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リーグ荒らし
北関東1部リーグ
後期3試合1勝1敗1分
0-2上武
1-0尚美
1-1駿河
前期終了時点で首位尚美、3位駿河、5位上武となっていた中で、1勝1敗1分は前期の文教からしてみれば御の字である。
初勝利した東洋大川越戦の時にXに投稿した
『残留&上位陣を喰ってリーグを荒らしていけるチームに成長させる』
これが1部ながら達成出来ていると思う。
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では、なぜ前期1勝8敗の文教大学が後期上々のスタートを切れているのか。
①シンプルな戦いにシフト
②ゴール前の圧倒的な粘り
③アウェーの洗礼を跳ね返す程の応援
この3つが挙げられると思う。
①前期はショートパス主体に闘ってきたが、1部ということもあり相手のプレスに引っかかり自分たちでペースを崩し失点、、、、。
そんな流れが多くあった中で後期からは前線2枚の高さを活かしたロングボール&セカンドボール回収に戦術をシフト。
そのおかげもあってか上位陣に対しても五分五分のゲームが多くなり得点チャンスが多く演出できた。
②「守備強度」
これは確実にあがったと胸を張って言える。
前期は1人かわされたらもうキーパーとの1体1の場面が多かった。それでも後期からは1枚ダメでも2枚目が、それがダメでも最後はボールの
正面にしっかり面を作りゴールを思うように打たせないことを徹底出来ていた。
『いい守備からいい攻撃』を尚美、駿河戦はまさに体現していた。
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90分途切れないプレスはまさに文教の前田大然
③「応援の力」の真骨頂は駿河大学戦だろう。
良い守備をして引き分け、もしくわカウンターから勝利が狙えた中で
後半48分 失点。
一瞬応援の声が弱まるが"元船長"松葉瀬輝の
『お前ら声止めんな!』
この一声で応援がさらにヒートアップ。その30秒後劇的な同点弾。
やっぱ輝さんすげえよ。本当に心から思ったし応援の力て本当に選手にいつも以上の能力を引き出せるだなって思った。
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とは言っても文教大学はまだまだ降格圏。残りの試合を全勝すれば文句なしの残留。Bfesでは同じ降格圏内の獨協大学との"スカイツリーダービー"が迎えている。
集客試合での勝利。そして残留争い脱出にむけまだまだ課題は山積み。それでも1歩1歩成長している実感はみんな掴めているはず。
勝って兜の緒を締めよ
雰囲気がいい時ほど、足元をしっかり見つめ1歩1歩着実に成長していこう。