マーベル・ファクト・ファイル 訂正メモ(7.リアルマーベル④エヴォリューション〜名作コミック)

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リアルマーベル④エヴォリューション〜名作コミック

エヴォリューション

エヴォリューション BW-01 ブラック・ウィドウ
『Daredevil』#160から、ウィドウはミラーの作品に登場しはじめた。
『Daredevil』#160頃から、ウィドウはミラーの作品に登場しはじめた。
(Daredevil Vol.1でフランク・ミラーが作画した中では、 #158が最初のブラック・ウィドウ登場話)
1982年から『Daredevil』を担当したミラーによって
1982年から『Daredevil』を担当したクラウス・ジャンソンによって
(ミラーは#165 (1980年7月) からDaredevil Vol.1の脚本・作画を兼任し、作画は#185 (1982年8月) からはクラウス・ジャンソンに交代した。#187でブラック・ウィドウの新コスチュームが披露される。なお図版は#188の表紙画)

エヴォリューション DO-02 ドクター・ドゥーム
▵私たちの現実
から退場させられてしまった
○私たちのよく知る現実から退場させられてしまった
(ここでドゥームが退場する「現実」とはアース-616。マーベルユニバースの定義ではわれわれ読者の住む現実はアース-1218とされる)

エヴォリューション EA-02 ファンタスティック・フォー
✕ジム・リーが新シリーズ『FF』に新たなインパクトを与える一方、チームの伝説を伝える物語は、新たな読者のために『Heroes Reborn』で語り直された。
○ジム・リーが新たなインパクトを与えたFFの第2シリーズでは、新規読者のためにチームの伝説が『Heroes Reborn』として語り直された。
(ここで指すFFは『Fantastic Four』誌の省略形であり、後の『FF』誌とは異なる。リーが手がけたFantastic Four Vol.2全13話はHeroes Rebornイベントに属しており、転生したFF4人らによる第一話からのリブートが話の中核となった)
✕次に続いたのが、ジェームズ・ロビンソンによる高く評価された新シリーズで、一方の『FF』はマット・フラクションによる独立したタイトルとして続いた。
○次に続く第4シリーズと独立タイトルとなった『FF』はマット・フラクションが引き継ぎ、ジェームズ・ロビンソンによる高く評価された第5シリーズへと続いた。
(元々Fantastic Four Vol.1 #1~416、同Vol.2〜3およびFF Vol.1 #1~11までの継続したタイトルを通巻599号ととらえ、Fantastic Four Vol.1 #600として再開したものが、改めて一旦の区切りを迎えたのがFantastic Four Vol.1 #611だった。一方、ジョナサン・ヒックマンによるFF Vol.1 #12以降もFantastic Four Vol.1 #600以降と平行して刊行される形で#23まで継続。この二誌を共にマット・フラクションが引き継いだのが新創刊されたFantastic Four Vol.4全16号およびFF Vol.2全16号である。次にジェームズ・ロビンソンによるFantastic Four Vol.5全14号へと続き、これが再び通巻に戻したFantastic Four Vol.1 #642~645に引き継がれ完結、中断期に至る)
ウィエリンゴがFFに特徴的な姿を与えた。
○マイク・
ウィエリンゴが印象的な姿で描いたFF。
(アーティストのマイク・ウィエリンゴはFantastic Four Vol.1 #509~524の多くを担当したが、そこで描かれる姿はこのイラストのように元々のスタンダードに比較的忠実なものだった)
✕ジョン・カービー
○ジャック
・カービー
(誤記)

エヴォリューション EB-01 ブラックパンサー
それに続く20年近くの活動休止期間を経て、ブラックパンサーは1988年、単独主役の作品としてマーベルナイツ出版社から再刊行された。
それに続く10年近くの実質的な活動休止期間を経て、主役ミニシリーズを機にふたたびマーベルユニバースで活躍するようになると、ブラックパンサーは1998年、単独主役の作品としてマーベルナイツ出版社から再刊行された。
(甚だしい誤り。この解説ではミニシリーズBlack Panther Vol.2とマーベルナイツから刊行されたVol.3が混同されている。
 1979年のアベンジャーズ脱退とBlack Panther Vol.1休刊とともにブラックパンサーの出番は激減し、散発的に他誌にゲスト出演するに留まっていた。その状況は1988年、ミニシリーズBlack Panther Vol.2 #1~4の刊行を皮切りに大きく変わり、オムニバス誌Marvel Comics Presents Vol.1での連載開始、アベンジャーズ復帰、Fantastic Force Vol.1のレギュラー出演と再び人気者の仲間入りを果たす。これらが一旦落ち着いた1998年、マーベルナイツから久々に刊行された個人誌がBlack Panther Vol.3で、#62まで続く長寿連載となった)
2005年にはじまったブラックパンサーのふたつの連載
2005年にはじまり2009年に再開されたブラックパンサーのふたつの連載
(Black Panther Vol.4とVol.5を指しているが、同時に開始した訳ではない)

エヴォリューション ED-01 ドクター・オクトパス
[コラム]『Doctor Octopus Year One』
Spider-Man / Doctor Octopus: Year One』
(正式には頭にSpider-Manが付く)

エヴォリューション EE-01 ホークアイ
✕キャプテン・アメリカが
『Fallen Son: the Death of Captain America』(2007年4月)で暗殺された際、
○キャプテン・アメリカが暗殺された際、『Fallen Son: the Death of Captain America』(2007年6月)で
(キャプテン・アメリカ暗殺はCaptain America Vol.5 #25(カバーデイト2007年4月)でのこと。その後に創刊されたFallen Son〜誌は暗殺後の世界を描くシリーズで、創刊号は6月刊)

エヴォリューション EF-01 ニック・フューリー
[P1図版右上]『Sgt. Fury And His Howling Commandos』#1
○『Sgt. Fury』
#1
(奥付による。同誌は#1~120の間、書誌上はSgt. Furyとだけ題されていた。表紙ロゴに従う限り間違いではなく、実際#121以降書誌もSgt. Fury and His Howling Commandos Vol.1に改められた)
✕近年はさっそうとしたブルーのスーツを
○当世風のさっそうとしたブルーのスーツを
(文脈に合わない。近年(マーベル・ファクト・ファイル刊行前後)がここに出てくるのはおかしいし、ブルーのスーツはStrange Tales当時のもの)
これは1970年代から90年代までのSHIELD指揮官の衣装を思い起こさせた。
これは1970年代から90年代までのSHIELD指揮官と言えば誰もが思い起こす衣装だ。
(やはり文脈に合わない文章。Nick Fury, Agent of S.H.I.E.L.D. Vol.1当時(60年代末)に70~90年代を思い起こすことは不可能)
2002年、新生「フューリー長官」が (…)『Ultimates』に登場。
2002年、アルティメット・ユニバースでも「フューリー長官」が (…)『Ultimates』で新生する。
(これ以前にもUltimate X-Men Vol.1を中心にアルティメット・ユニバース版ニック・フューリーは登場していた。このフューリーは黒人として描かれていたが、剃髪したサミュエル・L・ジャクソン風の顔で描かれるのはUltimates Vol.1が初)

エヴォリューション EG-01 ゴーストライダー
『Ghost Rider Vol.3』第70号(1996年2月
『Ghost Rider Vol.3』第77号(1996年9月
(誤記。なお文脈上誤りではないが、「新コスチューム」が読者にお披露目されたのは#78)
ゴーストライダーのマントを奪ったこともあった。
ゴーストライダーの衣鉢を継いだこともあった。
(誤訳か。言うまでもなくゴーストライダーは基本的にマントを着用しない。この時期ベンジェンスが姿を消したゴーストライダーの後を継いだ事は2度あったが、どちらも穏健な形であって「奪った」というほどの事ではない)
『Blaze of Glory: Last Ride of the Western Heroes
『Blaze of Glory』
(奥付による。表紙ロゴはこの通りであり間違いではない)
✕『Road to Damnation』
○『Ghost Rider Vol.5』

(このVol.5は共通のエピソードタイトルがRoad to Damnationであり、Ghost Rider: Road to Damnationの題で単行本化もされたが、いずれにせよ単にRoad to Damnationと書くのは適切でない)
✕『Ghost Rider: Robbie Reyes』で新たなゴーストライダーが出現。
○『All-New Ghost Rider』で新たなゴーストライダーが出現。
(Ghost Rider Vol.8は表題ではGhost Rider: Robbie Reyesと書かれたが、これはAll-New Ghost Rider Vol.1が改題されたもので、「出現」したとすれば後者になる)
[コラム]
▵1948年

○1949年
(同曲は1948年に最初にリリースされたとされるが(異説あり)、実際にヒットしたのは翌1949年のヴォーン・モンローによるカバーであり、マガジン・エンタープライゼス版ゴーストライダーが登場するのも49年である)
✕マイク・フリードリヒ
○ゲイリー・フリードリック

(Gary Friedrichの誤記および表記揺れ)

エヴォリューション EH-01 ハルク
作家ピーター・デイビッドと画家トッド・マクファーレン『Incredible Hulk』第331号からシリーズを手がけ、
作家ピーター・デイビッドと画家トッド・マクファーレンのコンビは『Incredible Hulk』第331号からシリーズを手がけ、
(トッド・マクファーレンの参加自体は#330から。2人合わせてなら#331以降で間違いではない)
✕デール・マッキューン
○デール・キューン

(スペルはDale Keown)
グレッグ・パクが参加した『Incredible Hulk Vol.3』第92号
グレッグ・パクが参加した『Incredible Hulk Vol.2』第92号
(誤記)
[コラム:マエストロ]『Incredible Hulk: Future Imperfect』
○『Hulk
: Future Imperfect』
(表紙ロゴには「THE INCREDIBLE HULK future imperfect」とあるが、奥付の書誌では「HULK: FUTURE IMPERFECT」)

エヴォリューション EL-02 ロキ パート2
✕花火を見る
ために
○アスガルドの終焉を見届けるために
(誤訳か。この号で「花火」と呼べるものは出てこない)
セントリーの破壊的な対抗勢力
セントリーの破壊的な悪の側面
(少なくともボイドは複数人ではない)
[図版P2左上]『Siege』#6
『Siege』#4
(誤記。Siege Vol.1に#6は存在しない)
[図版P2中央]ソード・オブ・シグルド
○シグルドの剣

