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マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ (1.アベンジャーズ①オーバービュー〜ヒーロー)

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アベンジャーズ①

オーバービュー

オーバービュー AF-01 フォール・オブ・ハルクス
エターナルズの富を盗むため、過去にタイムトラベルした。
エターナルズの過去の富を盗みだした。
(この「永遠の図書館 Eternal Library 」は過去の知識の宝庫だったが、インテリゲンチャ自身が(心情的にはともかく)物理的に時間移動した訳ではない)
[INCREDIBLE HULK #600]ハルクのパワーを排出させることを誓う。
ハルクのパワーを排出させたと宣言する。
(この時点でバナーはハルクのパワーをレッドハルクに吸収され、能力を失っている)
[年表]『FALL OF THE HULKS: ALPHA GAMMA』#1
『FALL OF THE HULKS: GAMMA』#1
(誤記)
[年表4回]『RED HULK』
○『FALL OF THE HULKS: RED HULK』

(正式題。当時他にRed Hulkを冠したコミックが存在しなかったため省略としては正しいが、現在はTrue Believers: Hulk - Red Hulk Vol.1が他にあるため紛らわしくなっている)
[年表3回]『SAVAGE SHE-HULKS』
○『FALL OF THE HULKS: THE SAVAGE SHE-HULKS』

(正式題。この場合は現時点で他に類似例がなく、省略として成立している)
『World War Hulk』がはじまろうとしていた!
『World War Hulks』がはじまろうとしていた!
(紛らわしいが、2つは全く異なる別のイベント)
[コラム:レッドハルク]ブルース・バナーの手を借りて自らの死を偽装した。
○ドク・サムソンの手を借りて自らの死を偽装した。
(誤記)

オーバービュー AG-01 エージェント・オブ・アトラス
▵古代
モンゴル帝国の現代における化身だった。
○中世モンゴル帝国の現代における化身だった。
(恐らく「とても古い時代」という表現ではあろうが、モンゴル帝国の勃興は歴史区分で言えば中世時代)
ウーのチームと戦ったあと、彼もカナタとともにマーベルボーイの円盤に乗り、
ウーのチームと戦ったあと彼は自爆した。チームは
(甚だしい誤り。仮に「彼」が指すのが直前に出たウーやデレク・カナタ、ビーナスだとしても文脈に合わない)
海底深くにある洞穴で凍えていた。
海底深くにある洞穴で凍りついているはずだという。
(「凍えて」はfreezeの誤訳か。この時点ではチームはネイモラの状態を知らない)

オーバービュー AG-02 エージェント・オブ・アトラス
[本文5回、コラム2回]スワン
○スーワン

(Suwanの表記揺れ)
赤い三角のエンブレムがついた黒いユニフォーム
赤い三角の組み合わさったエンブレムがついた黒いユニフォーム
(この時点では星形として描かれている)
[本文2回、図版P4上]コンテナ
○カプセル

(contenna(容器)ではあるが、自然な日本語訳とは言えない)

オーバービュー AR-02 アベンジャーズ 最初の犠牲者
[バロン・ジモ]だがは、この装置を使うと死ぬ代わりに、段階的な変身を遂げることを知らなかった。
○だがジモは、この装置の被験者は死んだ後にさらなる変身を遂げることを知らなかった。
(曖昧な記述)

オーバービュー AR-07 アベンジャーズ 狂気の仮面
[ブラックパンサー]ワカンダの暗殺者が、学校教師のふりをして自分をつけまわしていた
○ワカンダの暗殺者が、学校教師のふりをする自分をつけまわしていた
(教師として生活していたのはブラックパンサー自身で、暗殺者デスタイガーはその様子を一般人の姿で観察していた)

オーバービュー AR-08 アベンジャーズ 新ゴライアス
[パペットマスター]ミサイル基地を破壊させようとした。キャプテン・マーベルにアイアンマンを倒され、妨害を受ける。
○ミサイル基地にいたキャプテン・マーベルを倒そうとした。想定外の心臓発作でアイアンマンが逆に倒される。

(パペットマスターの目的は最初からキャプテン・マーベルの撃破で、ミサイル基地はたまたま舞台になったにすぎない。キャプテン・マーベルは劣勢に立たされたが、知る由も無かった心臓発作でアイアンマンが倒れ、パペットマスターの野望は潰えた)

オーバービュー AR-09 アベンジャーズ バンド・オブ・ブラザーズ
[スコーピオ]ジャック・フューリー
○ジェイク・フューリー

(誤記。ジャックはジェイクの父親)

オーバービュー AR-09 アベンジャーズ 世界が衝突するとき!
[ビジョン]インペリウム
○インペリオン

(誤記。アーコンの欄にあるインペリオンと同一)

オーバービュー AR-10 アベンジャーズ 高く飛びすぎたファルコン
[ブラックパンサー]ワカンダの支配者の地位を退く。
○ワカンダの統治のためアベンジャーズを退く。

(ティチャラに代わり実質的にワカンダを統治していたンバザの死に伴い、混乱が予想されるワカンダを治めるため、一時的にではあるが(結果的に約1年間)アベンジャーズを離れている)

オーバービュー AR-14 アベンジャーズ ヘルキャットの乱入
[ブランド・コーポレーション]異星の兵器工場
○別次元の兵器工場
(この時使われたのはアース-Sの技術)

オーバービュー AR-16 アベンジャーズ 海の底に潜むもの
[タイラック]トリトン
○トライトン

(Tritonの表記揺れ)

オーバービュー AR-16 アベンジャーズ ウルトロンの花嫁
[ミズ・マーベル]
○ミズ・マーベル(キャロル・ダンバース):危険を予知して駆けつけ、ワンダーマンに戦士の心得を説いた。
(図版にあるミズ・マーベルの説明が抜けている)

オーバービュー AR-17 アベンジャーズ 生死を賭けたミッション
[キャプテン・マーベル]スターキラー・プロジェクター
○星々を砕くイオン・レーザー

(このソウルジェムを利用した兵器に固有名詞は無い。劇中ではイオン・レーザー投射器 Ion-Laser Projectorと表現されていた)

オーバービュー AR-19 アベンジャーズ 自治権復活!
[ワスプ]イエロージャケットが引退を余儀なくされた。
イエロージャケットが引退撤回を余儀なくされた。
(イエロージャケットは予備役にあった(前ページ参照)が、ワスプを救うためにアベンジャーズの1軍に復帰した)

オーバービュー AR-22 アベンジャーズ 挫折する構想
[ブラックナイト]
○ブラックナイト:聡明で美しいワスプに心惹かれた。
(ブラックナイトの解説が抜けている。この時期ブラックナイトは(ハンク・ピムと別れていた)ワスプに惹かれるがなかなか行動に移せず、そうこうしている内にワスプはアベンジャーズを去り、騎士の恋心は胸に秘められたままとなった。もっともこの穏やかなエピソードにはもっと明瞭な「結末」が必要と考えられたのか1年後、Solo Avengers Vol.1 #12で正式にワスプをデートに誘い、ハンク・ピムを思い出させるという理由で振られるというオチが追加された)

オーバービュー AR-23 アベンジャーズ 羊のなかの狼
[ネビュラ]もうひとりの征服者カーンだった。
○もうひとりの征服者カーンを装うラヴォンナだった。

(ラヴォンナは並行宇宙のカーンで構成されるカーン評議会に、女性版カーンことネビュラとして潜り込んだ)

オーバービュー AR-25 アベンジャーズ 限界点
ピープルズ・プロテクトレイト/スプリーム
ピープルズ・プロテクトレイト/スプリーム・ソビエト
(正式名)
✕イラリオン
パブロビッチ・ランスコフ
○イラリオン・パブロビッチ
・ランスコフ
(本名のフルネームがイラリオン・パブロビッチ・ランスコフであり、劇中ではランスコフ中尉 Lt. Ramskovと呼ばれていた)

オーバービュー AR-26 アベンジャーズ 入れ替わりの激しいチーム
※アベンジャーズ

(この項で紹介されているのはウエストコースト・アベンジャーズ。アベンジャーズの一支部でありAR-**の見出しでは一律アベンジャーズとして扱われているものの、説明不足ではある)
[ハングマンとナイトシフト]サタニッシュの下僕によって倒され、
サタニッシュによって倒され、その下僕として
(確かにナイトシフトはサタニッシュの下僕と化したハングマンに騙され魂を奪われたものの、この欄はハングマンを含んでいるため入れ子になっている)

オーバービュー AR-28 アベンジャーズ オンスロートへのタイムスライド
[ビジョン]イエロージャケットとマリラの殺人の証拠
イエロージャケットとマリラが殺された証拠
(文法上2名が殺人を犯したようにも読めるが、裏切ったアイアンマンによって殺害されている)
※マンティス
(このストーリー上ではマンティス本人として描かれているが、約4年後のAvengers: Forever Vol.1において、実際はイモータスの命を受けたスペース・ファントムの変身だったと後付けされた。このミニシリーズは様々な過去のコミックの矛盾点を「イモータスが時空を超えて暗躍した結果」と再定義している)

オーバービュー AR-31 アベンジャーズ・インフィニティ
▵リゲリアン
○ライゲリアン

(Rigellianの表記揺れ)

オーバービュー AR-31 アベンジャーズ 新たな世界大戦!
[イエロージャケット]知性を備えた生体物質が、本物のハンク・ピムを捕らえて複製したコピー。
○ハンク・ピムを形成する生体物質が、元のピムと別の存在として復元されたコピー。

(アニュアル誌Avengers 2001 Vol.1 #1での、ハンク・ピムとイエロージャケットが同時に現われた回に基づくが、このエピソードは2者の精神の衝突と和解に焦点が当てられており「なぜ」にはほとんど説明が与えられなかった。
 まず前号にあたるAvengers Vol.3 #43ではピム(ゴライアス)は突然イエロージャケットの姿で現われ、まもなく倒れてしまう。続くAvengers 2001ではイエロージャケットに軟禁されていたもう1人のピムが発見され、2人はともに危篤状態になる。精神世界で2人は対決するが、次第にお互いが不完全である事を受け入れ、1人の人格「ハンク・ピム」として融合する。
 Avengers 2001ではこの事態の説明(ほのめかし)として、まず前段としてピムの能力の原理について説明がある。サイズを縮小している間、余分になった体組織は別次元(コスモス Kosmosと呼ばれる)に生体物質 Bio-Massとして一時的にプールされる。逆にゴライアスとしてサイズを拡大する時はコスモスから生体物質をかき集めて肉体にしているのだ。この説明は最後に意味ありげに、アメーバ状だった生体物質が人型に変わるイメージを映して終わる。
 マーベル・ファクト・ファイルではこの表現を「コスモスに存在する生体物質が知性を獲得し、イエロージャケットとなりピムを軟禁した」と解釈しているようだが、それでは両者ともに衰弱した事にも、最後に突然1人に融合した事にも説明が付かない。
 これは推測になるが、本来ピム1人分の生体物質が、ピムの分裂した精神を反映してピムとイエロージャケットに分かれて再生してしまい、お互い0.5人分の体組織しか持ち合わせないために激しく衰弱したと考えられる)

オーバービュー AR-32 アベンジャーズ 全世界の大使たち!
▵アントマン
○アントマン/スコット・ラング

(次ページでこの表記があるが、ラング/アントマンは既にこのページに登場しており、先に本名で書かれている必要がある)

オーバービュー AR-32 アベンジャーズ・ディスアセンブルド
✕ミズ・マーベル
○ウォーバード

(この時期、劇中ではウォーバードと呼ばれている)
[キャプテン・ブリテン]打ちひしがれ、昏睡状態となる。
○昏睡状態となり、目覚めて打ちひしがれる。

(順序が逆)

オーバービュー AR-33 ニューアベンジャーズ 暗黒の一日の夜明け
[エレクトラ・ナチオス]シリと入れ替わっていた。
○パゴンと入れ替わっていた。
(シリは2度の登場の中でエレクトラに変身すると描かれていたため、読者からは当然エレクトラと入れ替わっていたと考えられていたが、3度目の登場でシリはエレクトラに殺されてしまう。その直後にエレクトラもパゴンに殺され、エレクトラと入れ替わったのはパゴンだったと明らかになった)

オーバービュー AR-33 ヤング・アベンジャーズ 次の世代?
[アスガーディアン]スカーレット・ウィッチの息子だと思っていた。
スカーレット・ウィッチの息子だと知らなかった。
(誤記か)
[ホークアイ]クリント・バートンにだまされ、彼のヒーローネームを受け継ぐよう仕向けられた。
クリント・バートンに憧れ、彼のヒーローネームを受け継ぐよう勧められた。
(幼い頃に誘拐犯からホークアイ(クリント)に救われたケイトはホークアイの弓矢に憧れを抱き現在に至る。クリントが死亡していた事もありキャプテン・アメリカはケイトに二代目ホークアイを名乗るよう勧め、ケイトもそれに従った。後に復活したクリントもこれを事後承諾するが、そうなるよう意図していたとはとても考えにくい)
[マーベルボーイ]クルー
○クリー
(誤字)

オーバービュー AR-36 ゾンビ・アベンジャーズ
[ホークアイ]50年間
○約半世紀

(劇中にはnearly a half century(約半世紀)とあるが、当時の公式な作品紹介文によれば40年間とされる)

オーバービュー AR-37 アベンジャーズ 科学のヒーロー
[U.S.エージェント]四肢を切断され、
○手足を切断され、
(切断されたのは左腕と左足)
[ビジョン]ジェイソン
○ジョナス

(JonasをJasonと誤記したか)

オーバービュー AR-38 シークレット・アベンジャーズ
✕[図版中央下]

○スティーブ・ロジャース指揮官/ノーマン・オズボーンの影響を一掃するため、新たな秘密工作班を組織した。
(なぜか一番大きく描かれたロジャースの解説が抜けている)
▵シャドウ・カウンシル/マックス・フューリー
○マックス・フューリーとシャドウ・カウンシル

(この書き方ではシャドウ・カウンシルの本名がマックス・フューリーになってしまうが、シャドウ・カウンシルは組織)
[シャン・チー]シャドウズ
○シャドウ・カウンシル
(省略か)

オーバービュー AR-39 アベンジャーズ アカデミー
[ホワイトタイガー]アヴァ・アヤラ
○エイヴァ・アヤラ
(Avaの表記揺れ)

オーバービュー AR-40 アベンジャーズ ワールドチーム
※[図版中央]

(このページではキャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル(キャロル・ダンバース)、ソー、ウルヴァリン、ブラック・ウィドウの5名について解説が無い。しかし、解説は新たにチーム入りしたヒーローに集中している事から、既存メンバーについては意図的に省略しておりミスではないと思われる)
[スターブランド]ケン・コンネル
○ケビン・コナー

(ケン・コンネルはアース-148611、ニューユニバースでのスターブランド)
[スターブランド]数え切れない力
○計り知れない力

(誤訳か)

オーバービュー AS-01 アスガルドの住人たち
7. ガン
7. ガーン
(Ghanの表記揺れ)
17. キング・シンドル
17. キング・シンドリ
(ここで指すのはSindriで、Queen of Cinders シンダーの女王ことSindr シンドルではない)
26. ミルミル
26. ミーミル
(Mirmirの表記揺れ)
23. ウルフリン・ザ・ドラゴン/その魔法の息に耐えられる生き物はほとんどいなかった。
23. ウルフリン・ザ・ドラゴン/その魔法の息に耐えられる生き物はほとんどいなかった。ロキにだまされてソーと対決した数多くの邪悪な脅威のひとつ。
(後述)
28. ドラゴンのスコルド/ロキにだまされてソーと対決した数多くの邪悪な脅威のひとつ。
○28. スコルド・ザ・ドラゴンミーミルの泉を守る守護者のひとつ。
(名前の表記が23. ウルフリン・ザ・ドラゴンと一定しない。この項ではウルフリンとスコルドが混同されており、初登場時「魔法の息に耐えられる生き物はいない」と言われたウルフリンはノルン・ハグが駆る竜で、ロキに騙されてソーと戦った。一方スコルドはプテラノドンに似たドラゴンでソーをして力では互角と言わしめたが、ソーは巨岩で口に蓋をしてその隙にスコルドが守るミーミルの泉に近付いた)
[29]スコルドに乗って
○ウルフリンに乗って
(前述)
30. ライム・ジャイアンツ
30. 氷の巨人
(Rime Giantsの表記揺れ。マーベル・ファクト・ファイルでは一般にアスガルドの巨人 Giantsは日本語訳して表記される)
[空からの脅威]女王ウル
女王ウリ
(Uriの誤記)
[空からの脅威]アルゴノーツ
○旅の仲間たち
(船の乗員という意味の比喩と思われるが、マーベルユニバースでは伝説のアルゴ号に乗った文字通りのアルゴノーツが存在するため紛らわしい。ここで彼らが乗ったのはスキーズブラズニルでありアルゴ号ではない)

オーバービュー AS-02 アスガルド人
[48]ブラック・スタリオン・オブ・デスとも呼ばれる。
ブラック・スタリオン・オブ・ドゥームとも呼ばれる。
(エピソードタイトルではダーク・ホース・オブ・デス、劇中ではブラック・スタリオン・オブ・ドゥームや、ダーク・ホース・オブ・ドゥームと表現された)
[嵐の巨人]ブリマー
○ブリメール
(Brimerの表記揺れ)
[嵐の巨人]ガーンもまた、跡形もなく消え失せていた。
ガーンもまた、跡形もなく逃げ去った。
(岩石もろとも粉砕されたようにも読めるが、実際は手強い攻撃に逃走し、ソーらの追撃からはロキに姿を隠されて逃げ切っている)

オーバービュー AT-01 アベンジャーズ年表:1960年代
AVE #3(63年12月)
AVE #3(64年1月)
TOS #57(64年11月
TOS #57(64年9月
ASM AN #3(66年12月
ASM AN #3(66年11月
AVE #41(67年1月
AVE #41(67年6月
TOS #95(67年12月
TOS #95(67年11月
AVE #53(68年1月
AVE #53(68年6月
(全てカバーデイトだが、リリースデイトとしても間違っている)
[略称一覧]UXM = UNCANNY X-MEN
UXM = X-MEN
(X-Men Vol.1誌の表紙ロゴがTHE UNCANNY X-MENに変わるのは1978年の#114から。誌名自体がUncanny X-Men Vol.1に変更されるのは1981年)
[AVE #16]キャプテン・アメリカがチームを脱退するが、
○キャプテン・アメリカ以外のメンバーがチームを脱退するが、
(脱退したのはアイアンマン、ソー、ジャイアントマン(ハンク・ピム)、ワスプの4名で、キャプテン・アメリカ自身は続投した)
▵リード・リチャーズとスーザン・ストームの結婚式に出席。
○[AVE #16より以後に移動]

(Fantastic Four Annual Vol.1 #2の描写では既にホークアイらがアベンジャーズに加入している。刊行時期でも1965年10月と、AVE #16より後になる)
[AVE #7]救難信号
○召集の通話

(Tales of Suspense Vol.1 #56の出来事。アベンジャーズ・マンションのワスプ達からスターク社のアイアンマンに事件の緊急呼び出しの電話が入るが、その頃トニー・スタークはヒーロー活動のストレスに苦しんでおり、休暇と称して召集を無視した)
✕[TOS #52]
○[FAN #25~26の前に移動]

(刊行年月にある通り、順序が間違っている)
[AVE #9]必死にアベンジャーズを助けようとする。
○命を懸けて
アベンジャーズを助けようとする。
(ワンダーマンはこの時彼を死から救う薬をたてにバロン・ジモから脅迫されていたが、アベンジャーズのためにジモらを裏切って死亡した)
[AVE #34]アイアンマンのヴィランであるリビングレーザーが、アベンジャーズとの戦いに初登場。
○後にアイアンマンのヴィランとなる
リビングレーザーが、アベンジャーズとの戦いで初登場。
(これがリビングレーザーの初登場回。リビングレーザーはこの後何度かAvengers Vol.1誌に再登場した後、1980~90年代に活躍の場をIron Man Vol.1誌に移す)
[TOS #95]キャプテン・アメリカが一時的にアベンジャーズを抜ける。
キャプテン・アメリカが一時的にヒーロー活動から抜ける。
(この号にはアベンジャーズは登場しない。恋人であるエージェント13(シャロン・カーター)との人間的な関係を大事にしたいと考えたキャップは正体を明かしヒーロー活動の引退を宣言。この翌月のAvengers Vol.1 #47でアベンジャーズとも別れを告げることになる)
[AVE #53]X-メンとアベンジャーズが初遭遇する
X-メンとアベンジャーズがいさかいを起こす
(X-メンとアベンジャーズの初遭遇はこれより約3年前のX-Men Vol.1 #9でのこと)
✕AVE #70(69年11月)
○AVE #70~71(69年11~12月)

(連続したエピソードで、ブラックナイトがアベンジャーズ入りするのは#71)
[AVE #70]スコードロン・スプリーム
○スコードロン・シニスター

(根本的に別のチーム。スコードロン・スプリームの初登場は#85)

オーバービュー AT-02 アベンジャーズ年表:1970年代
CMA #25-33(73年3月-74年6月
CMA #25-33(73年3月-74年7月
AVE #103(73年9月)
AVE #103(72年9月)
AVE #113-114(73年7月
AVE #113-114(73年7-8月
GSA #4(75年5月
GSA #4(75年6月
(全てカバーデイト。リリースデイトとしても間違い)
[AVE #77]トニー・スタークがアベンジャーズに滞納中のアベンジャーズ・マンションの家賃支払いを求め、
(事実だが、実際にはゾディアックの一員コーネリアス・ヴァン・ラントがスターク社の敵対的買収を図ったことが原因。金策に追われるトニーは苦肉の策としてアベンジャーズに賃料という名目で別業務を打診、(皮肉にもラントの下で)解体業に携わる事になる)
[AVE #85]スコードロン・シニスターのパラレル・ユニバース、スコードロン・スプリームに
スコードロン・シニスターのパラレル・ユニバース版、スコードロン・スプリームに
(脱字か)
[AVE #132]ヴィランのイモータスは、
ヴィランのカーンは、
(前号#131でイモータスを裏切りリージョン・オブ・ザ・アンリビングを手中に収めたカーンがこの号の悪役)
[AVE #175]ビーストがアベンジャーズに再加入するが、
○[削除]
(ビーストの再加入は#178で、この号にビーストは登場しない)
[AVE #190]マンハッタンに隕石が墜落し、(…) グレイ・ガーゴイルが暴れる中、
○ジャマイカ湾に隕石が墜落し、(…) マンハッタンでグレイ・ガーゴイルが暴れる中、
(この隕石はグレイ・ガーゴイルの即席の宇宙船で、ブルックリンのジャマイカ湾に墜落した。隕石から現われた巨大化したグレイ・ガーゴイルはマンハッタンに上陸する)

オーバービュー AT-03 アベンジャーズ年表:1980年代
[AVE #215-216](81年11-12月
82年1-2月
✕AVE #232(83年6月)アナイアラスとの
○AVE #233(83年7月)アナイアラスとの
✕AVE #253(85年4月)
○AVE #254
(85年4月)
[AVE #256-257](85年7-8月
(85年6-7月
✕AVE #256(85年8月)
○[位置を上のAVE #256-257と交換]AVE #258
(85年8月)
AVE ANNUAL #14(85年10月
AVE ANNUAL #14(85年11月
AFL #36(86年6月
AFL #36(86年7月
AVE #295(89年1月)
AVE #295(88年9月)
AVE #299-300(88年11-12月)
AVE #299-300(89年1-2月)
(全てカバーデイト。リリースデイトとしても間違い)
[AVE #191]ガーゴイル
○グレイ・ガーゴイル

