見出し画像

マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ (2.X-メン①オーバービュー〜ヒーロー)

  • このページは全体のうち一部です。目次と、そもそもこのページが何なのかは👆の記事をごらんください。

  • 本記事にある商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。


X-メン①オーバービュー〜ヒーロー

オーバービュー

オーバービュー XR-02 X-メン/ニューミュータンツ
[サンスポット]リオデジャネイロ生まれ
○リオデジャネイロ出身

(初登場時リオデジャネイロの高校に在籍していたが、生まれはサンパウロ市)

オーバービュー XR-06 X-ファクター/X-フォース
[フォージ]大半のメンバーは彼の就任後すぐにチームを去る。
大半のメンバーは彼の就任後すぐに入れ替わる。
(初期メンバーは様々な理由で脱退、つど新メンバーが加入した。XR-09も参照)
[ドク・サムソン]チーム結成時に
○チーム結成からしばらくして

(このチームが結成されたのはX-Factor Vol.1 #71、ドク・サムソンがチームを精神分析したのは同#87)
[シャッタースター]未来の惑星モジョーワールド
○未来的な別次元モジョーワールド

(モジョーワールドは地球と別の時空間に存在する)

オーバービュー XR-09 X-ファクター/X-メン
[キャノンボール]X-ファクター
○X-フォース

(キャノンボールがこれ以前にX-ファクターに所属した事は無い)

オーバービュー XR-10 X-メン
✕X-メンはセバスチャン・ショウを仲間に引き入れ、オペレーション・ゼロトレランスに
○X-メンは、セバスチオン・ジルベルティ率いるオペレーション・ゼロトレランスに
(セバスチャン・ショウは仲間入りしていない。バスチオンの人間名セバスチオン・ジルベルティの何らかの誤解か)
[マゴット]「ナメクジ」を飼っている。それを食べると超人になる。
「ナメクジ」を飼っている。それらが食べた栄養で彼は超人になる。
(マゴットのパワー(怪力など)はナメクジが摂取した栄養によって生み出され、ナメクジはマゴットの体内に収容されるが、マゴットがナメクジを口から食べる訳ではない)

オーバービュー XR-12 X-メン
[バンシー]マルティニク
○マルティニーク・ウィンガード

(2代目マスターマインドのこと)
▵モネ
○M

(本名モネ・サンクロワ、コードネームM)

オーバービュー XR-14 拡大された実戦チーム
▵[学園にて]サミー・パレ
サミー・ペア
(Paréの表記揺れ)

オーバービュー XR-14 X-トリームX-メン
▵レベランド・ストライカー
○ストライカー牧師

(ウィリアム・ストライカー。レベランドは牧師の意)

オーバービュー XR-15 XSE
[キャプテン・ブリテン]フューリーを破ったあと、チームと再会する。
○フューリーを破ったチームと再会する。

(フューリー(サイビオート。アース-238のフューリーをジェイミー・ブラドックが複製したもの)と戦ったのはXSE。キャプテン・ブリテンを訪ねたチームは館がもぬけの空になっている事を発見し、フューリーに襲われる)

オーバービュー XR-17 X-メン
▵コルバス
○コーバス
(Korvusの表記揺れ)
[ガンビット]危険なエイリアンの感染症
○ヴィランのパンデミックによるウイルス

(誤訳か。パンデミックは地球人)

オーバービュー XR-18 X-メン ストライクチーム
[見出し]X-メン
○X-フォース
[見出し]X-MEN
○X-FORCE

(この捜索チームは登場時点からX-フォース)
[スティーブン・ラング]アルマゲドン・センチネル計画
○アルマゲドン計画・センチネル計画

(それぞれ別の計画)

オーバービュー XR-19 ダークX-メン
[リード文]ミュータント暴動が起きると、ノーマン・オズボーンは自分が支配するミュータントチームを作った。
ミュータント暴動が起きると、ノーマン・オズボーンは自分が支配するミュータントチームを使った。
(サンフランシスコ暴動より以前からノーマン・オズボーンはメンバーをリクルートしていた)

オーバービュー XR-20 X-メン
[見出し]X-メン 拡大する活動
○X-ファクター 拡大する活動
(英語題にX-FACTORとある通り、このチームはX-ファクター探偵事務所)
[ルビー・サマーズ]マドロックス・プライム
○主人格のマドロックス

(説明なくマドロックス・プライムという語が出て何を指すのか判然としないが、これは分裂したマドロックスの主人格、つまりこの項でX-ファクターのリーダーであるマドロックスを指している)

オーバービュー XR-20 X-フォース
[サイロック]アークエンジェルと恋仲だが、彼がファントメックスに苦しめられ、惹かれていることを痛いほど知っている。
アークエンジェルと恋仲だが、ファントメックスに惹かれていることを自覚して苦しんでいる。
(ファントメックスに惹かれているのはサイロック)
[ジェネシス]ファントメックスがアポカリプスのあるバージョンを殺したため、名誉を挽回し、悪に打ち勝つことができるのを証明するため、別のバージョンを育てようとした。
○子どもに戻ったアポカリプスを殺したファントメックスが、名誉を挽回し、悪に打ち勝つことができるこのバージョンを育て上げようとした。
(育てた主体はファントメックスで、育てられたのがジェネシス。殺されたのは若返ったアポカリプス本人)

オーバービュー XR-21 X-メン
[見出し]ホープ世代
○ジェネレーション・ホープ

(Generation Hopeはライツと違って公式なチーム名ではないが、チームの主役誌タイトルであり、いわゆるエディトリアル・ネーム(制作上の名称。劇中に使われなくとも作者/読者が認識している名称のこと)として使われている。このネーミング自体かつての若手チーム、ジェネレーションXを意識して付けられたもので、Generationを世代と訳すよりは「ジェネレーション・ホープ」という固有名として書く方が望ましい。ヒーロー FL-01では後者で書かれている)

オーバービュー XR-22 X-メン(エクスティンクション・チーム)
[コロッサス]ジャガーノートに乗り移られ、
○サイトラックに乗り移られ、ジャガーノートとなり

(ジャガーノートことケイン・マルコではなくその支配者であるサイトラックに乗り移られ、新ジャガーノートとなった)

オーバービュー XR-23 X-メン(ストームのチーム)
[コロッサス]ジャガーノートに乗り移られている。
○サイトラックに乗り移られ、ジャガーノートとなっている。

(上記参照)

オーバービュー XR-24 X-メン(ノーススターのチーム)
▵カイル・ジナドゥ・ビュービアー
○カイル・ジナドゥ・ボービエ
(このBeaubierは結婚相手であるジャン・ポール・ボービエの姓)

オーバービュー XR-24 X-ファクター
[ポラリス]どうやったら父親になれるのか
○父親であるいきさつ

(誤訳か。
 ポラリスの親に関しては複雑な経緯がある。ローナの本来の父親はマグニートーだが、母親スザンナには既に夫アーノルドがいた。不義の子だとアーノルドがスザンナを責めた事がきっかけで起きた事故により夫妻は死亡。事情を知ったマグニートーは幼いローナの記憶を消して、アーノルドの妹夫婦デイン家にローナを預ける。デイン家の娘として育ったローナは、ヒーローとなって後に本当の父がマグニートーだと知り、さらに後にX-ファクター探偵事務所でスザンナ夫妻の記憶を取り戻した)

オーバービュー XR-25 フェニックス・ファイブ
[スカーレット・ウィッチ]サイクロップスからワンダを追い出した。
サイクロップスからフェニックスを追い出した。
(誤記か)

オーバービュー XR-25 アンキャニィ・アベンジャーズ
[大見出し]X-MEN / X-メン
○AVENGERS UNITY SQUAD / アベンジャーズ・ユニティ・スクワッド
(ここで解説されるチームにはX-メンから出向したメンバーも多いが、チームはX-メンそのものではない。初期にはアベンジャーズ・ユニティ・スクワッド、途中からアベンジャーズ・ユニティ・ディヴィジョンと呼ばれた新規のチーム。アンキャニィ・アベンジャーズは誌名で、いわゆるエディトリアルネーム)

オーバービュー XR-26 X-メン(エクスティンクション・チーム)
[リード文]フェニックス能力を封じられた
フェニックス能力を封じられた
(誤字)
クリストファー・ニューズ
クリストファー・ミューズ
(スペルはMuse)

オーバービュー XR-26 X-フォース
[ブンブン]X-フォースがよみがえったときのメンバーのひとり
○X-フォースの創設メンバーのひとり
(次の文にある通り、このX-フォースが再結成された時点ではブンブンはメンバーではなかった)
[ハボック]ケーブルの最初の任務が大失敗に終わり、
○ケーブルが最初の任務で大きな問題を起こし、

(ケーブルは作戦自体には成功している。SWORDは宇宙の大犯罪者クリクトック Kliktokを逮捕していたが、彼の滅亡を願う異星の大艦隊が彼もろとも地球を破壊しようとしていた。これを知ったケーブルはクリクトックを脱獄させ、艦隊に引き渡す事で地球の危機を救った。だがこれは犯罪行為であり、SWORDはアベンジャーズ・ユニティ・スクワッドにケーブル逮捕を要求する)
[ハボック]アベンジャーズ
○アベンジャーズ・ユニティ・スクワッド

(前述の通り。アベンジャーズ・ユニティ・スクワッドもアベンジャーズの一支部であり、その意味では間違いではない)

オーバービュー XR-27 アンキャニィX-フォース
[クラスター]クローン装置に殺されたあと、復活させられ、
○殺されたあと、クローン装置で
復活させられ、
(ファントメックスを殺したのはブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツ。復活に使われたのがクローン装置)
[パック]ロサンゼルスに送られ、チームに加わる。
○ロサンゼルスに送られたチームに加わる。
(ウルヴァリンによってロサンゼルスに送られたのはX-フォース。チームはロサンゼルスで待っていたパックに合流した)
[スパイラル]リタ
○リタ・ウェイワード

(脱字か)
[ジニー]オウルの亡霊
○フクロウの亡霊

(ヴィランのオウルとは無関係。動物霊の姿をしていたが、正体は別の時間軸のカサンドラ・ノバ)

オーバービュー XT-01 X-メン年表:60年代
[XMN #51]マエストロ
○メスメロ

(MaestroではなくMesmero)
[XMN #60]ソウロン
○サウロン

(Sauronの表記揺れ)

オーバービュー XT-02 X-メン年表:70年代
[略称一覧]AMA = AMAZING ADVENTURES
AMA = AMAZING ADVENTURES Vol.2
(後にAmazing Adult Fantasyに改題され最終的にAmazing Fantasy(スパイダーマンを生んだ)となる1961年のAmazing Adventures Vol.1誌ではなく、約10年後に新創刊されたVol.2)
[略称一覧]SSD = SHANNA SHE-DEVIL
SSD = SHANNA THE SHE-DEVIL
(表紙ロゴでも小さいがTheの字が確認できる)
[KAZ #30]ダズラー
(この号でのダズラーは、エンジェルのおじバート・ワージントン。ヒーロー AN-01の項でも注記されているためここで特記しておく)
✕MSH #30(1971年4月)デアデビルは、X-メン、ブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツと出会う(再販)。
○[削除]

(#30にX-メンらは登場しない。登場人物からおそらく#23を指していると思しいが、この号もデアデビルとX-メンそれぞれの主役話が併録されているというだけで、共演したわけではない。仮にそうであっても60年代末の刊であり、この項にはふさわしくない)
[P2左上隅](1975年8月)
○[削除]

(なぜか誌名がなく刊行年月だけ記載されているが、これは紐付けられた書影通りX-Men Vol.1 #94。下の欄と同一であり、この場合刊行年月は必要無い)
[XMN #94]ポラリス
○ローナ・デイン

(この時点ではまだポラリスの名を名乗っていない。XMN #97の欄も参照)

オーバービュー XT-03 X-メン年表:80年代
▵[略称一覧]UXM = UNCANNY X-MEN
UXM = X-MEN / UNCANNY X-MEN
(誌名は本来#141以降Uncanny X-Menに改題されたもので、#1~140までは単にX-Menだった。もっとも表紙上は#114以降Uncanny X-Menとなっているため間違いではない)
[略称一覧]SEC = SECRET WARS
SEC = MARVEL SUPER HEROES SECRET WARS
(正式題。Secret Wars Vol.1とは区別される)
[UXM #129]プロフェッサーXとバンシーがチームに復帰!
○バンシーと入れ替わりにプロフェッサーXがチームに復帰!
(バンシーはこの号でX-メンを脱退している)
[XMN #134-137]XMN
○UXM

(XMN(=X-Men)という略称はこの項では使われていない。これ以外の号ではUXMとして書かれており不統一)
[XMN #134-137]Dバリ天体系を破壊して自殺する。
○ディーバリ天体系を破壊した責任を負って自殺する。
ヒーロー JG-02に詳しいが、ディーバリ(DバリはD'Bariの表記揺れ)太陽の破壊と自殺は連続した出来事ではない)
[UXM #183]コロッサスは、キティとウルヴァリンがチームを脱退できるよう、キティと破局。
○コロッサスはキティと破局。キティとウルヴァリンはチームを離れる。
(コロッサスに直前のシークレット・ウォーズで異星人ザジと恋に落ちた事を告白された傷心のキティはX-メンを離れ、父の消息を追って日本に向かう。ほどなく日本でのトラブルを知ったウルヴァリンもキティに同行。一時的にではあるがX-メンを脱退状態となった。以上のように、コロッサスの行動は2人のためを思ったものではない)
[XAN #10]X-メンと卒業するニューミュータンツの年齢を変え、混乱を引き起こす!
○X-メンの年齢を変え、卒業するニューミュータンツに混乱を引き起こす!
(モジョーが若返らせたのはX-メンだけ)
[UXM #203]宇宙を破壊するが、気を変えて復元する。
○宇宙を破壊して再生しようとするが、断念する。

(破壊の直前でその選択の重さに取りやめている)
[UXM #229]バトル・リーバーズ
○リーバーズ

(誤記か)

オーバービュー XT-04 X-メン年表:1990年代 パート1
[XFA #50]別の並行宇宙
○別の銀河系

(舞台は同じアース-616)
[XFO #21]アイアンマン
○ウォーマシン

(誤記)
✕[UXM #316、UXM #318]
○[解説文を入れ替え]
(本文だけが入れ違っている)
[UXM #318]コベナント・クライシス事件
○ファランクス・コベナント事件

(イベント名はPhalanx Covenant)

オーバービュー XT-05 X-メン年表:1990年代 パート2
▵XMN #41 Vol.2
○XMN Vol.2 #41
▵XMN #55
○XMN Vol.2 #55
▵XMN #69
○XMN Vol.2 #69
(この項の中でVol.2表記の揺れがあり不統一)
[UXM #322]彼を受け止めてくれた者
彼を吹き飛ばした者
(ジャガーノートはオンスロートに攻撃され、地面に激突した)
[GXT #1]エイジ・オブ・アポカリプスを終わらせたのは、マグニートーに率いられた反乱軍だった。
○マグニートーに率いられた反乱軍たちが、エイジ・オブ・アポカリプスを終わらせようとしている。

(この時点ではエイジ・オブ・アポカリプスは終わっておらず、このチーム(X-ターナルズ)もマグニートーの反乱軍(X-メン)ではない。発行時期でもこれより1週前にAstonishing X-Men Vol.1 #1が発売されており(リリースデイトによる)、あえてここでGambit and the X-Ternals Vol.1 #1を選ぶ必然性は薄い)
[XMN Vol.2 #51-52]ペスト菌
○病原菌

(Plagueの誤訳か。このウイルスは人類のミュータント化を促進した)
[XMN Vol.2 #-1]プロフェッサーXの最期と
○囚われのプロフェッサーXは

(この時プロフェッサーXはバスチオンに捕らわれており、死んでいない)

オーバービュー XT-06 X-メン年表:2000年代 パート1
X-メン年表:2000年代 パート1
X-メン年表:2000年代前半
(パート2のページが存在しない。原書の刊行時期からすれば後半を公開しない理由は考えにくく、編集ミスによる欠落と思われる)
[略称一覧]ORI = ORIGIN
ORI = WOLVERINE: THE ORIGIN
(表紙ロゴ上はこの通りだが、奥付によればWolverine: the Origin)
[略称一覧]XBS = X-MEN: BLACK SUN
XBS = BLACK SUN
(やはり表紙ロゴ上では正しいが、奥付上はこのシリーズは#1がBlack Sun: X-Men、#2ではBlack Sun: Stormというように毎号サブタイトルが変化した。従ってシリーズを通してならBlack Sunだけがタイトルと言える)
※[EXC #1/UXM #404-405/UXM #406]
(図版は別の号の表紙で、それぞれEXC #4・UXM #406・UXM #403。イメージ図としては誤りではない)
[XBS #1-5](2000年11-12月
(2000年11月
(最終号であるBlack Sun: Wolverine and Thunderbirdのカバーデイトは11月)
[NMU #9]ニューミュータンツに復帰。
○エグゼビア学園に復帰。
(当時のNew Mutants Vol.2誌はタイトル通りのチーム名は存在せず、若手ミュータントによるX-メン候補生たちを描いていた)