(確かにシグルドが持っていた剣ではあるが、剣の名前はグラム Gramであり異名としてもソード・オブ・トゥルース等がありここで固有名詞としてソード・オブ・シグルドと書くのはあまり適切でない)

エヴォリューション EM-01 サブマリナー
✕『All Winners Squad』
○『Marvel Mystery Comics』
(All Winners Squadを冠したコミックは2011年のAll Winners Squad: Band of Heroes Vol.1まで存在しない。1970年代以前でヒューマン・トーチと敵対するという記述から、Marvel Mystery Comics Vol.1を指すと思われる。同誌はネイモアとトーチが二枚看板のオムニバス誌で、#8〜10で史上初のヒーロー共演(・敵対)を果たした。なお同時代にAll Winners Squadと名前がよく似たAll Winners Comics Vol.1がありそこでもネイモアとトーチが登場するが、共演した事は無い)

エヴォリューション EN-01 アントマン
✕やがて「アベンジャーズ・ディスアセンブルド」(2004〜05年)のストーリーラインでアベンジャーズのメンバーとなったが、
混乱したスカーレット・ウィッチに殺害された。
○やがてアベンジャーズのメンバーとなったが、「アベンジャーズ・ディスアセンブルド」(2004〜05年)のストーリーラインで混乱したスカーレット・ウィッチに殺害された。
(スコット・ラングがアベンジャーズに入団するのはAvengers Vol.3 #62 (2003年2月) で、ディスアセンブルドより前)

エヴォリューション EO-01 ドクター・ストレンジ
✕『Defenders』
が1971年にはじまると、
○ディフェンダーズが1971年に結成されると、
(Defenders Vol.1は1972年創刊。文脈が指すのはチームとしてのディフェンダーズで、1971年にMarvel Feature Vol.1 #1で結成された)
ビンセント・ストレンジ
ビンセント・スティーブンス
(誤記。ビンセント・ストレンジはドクター・ストレンジの本名、スティーブン・ビンセント・ストレンジ)
✕『Spider-Man』担当の作家、
○『Amazing Spider-Man』担当の作家、
(Amazing Spider-Man Vol.2。Spider-Man誌とは異なる)
✕ストレンジの出自も書き換え、スキーの事故で両手が使えなくなったという設定をとり入れた。
○『Strange』で新たなオリジンを書き、スキーの事故で両手が使えなくなったという設定にした。
(ミニシリーズStrange Vol.1は別世界アース-41101が舞台で、大幅にオリジンを変更した。当時の意図としてマーベルユニバースでのストレンジの設定変更を考えていた可能性はあるが、あまりに従来作と大きな差異があるため疑わしい)
※2009年から12年にかけて、彼はソーサラー・スプリームの地位を一時的にブラザー・ヴードゥに明け渡した
(厳密にはストレンジがソーサラー・スプリームに返り咲いたのはNew Avengers Vol.2 #34 (2013年1月) だが、この号はリリースデイトでは2012年11月発行であり読者視点として誤りではない)

エヴォリューション EP-01 パニッシャー
全5号の限定シリーズ『Circle of Blood』が発売された。この物語は、
全5号の限定シリーズ『Punisher』が発売された。この物語は、第1話「Circle of Blood」で
(最初のシリーズはPunisher Vol.1。Circle of Bloodは第1話のエピソード名)

エヴォリューション EP-02 パニッシャー
✕X-メン
○X-キューショナー

(Punisher Vol.3でミュータント解放戦線との戦いでパニッシャーと共に戦ったのはX-キューショナーことカール・デンティ)
▵『Punisher: Purgatory』
○『Punisher』第4シリーズ(Vol.4)

(PurgatoryはVol.4全4話を通じたエピソードタイトルだが、作品タイトルはPunisher。もっとも後の単行本ではPunisher: Purgatoryの題でまとめられている)
✕『Wolverine/Punisher: Revelations』
○『
Wolverine/Punisher: Revelation』
(誤記)
▵マーベルナイツの作品で復活させた。
○マーベルナイツの『Punisher』第5シリーズ(Vol.5)で復活させた。

▵次に、別のタイトルが続き、
○次に『Punisher』第6シリーズ(Vol.6)が続き、

(なぜか表記が無いがこれらはレギュラーシリーズPunisherの新シリーズ)
✕より気骨ある『Punisher』第7シリーズ(Vol.7)がインプリントのマックスではじまった。
○より気骨あるMAXユニバースを舞台にした『Punisher』第7シリーズ(Vol.7)がマックスのインプリントではじまった。
(前ページにある通りインプリントはブランドを示す。マックスのインプリントはシリアスでダークなストーリーを扱っており、特にPunisher Vol.7等一部のタイトルは超人のいない別世界MAXユニバース(アース-200111)を舞台にした)
危険の度合いが高まっていく中、パニッシャーは犯罪との戦いを続けていたが、やがてノーマン・オズボーンがアメリカの国家安全保障の責任者になる。
○一方元のマーベルユニバースでは危険の度合いが高まっていく中、『Punisher』第8シリーズ(Vol.8)がはじまる。パニッシャーは犯罪との戦いを続けていたが、ノーマン・オズボーンがアメリカの国家安全保障の責任者になる。
(前述の通りVol.7と8は別の世界の物語。Punisher Vol.8はノーマン・オズボーンが権力を握った直後から始まる)
✕2010年の新シリーズ『In the Blood』と、ガース・エニス作の『Punisher: The Platoon』(2017年)で主役を務めた。
○2011年の新シリーズ『Punisher: In the Blood』と、新たなレギュラーシリーズを含む多くのシリーズで主役を務めた。ガース・エニス作の『Punisher MAX: The Platoon』(2017年)も記憶に新しい。

(フランケン・キャッスルが人間に戻った最初のシリーズはPunisher: In the Blood Vol.1 #1~5(2011年1~5月)だが、これをはじめとしPunisher Vol.9~12(2011~2019年)や多くのミニシリーズが続いた。エニスのPunisher MAX: The Platoon Vol.1は再びMAXユニバースを舞台にしたミニシリーズで、表紙のタイトルロゴこそPunisher: The Platoonだが厳密な書誌はMAXの字を含む)
✕暴力的な読み切り『Punisher Vs. Barracuda』(2020年)で、パニッシャーの宿敵バラクーダが復活した。
○暴力的になるとされるミニシリーズ『Punisher Vs. Barracuda』で、MAXユニバースのパニッシャーの宿敵バラクーダがマーベルユニバースに新登場するという。

(2020年10月に刊行開始予定だったPunisher vs. Barracuda Vol.1 全5号(予定)は、出版延期され2021年9月現在も刊行されていない。マーベルの新刊紹介によれば、ここに登場するバラクーダはかつてMAXユニバースでパニッシャーと死闘を繰り広げ死亡したバラクーダではなく、それに基づくアース-616の新キャラクターだとされる)

エヴォリューション ER-01 アベンジャーズ
✕『Tales of Suspense』での第二次世界大戦中のキャップの冒険と彼のチームには、独自のシリーズがなく、新しいスタイルのサブプロットは
、混乱やスケジュールの問題が起きることなく展開された。
○彼のチームメイトには独自の主役誌シリーズがなく、キャップの物語も当時『Tales of Suspense』では第二次世界大戦中だったため、現代で起こるサブプロットは、混乱やスケジュールの問題が起きることなく展開された。
(意味不明)
✕『Inhumans』と『Captain Marvel』の物語を収束させて、
○インヒューマンズやキャプテン・マーベル
の物語を収束させて、
(当時コミック誌としてのInhumansはまだ存在せず、Captain Marvel Vol.1も休刊状態だった。ここで指すのはAvengers Vol.1誌内での複数のプロット)
▵『Kree/Skrull War』
○『Avengers』#89~97のクリー/スクラル戦争

(これが指すのはAvengers Vol.1 #89~97の一連のストーリーライン。後に『Avengers: Kree/Skrull War』として単行本化されたが、当時のイベント名やエピソード名に「Kree/Skrull War」の題は使われていない)

エヴォリューション ER-02 アベンジャーズ
✕ジーン・コーラン
○[削除]

(Avengers Vol.1 #129~135およびGiant-Size Avengers Vol.1 #2~4にジーン・コーランはタッチしていない)
1980年代は(…)このころだ。カリフォルニアを舞台に(…)出版された。
1980年代は(…)このころだ。80~90年代にかけては、カリフォルニアを舞台に(…)出版された。
(ここで挙げられている中でForce Works Vol.1およびScarlet Witch Vol.1は1990年代の作品)

エヴォリューション ER-03 アベンジャーズ
『Dark Avengers』(2009年3月〜10年6月
『Dark Avengers』(2009年3月〜10年7月
(カバーデイト。リリースデイトは5月)
『New Avengers』第2号
『New Avengers』第2シリーズ
(#2の一号ではなく、New Avengers Vol.2 #1~12のこと)
✕異星人のテラフォーマーや邪悪なアベンジャーズ、
○異星人の侵略者や

(プラントマンの生んだテラフォーマーとは無関係。時期的に「邪悪なアベンジャーズ」の指すところは不明)
『Secret Wars』で幕を閉じた。さらに、西部開拓時代を舞台にした『1872』のような、
『Secret Wars』で幕を閉じた。そこでは、西部開拓時代を舞台にした『1872』のような、
(1872 Vol.1はSecret Warsのタイイン)
地球最強ヒーローチームの別バージョン『All-New All-Different Avengers』
地球最強ヒーローチームがメンバー一新する『All-New, All-Different Avengers』
(創刊当時ニューアベンジャーズなどフランチャイズはあっても「アベンジャーズ」は他に存在せず、並立したのではなく模様替えしたと言うべきものだった。All-New, All-Different Avengers Vol.1の表紙ロゴにはカンマ記号が無いが、正式にはNewとAllの間にカンマが入る)

