カタルシス 1
わたしには記憶があります。
以前生きていた時の。そして死に、ここに生まれてくるまでの。繋がりあって複合的な、同時に立ち現れる記憶です。
それでわたしにはわかりませんでした。
昨日と前生はなにが違うの?
同じなのになにが違うの?
それはカオスな混乱でした。
ただひとつ、
戻れないことはわかっていました。
それだけは。
その話が通じたものは、星とタロットだけでした。
本当の話はあらゆるすべて、この人生では出来ないことだと思っていました。
そんな2011年の10月7日。
いたんです。通じる人が。それも、生きている人が。
その人の名はゲリー・ボーネル。
アカシックリーディングの第一人者です。
その日わたしは高輪駅近くでのセッションに、なんの期待もせずに行きました。
そんな話、まったくするつもりなく行きました。
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