オーバービュー XU-01 アルティメットX-メン
[ストーム]セレブロを使用しているのをエグゼビアに見つかったあと、
○セレブロによってエグゼビアに見つかったあと、
(誤訳か)

オーバービュー XX-03 ミュータント・マサカー虐殺事件
[コラム:ニューミュータンツ]ブービートラップに遭い、瀕死の重傷を負った。
ブービートラップに遭い、あわや瀕死の重傷を負うところだった。
(詳しい描写は無いがかろうじて逃げたらしく、マジックはどう見ても軽傷。カルマもマジックの肩を借りていたがその後は元気にしている)

オーバービュー XX-06 インフェルノ
ジーンは自身に宿るフェニックス・フォースが介入してきたことで
ジーンはマデリーンに宿るフェニックス・フォースが介入してきたことで
(別項ヒーロー JG-03にある通り、この時フェニックス・フォースが宿っていたのはジーン・グレイではなくマデリーン・プライアー。
 フェニックス・フォースがジーン・グレイとして月で死亡した後、フォースの一部は地球の海底に眠るジーン・グレイ本人に憑依しようとした。しかしジーンの深層意識はこれを拒否。代わりにフォースはその時育成中だったジーンのクローン、マデリーン・プライアーに宿る。インフェルノ事件でジーンとマデリーンの精神リンクを介してフォースはジーンの側に移動し、吸収されることでジーンを救った)

オーバービュー XX-07 『X-Men: Years of Future Past』
✕ケリー米大統領
○ケリー大統領

(このストーリーの舞台「センチネルの領地」ではアメリカはUnited Doomstates ドゥーム合衆国という名称なので「米」ではない)

オーバービュー XX-09 ネクローシャ
[ウィザー]X-メンのエリクサー
○X-フォースのエリクサー

(当時のエリクサーはまだX-フォース所属)
[ブリンク]時空を旅するエグザイルズの一員で、
○別次元では時空を旅するエグザイルズの一員で、

(エグザイルズに所属したのはアース-295のブリンク。このアース-616のブリンクは時空を異にする同じクラリス・ファーガソンではあるが、エグザイルズに所属した事は無い)

オーバービュー XX-10 フォール・オブ・ミュータンツ
※ミュータント・レジストレーション・アクト
→ミュータント登録法

(他項との表記揺れ)

オーバービュー XX-12 『X-Men '92』
ウェストチェスターは、X-メンが隆盛をきわめていた時代から分岐した世界だ。
ウェストチェスターは、X-メンが隆盛をきわめていた分岐世界が編入された領地だ。
(ウェストチェスター領としてバトルワールドに編入される以前、本来のアース-92131は、1992年のTVアニメ『X-Men: The Animated Series(邦題:X-MEN)』の舞台。言い換えれば本作X-Men '92 Infinite Comic Vol.1は「'92年版アニメシリーズのその後」を描いた作品という事になる。
 この'92アニメ版はコミック版全盛期、X-Men Vol.2創刊 (1991年) 当時のX-メンの陣容を基にしてはいるが、メンバー構成や過去回想(=番組開始以前に辿った歴史)などは微妙にコミック版とは異なっており、正史アース-616からの「分岐」ははるか以前に起こったと考えられる)

ヒーロー

ヒーロー AB-01 アビス
[2P左上]アビスは『Uncanny X-Men』#432(2003年12月)で、
○『Uncanny X-Men』#434(2004年1月)より。アビスは
#432(2003年12月)で、
(アビスが自分の出自を知るのは#432で間違いないが、図版は#434からの引用)
[コラム:ネヤフェム]天使のシェヤラフィム
(シェヤラフィムは「天使 Angel」と呼ばれたが、これは古代にネヤフェムと対立した翼を持つミュータントの一団を指し、神話的な天使とは異なる事に注意)

ヒーロー AL-01 アルファフライト
?センチネル (…) といった恐るべき敵を倒すために力を合わせている。
(X-メンと共同でセンチネルと戦う場面が確認できなかった。前後の時期から考えて、X-Men/Alpha Flight Vol.1でX-メン単体がセンチネルの幻影と戦った事を誌名から誤解しているのではないか?)
[コラム:ジョン・バーン]あるアーティストが締め切りを破ったのをきっかけに、コミック業界で働くチャンスを得る。
あるアーティストが締め切りを破ったのをきっかけに、マーベルで働くチャンスを得る。
(パット・ブロデリックがMarvel Premiere Vol.1の締め切りを破ったためにマーベルが契約を破棄し、代わりにバーンが雇われたのは事実だが、それ以前からバーンは他の出版社で働いている)

ヒーロー AL-02 アルファフライトの二軍チーム
[ファーストフライト]ワイルドハート(カイル・ギブニー)
○[削除]

(ワイルドチャイルドが初めて所属したのアルファフライト系チームはガンマフライト。この時点でファーストフライトはアルファフライトに改組されており、存在しない)
[図版P2中段]フラッシュバック(本人と分身
フラッシュバック(分身と本人
(図版では左側の頭部が白い方が分身。「時計回り」に順に書くならこの通りになる)
[ベータフライト]ウィッチファイアー(アナニム)はガンマフライトの一員だったが、のちにアルファフライトに加わった。
ウィッチファイアー(アナニム)はガンマフライトの一員だったが、のちにベータフライトに加わった。
(ウィッチファイアーはガンマフライトとアルファフライトの区別が曖昧になった一時期、アルファフライトに所属したと言えるのだが、このベータフライトの章に書く以上はその後のベータフライト配属の誤記と思しい)

ヒーロー AN-02 アークエンジェル
▵ハープーン
を受けて
○ハープーンの攻撃を受けて
(確かにハープーンはもりという意味ではあるが、ここでエンジェルを攻撃したのはヴィランのハープーンであり、ハープーンが使う武器も正確には銛状のエネルギーであって銛ではない)
[コラム]X-メンの報復を誘発して
○X-マンの報復を誘発して
(エンジェルは要塞を守るフォースフィールド発生装置を破壊したが、この時点で既にX-メンはテレポートで要塞に侵入していた。エンジェルの犠牲によって要塞に侵入できたのはX-マンことネイト・グレイ)

ヒーロー AN-03 エンジェル
✕ジェネレーションX
がグールという殺人鬼を
○X-メンがグールという殺人鬼を
(甚だしい誤り。このエピソードはミニシリーズGeneration M Vol.1に基づくが、このシリーズはジェネレーションXとは無関係)
✕生き残った初代X-メンと再び手を組んで、ビショップがM-デイ後も能力を持ち続けた数少ないミュータントを捕まえるのを阻止した。
ビショップがM-デイ後も能力を持ち続けた数少ないミュータントを捕まえるのを、同じく能力を失わずにすんだ初代X-メンと再び手を組んで阻止した。
(誤訳か。確かに当時初代X-メンのうちジーン・グレイは死亡していたが、文章は何から生き残ったのか不明瞭で、恐らくM-デイを指していたと思われる)
✕X-フォースと、サイクロップスのミュータントで構成された秘密工作部隊と
サイクロップスのミュータントで構成された秘密工作部隊X-フォース
(二者は同一の存在である)

ヒーロー AO-01 アノール
[体重]72.6kg
○54.9kg
(出典によって差異はあるが、121ポンド (約54.9kg) 又は129ポンド (約58.5kg) と痩せ型として設定されている)
[コラム]ベラスコとガンビットが解き放った暗黒面からマジックを救い出す
ベラスコと彼が暗黒面を解き放ったガンビットからマジックを救い出す
(誤訳か)

ヒーロー AR-01 アーマー
[本名]ヒサコ・イチキ(一木久子
(日本語表記には他に市来久子と書かれる場合があり、現在では市来表記を見かける方が多い。これはどうやら原作コミックの日本語訳とアニメ化時の日本語設定とで齟齬が起きていたようだ。従っていずれも公式設定であり、誤りではない)
ブラインドホールド(ラス・アルダイン
ブラインドホールド(ルース・オルダイン
(Ruth Aldineの表記揺れ)
ブレークワールドの異次元人
ブレークワールドの異星人
(誤記)

ヒーロー AS-01 テンペスト
[所属]ニューX-メン
○X-メン

(New X-Men Vol.1の主役チームは劇中ではX-メンとしか呼ばれない。これはエディトリアル・ネーム Editorial Nameとしてチーム名とする事に差し支えはないが、正式な劇中のチーム名としてNew X-Men Vol.2の主役チーム ニューX-メンが別にいるため、あまり正確な表現ではない。
 これと別に、エンジェル・サルバドーレがX-メンの一員だったかは難しいところで、厳密にはX-メンの保護下の学生といった立場だった。一方その立場でX-メンと協力して戦った事を指してX-メンと呼ぶこともできるだろう)
[コラム]スカーレット・ウィッチが起こした現実改変のおかげでビークは帰還できたが、
スカーレット・ウィッチが現実改変を起こした頃にビークは帰還できたが、
(スカーレット・ウィッチやM-デイとは無関係に、エグザイルズの新方針として巻き込まれていた形のビークを帰還させる事に決まった)

ヒーロー AT-01 アーチーとリーチ
[POWER GRID]ENERGY PROJECTION: 1・4
ENERGY PROJECTION: 4・6
(リーチの能力に対して1(能力無し)はあり得ない。訂正値4(単体に中距離の放射)は2011年のOfficial Handbook of the Marvel Universe A-Z Update Vol.1 #5に拠る。また同年のFF: Fifty Fantastic Yearsによればアーチーの能力は6(広域放射)だが、M-デイで一旦1になっており、回復途中の値とすれば理解はできる)
エンジェル居場所を突き止める
エンジェル居場所を突き止める
(エンジェルは捜索する側)
X-ファクターの被保護者が3つのグループに分かれると、
X-ファクターの被保護者がミュータント登録法に登録すると、
(意味不明)

ヒーロー AU-01 オーロラ
[初登場]『Uncanny X-Men』#120
○『X-Men』#120
(当時の表紙ロゴはUncanny X-Menだったが、奥付の書誌上はまだ創刊当時からのX-Menが引き継がれたままだった。奥付と表紙が一致するのは#142以降)
プロジェクトの責任者
○プロジェクトの「ディレクター」ことマルコム・コルコード
▵彼女は責任者
彼女はディレクター
(あいまいな肩書きに見えるが、ここでのディレクターはコードネームとしての意味合いが強く、マルコム・コルコード個人を指す)
[コラム]ロキは本当の故郷、スバルトアールバヘイムの光を浴びれば病は治ると告げた。ジャン・ポールは実際にそこに向かった。一方、オーロラはデーモンに捕らえられ、ネザーワールドに閉じ込められた。(…) ふたりはロキがウソつきの神としても有名なことを思い出した。ロキが自分の信頼する神々の一団「影の上に座る者たち」を送り込んで戦わせたとき、オーロラはネザーワールドを脱出した。
ロキは本当の故郷、アールバヘイムの光を浴びれば病は治ると告げた。ジャン・ポールは実際にそこに向かったが、ネザーワールド(スバルトアールバヘイム)に閉じ込められた。一方、オーロラはデーモンに捕らえられ、ふたりはロキがウソつきの神としても有名なことを思い出すことになる。ロキは神々の一団「影の上に座る者たち」の信頼を得ようとオーロラをネザーワールドから地上に送り返していたが、
(甚だしい誤り。ロキは個人的な復讐のためにオーロラ兄妹を苦しめたが、これ以前に「影の上に座る者たち」から人間への危害を禁じられていたため、表向きは善意の行動を装っていた。ノーススターは望み通り光のエルフの国アールバヘイムに送ると見せかけ、オーロラも人格を統合した上で地上の修道院に保護させている。もっともアールバヘイムは幻で実際は邪悪なダークエルフの国スバルトアールバヘイムだったし、オーロラは能力を失ったため心がひどく傷つき、一時的に修道女としてヒーローを引退する事になった。神々はこれらロキの欺瞞に気付いていたようで、ロキはこの直後アスガルドに帰るはずが、彼を狙うスバルトアールバヘイムのデーモンの元に送り出されてしまう)

ヒーロー BA-01 バンシー
[図版P2上]『Uncanny X-Men』#102
『X-Men』#102
(表紙ロゴに「Uncanny」の語が使われるのは#114以降、書誌が同様になるのは#142から。当時の表紙ロゴはThe All-New, All-Different X-Men)

ヒーロー BD-01 ベドラム
▵ダブニー
の脳を破壊して
○責任者ダブニー・サンダース
の脳を破壊して
(本文ではこの人物の説明が抜けているが、ダブニー・サンダース Dabney Saundersはベドラムの両親の上官であり、非人道的なクリストファーの保護を監督した人物)

ヒーロー BE-01 ビースト
[図版P2上]『Avengers Two』
○『Avengers Two: Wonder Man & Beast』

(省略か。表紙・奥付では後者だが、マーベル公式サイトによればAvengers Two: Wonder Man And Beast - Marvel Tales)
[図版P2右]2001年12月、『X-Treme X-Men』#3
2001年9月、『X-Treme X-Men』#3
(誤記)

ヒーロー BE-02 ビースト
✕ウェストチェスター
のカフェ・ア・ゴー・ゴー
○グリニッチ・ビレッジのカフェ・ア・ゴー・ゴー
(ウェストチェスター郡はマーベルユニバースの地名で、X-マンションがある。当時のX-メンがしばしば「放課後」や休日にカフェ・ア・ゴー・ゴー(これも架空のカフェ)に繰り出したことからの誤解と思われるが、設定上はニューヨーク市内のグリニッチ・ビレッジ地区に存在する)
✕X-コァ、SWORD、シークレット・アベンジャーズと
○X-クラブ、SWORD、シークレット・アベンジャーズと
(誤記)

ヒーロー BE-03 ビースト
✕ニモニップ
・スクランブラー
○ニモニック・スクランブラー
(Mnemonic Scramblerの誤字)

ヒーロー BI-01 ビショップ
[主な敵]ジェネレーションX、ハンク・マッコイ(アース-616)
○トレバー・フィッツロイ(アース-1191)

(ともに考えにくい。何らかのペーストミスか)
オンスロートが非常に強力な精神エネルギー攻撃を放ったとき、ビショップはそのエネルギーを吸収しきれず、X-メンは崩壊した。
オンスロートが非常に強力な精神エネルギー攻撃を放ったとき、ビショップはそのエネルギーを吸収し、X-メンを崩壊から救った。
(結果が逆。歴史では本来オンスロートの攻撃で全滅するはずだったX-メンが、ビショップという未知の要素によって全滅を免れている)
?ビショップはもう一度シャードの肉体を取り戻すと約束し、彼女の愛情に報いた。
→ビショップはフィッツロイの野望を阻止し、彼女の愛情に報いた。
(少なくともBishop the Last X-Man Vol.1 #14のこの場面ではビショップはシェードに何の約束もしていない)

ヒーロー BI-03 ビショップ
✕ストライフとブルードと手を組んだ
○ストライフと手を組んだ

(このメサイア・ウォー Messiah Warのストーリーライン中にブルードは登場しない。その中でかろうじてブルード Broodとスペルに共通点があるストライフ側の登場人物といえばアース-80521のデッドプール Deadpoolぐらいだが、ストライフと並べて特筆すべきとも考えがたい)

ヒーロー BK-01 ビーク
▵マグニートーがゾーンに変装していたこと
が明らかになる
○ゾーンのマグニートーという悪の姿が明らかになる
(この時点では「ゾーンが真の姿を明らかにすると、それはマグニートーだった」という描かれ方をしていたが、後に「ゾーンがマグニートーを装っていた」と改変された)
✕悪魔の群れに支配された別次元のワシントンDC
○悪に堕ちたインポッシブル・マンに支配された別次元のワシントンDC
(アース-14845のインポッシブル・マンはコントローラーの影響で狂気に走り、ワシントンDCを支配した)
新たに作られた生きる惑星の成長する脳
新たに生きる惑星リビングプラネットとなった地球の成長する脳
(誤りとは言い切れないが、重要なニュアンスを失っている。アース-4162の地球はエゴ・ザ・リビングプラネットによって地中に脳を植えられ、もう一つの「生きる惑星」と化していた)

ヒーロー BL-01 ブリンク
[初登場]ダークX-メン
○暗黒世界のX-メン

(ダークレイン中にノーマン・オズボーンが組織したいわゆるダークX-メンとは無関係な、アース-295のX-メン)
マグナス(アース-277
マグナス(アース-27、モーフ(アース-1081)
(数字の誤記。また、メンバーのうちモーフだけ抜けている)
ウェポンXはタイムブローカーの異星人の主が集めた、
ウェポンXは異星人タイムブローカーが主となって集めた、
(誤訳か)
✕ファランクスのウイルス
○ヴィーロックスの変異型レガシーウイルス