エヴォリューション ES-01 スパイダーマン
1988〜91年にかけて担当した伝説的なキャラクターで、
1988〜91年にかけて担当した伝説的な時期に生まれたキャラクターで、
(トッド・マクファーレンがスパイダーマン誌を担当した期間は1988~91年だが、そのうちヴェノムを描いたのは1988~89年の間)
『Maximum Carnage』(1991年
『Maximum Carnage』(1993年
(誤記)

エヴォリューション ET-01 ソー
▵『Thor』
第408号
○『Mighty Thor』第408号
▵『Thor』第433号
○『Mighty Thor』第433号
(Thor Vol.1誌は#407~490の間、(従来からのタイトルロゴと統一を図る形で)Mighty Thorに誌名を変更していた。長期にわたるとは言え一時的な改名ではあり、一続きのシリーズを指す上ではThorと呼んでも誤りではないが、正確性には欠けている)
彼と彼の民はリンボへと消えた。
彼と彼の民は霊界へと消えた。
(この時死んだアスガルド人の魂が復活するまでどこにいたのか、正確には分からないが、少なくともマーベルユニバースでよく知られるリンボ界とは考えにくい。おそらく本文は死後の世界の比喩として辺獄リンボと書いたと思われるが、ここでは日本版『ソー Vol.1 –帰還–』の秋友克也訳に従い「霊界」とした。
 この出典ではロキの弁で、「我は幾たびも死して霊界に親しんでおった故、(…) Because I have ventured many times into the world of the spirit, (...)」とある。かつてロキが死んで召されたとすればアスガルド界におけるヘルあるいはヴァルハラだと考えられるが、アスガルド界そのものが崩壊していたこの時点でヘルやヴァルハラが存在していたとは思いにくい。従って、ここでロキが言うのはそれ以前の、霊となった魂がさまよう中間地点のような状態を指していると考えられる)

[コラム]『Tales of Asgard』で若き日のソーを描いている。『Journey into Mystery』第100号(…)で、
○『Journey into Mystery』中の「Tales of Asgard」シリーズで若き日のソーを描いている。第100号(…)で、
(Tales of Asgardというコミック誌があったのではなく、Journey into Mystery Vol.1と後継誌Thor Vol.1で本編と別に数ページの絵物語形式で描かれた外伝シリーズ名がTales of Asgardである。この第4話にあたる"Tales of Asgard: The Storm Giants"(#100掲載)で少年時代のソーが初登場した。もっともこれらのエピソードは後にTales of Asgard Vol.1~2として単行本化されており、その意味では誤りではない)

エヴォリューション EW-01 ウルヴァリン
✕1974年、『Hulk』を担当していた
○1974年、『Incredible Hulk』を担当していた
✕『Hulk』180号では
○『Incredible Hulk』180号では
(ハルクの旗艦誌は何度か移り変わっているが、当時はIncredible Hulk Vol.1誌。Hulk誌とは後年Incredible Hulk Vol.1 #474を引き継ぎHulk Vol.1 #1として新創刊されたもので、Incredible Hulk誌とは区別される)
✕『Uncanny X-Men』では、自分のしたいことを
○『X-Men』
では、自分のしたいことを
✕『Uncanny X-Men』
107号
○『X-Men』
107号
▵『Uncanny X-Men』
#139
○『X-Men』
#139
(当時のX-メン旗艦誌はX-Men Vol.1。X-Men Vol.1 #1~141が誌名変更したのがUncanny X-Men Vol.1 #142~544だが、表誌上ではさらに目まぐるしくタイトルの冠が変わっており、107号時点ではメンバー一新を受けて「The All-New, All-Different X-Men」と記されていた。この意味で139号での表題は「Uncanny X-Men」であり、その点では誤りではない)
より自然な色合いの茶色いコスチュームを復活させた
より自然な色合いの茶色をコスチュームに復活させた
(139号で描かれた茶色のコスチュームは新作で、デザイン上は黄色のコスチュームを踏襲しつつ、ファングのコスチュームの茶色い色合いを「復活」させたもの)

エヴォリューション EW-02 ウルヴァリン
マスク姿は珍しくなっていた。この往年のウルヴァリン
マスク姿は珍しくなっていく。この現代風のウルヴァリン
✕往年
のヒーローとして
○現代
のヒーローとして
(往年とは「過ぎ去った昔」を意味し、文章にそぐわない)
『New Avengers Vol.2』#1(2010年8月)で、ウルヴァリンはアベンジャーズに参加する。
『New Avengers Vol.2』#1(2010年8月)より。ウルヴァリンはアベンジャーズに参加する。
(ウルヴァリンがアベンジャーズに参加したのは図版より5年前のNew Avengers Vol.1 #6から。キャプションが示すイラストがVol.2 #1の表紙なのは間違いない)

エヴォリューション EW-03 ウルヴァリン
ダイヤモンドパッチは、ジョン・ビュッセマによる古い限定シリーズを反映し
ダイヤモンドパッチは、ジョン・ビュッセマによるかつての「パッチ」の姿を反映し
(ジョン・ビュッセマはウルヴァリンのミニシリーズを担当していない。ビュッセマの仕事でダイヤモンドパッチの原点を探すなら、Marvel Comics Presents Vol.1 #9~10がそれにあたるだろう。同誌はアンソロジー誌で、#1~10までは表紙・巻頭話にビュッセマによるウルヴァリンの新作を掲載。うち#9~10では通称パッチとして白のスーツとアイパッチ姿を披露した。また同時期にWolverine Vol.2も担当。同誌は総計200号を超える長寿シリーズだが、ビュッセマはこの初期#1~16を担当し、この中でもローガンは洒落たタキシードを着こなすパッチとして登場している)
コスチュームも、ジョナサン・ヒックマンによる『X-Men』のシリーズに立ち返った。
コスチュームも、マシュー・ローゼンバーグによる『Uncanny X-Men Vol.5』で立ち返った。
(この文に続く、ウルヴァリンが廃墟から旧コスチュームを探し出すエピソード自体はUncanny X-Men Vol.5 #13 (2019年5月)のもので、ライターはマシュー・ローゼンバーグ。
 ただし、以後同Vol.5で着用し続けた旧コスチュームと、それに続くヒックマンのX-Men Vol.5 (2019年12月〜2021年8月)でのブラウンコスチュームは微妙な違いがある。旧コスチュームではベルトが茶色くバックルが四角いのに対し新コスチュームは赤と丸、旧版では下半身の色取りが“パンツとタイツ”状に分かれているが新版では上半身と一体になって“中央部と左右”とで色を分けている、等……。この新版ブラウンコスチュームを考案した編集者ジョーダン・D・ホワイトによれば新版と旧版とは別のデザインであり、実際本文にもあるSavege Avengersでは再び旧版のデザインを採用している。
 マーベル・ファクト・ファイルではこの2者の区別を避け、広く茶色のコスチュームとして解説しているが、だとするならヒックマンのX-Men Vol.5ではなくローゼンバーグのUncanny X-Men Vol.5が初出になる。
 いずれにせよコスチュームはこれら新シリーズ「に」立ち返ったわけではない)
『Wolverine Vol.7』#1で、ブラウンのコスチュームも(修繕が必要だが)戻ってきた。
『Wolverine Vol.7』#1より。ブラウンのコスチュームも(時には修繕が必要だが)戻ってきた。
(前記の通り、ブラウンコスチュームが復活したのはWolverine Vol.7 #1 (2020年4月)より以前、Uncanny X-Men Vol.5 #13 (2019年5月)であり、この時点では修繕の必要はなかった。図版がWolverine Vol.7 #1なのは間違いではない)
▵『Uncanny X-Men』第139号
○『X-Men』
第139号
(#139当時、X-Men Vol.1は表紙こそ「The Uncanny X-Men」と銘打たれていたが、実際に書誌がUncanny X-Menに改題されるのは#142以降)
✕アンディ・キューバート
○アダム
・キューバート
(Wolverine Vol.7 #1以降のアートを担当したのはアンディ・キューバートの兄アダム・キューバート)
マーク・ミラーによって最初に考案されたこのウルヴァリンは、
マーク・ミラーによって最初に考案された「オールドマン・ローガン」は、
(マーク・ミラーによるオールドマン・ローガンはアース-807128のキャラクターで、このコラムで解説されるDead Man Logan Vol.1等に登場するアース-21923のオールドマン・ローガンとは別人とされる。
 この「アース-21923のローガン」は主役誌Old Man Logan Vol.1を持って以降のオールドマン・ローガンを指す。同誌での過去編の経歴が本家アース-616のローガンと(すなわちその延長線上にあるはずのミラーによるアース-807128のオールドマン・ローガンとも)微妙に異なっていたために、さかのぼって登場時点から別時空アース-21923の出身だったと設定された)