(ヒーローのガーゴイルらではなく、ポール・デュバルことグレイ・ガーゴイル。このエピソードは前項最後にあるAVE #190の続編)
[AVE #211]メンバー候補
○次世代メンバー候補

(ムーンドラゴンの呼び寄せた中には既にアベンジャーズ入りしていたヒーローも多かった。これは肥大化したアベンジャーズのメンバーを削減するこころみの一環だったためで、次期メンバー入りを断わった4名はすべて前号までのアベンジャー)
[AVE #249]古代の冬の棺からブリザードと炎の悪魔サーターが解き放たれる。
○炎の悪魔サーターによっていにしえの冬の小箱から吹雪が解き放たれる。

(古代の冬の棺は他項「いにしえの冬の小箱 Casket of Ancient Winters」の表記揺れ。サーターは小箱に封じられておらず、小箱を利用した主体。ヴィランのブリザードは関係無く、小箱にはラグナロクの前に訪れるとされる「フィンブルの冬」が封ぜられている)
✕AVE #259(85年9月)
○AVE #259-260(85年9-10月)
(ビヨンダーと出会う後半部は#260の出来事)
[AVE #290]キャプテン・アメリカ
[AVE #299-300]キャプテン・アメリカ
→キャプテン(スティーブ・ロジャース)

(この時期のスティーブ・ロジャースはキャプテン・アメリカの称号を返還して「キャプテン」として行動していた。もっとも登場人物やアオリ文には相変わらずキャプテン・アメリカと呼ばれる事も多かったので誤りではない)
[AVE #300]オリンポス
○オリンピア

(直前まで訪れていたギリシャ神の都オリンポスではなく、エターナルズの住まうオリンピア)
✕[AVE #263の図版]
○[AVE #267に変更]

(図が示す表紙は#267のもの)
[AVE #295]ネビュラ
(サノスの親族としても知られる宇宙海賊のネビュラではなく、多元宇宙のカーンが集結したカーン評議会のひとりで女性版カーン、通称ネビュラ。その正体はラヴォンナだった)

オーバービュー AT-04 アベンジャーズ年表:1990年代
AVE #333
AVE #332-333
AVE #345-477
AVE #345-347
AVE #355
AVE #357
✕WCA
#93(93年5月
○AWC
#93(93年4月
✕AVE #386(95年3月
○AVE #386(95年5月
✕AVE #18(99年7月
○AVE #16(99年5月
(誤記。刊行年月はカバーデイトによる)
[AVE #369]コルテス
○ファビアン・コルテッツ
(他項との表記揺れ)
[AVE #334]地球に墜落。
○月に墜落。
(ブレスレンがコレクターから奪取した宇宙船は、地球を臨む月のブルーエリア付近に墜落した)
[AVE #383]ファンタスティック・フォー
○ファンタスティック・フォース

(誤記)
[AVE #400]ロキは、ジャービスがアベンジャーズの未来に関して嘘をついていると話す。
○ロキは、ジャービスにアベンジャーズの未来に関して嘘をつく。

(主体が逆。ジャービスはアベンジャーズが全滅した未来からやって来たタイフォンと名乗る若者の訪問を受ける。タイフォンは長年アベンジャーズの戦績を見てきたジャービスなら謎の敵の正体が分かるはずと詰め寄るのだが、これはタイフォンに化けたロキの罠だった。ロキは記憶をたどるジャービスの思考から無数のヴィランの幻像を現出させ、アベンジャーズと戦わせていた。タイフォンの正体を見抜いたジャービスはアベンジャーズを呼び寄せ、ロキの野望を食い止める)
[OMU #1]ほぼ全員が倒されたと思われ、ブラック・ウィドウはチームを解散する。
○ブラック・ウィドウらを除くほぼ全員が倒されたと思われ、チームは解散状態になる。

(ブラック・ウィドウ自身が解散を宣言した訳ではなく、ウィドウとクリスタル以外の現行メンバーが消失したため実質的に存続不能になった)

オーバービュー AT-05 アベンジャーズ年表:2000年代
TNA #31(07年8月)スパイダーウーマンは
○TNA #32(07年9月)スパイダーウーマンは
DAV #6(09年8月
DAV #7(09年9月
[AVE Vol.3 #27]ソー、ファイアースター、ジャスティスが去り、
ソー、ファイアースター、ジャスティスらが去り、
(脱退メンバーは他にワンダーマンもいる)
[AVE Vol.3 #31]マジア
○マギア

(Maggiaの表記揺れ)
[TNA #57]ノーマン・オズボーンは自分のパワー吸収装置と引き換えに、ニューアベンジャーズとダークアベンジャーズをフッドに売り渡す。
○ノーマン・オズボーンはフッドのギャング団のパワー吸収装置と引き換えに、ニューアベンジャーズをジョナス・ホロウに売り渡し、ダークアベンジャーズとの同盟を組む。
(パワー吸収装置を手にしたフッドのギャング団はニューアベンジャーズとダークアベンジャーズを無力化し、アイアンパトリオット・アーマーを停止させるウイルスでオズボーンを脅迫してダークアベンジャーズと提携関係を組ませた。2チームはその場でニューアベンジャーズを処断しようとするが、唯一常人で装置の効果が及ばなかったモッキンバードによって妨害される。この時ギャング団は一時的に力を失っていたフッドに代わってジョナス・ホロウが実権を握っていた)

オーバービュー AV-01 アベンジャーズ創設
ハルクに対して列車を攻撃させるという強力な幻影を放った。
ハルクに対して強力な幻影を放ち、ハルクが列車を攻撃したかに見せた。
(文法が怪しく、内容も事実と異なる。実際はロキがハルクに「線路に爆弾がある」という幻影を見せており、焦ったハルクは線路を破壊してしまう。線路を持ち上げ列車を通す事で脱線事故を防いだハルクだが、前後の事情を知らない市民からは鉄道を攻撃したと誤解されてしまった)

オーバービュー AV-02 アベンジャーズ vs. 政府
✕ナショナル・セキュリティ・コミッション
○国家安全保障会議

(ナショナル・セキュリティ・カウンシル/国家安全保障会議の誤記)

オーバービュー AV-04 アスガルド包囲攻撃
✕サッカー
の試合中
○アメフトの試合中
(footballの誤訳。劇中では明らかにアメリカンフットボールとして描かれている)
[図版P1右下]ドゥームと衝突する。
(正確にはこの時アイアンパトリオットらが戦った相手は遠隔操作でドゥーム本人を偽装していたドゥームボット。もっともこのイラスト自体が表紙のイメージカットであり、またドゥームと敵対した事も事実なので誤りではない)
▵シークレット・アベンジャーズの隠れ家
○ニューアベンジャーズの隠れ家
▵シークレット・アベンジャーズが介入した。
○ニューアベンジャーズが介入した。
(基準の曖昧な所はあるが、当時のシークレット・アベンジャーズを超人登録法反対派の膨大なヒーローの集団と考えるなら、シビル・ウォーの終結(キャプテン・アメリカの投降)と共にシークレット・アベンジャーズは解体しており、この時点で存在したのは元のチームよりさらに縮小されたニューアベンジャーズ)
▵キャプテン・アメリカはチームを結集し、
○スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)はチームを結集し、
(この時点でのキャプテン・アメリカは公式にはバッキー・バーンズが襲名しており、実際この場面にもバッキー版キャプテンが存在する。死から蘇っていたロジャースがここで初めてニューアベンジャーズの面々と再会し、アベンジャーズ集合アセンブルを宣言した。もっともこの直後には元々のスーツを着て、実質的に(バッキーと並び立つ形で)キャプテン・アメリカを再開するため誤りとも言えない)
セントリー(この時点で完全にボイドに飲み込まれていた)をコントロールできるのは自分だけであるため、全員の命運は尽きたと意味不明なことをまくしたてた
セントリーをコントロールできるのは自分だけであるため、全員の命運は尽きたとまくしたてたが、その意味はすぐ明らかになった。セントリーが完全にボイドに飲み込まれたのだ。
(ノーマン・オズボーンはセントリーを巧みに操って従属させており、必ずしも言っている事は間違いではない(オズボーンをもってしてこの時のボイドからセントリーを逃すことができたのかはともかく)。オズボーンとセントリー、ボイドの関係に疎いアベンジャーズの面々はノーマンの言に怪訝な顔をしたものの、客観的に言って「意味不明」であるとは言えない)
[コラム]地球の蛇神サーペント
○地球に現われた蛇神サーペント
(サーペントは本来はアスガルドの神)

オーバービュー AV-06 アベンジャーズ・ディスアセンブルド
そこには腐った死体があるだけだった
そこには歩く腐った死体が待ち受けていた
(次ページの図版にある通り、ジャックの死体は歩いて話すこともできた)

オーバービュー AV-09 シークレット・ウォリアーズ
地球侵略は集結した
地球侵略は終結した
(誤字)

オーバービュー AV-11 暴れ回るヒーローたち!
(本文中で明言されていないが、この項で説明されているのは基本的には別世界アース-9411の出来事で、他項でのアベンジャーズの活躍とは別の物語となる。このエピソードを含むマーベルUKのMarvel Heroes Vol.1誌(米マーベルの同名コミック誌とは異なる) では、本家アース-616の設定にほぼ準じてはいるがオリジナルのストーリーが展開されていた)

オーバービュー AV-12 シビル・ウォー
[デアデビル]彼は賛成派に捕らえられ、
○この間彼の影武者として活動したダニー・ランドは賛成派に捕らえられ、

(説明文にある通りこの時期マット・マードックはデアデビルとしての正体を暴かれており、これを誤報として否定するためにダニー・ランド(アイアンフィスト)がコスチュームを借りてデアデビルとして活動した。逮捕投獄されたのはこのダニー・ランド版デアデビル)
[ルーク・ケイジ]認可されていないシークレット・アベンジャーズを率いた。
○認可されていないニューアベンジャーズを率いた。

(シビル・ウォー開始とともにニューアベンジャーズはチームの主軸であるキャプテン・アメリカとアイアンマンが分裂した事で実質的に解体となり、New Avengers Vol.1誌も主に登録法反対派ことシークレット・アベンジャーズの行動を追うことになる (#21~26)。内戦終結によってシークレット・アベンジャーズも解体となり主要メンバーはアンダーグラウンドで再びニューアベンジャーズとして活動を再開する。文章が指すのはこの活動再開後のニューアベンジャーズ)
[シーハルク]ニューウォリアーズのリーダーのスピードボールや、ピーター・パーカー(スパイダーマン)を詐欺で告発したJ・ジョナ・ジェイムソンの裁判を担当した。
○ニューウォリアーズの一員のスピードボールの裁判を担当した。J・ジョナ・ジェイムソンにはピーター・パーカー(スパイダーマン)への詐欺告発のアドバイスも与えている。

(当時のニューウォリアーズは目立ったリーダー的存在がいない構成だった。また、シーハルクは当時新婚で義理の父となったジェイムソンに法律面の助言をしたにすぎない)

オーバービュー AV-15 オールニュー・オールディファレント・アベンジャーズ
[スパイダーマン]ヴェノム・ブラストを無力化し
○ヴェノム・ブラストで敵を無力化し

(ヴェノム・ブラストはスパイダーマン(マイルズ・モラレス)の攻撃能力)
▵爆発しながら自己破壊する
○自爆する
(奇妙な表現)
[コラム]ノヴァはすぐに打ち負かされたが、
○ノヴァはすぐモンスターを打ち負かしたが、

(巨大化し暴走するモンスターを追ったノヴァ(サム・アレキサンダー)は、偶然ミズ・マーベル(カマラ・カーン)とモンスターの戦いに遭遇する。一目でカマラに夢中になったサムは加勢してモンスターにクリーンヒットを与えるが、あいにく動物に対し「やりすぎ」の一撃もその余波でご近所のクリーニング店が大破したこともカマラに悪い印象しか与えなかった)

オーバービュー AV-16 アベンジャーズ・アイデア・メカニクス
[初登場]New Avengers Vol.4 #1
○Avengers Vol.6 #0

(Avengers Vol.6 #0はラインナップ一新キャンペーンAll-New, All-Different Marvelの「顔見せ号」の役割を持つ単発誌で、カバーデイトではNew Avengers Vol.4 #1より1週早い。同キャンペーンによってAvengers Vol.5というタイトルが一旦休止し、代わってAll-New, All-Different Avengers Vol.1がリリースされたという経緯のため、マーベル公式サイトではこのAvengers Vol.6 #0は(表紙タイトルにAll-New~の冠が無いにもかかわらず)All-New, All-Different Avengers Vol.1 #0という扱いになっている)
[P2図版上]新たなシビル・ウォーが激化する中、(…)SHILDなど、あらゆる相手と戦う。
新たなシビル・ウォーを前に、(…)SHIELDなど、あらゆる相手と戦う。
(この時点ではシビル・ウォーⅡは始まっていない。SHILDはSHIELDの誤字)
▵尾針でふたりを刺して、
○尾針でふたりを攻撃して、

(二人をクリスタルヘッドに変えたのは尾の針から発射された光線)

オーバービュー CA-01 キャプテン・アメリカ年表:1940年代 PART1
[CAC #5]サーカス団長
○リングマスター

(Ringmasterは訳せば「サーカス団長」になるが、この人物はフリッツ・ティボルトことリングマスターで、初代サーカス・オブ・クライム団長。現リングマスターであるメイナード・ティボルドの父親である)
[CAC #6]カメラ・フィエンド
○カメラ・フレンド

(スペルはCamera Friend)
[CAC #8]ベティ・ロス
(後のブルース・バナー(ハルク)の恋人ベティ・ロスとは同姓同名の別人。このベティ・ロスは記者で、後にゴールデンガールとしてジェフ・メース版キャプテン・アメリカのパートナーとなる)
※1940年代、キャプテン・アメリカは (…)『Marvel Mystery Comics』にも登場した!
(誤りではないが、Marvel Mystery Comicsにキャプテン・アメリカが登場するのはこの年表や他2誌より大きく後の1947年以降。なお、その時期のキャプテン・アメリカの正体はジェフ・メースだと後に設定されている)
[CAC #32]モールマン
(ファンタスティック・フォーの敵である地底王国の主モールマンとは別人である事に注意)

オーバービュー CA-02 キャプテン・アメリカ年表:1940~50年代 PART2
✕1940~50年代 PART2
○1940年代 PART2 & 1950年代
(前号は「1940年代 PART1」だったため。あるいは前号が「1940~50年代 PART1」であるべき)
[CAC #49]後年の後づけ設定で、……
(ここではウィリアム・ナスランド版キャップとフレッド・デイビス版バッキーのみ言及されているが、この項の中でもキャップは3度、バッキーも2度交代している。All Winners Comics Vol.1 #21以降ジェフ・メースが、Young Men Vol.1 #24以降ウィリアム・バーンサイドがキャップを務め、バッキーも同誌でジャック・モンローに交代した)
[CAC #61]レッドスカルが復活する
(ここで復活したレッドスカルが何者なのか、現在でも正確な事実は分かっていない。
 後の後付け設定によれば当時レッドスカル(ヨハン・シュミット)もスティーブ・ロジャース同様仮死状態に陥っており、後釜としてアルバート・マリクがレッドスカルを名乗るのだが、その初登場は1953年のYoung Men Vol.1 #24(年表のYM#24)とされている。
 かたやCaptain America Comics Vol.1 #61版のレッドスカルは、1947年に登場しすぐに死亡するという、ヨハン版の失踪とマリク版の登場との間に位置しており、いまだ正体が設定されていない。
 なお2年後(年表ではCAC#74)死者の世界でキャップと再会したレッドスカルもこの謎のスカルと思われるが、あるいはCAC#3でやはり死亡していたヨハン版スカルの影武者ジョージ・マクソンと考えることもできる)
[略称一覧]CAC = CAPTAIN AMERICA COMICS
CAC = CAPTAIN AMERICA COMICS / CAPTAIN AMERICA'S WEIRD TALES / CAPTAIN AMERICA
(Captain America Comics Vol.1は終期、複雑な変遷をたどりそれに合わせ誌名も変化している。
 大戦終結後ヒーローコミックが低迷し次々と休刊あるいはティーン誌やロマンス誌に模様替えしていく中、Captain America Comics誌もキャップの相棒をバッキーからゴールデンガールに交代させるなど時代に合わせた試行錯誤が繰り返された。中でも超常的ホラーに活路を見出し表紙も怪奇 (weird) 色が強くなる中、レッドスカルの霊に地獄へ誘われる#74でついに誌名もCaptain America's Weird Tales Vol.1に改題となる。次号ではとうとうタイトルに反してキャップも登場しない純粋な怪奇誌になるのだが、こうした奇策も及ばずこの#75で同誌は休刊。
 4年後1954年、同誌はマッカーシズムの波に乗り#76号から再創刊される。この際Captain America Comics時代表紙に豆粒のように付いていた「Comics」の字を正式に外して、誌名がCaptain Americaへと変更された。しかし同年のうちに赤狩り批判の声が強まり、わずか2号後の#78で休刊となってしまう。
 マーベル・ファクト・ファイルの本項ではこうした誌名の変更については扱わず、#74~78までを初期の誌名に準じてCACと表記している)

オーバービュー CA-03 キャプテン・アメリカ年表:1960年代 PART1
[略称一覧]SGF = SGT. FURY AND HIS HOWLING COMMANDOS
SGF = SGT. FURY
(ここに登場する#13当時、表紙にこそSgt. Fury and His Howling Commandosとあったものの奥付の書誌としてはSgt. Fury Vol.1とされる。これは後に#121以降、表紙通りのSgt. Fury and His Howling Commandos Vol.1へと変更された)
[TOS #63]最初はゴールデンエイジのキャップを再び語ったのち、大戦中の物語へと移行した。
○最初はゴールデンエイジ発行作の語り直しに始まり、太平洋戦争中の新たな物語へと移行した。

(アメリカン・コミックスの「ゴールデンエイジ」は第二次世界大戦時代を含む言葉なので矛盾がある。Tales of Suspense Vol.1 #63~65はCaptain America Comics Vol.1 #1の実質的リメイクで、アメリカ参戦前夜のキャプテン・アメリカ誕生とレッドスカルの影武者ジョージ・マクソンとの戦いを再び描いている。以後#66~71では真のレッドスカルの再登場に始まる「大戦中に起きていた事件」としての新作ストーリーが語られた)
[AV #19]本来の時代から外れたスティーブ・ロジャースが、SHIELDの新長官ニック・フューリーと仕事をはじめる。
○時代に取り残されたと感じるスティーブ・ロジャースは、SHIELDの新長官ニック・フューリーとの仕事をはじめようとする。
(この時期キャップはアベンジャーズでのヒーロー活動に不足を感じており、大戦当時得意とした対スパイ活動を求めてAvengers Vol.1 #15で旧知のニック・フューリーに求職の手紙を送る。しかし解説にもある通り#19で手紙はソーズマンの罠に握りつぶされこの件は流れてしまった。実際にフューリーと共同戦線を張るのは本文の通り翌年Tales of Suspense Vol.1 #78での事)

オーバービュー CA-04 キャプテン・アメリカ年表:1960年代 PART2
[MSH #12]アトラス時代のキャプテン・アメリカの最初の物語
アトラス時代のキャプテン・アメリカの物語
(本文にある通りMarvel Super-Heroes Vol.1 #12に再掲された"Kill Captain America"はMen's Adventures Vol.1 #28 (1954年7月) が初出だが、これはアトラス・コミックス時代のキャップの初出ではない。
 タイムリー・コミックス時代にヒーローコミックが軒並み休刊したしばらく後、アンソロジー誌Young Men Vol.1 #24 (1953年12月) に掲載された"Back From the Dead"がアトラス・コミックス時代最初のキャップの物語とされる。その後キャップの新作は立て続けに発行されたものの、前出Young Men誌の続刊#25~28 (1954年2~6月) や復刊したCaptain America Vol.1 #76~78 (1954年5~9月) 、Men's Adventures Vol.1 #27~28 (1954年5~7月)と、結局どれもが短命のうちに休刊している。
 この短いアトラス時代のキャップは、説明にある通り後にウィリアム・バーンサイドが正体と後付けされた)

オーバービュー CA-05 キャプテン・アメリカ年表:1970年代 PART1
▵[CA #158:図版(上)]
(この図版は#157の表紙)

オーバービュー CA-06 キャプテン・アメリカ年表:1970年代 PART2
[2P目左上]キャップとシングは(…)
(なぜか誌名の記載が無いが、Marvel Two-in-One Vol.1 #5の出来事)
[INV #28]若手ヒーローたちの多人種チーム
→キッド・コマンドス
(本来図版のInvaders Vol.1 #28表紙の下部にKid Commandos キッド・コマンドスの名が記されているが、レイアウト上見えていない)

オーバービュー CA-07 キャプテン・アメリカ年表:1980年代 PART1
[CA #269]サンダライダーズ
○チーム・アメリカ
(当時のチーム名はチーム・アメリカ。サンダライダーズに改称するのは約3年後のThing Vol.1 #27)

オーバービュー CA-08 キャプテン・アメリカ年表:1980年代 PART2
[CA #337]サーペント・ソサエティ
○サーペント・スクワッド

(このチームは登場時に名前が付いておらず、表向き全員が蛇をモチーフにしたヴィランだったためサーペント・ソサエティの一員かと疑われていたが、実際にはサーペント・ソサエティ乗っ取りを企むバイパーの手駒だった。この後チームはバイパーを含めまんまとソサエティに潜り込んだものの、クーデター劇には失敗しメンバーは実質的にソサエティに吸収されることとなる。このチームは公式にサーペント・スクワッドの4代目チームとして設定された

オーバービュー CA-10 キャプテン・アメリカ年表:1990年代 PART2
[略称一覧]CAPTAIN AMERICA HEROES REBORN
○CAPTAIN AMERICA Vol.2
[略称一覧]AVENGERS HEROES REBORN
○AVENGERS Vol.2

(後に単行本化された際にHeroes Rebornの題が使われたが、この時点ではあくまでもそれぞれのタイトルのVol.2であり、表紙ロゴにもHeroes Rebornの字は無い)
[CA Vol.3 #3]円形シールドを犠牲にしていたが、取り戻す。
円形シールドを犠牲にしていたが、後に取り戻す。
(円形シールドを取り戻すのはこれより後#22での事)
[CA Vol.3 #3]第二次世界大戦時の三角形シールドを使用する
○第二次世界大戦時の三角形シールドのレプリカを使用する
(#3~8まで代わりに使用した三角形シールドは大戦当時と同一の物ではなく、スミソニアン博物館にあったレプリカ)

オーバービュー CA-11 キャプテン・アメリカ年表:2000年代 PART1
[CA Vol.3 #25]ダン・ユルゲンス
○ダン・ジャーゲンス
(Jurgensの表記揺れでいずれもあり得るが、アメコミに造詣の深い映画作家ジョン・シュネップのインタビューによればジャーゲンス)
[略称一覧]CAPTAIN AMERICA & THE FALCON
○CAPTAIN AMERICA AND THE FALCON
[略称一覧]TRUTH: RED, WHITE AND BLACK
○TRUTH: RED, WHITE & BLACK

(それぞれAnd/&の表記が異なる)

オーバービュー CA-12 キャプテン・アメリカ年表:2000年代 PART2
✕『New Avengers: Marvel Salutes the US Military』
○『AAFES』

