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いよいよマイクロソフトがGoogleに殴り込みをかける!

マイクロソフトは先週、近く従業員を1万人削減すると発表した
ばかりですが、同時にAIなどの優先分野への投資を強化すると
宣言しました。

その一環で、いよいよOpenAIとの提携関係を延長し、複数年に
わたり「数十億ドル」規模の投資を行うととのこと。追加投資額は
何と100億ドル(約1兆3000億円)にのぼります。

OpenAIとは、人工知能(AI)を使用したチャットボット「チャット
GPT(ChatGPT)」を開発する米研究開発企業です。

チャットGPTは昨年11月、予告なしに公開され、わずか数秒で
小論文や記事、詩を執筆したり、コンピュータープログラムを
書いたりできることから、インターネット上で大きな話題を呼んで
います。

私自身もつい最近、この情報をマーケッターのカリスマ、神田昌典
先生から情報を得て、早速登録して使ってみましたが、Google検索
にとっては最高の脅威になることがわかりました。

チャットGPTの概要

長らく検索エンジンにおいては独占的な立場を謳歌していたGoogle
もいよいよ追い込まれてきました。まったく新しいテクノロジーが
古くなった技術を凌駕することは常ですが、こんなに早くそれが
訪れるとは思いもしませんでした。

その意味でマイクロソフトは、インターネットを活用したビジネスに
Googleをはじめその他のGAFA起業に遅れをとっていました。
ブラウザーOSにおける劣勢も顕著な例です。

それが、今度はチャットGPTで逆襲がはじまる予感があります。
GoogleもチャットGPTには脅威を感じているようで、独自のAIの
開発をはじめているようです。

しかし、それは諸刃の剣になります。検索エンジンがまったく古い
テクノロジーとして生き残れない可能性があるからです。
むしろフリーミアムの広告収入モデル自体が万人から支持されなく
なってきています。

チャットGPTは、教育機関での悪用の懸念を受け、米首都ワシントン
やニューヨークなどの大学や学区は利用を禁止しているようですが、
しっかりとした指針や法整備が整えば、すばらしい技術であることは
否めません。

マイクロソフトは検索エンジンのBingや統合ソフトのOfficeにこれを
搭載することを考えているようなので、これが実現するとたいへんな
ことが起きるのではないでしょうか?

ほんとうにITの世界とAIは日進月歩の世界で、覇権を握っても長くは
それを維持することがむずかしい時代になって来ているのでしょう。

Google危うし!

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