エヴォリューション EX-02 X-メン
▵Magik: Storm and Illyana
○Magik (Illyana and Storm Limited Series)
(このMagikの初代シリーズは表紙ではサブタイトル的に「Storm and Illyana」と題されているが、奥付にある正式な表記ではMagik (Illyana and Storm Limited Series) となる。特殊な例ではありいずれが正しいとも言いがたいが、単にMagikと言えばこれより後2000年のミニシリーズMagik Vol.1誌を指すことになるため何らかの区別は必要になる。ただしこのMagik Vol.1誌も表紙にはX-Men: Magikとありこれもまた解釈が分かれるところだろう)
▵Obnoxio the Clown Vs. the X-Men
○Obnoxio the Clown
(同様に表紙と違って奥付ではVs以降が誌名として扱われない)
相次ぐ企業間出版イベントが成功し、ミュータントが使い捨て要因になりつつあった
相次ぐクロスオーバーイベントが成功し、ミュータントが掃いて捨てるほど増えつつあった
(企業間クロスオーバーとしてたとえばマーベル-DC間のクロスオーバー誌は計4作あったものの相次ぐと言えるほどの連作ではなく、X-Factor Vol.1創刊当時1985年の説明としても考えにくい。文脈から考えてもマーベル内でのクロスオーバーイベントを指しているものと思しい。また当時ミュータントキャラクターの死亡やフェードアウトがたびたび見られたのは事実だが、登場してはすぐ捨てられていたかと言えば疑問がある。少なくとも「要因」は「要員」の誤り)
▵年刊作品の
○毎年ペースで行なわれたイベントの
(ここで指すMutant Massacre・Fall of the Mutants・Infernoは共にイベント名であり誌名ではない。当時から2000年のRevolutionまで、Xタイトルの大半をまたぐ大型クロスオーバーイベントはおおむね年に1回下半期に行なわれたが「年刊」と呼ぶには心許なく、イベントを「作品」とする表現にも疑問がある)
物語は、人類をランクづけし、エグゼビアの弟子や敵たちをドラマティックに描いた
物語はエグゼビアの弟子や、人類をランクづけする敵たちをドラマティックに描いた
(これらの物語で描かれたとすればむしろ人類をランクづけする事の愚かさであり、誤りとしか考えがたい)
第一期X-メンがエグゼビア教授のもとに戻り、ふたつの戦闘部隊が設立された結果、根本的な混乱が生じた。高評価だった『X-Men Vol.2』第1号(1991年10月)で描かれたように、『X-Factor』のキャラクターたちは、サイクロップス率いるブルーチームと、ストーム率いるゴールドチームに分けられた。彼らの活動は主に『Uncanny X-Men』で描かれ、そこでは政府雇用のミュータントヒーローたちが、新たなX-ファクターになった。
第一期X-メンがエグゼビア教授のもとに戻り、ふたつの戦闘部隊に根本的な変化が生じた。高評価だった『X-Men Vol.2』第1号(1991年10月)で描かれたように、『X-Men』と『X-Factor』のキャラクターたちはX-メンに統合され、サイクロップス率いるブルーチームと、ストーム率いるゴールドチームに分けられた。前者の活動は主に『X-Men Vol.2』で、後者は『Uncanny X-Men』で描かれ、『X-Factor』では政府雇用のミュータントヒーローたちが、新たなX-ファクターになった。
(事実と大きく異なる説明)

エヴォリューション EX-03 X-メン
『Astonishing X-Men』は愉快かつスリリング
『Astonishing X-Men』は独立性が高くスリリング
(ジョス・ウィードンによるAstonishing X-Men Vol.3は概ねシリアスな物語だった。この文が後段で「壮大なクロスオーバー」と対になることから、同誌がウィードンの意向で他誌とのクロスオーバーを避けていた「Unique(独立性が高い)」な特徴を誤訳していると思しい)
✕モリソンとクワイトリーによる『New X-Men』『House of X』『District X』。
○『New X-Men』(モリソンとクワイトリーによる)、
『House of X』『District X』。
(New X-Men以外は執筆陣が異なる)
▵Schism → X-Men: Schism
▵AVX → Avengers vs. X-Men
▵AXIS → Avengers & X-Men: AXIS
▵1602 → Marvel 1602

(それぞれ略称であり正式タイトルは異なる)
Messiah CompleX → Messiah Complex
(表紙では末尾のXだけが赤文字で記されたが、正式タイトルではない)
▵『X-Men: Noir』のX-メンは、(…)このX-メン
○『X Men Noir』
のX-メンは、(…)この「Xメン」
(このシリーズではタイトルやチームは普段の「X-MEN」ではなく「X MEN」と記述された。公式にはこれを含むノワールシリーズのタイトルには「:」記号は付かない)

エヴォリューション EX-04 X-メン
X-23(初代ウルヴァリンのクローンのローラ・キニー)は、ローガンというコードネームと、チーム内で彼が担っていたポジションを引き継いだ。
X-23(初代ウルヴァリンのクローンのローラ・キニー)がウルヴァリンというコードネームを継承する一方、チーム内で彼が担っていたポジションはオールドマン・ローガンが引き継いだ。
(当時X-23はX-メンから離れていた。オールドマン・ローガンはExtraordinary X-Men Vol.1でX-メンに加入する)
▵『Inhumans Vs. X-Men』
○『IVX』

(表紙ロゴは「Inhumans vs X-Men」だが、誌名はIVX Vol.1)
チームは再びX-ヘブンを拠点とするようになった。
チームはリンボのX-ヘブンを離れ再び地球を拠点とするようになった。
(「X-ヘブン」の説明が抜けているが、リンボ時代の拠点の名称がX-ヘブン。この時期テリジェン・クラウドの危険が去ったX-メンは地上に戻っている)
「Dawn of X」では、X-メンは生ける島クラコアと、(…) 拠点にしていることが判明する。
「Dawn of X」では、X-メンは生ける島クラコアと、(…) 拠点にしている。
(これらの事実が明かされたのはDawn of Xイベントの直前、House of X Vol.1/Powers of X Vol.1において)

エヴォリューション GZ-02 グリーン・ゴブリン
[コラム:ゴブリンのクローン]ピーター・パーカーを守って死んだ。
○ノーマン・オズボーンを守って死んだ。

(ハリー・オズボーン(クローン)はキンドレッドに襲われたピーター/スパイダーマンを助けて共に戦うが、最終的にキンドレッドの矛先が向いたノーマン・オズボーンの盾となって命を落とした)

エヴォリューション MA-01 マグニートー
[コラム]ソー(ソーズ)
(過去の「ソーズとも呼ばれたソー」が確認できなかった。あるいはVenus Vol.1 #11~13に登場した神話のソー(後にスタンとカービーによるソーと同一人物だったと改訂された)と、Astonishing Vol.1 #36に登場した宇宙人のソーをまとめて「複数のソー Thors」と呼んでいるのだろうか)

エヴォリューション MA-02 マグニートー
2012年の「Avengers Vs. X-Men」の壮大なイベントでマグニートーがフェニックス・フォースに取り憑かれると、
2012年の「Avengers Vs. X-Men」の壮大なイベントでフェニックス・フォースが再登場する直前、
(マグニートーはフェニックス・フォースに憑依されていない。ここで説明されるエクスティンクション・チームへの加入はスキズム Schism およびリジェネシス Regenesisイベントで起きた事で、その後訪れるフェニックス・フォースとは無関係)
フェニックス・フォースの一時的な宿主になったすべてのミュータントが経験するように、
フェニックス・フォースの一時的な宿主になったすべての、あるいはその強い影響を受けたミュータントが経験するように、
(前記の通りマグニートーは宿主ではない。ここでマグニートーの能力が変化したのは直接的にはフェニックス・フォースを一手に引き受けたサイクロップスから攻撃を受けたためとされる)
✕同時に、マグニートーに関する多くの事実が新たに明るみに出る。
○こうした変化の間に、
マグニートーに関する多くの事実が新たに明るみに出ている。
(マキシモフ姉弟との血縁関係が無い事実はこれより1年前、Avengers & X-Men: AXIS Vol.1 #7で明かされている。ポラリスとの血縁は13年も前のUncanny X-Men Vol.1 #431で明らかになった)

名作コミック

名作コミック AF-01 『TUNDRA!』
✕第106号後に
明らかになる。
○後に第106号で明らかになる。
(誤記。#106はこの#1から数えて105号後)

名作コミック AG-01 エイジ・オブ・アポカリプス
▵Uncanny X-Men #141~142
○X-Men #141・Uncanny X-Men #142

(厳密な書誌に従えばこのシリーズは#141までがX-Men Vol.1、#142以降がUncanny X-Men Vol.1となる。しかしながら表紙上は#141でもThe Uncanny X-Men #141と書かれており、こう書いても間違いにはあたらないだろう)
✕ハンクは自らのパワーを強化しようと試みて、
○マッコイはミュータントのパワーを強化しようと試みて、

(ビーストの本名は「ヘンリー・フィリップ・“ハンク”・マッコイ Henry Philip "Hank" McCoy」通称ハンク・マッコイだが、この次元のビーストは短縮形を使わないヘンリー・マッコイとして知られる。彼はミュータント全般のX遺伝子の成長を促す研究をしていた)
[図版左下]マグニートーのX-メン。カルマ、コロッサス、セイバートゥース、ワイルドチャイルド。
○この次元のカルマ、コロッサス、セイバートゥース、ワイルドチャイルド。
(エイジ・オブ・アポカリプス次元ではカルマとコロッサスはX-メンではない。カルマはエンジェルが経営する中立的な立場の酒場ヘブンの所属、コロッサスはX-メンの下部組織ジェネレーション・ネクストの教官)
[図版右下]エイジ・オブ・アポカリプス次元では、ウルヴァリンとジーン・グレイは
エイジ・オブ・アポカリプス次元では、ローガンとジーン・グレイは
(この次元のローガンに「ウルヴァリン」というコードネームは無く、ウェポンXと呼ばれていた。「元の世界におけるウルヴァリン」という意味では誤りではない)

名作コミック CA-01 アベンジャーズ再結成
✕巨人アトラス兵
○アトランティス兵

(この号でネイモアの配下に巨人は登場しない)

名作コミック CA-04 BREAKOUT
✕42人の全ヴィラン
の脱獄は阻止できなかった
○計42人のヴィランの脱獄は阻止できなかった
(誤訳か。脱獄に成功したのは囚人ヴィラン87人中42人)

名作コミック CC-02 『Captain America』#319
[大見出し]『Captain America』#319『The Scourge』
『Captain America』#319 スカージ
(誤訳か。本文にある通り、この号のサブタイトルはOverkillである)
※『Captain』
(一般にストーリーアーク名は表紙に共通して付けられたキャッチや、サブタイトル(多くは「サブタイトル Part 1 of 4」といった形式)から採られるものだが、このストーリーアークにはそういった冠が無かった。しかしながら、傑作選Epic Collection: Captain America Vol.1シリーズの#14で「The Captain」の名で纏められているため、決して非公式のストーリーアーク名でもない。なお、ここに纏められたのはCaptain America Vol.1 #333~350である)
[要素1、本文]『Scourge of the Underworld』
(同様にこのストーリーも連載当時特定の冠を持たなかったが、後にCaptain America: Scourge of the Underworld TPBとして纏められているため誤りではない。もっともこの単行本では様々なコミック誌から、スカージが登場する数ページ(多くの場合スカージは本編の流れと別に登場してはヴィランを殺していた)だけをピックアップしており、一般的な意味のストーリーアークとは微妙に異なるとも言える)
✕6年後の『US Agent』第4号
○7年後の『US Agent』第4号
(U.S.Agent Vol.1 #4のカバーデイトは1993年9月)