(奥付による。このシリーズはアメリカ軍の兵士向けに限定刊行されたもので、AAFESは「Army Air Force Exchange Store 陸空軍生活品販売業務」の略。表題はこれと大きく違っており、表紙の通りに書けば「New Avengers: Marvel Salutes the Real Heroes, the Men and Women of the U.S. Military」となる。ただしこの表題も#1~10までで、以降New Avengersの冠はその号の主人公に合わせてCaptain America・Avengers・Iron Man・Thorとたびたび変更されている)
[NAUSM #5]キャップは墓の向こうから、
○別次元でのキャップは墓の向こうから、
(本文で特に記載が無いがこのシリーズは別次元アース-33900の物語。もっともこの世界でもキャップは殺されており、ニューアベンジャーズのメンバーらはキャップが生前撮ったビデオメッセージによってAIMと戦う任務に旅立つ事になる)

オーバービュー CA-13 キャプテン・アメリカ年表:2010年代 PART1
『SAV』#1(2010年5月)
『SAV』#1(2010年7月)
(Secret Avengers Vol.1 #1のカバーデイトは2010年7月。リリースデイトは5月だが、他誌はカバーデイトで記載されている)
[ANCA#1]バロン・フォン・ストラッカー
○バロン・ブラッド

(All-New Captain America Vol.1 #1にストラッカーは登場しない。この号でサムと戦ったバロンはここに併記されているバロン・ヘルムート・ジモか、バロン・ブラッド)

オーバービュー IN-01 インベーダーズ・ナウ!
[トロ]両親が放射線を浴びた結果、
○父親がアスベストを、母親が放射線を浴びた結果、
(トロの父親は防災技師で、実験でアスベスト被害に遭った。なお、マーベル・ファクト・ファイル原書のこの号が発行された後になるが、All-New Invaders Vol.1 #8ではトロの能力の源泉は彼が潜在的インヒューマンだったためと再設定されている)
[コラム:オールニュー・インベーダーズ]「彼らは決して自分たちをインベーダーズと呼ぼうとしなかった。彼らは時折、第二次世界大戦に絡んだ問題を扱い、それ以外のときにはほかの問題を解決した。私は『All-New Invaders』を読者が読むのを待ちきれない作品にしたいと考えている」
○「私は彼らが自分たちをインベーダーズと呼ばないようにしたい。彼らはチームではなく、第二次世界大戦という歴史の中で生まれた絆の兄弟なんだ。その絆は常に彼らを再集結させ問題を解決させ、私はその機会を与えるだけだ。私は『All-New Invaders』が次に何と出会うのか、毎回驚きを提供する作品になると考えている」

(インベーダーズというチーム名を自称しないという表現から、恐らくWebメディアComicosityでのマット・サントリ Matt Santoriによるインタビューからの引用と考えられるが、だとすれば余りにも内容と異なる。少なくとも過去作ではインベーダーズは自分たちをそう自称しており、ジェームズ・ロビンソンがそれを覆すような発言をするとは考え難い。なお訂正文はコラムの文と対応させるため大幅に要約したが、原文はより複雑なニュアンスを含んでいる)

オーバービュー KS-01 クリー/スクラル戦争
▵オムニウェーブ
○オムニウェーブ・プロジェクター

(省略か)

オーバービュー UL-01 アルティメッツ
[スカーレット・ウィッチ]ヘックスフィア
○ヘックススフィア

(Hex-Sphereの脱字か、あるいは意図的にXとSを繋げて読んでいるのだろうか)

オーバービュー UT-01 オール・ニュー・アルティメッツ
[初登場]次世代のスーパーヒーローは『All-New Ultimates』#1(2014年6月)で初登場を果たした。
次世代のスーパーヒーローチームは『All-New Ultimates』#1(2014年6月)で初めてその名を轟かせた。
(メンバーはそれぞれ別々に初登場を果たしており、ここで書かれるのはチームとしての初登場。だが、キティとボムシェルを除いたメンバーは(初代ボムシェルである母ロリと共に)Ultimate Comics Spider-Man Vol.1 #28 (2013年12月) でアース-1610版パワーパックとしてチーム結成している。このパワーパックがカタクリズム事件を経てヤング・アルティメッツに発展するのが読切Survive! Vol.1 #1 (2014年5月) で、翌月のAll-New Ultimates Vol.1 #1はこのチームに「オール・ニュー・アルティメッツ」と別名が付いた号である。ただしこの名は誌名や編集アオリに使われたものの劇中には登場しないエディトリアル・ネームである)
[コラム:ロクソンのスーパーソルジャー]スーパーソルジャー血清を開発し、
スーパーソルジャーを開発し、
(アース-1610のスーパーソルジャー血清そのものにロクソンは関与していない)

オーバービュー UV-01 アルティメッツ
※その正体は、狂えるタイタン人ことサノスだ!

(マーベル・ファクト・ファイルの解説は原則的にシビル・ウォーⅡ直前までをフォローしているため、ここでの解説もUltimates Vol.3全12号のうち#1~5にとどまっている。ストーリーはこの後も続き、激戦の末チームはサノスを下し、サノスに殺されたアンチマンもギャラクタスのヘラルドとして蘇る。一旦は解散に陥ったチームはUltimates 2 Vol.2で再び結集し、コズミック・ビーイングにまつわる壮大な冒険を繰り広げることとなる)

ヒーロー

ヒーロー AA-01 アラクネ(ジュリア・カーペンター)
[コラム:アーニャ・コラソン]彼女はアラクネの名とコスチュームをアーニャに渡した。アーニャは (…) 新たなアラクネとなった。
彼女はアラクネのコスチュームをアーニャに渡した。アーニャは (…) 新たなスパイダーファミリーとなった。
(マダム・ウェブとなったジュリアはアラクネのコスチュームをアーニャに譲ったものの、その名は受け継がれなかった。スパイダーマンは新たな「スパイダーガール」の誕生かと受け取ったがそうともならず、アーニャは以前から使っていた「アラーナ」(スペイン語で蜘蛛)のコードネームを使い続けた(もっともほどなくYoung Allies Vol.2の若手ヒーローとの関わりの中でスパイダーガールに改名することになる)。アーニャがアラクネを名乗った事は一度も無い)

ヒーロー AC-01 アマデウス・チョ
▵アマゾネス
たちと戦う
○アマゾンズたちと戦う
(意訳として理解できるが、正確にはアマゾンズ)

ヒーロー AC-02 トータリー・オーサム・ハルク
ドワーフ・オブ・ニダベリアに貯蔵されている
ドワーフ・オブ・ニダベリアが貯蔵している
(ドワーフ・オブ・ニダベリアは種族名)
[コラム:フランク・チョ]チョは2013年、『Mighty Avengers』『New Avengers』『New Ultitmates』に携わったのに加えて、『Savage Wolverine』の
チョはかつて『Mighty Avengers』『New Avengers』『Ultimate New Ultitmates』に携わったのに加えて、2013年『Savage Wolverine』の
(Savage Wolverine Vol.1以外は2012年以前の作。New Ultitmatesを冠するコミック誌は他にAll-New Ultimates Vol.1があるため区別が必要)

ヒーロー AF-01 A-フォース
✕シールドと戦うA-フォース
○シールドの亀裂から流入する敵と戦うA-フォース
(ここでの「シールド」はSHIELDではなく、バトルワールドを横断する巨大な境界を指す)

ヒーロー AG-01 フィル・コールソン
[出身]オハイオ州
○イリノイ州シカゴ(推定)

マーベル公式サイトによる。少年時代にオハイオ州在住だったことは事実)
[体重]79.4kg
(コールソンの体重設定は2説あり、2014年のキャラクター事典Avengers NOW!やマーベル公式サイトでは79.4kgとされる一方、2015年のMarvel Avengers: The Ultimate Character Guide第2版では92kgとされる。現在も公式サイトに79.4kgとある以上、92kg説が誤りと考えるべきだろうか)
[初登場]2011年11月
○2012年1月

(カバーデイト。リリースデイトは11月であり間違いではないが不統一)
✕ヒーローカードの検索システム
○ヒーロー情報のカード式検索システム

(コールソン少年はヒーロー情報をカードにまとめて簡便に検索できるようにした。ヒーローのトレーディングカードを収集していたのではない)
[図版P2上中央]『Secret Avengers Vol.3
『Secret Avengers Vol.2
✕シンビオート
○サイビオート
✕スパイダーマン
○スパイダーウーマン

(誤記)
✕ヒーロー知識はやがて、彼が夢にも思わなかった出来事により役に立たなくなってしまうのだった。
○ヒーローを無力化しうる知識
はやがて、彼が夢にも思わなかった出来事により悪用されそうになってしまうのだった。
(文脈や時期からAgents of S.H.I.E.L.D. Vol.1 #1~6の事だろうか? コールソンの知識は過去に国防総省のスパイであるローラ・ダニエルズのテレパシー能力で密かに記録されており、それを利用すればヒーローの大半を無力化する事が可能だった。この情報を記録したデバイスの行方をめぐってSHIELDエージェント達は奔走する事になる。本文はなぜかこうした事情を説明していない)

ヒーロー AN-01 アントマン(スコット・ラング)
[コラム:キャシー・ラング]ラングは生きて戻ってきた瞬間、
ラングは生きて戻ってきたのもつかの間、
(Avengers: The Children's Crusade Vol.1 #5でスコットが生還した後、#8の最後でキャシーが死亡する。劇中の時間では数時間程度の事ではあるが、少なくとも「瞬間」とは言いがたい)

ヒーロー AW-01 オール・ウィナーズ・スクワッド
▵ミーク
○メケ

ヒーロー SZ-01 スピリット・オブ・'76の項との表記揺れで、スペルはSimon Meke)

ヒーロー BA-01 ボルダー
[図版P2上左]1964年6月『Thor』#107
○1964年8月『Journey Into Mystery』#107
(Thorに改題する以前。表紙ロゴはJourney Into Mystery with the Mighty Thor。刊行年月はリリースデイトでは正しいが、マーベル・ファクト・ファイルで一般に使われるカバーデイトでは8月)
玉座を継いだソーは、アスガルドを地球に移転させた。それからまもなく、
玉座を継いだソーは、アスガルドを地球に移転させた。この歴史が修正されてからまもなく、
(ソーが地球のアスガルドを統治した歴史は長い過ちの果てにソー自身によって修正され、アース-616では起こっていない。従って厳密にはボルダーの死は「それから」起きたことではない。またこの文の後にアスガルドの地球移転がもう1回起きているように見えるのも、重複ではなく別の事象である)
[コラム:オリビア・コワペル]世界改変作品『House of M』やクロスオーバー作品『New Avengers/X-Men』を手がけた
○世界改変作品『House of M』でニューアベンジャーズとX-メンのクロスオーバーを手がけた
(誤訳か。New Avengers/X-Menというタイトルは存在しない)

ヒーロー BG-01 ゴライアス(ビル・フォスター)
[所属]元ダメージ・コントロール社
?大規模災害の後片づけをするダメージ・コントロール社を手助けした。

(該当するエピソードが見つけられなかった。コラムにあるトム・フォスター版ゴライアスとの混同ではないのか?)
ヒーローを殺してしまうと、
ヒーローを倒してしまうと、
(殺人は起きていない)

ヒーロー BK-01 ブラックナイト
[所属]元クルセイダー
十字軍
(十字軍 (Crusaders) の表記として誤りではないが、ヒーローチームのクルセイダーズと紛らわしい)
[POWER GRID]2-5-3-5-1-2
○4-2-2-5-4-5

(典拠が見当たらなかった。戦闘技能FIGHTING SKILLが2(常人)という事からきわめて疑わしい記述)

ヒーロー BO-01 ボヴァ
▵[リード文]農場で生まれたにもかかわらず、
○牛舎で生まれたにもかかわらず、
(意図せず「畜産農家の生まれ」というニュアンスが生まれてしまっているが、もちろんそうではない)
[主な敵、本文5回]モドレッド
○モードレッド

(Modredの表記揺れ)
ファイドールが十字砲火で殺された。
ファイドールが敵に乗っ取られ殺された。
(ウイルス型ミュータントであるラッカスに感染したファイドールは、エクソダスの部下としてボヴァに毒を盛るなど悪事を重ねた。このラッカス(ファイドール)はクイックシルバーとクリスタルの夫妻、ハイ・エボリューショナリーと戦いになり、最終的にハイ・エボリューショナリーの背後からの情無用の一撃が彼を殺した。
 クリスタルとハイ・エボリューショナリーの攻撃はともにエネルギーブラストであり、「十字砲火」を受けたのは事実と言えるがそれによって殺されたとは言い難い)

ヒーロー BP-01 ブロンド・ファントム
✕『Blonde Phantom』#19
○『Blonde Phantom Comics』
#19
(Blonde Phantom Comics Vol.1誌の表紙には「Blonde Phantom」の題が大書されているものの、非常に小さく「Comics」の字も添えられている)
モールマンとの対決中、ルイーズは何歳も若返ったようだった。
モールマンとの対決中、ルイーズは何歳も若返った。
(Sensational She-Hulk Vol.1 #33の出来事で、モールマンの薬物の作用で実際に40代程度に若返っている。
 なお同誌が「第四の壁」を越えるギャグタッチの作風だったこともあり、ルイーズの見かけはこの後も気まぐれに太ったり痩せたり何度も変化しており、図版にある#48でシーハルク化して若返った件はまた別の事件である)

ヒーロー BS-01 ブレイジング・スカル
アイアン・クロスというナチスの装甲部隊
アイアン・クロスというナチスの装甲兵士
(Midnight Sons Unlimited Vol.1 #9に登場したこのオスカー・モースことアイアン・クロスはウーバーコマンドス Überkommandosという部隊に所属してはいたが、個人であり部隊ではない)

ヒーロー BU-01 バターボール
ヤング・アベンジャーズが並行宇宙の地球で自分たちに相当する者と戦ったときも参戦した。
ヤング・アベンジャーズがロキの深層心理が生んだ自分たちと戦ったときも、並行宇宙の彼らとの戦いに参戦した。
(ロキの罪悪感と超次元生物マザーが生んだ偽のヤング・アベンジャーズが本物のヤング・アベンジャーズと対決したYoung Avengers Vol.2クライマックスでの出来事。ヤング・アベンジャーズ本人たちがマザーの次元で戦う一方、招集されたバターボールを含むルーキーヒーロー達はマザーが召喚した並行世界のヤング・アベンジャーズメンバー達と大乱戦を繰り広げた。ただしバターボール自身はこの作中にそれらしき姿を見せておらず、映画を模したエンドクレジットの中にその名があるため「描写されていない中にいた」と推測されるにすぎない)
[P2図版下]並行世界の自分に相当する邪悪な存在たちと戦った。
○フッドの軍団や並行世界のヤング・アベンジャーズに相当する邪悪な存在たちと戦った。

(前記の通り、並行世界からやって来たのはヤング・アベンジャーズに相当する者たちなので、その中に並行世界のバターボールはいない。またここで示される図版はAvengers: The Initiative Vol.1 #34でバッドアックスらフッドの軍団と戦っている場面でありヤング・アベンジャーズは関係が無い)

ヒーロー BW-01 ブラック・ウィドウ
[初登場]
○『Tales of Suspense』#52
(書影からは号数が読み取りにくいが、#52)
?ベルシボイ芸術学校
(出典が見当たらなかった。似たつづりのBolshoi ボリショイ・バレエ学校の誤記ではないのか?)
[コラム:ドン・リコ]その後まもなく、初めての原作が売れ、『Captain America Comics』#13で、シークレット・スタンプを主役にした短編として掲載された。
その後まもなく、初めての原作が売れ、『Captain America Comics』#13で、シークレット・スタンプを主役にした短編の作画も務めた。
(初期のリコの原作はフィクション・ハウス社やレブ・グリーソン・パブリケーションズ社刊行のもの。マーベル初掲載作Captain America Comics Vol.1 #13でのシークレット・スタンプの物語はリコが作画を、スタン・リーが脚本を担当した)

ヒーロー BW-02 ブラック・ウィドウ
[P2図版上]『Black Widow: The Things They Say About Her』
→『Black Widow 2』

(表紙上は「Black Widow: The Things They Say About Her…」と題されているが、書誌上はなぜかBlack Widow 2 Vol.1。特殊な例であり、表紙に従えば誤りではない)
✕(…) を打ち破った。その後、ふたりは (…) サンフランシスコへと向かった。
○(…) を打ち破った。その頃、ふたりは (…) サンフランシスコへと向かっている。
(ここで挙げられている3名は転居したサンフランシスコで戦った相手)

ヒーロー BW-03 ブラック・ウィドウ
✕アイアンマン
により破壊された。
○ナターシャにより破壊された。
(読切Black Widow: The Coldest War Vol.1のエピソードと思われるが、この中にアイアンマンは登場しない)
[図版P2左下]『Black Widow Vol.2
『Black Widow 2
(前項目の通り、このシリーズの誌名は奥付によればBlack Widow 2。誌名にナンバリングを(Volume表記とは別に)添えることはマーベルでは珍しいが、Ultimatesシリーズのように例が無い訳ではない。しかしこのシリーズでは表紙ロゴは「Black Widow: The Things They Say About Her…」とナンバリングが無く、代わりにサブタイトルが書かれている。
 こうした事情で誌名の解釈は分かれており、奥付通り「Black Widow 2」、表紙通り「Black Widow: The Things They Say About Her…」、前年のBlack Widow Vol.3から引き継ぎ「Black Widow Vol.4」、とメディアによって様々に表記されている。マーベル公式サイトでは表紙に基づき「Black Widow: The Things They Say About Her」として扱われている。
 いずれにせよ、Vol.2はこの4年前のミニシリーズであり正しくない)

ヒーロー CC-01 キャロル・コァ
[コラム]キャプテン・マーベルはクリー人戦士のマー=ベルとともに
○キャロル・ダンバース(後のキャプテン・マーベル)はクリー人戦士のマー=ベルとともに
(誤りではないが、マー=ベルがこの当時のキャプテン・マーベルだったため紛らわしい)

ヒーロー CD-01 ミズ・マーベル
[人物情報]体重:56.24kg
(マーベル・ファクト・ファイル原書の発行時にはこれが公式設定だったと思われるが、2014年末に約74.84kg(165ポンド)に改められた。これは当時のCaptain Marvel Vol.7~8のライター、ケリー・スー・デコニックによるもので、ミズ・マーベル時代に“古い価値観”に従ってかなりの痩せ型として設定されていた体重を、見た目通りの筋肉質なものに変えている。もっとも旧設定も作画にそぐわないとは言え当時の公式設定ではあり、間違いにはあたらない)
「マーキュリー13」の宇宙飛行士
「マーキュリー13」の宇宙飛行士候補
(マーキュリー13は実在したNASA女性パイロット候補生13名の通称で、結果的に誰も宇宙飛行士とはならなかった。なお、ヘレン・コブ自体は架空の人物)
※軍事諜報部に誘われ、そこでローガン、ニック・フューリー、ベン・グリムと出会う。
(この記述は主にMarvel Fanfare Vol.1 #24 (1986) で回想として語られた内容に基づくが、キャロルの過去の設定は混沌としている。Wolverine Vol.2 #-1 (1997) ではCIAのエージェントとしてニック・フューリーとコンビを組んで記憶を失って間も無い頃のローガンを助け、Before the Fantastic Four: Ben Grimm and Logan Vol.1 #1 (2000) では冷戦時代、国防総省のエージェントとしてローガンとベン・グリムに出会っている。
 マーベル・ファクト・ファイルではこうした諸設定には触れず、比較的初期の設定に従うにとどめている)
✕フィリップ・ローソン博士
○ウォルター・ローソン博士
(誤記)
デイリー・ビューグルの子会社である女性誌の
デイリー・ビューグルの発行する女性誌の
(ウーマン・マガジン誌はデイリー・ビューグル社の発行する雑誌)
✕M-デイ事件後、
○ハウス・オブ・M事件の最中、
(意味が通らない。これ以降の記述はスカーレット・ウィッチが改変した世界ハウス・オブ・Mの中で(ミュータントが支配種となり人間が差別される世界にも関わらず)キャロルがトップヒーローに上り詰めた事を指している。この一件を経てキャロルは自分を見つめ直し、元の世界で新しいスタートを切る事になる)
[コラム:サイキ・マグニトロン]彼女の遺伝子構造をキャプテン・マー=ベルのそれにまねて変化させた。
(これもマーベル・ファクト・ファイル刊行後になるが、Life of Captain Marvel Vol.2でキャロルの母親は地球との同化を目的としたクリーの尖兵だったと後付けされた。つまりキャロルは地球人とクリー人の血を引いており、サイキ・マグニトロンは彼女のDNAを変異させたのではなく、潜在的能力を発現させた事になる)

ヒーロー CD-02 キャプテン・マーベル(キャロル・ダンバース)
日本軍は、クリー製のサイキ・マグニトロンの破片 (…) も発掘しており、彼女はその破片でパワーを得た。
日本軍は、彼女のパワーの元となったクリー製のサイキ・マグニトロンの破片 (…) も発掘していた。
サイキ・マグニトロンが隠されていたクリーの前哨基地で我に返ったが、その直後に起きた爆発でキャロルはパワーを得た。
サイキ・マグニトロンが隠されていたクリーの前哨基地で我に返った。この直後に起きる爆発でかつてのキャロルはパワーを得たはずなのだ。
(時制の混乱。この時キャロルが新たにパワーを得直した訳ではなく、かつて最初にパワーを得た過去について説明されている)
✕宿敵デスバード
○宿敵デスバードの偽者

(このデスバードは本人ではなくヨン・ログが生んだ偽者、通称ニューバード)
[コラム:ケリー・スー・デコニック]『Pepper Potts Rescue』の読み切り
○ペッパー・ポッツ主役の読み切り『Rescue』
(誤記)

ヒーロー CI-01 カイエラ
[身長]17.8cm
○213cm

(7フィートの甚だしい誤り)

ヒーロー CM-01 キャプテン・マーベル
✕セントリーを偶然起動させた
あと、
○セントリーと偶然遭遇戦となったあと、
(セントリーを起動させたのはFFではなく考古学者の調査隊。FFはバカンス中に偶然セントリーと遭遇し戦いとなる)
[図版P2中央]1969年8月の『Captain Marvel』#17
1969年10月の『Captain Marvel』#17
(カバーデイトによる)

ヒーロー CM-02 キャプテン・マーベル
[コラム:クーンヌア]アベンジャーズに多くの警告をもたらした。だが彼は、未来に関してあまりにも多くの知識を明かすことで、歴史を変えてしまうのを恐れていた。
アベンジャーズに保護された。だが彼らは、世間に自分の存在を明かすことで、混乱を起こしてしまうのを恐れていた。
(甚だしい誤り。クーンヌアは自分が過去からやって来たと信じており、未来に関する情報は持ち合わせない。クーンヌアはマイティ・アベンジャーズの保護監視下に置かれ、「キャプテン・マーベルの復活」を世間には公表せず隠密で行動した)

ヒーロー CN-01 クラウド9
ジョセフ・グリーン曹長
ジョセフ・グリーン軍曹
(階級はsergeant majorではなくsergeant)
✕巨体の訓練生たちに恐怖を感じる
○同性の訓練生たちの肉体美に引け目を感じる

(モデル体型の仲間たちと違ってアビーは標準体型で、ロッカーの隅に隠れがちだった)
✕ダイナソーマン
○レイザーバック(スクラルの変身)

(アーカンソー州のイニシアティブ、バタリオンにレイザーバックとして潜入したスクラルをタイグラらと共に阻止している)