(ヴィーロックスはアース-8545のウォーロックと変異型レガシーウイルスが結びついて生まれた軍団で、一見ファランクスと見分けが付きにくいが別の存在)
✕ひとつの惑星の破滅に終わった悲惨な任務
○ひとつの時代の悲しい終焉に関わった任務
(時系列からしてミニシリーズX-Men: Die by the Sword Vol.1の事か。
 エグザイルズのサイロックは「跡継ぎを探している」という謎の老夫婦に出会う。神のごとき力を持つ2人はエグザイルズの戦いを見届けると、サイロックに別れを告げて去って行った。この2人の正体は読者にだけ明かされたが、彼らはGiant Size X-Men Vol.1 #1の作画で知られるデイブ・コックラムとその妻でやはりアーティストのパティであった。デイブはこの直前に糖尿病で死亡しており、このストーリーは夫妻の功績に捧げられている。
 劇中コックラム夫妻はエグザイルズの数人とコンタクトを取っているが、その中にブリンクはいない)

ヒーロー BN-01 ブラインド・アル
ウェイドは彼女を生かしておくことにしたが、それはおそらく、アルを殺すには彼女が駐屯する英国特殊工作部隊の基地にいた全員を殺さねばならなかったからだろう。
ウェイドは彼女を生かしておくことにしたが、それは彼女が駐屯する英国特殊工作部隊の基地にいた全員を殺すことと引き換えとなった。
(因果が逆。Deadpool Vol.3 #-1の中で、アルと思われる人物の暗殺を請け負ったウェイド・ウィルソンが基地を全滅させる一方、暗殺対象だけは生かしておいたことがLL&L宇宙法律事務所により確認されている)
✕のちにアルは、地下組織ユニオンに加わったことがある。そして (…) 暗殺のターゲットにされた。
○[前ページ「メダルのことを思い出した。」の次に移動]
(ユニオン所属はウェイド・ウィルソンによる暗殺未遂より以前。ユニオンでの所業がもとでウェイドに暗殺対象とされている)

ヒーロー BR-01 ブルー
[瞳の色]イエロー
イエロー、後にレッド
(初期は黄色として塗られていたが、地球に来てからは赤色になった。ブルーの設定資料はこれ以降にしか公開されていないため、常に赤色として記載されている)
✕神父に成り済ましていたロボット
○牧師に成り済ましていたロボット
ヘイル牧師Pastorと自己紹介している。もっともこのロボットは自分の教会を永遠の破滅教会 Church of Everlasting Damnationと呼ぶなど(恐らくブルーを挑発するために)異様な発言を繰り返しており、この自己紹介もでまかせではあるのだろう)

ヒーロー BY-01 ベイリー・ホスキンス
✕数カ月間
○一カ月ほど

(ジュビリーの言によれば、ベイリーが寮に引きこもったのは約1ヶ月間)
彼女はベイリーが立ち上がるのを待っていたという。そこで彼は行動を起こし、
彼女はベイリーが立ち上がるのを待っていた事は黙っていた。それでも彼は行動を起こし、
(ベイリーに問い詰められてもミランダは本心を隠し通した。つまりベイリーがリッチェズに立ち向かった行動は自発的なもの)
[コラム:マックス・ビーミス]コーディ・リンダー
○コビー
・リンダー
(スペルはCoby Linder)

ヒーロー CA-01 ケーブル
[体重]158.6kg
○158.8kg

(350ポンド=約158.76kg)
[初登場]『New Mutants』#87(1990年3月)
(正確にはケーブルが初めて登場したのは前月の#86で、最終ページに2コマだけ謎の人物として顔見せしている。もちろんその名前とともに本格的に「デビュー」するのは#87なので、かろうじて誤りではないとは言えるだろう。
 なおネイサンとしての初登場はさらに以前、Uncanny X-Men Vol.1 #201 (1986年1月) だが、ケーブルとネイサンは同一人物とはいえキャラクター性はほとんど別人のように変わっている。例えばサイロードの初登場をフランクリン・リチャーズ誕生時としても収まりが悪いように、謎の未来人として“再デビュー”したケーブルの初登場としてNew Mutants Vol.1 #86~87を挙げるのは理に適っているだろう。
 ちなみに刊行時系列では、New Mutants誌での「ケーブル」の初登場はネイサンが未来に預けられるX-Factor Vol.1 #68 (1991年7月) より一年以上前であり、両誌でそれぞれ幼いネイサンと成長したケーブルがそうとは読者に知られないまま平行に活躍していた事になる)
[コラム:ロブ・ライフェルド]『New Mutants』#87(1990年3月)で大人になったケーブルを初登場させた
『New Mutants』#87(1990年3月)で大人になったケーブルを登場させた
(前述の通り正しい初登場号は#86)

ヒーロー CA-02 ケーブルとX-フォース
[本文、キャノンボール各1回]エターナル
○エクスターナル

(誤記)
▵新生X-フォース
○新チームX-フォース
[図版P1左下]新たなX-フォース
○新たなチーム、X-フォース
(このX-フォースはこの時初めて組織された初代チーム)

ヒーロー CA-04 ケーブルとホープ
※シックス・セカンド・ウォー

(Six Second Warで、「6秒間の戦争」とも「6回の『2度目の戦争』」とも取れるが、極めて短時間に終わった事から前者と思われる)

ヒーロー CA-05 ケーブル
▵ミスター・シニスター
○シニスター/この次元のミスター・シニスター
(アース-58163でのナサニエル・エセックスはミスターの無い「シニスター」を自称している)

ヒーロー CB-01 キャプテン・ブリテン
[初登場]
○カバー:ラリー・リーバー
(表紙はハープ・トリンプではなくラリー・リーバー画)
[所属]ペンドラゴン
○ナイツ・オブ・ペンドラゴン

(ペンドラゴンはアーサー王ゆかりの名字(サーネーム)であり、キャプテン・ブリテンはアーサー王自身の直属の部下という訳ではない。ナイツ・オブ・ペンドラゴンを主役にしたシリーズの題名にはPendragon Vol.1があるが、これはKnights of Pendragon Vol.1の後継誌であり表紙ロゴ上はどちらもKnights of Pendragonと書かれている)
[P2図版右下]新エクスカリバーを結成した。
○聖剣エクスカリバーを引き抜いた。

(スクラル侵攻当時チームとしての(ニュー・)エクスカリバーは解散していた。図版はCaptain Britain and MI-13 Vol.1 #3の引用で、聖剣エクスカリバーを手にしたキャプテン・ブリテンの図)
[コラム:キャプテン・ブリテン・コァ]マッド・ジム・ジャスパー
マッド・ジム・ジャスパーズ
(脱字)

ヒーロー CB-01 キャプテン・ブリテン
[コラム:ライオンハート]ソード・オブ・ナイト
ソード・オブ・マイト
(誤字)

ヒーロー CB-03 キャプテン・ブリテン
ウォーカーヴォーティガン
ウォーカーことヴォーティガン
(同一人物)
[コラム:ジョン・ストークス]『Fishboy』を360編以上描いた。
『Fishboy』の全360編を描いた。
(Broken Frontierに掲載されたジョン・ストークス本人へのインタビューで、「Fishboy was an absolute marathon, 360 instalments, all drawn by me.(Fishboyは全360回に及ぶとんでもない長期連載だったが、全部私が描いたんだ)」と語られている)

ヒーロー CC-01 コピーキャット
※ケイン
(ここに登場するケインはギャリソン・ケイン Garrison Kane通称ケインで、スパイダーマンのクローンとして有名なケイン Kaineとは別人)

ヒーロー CD-01 クラン・デスティン
[初登場]Clan Destine』#1(1994年10月)でデスティン一族は互いに秘密の正体を明かし合った。
○『Marvel Comics Presents』#158(1994年7月)でデスティン一族はその秘密の正体の一端を明かした。
(先頭のかぎ括弧は脱字。刊行時系列ではMarvel Comics Presents Vol.1での「顔見せ」が先になる。この#158ではデスティン一族の由来や各人の「表の顔」については明かされず、3ヶ月後のClan Destine Vol.1の予告といった性格のストーリーが掲載された)
魔法使いが持つパワージェム
魔法使いが持つ力のジェム
(魔力を持つジェムであって、インフィニティ・ジェムの一つであるパワージェムとは異なる)
[コラム]ずぶ濡れになった湖の乙女
○よぼよぼになった湖の乙女
(アーサー王時代から何世紀も経ち、美しかった乙女もひどく年老いていた。確かに湖から浮かび上がった時は水に濡れてはいたかもしれないが、特にそれを強調する描写は無い)

ヒーロー CE-01 ケルビム
▵『Captain Britain』#11
○『Captain Britain Vol.2』#11
✕『Captain Britain』には数本の物語が掲載されていたが、マーベルユニバースに直接結びついたものはなかった
○『Captain Britain Vol.2』には数本の物語が併載されていたが、マーベルユニバースに直接結びついたものはなかった
(マイケル・コリンズが担当したのはVol.1 (1976-1977)ではなくVol.2 (1985-1986)。どちらも表題作キャプテン・ブリテンがマーベルユニバース所属なのは一貫しているが、Vol.1では過去のマーベルコミックも併録されていた。一方Vol.2ではユニバースに拘らないオリジナル短編が併載されており、ケルビムの登場がVol.2の併載作では初めてのマーベルユニバース作品となった)

ヒーロー CH-01 チェンバー
[所属]ESU
→エンパイア・ステート大学

(略称)
[POWER GRID]DURABILITY*: []4 []6
DURABILITY*: []4 []6
耐久力DURABILITYはデシベルとしては以前の6から4へ低下している)

ヒーロー CN-01 キャノンボール
[初登場]マーベルのグラフィックノベル第4弾『New Mutants』
○『Marvel Graphic Novel』#4「The New Mutants」

(誌名がMarvel Graphic Novelであり、訳すべきではない)
[所属]エグゼビア・セキュリティ・エンフォーサーズ
○X-トリーム・サンクションズ・エグゼクティブ

(同じ「X.S.E.」ではあるが、キャノンボールが所属したのは次ページにある通りX-トリーム・サンクションズ・エグゼクティブ)

ヒーロー CO-01 コロッサス
[本文、図版P2右上]プロレタリア
○プロレタリアン

(スペルはProletarian)

ヒーロー CO-03 コロッサス
[コラム:フェニックス・フォース]
▵人間の姿をしたアバターに変身した。

○人間のアバター(化身)を得た。
(人間の姿を模したのではなく、人間に取り憑いた)
▵アベンジャーズがひどい内紛に陥る
○アベンジャーズとX-メンとがひどい内紛に陥る
(この戦いでアベンジャーズが一枚岩だった訳ではないが、「ひどい内紛」とすればアベンジャーズvs.X-メンを指すべき)

ヒーロー CO-04 コロッサス
スパイダーマンに説得されて
スパイダーマンに挑発されて
(スパイダーマンは得意のおしゃべりで2人に茶々を入れ続けいらつかせ、好戦的な空気を作った)
コロッサスは生まれ変わった強化版ジャガーノートを叩き潰せるほどに強いことを見せつけた!
コロッサスは生まれ変わった強化版ジャガーノートを頭脳戦で押しとどめて見せた!
(実際にはコロッサスの攻撃はまったく通用しなかった。しかしそれも計算のうちで、油断したジャガーノートの足場を崩壊させて崖から海底に沈めている。さすがにこの程度で再起不能になるジャガーノートではなかったが、一旦は退けX-メン全滅の危機を止める事に成功した)

ヒーロー CY-03 サマーズ一族
※別名コルセア(死亡)
(2007年のUncanny X-Men Vol.1 #486で死亡したと思われたコルセアは、(マーベル・ファクト・ファイル刊行開始より後になるが)2014年のAll-New X-Men Vol.1 #23で再登場した)
[アレックス・サマーズ]ランドン大学
○オールド・ランドン大学

(Old Landon College オールド・ランドン・カレッジ(架空の大学))
[タイラー・デイスプリング]タイラーの父親はおそらくストライフだと思われる。
(ケーブルがタイラーを「ジェンスコットの息子」とよそよそしく表現するなど状況証拠としてストライフがタイラーの父だったと思わせるものはあったが、長らく確証のないほのめかしに終始していた。しかし2021年のX-Men Legends Vol.1 #2巻末に掲載された家系図で、公式にタイラーはケーブルの息子だと表記され疑惑は解消された。マーベル・ファクト・ファイル刊行より後の事であり、当時の記述としては誤りではない)
✕フロリダに向かう途中、
○アラスカ上空で家族旅行中、

(Uncanny X-Men Vol.1 #156のクリストファー・サマーズの説明によれば当時一家はアラスカ州の祖父母の実家に帰省中で、同州のヤカタガ岬でシーアーに襲われたとされる)

ヒーロー CY-05 サイクロップス
[図版P2左上]『Uncanny X-Men』#137
○『X-Men』#137
(#137での表紙ロゴはSpecial Double-Size Issue! X-Men、奥付上の書誌は単にX-Men)
▵『Uncanny X-Men』#133
○『X-Men』#133
(同様に当時の書誌はX-Menだったが、#133の表紙ロゴはUncanny X-Menであり間違いとは言えない)
#133(1980年5月)では、ジーンとスコットがニューメキシコの山中で
#133(1980年5月)では、ジーンとスコットがアリゾナの山中で
(ここで示される山はエンジェルの巣穴エアリーで、マーベルユニバースでは場所の設定が安定していない。主にニューメキシコ州ともコロラド州とも言われているが、この号ではスコットはアリゾナ州と発言している。従って「#133では」と前置きする限りアリゾナ州と書くべき)

ヒーロー CY-06 サイクロップス
チームが答えを求めてジーン・グレイ学園に戻ると、
チームが答えを求めて新エグゼビア学園に戻ると、
(誤記。ジーン・グレイ学園は同時期のウルヴァリンによる正統派X-メン)

ヒーロー DA-01 デッドガール
[初登場]ムーンビームは『X-Force』#125(2002年4月)で殺されたが、デッドガールとしてよみがえった。
○殺されたムーンビームはよみがえり、『X-Force』#125(2002年4月)でデッドガールとして現われた。
(殺害や蘇生が描かれるのは#126の回想シーン)
[本名]ムーンビーム(名字は不明)
※以前の名は芸名とされるムーンビーム

(矛盾するようだが、ムーンビームはもともと本名(ファーストネーム)だった。キラキラネームを嫌った彼女はそれを芸名という事にして周囲に隠していたのだ)
メンバー全員が任務は注目を高めるための宣伝や商業活動と考えるX-フォースに参加することに興味を示した。
メンバー全員が任務を注目を高めるための宣伝や商業活動と考えているX-フォースに参加することに、彼女は興味を示した。
(文法の誤り)
ミスター・コードの基地を探し出すのを手伝ったデッドガールは謎のウイルスにおかされ、
ミスター・コードの基地を探し出すのを手伝った後、最後の任務でデッドガールは謎のウイルスにおかされ、
(ふたつは間が7号ほど開いた別の事件)
[コラム]バーバラ・モース、モイラ・マクタガート
(後の後付けにより、この地獄のブッククラブメンバーのうちバーバラ・モース(モッキンバード)とモイラ・マクタガートはどちらも本人ではなかったと設定された。前者はスクラルのシークレット・インベージョンによる偽者、後者は死を偽装するために用意されたシーアーの「ゴーレム」である。どちらも本人の完全な記憶をインストールされており、誰にも疑われる事は無かったようだ(あるいは自身もそう思い込んでいたのかもしれない))

ヒーロー DL-01 ダイアモンド・リル
✕[図版P1右上]

(この図はAlpha Flight Vol.1 #79でのネクラの顔であり誤り)
[POWER GRID]4-3-2-4-3-5
○2-2-2-6-1-3

(公式キャラクター事典類の数値と大きく異なり、エネルギー放射ENERGY PROJECTIONの値が大きすぎる点からも誤りと思われる)
[図版P2右上]カオスの配下カーカス
○混沌のしもべ
カーカス
(カーカスはservant of Chaosと呼ばれているものの、ここでのカオスは主に概念としての混沌であり適訳とは言えない)
無効化することのできるヴィラン、リーチ
無効化することのできる囚われのミュータント、リーチ
(リーチはウェポンXに囚われ本人の意志と無関係に能力を使われていた。積極的なヒーロー活動こそしていないものの、リーチをヴィランと呼ぶのは難しい)

ヒーロー DN-01 デンジャー
[主な敵・本文]シーアー海賊
(このソーベル・レッドハンド Sovel Redhandが率いる海賊はサルベージャーズ Salvagersと名付けられている)
▵オルド
○オード

(Ordの表記揺れ)

ヒーロー DO-01 ドミノ
[初登場]ペンシラー:ロブ・ライフェルド|ペン入れ:ロブ・ライフェルド&マイク・ミニョーラ
ペンシラー:ロブ・ライフェルド&マイク・ミニョーラ|ペン入れ:ロブ・ライフェルド
(誤記)
[コラム:ガブリエレ・デルオットー]
▵2009年、
○2010年、

(誤記か。X-Force: Sex and Violence Vol.1 #1のリリースデイトは2010年7月であり、前年にプロジェクトチームが発足したとすれば誤りではない)
▵ミニシリーズ『Annihilation』
○イベント『Annihilation』全体
(Annihilationイベントの中核ミニシリーズAnnihilation Vol.1のカバーを担当したのは事実だが、これを含むAnnihilationイベントのタイイン誌全体のカバーを統一して担当している)

ヒーロー DP-01 デッドプール
✕秘密チーム「ウェポン・プライム」
○ウェポンXの秘密実戦チーム

(ウェポン・プライムはもっと後に組織される別のチーム。デッドプールらが所属したチームに特定の名称は無く、単にウェポンXと呼ばれる)

ヒーロー DP-05 デッドプールのシークレットなシークレット・ウォーズ
✕アース-616の外の世界から
やってきた(…)ビヨンダーが
○地球外からやってきた(…)ビヨンダーが
(このビヨンダーは元からアース-616由来の存在)

ヒーロー DZ-01 ダズラー
[初登場]『Uncanny X-Men』#130
○『X-Men』#130
(奥付による。表紙ロゴはUncanny X-Menであり誤りではない)
✕学校のダンスの時間に
○学校主催のダンスパーティーで

(授業ではなく、若者向けの派手なディスコパーティー)

ヒーロー EF-01 エマ・フロスト
[POWER GRID]2, 3, 2, 4, 1, 6
○7, 5, 4, 7, 7, 6

公式サイトによる。POWER GRIDは掲載誌やその時期によって増減があるが、知性 (Intelligence) の値が低いなど明らかにエマ・フロストと合致しない)
[初登場]『Uncanny X-Men』#129
○『X-Men』#129
(表紙ロゴはThe Uncanny X-Menとあったが、当時はまだ書誌上はX-Men)

ヒーロー EF-02 エマ・フロスト
▵ソード
○SWORD

(他項との表記揺れ)
▵それはサイクロップスがダークフェニックスに寝返り、彼女の一部を盗ませる前のことであった。
○それはサイクロップスがダークフェニックス・フォースに屈し、エマに宿したフォースの一部を盗む前のことであった。

(文の主体が不明瞭。フェニックス・フォースを女性格として「彼女」と書いている?)

