーローで作られた新チームであり、ディフェンダーズ初代メンバーで構成されたオーダーとは名前以外に関係はない)
ロケーション FT-01 フィスク・タワー
✕マンハッタンの金融街の中心
○マンハッタンのミッドタウンの中心
(フィスク・タワーがあるとされる住所はエンパイアステートビル等のあるミッドタウンで、マンハッタン南端部の金融街からは離れている)
ロケーション HK-01 ヘルズキッチン
[コラム]
▵「地獄なんて甘いものじゃない!」
○「地獄なんて生ぬるいものじゃない!」
(俗説であり正確な言葉は定かでないが、一般にこの言葉は「地獄は穏やかな気候だ Hell is a mild climate」等とされ、この地区の猛暑を指してただの地獄よりはるかに熱い「地獄の台所」と呼んだというニュアンスがある)
✕ミッドナイト・ウエスト
○ミッドタウン・ウエスト
(誤記)
ロケーション NR-01 ネクサス・オブ・オール・リアリティーズ
✕[位置]フロリダ州エバーグレイズ、シトラスビル(アース-616)
○フロリダ州シトラスビル近郊、エバーグレイズ沼地(アース-616)
(シトラスビルはエバーグレイズ沼地近郊の町(架空)で、広大なエバーグレイズ湿地帯の内側にシトラスビルがある可能性は高いが、ネクサスがシトラスビル内部にある訳ではない)
▵セントの世界
○サンドの世界
(Sandtの表記揺れ)
✕[図版P2上]1973年1月
○1974年1月
(誤記)
ロケーション PR-01 プリズン42
▵反登録法派の地下組織、アンダーグラウンドのメンバー
○反登録法派のアンダーグラウンド組織、シークレット・アベンジャーズのメンバー
(「アンダーグラウンド」の重複。この組織にはシークレット・アベンジャーズの名が付けられている)
ロケーション PS-01 パニッシャーのアジト
▵[概要P図版]
(この図はPunisher Vol.7 #1表紙イラストだが、Punisher Vol.7はMAXユニバース(アース-200111)が舞台で、このパニッシャーも厳密には別人。しかしMAXユニバースのパニッシャーにもアジトはあり、広い意味では誤りでもない)
?グリーン・ゴブリンといった犯罪者たちは、何度となく彼の基地に侵入している。
(該当するエピソードが確認できなかった。ご存じの方のご一報を期待する)
ロケーション SA-01 サンクタム・サンクトラム
✕[門戸開放主義]ヤング・アベンジャーズやマイティ・アベンジャーズ
○ニューアベンジャーズ
✕ヤング・アベンジャーズが居住していた際は、
○ニューアベンジャーズが居住していた際は、
(後半はFallen Son: The Death of Captain America Vol.1 #2を基にしていると思われるが、この時サンクタムを利用していたのはニューアベンジャーズ。ヤング・アベンジャーズやマイティ・アベンジャーズがサンクタムを拠点にした描写は見当たらなかった)
✕おなじみのコーヒー屋に変えて、本来の老朽化した館の姿を隠した。
○スターバックス予定地の老朽化した館に変えて、本来の館の姿を隠した。
(商標のためかここではあいまいに記述されているが、劇中では「STARBUCKS」の店舗予定地として描かれている。幻術により館は朽ちた姿に変えられているが、実際には普段通りの立派な建築)
テクノロジー
テクノロジー DH-01 ダークホールド
✕[別名]シアトラ、ダムドの書
○ダムドのシアトラ記
(Shiatra Book of Damnedを誤って区切っている)
✕くず拾いはこの羊皮紙を学者に売りつけようとしたが、学者に殺された。
○くず拾いはこの羊皮紙を学者に売りつけたが、その学者は殺された。
(正確にはくず拾いの妻が学者に売りつけ、学者は強盗に殺された)
✕1600年代、再び集められたダークホールドは、(…) パオロ・モンテージだった。吸血鬼の王ドラキュラは、
○翌年、再び集められたダークホールドは、(…) パオロ・モンテージだった。1600年代、吸血鬼の王ドラキュラは、
(誤記)
