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雨水の初候、第4候「土が潤い起る」時季に突入!

ここのところ、関東地方でも寒の戻りで寒さが厳しくなっていますが、
これから寒さが少しずつやわらぎ、降っていた雪が雨に変わり、
積もっていた雪が解け、張っていた氷も水に戻る季節になってきます。

雨水とは、雪が春の雨に変わり、北国、山間部の川や湖で雪や
張っていた氷が次第に解けて水に戻っていくことを表わしています。

眠っていた植物も芽吹きはじめて、新しい季節にむけて草木に養分を
与えていきます。そんな時季を土が潤うという表現は日本独特のすばらしい
ものです。気温は三寒四温で徐々に上がっていきます。

春一番が吹く季節でもあります。
2月末から3月にかけてその年にはじめて吹く強い南風のことで、これ
が吹き出すと翌日から徐々に気温が上がっていきます。主に太平洋側
で観測されます。

ただし、季節風や海流、地理的な要因で大雪が降ることが多いのも
この時期ならではなので、気を引き締めなければいけません。

季節の魚介としては、あなたはホウボウという魚をご存じでしょうか?
鮮やかな赤と派手な色のひれのコントラストと角張った大きな頭が
特徴の魚です。水深100m前後のところに生息していて、胸びれで海底
のエサを捕食しています。身が淡泊でたいへん美味しい魚です。

季節の野菜としては、明日葉でしょう。若葉を摘んでも翌日の明日には
芽が出るという発育の早さから明日葉と呼ばれています。
葉はおひたし、和え物、天ぷらなどにするといい。
ビタミンやミネラル、ポリフェノールが豊富で肥満防止にいいとされる
食材の一つです。

またこの時期の春キャベツは、ずっしりと重い冬キャベツと違って
かなり軽やかで葉も柔らかく、サラダにして食べるとシャキシャキ感が
たまらない一品になります。

寒の戻りがあるこの時期は、温かい飲み物が欲しくなるものです。
そんなときミントティーがおすすめです。イライラをスッキリさせる
効果がありますので、ぜひ試してみてください。

フレッシュミントをひとつまみ入れて、200ml程度の熱湯を注ぐと
何とも言えない爽やかな香りと立ちこめる薫りに癒やされること
請け合います。

茹でた明日葉とゴマと調味料で和えた明日葉のゴマ和えはシンプル
だけけれどもヘルシーでお酒のつまみにもなる一品になります。

明日葉はこの時季が旬の野菜なので積極的に摂るようにしましょう。
旬のものを食べていれば健康増進につながります。




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