買い物弱者


内閣府の調べで

買い物弱者が全国700万人に達したそうだ。

日常の買い物にも事欠く 買い物弱者。

ス-パ-が出来、旧商店街が消え、

タクシ-、福祉バスでお年寄りが買い物する時代。

国や自治体はコンパクトなまちづくりという空しい掛け声のもと

街が廃墟化してゆく。


特に交通が不便なところ

中山間部、僻地

高齢者の約17%が「買い物に不便を感じている」と回答。


ここ30年程前から

中山間部では

移動スーパー、農協、簡易販売所ができた。

ところが

移動スーパーは新鮮なものがないためか

買い物客は減り、

街のスーパーで

子や孫が買い物して届けるようになった。

さらに独居老人になると施設でお世話になるから

結局のところ

移動スーパーや簡易販売所は消えていった。

でも時代が変わりPC環境さえあれば

ネット通販でなんでも買い物ができるようになった。

食品はオイシックス

本はアマゾン

薬はケンコーコム

売っていないものはない。

ジョブズ様有難う!

国が考える買い物弱者対策の補助事業となると

地元商工会だの地元の従来の事業者団体(既得権益)へと流れていくが、

民間宅配業者なら

モノだけでなくバスやタクシー業と統合し、

人も運べるようにしたほうが

はるかに効率的にできる。

ここでも既得権益との闘争が始まり、

ドローンやロボットの新規参入もはじまる。

世界中どこでもPC環境、スマホさえあれば

限界集落でも生きてゆける

有難~い時代となった。