「幸せの国ブータン」の本当の姿とは…!?(予告編)
ということで、明日の夜TBSの「世界ふしぎ発見」にて、ブータンの特集が放送されます。
大々的にテレビで紹介されるのは本当に稀なので今から楽しみ♪
ブータンという国はかつて、「秘境」とか「桃源郷」という枕詞で形容されていました。
その後、第4代国王のGNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)の発言をきっかけにして、
ブータン政府のイメージ戦略もあり、「幸せの国」、「幸福大国」として呼ばれるようになりました。
今回の予告では、
「幸せの国ブータンの本当の姿とは…!?」
というフレーズでした。
確かに、「幸せの国」という言葉が独り歩きし過ぎて、ニュートラルな視点で色眼鏡なくブータンという国を見つめることがますます難しくなる一方という状況なんじゃないかとも思います。
他にはどんなイメージが残されているでしょう。
チベット仏教の国、アニミズムの国、素朴な国、トウガラシを料理にたくさん使う国、伝統文化の国、中世の面影を残す国、水力発電の国、観光の国(“High Value, Low Volume(高品質な旅を少数の人に))
などなど、テーマを広げるとまだまだいろいろな見方・捉え方ができそう。
個人的なブータンという国のイメージは、
「純粋でまじりけがない、でも"したたか"」
民族や言語としては、驚くほど多様な地域の集合体なんだけど、国家としてのまとまりは抜群。
同時に中国の脅威に晒されながらも、インドの力を上手く活用し、難局をくぐり抜けてきた歴史。
さて、明日の番組では、東西横断の旅になっているそう。テレビではほとんど特集されない東部の地域にも注目です。
そしてやはり、幸せの国ブータンの本当の姿について、どんなふうに語られるのか必見ですね👀