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空飛ぶ車がいよいよ実用化される。2023年後半には納入を開始する予定!
「空飛ぶ車なんて実用化には50年100年後の話じゃないの?」と
思われていたあなた!
何と、もう今年2022年に発売して、来年後半には納入可能な
状況になっているのをご存じでしたか?
実は、スロバキアのクレインビジョン(Klein Vision)社が、
スポーツカーから飛行機へと3分以内に変身する「エアカー
(AirCar)」を開発してしまったのです。
今年2022年1月には、同国の運輸当局から耐空証明まで
取得してしまいました。耐空証明とは、航空機が安全に
航行できることを認定するものです。
耐空証明取得のために、75時間のテスト飛行を行い、
220回以上の離着陸を実施。作業時間は合計約10万時間に
及んだとのことです。
まさに、驚異的な早さで開発から実際の飛行にいたるまで
サプライズの連続です。
実際にその飛行の姿を見ないと実感が湧きませんので、
動画をアップしておきました。
現行モデルは巡航時速約225kmで最大速度は時速約595キkm/h。新しい
量産モデルの航続距離は、630マイル(約1013km)程度になるとのこと。
エアカーの離着陸は飛行場に限らず、土地所有者の許可があれば、
どこでも可能だということ。
燃料は通常のガソリンで、いたるところにあるガソリンスタンドで
給油可能です。さすがに市街地のスタンドでは無理ですが、多少、
広々とした所なら気軽に燃料が補給できるのは最大のメリットと
言えるでしょう。
緊急事態やエンジン故障に備え、緊急着陸用パラシュートが
装備されているので、安全面も考慮されています。重量は1.1トンで、
2人乗りです。
気になる価格ですが、グレードによって50万ドル(約5,900万円)から
100万ドル(約1億1,800万円)で、比較的リーズナブルではないで
しょうか?
当然、操縦には航空パイロットの免許が必要なのは言うまでも
ありません。忙しい富裕層の方々なら、それほど高コストでは
ないので、流行るかもしれません。
富裕層より先に、米国に22万機ある小型飛行機の個人所有者の
5%程度がこのエアカーへ乗り換えたらたいへんなビジネスになる
でしょう。
これからの近未来、ふと、空を見上げると飛行機だけでなく、
空飛ぶ車が飛んでいる姿が見られるのも珍しくなくなるかも
しれません。
空陸両用車の量産に向けた準備を整える上でも「大きな節目」に
なるでしょう。
お金に余裕のあるあなたも一機いかがですか?