『キングダム 大将軍の帰還』が描く熱き戦士たちの物語!感動の名場面に涙が止まらない
一昨日の地上波で放映されたノーカット版のテレビに触発されて
昨日の土曜日に4作目の集大成と言われているシリーズ4作目『キングダム 大将軍の帰還』を早速、観てきました。
テレビの宣伝にまんまとのってしまいました。劇場版の5分間の予告編に
触発されたのですが、シリーズの中でいちばん秀逸な作品でした。
王騎(大沢たかお)と因縁の敵将・ホウ煖(吉川晃司 ※ホウはまだれに龍が正式表記)との一騎打ちの戦闘シーンはほんとうに大迫力でした。今回は完全に王騎将軍が主役。大沢たかおの迫真の演技が光りました。
ホウ煖と王騎との一騎打ちの迫力あるシーンは二人の間にある壮絶な
エピソードが隠されていたからという伏線があってのこと。いつも冷静な
王騎が怒髪天な怒りを表わしたところは大沢の演技力の賜。
また、王騎の側近の騰(要潤)がなぜ副将なのかという迫力の戦闘の勇姿を
見せてくれました。
そして飛信隊の仲間が身を挺してホウ煖の攻撃から守る姿に涙腺が崩壊寸前になりました。今回の戦闘で飛信隊の犠牲は6割以上になりました。信も瀕死の状態に陥りました。
大将軍・王騎とは切っても切り離せない新キャラクター、摎(新木優子)の存在も披露されました。美しき将軍・摎の素性や内に秘めた断固たる決意が明らかになることによって、ホウ煖と対峙する王騎の凄みの演技は秀逸でした。
全体的に観て、結果的に主人公の信(山崎賢人)の今後の人生を決定づけるプロットになっている今回のキングダム 大将軍の帰還だったようです。劇場版の集大成ということでしたが、まだまだ続編がありそうです。
そうそう、秦の始皇帝(エイ政)の曽祖父に当たる昭王(草刈正雄)がはじめて出てきました。非常に威厳のある王で秦の礎を築いた徳のある王で、王騎が一番尊崇していた賢王です。
王騎との因縁が昭王の登場で語られることになります。秦の始皇帝になるセイに忠誠を誓うことになる王騎は中華統一の野望を実現するために立ち上がりました。
また、忘れてはいけません。趙の軍師である李牧(小栗旬)の登場です。
小栗は非常においしい役柄です。存在感はこれからでしょう。丁々発止の戦の展開が期待されます。
いずれにしても今作が一番見応えがありました。お涙ちょうだいのエピドードが随所に散りばめられていて、戦闘シーンも迫力がありました。
3作目以上のヒット間違いなし。続編が期待できます。
画像はネットから拝借して加工