名作コミック CC-03 ステランコ三部作
✕『Tales of Suspense』#63(1965年3月)で自身が主役のシリーズを与えられて以来、第二次世界大戦中のヒーロー、キャプテン・アメリカは現代に生きるようになった。
○自身が主役のシリーズとなった『Tales of Suspense』では#63(1965年3月)以来第二次世界大戦中のヒーロー活動が描かれていたが、再び現代に生きるようになった。

(ゴールデン・エイジに林立したキャプテン・アメリカ主役誌が休刊した後、Avengers Vol.1 #4でキャップが現代に復活して以来、最初の単独主役シリーズを持ったのがTales of Suspense #59~だった。うち#63~71までの8号は第二次世界大戦中の活躍を描いており、再び現代を舞台にするのは#72以降となる)

名作コミック CC-04 『Captain America』#601
✕「鉛筆を持った画家」
○「鉛筆で塗る画家」

(画家が下絵に鉛筆を使う事は珍しくなく、ましてコミックアーティストならほとんど全員が鉛筆を用いているだろう。コーランが鉛筆の濃淡でモノクロ絵画のような効果を出し「Painting with Pencil 鉛筆で塗る」と謳われた事を指しているのだろうか?)
有名シリーズ『Dracula』
有名シリーズ『Tomb of Dracula』
(マーベルのドラキュラと言えばTomb of Dracula誌だが、それと別にDracula Vol.1というシリーズも存在するため区別が必要。
 Dracula Vol.1はTomb of Dracula Vol.1創刊の約1年後に別冊誌的な位置付けで新創刊された季刊シリーズで、表紙ロゴは「Dracula Lives!」。このシリーズは(表紙ロゴは一貫して「Dracula Lives!」だったにもかかわらず)複雑なタイトルの変遷を経ており、
 ・Dracula Vol.1 #1~3
→・Dracula Lives Vol.1 #4(以降隔月刊化)
→・Dracula Lives Vol.2 #1
→・Dracula Lives Vol.1 #6(通巻表記)~13
と経緯している。
 さておきこのシリーズは本誌Tomb of Draculaよりもはるかに早く1974年の通巻13号で終了している。ジーン・コーランもこのDracula / Dracula Lives誌に数号アートを提供してはいるが、やはりコーランの有名シリーズといえばその大半を執筆したTomb of Dracula誌を指すだろう)

名作コミック CD-01 エレクトラの死
ブルズアイが電話線に絡まり吊るされるところで終わる。彼はデアデビルが差し出した手を拒み、
ブルズアイが電話線から落ちかけるところで終わる。彼はデアデビルが差し出した手を拒み、
(電話線の上での闘いはブルズアイが足を踏み外した事で終わる。デアデビルは咄嗟に電話線に足を絡めて体を固定し、落ちるブルズアイの腕を掴んだ)

名作コミック CD-03 『BORN AGAIN』
[画期的要素3]『Wolverine』
『Wolverine: Origins
(省略と言えなくもないが適切とも言えない)
[画期的要素4]ケヴィン・スミスの『Guardian Devil』からアンディ・ディグルの『Reborn』に至る、
ケヴィン・スミスの「Guardian Devil」からアンディ・ディグルの『Daredevil: Reborn』に至る、
(Guardian DevilはDaredevil Vol.2 #1~8のストーリーアーク名、Rebornは正確な誌名ではDaredevil: Reborn)
✕『Death of Elektra』
○Daredevil #181(エレクトラの死)

(この号のサブタイトルはLast Hand)

名作コミック CD-04 デアデビル
✕『Sub-Mariner』
○『Sub-Mariner Comics』
(ビル・エヴェレットはタイムリー・コミックス時代Marvel Comics #1とその後継誌Marvel Mystery Comics Vol.1でサブマリナーを多く担当し、並行して1941~1955年にわたり創刊から休刊までSub-Mariner Comics Vol.1の半数以上を担当した。後にSub-Mariner Vol.1を担当することにもなるが、それは1972年以降の事でありここでの説明にはあたらない)

名作コミック CD-05 デアデビル
デアデビルが登場した7番目の物語
デアデビルが主人公の7番目の物語
(主役誌Daredevil Vol.1 #1~7の間に、Amazing Spider-Man Vol.1 #16でスパイダーマンと共演、#18でもカメオ出演を果たしている)

名作コミック CE-01 1602
✕ニューワールドという
植民地ロアノークから
○「新大陸」にある植民地ロアノークから
(ニューワールドとは新世界、新大陸等に訳されるが、当時のヨーロッパから見たアメリカ大陸の事)
[本文3回、図版P2中央]ロハズ
○ロージャズ

(Rojhazの表記揺れだが、これはスティーブ・ロジャースの姓をネイティブ・アメリカン風に書き換えたものなので、ロハズと読むのは文脈に合わない)
「フォアランナー」が4人、400年のときを超えて過去に送り込まれた
○ひとりの「フォアランナー」が、400年後の未来からこの時代に送り込まれた
(同ページ本文右段を参照)
同シリーズが成功した秘密兵器は、
同シリーズを成功に導いた秘密兵器は、
(文法上の誤り)

名作コミック CF-01 ファンタスティック・フォー
✕コマ割りを無視して、
○自由にコマ割りを作って、

(マーベル・メソッドでは脚本家はコマ割りを指定せず、画家がプロットに沿ったコマ割りを決めた)
✕アトランティスの沈没など
○地下世界の存在など

(この回とアトランティスは無関係)

名作コミック CF-09 『BEDLAM AT THE BAXTER BUILDING』
[項目ナンバー]CF-09
○CF-07

デアゴスティーニ社の訂正による)
✕ボルテックス・ボムを用いて
○爆弾を落とし、巨大な渦潮で

(ボルテックス・ボムという名称は存在しない。デアデビルがトラックで運んでハドソン川に落としたこの爆弾は恐らくごく普通の弾頭で(どのように調達したのかは説明されなかった)、結果的に起きたのが渦潮ボルテックスである)

名作コミック CG-01 インフィニティ・ガントレット
[ペン入れ]クリストファー、ソロトフ
○トム・K・クリストファー、ブルース・N・ソロトフ

(字数の問題による省略か)
その後、現われたエターナルズ
その後、現われたエターニティ
(誤記)

名作コミック CH-03 ULTIMATE WOLVERINE VS. HULK
▵トイレ
から登場してくるフォージ
○便器の中から登場してくるフォージ
(個室のドアを開けて現われた訳では無い。フォージは分子の位相を変動させる発明を使って、ウルヴァリンの牢獄備え付けの便器から出現した)

名作コミック CH-04 HULK #181
[画期的要素4]アニメ映画『Hulk Vs. Wolverine』
○ビデオアニメ『ウルヴァリンVSハルク』

(この作品Hulk Vs. Wolverineは映画ではなく、Hulk Vs.というタイトルで販売されたOVAのうち一話(もう一話はHulk Vs. Thor)。これを含むMarvel Animated FeaturesシリーズのOVAは後に日本でも『マーベル・アニメイテッド・ユニバース』の名前で販売され、Hulk Vs. Wolverineは『ウルヴァリンVSハルク』としてリリースされた。マーベル・ファクト・ファイル日本語版では一般に映像作品は邦題で書かれるため、ここでも邦題を用いるべき)
✕クリス・クレアモントと、同キャラクターをさらに発展させたジョン・バーン
同キャラクターをさらに発展させたクリス・クレアモントやジョン・バーン
(誤訳か)

名作コミック CH-06 ハルク
[見出し]INREDIBLE HULK: FUTURE IMPERFECT
○HULK: FUTURE IMPERFECT
『Future Imperfect』
Hulk: Future Imperfect』
(表紙にはIncredibleの字があるが奥付によればHulk: Future Imperfect Vol.1が正式題。本文中にもある通り、2015年にシークレット・ウォーズのタイインとしてミニシリーズFuture Imperfect Vol.1が創刊されており、これとの区別のためHulkの冠が必要)
✕『Future Imperfect』の世界で起きた「シークレット・ウォーズ」の出来事を描く
○「シークレット・ウォーズ」で登場した『Future Imperfect』的世界の出来事を描く

(2015年のシークレット・ウォーズでは様々なマーベルの名作コミックを思わせる世界がバトルワールドの一部として出現した。この中にはマエストロの帝国によく似た「ディストピア」ことアース-69413も含まれており、Future Imperfect Vol.1はこれを舞台にしている。つまりこの世界はあくまでも本文で紹介されるアース-9200とは良く似た別世界にすぎない)
✕『Secret Wars: Future Imperfect』
○『Future Imperfect』

(上記Future Imperfect Vol.1はシークレット・ウォーズのタイインではあるが、タイトルにはSecret Warsの題は含まれなかった)

名作コミック CI-02 アーマー・ウォーズ
[画期的要素3]ペーパーバック版には、バリー・ウィンザー・スミスが物語と画を担当したエピローグがついていた。
○ペーパーバック版にも、バリー・ウィンザー・スミスが物語と画を担当したエピローグが収録されている。
(単行本書き下ろしではなく、#232の事を指している)
✕軍事制裁を受けているファイアーパワー
○鎮圧用兵器であるファイアーパワー
(誤訳か)
『Armor Wars II』は、2010年に発表された。
『Armor Wars II』は、1990年に発表された。
(甚だしい誤記)

名作コミック CJ-01 ソーと土星の岩石人間
※土星の岩石人間

(当時は単純に土星人そのものとして描かれていたが、後にこれは土星の衛星を基地にしたクローナ人(クロナン)だったと後付けされた)
[画期的要素1]マーベル初の神のヒーロー
○マーベル久々の神のヒーロー
(全く矛盾したことに次ページに「以前描いたことのある、神々の世界に目をつけた」とある通り、マーベルでの神のヒーローはソーが初めてではない。有名な例では愛の女神ヴィーナスが主人公のVenus Vol.1 (1948~52) があり、スタンはこの初期号を担当している)

