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マジックマッシュルーム、サイロシビンが豪州で医療用で解禁!

オーストラリア政府は今年の7月から、特定の心の病の治療に、幻覚
作用のある毒キノコの成分「サイロシビン」をうつ病や心的外傷後
ストレス障害(PTSD)などの症状の緩和のために医療用として処方
することを承認しました。

幻覚作用のある毒キノコ(マジックマッシュルーム)ばかりでなく
合成麻薬であるMDMAも解禁するということで物議を醸しています。
一般的な薬が効かない患者には有効との期待がある一方、専門家から
は治験データが不十分あるということで懸念する声も上がっています。
マジックマッシュルームはともかく、合成麻薬はどうかと思います。

というのは、もう時効ですので白状すると、今から40年以上前の学生
時代に海外はじめてのひとり旅をしたとき、インドのカルカッタ、
現在のコルカタの安宿ではじめてマジックマッシュルームの洗礼を
受けました。

若気の至りで体験したのですが、とにかくすごい体験をしました。
マッシュルームを食べた後、自分の部屋に戻ってベッドに横たわった
瞬間、ベッドが特急の寝台列車になった感覚で、ものすごいスピード
でベッドが走り出したのです。

そして、黒光りしたゴッドハンドが目の前に現れれました。それ自体は
恐怖体験というより、心地よかったのですが、かなり特殊な体験をした
ことは間違いありません。そのためこれは非常に危険なものであることが
わかり、それ以来は一度も食していません。

事ほど左様に、かなり幻覚作用がある代物なので、医療用とはいえ、
どのように心の病の疾患に効き目があるのか非常に興味のあるニュース
として捉えました。

公的に認定された精神科医が、適切な治療体制の下で使用すること
を条件としているようで、当然、個人使用や他の疾患への流用は
認めないとのこと。

サイロシビンは、マジックマッシュルームとも呼ばれる幻覚キノコの
シビレタケなどから抽出されるもので、かなり強烈な幻覚作用があり
ます。これは体験した人でないとわかりません。

サイロシビンは米オレゴン州で、MDMAはスイスで限定的な処方が
認められてようですが、両方いっぺんに承認されたのはオーストラリア
がはじめてとのこと。

専門家の間ではまだ治験のデータが少なく、長期間にわたるデータが
蓄積されていないことで疑問視する声もありますが、医療用の大麻の
使用とともに凄い時代になったものあると隔世の感を禁じ得ません。

それでも一定の効果が期待できるのであれば、幻覚キノコに関しては
賛成です。



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