ヒーロー EF-04 エマ・フロスト
✕そのため、すでに低かったエマの成績の平均点はゼロになってしまう。
○それでも、エマは低かった成績の平均点を徐々に上げつつあった。

(D〜Fだった平均点をBまで上げている。しかし厳格な父はトップレベルを要求し、エマの努力を認めなかった)
[ヘリオンズ]受け継いだ一族の富を増やし、
○裸一貫から富を増やし、

(父との確執からエマは一家の財産相続を拒否している)
[ニューXメン]ジェノーシャで指導者となった。エグゼビア学園は(…)特別顧問のひとりとして迎え入れたのだ。
○ジェノーシャでも若者の指導者となった。その後エグゼビア学園は
(…)特別顧問のひとりとして迎え入れる。
(二文は別の出来事。ジェネレーションX崩壊後、エマはマグニートー率いるミュータント国家となったジェノーシャで再び教職に就くが、それもカサンドラ・ノバによる虐殺で終わりを告げる。この悲劇を経てエマはX-メンと学園に迎えられた)
[ニューXメン]ヘリオンズの指導者となった。
○ヘリオンズ・スクワッドの指導者となった。

(ここで指すのは同ページ左上のヘリオンズではなく、X-メン内に新設された訓練チームのひとつヘリオンズ・スクワッド。短く「ヘリオンズ」と呼ばれる事もあるので間違いではない)

ヒーロー EL-01 エリクサー
[1ページ序盤]ニューミュータンツ
○エグゼビア学園
(リーバーズ襲撃はNew Mutants Vol.2 #5の出来事だが、タイトルに反してNew Mutants Vol.2中では彼らに特定のチーム名は無く、あえて所属を挙げるならエグゼビア学園になる)
[1ページ中段〜2ページ]ニューミュータンツ
○ニューミュータンツ・スクワッド
(New Mutants Vol.2から続編New X-Men Vol.2への移行期Academy X編で改編されて生まれたのがニューミュータンツ・スクワッドでエリクサーはこれに入隊した。エリクサーは厳密には「(スクワッドの付かない)ニューミュータンツ」──X-フォースに改称する前の初代ニューミュータンツおよびその流れを汲む同名チーム──に所属した事は無いものの、ニューミュータンツ・スクワッド自体が単に「ニューミュータンツ」と呼ばれることもあり誤りではない)
▵X-メン(トレーニング中の補欠チーム)
○X-メン・トレーニング・スクワッド
▵ニューミュータンツトレーニング・スクワッド
○ニューミュータンツ・スクワッド
(Academy X編で結成されたニューミュータンツ・スクワッドやヘリオンズ・スクワッドら訓練チームを総称してX-メン・トレーニング・スクワッド X-Men Training Squadsと呼ぶ)
▵レベランド・ウィリアム・ストライカー
○ウィリアム・ストライカー牧師
(Reverendは牧師の意)
▵SHIELDエージェントのサージ
○ジュニアSHIELDエージェンツ(ヘリオンズ)のサージ
(ハウス・オブ・M世界ではSHIELDの下部組織に、若者によるジュニアSHIELDエージェンツ Junior S.H.I.E.L.D. Agentsことヘリオンズが存在する)

ヒーロー ET-01 エターナルズ
▵セルシ

○サーシ
(Serciの表記揺れ)

ヒーロー EX-01 エクスカリバー
[初登場]1988年10月の『Excalibur』#1で
○1988年4月の『Excalibur Special Edition』#1で
(エクスカリバーの結成は連載準備号であるExcalibur Special Edition Vol.1 #1)
ミュータント・マサカー虐殺事件が起きた結果、仲間が命を落としたと思い込んだナイトクローラーとシャドウキャットは、スコットランドにあるミューア島に身を寄せた。
ミュータント・マサカー虐殺事件で重傷を負っていたナイトクローラーとシャドウキャットは、スコットランドにあるミューア島に身を寄せていたが、フォール・オブ・ミュータンツ事件が起きた結果、仲間が命を落としたと思い込んだ
(ミュータント・マサカーで多くのモーロックスが命を落とした(一部はその後復活した)が、ナイトクローラーとシャドウキャットは同事件で重傷を負ったためにミューア島に療養に送られた。その後回復しつつあった2人だが、フォール・オブ・ミュータンツ事件でX-メンが全滅したと知らされる)
✕ミュータント虐殺で妹のサイロックを失った
○フォール・オブ・ミュータンツ事件で妹のサイロックを失った
(サイロックが死亡したと思われたのは、やはりミュータント・マサカーより2年後のフォール・オブ・ミュータンツ事件)
[図版P2上]キャプテン・ブリテンは1997年6月の『Excalibur』#110でチームを解散させる
キャプテン・ブリテンは1997年6月の『Excalibur』#110でチームを離れる。
(この号でキャプテン・ブリテンとメガンはチームを離れるが、エクスカリバー自体はその後もExcalibur Vol.1 #125の2人の結婚式まで存続する)
フェニックスがチームを復活させた。
フェニックスが復活しチームに戻った。
(前段にある通りフェニックス(レイチェル)は昏睡状態に陥っており、ここで回復する)
[コラム:アラン・デイビス]クリス・クレアモントと組んで『X-Men』
クリス・クレアモントと組んで『Uncanny X-Men』
(デイビスは後にX-Men Vol.2を描くが、クレアモントとデイビスの共著はUncanny X-Men Vol.1 #213・215)

ヒーロー EX-02 エクスカリバー
[図版P2右上]2007年12月の『X-Men: Die By The Sword』#2より。
○2007~08年の『X-Men: Die By The Sword』より。
(ここで示される2点はどちらも#2ではない。左図は#1(同12月)、右図は#4(2008年2月)である)

ヒーロー FA-01 ファントメックス
[コラム]
最初の任務はタイムトラベル暗殺作戦で、幼少期のアポカリプスを殺害するために過去を訪れた。
最初の任務は暗殺作戦で、少年として蘇ったアポカリプスを殺害するためにを訪れた。
(甚だしい誤り。このアポカリプスが若いのは復活した(あるいはクローンとして再生された)からで、時間は関係無い)
ウェポンXII(あるいはジーン・フィリップ)
ウェポンXIII(あるいはジーン・フィリップ)
(誤記)

ヒーロー FO-01 フォージ
[初登場]『X-Men』#184
Uncanny X-Men』#184
[コラム]『X-Men』#185
Uncanny X-Men』#185
(当時は表紙ロゴ・書誌ともにUncanny X-Menに改題後。なおコラムにある#186の書影にUncannyの文字が無いのは「a special double-sized issue」(特別増ページ号)のキャッチを入れるための省略である。こうした省略は改題後のUncanny X-Men誌で時たま行なわれた)
✕ニュートライザー・ガン
○ニュートラライザー・ガン
ネオ・ニュートライザー・ガン
ネオ・ニュートラライザー・ガン
アンチ・ニュートライザー
アンチ・ニュートラライザー
(意図的に読みやすく表記したとも考えられるが、原語はNeutralizer)

ヒーロー GA-01 ガンビット
[初登場]『Uncanny X-Men』#266でミュータントのガンビットは正式に初登場した。
(実際の発行順で言えば、ガンビットの初登場はX-Men Annual Vol.1 #14である。しかしこの号でのガンビットは初登場とは思えない「見知った顔」のような登場の仕方をしており、ストーリーは明らかにガンビットとストームの出会いであるUncanny X-Men Vol.1 #266を前提としている。恐らく当時のUncanny X-Men誌が群像劇的に毎号別々のキャラクターを追っていた事と、アニュアル誌の年刊という性質が合わさりキャラの「スケジュールの都合」が上手く合わなかったものと思われる。こうした事情から、マーベル・ファクト・ファイルでは「正式に初登場した」号として#266を初登場に挙げているのだろう)
[主な敵]ジェネレーションX、ハンク・マッコイ
○ミスター・シニスター、キャンドラ

(少なくとも主要な敵とは考え難い。何らかのミスか)
[POWER GRID]5-4-2-4-1-3
○3-3-3-3-5-4

エネルギー投射ENERGY PROJECTIONの値が低すぎるため、誤記と思われる。もっともガンビットの「エネルギーを込めた物体を投げる」という能力を2(接触攻撃)とするか5(長距離攻撃)とするかは解釈の余地があり、出典によって幅がある。ここでは訂正値はマーベル公式サイトに従った)

ヒーロー GW-01 ゲートウェイ
✕超常生命体オンスロートが無理やりゲートウェイにX-メンを攻撃する手助けをさせると、
○X-メンに請われて超常生命体オンスロートを攻撃する手助けをすると、

(文意が逆。ゲートウェイは接触してきたウルヴァリンに、過去のビジョンを見せる事でオンスロートの正体を明らかにしている)

ヒーロー HA-01 ハボック
[瞳の色]ブラウン
○ブルー

(誤記か。上の図版等を見ても明らかにブルー)
[POWER GRID]2-3-2-4-1-6
○3-2-2-3-6-3

(最大の特徴であるエネルギー投射ENERGY PROJECTIONが1(無し)というのは明らかな誤り。訂正値は2008年のOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #5および現マーベル公式サイトによる)
[コラム:ヴィンス・コレッタ]『Fourth World』
○「Fourth World」シリーズ

(厳密にはFourth Worldはシリーズ名であって作品名ではない)

ヒーロー HA-02 ハボック
X-メンのメンバーとなり、その後X-ファクターにも参加。ハボックと名乗りはじめる。
X-メンのメンバーとなり、ハボックと名乗りはじめる。その後X-ファクターにも参加。
(ハボックと名乗るのは登場間もないX-Men Vol.1 #58で、当時X-メンのサポートメンバー)
✕アポカリプスに彼を「貸しだそう」と
○オンスロートに彼を「貸しだそう」と
(ダークビーストの世界アース-295のアポカリプスは既に死んでおり、当時アース-616のアポカリプスとダークビーストとの間に直接の関係は無かった)
✕ハボックが地球の中心で眠っている間に、
○ビヨンダーが地球の中心で眠っている間に、
(誤記)
ハボックはオリジナルチームを新しくよみがえらせ、X-ファクター・インベスティゲーションズを起こした。
ハボックは、オリジナルチームを新しくよみがえらせたX-ファクター・インベスティゲーションズに加入した。
(X-ファクター探偵社を起業したのはオリジナルチーム当時の同僚でもあるマルチプルマン。ハボックが加入したのは開業からしばらく後)

ヒーロー HE-01 ヘリオンズ
※[分類]ヒーロー

(この項ではヒーローに分類されているが、明らかにヘリオンズは悪党によって結成され、主人公に敵対するヴィランチームとして描かれていた。チームの青少年達の心根は決して悪ではなかったという意味だろうか?)
[主な敵]ジェネレーションX
○[削除]

✕ニューミュータンツやジェネレーションX、X-フォースを含む、ほかの若手ミュータントチーム
○もう一方の若手ミュータントチームであるニューミュータンツ
(ヘリオンズが壊滅した後に発足し、復活する前に解散したのがジェネレーションXであり、論理的に対立は不可能。X-フォースが発足したのもヘリオンズ壊滅の直前でやはり同じ事が言えるが、ネクローシャ事件でヘリオンズが(一時的に)復活した際にウルヴァリンのX-フォースと戦っているため「主な敵」欄に掲載するのは妥当である。しかし、このウルヴァリンのX-フォースは初代X-フォースと違って「若手ミュータントチーム」ではない)
[チームメンバー]アマラ・アクィラ
アマラ・アキーラ
(Aquillaの表記揺れ)

ヒーロー HL-01 ホロー
✕[初登場号の書影]
(ここに掲載されているのはGeneration X Vol.1 #2の表紙で誤り。なおGeneration Xの予告誌は2冊あるが、ここで指すのはより早い時期に刊行されたもので、サンディエゴ・コミック・コンベンションにおいてコミック情報誌Overstreet’s Fan Magazine誌とのコラボで無料配布された。表紙には「Generation X」以外の特定の誌名が無かったが、Generation X本誌との区別のため配布元のイベントからGeneration X San Diego Convention Preview等と呼ばれる)

ヒーロー HN-01 ヘリオン
ヌーヒューマンシナプスにより能力を喪失した。
ヌーヒューマンの能力者シナプスにより能力を喪失した。
(「ヌーヒューマン・シナプス」という因子ではなく、他者の超能力を抑制できるテレパシー能力者シナプス(エミリー・ゲレロ)の事)

ヒーロー HU-01 ハスク
[初登場]『New Mutants』#42(1986年8月)でデビューを飾る。
○『Rom Annual』#3(1984年11月)でデビューを飾る。
(むろん書影・スタッフも異なる。Romがパーカー・ブラザーズ社の玩具シリーズのコミカライズで、現在はマーベルの版権が切れているための措置かもしれないが、コズミック②ヒーロー SK-01 スペースナイツの項等にRom誌の記載はあり、ここに掲載しない理由は見当たらないし、誤りを書いて良い訳でもない)
[出身]カンバーランド地方
カンバーランド
(Cumberland County)
▵ゲームマスター
○ゲームズマスター

(Gamesmasterの表記揺れ)
▵ンガライ
○エンガライ

(N'Garaiの表記揺れ)

ヒーロー IA-01 イカルス
[初登場]『New Mutants』#42(1986年8月)
○『Rom Annual』(1984年11月)

(誤記。HU-01 ハスクの注記を参照)
[主な敵]キャボッツ
○キャボット家

(Cabotsの棒訳か)

ヒーロー IC-01 アイスマン
[瞳の色]ブラウン
(この上の図版ではブルーとして描写されているが、ブラウンが公式設定である。実際のところアメコミで瞳の色が異なる色で塗られる事は珍しくない)
※ロングアイランドの小さな町、ポートワシントンで育った
(アイスマンの出身地の設定はなぜか安定しておらず、このNY南東部ナッソー郡のポートワシントン自治区や同じくナッソー郡ヘンプステッド町、NY北端のフォートワシントン地区など、矛盾する設定が混在している。ポートワシントンもマーベル公式サイトにある公式設定であり、誤りではない)

ヒーロー JB-02 ジュビリー
[図版P2中央下]『New Warriors Vol.4』#17で
『New Warriors Vol.4』#17より。
(図版は#17のものだが、解説されるヒーロー活動の再開は#1から)

ヒーロー JG-01 ジーン・グレイ
[出身]アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市、アナンデール=オン=ハドソン
(この記述ではニューヨーク市がアナンデール=オン=ハドソンを内包している事になるが、実際のアナンデール=オン=ハドソンは市から百数十キロ離れた自治体である。しかしマーベル公式サイトでも同じように書かれている事から、マーベルユニバースでは現実と違って市内に地区としてアナンデール=オン=ハドソンが存在しているのかもしれない)
[所属]ブリッジ・オブ・セット
○ブライズ・オブ・セト

