日本の学校教育の問題点をえぐる!(その2)
その1~の続き
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学習のタイプを把握することが重要です。なぜなら、学習タイプと
違った教え方、間違った教え方をすると学習そのものが嫌になって
しまい、落ちこぼれてしまいます。
これは、すべて教える側の教師が悪いのであって、決して学習者の
責任ではありません。興味のなことを覚えさせられることは拷問で
しかないことを教師はもっと認識しなければいけません。
学習タイプとは、
1 プロセスタイプ・・・どうやってやるのかというプロセスを教える。
2 理由タイプ・・・なぜこれを学ぶ必要があるかという理由を明確にする。
3 論理タイプ・・・理屈を重視する。
4 今すぐ実践する行動タイプ
今の日本にはこれらの学習タイプを理解した教師がいません。
EQ(感情能力指数)・・・感情を認識してマネージメントできる力
IQ(知能指数)・・・受信するだけのテレビはIQを下げるだけ
PQ(肉体の能力指数)・・・運動神経
EQをアップグレイドするための教育が一番優先されます。
次に、学習方法を教えることがこれからの将来のレバレッジに
なります。
学習の4つの鍵
1 予備知識を破壊する(予備知識は邪魔をする)
2 理解させる・・・知識 × 経験 = 理解
3 学習方法そのものを教える
4 フローに入る(ゾーン、三昧状態)
フローに入る環境を整えてあげることが教師の役目ですが、
その学習タイプによってフロー状態に入る方法が違うということを
教える側が認識しないといけません。
クリエイティブなものをアウトプットさせることが大事。
そのためのステップ。
1 知識・情報を入れる
2 それに対する創造物、作品を作らせる(学習の近道)
3 経験を積ませる
知識・情報を入れたら即刻、人に教えたり、伝えたりする
習慣をつくる。
教えるときは創造してビジョンを持つことが必要。
つまり、今よりいい世界を描くビジョンをもつこと。
それは、具体的なものでなければいけません。
そのために今、何を一番にしなければいけないかを学ぶものに
自ら考えさせなくてはいけません。
それができると人は自然に動き出し、少しずつでも成果を
積み重ねることができます。
将来のビジョンを明確にすることによって、未来から逆算して今、
成すべきことがわかってきます。プロセスにおいて失敗や障害が
必ず出てきますが、小さいけれど成功体験を積み重ねることに
よって、目標に一歩ずつでも近づいているという達成感を味わうと
最終的には成功への道が開けてきます。
教える側はその幸せを体験させてあげるためのお手伝いをして
あげること。それこそがまさしく真の教育なのです。