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七草粥から鱈ちりに方針転換!

昨日、1月7日で松が明けました。この日は七草粥を食べる習慣
がありますが、あなたのところではどうでしょうか?
季節の節目に伝統的な年中行事を行う五節句のうちのひとつ。
年末年始の暴飲暴食の疲れたお腹を癒やすために昔の人は七草を
粥に入れて食していました。

調べてみると平安時代からの風習で、万病を追い払うおまじないと
して食べるとよいとされていたようです。正月料理では野菜不足に
陥るからという意味では他のものを工夫していいかも・・・

ちなみに、春の七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロの若菜のこと。

我が家もそうしようと思ってスーパーの店頭で並んでいるものを
見てビックリ。かなり価格が上がっていました。
ただの草にこんな値段がつくなんてと思って方針転換。

白菜、水菜、芹と言いたいところが、セリが高いので、手頃な春菊で
我慢しました。美味しい北海道産大豆の有機豆腐と鱈で鱈ちりにして
ポン酢でサッパリといただくことしました。今年は、白菜が例年に
比べて比較的安いので助かります。

長ネギもたくさん入れて、風邪予防もバッチリです。大根や人参の
余り野菜もぶち込んで野菜たっぷりの鱈ちり完成。冬は鍋料理が
いちばん最適です。もちろん〆はうどんで、お腹いっぱいになり
ました。

松飾りも本日でお役御免です。「松の内」が過ぎたら片付けると
されています。東北、関東、九州など多くの地方は1月7日、関西地方
を中心としたエリアは1月15日まで飾るとのこと。

世界では、今話題になっているロシアではキリスト教の、主に東方教会
宗派では1月7日はクリスマスにあたり、祝日になっています。

カンボジアではカンボジア救国民族統一戦線が首都プノンペンに侵攻し、
あの悪名高きポルポト政権が崩壊し、解放された日として重要な日に
あたります。

日本では、昭和天皇が崩御し、1989(昭和64)年1月7日が翌8日から
平成に元号が変わった日として、いわゆる昭和最後の日として認識
されています。

意外と知られていないのが、爪切りの日。新年になって初めて爪を
切る日。昔から「七草爪」といって、この日に爪を切ることが決まって
いたそうです。

昔の人は、ちゃんと季節ごとに健康に関することをしっかり考えて
いたのだと思うとほんとうに頭が下がる思いです。

二十四節気七十二候に則った生活をしていれば、健康でいられます。



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