(bride 花嫁をbridge 橋と、エジプト神のセト Setを一式 setと誤訳している。ブライズ・オブ・セトはガーウルがセトに捧げようとした花嫁の一団で、他にストームやシーハルク、スカーレット・ウィッチらがいる)
[主な敵]X-メン、アポカリプス、アベンジャーズ
○ミスター・シニスター、アポカリプス、マデリーン・プライアー
(敵対した事が無い訳でも無いので間違いとも言い切れないが、主要な敵とは言い難い。フェニックス・フォースのプロフィールと混同があると思われるが、本文では2者が区別され人間のジーンを中心に解説しているため不適当である)

ヒーロー JG-02 ダークフェニックス
レディ・ジェーン・グレイ
レディ・ジーン・グレイ
(スペルはジーン・グレイと同様のJean Grey)
ジェイソンに変装して
ジェイソンとして
(マスターマインドは本名ジェイソン・ウィンガードであり、18世紀風の姿を装っていたものの「ジェイソンに」変装したとは言えない)
X-メンの宇宙船
X-メンの飛行艇
(破壊されたのはSkycraftで、地球上で起きた出来事)
[コラム]『Uncanny X-Men』#137
X-Men』#137
(奥付によるが、この号は表紙ロゴもSpecial Double-Size Issue! X-Menであり異なる)

ヒーロー JG-03 ジーン・グレイ
[コラム:サラ・グレイ]彼らの星系に吸収
彼らの生態系に吸収
(誤字か。吸収されたサラの姿は地球上で確認されている)

ヒーロー JU-01 ジャストン・セイファート
[コラム]
✕「Target」
○「Targets」
(Negative Burn #30に掲載された短編のタイトルは複数形で「Targets」)
『Iron Man: Armored Wars
『Iron Man: Armored Adventures
(原作コミックのアーマー・ウォーズ Armor Warsを題材にしているものの、正しいタイトルは『Iron Man: Armored Adventures(邦題アイアンマン ザ・アドベンチャーズ)』。ショーン・マッキーバーが脚本を手がけたのはシーズン2第24話「The Dragonseed(マクルーアンの謎)」)

ヒーロー KA-01 カルマ
[コラム]ホッジに雇われたアニ・メイターはニューミュータンツのサイファーを殺害した。
○ホッジはかつて雇ったアニ・メイターにニューミュータンツのサイファーを殺害させていた因縁の相手だった。
(時系列の誤り。この時点でアニ・メイターは登場せず、サイファーも殺されていない)

ヒーロー KN-01 ナイツ・オブ・ペンドラゴン
[コラム]全6号のミニシリーズ『Knights of Pendragon』はその後、さらに6号で完結するミニシリーズが2度
○『Knights of Pendragon』は全6話のストーリーの後、さらに6号で完結するストーリーが2度
(同じKnights of Pendragon Vol.1。#1~6・7~12・13~18でそれぞれ一区切りになっていた事の誤解か)

ヒーロー KP-01 キティ・プライド
[コラム:ポール・スミス]『Kitty Pryde: Shadow and Flame』
○『X-Men: Kitty Pryde - Shadow & Flame』

(表題・奥付ともに、先頭にX-Menが付き、andは&記号)

ヒーロー KP-03 キティ・プライド『SHADOW & FLAME』
[本文多数]リョウコ・オシダ/オシダ
リョウコ・オシバ/オシバ
(スペルはOshiba)

ヒーロー KP-04 キティ・プライド
アキューザーの体の半分を地上に引きずり出した。
アキューザーの足を地中に沈めた。
チームメイトたちが、ハラの上に宇宙船を落下させた。
チームメイトのシングが、ハラの上に飛び降りた。
(甚だしい誤り。キティがハラの足を沈めて動きを止めたところに、シングが高所からダイブして止めをさした)
ピーターはスパルタクスの支配者の座を追われていた。彼は王立評議会との会議中に、キティの非実体化する能力で救い出されたために、逮捕されそうになった。
ピーターはスパルタクスの支配者の座を追われることになる。彼は王立評議会との会議中に逮捕されそうになり、キティの非実体化する能力で救い出された。
(因果関係が逆。ピーター・クイルは会議の場で追及を受け逮捕されかけたが、同席していたキティが彼を連れ床を抜けて脱走。結果的に王位を退く事となった)
[2P図版中段右]キティはバデューンを倒したのち、自撮りした!
キティはバデューンを倒すし、自撮りもする!
(図版はStar-Lord Vol.1 #6表紙で、倒されているキャラクターはバデューンではなく、本編に登場しない異星人。従ってこの場面がどの時点の出来事か判断するのは難しいが、バデューンを倒したGuardians of the Galaxy Vol.4 #7の直後にシビル・ウォーⅡが始まり別のエピソードが入る隙間がなく、またStar-Lord Vol.1でのぎこちない二人の関係性からみて、おそらくクイルが王位を退き再びガーディアンに合流してからバデューンと戦うまでの間と推測される。
 もちろんこの表紙はイメージカットに過ぎなく、実際に起きていないと解釈もできる。だとしても倒れているキャラクターがバデューンでない以上、このキャプションは誤りである)
[コラム:リチャード・イサノーブ]『Wolverine: Origins
『Wolverine: The Origin
(複数形のWolverine: Origins Vol.1は、単数形のWolverine: The Origin Vol.1から4年後に刊行されたタイトルで、異なるコミック)

ヒーロー LC-01 ライラ・チェイニー
[体重]64kg
○54.4kg

(ライラの体重設定には120ポンド=約54.4kgと143ポンド=64kgがあり、前者の方が多くの資料に使われるとはいえ後者も誤りではない。しかし、64kg設定は常に身長5フィート10インチ=約178cmとセットで書かれており、この記事で身長173cmとある以上体重は54.4kgとすべきである)
✕どれほどミュータントに対して開かれた国なのかを示すために、イギリスを完全に破壊してみせたのだ(実際にはすべて幻影だった)。
○「ミュータント嫌いのイギリス」を世界から消し去ってみせたのだ(言葉の恐ろしさと裏腹に平和的にではあったが)。

(甚だしい誤り。リージョンはミュータントに対し偏狭なイギリス社会を変革しようと、全土にイギリス出身のミュータントを配置する。イギリスを「地図から消し去る」とうそぶくリージョンは危険視されたが、実際の計画はミュータント能力で善行を広め、ミュータントとの協調イメージを国際的にアピールすることで過去を消し去るという平和的なものだった。このイメージ戦略は事実成功したのだが、当局に対し非協力的かつ無許可に(そして挑発的に)行なわれたためにリージョンは逮捕されることとなる)
✕このことで非難されたあと、彼女がすぐさまマイクをつかみ、できるだけ遠くへテレポートしたのは不思議ではない。
○この一件からしばらくライラは目立った活動を控えているが、

(前記の通りリージョン逮捕という結果になったものの、具体的にライラがそれを恥じて逃走した描写があった訳ではなく、単純に出番そのものが無くなっただけである(リージョンに焦点を当てたストーリーであり、彼ら協力者は役目を終えたため)。ライラ自身はこの事件で電波ジャックを行なってはいたため罪に問われて不思議はないが、半年後には逃走したリージョンを捕獲するX-メンに協力する姿が描かれており、地球を離れていたという訳でもないようだ)
[コラム]自らの感情を他者に投影する能力を持ちながら、最後はステージ上で酷評された
自らの感情を他者に投影する能力ゆえに、最後はステージ上で殺害された
(ミロ・スマッツはその能力で観客を操りスターになったが、ステージ上で自身の動揺を観客に投影してしまい、暴徒化した観客に殺された)

ヒーロー LE-01 リージョン
[POWER GRID]1-1-1-1-6-1
(オメガレベルのミュータントにしては極端に低いようだが、これは設定通り。潜在的な能力が完全に開放された場合6-7-7-7-7-7になるとされる)
[コラム]養父の死のトラウマは、
○その直後の父エグゼビアの死のトラウマは、
(ダークフェニックスとなったサイクロップスによってリージョンの実父チャールズ・エグゼビアが殺された事件を指している)

ヒーロー LI-01 ライオンハート
[初登場]勇敢なライオンハートに変身した。
○登場し、後にライオンハートに変身する。

(甚だしい誤り。この時点でケルシーは一般人であり、ライオンハートに初めて変身するのは3号後)

ヒーロー LS-01 ロングショット
[初登場]作: ルイーズ・サイモンソン
作: アン・ノセンティ
[初登場]ペン入れ: ウィルス・ポータシオ&ブレント・アンダーソン
ペン入れ: ウィルス・ポータシオ&ビル・アンダーソン
(誤記)
[コラム]マゴッグ・ア・ゴッグ
○ゴッグ・ン・マゴッグ

(単なる誤記にしては奇妙であり、何らかの典拠があるのだろうか? 少なくともコラムで紹介されるLongshot Vol.1 #4~5のエピソードではGog N'Magog)

ヒーロー LM-01 レイラ・ミラー
[初登場]ガッツあふれる少女は(…)で、初めて予知能力を披露した。
ガッツあふれる少女は(…)で初登場した時はまだ怯える少女だった。
(初登場時ではまだ予知能力を得ていない。彼女がふてぶてしいまでのガッツを見せるのはハウス・オブ・M次元から現代に帰還し、未来の自分のタフな記憶を受け継いで以降になる)
▵未来を訪れたとき、レイラの人生が一変した。数年後、レイラはホログラムとしてマドロックスの前に現われ、彼を未来へと連れていく。
○未来に取り残され、レイラの人生が一変した。数年後、レイラはホログラムとして現代のマドロックスの前に現われ、彼を自分のいる未来へと連れていく。
(間違いではないが説明不足)
[コラム]「M」のタトゥを入れた
「M」のタトゥを入れられた
(強制収容所でミュータントの烙印として強制的にタトゥを入れられている)

ヒーロー MA-01 マジック
▵ンガライ
○エンガライ

(N'Garaiの表記揺れ)
▵古き神々
○エルダー・ゴッズ

(表記揺れ)

ヒーロー MF-01 マディソン・ジェフリーズ
[コラム]インターンとしてやってきた
○囚人としてやってきた
(intern(拘束する)の誤訳か)

ヒーロー MG-01 マゴット
✕マンハッタン
襲撃
○セーラムセンター
襲撃
(悪魔(ル・タイ。エンガライの眷族にして敵)による殺人事件はウェストチェスター郡のセーラムセンター地域で起きた)

ヒーロー MI-01 ダニエル・ムーンスター
フィフティ・ステイト・イニシアティブから家庭教師として
フィフティ・ステイト・イニシアティブから個別指導員として
(private tutorの誤訳か。ダニエルは若い頃の自分と同様に能力の制御に悩んでいたイニシアティブの訓練生、トラウマの指導のため雇われた)

ヒーロー MP-01 モーフ
✕元インペリアル・ガード(アース-552)
○[削除]
(アース-552のインペリアル・ガードに所属したのは“表向きモーフとされていた時期のプロテウス(アース-58163)”であり、本質的には別人)
✕X-メン、ニューミュータンツ(アース-1081)
○X-メン(アース-1081)、ニューミュータンツ(アース-1081)
(紛らわしい記述)

ヒーロー MR-01 マロウ
▵まだ生まれていない自分の子ども
を犠牲にして
○妊娠して間もない胎内の子どもを犠牲にして
(タイムパラドックスの類と紛らわしい)

ヒーロー MT-01 MI-13
再編したエクスカリバーと行動をともにし、X-メンの宿敵ジャガーノートを、MI-13に加わるよう説得して成功したこともある。
再編したエクスカリバーと行動をともにし、その中にはX-メンの宿敵ジャガーノートも加わっていた。
(ジャガーノートはMI-13に加入していない。ジャガーノートはNew Excalibur Vol.1誌全24号の大半エクスカリバーに在籍しており、解散直前に離脱した)
レイヴンの頭部を銃で撃って殺すことだった。なぜなら、火星人にとって侵略の最優先事項は、彼ら火星人たちを倒す反乱を未来で率いることになるレイヴンの息子、ジョナサンを抹殺することだったからだ。
レイヴンの頭部を銃で撃って殺すことだった。なぜなら、レイヴンが侵略のための転送ポータルだったからだ。こうして火星人にとって侵略の最優先事項である、彼ら火星人たちを倒す反乱を未来で率いることになるレイヴンの若き息子ジョナサンの抹殺は阻止された。
(甚だしい誤り。このWisdom Vol.1 #6時点で未来のキルレイヴンことジョナサン・レイヴンは既に少年であり、母モーリーンの死自体はキルレイヴンの出現に影響を及ぼさない。火星人は無力な少年の内にジョナサンを殺すのが目的だった。ピートがモーリーン・レイヴンを殺した理由は、火星人のポータルを閉じるため)

ヒーロー MU-01 ムラマサ
✕M-デイ後に
現実が改変されると、
○M-デイによって
現実が改変されると、
(ウルヴァリンの記憶の正常化はスカーレット・ウィッチがハウス・オブ・Mを経てミュータントから能力を奪ったM-デイにおいて起きた)

ヒーロー MX-01 マルチプルマン
[注釈:チェンジリング]※乳幼児のときに取り替えられた子ども
一般には、乳幼児のときに取り替えられた子ども
(マルチプルマンには乳幼児の頃に取り替えられた事実は無い。ここで使われるのはマーベルユニバース用語としてのチェンジリングで、(主に青少年期に能力が発現するミュータントと違って)生後まもなく能力が発現するタイプの新人類である。この性質上、チェンジリングには実質的に「能力を隠す」手段が無いため、多くは生後まもなく殺された(文字通りの妖精の取り替え子チェンジリングとして育てられる事もあったが)。そのため進化の過程でチェンジリングは淘汰され、ミュータントがそれに代わったとされる)

ヒーロー MX-02 ジェイミー・マドロックス
▵クイズ番組『Who Wants to Be a Millionaire』
○『クイズ$ミリオネア』らしきクイズ番組

(日本題。明らかにクイズ$ミリオネアとして描写されているものの、劇中でタイトルは明らかにされていない)
レイラは分身のひとりにつきまとった
レイラは分身のひとりにしがみついた
(誤訳)

ヒーロー MY-01 ミスティーク
[初登場]ミズ・ダンバースとの戦闘
ミズ・ダンバースとの遭遇
(この号でのミスティークは飛行するキャロル・ダンバースを見つめる謎の人物としての登場で、2人の間に戦闘は起きていない。むろん表紙の巨大イカやタイガーシャークに変身してもいない)
[POWER GRID]2-2-2-3-4-4
○4-2-2-4-0-5

知性INTELLIGENCEが2(常人程度。ベンおじさんやブラックキャットと同程度)なのはレガシーウイルスを独学で変異させたにしては低く、またエネルギー放出ENERGY PROJECTIONが4(中距離。ミスター・シニスターやフッドと同程度)なのは変身能力者にしては強すぎるため、誤りと思われる。訂正値はマーベル公式サイトによる)
1921年にニューメキシコ州
1921年にメキシコ
(誤記)
[図版P2上]不安を見せるバンシーにミュータントテロリズムの詳細を示す
○バンシーにミュータントテロリズムの本領を示した
(図版は#406の表紙だが、既に#405でバンシーはミスティークに刺されており、#406開始時点では倒れて虫の息だった。この号でミスティークが作戦の詳細を明かす場面はあるが、その相手はマスターマインド(マルティニーク)である)
[コラム:デスティニー]
✕ウィーン
○ザルツブルク

