回想録 10才ロールシャッハテスト
幼い頃からよく病院に連れて行かれた。
肉体との不調和には多くのエネルギーがとられたし、いつも体調は悪かった。
(寝かせておいてくれたらいいのに)
母はそれを許さなかった。
そこしれず感じているわたしへの気持ち悪さや違和感を、権威ある誰かにはっきりと認めてもらいたかったんだ。
耐えがたいよね、そうだよね。その気持ちは理解できる。
具合のわるい身体で連れまわされるのは辛かった。後になってわかったことだが、わたしは重度の薬剤アレルギーで、飲まされる薬でまた、何度でものたう