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「好事魔多し」という日本のことわざを彷彿させる活躍!

「好事魔多し」ということわざは、日本の古来から伝わる教訓であり、好運や幸福が続くと不幸や困難が訪れるという意味を持っています。これには、物事の極端な偏りが長続きしないという宇宙の法則や、人間の心理や運命の流れに対する古代の洞察が反映されていると言えるでしょう。

人間のシャドーについて、心理学者カール・ユングはこの概念を導入しました。シャドーとは、人間の意識の中で受け入れられない、または自分の中にあると認識していない部分を指します。これは、自分が拒絶する感情や欲求、価値観などが含まれる。成功や光には必ず影が存在するとも言えます。過度な成功やプレッシャーは、このシャドーを強化する可能性があり、無意識のうちに自己破壊的な行動を取ることもあるとユングは指摘しています。

藤井聡太8段や大谷選手のようなトップアスリートは、非常に高いプレッシャーの中で競技をしています。その成功が連続すると、周囲の期待や自身のプレッシャーが増大し、それがストレスや体の負担となり、怪我や不調を引き起こす可能性が考えられます。

大谷選手の肘の故障は過去2回目です。今年2023年の活躍はワールドベースボールクラシック から始まり、大リーグでも100年にひとりと言われるぐらいの大活躍でどこまで行ってしまうのかと正直、心配になりました。

そして藤井聡太8段の活躍も前人未踏の将棋のタイトルをすべて独占するほどの大活躍を見ていると正直、少し不安を覚えます。大谷選手も藤井8段も周りにことあたりのことに詳しい方がおられて注意を促すことが必要であると感じています。

しかし、これは必ずしも「好事魔多し」の結果とは限らず、運動選手の場合は激しいトレーニングや試合の連続、また高い集中力が要求される中での微妙なバランスの崩れなど、様々な要因が影響しているとも考えられます。
将棋におけるタイトル獲得や防衛におけるプレッシャーは尋常でないものがあると推測されます。

このあたりのことを本人が自覚しているかどうかでずいぶん違ってくるのではないかと強く感じています。ビジネスにおいても絶好調で収入もうなぎ登りなると病気や家庭不和などのシャドーが身をもたげてくる話をかなり聞いています。

「禍福はあざなえる縄のごとし」という中国の故事を思い出します。気をつけたいものです。

結論として、好運や成功が続くことは喜ばしいことですが、その裏に潜むシャドーやプレッシャー、体のバランスなどを常に意識し、適切な休息やセルフケアをすることが重要です。

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