(誤記)
※架空の探偵
※ミスティークが史上最も有名な探偵の、インスピレーションの源だったのだろうか。

(ここではシャーロック・ホームズがマーベルユニバースの中でもフィクションの存在として書かれているが、現在の観点では異なり、かなり複雑な事情と経緯がある。
 そもそもマーベルユニバースにおけるシャーロック・ホームズの立場は近年まで明瞭ではなかった。1976年、Marvel Preview Vol.1 #5~6に『バスカヴィル家の犬』のコミカライズが掲載された事はあったが、これは許諾を得てアーサー・コナン・ドイル原作のクレジットで描かれており、マーベルユニバースの作品とは考えにくかった。
 一方、ホームズというキャラクター性は作家のイマジネーションを刺激するのか、「ホームズらしき人物」の影がマーベルユニバースに現われる事もあった。例えばMI-6のエージェントでシャン・チーの盟友でありいかにもホームズタイプの人物であるクライブ・レストン卿は、その性質をGiant-Size Master of Kung Fu Vol.1 #3 (1975年) での初登場時「母方の大叔父」からの遺伝かのようにほのめかしている(後のキャラクター事典All-New Official Handbook of the Marvel Universe A to Z: Update Vol.1 #2 (2007年) ではいっそう露骨に「大叔父は私立探偵で、クライブはそこから推理の才能とパイプを吸う習慣を受け継いだ」と記されている──ちなみに父親は「殺しのライセンス『00ダブルオー』を持つMI-6の諜報員。クライブは父の職業と語呂合わせ好きを受け継いだ」という)。
 同じように、本名イレーネIrené・アドラーと(恐らくはノリで)名付けられた──Official Handbook of the Marvel Universe Vol.1 #2 (1983年)──デスティニーに後付けでホームズの影を投影したくなるのも無理からぬことだろう。X-Treme X-Men Vol.1 #1 (2001年7月) では若き日のアイリーン・アドラー(既に名前からはアクセント記号が取れていた)の日記の中で、彼女が「諮問探偵consulting detective(ホームズの肩書)」レイブン・ダークホルム(後のミスティーク)に依頼する姿が描かれた。「変身能力者であるレイブンが実はホームズだったのではないか?」とも取れる描写だが、ここでのレイブンは黒いスーツの女性として描かれておりホームズの印象は薄い。むしろ「探偵を雇い、未来を見透かす神秘的な女性アイリーン・アドラーの存在がコナン・ドイルに霊感を与えた」と読むのが正しいかもしれない。
 このデスティニーの日記はX-メン史の中で重要な位置を占めるようになるが、ホームズと再び交差するのはChaos War: X-Men Vol.1 #1 (2011年) での事。日記を手にしたマルチプルマンとモイラ・マクタガートはデスティニーの本名(アイリーン・アドラー)を知って「『シャーロック・ホームズ』の? それってフィクションじゃなかったっけ」「事実は小説より奇なり、ということね」と語る。この会話は「ドイルの小説に登場するアイリーン・アドラーは実在した」という事に重きを置いており、ホームズが同様に実在したのかそれともフィクションの存在なのかは曖昧にされている。
 これはおそらくアメリカでの著作権事情が関わっており、簡単に言えばアイリーン・アドラーが登場する『ボヘミアの醜聞』は2000年に著作権が失効しているが、シャーロック・ホームズシリーズ全作品の中には最長2022年まで失効しない作品があるという問題である。つまりアイリーン・アドラーは許諾無しに登場させられるが、ホームズ自身は2022年まで許諾が必要と言える(この問題はレズリー・クリンガー対コナン・ドイル財団の裁判で2014年の判決によって大幅に緩和される事になる)。
 こうした事情で当時のマーベルにおけるホームズの扱いは玉虫色であり、マーベル地政事典Marvel Atlas Vol.1 #1 (2007年) のイギリスの項でも「著名な国民」として「英国で最も有名な私立探偵はいまだシャーロック・ホームズだが、」と フィクションとも実在ともとれる表現でホームズの名を挙げている。
 しかし晴れてホームズの全著作権が失効した2023年、ついにマーベルユニバースでのホームズの正体が判明した。Immortal X-Men Vol.1 #8での回想シーンで、1985年のベーカー街221Bの探偵事務所におなじみのインバネスコート姿でミスティークが登場したのである。
 この描写を信じれば、マーベルユニバースでは変身したミスティークが実在するシャーロック・ホームズ(という名前だったかまでは分からないが)であり、コナン・ドイルはこの人物とアイリーン・アドラー=デスティニーにインスピレーションを得て小説を書き、現在にフィクションとして伝わっている……という事になる。
 無論マーベル・ファクト・ファイル原書の発行はこの決定的描写よりも以前であり、ホームズを純粋に架空の存在とする記述も当時としては誤りではない)

ヒーロー NA-01 ネイティブ
[コラム]『Batman』『Superman』『Wonder Woman』という
○バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンという
(グレッグ・ルッカがこの3者で多く担当したのはバットマンならDetective Comics Vol.1誌やBatman: Death and the Maidens Vol.1誌、スーパーマンならAction Comics Vol.1誌やAdventures of Superman Vol.1誌、Superman: World of New Krypton Vol.1誌で、キャラクター名通りなのはWonder Woman Vol.2誌のみ)

ヒーロー NI-01 ナイトクローラー
バーティゴを多重テレポートし、サベッジランド・ミューテイツを解体したが、
○元サベッジランド・ミューテイツのバーティゴを多重テレポートして倒したが、
(バーティゴはこの時点でマローダーズ所属。サベッジランド・ミューテイツはこのストーリーに登場しない)

ヒーロー OM-01 オメガ・センチネル
✕ウイルスに感染させられたカリマーはマローダーズに参加し、キャプテン・ブリテンと敵対する。
○ハウス・オブ・M世界でのカリマーはセンチネル部隊に参加し、キャプテン・ブリテンと敵対する。
(この図は別世界ハウス・オブ・Mことアース-58163でのカリマーであり、ウイルスには感染せずマローダーズにも参加していない。この世界のカリマーは支配者マグニートーの配下としてセンチネル部隊に所属し、イギリスの王キャプテン・ブリテンと敵対する)

ヒーロー OU-01 アウトロー
[コラム]
✕レッドウルフは、1880年代にレッドウルフを名乗り、現代も活躍しているジョニー・ウェイクリーの子孫だ。
○現代も活躍しているレッドウルフは、1880年代にレッドウルフを名乗ったジョニー・ウェイクリーの子孫だ。
(ジョニー・ウェイクリーは西部開拓時代のヒーロー)
ツーガンキッドとキッド・コルトはいまなお現役のため、後継者は存在しない。
ツーガンキッドとキッド・コルトは現代に転移してきたため、子孫は存在しない。
(ツーガンキッドはマーベル・ファクト・ファイル刊行時点で死亡している。また直接の子孫ではないもののツーガンキッドの名を継いだ人物は複数人存在する)

ヒーロー PI-01 ピクシー
M-デイ事件により、イリアナ・ラスプーチン(マジック)が復活した。
M-デイ事件の後、イリアナ・ラスプーチン(マジック)が復活した。
(イリアナの復活はM-デイとは直接的には関係が無い)
✕リンボの住民をすべて地球に送ると、
○リンボに囚われた学生をすべて地球に送ると、
(ベラスコに誘拐された学生たちの事)
[図版P2左下]リーバーの群れ
○リーバーズの戦闘員たち

(間違いではないが、正しい印象を伝えているかは疑問)

ヒーロー PO-01 ポラリス
[図版P2上]マグニートーはローナとアレックスを戦わせた。
○エリック・ザ・レッドはローナとアレックスを戦わせた。
(誤記。本項のコラム参照)
[図版P2中央]ローナの力を吸い上げるマグニートー。
ローナの力を借りるマグニートー。
(この時パワーを失っていたマグニートーはローナをいわば中継点として、地球の地磁気そのものの力を利用した)

ヒーロー PO-02 ポラリス
精神を乗っ取られたことがある。その後の戦闘でポラリスは勝利を収めたが、彼女がマローダーズを率いるべきだというマリスの主張を実現する結果に終わった。
精神を乗っ取られていた。このポラリスはその後の戦闘で勝利を収め、マリスの主張するまま彼女がマローダーズを率いることになるという結果に終わった。
(誤訳か。ポラリスを乗っ取ったマリスは実戦テスト代わりに正体を隠したままマローダーズと戦い、圧倒的な力の差を見せつけた後で真実を明かしリーダーシップを奪った)
[コラム:マリス]
ポラリスのを狙い、次にハボックを標的にした。
ポラリスのを狙い、次にハボックに乗り移った。
(殺そうとしたのではなく、憑依の標的にしている)
ふたりの精神の間で板挟みになり、
○自己犠牲をいとわないふたりの精神の間で板挟みになり、
(文章の前段でハボックに憑依した事が抜けているため意味不明だが、ハボックとポラリスは互いに自分が犠牲となってマリスから相手を救おうとした)

ヒーロー PP-01 パープルウーマン
チームを移った
チームを離れた
(特に移籍先があった訳ではなく、ローラやゴブリンを連れて母親と慎ましい共同生活を始めている)

ヒーロー PS-01 サイロック
[初登場]サイロックとしては『Uncanny X-Men』#213(1987年1月)
サイロックとしては『New Mutants Annual』#2(1986年10月)
(あまり劇的ではないが、さりげなくコードネームとしてサイロックの名前が使われている)
▵ジェームス・ジャスパー
○ジム・ジャスパース

(表記揺れ。ジムはジェームスの愛称であり、末尾のsを省略することも珍しくはないが、他項と整合性が取れていない)
✕詐欺師アドバーサリー
○策謀の神アドバーサリー
(アドバーサリーの別名The Great Trickstarの誤訳)

ヒーロー PS-02 サイロック
✕フェニックス(ジーン・グレイ)
○ジーン・グレイ

(このX-Men Vol.2 #20当時ジーン・グレイはまだ「フェニックス」と名乗っていない。
 過去にフェニックスと名乗っていたのはフェニックス・フォースが成り代わった偽のジーン・グレイであり、このフェニックスの死後に蘇生した本物のジーンは元来のコードネーム「マーベルガール」を使い続けた。その後在籍していたX-ファクターがX-メンに吸収合併されると、コードネームを使うのを止めて本名で活動。これが本文中のジーン・グレイである。
 この後にサイクロップスとの結婚と未来世界での息子ネイサンとの冒険を経て心境に変化があり、初めてフェニックスを名乗るようになる。この新たな「フェニックス」がX-メンに戻るのはX-Men Vol.2 #38のことになる)

ヒーロー PU-01 パック
[身長]61cm
○1.07m

身長61cmの、
身長1mの、
(3フィート6インチの誤記? 何か典拠があるのだろうか)

ヒーロー PW-01 ピート・ウィズダム
『X-Force』の作品中で復帰し、#94~95と#103で再登場した
『X-Force』の#94~95と#103で再登場し、作品世界に復帰した
(文法の誤り)
2006年、彼はマーベルの成人読者向けレーベルであるMAX発行の限定シリーズで復帰し、
2006年、彼は読切『House of M The Day After』と、続く『New Excalibur』で復帰し、翌年マーベルの成人読者向けレーベルであるMAX発行の限定シリーズで主役誌『Wisdom』を得た。
(X-Force Vol.1 #105で死んだかに見えたピートが次に登場するのはハウス・オブ・M事件の余波を描くHouse of M The Day After Vol.1 #1とそれを序章とし新結成されたニューエクスカリバーを描くNew Excalibur Vol.1 #1で、ともに2006年1月発行(カバーデイト)。Wisdom Vol.1誌#1~6は2007年発行で、ピートを主役にニューエクスカリバー加入以前の事件を描いている)

ヒーロー PX-01 プロフェッサーX
ルシファーというミュータント
ルシファーという異星のミュータント
(ルシファーは異星人だが、同種に無い固有の超能力を獲得したという意味でミュータントでもある。従って誤りではないが説明不足)

ヒーロー RB-01 ルビー・サマーズ
▵『X-Factor: Layla Miller』#1
○『X-Factor Special: Layla Miller』#1
(厳密な書誌としては後者になるが、表紙のロゴ含め一般的には前者でも流通している)

ヒーロー RC-01 ロックスライド
✕ネクローシャでの事件の最中
○ユートピアでの事件の最中/ダークレインの最中
(ダークX-メンの結成とロックスライドのX-メン昇格はダークレイン中、ユートピア事件 Dark Avengers/Uncanny X-Men: Utopiaの時期に起きている)

ヒーロー RI-01 リクター
✕ヘラとカリバン
(…)との戦い
○ヘラやカリバン
(…)との戦い
(それぞれ別の事件)
彼はケーブルとX-フォースに救われたが、
彼はケーブルとニューミュータンツに救われたが、
(本文にある通り、この時点ではまだニューミュータンツはX-フォースに改称していない)
✕ウェポンX
○ウェポンⅫ
(誤字)
リクターはほかの者たちとともに彼に協力した。彼らはX-セルというチームを結成したが、
リクターは彼に協力した。彼らはX-セルというチームに力を与えたが、
(X-セルはM-デイで能力を失った過激派ミュータント集団で、結成自体にはリクターは関与していない。クイックシルバーは彼らの力を取り戻すため、テリジェン・クリスタルのパワーを中継する力を持つリクターを仲間に引き入れた)

ヒーロー RL-01 ルーレット
▵[コラム]彼女のチームが死んでしまったことは悲劇的だったが、そのことはX-メンの最大の敵対者のひとりの更生という結果に結びついた。それはそれとして、幸運な出来事であったことは確かだ。
○彼女のチームが死んでしまったことは悲劇的だったがそれはそれとして、そのことはX-メンの最大の敵対者のひとりの更生という確かに幸運な結果に結びついたのだ。
(文法の誤り)

ヒーロー RS-02 レイチェル・グレイ
メンバー全員が女性のX-チーム
メンバー全員が女性のX-メンの臨時チーム
(ここで指すのはX-Men Vol.4 #1で編成された臨時チームで、成り行き上女性メンバーだけで構成された。この後もX-Men Vol.4誌は女性メンバーを中心に描くのが特色だったが、通して「X-メン」以上の特定のチーム名は存在しない)

ヒーロー RV-01 ローバー
?[体重、POWER GRID]

(典拠が確認できなかった。身長設定はアース-616のセンチネル・マスターモールドに準拠している)
[図版P2左上]ステップフォード・カッコーズ
○カサンドラ・ノバとノーガール

(誤記。この未来ではカサンドラ・ノバが校長の座を継いでいる。図ではノバが手に抱えているのがノーガールである)

ヒーロー SA-01 セージ
[項目ナンバー]SA-01
(サスカッチと重複している。いずれかがSA以外である必要がある)
[初登場]『Uncanny X-Men』#132
○『X-Men』#132
(奥付の書誌はX-Men Vol.1。表紙ロゴはUncanny X-Menであり誤りではない)
[髪の色]グリーン
○ブラック

(作画上薄い緑のハイライトが入って描写される事はあるが、例えばポラリスの髪と同様に「グリーン」だとは言い難い。マーベル公式サイト等でもブラックとされる)

ヒーロー SA-01 サスカッチ
[項目ナンバー]SA-01
(セージと重複している。いずれかがSA以外である必要がある)
[初登場]『Uncanny X-Men』#120(1979年4月)でカナダの雪原から初めて姿を現わした。
○『X-Men』#120(1979年4月)で雪のカナダに初めて姿を現わした。
(当時のX-Men Vol.1誌は初期の「(The) X-Men」の延長上にあり、誌名も表紙ロゴに反して書誌上はX-Menだった。#120でサスカッチが初登場した場面はカナダの雪降る滑走路だが、比喩表現としてならば誤りではない)
[図版P2中]1984年5月、『Alpha Flight』#10
1984年6月、『Alpha Flight』#11
(誤記)

ヒーロー SC-01 ステップフォード・カッコーズ
[初登場]ペン入れ: サンドゥ・フロレア
ペン入れ: プレンティス・ローリンズ、スコット・ハンナ、サンドゥ・フロレア
(表紙にクレジットされているのはローリンズ。ハンナとフロレアも扉絵にクレジットされている)
エスメもキックを過剰摂取したことで
エスメもキックを過剰摂取したゾーンに殺され
(キックを過剰摂取した事もエスメの死の遠因ではあるが、直接の死因は敵対したゾーン(当時キックにより錯乱しマグニートーを装っていた)による殺害)

ヒーロー SH-01 シャーマン
[コラム:アルファフライト]デスが多元宇宙から姿を消すと、
デスがこの宇宙から姿を消すと、
(デスはマルチバースそれぞれに別個に存在しており、カオスキングに放逐されたのはアース-616固有のデス)

ヒーロー SI-01 サイリーン
[コラム:ソニック]ひとりで向かったとき、
ひとりで向かったあと
(ソニックの動向について具体的な時系列は定かではないものの、Age of Apocalypseイベントの終了時点でX-マンはアース-295を離れ、一方ジーン・グレイは死亡した(と思われた)。その後New Age of Apocalypseイベントで、ジーンはフェニックス・フォースにより蘇生してほどなくシニスターの配下に収められたと明かされた。従ってソニックがシニスター・シックスに加わるのはこの後であり、X-マンがアポカリプスと対決に向かった時から見ればしばらく後と考えられる)

ヒーロー SK-01 スキッズ
やがてX-ファクターがスキッズとラスティを救う
やがてX-フォースがスキッズとラスティを救う
(X-Men Vol.2 #15で、X-フォースのメンバーでありかつてニューミュータンツではスキッズやラスティとも仲間だったキャノンボールやブンブンらが洗脳された二人と対決する。ただしこのエピソードはイベント"X-Cutioner's Song"の一部で、X-メン・X-ファクター・X-フォースが共にMLFと戦ったため広い意味ではスキッズらの救助にX-ファクターも関与しているとは言える)
▵X-ファクターの教官フェニックス
○過去の教官で元X-ファクターのフェニックス
(ここでは簡潔に述べられているが、正確を期して書くなら「(スキッズの)ニューミュータンツ所属時代に教官を務めた初代X-ファクターのジーン・グレイ、現X-メンのフェニックス」である)
▵ニューミュータンツが連絡をしてくると
○ニューミュータンツ時代の仲間であるX-フォースが連絡をしてくると
(レインファイアー戦当時、ニューミュータンツはX-フォースに改編されて久しい)