✕[コラム]地球上の吸血鬼を滅ぼそうとしていた。だが邪悪な魔女マリー・ラボーの魔法による干渉のせいで、モンテージ・フォーミュラの詠唱は失敗。
○地球上の吸血鬼を滅ぼしていた。だが邪悪な魔女マリー・ラボーの魔法による干渉のせいで、モンテージ・フォーミュラの効果は消失。
(モンテージ・フォーミュラは一度は成功した。それからマリー・ラボーが呪文に干渉するのは出版年月で約16年後)
テクノロジー EA-01 アガモットの目
✕エターナルズのヴィシャンティ
○永遠なるヴィシャンティ
(ヴィシャンティはエルダー・ゴッズのオシュトゥールらの子で、エターナルズではない。ヴィシャンティの呼び名「The Eternal Vishanti」の誤訳か)
テクノロジー GH-01 ゴーストライダーのヘルサイクル
✕[いつもと違う乗り手]サタンズ・ピット(地獄の壁)
○「ピット」(地獄の大穴)
(劇中では常にThe Pit。pitは縦穴の意で、明らかに壁ではなく(炎が燃えさかる)穴として描かれている)
▵元ゴーストライダーのカレブ
○元ゴーストライダーのケイレブ
(Calebの表記揺れ)
✕[ケッチを捕まえられるか!]幼いダニー・ケッチ
○ダニー・ケッチ青年
(左図にある通り、バイク乗りとして不自然でない青少年)
※[概要P、「野生の天分!」P]アレハンドラ
(不自然に名字が出ていないが、アレハンドラ・ジョーンズのこと。彼女を主人公とするGhost Rider Vol.7はフルネームを明かさないまま終わり(#9、2012年)、2015年の副読本Secret Wars: Official Guide to the Marvel Multiverseでようやく紹介されるまでアレハンドラの名字は不明のままだった。このためマーベル・ファクト・ファイル原書の刊行当時はこう書くしかなかったと思われる)
✕[ノーブル・ケールのヘルサイクル]1700年代の
○17世紀の
(誤記。言うまでもなく1600年代を指す)
テクノロジー HT-01 ヒューマン・トーチ
✕アベンジャーズがトーチを蘇生し、彼は第二次世界大戦の旧友キャプテン・アメリカとサブマリナーに合流した。
○ウエストコースト・アベンジャーズがトーチを蘇生し、彼は第二次世界大戦の旧友キャプテン・アメリカやサブマリナーに合流することになる。
(アベンジャーズの支部ではあるが、厳密にはトーチを蘇生したのはウエストコースト・アベンジャーズ。この場にキャプテン・アメリカとサブマリナーはおらず、サブマリナーはアベンジャーズ所属でもなかった。直後にキャプテンと、また少し後にサブマリナーと共闘するのは事実)
✕「アクト・オブ・ベンジェンス」という陰謀が起きると、トーチはアベンジャーズに加わり、
○「アトランティス・アタックス」という陰謀が起きると、ウエストコースト・アベンジャーズに加わっていたトーチは、
(アクト・オブ・ベンジェンスはアトランティス・アタックスの直後に起きた別の事件で、トーチも関与しているがここでの説明とは無関係。トーチはこれら二つの事件より以前、蘇生されてすぐウエストコースト・アベンジャーズに加入していた)
✕アットゥマ、カーン、オルカ
○アットゥマ、クラング、オルカ
(カーン Kangではなくクラング Krang)
テクノロジー LF-01 リープフロッグ
✕[ホログラム式歴史記録者]チェイスの両親(ガートの両親の助けを借りて)が
○チェイスの両親(およびそれを補助したガートの両親)が
(誤訳か)
テクノロジー PV-01 パニッシャー軍用バン
✕[初登場]『Giant-Size Spider-Man and the Punisher』#4
○『Giant-Size Spider-Man』#4
(表紙にはこの通りにあるが、このシリーズGiant-Size Spider-Man Vol.1は毎号ゲストによって表紙のand以降が変わっている。~and the Punisherを誌名とするなら#4以外の号が存在しないことになり、正確さを欠く)
テクノロジー ST-01 スティルトマン
✕[コラム]1978年4月、『THOR』#269
○1978年3月、『THOR』#269
(誤記)