大寒次候、第71候「水沢あつく堅し」時候に突入!
昨日、1月25日から大寒の次候「水沢あつく堅し」に入りました。流れる川
が凍るほど冷たいという意味です。一年でいちばん厳しい寒さを感じる
時季です。
そのとおり、日本は大寒波に見舞われています。関東でも最低気温が
マイナスになっています。当方、横浜在住なのですがさすがに氷点下
は寒い。早速、水道管にタオルを巻き付けました。
それでもわずかですが、日照時間が長くなっているのを感じます。
関東では日中は快晴で気温は5℃前後に上がって日射しともに冷気が
気持ちいい。
朝、道ばたの土に目をやると霜柱がありました。サクサクと音をたてて
遊んでしまった子ども時代を思い出してしまいました。
この時期は厳しい寒さの中で、太陽は少しずつですが、確実に力強さ
を感じさせます。生き物たちは敏感に春の訪れを感じているので
しょう。
この頃の気候は、三寒四温で3日寒い日が続いたあとに4日温かい日が
続き、寒暖を繰り返しながら春に向かっていくのです。
季節の魚介としては、マグロが美味しい季節です。刺身やお寿司で
ナンバーワンの人気を誇る魚ですが、何と言っても最高級なのが
クロマグロで、マグロの中で最も大きくなります。
一般的にスーパーなどに並んでいるのは、メバチマグロですが、
赤身が鮮やかで艶のあるものを選ぶといいです。
小口切りしたマグロをすりおろした山芋をかけて食べると山イモ
のネバネバしたのはムチンと勘違いされていますが、ペクチンいう
成分が腸内の善玉菌を増やし整腸作用を促す/便秘を防ぐ効果がある
ので最適な組み合わせの食材です。
また、牡蠣が最もおいしい季節になっています。腎の働きを高め、
血を補います。そのため血行も良くなり気持ちが落ち着く作用が
あります。そして亜鉛が豊富な食材なので男性には特に摂取すべき
ものの一つです。ホルモンの調節作用から女性の月経不調や更年期
障害によるのぼせや冷えを抑える作用もあります。
我が家でも一昨日、早速牡蠣の土手鍋を作って食しました。土手鍋は
味噌を少し多めにしたほうがおいしい。鍋の周りに味噌を塗ってだしが
薄くなったら溶かして野菜と一緒に食べるので土手鍋です。
〆は何と言っても雑炊です。牡蠣のだしと野菜、味噌のハーモニーが
何とも言えない芳醇な味わいがありました。
この時期、チジミほうれん草が店頭に並びます。寒さに耐えて育つ
ため肉厚で甘く、濃厚な味わいなので鍋料理に最適です。
我が家では白菜たっぷりで、小松菜とほうれん草を入れた牡蠣の
土手鍋にしました。たいへん美味でした。
あなたも今日あたり牡蠣の土手鍋はいかがですか?
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