ヒーロー CP-01 キャプテン・アメリカ
※[初登場号]

(特に記載が無いが、書影はCaptain America Comics Vol.1 #1)
[体重]99.8kg
○108.9kg
[POWER GRID]FIGHTING SKILLS: 7
○FIGHTING SKILLS: 6

公式設定による。マーベル・ファクト・ファイル原書刊行直前に発行されたキャラクター事典Avengers: Roll Callで改訂されたキャプテン・アメリカのプロフィールでも同様)
[コラム:ジョー・サイモン]『Boy Commandos』『Newsboy Legion』『Manhunter』といった作品も手がけている。
○ボーイ・コマンドス、ニュースボーイ・リージョン、マンハンターといったキャラクター
も手がけている。
(3点の掲載誌はそれぞれDetective Comics、Star-Spangled Comics、Adventure Comicsというオムニバス誌でありふさわしい書き方ではない。ただしサイモンとカービーのコンビは、後にスピンアウトしたタイトル誌Boy Commandosを一部手がけてはいる)

ヒーロー CP-02 キャプテン・アメリカと第二次世界大戦
[図版]大戦中、キャプテンはヨーロッパを救うため、ネイモア、初代ヒューマン・トーチとチームを組んだ。
(文章は誤りではないが、図版に表紙が使われているAll Select Comics Vol.1 #1の内容とは異なる。同誌はオムニバス誌で、3人はそれぞれの短編の主役を務めておりチームを組んではいない)
✕戦争が終わりに近づくころ、キャプテンはインベーダーズとともに、バロン・ストラッカー率いる新組織ヒドラと初めて遭遇し、
○大戦初期には、キャプテンはローガン(後のウルヴァリン)、バッキーとともに、バロン・ストラッカー率いる新組織ヒドラと初めて遭遇し、
(本文はMarvel Universe Vol.1 #1 (1998年) に基づくと思われ、当時はこれが時系列上の初遭遇だったが、Wolverine: Origins Vol.1 #19 (2008年) で1941年に既にヒドラと遭遇していたと後付けされた。マーベル・ファクト・ファイルはこの後付けを考慮していない)
✕スリーパー・ロボットで連合国を攻撃するレッドスカルの秘密計画を調査していた。
○アドルフ・ヒトラーの機密を保護するレッドスカルの秘密計画を調査していた。
(レッドスカルが大戦末期スリーパー・ロボットを準備していたのは事実だが、この事件とは無関係。これはCaptain America Annual Vol.1 #13で描かれたストーリーで、スカルはヒトラー直々に「最大の成果」とされる謎の小箱を預かるが、その危険を察したキャプテンらのパラシュート降下による奇襲を受ける。爆撃によるスカルの死(と思われた)により小箱の存在は闇に葬られたが、現代に蘇ったスカルはナチ再興の武器として小箱を使おうとする。しかしその中身はスカルやキャップが想像していた兵器などではなく、ヒトラーの個人的な思い出の品々だった)

ヒーロー CP-03 キャプテン・アメリカのシールド
キャプテン・アメリカとニック・フューリーらハウリング・コマンドーズは、ティチャラ国王がナチスの攻撃からワカンダ王国を守るのに協力した。しかしその際、ヒーター形状のシールドはレッドスカル、バロン・ストラッカーとの戦いで壊れてしまう。王国を救ったお礼として、キャプテンは少量のヴィブラニウムを贈られた。
キャプテン・アメリカと数名の兵士は、ヴィブラニウム鉱石の調査にワカンダ王国を訪れティチャカ国王と対面した。王国と鉱脈の存在を秘密に保つ誠意として、キャプテンはヒーター形式のシールドをティチャカに譲り、代わりに少量のヴィブラニウムを贈られた。
(典拠が見当たらなかった。当時の国王はティチャラの父ティチャカだったため疑わしい記述。訂正後のエピソードはBlack Panther Vol.3 #30による)

ヒーロー CP-04 キャプテン・アメリカ
[初登場]『Captain America』#1
○『Captain America Comics』
#1
(誤記)
[コラム:ジョー・サイモン]
✕『Manhunter』
○マンハンター

(当時のマンハンター(リック・ネルソン/ポール・カーク)は主役タイトル誌を持たず、アンソロジー誌Adventure Comics Vol.1 #58~72に登場した)
初期のシリーズを再現した作品
初期の表紙を再現したイラスト
(ゴールデンエイジに自身が描いた表紙画を、タイトルロゴやキャッチ等のデザイン込みで再現したイラストレーション)

ヒーロー CP-05 キャプテン・アメリカとSHIELD
ドクター・ファウスト
ドクター・フォースタス
(Doctor Faustus。由来はゲーテの戯曲で知られるファウスト博士で、これは原語のドイツ語ではファウスト Faustと書かれるものの英語ではラテン語に準じフォースタス Faustusと書かれる。マーベルユニバースのドクター・フォースタスは後者のFaustusであり、ファウストとは読まない)

ヒーロー CP-06 キャプテン
[コラム]マーク・グウェンウォルド
マーク・グルエンウォルド
(Gruenwaldの誤記。表記は他項に従った)

ヒーロー CP-07 キャプテン・アメリカ
[図版P2上]『Captain America』#376
『Captain America』#377
(誤記)

ヒーロー CP-08 キャプテン・アメリカ
[本文4回、図版P2上中]ニッキ
○リッキ

(誤植にしては数が多い。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(アース-691)のメンバーであるニッキとの混同か)
✕偽者を派遣したのもニックだったことが判明した。
○本物のニックは偽物を撃ち殺した。
(意味不明。文章からは偽者のニックが本物に撃ち殺された事実が抜けているため、この点を誤訳したと思しい)
✕ニッキ・バーンズに説得されたシルバーサーファーが自らを犠牲にしたが、悲しいことにニッキも戦いの中で命を落とした。
○リッキ・バーンズの命がけの説得でシルバーサーファーが自らを犠牲にし、悲しいことに命を落とした。
(甚だしい誤り。リッキは重傷を負ったが生きている事が同じ号中で語られている)
[コラム]カウンター・アースはいまでは、何事もなく太陽の反対側の軌道を回っている。アシェマの命を代償にしたことはいうまでもない。
カウンター・アースはいまでは、何事もなくアシェマの肉体とともに存在しているが、それはいうまでもなくアシェマの意識が代償になった。
(やはり甚だしい誤り。太陽の反対側に存在するのはハイ・エボリューショナリーの造った惑星カウンター・アースであり、同名だが全く異なる存在。アシェマは肉体的には死亡していない)

ヒーロー CP-10 スティーブ・ロジャース
彼らは、ロジャースの、貧しくいじめられっ子だった幼少期を模倣した人生を送らされたのだった。
彼らは、ロジャースと酷似した、貧しいいじめられっ子としての青春を強いられていた。
(対象者は幼児ではなく青少年。短いコミックの描写から断定は難しいものの、ソーンドレイクらの陰謀でというよりは元から経済的・社会的に困窮していた少年たちが対象にされたように見える)

ヒーロー CP-11 キャプテン・アメリカ
[シャロン・カーター]シャロンがバトロック・ザ・リーパーに奇襲されたキャップを手助けしたときだった。
○キャップがバトロック・ザ・リーパーに奇襲されたシャロンを助けたときだった。
(誤訳か。一般人に偽装したエージェント13(シャロン)は秘密裏に化学物質インフェルノ42を運んでいたが、それを奪おうとしたバトロックに襲われる。凄腕ヴィランに手も足も出ないシャロンを救ったのがキャップだった)

ヒーロー DB-01 ダイヤモンドバック
✕[所属欄]
○所属:サーペント・ソサエティ、スーペリアのフェミゾンズ、BADガールズ・インク、SHIELD、シークレット・アベンジャーズ、ウィメン・ウォリアーズ
(ダイヤモンドバックのものではなく、ムーンストーンの同項目が誤って記載されている)

ヒーロー DD-01 ドクター・ドルイド
[図版P2左下]シークレット・アベンジャーズ
シークレット・ディフェンダーズ
シークレット・アベンジャーズを率いたこともある。
シークレット・ディフェンダーズを率いたこともある。
(誤記)
✕ドルイドの魂は現在、彼の息子の形をとって生き延び、
○現在も、ドルイドの心根は彼の息子に受け継がれ、
(オカルティックな意味で魂が息子の肉体を乗っ取った訳ではない)

ヒーロー DI-01 ドミニック・フォーチュン
✕フォーチュンはミシシッピ・クイーン号の残骸の上で

○数年後、フォーチュンは懐かしのミシシッピ・クイーン号の上で
(ジェリーが殺されたのはIron Man Vol.1 #213 (1986年12月)、復讐かなうのはWeb of Spider-Man Vol.1 #73 (1991年2月) で、このとき船は破壊されていない)
※のちにフォーチュンは、(…)多少は若かった。
(本項で紹介されているドゥヴィッド・フォルチュノフことドミニック・フォーチュンと、この文にある近年活躍したドミニック・フォーチュンは同名の別人とする説がある。
 この混乱はそもそもフォーチュンが老齢となって久しい2006年、現代を舞台にしたミニシリーズ Sable and Fortune Vol.1で「ドミニック・フォーチュン」を名乗る若者がシルバーセーブルとダブル主役で登場した事に始まる。同時期に発行されたマーベル公式キャラクター事典であるAll-New Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #3によれば「若返ったドゥヴィッド・フォルチュノフなのか、それとも別人なのかは不明」とされ、実際ドゥヴィッドの息子ジェリーが名前とコスチュームを継いだ事件もあったため別人がフォーチュンを名乗る事も突飛な発想ではない。あるいはSable and Fortune誌の打ち切りで幻となった残り2号で説明される予定だったのかもしれないが、ともかくこの若きフォーチュンの出自は謎とされていた(ちなみにこれ以前で老いたフォーチュンの最後の登場である1991年のWeb of Spider-Man Vol.1 #71~72でも老フォーチュンとシルバーセーブルが出会っており、Sable and Fortune誌で初対面のようにふるまうセーブルの態度にも謎はあるのだが、記憶に残らないようなニアミスではありそもそも年齢が違いすぎて結びつかなかっただけかもしれない)。
 それから2年後の2008年、Civil War: Battle Damage Reportという副読本で初めて2人のフォーチュンについて言及がある。この本はコミックではなくトニー・スタークによるシビル・ウォーの報告書という体裁をとっているのだが、その中でトニーはリストアップした超人のうち老いたフォーチュンを「ドゥヴィッド・フォルチュノフ、中立」、若きフォーチュンを「本名不明、協力的」と別個に扱っていた。つまりトニーの分析を信じるかぎり、二者は別人という事になる。これに追随するように公式事典の新版Official Handbook of the Marvel Universe A-Z Vol.1 #3では若きフォーチュンについて「ドミニック・フォーチュンを名乗る新たな冒険者」として、正体不明ながら老いたフォーチュンとは別人と示した。こうして以後、現代でヴァンガードに加入した若きフォーチュンの活躍がMarvel Comics Presents Vol.2で、一方老フォーチュンの青年時代がAstonishing Tales: Dominic Fortune Vol.1やDominic Fortune Vol.1といったミニシリーズでそれぞれ描かれるようになる。
 一旦は別人説で落ち着いたかに見えたものの、2010年から2011年にかけ展開されたミニシリーズHawkeye & Mockingbird Vol.1と続編Widowmaker Vol.1では、若きフォーチュンが実は「1940年代から活躍し、老いてからスーパーソルジャー血清で若返り記憶を失くしていた」という設定が追加され、しかも「one and only(ただ一人)」のドミニック・フォーチュンと自称する。これは過去の設定を一新し2人のフォーチュンを同一人物として統合し、矛盾点に整合性を与えるための後付け設定だったのだろう。
 ところが後付けむなしくこれ以降、現代に若きフォーチュンは登場しなくなる。以後New Avengers Vol.2誌やミニシリーズAvengers 1959 Vol.1で1950年代「ニック・フューリーのアベンジャーズ」時代の過去の姿だけ描かれていたフォーチュンだが、再び現代に現われたのは2015年のS.H.I.E.L.D. Vol.3 #11で、今度はまたしても老人の姿だった。この老フォーチュンはサバス・レイブンと結婚した過去を持ち、つまり少なくともデビュー〜老フォーチュンとなるまでのドゥヴィッド・フォルチュノフと同一人物なのは間違いないのだが、老人とは言えナチと戦った実年齢100歳超には見えない壮健さであり、その理由はSHIELDの機密とされている(ただし「スーパーパワーを持たないのに発行年月や辿った歴史から算定される年齢より若い」のはメイおばさんはじめアメコミキャラクターの暗黙の了解であり──近年マーベルはこれを曲がりなりにも説明する《スライディング・タイムスケール》という独自の理論を打ち出したがここでは割愛する──「SHIELDの機密」とはその奇妙さを皮肉ったメタなジョークでしかない可能性もある)。
 ここで2つの解釈が生まれる。「ドゥヴィッド・フォルチュノフはただ一人で、老人となった後スーパーソルジャー血清で若返ったものの、再び大きく老化した(若返ったフォーチュンは再び老化を始めていたという設定だったので、ありえない話ではない)」とするか、それとも「初代ドゥヴィッド・フォルチュノフはそれなりに老化し、一方同名を名乗る同年代の男がスーパーソルジャー血清で若返っている」とするか……いずれの解釈も決め手には欠け、現在でも読者の意見は分かれている。
 マーベル・ファクト・ファイルは同一人物解釈をとり、一方ネット上のマーベル公式キャラクター紹介ではヴァンガード加入以降の作品を採り上げず、事実は不明という2006年時点の解釈にとどめている)
フォーチュンとアイアンマンに打ち倒された
フォーチュンとスパイダーマンに打ち倒された
(スパイダーマンの助けを得てサバスを取り戻しスティールを逮捕するのは前記Web of Spider-Man Vol.1 #73のことで、アイアンマンは登場しない)

ヒーロー DM-01 D-マン
[本文2回、地位]サッカー
○アメフト

(footballの誤訳。初登場号でも言及されているCaptain America Vol.1 #328で、アメリカンフットボール選手としての姿が描かれている)
[主な敵]ドッペルゲンガー
(スパイダーマンのヴィランと紛らわしいが、これはメイガスが異次元から召喚した悪のD-マンを指す)

ヒーロー DO-01 ドク・サムソン
[コラム]ピュリファイアーズ
○ピュアリティ

(Purityの誤記。反ミュータント過激派という意味ではピュリファイアーズにも近いが宗教的性質は無く、カサンドラ・ノバによるジェノーシャ虐殺後に結成された比較的新しい組織)

ヒーロー DU-01 ダム・ダム・デュガン
[初登場]『Sgt. Fury and his Howling Commandos』
○『Sgt. Fury』

(表紙ロゴにこうあるため誤りにはあたらないが、奥付の書誌によれば単にSgt. Fury)
▵巨大ハ虫類に対抗する、特別任務部隊
→巨大怪獣ゴジラに対抗する、特別任務部隊ゴジラ・スクワッド
(Godzilla Vol.1での版権が切れたためか、ここでは不自然に名前が登場していない)

ヒーロー EG-01 アントマン(エリック・オグレディ)
[出身]バーモント州ランカスター
(これは公式設定だが、現実のランカスターはバーモント州に隣接してはいるもののニューハンプシャー州の町である。これが単なるミスなのか、それともマーベルユニバースではランカスターはバーモント州にあるのかは不明)

ヒーロー EI-01 エイトリ
[初登場]エイトリの才能は『Thor Annual』#11(1983年11月)で初めて示される。
○エイトリの才能は『Thor Annual』#5(1976年9月)で、その名は同#11(1983年11月)で初めて示される。

(エイトリというキャラクターが登場したのはThor Annual Vol.1 #11が最初だが、それに先立つ#5にムジョルニアを鍛えるドワーフの姿が描かれており、理論上はこれがエイトリだと推測される。とは言えこの髭面のドワーフは後のエイトリとは似ておらず、「ムジョルニアを打つドワーフのイメージ図」あるいは共にムジョルニア誕生に尽力した兄弟ブーリの姿であってエイトリ自身ではないと考える事はできる)

ヒーロー FA-01 ファルコン
※そこで“スナップ”・ウィルソンと名乗り、犯罪者に身を落とした。
(マーベル・ファクト・ファイル原書のこの項刊行より後に、サムの犯罪者という過去は存在しなかったと後付けされた。
 そもそも初登場時Captain America Vol.1 #117の段階では、サムはいかにもサイドキック然とした後ろ暗いところのない好青年で、エグザイル島にいた理由もバカンスで訪れたという他愛もないものであった。しかし#186でこのサムの背景は実はレッドスカルの洗脳の結果であり、実態は悪党で運び屋のスナップことサムが飛行機事故でエグザイル島に漂着していたと改められた。
 この新設定はサイドキックの背景としては少々ショッキングすぎたのか、#277で彫り起こされたサムの過去の中で「元々は善良な少年だったが、両親の死によって世をすね悪の道に進んだ」という比較的穏健な形に修正されている。
 ここから数えてさらに32年後、サムがキャプテン・アメリカを襲名して間もないAll-New Captain America Vol.1 #3で、スナップとしての過去そのものがレッドスカルの改変であり、実際のサムは常に正義の側にいたと大幅な後付けレトコンが行なわれた。
 この最後の変更はマーベル・ファクト・ファイル原書の刊行期間中に行なわれたためフォローが難しかったのか、キャプテン・アメリカ襲名についてはFA-03~04で解説されているものの、その間に明かされた記憶改変については無視されている)

ヒーロー FA-02 ファルコン
[図版P2右下]ロジャースがいなくなったとき、
ロジャースが引退したとき、
(この時ロジャースはキャプテンの役を離れたものの、アベンジャーズで引き続き指揮官を務めたため身を隠してはいない)

ヒーロー FA-04 キャプテン・アメリカ(サム・ウィルソン)
『Captain America: Sam Wilson』#1(2015年12月)で、(…)サムは新たなキャプテン・アメリカとなり、
『Captain America: Sam Wilson』#1(2015年12月)より。(…)サムは新たなキャプテン・アメリカとなり、
(サムがキャプテン・アメリカに任命されたのはこれより1年前のCaptain America Vol.7 #25号 (2014年12月) のこと。キャップとしての活躍もその次号All-New Captain America Vol.1 #1 (2015年1月) から。図版がCaptain America: Sam Wilson Vol.1 #1なのは間違いではない)
▵ヒドラ、バロン・ジモ、アルマジロ、(…)バイパーによる砲火の洗礼を受け、
○ヒドラのバロン・ジモ
に与したアルマジロ、(…)バイパーによる連続攻撃を受け、
ジモとマスターズ・オブ・イービルとの戦闘後、
ジモとヒドラとの戦闘後、
(当時のヒドラ党首はバロン・ジモ。アルマジロ以下8名はこの一連の事件の間ジモに協力し、ヒドラのハイ・セクトの一員となった。ヒドラの戦闘員やクロスボーンズらはサムに銃撃を浴びせたが、格闘戦となったヴィランも少なくない)
[コラム:キャプテン・ウルフ]X-メンのチームメイトであるケーブル
X-メンの仲間であるケーブル
(広い意味でX-メンの一部ではあるが、ケーブルは当時X-フォースのリーダー。ケーブルは同じくX-フォースのフェラルの不在(本能的に狼男に引き付けられていた)を怪しんで独自に事件に辿り着いた)

ヒーロー FB-01 ファイアーバード
[図版P2右上]『Avengers Vol. 2』#55では意気消沈したソーに助言する。
『Avengers Vol. 3』#55より。彼女は意気消沈したソーに発破をかけたこともある。
(号数は誤記。図版中の台詞から分かる通り、出来事自体はこれ以前の号 (#52) での事で、「助言」と言うにはかなり激しい様子だった)
[コラム:レンジャーズ]謎めいた無口なフィフティワン、リビング・ライトニングを加え、
○ヴィランから更生したアルマジロ、リビング・ライトニングを加え、
(フィフティワンが加入するのはこの時点から約5年後)

ヒーロー FI-01 フィン
[所属]コーポレーション、SHIELDのスーパーエージェント
○SUES、インベーダーズ

(おそらくヴァンプの同欄が誤って転載されたまま翻訳されている)

ヒーロー FN-01 ファルコン(ホアキン・トーレス)
[主な敵]アメリコップ
○アメリコップス

(アメリコップ(バーソロミュー・ギャロウズ)の後継的存在ではあるが、個人ではなく集団)
?[身長、体重、POWER GRID]
(出典が確認できなかった)
[初登場、コラム]『Sam Wilson: Captain America』
○『Captain America: Sam Wilson』

(奥付による。表紙ロゴを見るかぎりは前者のように読め、誤りではない)
彼がまだ5歳のときだ。
彼がまだ6歳のときだ。
(誤記)
✕ロボットアメリコップ
○武装自警団アメリコップス
(前記の通りこれは複数形のアメリコップスで、彼らは人間である)
[コラム:ポール・ルノー]『Astonishng X-Men』
○フランス版『Astonishng X-Men』
(パニーニ社が翻訳販売しているバージョンであり、厳密にはこの文脈で紹介している「マーベル」の刊行物ではない)

ヒーロー FS-01 ファイアースター
[初登場]ファイアースターの初登場は1981年12月の『Spider-Man And His Amazing Friends』#1。
ファイアースターのコミック初登場は1981年12月の『Spider-Man And His Amazing Friends』#1。マーベルユニバースでは1985年5月に『Uncanny X-Men』#193でデビューした。
(次頁のコラムにも詳しいが、Spider-Man And His Amazing Friends Vol.1 #1は同名アニメのコミカライズで、本文で解説されるファイアースターとは別世界の同一人物。アニメ版がアース-8107、コミカライズ版はアース-1983が舞台とされる)
[主な敵]グリーン・ゴブリン
○[削除]

(これも同様にテレビ版またはコミカライズ版の出来事で、本文アース-616のファイアースターとは関わりが無い)
[所属]ミュータント・リベレーション・フォース
ミュータント・リベレーション・フロント
(誤記)
✕ジャスティスことヴァンス・アストロヴィクと出会い、
○後のジャスティスことヴァンス・アストロヴィク(マーベルボーイ)と出会い、
(当時のコードネームはマーベルボーイ。ジャスティスに改名するのは約3年半後)
[図版P2左下]何年も師事してきた
○長く師事してきた
(刊行年月上は、約1年間)
[コラム:アメイジング・フレンズ]
メイおばさんが家政婦のような役回りになり、
メイおばさんが大家兼家政婦のような役回りになり、
(このアニメ版ではメイの甥であるピーターに加え、アイスマンとファイアースターも揃ってメイ・パーカー家に下宿していた)
ふたりの友情は彼女が登場するマキシマム・カーネイジのコミックでもほのめかされている。
ふたりの友情は後に彼女が登場するマキシマム・カーネイジのコミックにも反映されている。
(文章が前後しているが、このマキシマム・カーネイジは原作コミック版。それまでコミックでのファイアースターはニューミュータンツのメンバーとしてスパイダーマンとは数える程しか会話が無かったにも関わらず、マキシマム・カーネイジ事件ではチームメンバーから一人大きくピックアップされるのみならず、スパイディとは歴戦の仲間のように息が合い尊敬し合うように描写された事を指す。もちろんこれは単にアニメ版を意識した読者サービスに過ぎず、劇中で2人の関係が新たに明かされるような事は無かった)

