カタルシス 6

大きめなスクリーンに映し出された世界地図。
上からの視点が降りていく。





もう、近づくほどに、たまらない。

うそでしょう。
たかだかGoogleマップだよ。
こんなにも揺さぶられるものなのか。

一般に人に許容されているボーダーラインを軽くぶちきるような、わたしの感情と意識の急降下。

揺れるたび、こんなのしんじゃうと悩まされてきたわたしの振り子。振り幅が肉体の範囲をこえている。

わたしはもう、叫んでいました。アメージング.

YES!!YES!!
YES!!!!!!!!!!

めっちゃくっちゃに泣きながら。


Ⅵ 恋人
時は来た

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