ヒーロー SL-01 スリップストリーム
※サーファーズパラダイスという名がぴったりの場所で育った。
[出身]シドニー
(本文中でサーファーズパラダイス地区(クイーンズランド州ゴールドコースト市)で育ったとある一方でプロフィール欄では出身がシドニー市(ニューサウスウェールズ州)とあるが、これは公式設定で間違いではない。実父マイルズ・ウォーベックはシドニーの犯罪王であり、「シドニー生まれ、サーファーズパラダイス育ち」を意味すると思われる)
[主な敵]トング
○シドニー・トライアド

(トング Tongは中国語「堂」の英語読みで、トライアド(三合会)Triadの構成単位。マーベルユニバースにもブラック・ドラゴン・トング Black Dragon Tongなど様々なトングが存在するが、スリップストリームのエピソードではこうした固有名が劇中に出て来なかった。とは言え、単にトングを敵の名前とするのはあまりふさわしくはない)

ヒーロー SP-01 スプライト
▵オリンポス
○オリンピア

(区別が曖昧な場合もあるが、基本的にマーベルユニバースではオリンポスはギリシャ神の住処として、エターナルズの住処オリンピアと区別される)
▵セルシ
○サーシ
(Serciの表記揺れ)

ヒーロー ST-02 ストーム
[コラム:リンボでのストーム]生贄にされた彼女を救った。
生贄にされた彼女の魂を救った。
(実際にはイリアナは間に合わず、最終的にエルダー・ゴッド復活を阻止するためにやむなくストームを殺す事を強いられている。ただしその時点で既にストームは瀕死で、平和のためにここで殺される事は本望であり、笑みを浮かべてイリアナを促している)

ヒーロー ST-03 ストーム
✕エグゼビア・セキュリティ・エンフォーサーズ
(XSE)
○X-トリーム・サンクションズ・エグゼクティブ(XSE)
(上はビショップの時空間(アース-1191)におけるXSEの正式名称で、ストームのチームはこれに倣ってXSEと名付けたものの正式名称はX-Treme Sanctions Executiveで異なる)

ヒーロー ST-04 ストーム
[図版P2中央]ドクター・ドゥームのパレード
ドクター・ドゥームの歓待
(この場面でいわゆるパレードは起きていない。ドゥームはストーム夫妻を(拘束せずに王宮に招くという意味では)歓迎したが、いつものように交渉は決裂し図の様子になった)

ヒーロー SU-01 サンスポット
✕ホワイトキング
ことセバスチャン・ショウ
○ブラックキングことセバスチャン・ショウ
(誤記)

ヒーロー SZ-01 スキン
自分の皮膚の力を『Uncanny X-Men』#317(1994年10月)で初めて知った。
自分の皮膚の力を『Uncanny X-Men』#317(1994年10月)で初めて紹介する。
(初登場号Uncanny X-Men Vol.1 #317の時点でスキンは自身の能力を熟知していた。本文中にある、初めて能力に気付くミゲラ・トーレスとのエピソードはGeneration X Vol.1 #½ (1998年6月) での回想シーン)

ヒーロー TC-01 トランス
※ヘリオンズやニューミュータンツ
→ヘリオンズ・スクワッドやニューミュータンツ・スクワッド

(文脈からすれば自明のことではあるが、パラゴンズがそういう名の訓練チーム、分隊(スクワッド)の1派であるように、このヘリオンズとニューミュータンツも同名のチームとは別の訓練チームである)
[コラム:セカンド・カミング]
ケーブルとホープ
ケーブルとホープ・サマーズ
(トランスの本名がホープ・アボットのため紛らわしい)
※トランスの姿はリンボから消えてしまった。
(文字通りの出来事だが、前後が示されていない。トランスは安全のためアストラル体だけをリンボに送っていたが、徐々にアストラル体の力が弱まり強制的に現世の肉体に呼び戻されてしまった。彼女自身に取り返しのつかない事態が起こったわけではないが、仲間を置き去りにする結果となってしまった)

ヒーロー TH-01 スレノディ
[初登場]『X-Men Vol.2』#27(1993年12月)
(実際は1993年1月に、X-Cutioner's Songイベントの副読本であるStryfe's Strike Fileで大判イラストと共にスレノディの登場が予告されている。もっともこれはコミックではないため、初登場に含まないという判断も理解できる)
[体重]60kg
○59kg

(131ポンド≒59.42キログラム)

ヒーロー TN-01 テクネット
✕異星
のテクノロジーを使って
○異世界のテクノロジーを使って
(キャプテン・ブリトンのホームはアース-794の地球(少なくともそう見える))
アース-794で彼女に匹敵する
アース-794で彼女に対応する
(誤訳か)
[テクネットのメンバー]
7. フェロ
7. フェロ²
(脱字)
[11. ナンバーズ]エクスカリバーの別次元出身のドラゴン
エクスカリバーのドラゴン(ロッキード)の別次元版
(誤訳か。エクスカリバーがこのドラゴンをメンバーにしていた訳ではなく、エクスカリバーのロッキード(アース-616)のアース-597版がこのロッキードである)

ヒーロー TS-01 タリスマン
カナダ最高のヒーローチームと出会った。
カナダ最高のヒーローチームの物語に加わる。
(このAlpha Flight Vol.1 #5でのエリザベス・トゥーヤングメン初登場話「Origins of Alpha Flight: Deathwatch」はメンバーの過去を描く短編連作の一編で、劇中時点ではアルファフライトは結成されていない)

ヒーロー TX-01 ステイシーX
『Uncanny X-Men』#399
『Uncanny X-Men』#398
(誤記。書影や発行年月は正しい)
ミスティークが(…)X-コァの本部に潜入したときに、彼女はX-コァと協働し、彼らの飛行機を使ってパリを攻撃した。
ミスティークが(…)X-コァの本部に潜入し彼らのヘリを使ってパリを攻撃したときに、彼女はX-コァと協働し敵を倒した。
(甚だしい誤り。Uncanny X-Men #405~406でミスティーク率いる一団は味方を装いX-コァに潜伏し、奪取したヘリ部隊でパリ市街を攻撃。残ったX-コァとステイシーXらが反撃する)
✕スティルトマンの技術に基づく強力な触手
○コンストリクター
の技術に基づく強力な触手
(Official Handbook of the Marvel Universe A-Z Vol.1 #9によればコンストリクターの技術。スティルトマンのそれはいわば伸縮する脚であって、鞭状のコンストリクターの武器とは異なる)

ヒーロー UR-01 サージ
[図版P2右]サージとニューX-メン
サージとニューミュータンツ・スクワッド
(図版は確かにNew X-Men Vol.2 #2の表紙画だが、この時点でサージらが所属していたのは訓練チーム ニューミュータンツ・スクワッド。単にニューミュータンツとも呼ぶ)
[コラム:カルロ・バルベリ]『Marvel’s Avengers: No Road Home』
○『Avengers No Road Home』
(誤記)

ヒーロー UW-01 アルティメット・ウルヴァリン
[初登場]カバー:アダム・キューバート
カバー:ジョー・カザーダ
(クレジットは無いが、原画にはジョー・カザーダのサインが記されている)

ヒーロー WC-01 ワイルドチャイルド
[初登場]オメガフライトの無名のメンバー
○ガンマフライトの無名のメンバー
(誤記)
[所属]ブリード
(マーベル・ファクト・ファイルではここにしか登場しないが、ブリードとはワイアの遺伝子によってワイルドチャイルドを生んだ実験計画)
[コラム:ウェポンX計画][図版]
○[削除]
(この図版はWeapon X: Days of Future Now Vol.1 #3の1シーンだが、この舞台は別世界アース-5700でありチームもウルヴァリンが組織した新X-メンである)

ヒーロー WE-01 ウェポンX
[分類]ヒーロー
(ここで解説される、政府機関としてのウェポンXが本書の分類としてのヒーローに相当するかは疑わしく、ヴィランが適切ではないか。あるいはウルヴァリンやマーヴェリックらヒーローを輩出したという意味だろうか)
[マルコム・コルコード]ユーコンにあるウェポンXの施設
○アルバータにあるウェポンXの施設
(この施設はカナダ、アルバータ州のロアノーク(架空の地名)に存在するとされる。ユーコン準州はその後ローガンとシルバーフォックスが一時的に暮らした山荘があり、それとの混同か)
▵アルティマトン(ウェポンXV)
○ウルティマトン(ウェポンXV)
(Ultimatonの表記揺れ)

ヒーロー WF-01 ウォールフラワー
ローリーはジョッシュを罵倒し、彼を遠ざけた。
ローリーはジョッシュを罵倒し、能力で彼を遠ざけた。
(この表現が抜けているため、後段で「ジョッシュに対して能力を使ってしまったことを彼に謝った」事の意味が通らなくなっている。なおここに記述が無いが、同じく能力で操ってしまったプロディジーにもこの時謝罪している)

ヒーロー WI-01 ウィザー
※ニューミュータンツ
→ニューミュータンツ・スクワッド
※ヘリオンズ
→ヘリオンズ・スクワッド

(どちらもX-メンの下部組織として編成された若手ミュータントの訓練チーム。スクワッドを省略して呼ぶ事はあるが、同名のミュータントチームと直接の関係は無い)
[所属]ニューミュータンツ・スクワッド、ヘリオンズ
○ニューミュータンツ・スクワッド、ヘリオンズ・スクワッド
(不統一)

ヒーロー WO-01 ウルフスベイン
[初登場]『Marvel Graphic Novel』#4(1983年11月)
『Marvel Graphic Novel』#4(1982年11月)
(誤記)

ヒーロー WR-01 レイス
▵のちにセイバートゥースはレイスを絞殺し、
○直後にセイバートゥースはレイスを絞殺し、
(レイスが絞殺されるのはマーヴェリックの逃亡の直後。この時点ではマーヴェリックも死亡したと思われていた。つまりセイバートゥースはこの時知ってか知らずか、2人ともを殺しそこなっている事になる)

ヒーロー WS-01 ウィーゼル
✕『AvX: Infinite』
○『A+X』

(Avengers vs. X-Men: Infinite Vol.1はInfinite ComicレーベルでリリースされたAVXイベントの外伝シリーズだが、これにライリー・ブラウンは関与していない。似た題を探すならA+X Vol.1 #8の事だろうか)
▵『Deadpool: Dracula’s Gauntlet』
○『Deadpool: the Gauntlet Infinite Comic』

(前者はいわゆる紙版書籍での再録版の題で、初出時のタイトルは後者。デジタルコミックレーベルInfinite Comicのシリーズでアニメーション的な演出があった作品だが、紙版書籍化にあたり当然デジタル演出はオミットされタイトルも変更された)

ヒーロー WV-01 ウルヴァリン
[コラム:レン・ウェイン]『Incredible Hulk』(1973年)の3部作
○『Incredible Hulk』の3部作(1974年)

(Incredible Hulk Vol.1 #180~182は1974年10~12月刊(カバーデイト)。Incredible Hulk Vol.1自体は1962年開始の長寿シリーズであり、カッコ書きの位置もふさわしくない)

ヒーロー WV-03 ウルヴァリン:ウェポンX計画
[P1左下]作&画:バリー・ウィンザー・スミス
(この項ではバリー・ウィンザー・スミス作画によるMarvel Comics Presents Vol.1 #72~84 "Weapon X"を中心に紹介しているが、本文P2前半、図版P1左および図版P2上段以外は別の作家陣による後付け)
▵「施設」
○ファシリティ

(表記揺れ)
[コラム:そのほかの参加者]
✕ペイバック
(デパートメントKにもウェポンXにもペイバックは関係無い)
▵デパートメントKの病院
○デパートメントKの「ホスピス」と呼ばれる施設
(ホスピスと呼称される収容施設で、病院ではない)

ヒーロー WV-05 ウルヴァリン:コスチューム
[デパートメントH]初着用:『INCREDIBLE HULK』#181
初着用:『INCREDIBLE HULK』#180
(最後の1コマではあるが、大写しでコスチュームを着たウルヴァリンの姿が描かれている)
[パッチ]初着用:『WOLVERINE VOL.2』#4
初着用:『MARVEL COMICS PRESENTS』#10
(Wolverine Vol.2 #4の約1年前、Marvel Comics Presents Vol.1誌で連載されたウルヴァリンの主役シリーズ「セーブ・ザ・タイガー」のラストで白いタキシードに眼帯のパッチ姿を初披露している。図版にあるように革ジャンを羽織ったワイルドな着こなしに関してならWolverine Vol.2 #4が初出)
[X-フォース]初着用:『X-FORCE VOL.2』#100
初着用:『X-FORCE VOL.3』#1
(上のフェラル・スーツとの混同か。X-Force Vol.2に#100は存在しない)
[デス]初着用:『WOLVERINE VOL.2』#145
初着用:『ASTONISHING X-MEN VOL.2』#1
(Wolverine Vol.2 #145より約3ヶ月前)

ヒーロー WV-06 ウルヴァリン年表 PART1
[森の爪男]遺伝学者ミスター・シニスター
遺伝学者ナサニエル・エセックス(のちのミスター・シニスター
(当時はまだミスター・シニスターと呼ばれている様子は無い)
[森の爪男]シニスターは、ジェームズがクララを殺したように見せかけた。
○シニスターの部下との戦いで、ジェームズはクララを殺してしまったかに見えた。

(甚だしい誤り。エセックスの一団に襲われたジェームズは戦いの最中、誤ってクララを刺してしまう。死んだかに見えたクララだが、再生能力を秘めていたためほどなくジェームズ達の前に姿を現わす)
[未知のエージェント]
○1930s
(年号が抜けている)
✕その後、ローガンは中国に動員されて、日本兵で妖術師であり、武道家であるオグンに師事した。
○これ以前には、ローガンは中国で、日本兵で妖術師であり、武道家そして後の師であるオグンと出会っている。
(ローガンがオグンに師事するのは第二次大戦終結後。年表の時系列と甚だしく合わないため、オグンに弟子入りを勧められたものの断わった一件と混同していると思われる。この事件の正確な年代は不明だが、ローガンはまだ兵役に就いていないためタラス・ロマノワの件よりも前と考えられる)

ヒーロー WV-07 ウルヴァリン年表 PART2
[愛する者の死]師バンドウ・サブロウとのたび重なる衝突にうんざりしたローガンは、ジャスミンの滝で和解しようとする。
○たび重なる命のやり取りにうんざりしたローガンは、師バンドウ・サブロウのもとジャスミンの滝で心の平安を得ようとする。
(誤訳か)

ヒーロー WV-10 ウルヴァリンと第一次世界大戦
[コラム:サイバー]
✕X-フォース
○X-ファクター
(X-フォースとの目立った戦績が見当たらなかった。X-ファクター(政府機関時代)の誤記か)
食人虫の群れから彼を救うことができず、のちに彼は地獄に送られて内側から食い尽くされた。
食人虫の群れから彼を救うことができず、内側まで食い尽くされた。のちに彼は地獄に送られている。
(順序が前後している。ジェネシスによって食人虫にアダマンチウムを残して全身を食われたものの、霊体となったサイバーはミロ・ガンダーソン少年の体を奪い復活を果たす。ウルヴァリン・ダケン親子を敵に回したサイバーは敗れ、真の死が訪れ地獄に送られた。もっともサイバーはしぶとく再び現世に舞い戻り、デス・オブ・ウルヴァリンの事件でまたも死亡。今度は地獄の悪魔と契約して新ホーネットとして登場することになる)

ヒーロー WV-11 ウルヴァリンと第二次世界大戦
※[P2図版左]
(図版はWildC.A.T.s / X-Men: The Golden Ageの引用であり、この舞台は別世界アース-7642とされる。つまりこのローガンは本文で説明されるローガンとは別人。アース-7642はクロスオーバー・アースとも呼ばれる通り他社とのクロスオーバー企画に用いられる世界で、「他社のキャラクターが存在する」事が最大の特徴である。
 もっともこの図も、様々な世界でローガンが第二次世界大戦やナチスに関わっていたという意味では誤りとは言えない)

ヒーロー WV-14 ウルヴァリン
✕それから
チームXとオメガレッドは、サルタネイト・オブ・ヌミディア国にある砂漠で再び激突した。その後、ソ連の別の超人兵士製造ラボを
○一説にはチームXとオメガレッドは、サルタネイト・オブ・ヌミディア国にある砂漠で再び激突したという。同国とソ連が協働する超人兵士製造ラボを
(この一連のストーリーはイメージ・コミックスとのクロスオーバー読切Team X/Team 7に基づいており、マーベルヒーロー達と他社のキャラクターが共存する世界アース-7642を舞台にしている。従って厳密にはこのチームXとオメガレッドは別人になる。「その後」は何らかの誤訳で、このラボはヌミディアの砂漠に存在する)
超常特殊部隊の介入により、ソ連が大陸間弾道ミサイルを発射するのを
超常特殊部隊チーム7の介入により、が大陸間弾道ミサイルを発射するのを
(前述の通りここに登場するのはイメージ・コミックスのチーム7で、他企業のIPであるためここでは名前を出せなかったと思われる。しかしミサイルを発射したのはヌミディア軍(およびそれを命じたオメガレッド)であり、さらに元を辿ればイメージ・ユニバースの悪役である米国諜報機関IOが作戦の不十分な成果を隠蔽するために核弾頭の爆破を命じた事が源流にあり、ソ連はほとんど関与していない)

