育児休業中に退職したい!大丈夫?

初めての子育て、試行錯誤しながら子供と共に親として成長する時期でもありますよね。
誰しもが

「想像以上に大変で、もう・・・(汗)」

そう思うんじゃないでしょうか。

そんな育児休業期間中に支給されているのが「育児休業給付金」
金額にして、従前の給与の約3分の2といったところでしょう。

これ、貰うための要件はご存知でしょうか?

ざっくり言うと、

①過去2年の内、12ヶ月以上雇用保険に加入
②育児休業終了後も引き続き働く意思がある事

②って曖昧ですが、忖度して

「絶対復職して働けよ(ꐦ°᷄д°᷅)

なんて解釈する必要はこれっぽっちも含みません。

なので、育児休業が終わる時、気持ちが変わって

「やっぱ会社辞めますっ!」

となっても、

「それまで受け取ってきた給付金を返還しろ!」

と言われることはありません。

「復職して仕事と育児を両立する自信が無くなってしまった…」

そんな方はたくさんいることでしょう。

こんなメンタルの状態で復職しても、育児ノイローゼなど心が疲れて結果的に退職に追い込まれることになります。

なので、復帰が無理だと思ったら、正直に職場に伝えましょう。

なお、法律上の育児休業期間について、
子が1歳6か月になるまでは理由を問わず休業が可能です。

(時々見かけるパターン)
保育所に入れなかった場合は2歳まで休業でき、給付金も支給されます。
わざと保育所に入れない時期をめがけて保育所の申し込みをし、待機児童になった証明書をGET、これをもって育休期間を延長するとともに、育児休業給付金は2歳になるまで支給。
これにて、

「子供はもうすぐ1歳半だけど、復帰できるか少し様子を見て考えたい。」

ということも可能となります。

<注意点>
育休中なのに会社が給与を支払ってくれる、そんな会社にお勤めの勝ち組さんは、注意が必要です。
ルールによっては、

「復帰前に退職する者は、休業期間に会社が払った給与を全額返還せよ!」

法律以上に優遇したルールがある会社では、その上積み部分を返せ!と言うことも出来てしまいます。

お気を付け下さい。

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