ヒーロー FW-01 フォース・ワークス
[コラム]
『Avengers』#10は、
『Avengers』#16は、
『Avengers』#10があればこそ
『Avengers』#16があればこそ
(誤記)
✕『アベンジャーズ解散!』と題した
○「古き秩序よさらば!」と題した
(前記#10のサブタイトルは「The Avengers Break Up!」だが、ここで解説される#16のサブタイトルは「The Old Order Changeth!」)
アイアンマン、ソー、ジャイアントマン、ワスプからなる超人気チームを、それまで脇役だったクイックシルバー、スカーレット・ウィッチ、ホークアイ、キャプテン・アメリカのチームに置き換えたのだ。
アイアンマン、ソー、ジャイアントマン、ワスプたちからなる超人気チームを、それまで脇役だったクイックシルバー、スカーレット・ウィッチ、ホークアイ、キャプテン・アメリカ(続投)のチームに置き換えたのだ。
(キャプテン・アメリカは旧チームから続投している)

ヒーロー GH-01 ゲイブ・ジョーンズ
※モンスター狩りのエリート部隊
→ ゴジラ・スクワッド

(ゴジラ・スクワッドは東宝怪獣映画のゴジラをコミック化したGodzilla Vol.1 ('77~79) に登場した部隊。後にゴジラのコミック化の版権がダークホース・コミックス、IDWコミックスへと移行しているためか、ここには不自然に名前が登場しない)

ヒーロー HA-01 ホークアイ
✕スカーレット・ウィッチの腕の中で
死を迎え、
○スカーレット・ウィッチの手によって
死を迎え、
(意味が逆。スカーレット・ウィッチが生み出したスクラル戦艦に自爆特攻して死亡している)
[所属]サンーボルツ
サンーボルツ
(誤字)
ターニングポイントは、アベンジャーズ・マンションの執事であるジャービスを強盗から救ったときだ。クリントはマンションに入り込むことに成功。そこで弓矢の腕前を披露する。
ターニングポイントは、アベンジャーズ・マンションの執事であるジャービスを縛り上げ、マンションに入り込んだときだ。クリントは弓矢だけでジャービスの拘束をほどき、腕前を披露する。
(強盗がいたとすればホークアイ自身。相棒ブラック・ウィドウが祖国との争いで傷付いた事から、正義の側に戻ろうとアベンジャーズに自身を売り込んだ)
[コラム:ローニン]ハンドの忍者集団フッド
○ハンドの忍者集団やフッド

(脱字。フッドは忍者ではない)

ヒーロー HA-03 ホークアイ
▵[P1図版右下]モッキンバードが初めてチームを組んだ『Hawkeye』#3
モッキンバードが初めてチームを組んだ『Hawkeye』より、#3
(ホークアイとモッキンバードが共闘したのはHawkeye Vol.1 #1から。文章は同#3で初めてチームを組んだように読める)
✕シークレット・ウォー
○シークレット・インベージョン

(誤記)

ヒーロー HA-05 ホークアイ
[コラム:オールドマン・バートン]
ヒルはふたりを射殺し、チーム・ホークアイを葬り去った。
ヒルは三人を射殺し、プロジェクト・コミュニオンを葬り去った。
(ふたりのホークアイは殺されていない。ヒルが射殺したのはふたりに逃がされようとしていたプロジェクト・コミュニオンの3名)

ヒーロー HB-01 ハードボール
[P1,2]ウッドマン下院議員
ウッドマン上院議員
(senatorは上院議員の意)
[初登場]『Avengers: The Initiative』#1(2007年6月)
(刊行年月上の初登場はCivil War: Battle Damage Report Vol.1 #1 (2007年5月)。ただしこれはコミックではなく文字中心の副読本で、ハードボールはこの中のヒーロー一覧の中に小さく「イニシアティブに募集」として登場するのみ。図版もAvengers: The Initiative Vol.1 #2の表紙からの引用であり、コミックとしての初登場号として同#1を挙げて間違いにはあたらないだろう)

ヒーロー HC-01 ヘルキャット
[初登場]カバー:ジャック・カービー&ヴィンス・コレッタ
カバー:ジャック・カービー&マイク・エスポジート
Grand Comics Database等による)
✕アベンジャーズの助けを借りて、彼女はスクラッチを打倒したが、
彼女はスクラッチを打倒したが、
(この時アベンジャーズは登場していない)
[図版P2左]『Hellcat』#2
『Hellcat』#3
(誤記)

ヒーロー HE-01 ハーキュリーズ
[初登場]『Journey into Mystery Annual』
[コラム]『Journey into Mystery Annual』#1
(実はハーキュリーズはこれ以前に、古代ギリシャの英雄としてYoung Allies Vol.1 #16 (1945年) に登場している。タイムトラベルの時計を持つ少年トミー・タイムが主人公のシリーズで、この回では悪漢アンタイオスと戦うギリシャの英雄ハーキュリーズにトミーが加勢する。
 作家にそのつもりがない事もありマーベルユニバースとの連続性は怪しく、もちろんスーパーヒーローとしての初登場はJourney into Mystery Annual Vol.1 #1であり、間違いにはあたらないだろう)
▵アマゾネス
○アマゾンズ

(いわゆるアマゾネスそのものではあるが、マーベルユニバースではアマゾンズ Amazonsと呼ばれる)

ヒーロー HK-01 ハルク
[コラム:ディック・エアーズ]

✕『Hulk』、『Thor』、『Ant-Man』
○『Incredible Hulk』、『Journey into Mystery』、『Tales to Astonish』

(これらはエアーズが担当した主人公名であって誌名ではない)
✕『Combat Kelly & His Deadly Dozen』
○『Combat Kelly』

(Combat Kelly Vol.2。全9号中#5~9は表紙ロゴが「Combat Kelly And His Deadly Dozen」だった(&記号ではなくAnd)が、前半4号は「Combat Kelly And The Deadly Dozen」であり、そもそも表紙ロゴ含めCombat Kellyだった同Vol.1の後継誌のため、正確な誌名は単にCombat Kellyである)

ヒーロー HK-04 マエストロ
[初登場]『Future Imperfect』
○『Hulk: Future Imperfect』

(表紙ロゴはThe Incredible Hulk: Future Imperfect。23年後のシークレット・ウォーズ (2015年) でミニシリーズFuture Imperfect Vol.1が刊行されているため、区別上Hulkの冠は必要になる)
✕身長: 198.1cm / 体重: 635kg
○身長: 231.6cm / 体重: 521.6kg
(それぞれグレイハルクの身長とハルクの(イレギュラーな)最大時の体重ではないか? 訂正値は公式キャラクター事典Official Handbook of the Marvel Universe: Hulkによる)
[主な敵]アウトローズ
○[削除]
(アウトローズとマエストロの目立った対戦が見当たらなかった。アウトロー(ナイジェル・ヒギンス)の誤記と思われるが、アウトローが敵対したマエストロはアース-69413の別人でありここに書くべきではない)
[POWER GRID]6-7-4-7-2-5
○5-7-3-7-1-4

(出典が確認できなかった。訂正値の出典は同上)

ヒーロー HK-05 ハルクとパンテオン
▵トロイ
の戦士
○宇宙帝国トロイの戦士
(特に説明が無い上この前段で古代トロイに言及しており紛らわしいが、トラウマ(トロウ=マー)の出身地トロイは宇宙の帝国)
✕イモータルは
○アガメムノンは

(アガメムノンが不老不死(イモータル)であることの誤訳か。もっとも寿命が無いというだけで、この直後アタランタに撃墜され死亡した)

ヒーロー HK-06 インデストラクティブル・ハルク
[本文2回]ザルコ
○ザーコ

(Zarrkoの表記揺れ)
[図版P2右上]ハルクはバナーの研究助手が死ぬ原因を作った、SHIELDエージェントに狙いを定める。『Indestructible Hulk』#20(2014年5月)より。
○ハルクは致命的な変身を果たしたバナーの研究助手であるSHIELDエージェントに狙いを定める。『Indestructible Hulk』#18(2014年3月)より。
(これは本文のランドール・ジェサップの事で、研究助手兼SHIELDエージェント。むろん彼自身は死んでおらず、この時他の助手を攻撃したようにも見えたがそれ自体は無害だった。号数と発行月は誤記)
[図版P2中央]『Indestructible Hulk』#20で巨獣を乗りこなすハルク。
『Indestructible Hulk』#12の表紙より、巨獣を乗りこなすハルク。
(号数は誤記。この図版は表紙イラストだが、実際の劇中でこのように恐竜に乗った場面は存在せず、あくまでイメージカットの扉絵である)
※これでブルース・バナーとハルクの人生は終わったのだろうか?
(マーベル・ファクト・ファイルは項目単位では時系列に関わらずアトランダムに並んでいるため分かりにくいが、この項が同書中最新のエピソードであるため、このような結論の無い記述になっている。より具体的に言えば、これがIndestructible Hulk Vol.1最終号#20の結末であり、コミックでも実際にクリフハンガーな終わり方となっていた。
 続編となるHulk Vol.3で、銃撃はハルクを制御しようとしたブラザーフッド・オブ・シールドの陰謀だった事が明らかとなり、ハルクとブルースは一時は脳障害に苦しめられたもののトニー・スタークのエクストリミス技術によって救われることになる)

ヒーロー HK-07 ジョー・フィグジット
▵ミドルトン
の町
○ミドルタウン
の町
(スペルはMiddletown)
[コラム:マーロ・チャンドラー]デスを家に泊めたりしていたが、
○デスを肉体に宿したりしていたが、

(誤訳か。デスは異なる銀河系の死の使いであるウォーカーの脅威を避けて、密かにマーロの肉体に潜んでいた)

ヒーロー HK-09 ハルク
[図版P1下]『Incredible Hulk Vol.2』#54(2003年7月
『Incredible Hulk Vol.2』#54(2003年8月
(誤記)

ヒーロー HK-13 ハルク
✕ウェンディゴハルク
○ウェンディハルク
(スペルはWendihulk)
✕ビーストマンから発せられる放射性エネルギー(人間の進化の連鎖におけるミッシングリンク)
○人間の進化の連鎖における「ミッシングリンク」となった獣人から発せられる放射性エネルギー
(獣人 Beast-Manのリンカーン・ブリックフォード Lincoln Brickfordは実験により通称ミッシングリンク Missing Linkへと変異させられた。キャプションが示すのは変異後の姿)

ヒーロー HK-15 ハルク
約15年の不在を経て、ペンシラーのスティーブ・ディッコがハルクの担当に戻ってきた作品だ。
約15年の不在を経て、ペンシラーのスティーブ・ディッコがハルクの担当に戻ってきた当時の作品だ。
(ディッコがTales to Astonish Vol.1 #67 (1965年5月) を最後にハルクの担当を退いた後、再びハルク主役誌を描いた作品はIncredible Hulk Vol.1 #249 (1980年7月) で、文が示すIncredible Hulk Annual Vol.1 #9 (1980年9月) よりも刊行が早い)

ヒーロー HK-18 イモータル・ハルク
※イモータル・ハルク
(この解説は主にImmortal Hulk Vol.1 #1および#31~33の内容だけに基づいている。Immortal Hulk Vol.1は全50号のレギュラーシリーズであり、エピソードの大半はここでは紹介されていない事に注意)
[コラム:ジョー・ベネット]『Hulk』
○『Incredible Hulk』

(ベネットはHulk誌は担当していない。Hulk 2099 Vol.1、Incredible Hulk Vol.1および2、Indestructible Hulk Vol.1等の仕事がある)

ヒーロー HK-19 ハルク:60年代の激闘
※ハルクvs陸軍

(この舞台は劇中「鉄のカーテンの国 iron curtain nation」とあいまいに表現されているが、作画上はソビエト連邦として描かれている)
[ハルクvsライノ]やがてライノは倒れるように死んだ。
(ハルクは「ライノが…死んだ! The Rhino is... DEAD!」と言っているが、言うまでもなくそれは誤解でライノは昏睡状態のまま病院に収容された)

ヒーロー HM-01 ヘイムダル
エジプト神のセト
エジプト神のセス
(マーベルユニバースにはエジプト神話のセト神 Setをモチーフにしたキャラクターが複数おり、ここで指すのはオシリスの兄弟である人格神セスで、ギリシャ語表記のSethを採用している。
 なお他にセト神をもとにしたキャラクターの中にはエルダー・ゴッドの蛇神セト Setがおりサーペントとも呼ばれるが、それはこの項で後述されるサーペントことアスガルドのカルとは異なる)

ヒーロー HP-01 アントマン
[初登場]『Tales to Astonish』#27(1962年1月)で素顔のピムとしてデビューを飾った。
(ハンク・ピムの登場話をさかのぼればこれより以前、Strange Tales Vol.1 #75(1960年6月)に掲載された短編「I Made the Hulk Live」が挙げられるものの、厳密な意味での初登場ではない。
 「I Made the Hulk Live」はヒーローの登場しないブラックな味の短編である(Strange Tales誌は後にヒューマン・トーチやドクター・ストレンジ、ニック・フューリーが主役を務めるがこの時代はまだSF怪奇オムニバス誌だった)。秘かに世界征服を企む偏執的な科学者アルバート・プールが大型有人操縦ロボット「ハルク」(ブルース・バナーがハルクに変身するのはこの2年後であり無関係)を開発するが、起動キーを忘れたまま乗り込んでしまい、ハルクを動かす事も外に出る事もできなくなり、永遠に閉じ込められる……というストーリーである。
 このプール博士は物語の途中、うかつにも機材を壊してしまった助手ブレイクを無情にクビにしている。助手がいればもちろん博士が閉じ込められる事もなかったろう。ミスを許さなかった博士が最終的に自分のミスで報いを受けるという因果応報譚になっているのだが、このブレイク助手は後に設定が変更される事になる。
 「I Made the Hulk Live」は16年後、再録ホラーオムニバス誌Tomb of Darkness Vol.1 #22(1976年9月)に再掲載された。このとき既にマーベルの顔になっていた「ハルク」の名と紛らわしいためか、ロボットの名は「グルタン Grutan」に書き換えられ、タイトルも「I Created Grutan!」に改められている。そして同時に、マーベルの遊び心かブレイク助手の名前も「ピム」に変更されたのだ。これがアントマンことハンク・ピムを想起させる狙いなのは明らかだ。
 元々プール博士の発明の動機は身長の低さからくる劣等感であり、成長剤を助手と共に開発するも失敗に終わっている。これがピム粒子の前史としてもしっくり来る上、身長を自在に変化させるアントマンとプール博士の対比と皮肉が生まれる面白さもあったのだろう。このためにわざわざブレイク(ピム)の髪色は黒髪からハンク・ピムの金髪に変えられ、逆にプール博士の髪は混乱を避けるためかブロンドから赤毛に変更された。
 このピム助手が本当にハンク・ピムなのかは長らく不明だったが、実に再録から約14年後、公式キャラクター事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #13(2010年4月)で、ピム助手こそ若かりし日のハンク・ピムの姿だったとして正式にアントマンの歴史に書き加えられた。
 では、ハンク・ピムのマーベル史上の初登場は1960年のStrange Tales Vol.1 #75になるのだろうか? と言えば、それはまた別になる。ここに登場するのはブレイク助手であって、ピム助手ではないからだ。歴史上「ピム助手」が初登場するのはあくまでも1976年のTomb of Darkness Vol.1 #22である。つまり、ハンク・ピムの初登場が通説のまま1962年のTales to Astonish Vol.1 #27なのに変わりはない)
[初登場]作:ラリー・リーバー
作:ラリー・リーバー&スタン・リー
(共著)
[出身]ニューヨーク州エルムスフォード
(古くからの定説であり現在のマーベル公式サイトでも同様だが、Age of Ultron Vol.1 #10ではネブラスカ州イーストノーウェアとされる。もっとも後者はピムが3歳の時の回想であり、ニューヨーク生まれネブラスカ育ちとすれば矛盾は無い。
 そもそもイーストノーウェアという浮世離れした地名はピムが曖昧に過去を回想して「イーストどこそこ」と呼んだものとも考えられ、公式性は今のところ怪しいものがある)
[POWER GRID]7-4-3-4-3-5
6-7-3-3-6-3
(出典が確認できなかった。ハンク・ピムのPOWER GRIDは時期によって大きくばらつきがあるが、このデータは2010年のOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #13による)

ヒーロー HP-02 ジャイアントマン
[コラム:ピム粒子]エリック・オグ・レディ
エリック・オグレディ
(Eric O'Gradyの誤記)

ヒーロー HP-03 イエロージャケット
[図版P1下]強盗に失敗した。
○強盗を阻止した。

(図版を見て分かる通り、イエロージャケットは強盗を止めようとしている)
[図版P2右上]アベンジャーズに戻るため、
○ヒーロー活動から離れるため、

(本文にある通り、ここでピムはアベンジャーズから距離を置いている。後にウエストコースト・アベンジャーズに科学者として就任するものの、それはしばらく後でありこの時点の目的ではない)

ヒーロー HP-04 ハンク・ピム
※戻ってきたアントマン

(ここで示されるハンク・ピムは厳密にはスクラルが化けたハンク・ピムであって本人ではない。もっとも当時のマーベルユニバースでは彼が実質的なハンク・ピムだったため、誤りとは言えない)

ヒーロー HU-01 ハルクリング
[初登場号]作:ロバート・カークマン/画&カバー:スコット・コニック
○作:アラン・ハインバーグ/画:ジム・チェン/ペン入れ:ジョン・デル/カバー:ジム・チェン&ジャスティン・ポンサー

(誤記)
アース-721(アース-A)ではテディと同等のメンバーが参加
アース-721(アース-A)のテディがメンバーとして参加
(通常のマーベルユニバース(アース-616)に、アース-721のテディがやって来てイニシアティブに参加した)
✕父が時間を先に進ませたらしい
○父が蘇ったらしい

(誤訳か。この時期キャプテン・マーベル(マー=ベル)は長きにわたる死から生き返ったとされていたが、ほどなくスクラルの変身だったと明らかになる)

ヒーロー HS-01 ハウリング・コマンドーズ(SHIELD)
[ウォー・ウルフ]STAKEを担当していたが、遺伝子パッケージが原因で狼男に変貌した。
○STAKEの一員で、遺伝子パッケージを使い狼男に変貌する。

(マーティン・レイナは腕のスイッチを押して遺伝子パッケージを使うことで、自分の意志で狼男に変貌する)

ヒーロー HY-01 ハイペリオン
✕『Avengers』#85
○『Avengers Vol.5』#1
(この項で紹介しているのはアース-13034のハイペリオンで、実際の初登場号はAvengers Vol.5 #1。Avengers Vol.1 #85はアース-712のハイペリオンの初登場号になる。なおそれより以前、Avengers Vol.1 #69にもスコードロン・シニスター版ハイペリオンが登場している)

ヒーロー HY-02 ハイペリオン
スコードロンは、サンドラを連れて地球に戻った。
スコードロンは、サンドラを連れて基地に戻った。
(この時期はドゥームのバトルワールドが崩壊した後で、既にウィアードワールドは地球のバミューダ海域に転移している。地球にあるウィアードワールドから地球に戻るという表現はふさわしくない)

ヒーロー IL-01 イルミナティ
[初登場]『New Avengers: Illuminati Vol.3』#1(2007年2月)
○『New Avengers』#7(2005年7月)

(ここで指しているのはVol.3 #1ではなくVol.2 #1の誤りだが、そもそも初めてイルミナティが描かれたのはNew Avengers Vol.1 #7。結成が描かれたのもNew Avengers: Illuminati Vol.1 #1で、半年ほど早い。従って下のスタッフ表示も異なる)
[ブラックボルト]それがミュータント化したインヒューマンだと彼らに信じ込ませようとした。
○ビヨンダーは自分がミュータント化したインヒューマンだと彼らに信じ込ませようとした。
(ビヨンダーはプロフェッサーXのテレパシーに対し偽装して接触し、イルミナティの前でインヒューマンとして振る舞いブラックボルトを苦悩させた。これがビヨンダーの欺瞞だったことは後に明らかになる)
[ドクター・ストレンジ]ヒーローたちをまとめると提案したとき、ドクター・ストレンジは国連が何かを成し遂げるより、その集まりの運営に多くの時間をとられてしまっていると気づく。
ヒーローたちをまとめると提案したとき、ドクター・ストレンジは国連が何かを成し遂げるより、運営に多くの時間をとられてしまっていることを引き合いに出し、団結には反対した。
(「その集まり」が何を指すのか曖昧。ストレンジは国連の現実をたとえに出し、アイアンマンの提案に反対している)
[P2図版左上]2007年11月
○2008年1月

(リリースデイトとしては正しいが、マーベル・ファクト・ファイルでは原則的にカバーデイトを記載している)

ヒーロー IM-01 アイアンマン
[コラム:ドン・ヘック]
マーベル・コミックの仕事をはじめたのは1954年、『Love Romances』『Navy Combat』『Strange Worlds』などのアンソロジー・コミックに参加したのがきっかけだった。
○マーベル・コミックの仕事をはじめたのは1954年。それから『Love Romances』『Navy Combat』『Strange Worlds』などのアンソロジー・コミックに参加した。
(1954年リリースのMystery Tales Vol.1 #25が記録に残るマーベル初仕事。Love Romances Vol.1、Navy Combat Vol.1、Strange Worlds Vol.1はそれぞれ1959年、1955年、1958年に初めて手がけたもの)
▵ジャスティス・リーグ
○ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ

(ヘック担当時は誌名含めJustice League of Americaだったが、チームの略称として間違いではない)
✕1995年にこの世を去るまで、彼はウエスタン・パブリッシングで『0011 ナポレオン・ソロ』のコミックや『Phantom』の新聞連載を担当した。
○DCに移る以前には
ウエスタン・パブリッシングで『0011 ナポレオン・ソロ』のコミックや『Phantom』の新聞連載も担当した。1995年にこの世を去る。
(Man from U.N.C.L.E.やThe Phantomは1960年代の仕事。晩年は独立系出版社やDC、マーベルなど広く手がけた)

ヒーロー IM-02 スタークのビジネス
▵コルドコ社
○コードコ社

(スペルはCordco。他項ではコード社と書かれたり、コード・コンソリデーティッド(正しくはコード・コングロマリット)とあるため、表記を統一するならコードコになる)
※オンスロートとの戦いでアイアンマンは死んだ(と思われた)。
(この死んだと思われたアイアンマンはアース-96020から来た少年のトニー・スターク。本来のアイアンマンは既に死んでいた。
 ヒーローズ・リボーンを経由して最終的に2人のアイアンマンはひとつになり現世界に蘇る事になる)
[サーキット・マキシマス]モーリー・アーウィンとクリュタイムネストラ・アーウィンの兄弟
モーリー・アーウィンとクリュタイムネストラ・アーウィンの兄妹
(クリュタイムネストラは女性)

ヒーロー IM-03 アイアンマン マークXXV
✕マークXXV
○モデル29

(過去には「マーク○○(ローマ数字)」表記が用いられていたが、遅くとも2008年以来公式に「モデル××(アラビア数字)」がアイアンマン・アーマーの区別に用いられている。
 なお、公式事典All-New Iron ManualではこのアーマーにはModel 30が割り当てられていたが、4ヶ月後の単行本版Iron Manual TPBではModel 29に改訂された。これはハルクバスター・アーマーに独自のナンバーModel 14が割り当てられていたのが、Model 13モジュラー・アーマーのプラグイン・バリエーションの一部として13に吸収され、以降が1番ずつ繰り下がったため)

ヒーロー IM-04 アイアンマン エクストリミス
[コラム:アディ・グラノフ]2013年からマーベルのカバーアーティストとして
○2003年からマーベルのカバーアーティストとして
(誤記。なお一連の表紙の最初の一作であるIron Man Vol.3 #75はカバーデイト上2004年2月刊だが、リリースデイトは2003年12月であり、仕事に取りかかったのは2003年と言える)

