マーケティングの心理学を駆使することで、最初にアプローチする方法
人はある一定の思考をしていまうものです。そして感情を
感じ、行動してしまいます。
とにかく人間は非合理的で不合理なもので、ロジックでは
決して動かない。そのため、合理的、論理的思考、感情、
行動を押しつけてはなりません。
人間の思考、感情、行動のすべての裏には3つのパターン
(理由)があります。
1 サバイバル・・・とにかく生き残りたい
2 SEX・・・できるだけ子孫を残したい
3 ステイタス・・・権威を振りかざし、リーダーになりたい
これらは思考、感情、行動の3Sと呼ばれています。
1 爬虫類脳・・・エゴ、自己中心的、決定権が強い
2 哺乳類脳・・・仲間、グループ意識、自己犠牲
3 人間脳・・・コミュニケーション、ロジカル(論理的)
それぞれの割合は1の爬虫類脳が80%、2の哺乳類脳が15%、
3の人間脳が5%になっています。
3つの脳を刺激するトリガー(引き金)
人間は爬虫類脳の時代が長かった。環境の進化に脳が追いついて
いない。つまり、適用できていないのです。
人は無意識に決断し、意識的に正当化する動物なのです。正当化
するというのは自分で勝手に作話(作り話)を考えて自分で
決断したことをあとから正しかったのだと納得しているのです。
マーケティングの心理学においてはまず、爬虫類脳を刺激して、
その次の段階で、哺乳類脳、人間脳で正当化するようにもっていく
ことで感情に揺さぶりをかけることからはじまります。
現代は情報過多の時代
クオリティの高い情報にアクセスできる確率が低くなっています。
つまり、情報の選択肢が多すぎて困っています。つまり、混乱して
いると言えます。
情報を整理してまとめてあげる必要があります。
人は、いちばん恐怖(痛み)に対するトリガー(引き金)が
強い。そのた、目の前のネガティブな問題にフォーカスすることが
いちばん手っ取り早い。つまり、そこに資金、時間、労力を
集中してかけることが必要です。
人は恐怖を感じると確実にIQが下がります。顧客のIQを下げる
ところからマーケティングははじまります。IQは常に上下する
ものなので、顧客に考える余裕を与えてはいけません。
強い欲求を持つことでも、IQは確実に下がります。
人は比較対象するフレームがないと価値を認識(理解)できない
ものです。
そして、人はリードされたい(指示、助言されたい)生き物です。
つまり、背中を押してくれる人を無意識に探しているのです。
そこに寄り添ってあげるとお客さんは心を開きます。つまり、
購入の意思を表明してくれることになります。