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公務員に戻りたくて苦しんでいるあなたへ
久しぶりの投稿です。
公務員→民間→公務員→民間・・・という形で合計4回も公務員として勤めたことのある私はまさに社会不適合者そのものなのですが、このような私のところにも「公務員に戻りたいのですが・・」という内容でご相談を受けることが増えてきました。
公務員という封建主義社会に愛想をつかして、あるいは適応障害等の不適応を発症して民間企業に転職したものの、ご自身の適性に合っておらず、制度的に守られていた公務員の世界に戻りたいと強く悩み苦しんでいる方々が、私の想像を超えて多くいらっしゃることに気づかされました。
私がこれまで思うがままに書き連ねたこのNoteが心の励みになっているというコメントもいただき、本当にうれしく思っています。公務員を辞めて再度公務員に戻った経験がある私からすれば、皆様の感じている苦しみがよくわかります。
私が公務員になった理由は、幼少期からの主に両親による刷り込みでしたので、公務員を辞めようと思ったのは両親からの(広く言えば世間様からの)自立の一環でありました。
しかし、長年刷り込まれたそのマインドは強力で、やめたあとの後悔と言えば深海より深く、その時の公務員へ戻りたいという気持ちはまさに半狂乱といってもよいほど。いったい自分が何をしているのか。仕事帰りに泣きそうになりながらスタバで問題集を解きまくった日々。本当に自分が何者なのかわからない状況でした。
皆様が公務員に戻りたい理由は様々あると思います。そのうえで言いますが、「こんな私でも公務員に戻れるでしょうか?」という問いには答えは一つです。
戻れます
短期職歴でも大丈夫でしょうか?という問いにも答えられます。
大丈夫です
何故なら私は公務員を辞めて民間企業に転職して3か月で退職して公務員に戻りました。事実です。
もちろん短期職歴についても鋭く突っ込まれます。
でも大丈夫です。なぜならあなたは一度公務員に合格しているのだから。
その素質があるのです。私は様々な自治体で勤めましたが、一度でも公務員になれる人というのは、公務員としての素質が外見や所作から、「ある」と見込まれた人です。
悲しいけれどどんなに頭が良くても公務員になれない人というのはいるのです。それは外見だったり雰囲気だったりします。しかし、みなさまは見込まれる素養を持った人なのです。
私の汚れた職歴を見て、とある面接官は笑顔で言いました。
「あなたはいつも誰かに助けてもらえる人なんですね」
結果は合格していました。
一つアドバイスがあるとすれば、公務員に戻りたいのであれば固執せずに様々な自治体を受けてください。
さまざまな面接官がいます。中には嫌な面接官もいるでしょう。でも安心してください、きっとあなたと相性の合う面接官と巡り合えます。3つも公務員を辞めた私が、社会人枠でトップで合格していたのですから。
私に「公務員に戻りたい」と連絡をくださる方々はみな礼儀正しく、真面目な方々でした。きっと大丈夫です。
年末年始、願掛けに行きましょう。
来年はきっと素晴らしい1年になります。