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日本人が欠けている知恵をユダヤ人のWisdomから学べ!(その2)

その1~の続き


ユダヤのウィズダムから学ぶ知恵の続きです。そもそもこの
Wisdomという言葉は単に生きるための知恵という単純なものでは
ありません。

ユダヤ人がトーラー(モーゼ5書)を解釈して、そこで行なった口伝,
解説を集成したものであるタルムードから教訓や知恵を得たものから
きています。

自己の判断、選択、行動、決心、言葉、によって、自分自身や家族が、
不幸になったり不愉快な思いをしないようにする賢明な生き方を
説話を中心に解釈したものです。

一言で言うと成功哲学という言葉がしっくりいきますが、生き残りを
かけたユダヤ人の心のよりどころそのものです。

ユダヤ人はこのタルムードから得たWisdomを最もたいせつな教え
として代々、伝えてきました。

ユダヤの厳しい戒律が、選民思想と相まって異教徒にとっては
違和感を感じる人は多いのですが、タルムードのウィズダムは現在の
日本人に欠けてきた道徳観や倫理を思い出させてくれるたいへん
すばらしい知恵と教訓を与えてくれるものになります。

それでは、これからひとつずつその神髄をご披露します。
まず、ひとつめは「あらゆる事象に対してなぜと問う」すべての
常識と言われていることに対して、その本質は何か?ということを
疑ってかかる姿勢が重要だと説いています。

日本人は特に教科書に書いてあることを疑うことを知りません。
ユダヤ人は子どもときから、「なぜ?」の視点で問い続けることを
して育てられます。

日本の場合も、小さい純粋な子ども時代は、すべてのことにに
対して「なぜそうなの?」という疑問を連発してなかったで
しょうか?
あなたも経験ありませんか?そんなとき、親を含む大人たちは、
面倒くさがって、子どもの純粋な疑問に真摯に来なかったのでは
ないでしょうか?

それが、度重なると子どもたちもいつしかそんな疑問を持つこと
自体いけないことのように萎縮して好奇心を引っ込めてしまいます。

ユダヤ人の子どもたちはまったく逆で親たちは、子どもの純粋な
問いかけに真剣に答えようとします。それは、タルムードを読み込む
ことで、ほとんどすべての疑問に答えることができるからなのです。
また、親も疑問を投げかけるように教育します。

あらゆる本質的な学びは「なぜ?」からはじまるのです。
世界の人口の0.2%しかないユダヤ人のノーベル賞受賞者は
22%にのぼっている理由がそんなところにあります。

その他、ユダヤ人の優秀さの例

・アイビーリーグ生の21%
・ケネディ・センター名誉賞受賞者の26%
・アカデミー賞受賞者の37%
・ピューリッツァー賞(ノンフィクション)受賞者の51%

これらすべては「なぜ?」というあらゆる事象を批判的に観察する
姿勢から来ることを日本人はもっと学ばなければなりません。

その3へ続く


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