ヒーロー IM-07 アイアンマン
エレクトラに成り済ましていたスクラル人が、アイアンマンに近づいた。
エレクトラに成り済ましていたスクラル人の死体が、アイアンマンに届けられた。
(偽エレクトラはシークレット・アベンジャーズとの戦いで死亡し、スクラルの正体が明らかになった。スパイダーウーマン(ヴェランケ)はシークレット・アベンジャーズの方針を裏切ってアイアンマンに偽エレクトラの死体を届ける事で、敵対していたマイティ・アベンジャーズに浸透する)

ヒーロー IM-08 アイアンマン
[インドリーズ・ムームジ]イシュタル・ソサエティ
○シスターフッド・オブ・イシュタル

(いずれも「イシュタル協会」と呼べる語だが、少なくともコミック中の呼び名は後者)

ヒーロー IM-10 アイアンマン
[コラム:ライアン・ヒューズ]デザイン会社、デバイス
デザイン会社、デバイス・フォント
(正式名)

ヒーロー IM-13 アーマー・ウォーズ
▵ARMOUR
WARS
○ARMOR
WARS
(おそらく原書がイギリス出版だった関係で、原語のarmorではなくイギリス英語でarmourと書かれている)

ヒーロー IM-16 アイアンマン
✕リージェントはバトルワールドでこの考えを実践していたものの、その記憶を失っていた。
○この考えを実践していたバトルワールドのリージェントと同じ行動に至るようになる。

(この世界のリージェントはこの世界独自のオリジンを持っており、バトルワールドのリージェントとは別人。スパイダーマン:オーバービュー SM-39についての注記も参照)

ヒーロー IN-01 インベーダーズ
[コラム]さらなる新チーム
さらなる新オール・ニューインベーダーズ

(この文が指すのは2014年のAll-New Invaders Vol.1誌の事だが、誌名が出ない上にここで挙げられたチームメンバーが前記のInvader Now! Vol.1と重複しているため違いが分かりにくい)

ヒーロー JA-01 エドウィン・ジャービス
[初登場]ペンシラー:ドン・ヘック
ペンシラー:ジャック・カービー
(この号はアイアンマンの"The Black Knight!"とキャプテン・アメリカの"Captain America"の二本立てになっており、ジャービスは二本目の"Captain America"で初登場した。ドン・ヘックは巻頭話"The Black Knight!"のペンシラーであり、この号の主要なペンシラーとは言えるが直接は無関係)
[地位]元イギリス空軍
カナダ空軍
✕[所属]イギリス空軍
○カナダ空軍
(同じ王立空軍royal air forceではあるが、カナダの誤り。空軍パイロットとして第二次世界大戦のヨーロッパ線戦に従軍し、そこでイギリス流を身に付けたとされる事からの誤解か)
[図版P2左下]ジャービスは
(しばしばこの人物は「シークレット・インベージョン」に登場した、ジャービスを偽装したスクラルの偽者と考えられているが、それは誤り。
 劇中ではこのスクラルがジャービスと入れ替わった瞬間が描かれていないため、当時の読者にとっていつ入れ替わったか確かな事は「スパイダーマンが正体を公開する以前のいつか」としか言えなかったはずである。しかし、アベンジャーズ解散によりジャービスがいずこかに去っていた間に入れ替わったとすれば、いかにももっともらしい。そういった理由からこの時点で既に入れ替わられていると考えられたようだ。
 しかしシークレット・インベージョン直後に発行された公式事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #6によれば、ジャービスはスターク・タワーで再雇用されて間もなく入れ替わられたと書かれており、このイラストの時点では本物のジャービスだったと考えられる)

ヒーロー JE-01 ジェット・ブラック
[初登場]2012年11月
○2013年1月

(カバーデイト。リリースデイトでは正しいが、マーベル・ファクト・ファイルでは一般にカバーデイト表記)
[所属]ドクター・マインドバブル
○キャプテン・アメリカ

(ドクター・マインドバブルとは一貫して敵対している)
[主な敵]アイアンマン、アベンジャーズ
○ドクター・マインドバブル、アーニム・ゾラ

(これらと直接敵対した描写が見当たらなかった。確かにジェットはアンベンジャーズ Unvengers(アベンジャーズのディメンションZ版、ハイパーミューテーツ)のためのDNAをアベンジャーズから盗んだ計画に関与したとされるが、特筆すべきとは考えにくい)
[図版P2上]『Captain America Vol.7』#11(2013年11月
『Captain America Vol.7』#12(2013年12月
(誤記)
[コラム:イアン・ロジャース]ファルコンや新生キャプテン・アメリカ
ファルコンや彼が務めた新生キャプテン・アメリカ
(同一人物)

ヒーロー JH-01 ジャック・オブ・ハーツ
[初登場]ホワイトタイガーとともに初めて行動を起こした。
ホワイトタイガーに対し初めて行動を起こした。
(本文に触れられているように、誤解からホワイトタイガーを攻撃している。この誤解は後に解かれるものの、この号では戦っている描写で終わっている)
フィリップの秘密を得ようと、暗殺者たちがジョナサンにゼロ・フリュイドを浴びせた。
フィリップの秘密を得ようとした暗殺者たちが、ジョナサンにゼロ・フリュイドを浴びせた。
(暗殺者がドアを破壊した結果としてゼロ・フリュイドの容器に穴が開き、隠れていたジョナサンがフリュイドを被ったものの、暗殺者にその意図は無かった)
✕フィリップと、彼の命を狙った者たちはエネルギーに巻き込まれて破滅した。
○フィリップの命を奪った者たちはエネルギーに巻き込まれて破滅した。
(フィリップはジョナサンの能力の暴走より前に、暗殺者の銃弾で死亡している)
[図版P2右上]『Deadly Hands of Kung Fu』#22
『Deadly Hands of Kung Fu』#23
(誤記)
[コラム:キース・ギッフェン]『Star-Lord』『Annihilation: Conquest』
○『Annihilation: Conquest - Starlord』

(一つの誌名)

ヒーロー JJ-01 ジェシカ・ジョーンズ
[初登場]『Alias』#1(2001年11月)でデビューした。
(この通りではあるが、後にAmazing Spider-Man Vol.1 #601において、本文にあるスパイダーマン-サンドマン戦を見物していた名も無きモブ女学生の1人がジェシカだったと(当時の作画を引用して)再定義されている。その意味ではジェシカの初登場号はAmazing Spider-Man Vol.1 #4 (1963年9月) と言えるが、無論これは後付けにすぎず読者に初めてジェシカ・ジョーンズが紹介された号はAlias Vol.1 #1で間違いない)
[図版P2右中央]ジェシカは消火栓を手に、ドクター・ドゥームのような大物ヴィランに挑むこともあった。
(厳密にはこのヴィランはドクター・ドゥームの姿をしたドゥームボットで、ジェシカはドゥーム本人とは戦っていない。とは言えその種明かしまではジェシカも読者もこの相手がドゥーム本人だと信じていたはずであり、このキャプションはジェシカの心象としては誤りではない)

ヒーロー JO-01 ジョカスタ
[出身]ニュージャージー州ロングアイランド
○ニューヨーク州ロングアイランド
(誤記。ロングアイランド島はニューヨーク州にある)

ヒーロー JO-02 ジョカスタ
▵マンション
のオペレーションシステム
○邸宅のオペレーションシステム
(アベンジャーズ・マンションと紛らわしいが、トニー・スタークの住居兼基地)
モービウスは (…) ゾンビバースに送り込まれた
モービウスは (…) ゾンビバースに彼女たちを送り込んだ。
(誤記)
[図版P2左下]『Evil Dead』へのオマージュ。
○『死霊のはらわた』へのオマージュ。
(邦題。マーベル・ファクト・ファイルでは一般に映画タイトルは邦題で記述されている)
[コラム:マシン・レジスタンス]
✕ジョカスタ
は、マシン・レジスタンスに召喚されたロボット生物形態のひとりである。
○アース-10011のジョカスタは、マシン・レジスタンスに召喚されたロボット生物形態のひとりである。
(説明が抜けているが、このコラムはアース-10011(キャンサーバース)でのジョカスタとマシン・レジスタンスを解説している)
チームの基地はキャンサーバースのタイタン星の月にあり、キャンサーバースの生命を脅かす脅威には免疫があった。
チームの基地はキャンサーバースの土星の月タイタンにあり、無生物である彼らはキャンサーバースの生命を脅かす脅威には抵抗力があった。
(タイタン星は土星の衛星であり、月を持たない。「免疫」の持ち主は基地ではなく無生物であるマシン・レジスタンス)

ヒーロー JR-01 ジャレラ
[主な敵]ピトル・パウォブ
ピトル・パウォブ
(誤字か)

ヒーロー JS-01 ジャスパー・シットウェル
アイアンマン・アーマーがトニー・スタークのライバルであるオバディア・ステインの手に落ちるのを防ぐ任務に失敗した
アイアンマン・アーマーがトニー・スタークのライバルであるオバディア・ステインの手に落ちるのを防ぐ任務に成功した
(右キャプションで「アイアンマン・アーマーの盗難を防いだ」とある事件(Iron Man Vol.1 #174)。オバディア・ステインはスターク社を買収しアイアンマン・アーマーの所有権を得た。新アイアンマンであるジェームズ・ローズはこれに抵抗し、SHIELDの助けを得て倉庫のアーマーを海に沈める)

ヒーロー JU-01 ジャスティス
✕ジェシカ
とヴァンスは婚約した。
○アンジェリカとヴァンスは婚約した。
(誤記)
[コラム:マーベルボーイ]
▵ロバート
・グレイソン
○ボブ・グレイソン
(ボブはロバートの愛称だが、表記揺れして分かりにくい)
※「メジャー・ビクトリー」という、1940年代のマイナーヒーローにちなんだコードネーム
(字数の関係か説明不足でマーベルキャラクターのようにも読めるが、ここで指すのはハリー・A・チェスラー・コミックス Harry "A" Chesler ComicsのMajor Victory Comics誌で連載されたキャラクター。マーベルが版権を取得した訳ではないはずだが、単に名前を拝借したという意味か)

ヒーロー LR-01 レイア
✕デスの領域
○死の次元
(マーベルユニバースの有名な死の女神デスと直接の関係は無く、エジプト神話に由来する死の次元 Dimension of Deathであるアビドス Abydosを指す)

ヒーロー LS-01 レディ・シフ
[地位]収穫の女神、ハント
○収穫と狩りの女神

(意味不明。収穫と狩りの女神Goddess of Hunt and Harvestのandを区切りと誤訳したか)
[コラム:キャサリン・イモナン]
✕『Marvel Presents』
○『Marvel Comics Presents』

(誤記。Marvel Presents誌とMarvel Comics Presents誌はどちらも実在した別のコミック誌)
✕ウルヴァリンとジュビリーにも作家として参加。
○『Wolverine and Jubelee』にも作家として参加。
(誌名)

ヒーロー LY-01 ライラ
✕オリジンズという計画
○オリジンズ・コーポレーションの計画
(この計画はノーマン・オズボーンが関わるオリジンズ・コーポレーション社によるもの)
[所属]ヤング・アベンジャーズ
○アベンジャーズ・アカデミー
(誤記)

ヒーロー MA-01 マーリナ
▵グラディスが触れたとき、卵が割れた。
○卵が割れたとき、グラディスがそれを助けた。

(グラディスは孵化しようと割れ始めた卵を見て、その手助けをした)

ヒーロー MI-01 ミスター・イモータル
[図版P2左上]『Great Lake Avengers』#1
○『G.L.A.』#1
(表紙ロゴもGLAではあるものの、上部に小さくGreat Lake Avengersとあるため誤りとは言えない)
✕のちに、サンダーボルツとも衝突している。凶悪な精神生命体オンスロートとの戦いでアベンジャーズが消滅すると、
凶悪な精神生命体オンスロートとの戦いでアベンジャーズが消滅すると、サンダーボルツとも衝突している。のちにアベンジャーズは解散ディスアセンブルし、
(オンスロート事件とアベンジャーズ・ディスアセンブルド事件を混同している)
ダイナ・ソアの葬式でクレイグは、モンキー・ジョーの魂を取りにきたデスアージと再会した。デスアージは、
ダイナ・ソアの葬式でクレイグはデスアージと再会し、さらにモンキー・ジョーの魂を取りにきたデスアージは、
(ダイナ・ソアの葬儀とモンキー・ジョーの死は別の事件)
GLCはすぐに当局に登録した。にもかかわらず、デッドプールにお尋ね者扱いされたため、彼らは悔しがった。シビル・ウォー後、クレイグとチームは(…)グレートレイク・イニシアティブを名乗った。
GLCはすぐに当局に登録し、クレイグとチームは(…)グレートレイク・イニシアティブを名乗った。にもかかわらず、デッドプールにお尋ね者扱いされたため、彼らは悔しがった。
(デッドプールに襲撃されたのはシビル・ウォー中で、当時既に改名済み)

ヒーロー MI-02 ミスター・イモータル
✕ヒイラギとヤドリギのリースで
ミスター・イモータルを窒息させ、
○動くヒイラギとヤドリギでミスター・イモータルをてんてこ舞いさせ、
(劇中に窒息した描写は無い。四肢を生やして動くツリーは登場したが、リースは無関係)
ザット・フィッチ・エンダーズ
ザット・ウィッチ・エンデュラス
(That Which Endures。訂正も正確な英発音ではないが、少なくともまし)
デスアージが偶然起動させた多数のトラップから、リスのティッピ・トーを救った結果、身代わりになった
デスアージが起動させた多数のトラップから、偶然にもリスのティッピー・トウの身代わりになって救った
(デスアージはオブリビオンとの契約でティッピー・トウを殺すためにトラップを配置したが、間抜けにもそれに気付かないクレイグが身代わりになってしまった。図版P2中段右参照。ティッピ・トーはTippy-Toeの表記揺れ)
[図版P2中央]最愛の人テリの死後、
○親しい仲間ダイナ・ソアの死後、
(直前に死んだのはダイナ・ソア。その際テリの死のトラウマが蘇ってはいるが、ここで着ているハイレグコスチュームもダイナ・ソアの物)

ヒーロー MO-01 モッキンバード
[初登場]ビル・エエレット
ビル・エヴェレット
(誤字)
[コラム]その後、アベンジャーズに対抗する軍団を作ろうとしていたグリムリーパーにより、
○その間、アベンジャーズに対抗する軍団を作ろうとしていたグリムリーパーにより、
(前記されるアリーナ・オブ・テインテッド・ソウルズでヘルキャットに協力したのは、グリムリーパーに生き返らせられる事件よりも前。ただしヘルキャットの仲間になるのが「最終的に」とされる点でかろうじて文章の整合性は保たれている)

ヒーロー MR-01 モニカ・ランボー
[人物情報]身長:183cm/体重:68kg
身長:178cm/体重:59kg
(誤記か。それぞれ5フィート10インチ・130ポンドとされる。
 なお2023年のThunderbolts Vol.4 #4に付属したモニカのトレーディングカードでは身長はそのままで体重が155ポンドとなっているが、これは今のところマーベル公式サイトには反映されておらず、従来の体重設定が改訂されたのかミスプリントなのかは定かでない)
[瞳の色]ホワイト
○ホワイト(能力発現時)/ブラック(通常時)

(誤りではないが、あまり適切な表現でもない)

ヒーロー MS-01 ミス・アメリカ
[主な敵]キャプテン・アメリカ、U.S. エージェント、ムーンナイト、X-メン
○ナチス、レッドスカル、イスビサ

(甚だしい誤り。別の項からのペーストミスか)
おじの鉄道王ジェームズ・ベネット
おじのラジオ王ジェームズ・ベネット
(radio tycoonとrailroad tycoonとの誤読か)
(…) などといううわさ話も、のちに事実無根であることが証明されている。
(…) などという再登場も、のちに彼女自身ではなかったことが明かされている。
(ミニシリーズX-Statix Presents: Dead Girl Vol.1で地獄の亡者として現われたミス・アメリカだが、同様に登場したエンシェント・ワンは後の公式事典Official Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #1の中で悪霊による成りすましと後付けされた(恐らくこのストーリーでエンシェント・ワンがドクター・ストレンジらの敵に回った事の釈明だったと思われる)。従ってミス・アメリカの亡霊もまた同様に偽者だったと考えられる。
 一方、デスロック化してヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)と戦ったミス・アメリカはSecret Avengers Vol.1 #23~25に登場した。こちらは最初から未来の別次元(アース-11045)から来たと位置づけられており、その意味で別人だが決して存在自体が否定されるものではない)
[コラム:アメリカ・チャベス]地球でスーパーヒーロー活動をはじめたいと考えたアメリカは、次元を去った。
○次元を去ったアメリカは、地球でスーパーヒーロー活動をはじめたいと考えるようになった。
(母の死と共に、敵から姿を隠すため次元を離れたアメリカ・チャベスはその際のショックで記憶の大半を失ってしまう。地球で親切な夫婦に拾われたアメリカは成長してヒーロー活動に興味を示すようになった)

ヒーロー NF-01 ニック・フューリー
ヒドラの味方となった200以上のスーパーヴィランズ
ヒドラの味方となった70以上のスーパーヴィランズ
(Wolverine Vol.3 #26劇中でニック・フューリーが口にしたのは「60〜70人台のスーパーヴィランズ sixty to seventy super-villans」。同話ラストの作画上描かれた人数は75名)

ヒーロー NF-03 マン・オン・ザ・ウォール
[図版P2左上]フューリーがスパイダーマンを処刑しようとする。
フューリーがスパイダーマンの処刑を中止する。
(台詞を読めば分かることだが、この場面は処刑を思いとどまったシーン)
✕ウォッチャーは、彼をウアトゥの代わりとしていたのだ。
○ウォッチャーズは、彼をウアトゥの代わりとしていたのだ。
(直前に言及されたウォッチャー(ウアトゥ)ではなく、ウアトゥが所属した種族としてのウォッチャーズ)

ヒーロー NJ-01 ニック・フューリー・ジュニア
[主な敵、本文各1回]サーペント・スクワッド
○サーペント・ソサエティ
(2者はよく似たコンセプトのヴィランチームだが、スクワッドがソサエティに潜入した事件があったように別のチーム)
[コラム:カレン・バン]
※2013年にテレビ映像化された
(実写ドラマ版The Sixth Gunは、1話のパイロット版が作られたもののシリーズが放映される事は無かった。「映像化」はされたので誤りではないが、紛らわしくはある)
アンドンテッド・プレスの創始者でもあり、小規模の出版社からのホラー雑誌
○小規模出版社アンドンテッド・プレスの創始者でもあり、同社からのホラー雑誌
(それぞれのセンテンスは間違いではないが、一文として整合性に欠ける)

ヒーロー NO-01 ノーマッド(ジャック・モンロー)
[初登場]ペンシラー: ジョン・ロミータ・ジュニア
ペンシラー: ジョン・ロミータ・シニア
(誤記。当時ジュニアはまだ生まれていない)
[所属]シークレット・アベンジャーズ
シークレット・ディフェンダーズ
(誤記)
[体重]90kg
○90.7kg

(200ポンド≒90.719キロ。整数に丸めるなら91キロ、小数点以下1桁なら90.7キロである)

ヒーロー NP-01 ノーマッド(エドワード・フェルベル)
[出身]アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン
(これを裏付ける記述が見当たらなかった)
ノーマッドは工作員が落とした銃を撃ちながら、自分はオーダーを止めようとしたと叫んだ
ノーマッドは自分がオーダーを止めてやると叫びながら、工作員が落とした銃を撃った
(意味不明。この時ノーマッドはオーダーのヘリを撃つと見せかけている)

ヒーロー OD-01 オーディン
その兄弟、クルール
その兄弟、カル
(Culの誤記)
[コラム:オーディンの武器]この剣で戦ったことがある。そのパワーはあまりにも強大で、ギャラクタスの空腹を満たせるほどだった。
○この剣で戦ったことがある。オーディンパワーはあまりにも強大で、空腹のギャラクタスに打ち勝つほどだった。
(オーディンソードがギャラクタスの空腹を満たすとは考えにくい。オーディンが(飢餓状態で弱っていたとはいえ)ギャラクタスを頭突きで倒した事との混同があると思われる)

ヒーロー OR-01 オーダー(イニシアティブ)
[メンバー]アンセム(ヘリオス
アンセム(アポロ
(次ページにもある通り、ヘリオスはコロナのコードネームで、アンセムのコードネームはアポロ)
スーパーノート・アーマーを遠隔操作する。
スーパーノート・アーマーを着用する。
(スーパーノートのアーマーは着脱式)

ヒーロー PA-01 ペット・アベンジャーズ
[スロッグ]フロッグルニア
○フロッグジョルニア

(Frogjolnirの脱字)
バイキング時代風の恰好をした両生類、サンダーフロッグ(スロッグ)
バイキング時代風の恰好をした雷のカエル、スロッグ
(スロッグはFrog of Thunderとも呼ばれる事はあるが、Thunder frogという固有の異名がある訳ではない)

