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ココが変だよ日本人!不可思議と言われた私からの苦言。

それは、大学3年の冬休みのこと。はじめての海外旅行、それも一人旅を計画して実行に移した。旅先はインドで期間は4ヶ月間。

なぜ、そんな無謀とも思える旅を思いついたのか?動機は何でしょうか?

それには2つの動機がありました。
一つは、大学のゼミのテーマが南北問題、つまりアジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの発展途上国の現代政治経済を勉強していたことによります。貧しい国の経済を立て直して、どうしたら先進国に追いつくことができるのか?という問題を議論していました。

そこで、机上の学問に限界を感じて、実際に百聞は一見にしかずとばかり、アジアの最貧国に訪れる計画を思いついたのです。

二つ目は、当時からスピリチュアルなことにたいへん興味がありましたので、北海道大学のインド哲学を勉強している友だちの影響もあり、旅先として当時、最も最貧国で精神世界に精通したインドを選択したのです。

カルカッタ(コルカタ)の安宿で出会った同年代のドイツ人と相部屋になったとき英語で話をしたとき、言われたのが「淳、おまえはほんとうにインスクルータブルな奴だな」いう言葉でした。最初、その単語の意味がわかりませんでしたが、あとで辞書で調べると不可思議という意味だとわかりました。

彼が言うには、今まで出会って話をした日本人とはまったく違うタイプでおもしろいという意味だけではなく、不可思議という表現をしたということです。

その後、大学を卒業したあと、海外渡航をメインにした旅行会社に就職。添乗員として30ヶ国、100都市以上合計200回以上の海外渡航を20代から40代の比較的若い頃にいろいろな文化、グルメ風景を含めて海外経験しました。

余談が長くなりましたが、ここからが本題の「ココが変だよ日本人」について、最近、特に目立つ事象を例にとって苦言を呈したいと思って筆をとりました。

日本人の過剰反応について

当初、文部科学省は新型コロナの濃厚接触者に大学入学共通テストを受験させないと告知しました。

これに対して反対の声が国民および官邸からもあって早速撤回はしましたが、後になって官僚主導の勇み足であることが判明し、現在では感染者でも後日、再試験を可能になっているようです。

これは日本の官僚機構が勝手に判断した勇み足です。

それから、極めつきは、高校サッカー選手権の準決勝を出場辞退に追い込まれたこと。それもたった2名の無症状の学生のために・・・

どんなに関東第一高校の生徒たちは落胆したことか?二人の選手はこれからの人生、一生負い目を背負って生きていくことになると思うと胸が張り裂ける思いです。

それから、同調圧力と自分の頭で考えない長いものには巻かれろという精神構造。ほぼ100%のマスク着用率にも表れています。

厚生労働省のホームページにも人と出会うことがなく、会話をしない散歩のような外出では、マスクは必要ないと言っているのに誰も見ていないようです。

官僚専制社会主義国家である日本、付和雷同の極みの日本人。
こんなところが、諸外国から見ると「ココが変だよ日本人」と見られていることを日本人はもっと自覚するべきです。

私は上記のような海外体験を通して外から日本を客観的に見る機会を得たことで日本の良さと弱点を鮮明に意識できるようになりました。

これから日本を背負って立つ若い人にほどんどん海外に行って諸外国に負けない日本人の誇りを培ってほしいものです。

コロナ禍が収束したらあなたも海外に行きましょう!


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