【スト感想04】2020.03中 A級小倉劇場(小宮山せりなさん)
1:ゆきみ愛さん 熟練の技
2:黒井ひとみさん comical
3:鈴木千里さん 技巧
4:ALLIYさん 妖艶
5:小宮山せりなさん 和み
今回は、2020.03中のトリを務められた小宮山せりなさんの感想を記載したい。
2019年の小倉には、3中37周年公演と10頭の計2回来演。
もはや小宮山さんと小倉の周年はセット、まるで春一番という心地よい風を運んでくれるかの如くである。
「こみぃ侍」(お題間違いの場合は申し訳ない)についてポラ撮影時にお話した。
1番の見せ場は、やはり木刀で掛け軸を開くシーン、その掛け軸に書かれている言葉。
今回は、ゆきみ愛さんの周年に絡み、
「愛姐さん祝周年」
と書かれていた。
この演目について、ポラ撮影時に小宮山さんとお話した。
「いろんな場所での周年と呼ばれる時に、この作品を演ずる事で、お祝いムードが高まる。素晴らしい演目を持たれてますね?」
とお話したら、はにかみながら凄く喜んでおられたのが印象深い。
小宮山さんの演目を小倉で初めて拝見したのは、2019.03中。
印象として思ったのが、小宮山さんを見ていると、どんな辛いことがあっても悲しいことがあっても、小宮山さんの笑顔一つで全てが癒されてしまう。
ステージを見に来ているお客様や劇場全体を和やかに且つ、ほっこりさせてくれる。
まさに小宮山さんの天性のものだろう。
余談だが、2019.12中結の浅草ロック座「passion2」での2景(この時は椎菜アリスさんがメイン)でのシーン。
豊田愛菜さん演ずる女子高生を好きになる椎菜さん演ずる内気な女子高生と、同じく豊田さんを好きな小宮山さん演ずる明朗活発な女子高生のキャンパスライフのシーン。
結果的には豊田さんは椎菜さんを選ぶのだが、
小宮山さん演ずる女子高生は、振られた哀しいはずなのに、その素振りを全く見せず、最後までコミカルに周りを明るくさせていた。この演目でも小宮山さんらしさが出ていて、劇場内がほっこりさせられた気分となった。
あの2景での小宮山さんの役は、ロック演者多しと言えども、小宮山さんしか演じられないなぁと、観劇しながら思った。
2020.03中、今回の小倉周年も劇場内を明るくほっこりとさせてくれた小宮山さん。
ますますのご活躍を祈念したい。