ヒーロー PC-01 ペギー・カーター
[初登場]ペンシラー:ジーン・コーラン|ペン入れ:ジャック・アベル|カバー:ジーン・コーラン
ペンシラー:ジャック・カービー|ペン入れ:フランク・ギアコア|カバー:ジーン・コーラン&ジャック・アベル
(本編とカバーの混同か)
[主な敵]サーペント・ソサエティ
サーペント・スクワッド
(サーペント・ソサエティともかろうじて接点はある(通報を受けてヒーローを派遣した)が、直接襲撃を受けたサーペント・スクワッドと比肩すべくもなく、単純に誤記と思われる)
彼女のの娘であるシャロン・カーター
彼女のの娘であるシャロン・カーター
[コラム]姉からおばへそして最終的に大おばへと変更された。
姉からおばへと変更され、そして最終的に大おばとも見られるようになった。
(映画版マーベル・シネマティック・ユニバース(アース-199999)ではペギーはシャロンの大おば(祖父母の姉妹)だが、マーベルユニバース(アース-616)ではペギーは少なくとも公式にはシャロンのおばである。
 ペギーの設定の変遷についてはCBRのブライアン・クローニンによる記事にも詳しいが、ここでも詳述しておく。
 初期Tales of Suspense Vol.1でのペギーは、あくまでもヒロインのシャロンの存在に運命的な重みを持たせるための存在でしかなく、#77 (1966年刊) で戦争当時の回想に1話のみ登場していただけの幻の女性だった。このシャロンの「姉」ペギーが現在はどう過ごしているのかが明かされたのは、それから7年後、1973年のCaptain America Vol.1 #162である。ここで現在のペギーがついに登場し、大戦以来(この間の設定は後に大きく「穴埋め」して改変される。本項参照)失っていた記憶を取り戻した。ペギーが大戦中に20歳代だったとすればこの時48歳以上だという事になり、事実劇中では50歳代前後に描かれているように見える。シャロンとは「年の差姉妹」という事で通しているようだが、既にこの時点で二人の両親は若いシャロンの親にしては不自然なほど年かさに描かれており、早くも設定に無理が出始めていると言っていい。
 ペギーのレギュラーキャラクターとしての最後の登場はそれから22年後、Captain America Vol.1 #443である。オンスロート事件でアベンジャーズが消失して常駐スタッフも解散し、以来ペギーは実質的にマーベルユニバースから姿を消した(正確には帰還したアベンジャーズのクルーとして再び活動する姿もわずかに描写されているが、それも1999年が最後だった)。姉妹のはずの「大戦当時の若者」ペギーと「現在の若者」シャロンの年齢が自動的に開いていってしまう問題を解決する手段が、恐らくこのフェードアウトだったのだろう。
 これから更に12年後の2007年、Captain America Vol.5 #25ではフェードアウトとは違ったアプローチが採られた。ここではペギーはシャロンのおばとして描かれ、従来の姉妹設定が「なかったこと」にされたのだ。少なくとも年齢問題はある程度解決し、過去の姉妹という描写はとても仲が良い事の表現、あるいは記憶喪失に付随して精神を患った際の妄想として大目に見ることも不可能ではない。
 最終的にペギーは2011年、Captain America Vol.6 #1で(恐らく老衰で)死亡する。この時墓石に彫られた文字を読むとペギーは1920年に生まれ2011年に91歳で死亡した事になっている。大戦中の活躍から逆算すれば妥当な年齢ではあるのだが、91歳の彼女の「姪」シャロンがこの時いまだ若々しい事との齟齬はあると言えるだろう。前記のクローニンはこの点に対し、「おば」とは実際は「大おば」の略記だった可能性が高いと指摘している。
 しかしクローニンの指摘はあくまで推測であって、以後もマーベル公式の設定では明確に「ペギーの兄弟ハリソンの娘がシャロン」と書かれている(参照:マーベル公式サイト)。実際のところペギーとハリソンの歳が離れていた上に、ハリソンの高齢になって生まれた娘がシャロンだったとすれば必ずしもありえない年齢差ではない。むしろ問題は、シャロンの方が刊行年で1966年から2011年までほとんど歳を取っていないように見える事であろう。
 ペギーとシャロンの関係から離れるためここからは余談になるが、実はマーベルコミックスではこうした年齢問題の解決として2005年、「スライディング・タイムスケール流動的時間軸」という理論を提示している。当時は簡単に言って「マーベルユニバースでは(いわく大規模な現実操作能力によって)時間が圧縮されており、FFの誕生 (1961年) から現在 (2005年) までの体感時間は約10〜15年である。今後時間がいくら過ぎようと、体感時間は常に約10〜15年の範囲に収まり続ける」という程度のいわゆるサザエさん時空を説明した物だったが、次第に理論付けられ奇妙な形に発展していった。それは単純に言えば「時間の速さは一定の速度で動くのではなく、起きた出来事によって決定される」という世界観である。身も蓋もなく言い換えれば、コミックに描かれた個々のエピソードこそが絶対の基準であり、年月には(我々が年月に感じるような)絶対性が無い」という事になる。このケースでは、ペギーが大戦中レジスタンスに従軍した事や老いて死亡した事は変わりようの無い事実だが、そこから算定される時間の長さに数字ほどの意味はないと言える。従ってシャロンが若々しく見えるのは、本当に歳を取るほどには時を経験していないからなのだ。
 直観に反する難解な理論だし、事実個々のケース全てを解決するものではない。「深く考えても仕方が無い」事を理論付けていると言ってもいいかも知れない)
晩年はSHIELDの引退したエージェント用の施設に移った。
晩年は老人介護施設に移った。
[コラム]『Captain America: Reborn』で年老いたSHIELDエージェント用の施設で暮らす
『Captain America: Reborn』の直前に年老いて施設で暮らす
(Captain America Vol.5 #49で認知症を患ったペギーが入院していたヴァージニア州の「ラークムーア診療所 Larkmoore Clinic」は描写を見る限り一般的な介護医療院で、事実スタッフはペギーやシャロンの身の上を知らない上、医者を装ったウィリアム・バーンサイドの侵入を許している(当時バーンサイドはレッドスカルらの操り人形から脱した直後ではあったが、依然危険人物だった)。
 恐らくこの記述はCaptain America Vol.6 #1でキャップがペギーの葬儀を襲撃したブラボーの一党を追ってたどり着いたやはりヴァージニア州の「最高機密政府病棟 Top-Secret Govt. Nursing Facility」との混同と思われる。もっともここに居たのは第二次世界大戦中に連合軍に協力し戦闘中昏睡状態に陥った強力な超能力者ジミー・ジュピターであり、(病棟がSHIELDの下部機関という示唆はあっても)SHIELDの退役エージェントが入院するとは示されていない。
 なお、Captain America: Reborn Vol.1の中にはどちらの病院もペギー自身も登場しない)

ヒーロー PR-01 プロテクター
[コラム2回]ミダス
○マイダス

(Midasの表記揺れ)

ヒーロー PZ-01 パトリオット
[コラム:少年十字軍]ニュー・アベンジャーズ
○ヤング・アベンジャーズ
(その場にニューアベンジャーズがいたのは事実だが、ウィッカンとスピードは当時ヤング・アベンジャーズに在籍した。
 なお、コラムの一見無関係に見える題名はこれらのエピソードを収録したAvengers: The Children's Crusade少年十字軍 Vol.1に基づくと思われる)

ヒーロー QU-01 クイックシルバー
東ヨーロッパで孤児となった彼はインヒューマンズの王族と結婚し、
東ヨーロッパで孤児であった彼はインヒューマンズの王族と結婚し、
(孤児となったのは過去の出来事)
[コラム:ボヴァ]乳母は傷つき、その後、命を落とした。
乳母は重傷を負った。さらに後にはハイ・エボリューショナリーによって命を落としている。
(文章前半のマグニートーとの一件では重傷を負ったものの、無事に回復した。死亡したのはハイ・エボリューショナリーによってである。BO-01参照)

ヒーロー QU-03 クイックシルバーとインヒューマンズ
[コラム:リチャード・ハウエル]
✕1986年
の『Vision and the Scarlet Witch』
○1985~86年
の『Vision and the Scarlet Witch』
(Vision and the Scarlet Witch Vol.2 #4は1986年1月刊だが、それ以前の3号は1985年刊)
✕『Deadbeats, Elvira』『Mistress of the Dark』
○『Deadbeats』『Elvira, Mistress of the Dark』
(区切り方を間違えている。誤訳か)

ヒーロー QU-04 クイックシルバーとアベンジャーズ
✕スコーピオ
といった敵
○アリエスといった敵
(直前までゾディアック・カルテルはスコーピオが率いていたものの、当時クイックシルバーはアベンジャーズに所属していなかった。クイックシルバーが対決したゾディアックを率いていたのはアリエス)
[コラム]別のクイックシルバーたち
(字数の問題か、このコラムでは各ユニバースのナンバー等が省略されており、特に最後に紹介されるユニバースはマイナーな上に説明不足で特定が難しい。
 ・ヒーローたちが次々とゾンビにされた別次元
 →アース-2149(ゾンビバース、Marvel Zombies Vol.1等に登場)
 ・(アルティメッツに加わる)別の次元
 →アース-1610(アルティメット・ユニバース、Ultimate X-Men Vol.1等に登場。この次元では本名ピエトロ・レーンシャー)
 ・ヒーローたちが1602年に存在した次元
 →アース-311(「1602」、Marvel 1602 Vol.1等に登場。この次元では本名ペトロス、コードネームは持たない)
 ・(初代チームの大半が戦闘中に死亡した)さらに別の次元
 →アース-105709(What If...? Vol.1 #9に登場))
[コラム]初代チームの大半が戦闘中に死亡した
初代チームの大半と救出チーム全員が戦闘中に死亡した
(この事件で死亡したのは初代X-メンのうち4名(当時ビーストはアベンジャーズに移籍)と新X-メン(後に明かされるバルカンら2代目X-メンではなく、当時2代目と思われていたウルヴァリンらの黄金期チーム)の全員。
 これはクラコアが初登場したGiant-Size X-Men Vol.1 #1のIFストーリーで、クラコアに囚われた初代X-メンと救出に来た新X-メンは、本来の歴史と異なりクラコア共々宇宙の藻屑と消えてしまう。責任を感じたプロフェッサーXは引退し引き籠もるが、モイラ・マクタガートとビーストの協力の下、新たにクイックシルバー、スカーレット・ウィッチ、新バンシー(テレサ・キャシディ)、新サンダーバード(ジェームズ・プラウドスター)、ネイモリータ、ウルフスベインの6名のミュータントが集い、カウント・ネファリアとアニ・メンの野望を止める事で再び希望の光を取り戻す)

ヒーロー RG-01 レイジ
[コラム]ジョン・ジェイムソンがやってきてシーハルクにプロポーズしたことで救われた。
○シーハルクにプロポーズするためにやってきたジョン・ジェイムソンによって救われた。

(因果関係が不明な文だが、実際はプロポーズのために(空軍の戦闘機で文字通り)飛んできたジョンが暴徒を鎮圧している)

ヒーロー RH-01 レッドハルク
✕カナダの荒野
で生まれた
○ネバダ州のガンマ・ベース跡
で生まれた
(カナダはレッドハルクが最初に目撃された地)
[コラム:エド・マクギネス]
メイン州出身
メイン州在住
(マクギネスはマサチューセッツ州出身)
✕『Hulk Vs. Wolverine』
○ハルクとウルヴァリンの対決

(Hulk Vs. Wolverineというタイトルのコミックは無い。おそらくWolverine Vol.3 #50に併載された"Puny Little Man"を指していると思われる)

ヒーロー RH-02 レッドハルク
スティーブ・ロジャースはロスをアベンジャーズに誘った。
スティーブ・ロジャースはロスをハルクとのチームに誘った。
ロスはアベンジャーズを助け、
ロスはチームを助け、
(これはアベンジャーズではなく、ハルクとその仲間およびスティーブ・ロジャースによる即席チーム)
[コラム:アニー]
✕モードックによって一度は堕落させられたものの、
ブルース・バナーがプログラムし直して、ガンマ・ベースのスタッフとなった。
ブルース・バナーがプログラムして、ガンマ・ベースのスタッフとなった。モードックによって一度人質にされたこともある。
(時系列の誤り。「堕落」は誤訳か)

ヒーロー RI-01 アイアンハート
[初登場]『Invincible Iron Man Vol.2』#7(2016年3月)で、同第3シリーズ(Vol.3)で
『Invincible Iron Man Vol.3』#7(2016年5月)で、同第4シリーズ(Vol.4)で
(発行年月はカバーデイトによる。2005~07年頃のアイアンマン旗艦誌は表紙ロゴと書誌がまったく一致していない時期があり、そのためInvincible Iron Man Vol.1の存在がしばしば見落とされVol.2がVol.1と考えられがちである。
 この混乱はIron Man Vol.3 (1998~2004) がVol.4にリニューアルした (2005年1月) 事に端を発する。この時、表紙ロゴは有名なキャッチに倣って"The Invincible Iron Man"だったものの、#13 (2006年12月) で"Iron Man"と改められ、書誌と一致するようになった。……のは良かったものの、#15 (2007年4月) でストーリー展開に合わせ表紙ロゴが"Iron Man Director of S.H.I.E.L.D."に変更される。この間も書誌上は依然Iron Manだったはずが、#17 (2007年6月) でなぜかInvincible Iron Man Vol.1に改名。表紙ロゴは前のまま"Iron Man Director of S.H.I.E.L.D."だったため、大きな齟齬が生まれてしまった。
 さらに事態が複雑になったのは2008年7月の事で、同誌がIron Man: Director of S.H.I.E.L.D. Vol.1に誌名変更した(約1年でようやく誌名と表紙ロゴが一致した)一方で、Invincible Iron Manが#1から新創刊というのれん分けが発生する。このInvincible Iron Manは書誌の流れに注目するならVol.2にあたるのが自明だが、Iron Man Vol.4が(表紙ロゴと全く無関係に)Invincible Iron Man Vol.1に改名していた件に気付いていなければとてもそうは見えない。
 こうした事情から本欄ではVol.3をVol.2と、Vol.4をVol.3と誤って記述していると思われる。
 ちなみに、この後もシリーズの命名は混迷を引きずる事になる。のれん分けの「主家」にあたると思われたIron Man: Director of S.H.I.E.L.D. Vol.1はDark Reignイベントで主役をウォーマシンに譲りWar Machine Vol.2として新創刊 (2009年2月) 。これが#12で完結した一方、Invincible Iron Man Vol.2は変更なく続き、主家と分家が逆転するという現象が起きる。かと思えば、アイアンマン主役誌通巻500号を記念して#500からの表記に改めた (2011年3月) 際にも誌名はIron Manに戻さずInvincible Iron Manのままである(一方で、通巻表記の通例でVol.は1に戻される)等……)
[身長]173cm(2番目のアーマー)
○175.3cm(2番目のアーマー)
(脱字か)
✕新たに作ったアーマーに身を包んだ彼女は、
○[削除]

(アーマーに変更は無い。表紙イラストでスリムな2代目アーマーが既に披露されていた事からの混同か)
✕アーマーを着た襲撃者たち
○アーマーたち

(これらはAIにより操作された無人アーマー)
[コラム:レイ・アンソニー・ハイト]
▵『Skyward』
○『Skyward / Midnight Tiger』
▵『Tenth Muse』
○『Giant-Sized 10th Muse』
▵『Fearsome Four』
○『Fear Itself: Fearsome Four』

(正確な誌名)

ヒーロー RJ-02 リック・ジョーンズ
最終的にキャプテン・アメリカに見つかり、
最終的にスティーブ・ロジャースに見つかり、
(当時スティーブ・ロジャースはキャプテン・アメリカを引退し、本名でアベンジャーズ・ユニティ・ディビジョンの司令官を務めていた。この時期のキャプテン・アメリカはサム・ウィルソン)

ヒーロー RN-01 レッド・ノーベル
[出身]ワイオミング州シャイアン
(裏付ける記述が見当たらなかった。マーベル公式サイトでは出身地は不明とされている)
▵ゲイロードゥール
○ガイロドゥール

(Geirrodurの表記揺れ)

ヒーロー RZ-01 レッドウルフ
?[身長・体重・POWER GRID]
(出典が確認できなかった。ジョニー・ウェイクリー版レッドウルフとほぼ一致する事から、ウェイクリーと(アース違いの)同一人物と見なして数値を流用しているのかもしれないが、このレッドウルフは本名レッドウルフであり同一人物かは疑わしい)

ヒーロー SB-01 スピード
[初登場]『Vision & the Scarlet Witch Vol.2』
『Vision and the Scarlet Witch Vol.2』
(表紙・奥付ともに&記号ではなくand)

ヒーロー SC-01 シャロン・カーター
[初登場]画:ジーン・コーラン/ペン入れ:ジャック・アベル
画:ジャック・カービー&ディック・エアーズ、ペン入れ:ジョン・タータグリオーネ
(誤記。この号は2本立てで後半のシャロン・カーター登場話のスタッフを記載したが、前半のアイアンマン主役話でもスタッフは異なっている)
[所属]AIM(潜入対象)、クーベクルト
○(潜入対象:)AIM、キューブカルト
(潜入対象はこの2者。クーベクルトはKubekultの表記揺れで、原語はキューブカルト Cubecultをドイツ語風に記述したもの)
[所属、コラム]ファム・フォース
○フェム・フォース
(Femme Forceの表記揺れ)
[図版P2左上]混み合う部屋で初めて出会う。
混み合う街中で初めて出会う。
(甚だしい誤り)
[本文、図版P2右上]クーベクルト
○キューブカルト

(前述)
✕ドクター・ファウスト
○ドクター・フォースタス

(ドイツ語のファウスト Faustではなく、(ラテン語に準じた)英語でフォースタス Faustus)

ヒーロー SD-01 スパイダーウーマン
[主な敵]エンチャントレス
○モーガン・ル・フェイ
(ジェシカ・ドリューとエンチャントレスの間に目立った戦歴はなく、同じ魔術系の女性ヴィランであればモーガン・ル・フェイと縁が深い)

ヒーロー SH-02 シーハルク
その訴訟は法廷で未決着のままにされてしまう。
その訴訟は法廷で未決着のままにしてみせた。
(この訴訟はそもそも息子ジョンとの結婚に反対するジェイムソンをなだめるため提案したもので、シーハルクは裁判が泥沼化しヒーロー仲間であるピーターに有利になる見通しを黙っていた。この後メフィストとの契約によりスパイダーマンの正体は世界から隠され、訴訟も消失してしまう)
その田舎町はハルク化したバナーによって甚大な被害を受けた。
その田舎町はハルク化したシーハルクによって甚大な被害を受けた。
(事故によってハルク化=知性を失い怒りに支配されたシーハルクは、ボーンの町を破壊してしまう。ハルクの介入を経てシーハルクは元の人格に戻ったが、この事実はマスコミに曲解されハルクが責任を負わされてしまう)
✕その後、(…) ブレイク・タワーの助手になった。シャルキー(シーハルクの愛称)はふざけて自分の局部のコピーをとったことがばれて解雇されたが、
○これより以前、(…) ブレイク・タワーの助手になっていた。シャルキー(シーハルクの愛称)はふざけて自分のお尻のコピーをとったことがばれた日に解雇されたが、
(スパイダーマンとヘッドメンの事件の後にタワーの助手となるのはSensational She-Hulk Vol.1冒頭で1989年刊。ボーンの町の事件は2003~04年刊のAvengers Vol.3 #72~75。解雇されるのはその直後のShe-Hulk Vol.1 #1。実際の解雇の理由は、弁護士のヒーロー活動が判決に影響を与える道義的危険性が憂慮されたためと、放埒な生活態度が問題視されたためであって、コピー機の事件(実際にコピーしたのはbutt 尻だった)はその一端にすぎない)
[コラム]シーハルクが勝つには、トレーニングを重ねるしかなかった──ジェニファー・ウォルターズとして!
(理由の説明が無いが、人間体ジェニファー・ウォルターズが強くなると変身後のシーハルクが一層強くなるという性質による)

ヒーロー SH-03 シーハルク
[図版P2左下]『She-Hulk』#9
『She-Hulk』#21
(誤記)
力を失ったジェニファーはアース-721に移住した。その後、
力を失ったジェニファーはアース-721に移住しようとしたが、
(転移装置に入った直後、ジェニファーの力を取り戻す方法に気が付いたリード・リチャーズによってアース-616に引き戻されている)

ヒーロー SI-02 SHIELD
[クレイ・クォーターメイン]SHIELDと協働した
○SHIELDとして陸軍と協働した
(ここで指す協働相手である対ハルク部隊は陸軍のハルクバスターズ。クォーターメイン自身は登場時からSHIELD所属であり、SHIELD「と」協働はしていない。なお、後にクォーターメインはSHIELD内に設立された同名別部隊のハルクバスターズを率いており、コラム「危険な魅力」で指すハルクバスターズはこのSHIELD版)

ヒーロー SK-01 スカー
[初登場]スカーは初登場し、ハルクは初めて父親の感覚を味わう。
スカーはハルクが父親の感覚を味わうこともないはるか遠くで初登場する。
(甚だしい誤り。この号ではハルク=ブルース・バナーが倒れて収容される一方、サカー星に現われたスカーの姿が描かれて終わった。つまり、2人は出会っていないしバナーはその予感すら感じていない)
[コラム:グレッグ・パク]『Incredible Hercules』『World War Hulk: Warbound』『Skaar: Soun of Hulk』ほか、『World War Hulk』の関連作品を執筆。
○『World War Hulk』のほか、『Incredible Hercules』『World War Hulk Aftersmash: Warbound』『Skaar: Soun of Hulk』などの関連作品を執筆。
(文は旗艦誌であるWorld War Hulk Vol.1をパクが書いていないように読める。Warbound誌のタイトルロゴはWorld War Hulk: Aftersmash! Warbound、書誌上はWorld War Hulk Aftersmash: Warboundと、Aftersmashの字が入る。なおAftersmashとは、アメコミイベントでしばしば「後日談」の意味で使われるAftermathにハルク定番の擬音SMASHをかけた造語)

ヒーロー SL-01 シルバークロー
[主な敵、本文]サノス
○サノス(サノシ)

(ミニシリーズAvengers: Celestial Quest Vol.1に登場したサノスは、同誌完結の直後に始まったInfinity Abyss Vol.1において実際はサノスのクローン「サノシ」だったと後付けされた)

ヒーロー SQ-01 スクイレルガール
[初登場](1991年12月
1992年1月
(誤記)
[初登場]作:マイケル・ヒギンス|ペンシラー:M・C・ワイマン|ペン入れ:サム・デ・ラ・ローザ
○作:スティーブ・ディッコ&ウィル・マーレイ|画:スティーブ・ディッコ
(ヒギンスらは巻頭話のスタッフで、このエピソードにスクイレルガールは登場しない)
[所属、本文]グレートレイク・チャンピオン
グレートレイク・チャンピオンズ
(日本語訳において複数形を省略する事はしばしばあるが、マーベル・ファクト・ファイルではChampionsを一律チャンピオンズと表記しており、このチャンピオンズに倣ったGreat Lake Championsもグレートレイク・チャンピオンズと書くべき)
▵サンダーボルト・マウンテン
○サンダーボルツ・マウンテン
(同様に、サンダーボルツの本拠地であるThnderbolts Mountainも複数形を省略すると本来の語意が伝わりづらくなる)

ヒーロー SR-01 シークレット・アベンジャーズ
※スパイダーマンなどは反対の姿勢を示した。
(…)反対に、スパイダーマンのように嫌気が差して、”良識”ある側へ転向する者もいた。
(本文で説明が抜けているが、この2文の間の登録法可決時点(1P目末尾)でスパイダーマンは妥協的に態度を軟化させたアイアンマンに従い、賛成派に転じている。つまりスパイダーマンの場合、反対派→賛成派→反対派という変遷を辿っている)
[キャップ率いる反対派]マット・マードック
○ダニー・ランド
[デアデビル]盲目ながら、(…)感覚を持つ。
○マット・マードックの正体を隠すため一時的にデアデビルに成り代わっていた。

(反対派に参加したデアデビルはマット・マードックではなくその影武者となったダニー・ランド)
✕トニーが発案したサンダーボルツが復活し、有罪判決を受けて登録に応じたヴィランたちが、
○トニーの発案によって、有罪判決を受けて登録に応じたヴィランたちがサンダーボルツとして復活し、

(元々のサンダーボルツの発案者はバロン・ヘルムート・ジモ。シビル・ウォー直前に再編を遂げていたサンダーボルツとトニー・スタークが協働し、登録ヴィランをメンバーとして受け入れた)
✕捕らえられたヤング・アベンジャーズは(…)新兵訓練施設で抵抗運動を開始した。彼らは最終的に逃亡中のニューウォリアーズと合流し、不法に作られた粗悪なクローンの存在や、変身能力を持つ異星人スクラルによるイニシアティブへの潜入を暴いた。
○捕らえられたニューウォリアーズは
(…)新兵訓練施設で抵抗運動を開始し、不法に作られた粗悪なクローンの存在や、変身能力を持つ異星人スクラルによるイニシアティブへの潜入を暴いた。逃亡中のヤング・アベンジャーズは最終的にランナウェイズと合流し、スクラルの侵略と戦った。
(ニューウォリアーズとヤング・アベンジャーズ、ランナウェイズが混同されている)

ヒーロー ST-01 スティングレイ
[初登場]『Sub-Mariner』#19(1969年11月)で初登場したスティングレイは
(図版P2左上で言及があるが、これより2年前にあたるTales to Astonish Vol.1 #95 (1967年9月) で既に一般人の海洋学者ウォルター・ニューウェルとして初登場している。しかしスティングレイとしての初登場としてなら誤りではない)
レナードはその後に起きたファゾム・ファイブとの戦いの中で命を落とした。
レナードはその後に起きた戦いの中で命を落とした。
(この事件の中にファゾム・ファイブもそのメンバーも登場しない)
ニューウェルを訴えた。
ニューウェルを攻撃した。
(より直接的にアイアンマンとして襲撃している)
ドクター・ドーカス
ドクター・ドルカス
(Dorcasの表記揺れ)

