![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63926911/rectangle_large_type_2_e7e7d9f5c1499f8a57238918f5a1cd3d.png?width=1200)
智辯学園和歌山高校 中谷仁監督
2021年夏、2年ぶりに開催された夏の甲子園。
大会2日目に登場した智弁学園(奈良のほう)を見て、優勝候補筆頭を確信しました。鋭いバッティングに選球眼、小坂監督の采配、負けん気120%のエース西村投手の安定感。(王雅って名前すごいよね!)
対する智弁和歌山は大会6日目に登場予定でしたが宮崎商の辞退により不戦勝となり、大会11日目に初戦を迎えることに。雨天順延が相次ぎ8月10日の開幕から15日経過してるんですよ!初戦の相手は作新に10-7と打ち勝った高松商。約1ヶ月ぶりの実戦ということで高松商が優位かなーと試合前に予想していたのですが、9回裏の高松商の追い上げを振り切り5-3で智弁和歌山の勝利。そこからは安定した試合運びで勝ち進み見事優勝。
智弁和歌山にとってのキモは初戦だったような気がします。有観客だったら会場の雰囲気が追い上げる高松商を後押しして、ひょっとしたらひょっとしていたのか・・・気になるところです。
決勝戦の解説で元横浜高校監督の渡辺さんが、選手達のピークをどこにもっていくのか、というお話をされていました。決勝戦に限らず、大会終盤になると他チームの疲弊度は増していくのに対して、智弁和歌山はチームがどんどん盛り上がっていったという印象です。その差がもっとも表れたのが決勝戦だったのではないでしょうか。19日間に6試合の奈良智弁と6日間で4試合の智弁和歌山。こうして文字にしてみると後者の方が "疲れそう” な感じがしますが、集中力やテンションの高さの継続という点では智弁和歌山にとってベストな日程だったのかもしれません。
試合後のインタビューを見ていて、中谷さんは監督として人として気持ちの良い方なんだろうなと思いました。プロ野球選手引退後に球団から声が掛かるのも、イチローさんが指導にやってきたのも中谷監督の人柄があってこそなのでは? 加えて就任3年目で全国制覇です。智弁和歌山に入りたい!って思う中学生は多いだろうな。
智弁グループ高嶋CEOの嬉しそうな顔が印象的な夏となりました。孫も大活躍だったしね!智弁和歌山のみなさん、優勝おめでとうございます!
参考サイト
https://number.bunshun.jp/articles/-/849591
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08301445/?all=1
https://number.bunshun.jp/articles/-/849586
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2021/08/31/post_65/
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202108300000117.html
https://www.youtube.com/watch?v=XLD_Aq9Q47c&t=27s
https://www.chunichi.co.jp/article/165142