名作コミック CJ-02 フロッグ・オブ・サンダー
✕彼は
のちに『Lockjaw & the Pet Avengers』に再登場し
のちに『Lockjaw and the Pet Avengers』で並行世界の彼が登場し
(表紙にある通りタイトルは「&」ではなく「and」。このLockjaw and the Pet Avengers Vol.1誌は別世界アース-97161の物語で、パドルガルプもThor Vol.1 #364で登場したパドルガルプの設定をおおよそ引き継いではいるものの別人。とは言えアース-616と近しい世界観なのは間違いなく、同誌で生まれたパドルガルプ=フロッグ・オブ・サンダーの設定はMighty Thor Vol.2 #700でアース-616に逆輸入された)

名作コミック CL-01 CHILD OF LIGHT
✕『Spectacular Spider-Man』
○『Peter Parker, the Spectacular Spider-Man』

(後に#134でSpectacular Spider-Man Vol.1に改題されるが、この時点#64では頭にPeter Parker, theが付いた)

名作コミック CM-01 MARVEL COMICS #1
[スタッフ一覧]作:カール・バーゴスビル・エヴェレット|画:カール・バーゴスビル・エヴェレット
作:カール・バーゴスビル・エヴェレット、ベン・トンプソン、アル・アンダース|画:カール・バーゴスビル・エヴェレット、アル・アンダース、ポール・ギュスターブソン
(バーゴスとエヴェレットは別々のコミックを担当しており共著ではないため、&記号で区切るのはあまりふさわしくない。本欄では主に解説しているヒューマン・トーチとサブマリナーのスタッフだけを挙げていると思しいが、実際は他4編はそれぞれ別の作家が担当している。ここではマーベル公式サイトでクレジットされた作家を挙げた)
✕ノートン教授
○ホートン教授
(誤植)
[図版P2右上]作家兼画家ビル・エヴェレット『Sub-Mariner』「水中」を描写する彩色技法を切り開いた。
作家兼画家ビル・エヴェレット『Sub-Mariner』「水中」を描写する彩色技法を切り開いた。
(Marvel Comics #1のカラリストは不詳であり、エヴェレットであったかは疑わしい)

名作コミック CN-01 アルマゲドン!
スーワン(クローの
スーワン(クローの甥姪の娘
(原語でgrand-niece。当時は単純に姪 nieceと略される事もあり、後には(年齢の辻褄合わせのため)甥姪のひ孫 great-great-grand-nieceに変更されたが、少なくとも娘ではない)

名作コミック CP-01 パニッシャー WELCOME BACK, FRANK
[発行]2000年1月
2000年4月〜2001年3月
(#1のカバーデイトは4月。左にある通り、ここで紹介しているのは#1~12なので最終号のカバーデイト2001年3月も併記するべき)

名作コミック CS-01 グウェン・ステイシーが死んだ夜
✕『Spider-Man』
○『Amazing Spider-Man』

(当時スパイダーマンの個人誌(再録誌を除く)はAmazing Spider-Man Vol.1のみで、Spider-Man Vol.1は1990年から刊行された別のコミック誌)

名作コミック CS-04 ULTIMATE SPIDER-MAN #1
[発行、画期的要素1]2000年1月
2000年10月
(誤記)

名作コミック CS-06 『THE KID WHO COLLECTS SPIDER-MAN』
スターンは、スパイダーマンものを1982年以来、書き続けてきたが、
スターンは、スパイダーマンものを1980年以来、書き続けてきたが、
(Amazing Spider-Man Vol.1で連載を始めたのは1982年だが、その直前までPeter Parker, The Spectacular Spider-Man Vol.1で連載しており、それは1980年に始まる)

名作コミック CS-07 解雇手当
✕SPIDER-MAN'S TANGLED WEB
#4
○TANGLED WEB: THE THOUSAND #4
(表紙通りならTangled Web: Severance Package、奥付に従えばTangled Web: The Thousand。
 このシリーズは悪役サウザンドとスパイダーマンの確執を描いた#1~3 "The Coming of the Thousand"に則りTangled Web: The Thousandと題されていたが、#4ではテーマと表紙ロゴが変わったにも拘わらず奥付ではThe Thousandの副題が継続した。#5になって正式にSpider-Man's Tangled Web Vol.1に改題され、次々変わるテーマに対応した。
 そうした経緯のため、シリーズ全22号を通して見ればSpider-Man's Tangled Webと呼ぶ方が通りが良く、画期的要素2や本文でこう書かれているのは誤りではない)
[画期的要素4]賞のノミネート
○高い評価

[画期的要素4]最優秀コミックブック単一号部門でアイズナー賞にノミネートされた。
○『Wizard』誌の「過去10年間のベスト10」に選ばれた。
✕アイズナー賞ノミネート
にふさわしい、素晴らしい物語だ。
○高く賞賛されるにふさわしい、素晴らしい物語だ。
(同時期に作画のエデュアルド・リッソが100 Bullets Vol.1 #27で同部門にノミネートされた事はあるが、この号とは無関係。この号が単独で受賞した著名な例としては、Wizard誌のTop 10 Books of the Last Decadeが挙げられる)

名作コミック CS-01 暴かれるヴェノム
有名作家デビッド・ミッチェリニーを8号前から投入し、
有名作家デビッド・ミッチェリニーを10号前から投入し、
(ミッチェリニーの連載は#290から。途中#293~295の間はタッチしていないが、#296からと見なしても4号前、執筆号だけを数えた上で増刊号Amazing Spider-Man Annual Vol.1 #21を加えてようやく8号前と呼べるが、これが正しい表現かは疑問)
彼がスパイダーマンを描いた全28号によって、
彼がAmazing Spider-Manを描いた全28号によって、
(マクファーレンはこの直後にSpider-Man Vol.1で16号を描いている)
1987年から94年にかけて100号
1987年から94年にかけて約100号
(この期間にミッチェリニーが執筆したAmazing Spider-Man Vol.1はレギュラー誌では#290~388(#293~295、#353~358、#376除く)計89号、アニュアル誌は#21~28(#27除く)計7号、加えて特別号Amazing Spider-Man Super Special Vol.1 #1で、総計97号。なお後に1980年に#205を担当した事もあるが、それでも100号には満たない)

名作コミック CU-01 アルティメッツ
✕「アルティメッツ」シリーズ
は、(…) 2000年にスタートした。
○アルティメットシリーズは、(…) 2000年にスタートした。
(前頁にある通り、Ultimates Vol.1 #1は2002年刊。文脈から最初のアルティメットユニバースシリーズ、Ultimate Spider-Man Vol.1およびUltimate X-Men Vol.1が(後者はリリースデイトで)2000年に開始された事を指すと思しい)
キャプテン・アメリカはより神経質で、チームの最後のメンバーとなった。
キャプテン・アメリカはより神経質で、ソーより早くメンバーとなった。
(チーム入りの順序ではソーより前。その後もブラック・ウィドウやホークアイらがUltimates Vol.1の中でメンバー入りしている。キャップがジャイアントマン(ハンク・ピム)、ワスプ、アイアンマンの後からメンバー入りする事自体はマーベルユニバースのアベンジャーズと同じ順序なので、マーベルユニバースとの違いを挙げるならソーより先に加入した事になる)

名作コミック CW-02 『Old Man Logan』
[発行]2008年6月
2008年8月
(リリースデイトとしては正しいが、直後と不統一)
[図版P2上]バナー夫人
○ミス・バナー

(この人物はハルクの何らかの子孫と考えられるボビー・ジョオ・バナーで、夫人ミセスではない。この世界でのバナーの妻はシーハルクで、コミックには名前しか登場しない)
✕『X-MEN:フューチャー&パスト』
○『Days of Future Past』

(X-Men: Days of Future Pastを映画の邦題に誤訳したか。映画は2014年公開で、この時点では脚本すら存在しない)
ミラー自身の『ウォンテッド』シリーズ
ミラー自身のミニシリーズ『Wanted』
(映画版の邦題が『ウォンテッド』だが、文脈からは明らかに原作コミック版。このWanted Vol.1に続編やスピンオフは存在しない)

名作コミック CW-04 『Origin』
▵Origin
○Wolverine: The Origin

(奥付による。表紙では単に「Origin」、扉ページでも「(Wolverine in) Origin」とされ誤りではないが、現在のマーベル公式サイトではWolverine: The Originと表記されている。本作の成功後、Avengers: The OriginやSpider-Woman: Originといった派生作が生まれたためOriginだけでは区別が難しいという面もあるだろう)

名作コミック CX-01 ジーン・グレイの死
[P2図版上]異星人の全軍
○異星人の最強チーム

(ここでX-メンが戦ったのはシーアー軍総員ではなく、インペリアル・ガードに限られている)

名作コミック CX-02 デイズ・オブ・フューチャー・パスト
▵UNCANNY X-MEN #141-142
○X-MEN #141, UNCANNY X-MEN #142

(奥付の書誌に従えばこの2冊はX-Men Vol.1 #141とUncanny X-Men Vol.1 #142で、ちょうど誌名変更をまたいでいる。もっとも表紙ロゴ上は#141より以前からTHE UNCANNY X-MENだったため誤りにはならない)
作:クリス・クレアモント
作:クリス・クレアモント&ジョン・バーン
(共著。クレアモントはライター、バーンはコ・プロッター(原案協力)としてクレジットされている)

名作コミック CX-06 X-MEN VOL.2 #1
[画期的要素3]打ち切られた『X-Factor』
○キャスト一新された『X-Factor』
(X-Factor Vol.1は#70でそれまでの主役チームがX-Men Vol.2及びUncanny X-Men Vol.1に移籍する形で一旦の区切りとなったものの、翌月には#71として継続して新チームを描いた)
✕折り込みページが5種類あり、それぞれ異なる素晴らしい特大イラストが掲載された。
○表紙が5種類あり、それぞれ異なる素晴らしいイラストは特大折り込みピンナップにまとめられた。
(この5種類の表紙は横に並べると1枚のイラストになる趣向で、実際に5枚を繋いだピンナップが折り込み付録として設けられた)
▵ピンナップやイラストも掲載された。
○予告イラストも掲載された。
(前記のピンナップの他、巻末にはこの後#11までの主要人物が描かれた予告イラストが掲載された)
ミュータントのコルテス
ミュータントのファビアン・コルテッツ
(Fabian Cortezの表記揺れ)

