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実案件に必須なillustrator(イラレ)のテクニック7選【前編】


こんにちは。インフラニア代表の田中夕凪です。

illustratorやphotoshopを使い始めたら、実用的なスキルが必要になってきますよね。

ということで、本日は実案件で使用したテクニックのうち7つをご紹介します(この記事は前編です)。


実案件に必須なテクニック7選

どれもデザイナーにとっては必要不可欠なテクニックなので1つずつ見ていきましょう。

※対象のツールやパネルが無くなったときは間違えて「tab」キーを押している可能性があるのでもう一度押すと出現することがあります。
もしくはウィンドウから欲しいツールを選択することでパネルがでます。

1.カーニング

文字と文字の間の隙間を微調整するテクニックです。

機械的に均等にした文字の隙間は人間の目で見ると均等ではありません。

特に、漢字とカタカナでは1字あたりの画数や幅間が異なるため1字ずつ隙間を調整します。

また、デフォルトの隙間だと窮屈に見える場合が多いため、必ず行う作業になります。  

この機会に是非、カーニングマスターになっちゃいましょう!笑

■手順
1. 対象のテキストをテキストツールでクリック
2. カーソルをあてた状態で「alt(Macはoption)」キーを押しながら「←」「→」キーで各文字の隙間を調整


2.アピアランスの分割

アピアランス(=見た目の装飾)を複数のオブジェクトに分割するテクニックです。

印刷機や他会社ソフトの都合上、塗や線などの装飾をしたにも関わらず装飾前の状態で仕上がってしまうことがあります。汗

アピアランスを分割することで図形として認識されるため、装飾が反映された状態で入稿することができます。

  • 分割前
    1つのオブジェクトにつき複数の装飾

  • 分割後
    1つの装飾につき1つのオブジェクトに分割


■手順
1.対象のオブジェクトを選択
2.「オブジェクト」→「アピアランスを分割」を選択


3.文字のアウトライン化

文字を図形化するテクニックです。

データを入稿する際にフォントが置き換えられるのを防ぎます。

※一度アウトライン化してしまうと文字として編集ができなくなるため、バックアップや別ファイルで最後の仕上げ作業として行うことをおススメします。

■手順
1.対象のテキストを選択ツールでクリック
2.「書式」→「アウトラインを作成」を選択

文字のアウトラインとアピアランス分割の違いや手順についてはコチラが参考になると思います。
↓↓
参考:DTPサポート情報 by 吉田印刷所https://www.ddc.co.jp/dtp/archives/20210910/105000.html

最後までお読みいただきありがとうございます。

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