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アジアのサッカー界に光明、サウジアラビアがアルゼンチンを撃破!

カタールで行われているサッカーワールドカップで衝撃の番狂わせ、
ジャイアントキリングが11月22日に発生しました。
公式戦36戦無敗のアルゼンチンに対して、FIFAランキング48位の
サウジアラビアが2-1で勝利しました。

そのため、サウジでは昨日の23日が国民の祝日になってレジャー施設
などが無料開放されてお祭り騒ぎになっていました。
アルゼンチンは、ファンタジスタのメッシ選手を擁する優勝候補の
ひとつで、サウジに負けたことはかなりの痛手でしょう。

そんな中、おもしろいニュースが飛び込んできました。
オーストラリアのベッティング会社、であるTABが、ある顧客が
アルゼンチンの勝利に16万ドル(約2,240万円)賭けました。オッズは
わずか1.13倍で、勝っても280万円しか儲かりません。

※ベッティングとは、
予測不可能なイベントやスポーツの勝敗を予想してお金を賭ける
ギャンブルの一種で、通常は2者間で行われます。

勝利を信じて疑わなかったからこその投資だったのでしょうが、蓋を
開けてみれば、公式戦36戦無敗の優勝候補をFIFAランキング48位の
サウジにまさかの敗戦。

この人は一瞬で2千万円以上を溶かしてしまいました。
メッシ自身も試合後、「こんな形で始まるとは思っていなかったので、
誰にとってもとてもつらく、ショックだ」という言葉通りになってしまい
ました。

TABの投稿欄には哀れみのコメントがたくさん集まっているとのこと。

それにしても、アジアのサッカーの実力は、欧州や南米から見たら
一段下に見られていただけにこの勝利はアジアのサッカー界に光明を
もたらすものでした。

それでは、勝利の原動力とその要因はなんだったのでしょうか?
それは、サウジのメンバーの実に11人中9人がアル・ヒラル所属選手で
あった点があげられます。

アル・ヒラルは、同国リーグ優勝18回、AFCチャンピオンズリーグ
優勝4回を誇る、サウジアラビアきっての名門です。
クラブ内で選手同士の連携を常にやっているメンバーで構成されて
いるので、かなりチームワークという点で優れていたと言えます。

産油国であるサウジは資金が潤沢でサッカー選手として十分、高給を
支払うことができるのでわざわざ、欧州に行かなくてもいい理由に
なっています。

そうした国内事情により、クラウブチーム内で大いに練習ができると
いうメリット生かせたのではないでしょうか?
強化がクラブ内でできてしまうということは、他国では真似ができない
最大の利点です。

今回の大番狂わせの裏には、こうした事情も隠されていました。

そして昨日、日本もドイツを撃破しました。
ドーハの悲劇から脱却してドーハの歓喜に塗り替えた日本に乾杯!

ただし、せっかくの大金星だったが、本日27日にポーランドに完敗。
日本も勝って兜の緒を締めよ!




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