名作コミック CX-12 ミュータント・マサカー
✕「ミュータント・マサカー」は、ほとんどのクロスオーバーの連続性に従っていない。その代わりに、あるタイトルから別のタイトルへジャンプしながら展開する。物語の各タイトル部分は、その号の並行しつつ独立したプロットとして機能するだけでなく、より広いストーリーアークにおいて一貫するようデザインされている。
○それまでのほとんどのクロスオーバーはあるタイトルの最後から別のタイトルの最初へとジャンプしながら展開していたが、「ミュータント・マサカー」はそうした連続性に従っていない。各タイトルは並行して数号にわたる独立したプロットを持ち、広いストーリーアークの一部として機能するようデザインされている。

(意味不明で、事実と異なっている。ミュータント・マサカーイベントは各誌の主人公たちそれぞれの視点から群像劇的に事件を描き、この手法は後の多くの大規模クロスオーバーイベントのひな型となった)

名作コミック CX-13 ブルードフォール
[スタッフ]ペン入れ:ダン・グリーン
ペン入れ:ダン・グリーン、ジョー・ルービンスタイン
(#232~233はグリーンだが、#234はルービンスタイン)
『X-Men Vs. Brood』でだけのことで、
『X-Men Vs. Brood』までのことで、
(ハンナの関節炎が治るのはX-Men Vs. Brood Vol.1より前、Uncanny X-Men Vol.1 #234での事)
✕『X-Men』で活躍したアーティスト
○X-メン系誌で活躍したアーティスト
(シルベストリはX-Men誌を手がけていない。Uncanny X-Men Vol.1のほか当時X-Factor Vol.1を数冊、Wolverine Vol.2を多く描いた)

名作コミック DA-01 デスロック
※ブラザー・ヴードゥ (…) が自身のタイトルを獲得した。
(Strange Tales Vol.1 #169~173(表紙ロゴではStrange Tales featuring: Brother Voodoo)の計5号を指す。
 そもそも怪奇オムニバス誌として始まったStrange Tales Vol.1は#101を期にヒューマン・トーチを中心としたヒーローオムニバス誌に鞍替えし、以後も約10号ごとに大幅な紙面刷新(トーチとドクター・ストレンジの2本立て、トーチに加えシングがチームアップ、等々……)を続けていた。#135~168の間ドクター・ストレンジとニック・フューリーの2本立ての形式に落ち着くが、そのフューリーを主人公にしたNick Fury, Agent of SHIELD Vol.1が新創刊された事で2本立て形式も役目を終え、Strange Tales誌は新たにドクター・ストレンジ主役誌としてDoctor Strange Vol.1へと誌名を変更した(#169)。
 それから5年後、Strange Tales誌は新たにブラザー・ヴードゥ主役誌「Strange Tales featuring: Brother Voodoo」として再開される(号数はVol.1 #169から引き継ぎ)。しかしStrange Tales誌上のブラザー・ヴードゥの物語は5号で打ち切られ、完結編もZombie Vol.1 #6の併載作まで追いやられてしまう。
 Strange Tales誌はその後#174~177の短いゴーレム主役期(うち1号は穴埋め的な怪奇再録オムニバス誌)の後、ジム・スターリンによる#178~181のアダム・ウォーロック主役期に移行し、これは長らく休刊していたWarlock Vol.1 #9~へと昇格する。一方またも空席となってしまったStrange Tales誌#182~はドクター・ストレンジの再録誌に模様替えしたものの長続きせず、#188でついに休刊となった。
 こうした変遷を踏まえるとブラザー・ヴードゥ期〜ウォーロック期のStrange Tales Vol.1 #169~181は、実質的にはMarvel SpotlightやMarvel Premier誌のような昇格を賭けた顔見せ誌という性格が強いのだが、当初の目論見として言えば「ブラザー・ヴードゥがタイトル誌を獲得した」とも表現できる)
✕『Deathlok』の2009年と2014年シリーズの第1号で、
○『Deathlok』の2009年と2014年シリーズでそれぞれ1号、
(リッチ・バックラーがバリアントカバーを手がけたのはDeathlok Vol.4 #1およびDeathlok Vol.5 #4)
✕『Black Panther』
○『Jungle Action Vol.2』
(リッチ・バックラーによるブラックパンサーのシリーズはJungle Action Vol.2。
 元々ターザン型ヒーローのロー・ザー主役誌だったJungle Action Vol.1 全6号 (1954~55) の後、1972年に同種のジャングル系コミック再録誌として新創刊されたVol.2が、#5以降新作ブラックパンサー主役誌に模様替えされたもの(連載されたのは新作ストーリーだが、#5だけはいわば連載準備号という性格で、ブラックパンサーの再録誌だった)。
 ブラックパンサー主役期の表紙タイトルはJungle Action featuring: Black Pantherだったためその意味で「Black Panther」と呼ぶ事はできるが、このJungle Action Vol.2の後を継ぐ形で文字通りのBlack Panther Vol.1が新創刊されているため正しい表記とは言いがたい)

名作コミック DH-01 デスヘッドⅡ
[スタッフ]ペン入れ:ランニング、ヒッチ、スミス
ペン入れ:ランニング、ジョージオー
(インカーはアンディ・ランニングとバンボス・ジョージオー Bambos Georgiou。ランニングの他にブライアン・ヒッチ、キャム・スミスが担当したDeath's Head Vol.2 #1との混同か)

名作コミック DR-01 ドラキュラ
[画期的要素1]ドクター・ドゥームが主役を分け合った (…) ケイザーとの二枚看板だった。
(Astonishing Tales Vol.1 #1~8(表紙ロゴは「Astonishing Tales featuring Ka-Zar and Dr. Doom」)のことで、ケイザー主役話とドゥーム主役話が併載された。同誌は#9でケイザー単独誌になり、#21からは主役がイット・ザ・リビング・コロッサスに、#25でデスロックにと休刊の#36まで何度か主役を変更している)
[画期的要素2]『The Living Mummy』
○『Supernatural Thrillers (featuring The Living Mummy)』

(Supernatural Thrillers Vol.1誌はセオドア・スタージョンによる怪奇小説を基にしてロジャー・カークこと「イット!」を描いた#1(表紙ロゴはSupernatural Thrillers featuring It!)に始まり、一話完結で透明人間やジキル博士とハイド氏など様々な伝統的ホラーを扱った。そのうち1号、#5で主役になったのがミイラ男、リビング・マミーである。
 こうした一話完結形式は#6で終わり、それから約半年の後、#7以降の同誌はリビング・マミーを恒常的な主役に据えて再スタートする)
[画期的要素2]『The Monster of Frankenstein』
○『Frankenstein』

(Frankenstein Vol.1は表紙ロゴ上は「The Monster of Frankenstein」として始まり、#6から「The Frankenstein Monster」にロゴを変更した。本文はこのうち前期タイトルを指しているが、実際の書誌はFrankenstein)

名作コミック ET-01 エターナルズ
[ペン入れ]ジョン・ベルポーテン
ジョン・バポーテン
(Verpoortenの表記揺れ)

名作コミック EX-01 EARTH X
[スタッフ]ペン入れ:ジョン・ポール・レオン
ペン入れ:ビル・レインホールド
(Earth X Vol.1全15号で通してインカーを務めたのはビル・レインホールド Bill Reinhold。ペンシラーのジョン・ポール・レオンがインカーを兼任した号も5号あるが、その号もレインホールドと共同である)

名作コミック GR-01 ゴーストライダー
※1940年代後半の超常的なウエスタンもののスター

(別項エヴォリューション EG-01にもあるが、これはマガジン・エンタープライゼス社のゴーストライダーこと本名レックス・フューリー Rex Furyを指す。マーベルにおける初のゴーストライダー(カーター・スレイド)は当時著作権が失効していたこのレックス・フューリーにインスパイアされて生まれた。マーベルユニバースにレックス自身が登場した事は無いが、設定上ニック・フューリーの祖先“かもしれない”人物として「レックス・フューリー」という名前だけが挙がっている
✕『Frankenstein's Monster』
○『Frankenstein』

(Frankenstein Vol.1。表紙のタイトルロゴは#1~5まで「The Monster of Frankenstein」、#6〜最終号#18まで「The Frankenstein Monster」だったが、Frankenstein's Monsterと書かれた事は無い)

名作コミック GU-01 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
[画期的要素1]アース-616とマーティネックスやチャーリー-27のような並行宇宙のキャラクターの混成チームだった。
アース-691のマーティネックスやチャーリー-27のような並行宇宙のキャラクターによるチームだった。
(一時的なゲストを除けば、初代ガーディアンズにアース-616のメンバーはいない)
ガモーラのようなこの宇宙のキャラクター
ガモーラのようなこの宇宙となじみ深いキャラクター
(厳密にはガモーラはゼン・フーベリ星が壊滅した宇宙アース-7528から20年前の世界アース-616に連れて来られた異界人である。もっともその主要な活躍の舞台は常にアース-616であり、「この宇宙のキャラクター」と呼んで必ずしも間違いではない)
✕ウォーロックとクェーサーは、自分たちの持つエネルギーを船の洗礼盤に注ぎ込み、信仰エネルギーと結合させることで、侵入者を追い返した。
○ロケットはとっておきの爆弾で船の洗礼盤を破壊し、ウォーロックとクェーサーが放出された信仰エネルギーと結合し、侵入者を追い返した。
(誤訳か。なぜこのような記述になったのか理解しかねる)

