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コミュニケーションは相手の話が8割、自分の話が2割の傾聴力で決まる!(その1)
人は本来、話したい生き物なので、話上手な人より、話させ
上手な人が求められている。
実は、会話の主導権を握っているのは聴いている側。
三流は人の話を聞かない
二流は聞いたフリがうまい
一流は気持ちよくなる聞き方をする
話を聴く力をもつメリット
愛されキャラとして周囲の人を味方につけることができます。
信頼されるので、頼れる相談相手として見なされます。
あなたの話に興味と関心があることを態度で示すために話を
真剣に聴く態勢と姿勢を整える本題に入る前に気持ちよく話せる
空気を最初につくります。
つまりアイスブレイク(相手の緊張を解きほぐす質問を投げかける)
たとえば、「学生のときは何をしていましたか?」
「休日は何をしていますか?」など。
プライベートで共通点が見つかると会話が盛り上がり、その後の
関係性も深まります。また、相手が興味を持っているジャンルから、
明るい話題を見つけてもいい。
話を聴く力を倍増させるテクニック
1 相手の目もしくは顔全体を見て表情を観察しながら聴く。
2 大きくうなずきとあいづちを打ちながら話を傾聴する
少しオーバー過ぎるくらいの相づちやリアクションをする。
頷くのではなく、肯く(私はあなたを肯定しています)
目、耳、身体全体、心から聴くことを傾聴と言います。
相手の話に価値があるというリアクションをとって情感を
込めて言うことで相手が気持ちよくなります。
聴き上手の「さ・し・す・せ・そ」
■さすが!
■知らなかった~(かわいく言う)
■すごい!
■センス良い!
■そうなんですね!(同意、共感)
最後に「勉強になります」で追い打ちをかけると話手はさらに、
気持ちよくなります。
孔子と顔回のエピソード
孔子の一番弟子、顔回に学ぶ話を聴く力
子曰く、顔回と一日話したが、「はいはい」と頷くだけで
まるでアホウのようだ。引き下がったあとでひとりのときの
様子を見ていると、やはりハッとさせるものが十分ある。
顔回はバカではないと合点した。
子曰く、私が教訓を述べているとき、終いまで飽きずに
聴いているのは顔回だけだな。子曰く、顔回は私の言葉を
すべて黙って聞き、すばやく深く理解し、それを喜びと
していた(それが顔回の他の者にはないすぐれたところだ)
話手が沈黙して困ったときの「あ・か・さ・た・な」
■挨拶、自己紹介
■身体、建康
■最近気になること、ハマっていること
■食べ物の話
■名前、名前の由来
その2へ続く