見出し画像

地方公務員が宅建士の登録実務講習を受けてきた話

宅建合格後、合格証書を額に入れて飾っていただけでしたが、友人から「うちの会社の宅建士として登録しないか?」と冗談交じりに言われたこともあり、ふと将来もしかしたら使うかもしれないので資格登録だけでもしておこうと思い、登録実務講習を受けてきました。

なお、不動産実務経験が2年無い人は登録実務講習を受ける必要があり、この講習を修了すると、試験合格地の都道府県で資格登録が可能となります。

資格登録に期限はありませんが、登録して別途申請しないと宅建士証を交付されません。宅建士証は5年期限なので、資格登録までで止めておく、という人も割といるようです。

ちなみになんですが、地方公務員でも「資格登録」だけでなく「宅建士証交付」まで問題なくOKです。
これで仕事して報酬を受けたらNGでしょうけど。

前置きが長くなりましたが、登録実務講習の話です。

資格大手予備校さんをはじめ、国交省に認定された機関が実施しており、1カ月の自宅学習と2日間のスクーリングで構成されているところが多いです。

宅建合格後からその年の年度末までは、合格者がこぞって受けるので予約が取りにくい感じです。ちなみに私が受けた講習でも、地元で予約が取れないからという理由で他県から来ている人が何人かいました。

私が受けたのはTakkyoさんというところで、他校が20,000円とか中、なんとおよそ半額の9,800円で受講できました。(めっちゃ安い)

受講1カ月前に参考書が送られてきて、動画学習と事前学習をするように書かれていましたが、結局一切何もせずに講習に臨みました。

結論から言うと、一切事前学習しなくても大丈夫でした。宅建の知識はほとんど抜け落ちていましたが、講師の方が現役の不動産マンで実務を踏まえてわかりやすく教えてくれました。

そしてその実務の話がめちゃくちゃ面白くて、自殺物件の話とか、困ったお客さんの対応とか、2日間の講習にも関わらず全く飽きずに参加できました。

講習の最後には試験があります。

こちらですが、講習でいろいろと「ここ出ますからマーカー引いてください」と言われたところ中心に出題されます。しかも「テキスト持ち込み可能」です。こんなの落ちる人の方がほとんどいないという感じで、私も無事に無策ながら合格できました。

Takkyoさんの良いところは、修了証をその場で発行してくれるところです。
他校だと1週間とかかかるのだとか。全員合格するのを見越して、修了証を事前に印刷して持ってきているみたいです。安いので心配していましたが、講義の内容といい、無駄のなさといい信頼できるところでした。

ということで、修了証をいただくことができましたので、近いうちに試験合格地の県で資格登録までしておこうと思います。

ちなみに登録には37,000円かかります(泣

なお、資格登録後、宅建士証の交付を受けるためには、試験合格後1年以上経っているので宅建協会が主催する「法定講習」を受けなければなりません。これが16,000円。

ああ、あと53,000円もかかるのか、と思いながら、しかしそれでも仕事辞めたら不動産会社ですぐに働けるというのも人生の安心ということで登録までやっておきます。

週末だけ宅建士として副業してる人もいるらしいですが、地方公務員なのでそれもできず。

さて、1月25日は行政書士試験の合格発表です。

結果が出たら、また将来について色々考えてみようと思います。

いいなと思ったら応援しよう!