名作コミック HA-01 ホークアイ
[発行]2012年8月
2012年10月
(リリースデイトとしては正しいが、マーベル・ファクト・ファイルでは一般にカバーデイトで表記している)
✕見開きにまたがる一枚絵だ。
○1ページまるごとの一枚絵だ。
(誤記)
✕並行宇宙的な時間軸
○同時進行的な時間軸
(誤記か。シリーズは#14以降クリント・バートンとケイト・ビショップ、2人のホークアイの冒険を1号ずつ交互に追い、最終号#22で合流するという趣向が取られた。次シリーズであるAll-New Hawkeye Vol.1では並行宇宙の未来であるアース-15928が登場するが、このシリーズにマット・フラクションとデイビッド・アジャは関与していない)

名作コミック HD-01 ハワード・ザ・ダック
画:フランク・ブルナー、スティーブ・レイアロハ|ペン入れ:フランク・ブルナー
画:フランク・ブルナー|ペン入れ:スティーブ・レイアロハ
(誤記)
▵『Adventure into Fear』第19号
○『Fear』第19号
(奥付による。Fear Vol.1は#10以降表紙ロゴとして主役キャラ名を大きく描くようになり、Fearという誌名は控え目にキャッチコピー状に「Adventure into FEAR」という形で添えられた)

名作コミック KR-01 KRAVEN'S LAST HUNT
[大見出し]『FEARFUL SYMMETRY: KRAVEN'S LAST HUNT』
○恐怖の対称性『KRAVEN'S LAST HUNT』
(Fearful Symmetryはウィリアム・ブレイクの詩に登場するフレーズをマーベル・ファクト・ファイルが独自に引用したキャッチコピーであって、作品タイトルではない)
『Spectacular Spider-Man』
Peter Parker, The Spectacular Spider-Man』
(正式題)

名作コミック KS-01 クリー/スクラル戦争
[ペン入れ]ヴィンス・コレッタ、
○[削除]

(このストーリーラインに限らず、当時のAvengers Vol.1にコレッタは関わっていない)
[図版P2右下]最後に描かれたのが
○最初に描かれたのが
(甚だしい誤り。スクラルはこの号を始めとして15話以上のマーベル・コミックスに登場し、最後の登場は1969年12月のFantastic Four Vol.1 #93だった)

名作コミック LC-01 ルーク・ケイジ
[画期的要素4]のちの号にはスティーブ・エングルハート、ロン・ウィルソン、ビル・マントロといった作家やアーティストが関わるようになった。
(このうちロン・ウィルソンとビル・マントロが携わったのは改題してPower Man Vol.1となってから。「のちの号」の範疇であり誤りではない)
▵『Luke Cage, Hero for Hire』(第17号から『Luke Cage, Power Man』に改題)
○『Hero for Hire』
(第17号から『Power Man』に改題)
(厳密な書誌に「Luke Cage, 」の冠は付かない。Power Man Vol.1最後の2号#48~49を除いて常に表紙タイトルには「Luke Cage, 」とあったため間違いとは言えない)
✕『Hero for Hire』にアイアンフィストが登場し、
○『Power Man』にアイアンフィストが登場し、
(Power Man Vol.1 #48~49の事。Hero for Hire Vol.1誌はこの文が指す「70年代後半」には既にPower Man Vol.1に改題していた)

名作コミック LS-01 ロングショット
『Daredevil』の作者
『Daredevil』の作家
(アン・ノセンティは一時期のDaredevil Vol.1のライターではあったが、#1のクリエイターではない)
✕『X-Men』のレギュラー
○『Uncanny X-Men』のレギュラー

(Longshot Vol.1以後のロングショットの主な登場話はUncanny X-Men Vol.1掲載。同誌からX-Men Vol.2が分派した後は、その#10~11とバックアップ・ストーリーに登場しているが、これはレギュラー登場というよりはむしろロングショットの出番を完結させるゲスト出演だった。なお、さらに後にはExiles Vol.1、X-Factor Vol.3および(通巻を統合した)Vol.1にもレギュラー出演している)

名作コミック MA-01 キャプテン・マーベル
『Captain Marvel』第24号から同タイトルのペン入れを引き継ぎ
『Captain Marvel』第24号から同タイトルの作画を引き継ぎ
(ジム・スターリンが引き継いだのはペンシラー(下絵)。Captain Marvel Vol.1 #24のインカー(ペン入れ)はアーニー・チュア Ernie Chua)
※ウラヌス、クロノス、オケアノスなどのタイタン神族
(この時点ではオリンポスのタイタン神族として設定されていたものの、後にこれらはエターナルズであって同名のタイタン神とは別人と書き換えられた。イオンの言としては間違いではない)

名作コミック MG-01 DEATH OF CAPTAIN MARVEL
※マーベルグラフィックノベル #1 『DEATH OF CAPTAIN MARVEL』

(有名無実化している事ではあるが、厳密にはこの号は読切Death of Captain Marvel Vol.1 #1として刊行され、続刊がMarvel Graphic Novel Vol.1 #2~として改題されて続いている。もっとも#1自体、表紙には同じ体裁でMarvel Graphic Novelの題が書かれており、誤りとは言えないだろう)

名作コミック MK-01 MOON KNIGHT #1
[画期的要素4]『Hulk』
○『Hulk!』

(ここで指すのはUKオリジナルのコミック誌Hulk! Vol.1。Incredible Hulk誌はたびたびHulkに誌名変更して(は戻して)いるが、それとは異なる)

名作コミック MZ-01 マーベル・ゾンビーズ
[発行]2005年12月〜2006年6月
○2006年2月〜2006年6月
(2005年12月はリリースデイト。最終巻はカバーデイトで記されているため不統一)
[本文2回]キャプテン・アメリカ
(本来アース-2149のスティーブ・ロジャースは「カーネル・アメリカ」である(このマーベルゾンビーズらしからぬ原典とのズレは、カーネルが元々はUltimate Fantastic Fourの一度きりのゲストキャラとして、元の世界との違いを意識して設定されたことに由来する)。しかしストーリー展開に文章のピントを合わせるための便宜上「この世界でのキャプテン・アメリカ」という省略であれば誤りではない)
デアデビルは橋げたに串刺しにされ、
デアデビルは鉄骨に串刺しにされ、
(この場面に橋や川といった物は描写されていない。背景は廃墟のビル街である)

名作コミック RW-01 ランナウェイズ
✕ミズ・マーベル
○インビジブル・ウーマン
(スーツには「4」の字があり、アレックスはこのキャラクターのプレイヤーに「ちゃんとインビジブル・ウーマンらしく行動してくれないか」と頼んでいる)

名作コミック SI-01 シークレット・インベージョン
[画期的要素4]キャプテン・アメリカが死から復活したことで、
○新たなキャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)が生まれたことで、
(この時点ではキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)はまだ復活していない。シークレット・インベージョンの直前にバッキーがキャップの後継者となっており、本文はこのプロットを利用してソーとアイアンマンとキャップ、「ビッグ3」を新生させたことを指している)

名作コミック SS-02 シルバーサーファー
発行:1978年9月
発行:1978年8月
(サイモン&シュースター社 Simon & Schusterの発行だった関係かマーベル公式サイトにデータが無いが、GCD等によれば8月刊)
✕再びグラフィックノベルを制作することにした
○新たにグラフィックノベルを制作することにした
(シルバーサーファーの作品としては再度だが、グラフィックノベルではこれが初作品)
『Fantastic Four』第101号(1970年8月)以来の、
『Fantastic Four』第102号(1970年9月)以来の、
(カービーがFantastic Four Vol.1を去ったのは#102)

名作コミック ST-02 ドクター・ストレンジ
『Amazing Adult Fantasy』を作り上げ、1962年に同誌にスパイダーマンが初登場すると、
『Amazing Adult Fantasy』を作り上げ、1962年『Amazing Fantasy』に改名した同誌にスパイダーマンが初登場すると、
(Amazing Adult Fantasy Vol.1はスパイダーマンの初登場号である#15をもってAmazing Fantasy Vol.1に誌名変更している。ちなみに同誌はもともとはAmazing Adventures Vol.1で、#7からAmazing Adult Fantasyに誌名を変えていた。このAmazing Adventures #1~6の間ディッコも毎号携わってはいたが当時の看板作家はジャック・カービーで、本文にある「ディッコを中心としたアンソロジー誌」といえばAmazing Adult Fantasyになる)

名作コミック TI-01 シング
[画期的要素1]
▵『Uncanny X-Men』
○『X-Men』
(当時は表紙ロゴ上は「THE UNCANNY X-MEN」だったものの、奥付の書誌はX-Men)
その後、バーンが長く描き続けることになるキャラクターのシングが初登場した作品でもある。
その後、バーンが長く描き続けることになるキャラクターのシングを初めて手がけたタイトルでもある。
(シングの初登場は言わずもがなFantastic Four Vol.1 #1。バーンによるシングの初登場もMarvel Two-In-One Vol.1 #43で、ここで紹介される#50ではない。ただし#43の脚本はラルフ・マッチオで、作・画を兼任したという意味では#50が初となる)

名作コミック WA-01 ウォーロック
✕『Hulk』第178号
○『Incredible Hulk』第178号

(Incredible Hulk Vol.1誌は#474を最後に、Hulk Vol.1誌として新たに#1からリニューアル新創刊された。このためIncredible Hulk誌とHulk誌は別のタイトルである)

名作コミック WB-01 ウェアウルフ・バイ・ナイト
▵『The Monster of Frankenstein』
(1973〜75年)
○『Frankenstein』(1973〜75年)
(書誌上はFrankenstein Vol.1。#1~#5 (1973年)までの表題は「The Monster of Frankenstein」だったが、#6以降#18の完結 (1973~75年) まで「The Frankenstein Monster」に変更された)
✕『Werewolf By Night』からはその後も、
○『Werewolf By Night』の成功によってその後も、
(ここで説明されるキャラクターはどれもWerewolf by Night誌からはデビューしていない。
 マンウルフはAmazing Spider-Man Vol.1 #124(正体であるジョン・ジェイムソンとしては同#1)、フェンリス兄妹はUncanny X-Men Vol.1 #194、ウルフスベインはMarvel Graphic Novel Vol.1 #4がそれぞれ初登場号)