ヒーロー WV-17 ウルヴァリンとX-メン
ブラザーフッド・オブ・イービルのミュータント
ブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツ
(誤字か)
カナダ生まれのミュータント全員を
カナダ生まれの超能力者全員を
(超能力登録法 Super-powers Registration Actはミュータントに限らずあらゆる異能力者を対象にした)

ヒーロー WV-20 ウルヴァリンとジーン・グレイ学園
トイレから噴き出す
トイレから噴き出す炎の準備
(後述される通り学園の各部屋はデンジャールーム化されている。炎が噴き出すのも意図通りの機能であり、ここでビーストが対応したトラブルには入らない)

ヒーロー WV-21 ウルヴァリン
[図版P2中央]ジーン・グレイとの禁断の愛。
(この図はX-Men Forever Annual Vol.1 #1の表紙イラストだが、X-Men Foreverの舞台はアース-161であり、描かれた2人は厳密には別人。とは言え同誌はライターのクリス・クレアモントが自身の降板したX-Men Vol.2 #3の後のIFを描く、その意味でメインストリームと非常に近しい世界観であり、このロマンスが「禁断の愛」だったのも事実であるため、あながち的外れでもないだろう)

ヒーロー WV-22 ウルヴァリンとジーン・グレイ
[コラム]ジーンがスコット・サマーズに殺されたかに
ジーンがアレックス・サマーズに殺されたかに
(誤記)

ヒーロー WV-24 ウルヴァリン
✕野球帽
を被ったならず者の集団
○覆面
を被ったならず者の集団
(甚だしい誤り)
✕アルファフライト
の元チームメイトのレイス
○チームXの元チームメイトのレイス
(誤記。後半に出てくるパックとの混同か)
[コラム:レナート・ゲデス]
アバタープレスのコミック『Stargate SG-1』と『Saw』シリーズ
アバタープレスのコミック『Stargate SG-1: POW』とIDWの『Saw: Rebirth』
(後者はIDWのコミックで、Saw: Rebirth Vol.1のみ担当。Stargate SG-1には複数のシリーズがあり、ゲデスが描いたのはStargate SG-1: POW Vol.1)
『Constantine』と『Justice League』を担当している。
『Constantine』を担当している。
(誤記。ゲデスによるConstantine Vol.1 #5が単行本Justice League: Trinity Warに収録された事からの混同か)

ヒーロー WV-27 ウルヴァリン
ブラックガードのリゾート基地を爆破した
ブラックガードの「人事部」を壊滅させた
(「リゾート基地」が何を指すか不明。ここでストライクフォースXを統括するブラックガードの人事部、ヒューマン・リソース・ディベロップメント Human Resources Departmentが壊滅する事の誤訳か? いずれにせよ劇中では爆破行為は行なわれていない)

ヒーロー WV-29 ウルヴァリン
▵ノコペッティ
○ニコペッティ

(スペルはNicopetti)

ヒーロー WV-32 オールドマン・ローガン
✕ホークアイの娘アシュリーを、ピーター・パーカーの末っ子との3回目の結婚から救った
○ホークアイの3回目の結婚でできた末娘でピーター・パーカーの孫、アシュリーを救った

(甚だしい誤り。ピーター・パーカーの娘トーニャ・パーカーとホークアイの間に生まれたのがアシュリー・バートンことスパイダービッチ。アシュリーは新キングピンに捕らわれ処刑を待つ身だった)
謎めいた小包
謎めいたトランク
バートンが運んでいた小包
バートンが運んでいたトランク
(大量のスーパーソルジャー血清はトランクケースに保管されていた)
✕奪ってニューバビロンに届け
ニューバビロンに届け
(ローガンにホークアイを裏切る意図はなく、ホークアイが荷物を届けるのを助け、彼から報酬を受け取る取引だった)
SHIELDのエージェントがバートンを殺害し、レッドスカルがスーパーソルジャー血清(…)を要求すると
SHIELDのエージェントがバートンを殺害し、レッドスカルにスーパーソルジャー血清(…)を届けると
(最初からスカルはエージェントと通じており、バートンを騙し血清を入手する手はずだった)
ローガンはアシュリーの救出のため、スパイダーモービルに乗ってウォルマートに突撃する。
ローガンはアシュリーから逃げるため、スパイダーモービルに乗ってウォルマートから脱出する。
(ホークアイらは旧ウォルマートのビルに監禁されたアシュリーを救出したものの、その精神はすさんでおりホークアイと敵対した。ローガンは殺されかけたホークアイを連れてモービルで脱出する。救出のためにビルにモービルで突入したのも事実だが、それは図版の場面ではなく1号前の出来事)
[コラム]限定シリーズ『Wolverine: Enemy of the State』
○『Wolverine』のストーリーアーク「Enemy of the State」

("Enemy of the State"はレギュラーシリーズWolverine Vol.3 #20~25にかけて展開された物語であり、ミニシリーズではない。ただしこれらはWolverine: Enemy of the Stateの題で単行本化されており、名詞として間違いとは言えない)

ヒーロー WV-33 オールドマン・ローガン
✕アース-616の残骸であるマンハッタンの領域
○アース-616とよく似たマンハッタン王国の領域
(キングダム・オブ・マンハッタンはアース-616とアース-1610を合成したような領土だが、設定上はアース-61610という別世界が元になっているとされる)
[コラム]『Armour Wars』
○『Armor Wars』
(Armourはイギリス英語)

ヒーロー WV-34 『Enemy of the State』
✕ウルフガング
・フォン・ストラッカーが援助するヒドラ
○エルズベス
・フォン・ストラッカーが援助するヒドラ
(ヒドラの出資者はエルズベスの方で、ウルフガングは首領。もっともこのウルフガングは本物ではなかった。後述)
▵ブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツの分派ドーン・オブ・ホワイト・ライト
○ブラザーフッド
の分派ドーン・オブ・ホワイト・ライト
(ドーン・オブ・ホワイト・ライトは「ブラザーフッド」の分派だと示されてはいるが、これがマグニートーによるブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツ通称ブラザーフッドの事かそれともX(マーヴィン・ホフマン)によるブラザーフッドの事なのかは定かでない。このEnemy of the Stateストーリーアーク中のWolverine Vol.3 #23ではマグニートーが引き合いに出されているが、後に刊行された公式事典Marvel Atlus Vol.1 #1の「日本」の項ではドーン・オブ・ホワイト・ライトはXによるブラザーフッドの日本セクトに関連して紹介されている)
※ウルフガング・フォン・ストラッカー
(Wolverine Vol.3のEnemy of the Stateストーリーアーク刊行当時、New Thunderbolts誌ではヒドラ首領の座を追われたウルフガング・フォン・ストラッカーとサンダーボルツとの抗争が描かれていた。ゴーゴンとエルズベス・フォン・ストラッカーがウルフガングのクローンをヒドラ首領にすげ替え、手駒にしていたのだ。つまり、本文中でヒドラ首領として戦い最後に首を刎ねられたウルフガング・フォン・ストラッカーはクローンの偽者である)

ヒーロー WV-36 『Death of Wolverine』
[P2図版左上]『Death of Wolverine』#2~3(2014年11月)で、ウルヴァリンは再生能力を失い、セイバートゥースやオグンをはじめとする古くからの宿敵に弱みを握られた。
『Death of Wolverine』#2~3(2014年11月)で、ウルヴァリンはセイバートゥースやオグンをはじめとする古くからの宿敵に、再生能力を失ったという弱みを握られた。
(再生能力を失ったのはこれ以前Wolverine Vol.5 #6 (2013年9月) の事)
✕金属の中から顔を少し浮上させた
○金属に顔を覆われたまま空を仰いだ

(劇中の描写ではアダマンチウムは最後までウルヴァリンの顔を覆っている)

[コラム:ローガンの死後]
✕その最初の作品は、(…)『Death of Wolverine: Life After Logan』#1(2015年1月)だ。
○その最初期の作品は、(…)『Death of Wolverine: Life After Logan』#1(2015年1月)だ。
(これよりカバーデイトで1月前に『Death of Wolverine: Deadpool & Captain America』が発行されている。ウルヴァリンとは旧知のスティーブ・ロジャース(当時老化してキャプテン・アメリカを引退していた)とデッドプールが、ウルヴァリンの死を悼みつつそのDNAサンプルを悪人の手に渡すまいと奮闘する物語である)
✕ウルヴァリン本人が帰ってくるのは、『Wolverine Vol.7』#1(2020年4月)でのことだ。
○ウルヴァリン本人がレギュラー誌に帰ってくるのは、『Wolverine Vol.7』#1(2020年1月)でのことだ。
(上記#1は1月刊(カバーデイト)。ウルヴァリンはこれより以前Return of Wolverine Vol.1 (2018~19年) の時点で蘇生し、Uncanny X-Men Vol.5を含む様々なコミックに登場していた)

ヒーロー XA-01 X-マン
[コラム:ウォーレン・エリス]その後、彼は『Transmetropolitan』『Hellblazer』といった
○同時期、彼は『Transmetropolitan』『Hellblazer』といった
(X-Man Vol.1 #63~71は2000~2001年の執筆だが、Transmetropolitan Vol.1での執筆は1997~2002年、Hellblazer Vol.1は1999年で、X-Man以前もしくは同時期である)

ヒーロー XB-01 X-ベイビーズ
[図版P1左上]若返ったバージョンの初代X-メン
○X-メンが若返ったバージョンの初代X-ベイビーズ
(このモジョーに若返らされたX-メンは、サイクロップスら初代メンバーではない。モジョーバースのX-ベイビーズにはこのX-メンと、本文で主に解説される2代目X-ベイビーズの2種類がいる)
[チーム情報]初代メンバー
○2代目メンバー
(前記の2代目)
[初代メンバー]スガ
○シュガー

(Sugahのカタカナ表記として的外れではないが、これは元になったローグの口癖「シュガー」(砂糖のことで、南部訛りで親しみを込めたYouの意)に由来し、適切な表記とは言えない)
[初代メンバー]コロッサス
○コロッササス
(Colossususの誤記)
[主な敵]アーケード
○ファンハウス

(アーケードのベイビー版という意味では間違いでもないが、この欄の表記法ではない)
[主な敵]A-ベイビーズ
○[削除]
(このA-ベイビーズとX-ベイビーズが戦ったのはアース-71912の出来事(コラム参照)で、X-ベイビーズも別人。広い意味でのX-ベイビーズ全体に対する敵としては誤りではない)
[初登場]『Uncanny X-Men Annual』
○『X-Men Annual』

(書影にも明らかだが、当時(The) X-Men Vol.1誌がUncanny X-Men Vol.1に改名していたのに対し、(The) X-Men Annual Vol.1誌はそのままの名前で刊行されていた)
✕霊長類のX-メン、かわいく擬人化されたX-メン、そして「下品なX-メン」
○ロボアニメ風
X-メン、モフモフ動物化されたX-メン、そして「セクシーなX-メン」
(意味不明。ただし霊長類だけはナレーションで一言だけ紹介された、チンパンジー版X-メンの事を指す可能性がある)
✕名目上の船長、リコシェ・リタ
○船首像の代わりにされたリコシェ・リタ
(誤訳か)
✕モジョーとかわいらしい敵対者たちを遠くの次元へと送った。
○モジョーの敵対者たちを遠くの次元へ、かわいらしい仲間たちを元の世界へと送った。
(この場面にモジョーは登場しない。ミスター・ヴィーチが「かわいらしい」とは言いがたく、ポータルを使ってヴィーチを追放した一方、同じポータルで仲間となった幼児番組のキャラ達を解放した事が混同されているのか)
[コラム:A-ベイビーズvs.X-ベイビーズ]
▵スティービー
・ロジャース
○子どものスティーブ
・ロジャース
(劇中では本編と同じくスティーブ。幼さの表現としては理解できる)
ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ
ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、アイアンマン
(アイアンマンだけが抜けている。なお、これらは最初にアセンブルしたメンバーで、直後には「外出禁止になっていたり水ぼうそうで寝こんでないなら誰でも」が集結した)

ヒーロー XF-01 X-ファクター
[コラム]地獄の中心
○インフェルノ事件の中心
(棒訳。インフェルノの舞台はニューヨーク市)

ヒーロー XF-02 X-ファクター
フォージ(ときにジョナサン・シルバークラウドと名乗る)
フォージ
(これは広く流布されている誤解で、エイジ・オブ・アポカリプス世界のフォージがジョナサン・シルバークラウドとも呼ばれるものの、マーベルユニバースでのフォージ自身はそうではない(少なくともそう呼ばれたり名乗った場面・記述は存在しない))

ヒーロー XF-03 X-ファクター探偵社
✕7人の地獄王
○6人の地獄王

(ヘラ、プルートー、サタニッシュ、メフィスト、アスモデウス、サターナの6名。この争奪戦にさらにジェゼベル Jezebelことメフィストの娘メフィスタ Mephistaが加わるが、彼女は地獄王(ヘル・ロード)ではない)
[P2右欄]人物一覧
(特に説明が無いが、ロングショット以外はX-ファクター探偵社ではなくサーバル社のX-ファクターのメンバー。ポラリスだけは探偵社時代からの所属だが、解説にある通りリーダーとなったのはサーバル社時代以降)

ヒーロー XS-01 X-スタティクス
ラ・ヌイット(闇を操るフランス人女性
ラ・ヌイット(闇を操るフランス人男性
(少なくとも生物学的には男性)
「ボーイズ・アー・アス」というティーンエイジャーのチーム
「ボーイズ・アー・アス」というボーイズバンド
(ヒーローチームではなく、音楽バンド)
新メンバーのスパイク
新メンバーのスパイク(ダリアン・エリオット)
(前出のスパイク・フリーマンと紛らわしいが、別人)

ヒーロー XT-01 X-23
▵「施設」
○ファシリティ
(他項との表記揺れ)
▵新生X-メン
○ニューX-メン

(X-23は「新生X-メン」と呼べる三つの別のチームに所属している。一つはニューX-メン、もう一つはスキズム事件によってX-メンから分裂したサイクロップスのX-メン、最後は過去からやって来た初代X-メンであるオール・ニュー・X-メンである。解説が時系列順ならばここではニューX-メンを指すと思われる)
[コラム:ジョッシュ・ミドルトン]『X-Men Unlimited』で大成功を収める
○『X-Men Unlimited』で一大サクセスを収める

(これは商業的成功と言うよりは、数号のアートで即座にマーベルと独占契約を結ぶに至った地位向上を示している)

ヒーロー XT-03 X-23
✕記憶喪失になった
キティ・プライドが、(…) 逃げ回るローラを
キティ・プライドが、(…) 逃げ回る記憶喪失になったローラを
(誤訳か)
[コラム:ケビン・ウォーカー]
▵華々しく業界に登場した。
○業界に華々しい衝撃を与えた。

(これ以前、1987年時点で2000ADのFuture Shocksでデビューしている)
✕『Nova』『Eternals』
○『Annihilation: Nova』『Eternal』

(レギュラーシリーズのNovaではなく、AnnihilationイベントのタイインであるAnnihilation: Nova。EteranalsはそれまでのVol.1~2とは異なる、MAXレーベルの新作で単数形のEternalがタイトル)

ヒーロー XT-04 新生ウルヴァリン
✕アベンジャーズ・マンション
○ピム研究所
(ニュージャージー州クレスキル自治区にあるとされるピム研究所 Pym Laboratoriesはニューヨークのアベンジャーズ・マンションとは別の施設)
[コラム:デイビッド・ロペス]『Espiral Magazine』
○『Espiral』

(スペインのコミック誌で雑誌的性格を持つが、誌名にMagazineは入らない)

ヒーロー YX-01 ヤングX-メン
[初登場]2008年5月
2008年6月
(誤記)
✕「ファイナル・ジェネシス」事件
○「メサイア・コンプレックス」事件
(Final GenesisはYoung X-Men Vol.1 #1のサブタイトルだが、その時点では既に学園は破壊された後)
サイファーとアノールはジーン・グレイ学園に編入。
サイファーとアノール、グレイマルキン、そしてブラインドフォルドはジーン・グレイ学園に編入。
✕グレイマルキンが最後に目撃されたのは、ユートピア島だった。
○[削除]

✕ほかのメンバーがその後どうなったかは不明である。
○ダストの蘇生と引き換えに昏睡状態に陥ったインクがその後どうなったかは不明である。
(グレイマルキンと途中脱退したブラインドフォルドらはその後ユートピアに合流し、さらに後にはジーン・グレイ学園に編入した。
 この項では省略されているが、インクはダストの蘇生時に昏睡状態に陥っており、ヤングX-メンで唯一その後の消息が不明のメンバーだった。2019年のX-Men Vol.4 #19では回復したのか学園の生徒の中に姿が見えるが、これはマーベル・ファクト・ファイル刊行後である)