くだものゼリーで行動観察
先日、勉強会でくだものゼリーを使った行動観察を行いました。
行動観察とは、実際の現場でユーザがどのような行動をとっているかを観察する定性分析の1つで、今回はゼリーを食べる人に、自分の行動や思ったことを口に出して話してもらう(思考発話法)をしてもらいながら観察者は行動を観察しました。
ゼリーを食べてるところを観察されたことがないので、少し恥ずかしかったです。
4人いたので、役割はこんな感じです。先輩方がゼリーを4つ買ってきてくださっていたので、ローテして役は回しました。
・ゼリー食べる人
・発話を記録する人
・行動を記録する人
・気になったことをメモする人
行動観察結果を時系列に並べた様子がこちら
ゼリーを食べているときの行動は人それぞれ色々出てきました。
私自身も気づいていない行動があって、なぜそんな行動を取ってるんだ私は?と思い返すことで新たな気付きになるものもありました。
ちなみにゼリーを食べているときの私の行動の一部がこちらだそうです。ゼリーの蓋開けた後にゼリーつついていたのは無意識でした…。
今考えれば、汁の様子を確かめたかったのかもしれません。
・ゼリーの汁がこぼれないように慎重に開ける
・ティッシュの上にゼリーの蓋を置く
・ゼリーをつつく
・具を避けてゼリーを食べる
普段何気なく無意識に行っていることですが、その行動の裏に理由が必ずあってそれをいかに見逃さずキャッチするかが大事なんだと思います…が、私は結構メモを取るのが遅い&記憶容量が少なくてあたふたすることが多いです。
これも慣れでしょうか…
ちなみに汁が垂れる問題はみんなが気にしてました。笑
じゃあ、汁が垂れなかったらいいかというとそんなことはないし、汁がないことによるデメリットも考えないといけないんだなと。
専門家の意見はやっぱり大事ですね。
今回は行動観察で、無意識の潜在ニーズを探ることを学びました。
そういえば、人が明確に言語化できる欲求は5%程度だという話を聞いたような。
変態と思われないように、ユーザをこっそり見るスキルを身に着けたいです。
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