産休育休、取るのは気まずい?そんなことはありません!
2017年度、育児休業を取得しなかった女性は15%超います。
(男性は9割超ですが。)
※「2017年雇用均等基本調査」の結果
理由は、取得しにくい雰囲気だからが全体の3割を超えています。(男性含めた全体の統計結果)
従業員数の少ない企業では、カバーの負担率(育児休業者数÷カバーに当たる従業員数)が必然的に高まります。
「休むなら辞めてもらいたい」
周りにそう思われてるかも?と考えてしまう方が多いんですね。
でも気にすることはありません。
育児休業を取得する方の存在、会社にとって非常にメリットが多いんです。
~産休育休期間~
企業は給与を払う義務はありません。あなたには、公的補助である「出産手当金」「育児休業給付金」を受給してもらいます。
また、会社が手続きをすれば、社会保険料も発生しません。(本人負担だけでなく会社負担も含めて。)
~復職後~
復職後、3歳になるまでは短時間勤務(6時間勤務)が法律で認められていますが、気まずいと思わず、みんなより早く退社して大丈夫です。
私が見てきた限り、みなさん早く帰れるよう仕事の在り方を工夫し、きわめて生産性の高い働き方を実現させています。それまで気が付かなかったムダにムショーに腹が立つ様です。
さらに、お子さんが小さいので、「子供の体調不良」「保育園行事」「イヤイヤ期で身支度が進まなず親のメンタルが病む」など、突発や定期的に休む機会が増えてきます。
その都度、誰かに仕事をカバーしてもらう、心が痛みますよね。
でも大丈夫。
あなたの仕事は透明性が抜群です。
すぐに他の人が対処できるよう、業務を簡素化し、明快な業務フローを確立したくなります。
不正防止など内部統制上の課題に対応できる、非常にありがたい存在なのです。
また、仕事と育児を両立させている人は、転職していく割合が極めて低く、実は安心して仕事を任せられる時期でもあります。
人を一人雇うのにかかるコスト、知ってますか?
もしエージェントを使えば、コミッションとして採用者の想定年収の30%~が発生します。数百万円です。
そして1年後、その中途採用者は
「思ってたのと違うので辞めまーす」
こんなリスクを抱えながら採用活動を行っているんです。
あなたが辞めずに働いてくれて、会社は本当に助かっています。
こんな時代ですので、胸を張ってお休みを取り、早く帰りましょう!
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