負け確への向き合い方
あつい。
暑すぎてなにも思いつかない。
暑いと家にいることも多くなるが、最近よく夫婦でやっているのがオンライン対戦早押しクイズゲームアプリの「みんなで早押しクイズ(みんはや)」だ。
何かの待ち時間や暇つぶしに何度かはやったことある人が多いのではないだろうか。
アプリを入れれば近くにいる知り合いとすぐにクイズ勝負もできるし、オンラインゲームなので、自分のレベルに合わせた世界中の人と対戦することもできる。
ゲームシステムを簡単に説明しよう。
「第◯問」と問題数が表示された後、画面中央から1文字ずつ問題文が表示されていく。画面下部には自身の早押しボタンが表示されており、解答権の人数が上限に達していない限りは好きなタイミングで押すことができる。
ボタンを押すと解答候補となる文字が4つ表示され、その中で正解だと思う1文字を選ぶ。
それが正しい場合は次の4択が表示されるので、更に文字を選んでいく。各4択ごとの制限時間は3秒(1文字目だけは5秒)で、答えるべき範囲を時間内に間違えずに答えられた場合のみ得点となる。間違えた場合は誤答となりその問題の解答権を失う、というルールだ。
出題される問題はABCの3段階あり、かなりやっているが相当な数の問題が収録されているのか、同じ問題はほぼ出ない。一番難しいAの問題はかなり難しく8割以上分からないが、C問題は大人なら大体分かるので早押し勝負となる。B問題は一番解きごたえのあるちょうどいいレベル感となる。
最近はこのクイズゲームを暇さえあれば奥さんとやっている。
しかしどのレベルで勝負しても、ほぼ勝てない。昨日は20戦20敗。さすがに昨日はだいぶ調子が悪いが、ここ直近2週間トータルで考えても勝率3%前後ではないかと思う。
自分が相当弱いのか、奥さんが強いのか。
正直、そこはどうでもいい。
ただ、20戦やって20戦負け続けるとどんな感情になるのか、ということが昔から自己理解をする上でかなり興味を持っている事象だ。
実はこの現象、2年前にも起きている。
当時、仲のいい友達3人と月一ペースでボウリングに行っていたことがあり、その時にも同様に、経験値はほぼ変わらないにも関わらず、確実に実力差があり、負けることがデフォルトの勝負を繰り返していた。
この記事でも言っている「スタンス強化タイプ」というのは私が作った造語で、負け続けて毎回本気で悔しいと思わない自分がいるが、でも戦うのをやめず勝とうとするというスタンスを取り続けることだ。
このスタンスが発動する条件がいくつかある。
一つが、別にその分野を勝負以外の時間も使って練習しようとは思わないことだ。
その競技自体に特にこだわりがあるわけでもないので、負ける相手以上に時間を費やそうとも思わない。部活や趣味など、自分が好きなものであれば練習する、という選択肢もあるが、そこまでは至らないものということ。
もう一つが、勝率が1割もないということだ。
大抵お互いのどちらも経験値の少ないようなフラットな種目の勝負の場合、勝ち負けは回数を重ねればある程度分散するはずで、10回やって10回負けるなんてことは早々起こり得ない。
逆に自分より明らかにその分野で経験や能力が優れた人に対して10戦10敗しても、そう大きく感情は動かない。
だがお互い同じような条件下で戦って勝率が1割もない状態になると、まず勝てないけど勝とうとしない理由がない、という状況が生まれ、このスタンスが発動する。
相手と同じかそれ以下の経験値しか積まないので、やれば勝てるようになる訳ではない。感覚としては負けを積み重ねに行くような感覚になってくる。
このスタンスで勝負し続けることは結構なストレスだ。もし赤の他人だったら絶対にしない。
だがこれが仲の良い友達や奥さんとの遊びだったら、そこには勝負という要素だけでなく、一緒に遊んでいる、という要素が加わりただストレスという訳ではなくなるのだ。
そして結果はなぜか全敗だが、内容的には割と接戦なことも多く、相手は勝つことで毎度楽しさを感じている。
つまり勝負の中身はそこまで圧倒的なわけでもない。結果だけが圧倒的なのだ。
これはかなり難しい問題なので、答えがある人がいれば教えて欲しい。
ちなみに連敗記録は33で一応ストップした。
しかし、そのあとすぐにまた負け始めている。
おわりに
今週は生糸が担当しました。
みんはや面白いので暇つぶしにぜひやってみてくださいね。
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人間関係苦手、将来不安、でも野心はどこかにある…そんな思春期(Adolescent)の側面を持ちながら年齢だけを重ねた「おリン」と「生糸」がPodcast番組をお届けするスタジオ(Studio)、それがADOLESTUDIO、そういう感じです。
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次回はおリンが担当の予定です。お楽しみに…!