あし

薔薇色噛み締めて長い橋の向こうまで
目と目、手と手触れてたらこの上ないよな

きめりきめり輝く、言ってしまえば太陽が
笑いかける世界ならこの上ないよな

聞いたことない声で
見たことないドレスで
味のしない日々をしゃぶり尽くして
控えめにまろび出る心臓

恥ずかしい気持ちも赤らんだかぜねつも
食べ残す理由にはしたくないないんだよな
夢だけど夢じゃない、嘘じゃなくて嘘じゃない
君が僕に生やしたんだ 靴を履いて出かけよう

おはようの手ざわりが
そぞろに歩くにおいが
味の消えた道に膳立てをして
抑えめに跳ね回る肺臓

陽だまりにてスタートぜ ひまわり似のスカートで
赤茶けるその日でも譲れないよな
夢だけど夢じゃない、嘘じゃなくて嘘じゃない
君が僕に生やしたんだ いつまでも歩っていこう
靴を履いて出かけよう

いいなと思ったら応援しよう!