ChatGPT一強のから複数AIの比較の時代へ
GoogleのAIのBardが本気を出してきた。Googleの「Bard Extensions」という拡張機能で、BardとGmail、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google マップ、YouTubeなどを統合することができるようになりました。
今年三月、Googleは生成型AI BardのBetaテスト版をリリースしました。このバージョンは当初、アメリカとイギリスのユーザーにのみ公開され、英語のみをサポートしていました。
Bardは大きなアップデートを行い、現在40以上の言語をサポートしています。これにはアラビア語、中国語(簡体字/繁体字)、ドイツ語、ヒンディー語、スペイン語などが含まれます。
GoogleはBardの提供地域も拡大しましたが、中国はまだ含まれていません。
このアップデートは"Bard's biggest expansion to date"と称されています。
BardはGoogleのスマートレンズと連携し、ユーザーが画像やテキストをアップロードすると、Bardがその画像に関する情報を提供します。ただし、この機能は現在英語のみで利用可能です。
Bardはテキストを音声に変換する機能を追加しました。
ユーザーは以前のBardとの会話にいつでも戻ることができ、必要に応じて会話を整理することもできます。
Bardの回答を編集する新しいオプションが5つ追加されました。
PythonのコードをReplitにエクスポートすることも可能になりました。
Googleのサービスのインターフェイスになるという画期的なAIです。今のところ英語版のみですが、早晩日本語にも対応していくでしょう。いっぽう、ChatGPTも反撃に出てきました。
ChatGPTの最新アップデート(9月末か10月初旬に実装)ChatGPTが見る・聞く・話す!マルチモーダルモデルが実装されます。
1 会話型アシスタント 音声で話しかけると自然な
言葉で応じてプロの声優の声で応答してくれる。
2 画像認識機能 複数の画像でもプロンプトを入力
するとそれに対する回答が得られる。
3 アクセシビリティへの重要性 目の不自由な人にも
利用しやすいように設計されている。
生成AIの進歩はライバル同士がしのぎを削ることでどんどん進化しています。これからは、これを使いこなせるかどうかで人間の能力が評価される時代に突入したと痛感しています。