ヒーロー SW-01 スカーレット・ウィッチ
[POWER GRID]3-2-4-5-7-5
→3-2-2-2-6-3

(出典が確認できなかった。訂正値はマーベル公式ウェブや2009年のOfficial Handbook of the Marvel Universe A to Z Vol.1 #10による)
[コラム]イズビア
○イスビサ

(Isbisaの誤記)

ヒーロー SW-03 スカーレット・ウィッチ
✕生き返っていた
ジャック・オブ・ハーツを自爆させ、
○生き返らせたジャック・オブ・ハーツを自爆させ、
(ジャックを蘇生したのはワンダ自身)

ヒーロー SW-05 スカーレット・ウィッチ
✕数年前、
魔女の戦士だった彼の母は、
○数百年前、
魔女の戦士だった彼の母は、
(作中で具体的な年代は明かされていないが、一家がアイルランドに上陸したのは紀元前600年頃とされているので同時期の出来事と思われる)
[コラム:ヴァネッサ・デル・レイ]『Spider-Women』
○『Spider-Women Alpha』

(Spider-Womenはイベント名であり誌名ではない。ヴァネッサ・デル・レイが担当したのはうち1冊、Spider-Woman Alpha Vol.1 #1)

ヒーロー SZ-01 スピリット・オブ・'76
1943年、(…) ナスランド(スピリット・オブ・'76を名乗りはじめた)
1943年、(…) ナスランド(スピリット・オブ・'76)
(1942年のクルセイダーズ加入時点で既にナスランドはスピリット・オブ・'76を名乗っている)
[2P図版右上]『Avengers/Invaders』#10で (…) ナスランドに”死”が訪れた。
(厳密にはこの図版含め、#10で描写される死亡したヒーロー達の中にはナスランドは登場していない。しかし#12でアンセルムが蘇らせたヒーロー達の中にナスランドが存在することから、スカルに殺されていたとみて間違いはないだろう)

ヒーロー TH-01 ソー
[初登場]『Journey into Mystery』#83
(マーベルユニバースの設定上は、ソーはこの12年前にVenus Vol.1 #11~13で美の女神であるヒーロー、ヴィーナスの仲間として登場を果たしている。当時はヴィーナスは単純にローマ神話の女神その人とされていたが、後にマーベル世界の設定が固まるにつれてオリンポス(ギリシャ神族)のアフロディーテが一時的に金星を本拠地にしていた頃の姿と改められた。一方ソーは現在のソーと同一人物とされているため、ソーの初登場号は厳密にはVenus Vol.1 #11になるが、これは後付けに等しく当時の意図としてJourney into Mystery Vol.1 #83を挙げる事は間違いにはあたらない)
[コラム:ソーvs.ギャラクタス]
▵『What If Thor Was the Herald of Galactus?』
○『What If: Thor』

(奥付による。表紙ロゴはWhat If? featuring Thor。What If Thor Was~はエピソードタイトルだが、もっともWhat If: Thor Vol.1は1話完結の読切で、他のエピソードがある訳ではない)
▵シルバーサーファー
○銀色のヘラルド

(作中、このヘラルドの名前は登場しない。この人物は明らかに女性であり、サーフボードも使わないことから、シルバーサーファーに類するもののノリン・ラッドとは別人だと思しい)

ヒーロー TH-02 ムジョルニア
※巨人
(…) により)破壊されてきた。
(この「巨人」はヨツンヘイムの巨人ヒリム Hyrmあるいハイマー Hymer(同一人物)と思われる)
[そのほかのハンマー]フロッグムジョルニア
○フロッグジョルニア

(スペルはFrogjolnir)

ヒーロー TH-03 ソー
▵『MIGHTY THOR』#367
▵『MIGHTY THOR』#378
▵『MIGHTY THOR』#384
○[それぞれMIGHTYを削除]

(Thor Vol.1~2誌は大半で「The Mighty Thor」とあった表紙ロゴに反して奥付の書誌では単にThorだった(Vol.1 #407~490の期間を除く)。表紙に準じた表記としては間違いではない)
[2587年のソー]コーポレーションズ
○コーポレーション

(劇中の表記はCorporationまたはCorp)
[キング・ソー]『MIGHTY THOR VOL.2』#71
○『THOR VOL.2』#45

(前記タイトルの差異に加え、初めてこのコスチュームを着用したのは#45(マスクなどが違う原型は#44)。なお#45時点ではメインストリームの世界線のソーであり、歴史が分岐しこの節で語られるアース-3515のソーが初登場するのは#67になる)
✕2170年、アスガルドの王位を継承したソーはより国王らしい装いとなり、のちに眼帯をつけた姿は
アスガルドの王位を継承したソーはより国王らしい装いとなり、2170年の眼帯をつけた姿は
(王位継承自体は2002年に起きた(刊行年月を歴史上の年月とする限り。Thor Vol.2 #44)。その後徐々に人類愛を失ったソーは暴走し、2020年(劇中時間、刊行は2003年)には人間界とアスガルドが衝突、2170年(やはり劇中時間)には眼帯姿のソーが地上を征服したレイニング統治期間となっていた。長い誤りに気付いたソーはザーコ・ザ・トゥモローマンの装置で歴史を改変し、この統治に至る事件は回避される)

ヒーロー TH-04 ソーVS.ハーキュリーズ
[見出し]タイタン人の激突
○神々の激突

(2人は明らかにタイタン人ではない。ここでのTitansは「神々」「(比喩上の)巨人たち」を表わす)
ソーにはウルで作ったハンマーのムジョルニアがあり、ハーキュリーズにはアダマンティンのメイスとパワーベルトがある。
ソーにはウルで作ったハンマーのムジョルニアがあり、ハーキュリーズにはアダマンティンのメイスに、「H」と書かれたベルトまである。
(ハーキュリーズのベルトには特に効力がなく、ここでムジョルニアと対比するのは不適切。安直なデザインへの皮肉と考えるべきか)

ヒーロー TH-06 ソー
[スパイダーマン]ラヴァメン、
○[削除]

(スパイダーマンとのチームアップでラヴァメンと戦った回が確認できなかった。他に挙げられているのがどれもMarvel Team-Up Vol.1誌でのソー登場回であることから、同#26でラヴァメン相手にソーとヒューマン・トーチが組んだ回を混同しているのではないか?(当時のMarvel Team-Up誌は基本的にはスパイダーマンと他のヒーローのチームアップ誌だったが、主役をヒューマン・トーチと交代する回が3号ごとに挟まった) あるいは、マーベル・ファクト・ファイル原書を刊行しているイーグルモス社のSpider-Man: Heroes & Villains Collection Vol.1 #23でのエピソードを指すのかもしれないが、これは別世界アース-10995と定義されている)

ヒーロー TH-07 ソー(ジェーン・フォスター)
※一体、彼女は何者なのか?

(マーベル・ファクト・ファイル原書のこの項刊行当時、新ソーの正体は明かされていなかった。そのため、JF-01 ジェーン・フォスターの項等と食い違う煮え切らない解説になっている)
しかしこれまで、ソー自身が根本的に作り変えられることはなかった。
しかしこれまで、ソーという存在がここまで大きく変わることはなかった。
(上記とも関連すると思われるが、このソーの交代はかつてのエリック・マスターソン時代と同様、ムジョルニアの持ち主が代わりソーの名を継いだたというだけで、ソー自身とは別問題である。エリック時代はソーが現世で死亡し、それまで融合していた人間エリックに全面的にハンマーとソーの名を預けていたのだが、今回はニック・フューリーに神々の欺瞞を突きつけられたソーがハンマーの持ち主としての自信を失い、ハンマーが新たな使い手を求めた事による)
[コラム:ソー・ガール]『What If? Vol.2』
What If…?
(前シリーズと違い、タイトルに「…」記号が入る)

ヒーロー TH-08 ソー
▵ソー vs. サノス
○ソー vs. サノシ
マップ・オブ・オールエンディングをサノスが
マップ・オブ・オールエンディングをサノス(サノスを騙るサノシ)が
(Thor Vol.2 #21~25のエピソードだが、実際にはこの「サノス」はサノスのクローンであるサノシの一体であり、サノス本人ではなかった。2年後のInfinity Abyss #3で明らかになる事実で、これは従来の様々なエピソードに登場したサノスのキャラクター性が不統一だった事を解決するためにサノスのクローンという概念を導入したもの)

ヒーロー TH-10 ブラック・ギャラクシー・サガ
✕有機物で構成されたバイオバース(宇宙のあらゆる生物)だ。
○宇宙の様々な有機物で構成されたバイオバースだ。
(意味不明)
✕太陽爆発を引き起こし、
○ソーラーブラストで攻撃し、
(劇中のSolar Blastという表現を基にしていると思われるが、このとき太陽は爆発していない)
▵戦いに敗れたソーは、
○脅迫に敗れたソーは、
(前段にある通り、ステラリスはアーマーを地球破壊爆弾に変えて、ソーらに自分を解放させた)
✕ソーはこれが、神の中でも最も不安定なノビラスが、
○ソーはこれらの神の中でも最も不安定なノビラスが、
(文法の誤り)
ノビラスとともにレッド・セレスティアルと対決する。
ノビラスとともにレッド・セレスティアルと対決にのぞむ。
(この時点でレッド・セレスティアルと戦闘になってはいない)
テイガー伯爵は、銀河系内物質のプールの中に滑り落ちると、
テイガー伯爵は、銀河系内物質のプールの中に入り込むと、
(テイガーは自ら望んで、歩んでプールに入った)
キャニスターの中に置き去りにされていたソー、エリック、ハーキュリーズ
キャニスターの中に置き去りにされていたエリックとハーキュリーズ
(ソーはこのキャニスターの中にはいなかった)

ヒーロー TH-11 マンゴッグ・サガ
✕滅ぼされたバニル神族
の憎悪
○滅ぼされた種族
の憎悪
✕バニル神族全員をよみがえらせた。
○マンゴッグの種族全員をよみがえらせた。
(マンゴッグを構成する憎悪の根源が何の種族だったかは明かされておらず、2010年刊行のキャラクター事典Thor: Asgard's Avengerにも「正体不明の種族 unidentified race」とある。少なくともバニル神族はこの事件の時点では絶滅していなかったため、あまり考えにくい。ゲーム『Thor: God of Thunder』の設定(舞台はマーベル・シネマティック・ユニバース、アース-199999を基にした独自設定)と混同があるのではないか?)
[コラム]サノスの配下になった。
○サノスのクローン、サノシの
配下になった。
(ここに登場するサノスは、実際はサノシの一体だったと後付けされた)

ヒーロー TS-01 サンダーストライク
▵『Mighty Thor』#391
○『Thor』
#391
(表紙にはTHE MIGHTY THORとあるがこれは修飾的なもので、奥付では『Thor』が正式な書誌だった。もっとも#407以降は書誌も表題に合わせMighty Thorに変更される)

ヒーロー UI-01 アルティメット・アイアンマン
✕[1ページ目・背景]

(この図版はアンディ・キューバートによるUltimate Iron Man Vol.1 #1のバリアントカバー。次ページのコラムに書かれている通りこのアイアンマンは、本文で解説されているアース-1610のアイアンマンではない)
[初登場]画:マイク・アレッド
画:マイク・オルレッド
(Mike Allredの表記揺れ。マーベル・ファクト・ファイルでは他にマイク・オールレッド表記もある)
トニーとジョシーは別れたが、
トニーとジョジーは別れたが、
(Joseyが同ページ内で表記揺れしている。日本語表記でどちらが正しいという明快なルールは無く、他にはジョージーと読む事も多いが、ここでは最初に出た記述を優先した)
[コラム]『Ultimate Avengers Vs. the New Ultimates』
『Ultimate Avengers Vs. New Ultimates』
(誤記)

ヒーロー UH-01 アルティメット・ハルク
スーザン・リチャーズ
スーザン・ストーム
(この世界アース-1610でのスーザン・ストームが結婚したのはリード・リチャーズではなくベン・グリム)
グレゴリー率いるアルティメッツに加わり
グレゴリー率いるアベンジャーズに加わり
(ナードハルクが所属したのはアース-1610のアベンジャーズ、通称アルティメット・アベンジャーズ)

ヒーロー UN-01 アルティメット・ニック・フューリー
[初登場]2001年5月
2001年8月
(カバーデイト。リリースデイトはComic Vineによれば6月27日とされる)

ヒーロー UV-01 アンキャニー・アベンジャーズ
✕戦いで唯一生き残った
ある人物は、
○この戦いをくぐり抜けたある人物は、
(文脈からキャプテン・アメリカと思しいが、「唯一生き残った」訳ではない)

ヒーロー VA-01 ヴァルキリー
アモラはヴァルキリーの心と能力を持ち続ける一方で、バーバラの人格を乗っ取った。こうしてを得たアモラは、
アモラは持ち続けていたヴァルキリーの心と能力で、バーバラの人格を乗っ取った。こうしてヴァルキリーの助力を得たアモラは、
(アモラはこの時点でヴァルキリーの力を手放し、バーバラに移植して一時的に味方につけることで牢を脱している)

ヒーロー VA-03 ヴァルキリー
✕ジークフリート
○ジークムント

(二者ともかつてブリュンヒルダと恋仲になった人物だが、ここに現われるのはジークフリートではなくその父ジークムント)
欺瞞の乙女」シゴッタ
害虫の乙女」シゴッタ
(原語はMaiden of Vermin。ドゥーム・メイデンスの中にも欺瞞の乙女 Maiden of Deceitはいるが、それはアルドヴィ Aldviで別人)

ヒーロー VE-01 ベール
?[身長、体重、POWER GRID]

(これを示す典拠が見当たらなかった。現在でもマーベル公式サイトでは不明とされる。FIGHTING SKILLSが4(熟練の戦士)というのはキャロル・ダンバースやマーヴェリックと同等で、訓練を受けたとは言え1年間程度に過ぎないベールの能力としては疑わしいところがある)

ヒーロー VI-01 ビジョン
✕「ヌル・ボイド・バリア」
○「無力化バリア」

(劇中の表現ではヌル・フィールド Null Fieldであり、ここでは固有名詞ではなく単にフィールドの性質を分かりやすく記述していると思しい)

ヒーロー VI-02 ビジョン
キャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)
キャロル・ダンバース(ウォーバード)
(この時点ではキャプテン・マーベルの名を継ぐより前で、ウォーバードとして活動していた)

ヒーロー VI-03 ビジョン
(この項は原書の刊行時期の問題か何らかの制限があったのか、Vision Vol.2全12号のうち前半#1~6の内容までしか紹介しておらず、重要な結末部分に至っていない。
 2021年初頭に邦訳版『ヴィジョン』全2巻が刊行されたばかりなのでネタバレは避けつつ説明すると、アガサ・ハークネスの予言によってビジョン家にはさらなる緊張状態が訪れ、幾つもの痛ましい事件を経て、最終的にグリムリーパーとキンスキー家の殺害は明るみに出る事になる。またビジョン家にも「死」が訪れるが、それは彼らが探し求めていた人間性の発見と引き換えとなった)

[図版P2左上]バージニアは『Vision Vol.2』#3で、グリムリーパーの殺害を隠蔽する。
○『Vision Vol.2』#3表紙。バージニアは
グリムリーパーの殺害を隠蔽する。
(実際に隠蔽が起こったのは#1と#2の間(隠蔽の様子が初めて描かれるのは#2の結末)。本文にある通り、グリムリーパーの死体は裏庭に埋められたのでこれはあくまでもイメージ画である)
[コラム]ビジョンがアベンジャーズやファンタスティック・フォー、X-メン、そしてワンダ自身を殺害し、世界を壊滅させる未来を予見した
ビジョンがアベンジャーズを壊滅させワンダ自身を倒し、世界すら壊滅させかねない未来を予見した
(アガサ・ハークネスの幻視の中にFFやX-メンは入っていない。幻視の具体的な内容は描写されていないが、セリフと状況から判断してアベンジャーズとワンダを殺すことではなく、倒すことにあったと思われる。予見の中のビジョンは危険な存在で、世界を滅ぼすおそれがあったのは事実)

ヒーロー WA-01 ワスプ
[地位]ヴァン・ダイン・インダストリーズ社長(アース-20051)
ヴァン・ダイン・インダストリーズ社長
(Marvel Adventuresシリーズ(アース-20051)で同社の社長の面がクローズアップされてはいるが、それは現アース-616でのSolo Avengers Vol.1 #15等で描かれた、同社社長という設定をなぞっているに過ぎない)

ヒーロー WA-02 ワスプ
[リード文]昆虫形態に変身して生物兵器になったとき
昆虫形態に変身したり生物兵器になったとき
(本文でも明らかだが、二つは別の事件)
[コラム:ワスプロック]
シークレット・ウォリアーズ
シークレット・アベンジャーズ
(誤記)
別の時間軸からやってきた、生まれ変わりのジャネットだった。
別の時間軸からやってきた、もう一人のジャネットだった。
(意味不明)

ヒーロー WA-05 ワスプ
[マイクロバース]本物の彼女は
○実は彼女は

(スクラルによるシークレット・インベージョン事件の中でワスプの“死”が起きたが、死んだというのが誤解だっただけで偽者のワスプがいたわけではない)

ヒーロー WI-01 ウィッカン
[初登場]『Vision & Scarlet Witch Vol.2』
『Vision and the Scarlet Witch Vol.2』
(表紙・奥付ともandは記号ではなく、その後にtheが入る)
その後、しばらくヤング・アベンジャーズは解散していた。あるとき、チームメイトのスタチューがワンダの愛人のドクター・ドゥームに殺されてしまい、ビリーは自分を責め、深く落ち込む。
○その後、チームメイトのスタチューがワンダの愛人のドクター・ドゥームに殺されてしまい、しばらくヤング・アベンジャーズは解散していた。ビリーは自分を責め、深く落ち込む。
(Avengers: The Children's Crusade Vol.1 #8の出来事。順序が逆転している)

ヒーロー WM-01 ウォーマシン
[初登場]ウォーマシンとしての登場は『Iron Man』#282
ウォーマシンとしての登場は『Avengers West Coast Vol.2』#94
(Iron Man Vol.1 #282はウォーマシン・アーマーの初登場号だがトニー・スタークが使用している。ローズが初めて着用するのは後者)
[出身]ペンシルベニア州ペンシルベニア
ペンシルベニア州フィラデルフィア
(存在しない地名。P2にある通りフィラデルフィアが正しい)
[所属]USMCでイニシアティブを取る
○アメリカ海兵隊、イニシアティブ

(日本では馴染みが薄い略語だがUSMCはUnited States Marine Corps アメリカ海兵隊の略。この欄で「イニシアティブを取る」と書くのは唐突で、おそらく実際に所属した50ステイト・イニシアティブの誤訳ではないか?)

ヒーロー WM-02 ウォーマシン
▵スタネテック社
○ステインテック社
(スペルはStanetechなので間違いとは言い切れないが、オバディア・ステインのステイン・インターナショナル系列会社であり「スタネ」と読ませるとは思いにくい)

ヒーロー WM-03 ウォーマシン
[コラム:ガブリエル・ハードマン]
『Betrayal on the Planet of the Apes』
『Betrayal of the Planet of the Apes』
(誤字)

ヒーロー WO-01 ワンダーマン
[コラム]
ピッツバーグ
ピッツバーグ
(誤記)
自分を振り返っている。ウィリアムズは、
自分を振り返っている。それからしばらく後にウィリアムズは、
(冒頭の1文と図版はAvengers Vol.1 #192だが、コラムの大半は半年後のMarvel Premiere Vol.1 #55に基づく。図版のヴィランはコラムに登場するドレッドノートではなく、インフェルノことジョセフ・コンロイ)

ヒーロー WO-02 ワンダーマン
[コラム]エリック(グリムリーパー)とともにハデスと戦ったのち、
○地獄でエリック(グリムリーパー)戦ったのち、
(このエピソードにハデス(プルートー)は登場せず、グリムリーパーは敵役である。地獄(ここではメフィストの領域)の比喩としての冥界ハデスの誤訳か)

ヒーロー WS-01 ウィンター・ソルジャー
[コラム:エド・ブルベイカー]
『Pajama Comics』(ブラックソーン・コミックス)のマンガ
『Pajama Chronicles』(ブラックソーン・コミックス)というカートゥーン
(作品名は誤記。児童向けという意味の「カートゥーン」は一般向けに「マンガ」と訳される事もあるが、コミックスの解説にはふさわしくない)
『Lowlife』(スレイヴ・レイバー・グラフィックス)
『Lowlife』(キャリバー・コミックス)
(Caliber Comics。ブルベイカーが手がけたPurgatory U.S.A.(Slave Labor Graphics刊)との混同か)
『Catwoman』の改訂版
『Catwoman』のリニューアル
(Catwoman Vol.3。大きくイメージを変えたシリーズだが、設定が置き換わった訳ではない)
『Captain America』を再開し、
『Captain America』の新シリーズを開始し、
(Captain America Vol.5。Vol.4終了の1ヶ月後に始まったシリーズで、中断期間を挟んではいない)

ヒーロー WS-02 ウィンター・ソルジャー
判決は無罪だったが、
判決は実質的に無罪だったが、
(有罪とされたが、洗脳下での行動だった事と、キャプテン・アメリカとしての功績を考慮され、懲役20年の免除という実質的な無罪放免を受けた)
✕彼をスパイ任務に復帰させるための暗号を彼の心から消去した。
○スパイを任務に復帰させるための暗号を彼の心から引き出そうとした。
(本文で後述される「ロシアの潜伏スパイ」の起動キーで、尋問の途中でブラック・ウィドウに救出されている)

ヒーロー WT-01 ウォリアーズ・スリー
[初登場]『Thor』#119
○『Journey Into Mystery』#119
(書影にある通り、誌名はJourney Into MysteryでありThe Mighty Thorはフィーチャリングされるキャラクター名という扱い)
彼は12世紀に一時期、
彼は13世紀に一時期、
(誤記か。劇中では具体的に年代が書かれてはいないが、ロビン・フッドは一般に13世紀の存在と考えられている)
ヴォルスタッグ・ザ・ブレイブ
ヴォルスタッグ・ザ・ヴァリアント
(ブレイブはボルダーの異名であり、誤記と疑わしい。同じ意味合いのヴァリアントとの混同ではないか)
ロキの呪文を解くのに必要な魔法のお守り
ロキの呪文を解く魔法の力
(花婿の呪いを解くためヴォルスタッグは危険な「狼の城」の噴水にヤギを浸からせようと、ホーガンは妖精の森の果実を与えようと、ファンドラルはフレイヤの巫女の助けを借りようと、それぞれ冒険に出たものの実はそれら目的自体がロキのまやかしで、本当はロキ自身が呪いを解く必要があった。最終的に再合流した3人とソーがロキを倒して花婿は無事に戻り、オーディンの罰で今度はロキがヤギに変えられた)

ヒーロー ZE-01 ゼウス
✕タイタン人
のクロノス
○巨神
クロノス
(ここでのTitanはタイタン星人ではなくギリシャ神話の神を意味する)
ゼウスはアスガルドの王位に就き、ソーの指導者となった
ゼウスはアスガルドの王位に就いたソーの指導者となった
(新王はソー。ゼウスはまだ王として未熟なソーの後見者となった)