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男にも更年期障害があるってこと!

女性の更年期障害は、生殖可能な年代が終わる“閉経”というわかり
やすい劇的な変化があります。それによって、ほてり、発汗、
イライラなどの症状が出てくるのでわかりやすい。

いっぽう、男のそれは、あまり社会的にも顕在化されていません。
還暦を過ぎて数年たつと、やる気やモチベーションが維持できないこと
があります。
あなたも「何となく最近、疲れてるな」と感じることはありませんか?

これと言った顕著な症状があるわけでもなく、漢方の世界では未病と
言われる症状です。
そんなときは男の更年期障害を疑ってみたほうがいい。

男性の場合は女性と違って、精神面の症状として出やすい傾向が
あります。うつ病と間違われることがあります。周りにいる人からも
気づかれにくく、本人も自覚しにくいものです。

年齢的な老化ばかりでなく、過度なストレスも男性ホルモン、
テストステロン減少の原因になります。メタボリックシンドロームも
更年期障害に影響を及ぼします。なぜなら、蓄積した内臓脂肪が
テストステロンを女性ホルモン(エストロゲン)に変換してしまう
ためなのです。

肥満対策がテストステロンの減少を抑えるというのは驚きです。

テストステロンを維持する対策としては、筋力トレーニングが有効
です。スポーツジムで体を鍛えるのはたいへんですが、自宅で
スクワットや腕立て伏せ、腹筋や背筋運動をするだけでも成長
ホルモンの分泌を促すばかりですなく、精神面にもいい影響を
及ぼします。

それとともに、有酸素運動、30分~小1時間ほどのウォーキングを
することでテストステロンを増やすことができるとのこと。

そして、食事や栄養も男性更年期対策に有効です。特に亜鉛が不足
すると精力減退につながります。成人男性で一日平均摂取推奨量は
11mg必要です。

牡蠣やうなぎ、しらす、豚レバー、牛の赤身肉、たまご、チーズ、
海藻などを積極的に摂取するようにしましょう。

そして、テストステロン合成に重要な役割をしているビタミンDを
摂ることが重要です。しらす干し、魚、キノコ類をたべるとともに
20分ほど屋外で日光に当たることによって生成されます。

そのため、日中に日に当たるうちにウォーキングが運動とビタミンD
の生成に一挙両得でおすすめです。

また、睡眠の質が低下するとテストステロンの分泌が少なくなって
くるので、気をつけたいものです。

あなたも今日から日を浴びながらウォーキングを日課にしてみま
せんか?


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